JP3939454B2 - Pudding production method and inner frame for pudding production - Google Patents

Pudding production method and inner frame for pudding production Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンの製造法及びプリン製造用の中枠に関する。更に詳しくは、本発明は、合成樹脂製の容器に充填された熱凝固性プリン原料を、合成樹脂製容器の溶融、変形等をともなわずにオ−ブン等の加熱手段により加熱して凝固させるプリンの製造法、及びプリン原料を充填した合成樹脂製容器の溶融、変形等をともなわずにオ−ブン等の加熱手段を実施し得るプリン製造用の中枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱凝固性のプリン原料を容器に充填し、オ−ブン等の加熱手段で加熱し、プリン原料を凝固させてプリンとなすプリンの製造法は、従来から知られている。
【0003】
この場合のオ−ブンは、例えば図5に示すような構造のものが用いられていた。図5は、一般的な連続式オ−ブンの構造を示す模式図である。
【0004】
図5において、オ−ブン100は、本体101を備えており、本体101の中にはコンベア−102が設けられている。コンベア−102は、本体101に搬入されてくる天板1を、矢印Xの方向に搬送し、本体101の外に搬出する装置である。
【0005】
天板1はコンベア−102のベルト102aの上に載置され、矢印X方向に搬送されるが、本体101には加熱装置103、104、105、106、107及び108が備えられており、搬送される天板1を上下から加熱する。尚、加熱装置の数が更に多い形式のオ−ブンもある。
【0006】
天板1には、熱凝固性プリン原料を充填した容器が並べられ、更に水が張られており、前記加熱装置103、104、105、106、107、及び108によって容器は加熱される。この結果、天板1が本体101から搬出される段階で、熱凝固性プリン原料は加熱凝固され、プリンとなる。
【0007】
このような場合、従来から、容器の底部及び側壁部と、上部開口部とを異なる加熱雰囲気で加熱することが望ましいとされていた。このような目的のために、例えば、実開昭58−85978号公報に開示されたプリンの製造法においては、天板の中に容器を載置して水を張り、水の上に中枠をセットする。この中枠には、容器を懸垂する容器懸垂用孔が穿設されており、この容器懸垂用孔に容器を嵌合させて、容器の中ほどの高さ位置に中枠を固定するのである。そして、このような中枠をセットした天板をオ−ブンに入れて加熱すれば、中枠より下側は水が沸騰して湿熱雰囲気となり、中枠より上側は、それよりも乾熱雰囲気となるため、容器の底部及び側壁部は湿熱雰囲気で加熱され、容器の上部開口部はそれよりも乾熱雰囲気で加熱されることになる。
【0008】
しかしながら、このように容器の底部及び側壁部と、上部開口部とを異なる加熱雰囲気で加熱する方法においては、容器の材質を合成樹脂とした場合には、オ−ブン中で合成樹脂が過加熱状態になることがあり、この場合は容器が熱により溶融、変形することがあった。
【0009】
従来、合成樹脂製容器を使用する場合において、容器の溶融、変形等を防止する技術として特開平4−20255号に開示された技術(以下、従来技術と記載する。)が知られていた。
【0010】
図6は、従来技術における中枠及び天板の構造を説明する外観模式図である。図6において、天板1はトレイ状であり、内部に適量の水が張られる。この天板1に嵌合される中枠2には、複数の容器懸垂用孔3aが穿設されている。容器懸垂用孔3aには、合成樹脂製の容器Cが懸垂される。
【0011】
容器Cは、底部C1及び側壁部C2からなっており、上部開口部の周縁にはフランジ部C3が設けられている。従来技術では、このフランジ部C3を容器懸垂用孔3aの縁に引っ掛けて懸垂するのである。
【0012】
以上の天板1及び中枠2の使用方法を説明すれは、最初にプリン原料を充填した容器Cを、矢印Yのように中枠2の容器懸垂用孔3aに懸垂し、この中枠2を、矢印Zのように、水を張った天板1に嵌合する。
【0013】
この状態で、図5のオ−ブン100に搬入して加熱すれば、天板1に張った水は沸騰し、中枠2の下側は湿熱雰囲気で加熱され、中枠2の上側はそれよりも乾熱雰囲気で加熱される。この結果、容器Cの上部開口部ではプリン表面に適度の焦げが生じ、容器Cの下側は湿熱雰囲気で適度に加熱されるため、品質が良好なプリンが得られるとされている。
【0014】
そして、この従来技術においては、中枠2には複数の蒸気抜き孔109が穿設されている。この蒸気抜き孔109を通じて、中枠2の下側の蒸気を上側に抜き、中枠2の上側に蒸気を滞留させ、滞留した蒸気によって容器Cの過加熱を防止するのである。このようにして、容器Cの溶融又は変形を防止する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術では、単に中枠2に蒸気抜き孔109を穿設したのみであるため、中枠2の下側から上側に蒸気を逃がすことだけしかできず、容器Cの過加熱の防止は、専ら、中枠2の上側に自然に滞留する蒸気の作用によっており、過加熱防止の効果は万全ではなかった。このため、蒸気抜き孔109を設けているにもかかわらず、オ−ブンの加熱条件等によっては容器が溶融、変形する場合があった。
【0016】
即ち、前記従来技術では、容器Cの過加熱防止の効果はある程度は認められるが、溶融、変形等の危険性が大きいためにオ−ブン等の加熱手段の温度設定等を詳細に設定する必要があり、運転に注意を要するため、運転を監視する人員の作業負担が多く、また人員数も増加する必要があり、総じてランニングコストの増加を招き、プリン製品の品質が不安定になりやすい傾向にあった。
【0017】
また、容器Cについても、予め溶融、変形等が起こりにくい形状、大きさに設計する必要があり、容器Cの形状を設計する場合、自由度も制約を受けていた。
【0018】
更に、前記従来技術の中枠2にあっては、容器懸垂用孔3aは特定の容器Cのみを懸垂できる形状であるため、口径、形状等が異なる容器には適用することはできなかった。このため、種々の容器の大きさ、形状等に対応して、異なる中枠2を取り揃える必要があり、制作コストが増大するとともに、収納にも不便であった。
【0019】
本発明の目的は、合成樹脂製の容器の上部と下部との雰囲気を区分けして加熱するプリンの製造法であって、前記従来技術よりも容器の溶融、変形等を効果的に防止でき、加熱手段の監視作業の量が減少でき、運転コストが低減され、プリン製品の品質の安定性が高く、容器の設計の自由度を担保でき、更に少ない投資コストで実施でき、中枠の収納性が改善されるプリンの製造法を提供することである。
【0020】
本発明の他の目的は、前記プリンの製造法に使用する中枠を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第一の発明は、熱凝固性プリン原料を、上部開口部の周縁にフランジ部が設けられた合成樹脂製の容器に充填し、充填した容器を予め容器懸垂用孔を設けた中枠に懸垂し、懸垂した容器を前記中枠により区分し、区分した中枠の下側を湿熱雰囲気で上側をそれより乾熱雰囲気で各々加熱し、プリン原料を加熱凝固するとともに前記区分した中枠の下側から上側に蒸気を抜き、抜いた蒸気により加熱中の容器の過加熱を防止するプリンの製造法において、中枠の容器懸垂用孔の周囲に、懸垂した容器のフランジ部を持ち上げる複数の凸部が配置されており、前記凸部により持ち上げられたフランジ部と中枠との間に形成された間隙を介して中枠の下側から上側に蒸気を抜き、加熱中の容器のフランジ部に当該蒸気を接触させることを特徴とするプリンの製造法法、である。
【0022】
また、前記本発明の第一の発明は、前記凸部が、別体のアタッチメントに設けられており、前記アタッチメントが容器懸垂用孔に着脱自在に係着されること、を望ましい態様としている。
【0023】
前記課題を解決するための本発明の第二の発明は、上部開口部の周縁にフランジ部が設けられた合成樹脂製の容器を懸垂する容器懸垂用孔が設けられたプリン製造用の中枠であって、容器懸垂用孔の周囲に、前記容器懸垂用孔に容器を懸垂した場合に当該容器のフランジ部を持ち上げる複数の凸部が配置されており、前記凸部により持ち上げられたフランジ部と中枠との間に少なくとも1箇所の蒸気を抜く間隙が形成されることを特徴とするプリン製造用の中枠、である。
【0024】
また、前記本発明の第二の発明は、前記凸部が、別体のアタッチメントに設けられており、前記アタッチメントが容器懸垂用孔に着脱自在に係着されること、を望ましい態様としている。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について詳細に説明する。
【0026】
本発明のプリンの製造法は、前記従来技術と同様に、天板及び中枠を使用する。しかしながら、中枠の下側から上側に蒸気を抜く方法が前記従来技術とは根本的に相違するものである。
【0027】
本発明では、中枠の下側から上側に蒸気を抜く場合、容器の外側に当該蒸気を接触させながら行う。即ち、蒸気が中枠の下側から上側に移動する場合、必ず容器の外側に接触する状態で蒸気を抜くのである。
【0028】
前記従来技術においては(以下従来技術の説明については図6参照)、中枠2に別途蒸気抜き孔109を設けているため、蒸気抜き孔109を通過する蒸気は、容器Cに接触することは有り得ない。これに対して、本発明では、中枠2の下側の蒸気を、容器Cに接触させつつ中枠2の上側に抜くのである。
【0029】
蒸気を抜く手段、方法等はいかなるものでも良く、容器に蒸気を接触させる態様もいかなるものでも良い。要は、蒸気が中枠を通過する場合、容器に接触すれば良いのである。
【0030】
容器に蒸気が接触する箇所についても、特に制約はなく、容器がフランジ部で中枠に懸垂されている場合は、当該フランジ部に蒸気が接触すれば良い
【0031】
前記従来技術では、蒸気抜き孔109を通過して中枠2の上側に上昇した蒸気は、そのまま中枠2の上に滞留し、この様な蒸気の自然な滞留のみに依存して容器Cの過加熱を防止するため、効果が不安定であり、加熱条件によっては効果が全く消失することがあった。
【0032】
これに対して、本発明は、絶えず容器に蒸気が接触しており、このように蒸気が接触している限り容器が過加熱になることは有り得ず、容器の溶融、変形等の事故は完璧に防止できるのである。
【0033】
そして、オ−ブン等の加熱手段の温度条件が多少変動したとしても、容器に蒸気が接触しているため容器の溶融、変形等は起こらず、従って、オ−ブンの運転状況を監視するための作業量が軽減され、監視人員の削減を行うことが可能となるのである。また、プリン製品の品質も安定させることができる。
【0034】
更に、本発明の方法によれば、容器の溶融、変形等は確実に防止できるため、容器の設計に際して溶融、変形等の可能性を考慮する必要性が減少し、容器の形状を設計する際の自由度が大きくなるのである。
【0035】
本発明においては、中枠の下側から上側に蒸気を抜く操作は、中枠又は容器懸垂用孔の構造を予め工夫することによって行う。例えば、前記従来技術においては、容器Cを懸垂させた場合、容器Cは容器懸垂用孔に嵌合し、隙間はほとんど生じない。
【0036】
しかしながら、本発明によれば、中枠の構造が、懸垂した容器と中枠との間に少なくとも1箇所の間隙が形成されるように設計されている。この間隙の面積、形状等は特に限定されず、適宜設計することができるが、要は、容器を懸垂した場合、容器の外側の全てが容器懸垂用孔に隙間なく嵌まり込む状況でなくなれば良いのである。
【0037】
ただし、間隙の面積としては、蒸気が抜ける量を、ある程度確保できる面積であることが望ましく、中枠100cm2あたり少なくとも1cm2の開口比率であることが望ましい。
【0038】
このような間隙を介して、中枠の下側の蒸気を上側に抜いた場合、蒸気が必ず容器の外側に接触することとなり、本発明を効果的に実施することができるのである。
【0039】
また、中枠に別途蒸気抜き孔を設ける必要がなく、中枠又は容器懸垂用孔に単純な加工を行うだけで済むため、中枠の制作コストも低減できるのである。
【0040】
このような中枠の望ましい態様としては、例えば、容器懸垂用孔の周辺に複数の凸部を配置し、容器を懸垂した際に容器が凸部に引っ掛かって持ち上げられる態様を例示することができる。
【0041】
この場合に、凸部が最初から形成されている中枠を使用しても良い。例えば、前記従来技術においては、図6に示すように平板状の中枠を使用し、平板に容器懸垂用孔を設けて形成した中枠を使用していたが、この平板に替えて、波型板、ジグザグ型板、凸凹を有する板、凸凹模様入り板等、上下方向に変位がある板を使用するのである。この様な変位のある板に容器懸垂用孔を設けておけば、容器を懸垂した際に容器が適度に持ち上げられて間隙が形成される。この場合、例えば、波型板であれば波型の山の一つ一つが前記凸部であると解釈することができる。
【0042】
また、凸部を中枠に配置する際の考え方としては、中枠に逆に凹部を設けて、この凹部によって蒸気を通過する通路を形成するという発想もあるが、この場合も、凹部以外の箇所は、本発明の凸部であると解釈できるため、このような発想も本発明の技術的範囲に包含されることになる。
【0043】
本発明の参考の態様は、容器懸垂用孔が容器の外側よりも広い開口部を有しており、この開口部に容器を支持する複数の支持片が突設されているものである。
【0044】
容器懸垂用孔が、容器の外側よりも大きい開口部を有していれば、そのままの状態では容器を懸垂することができない。従って、別途、容器を支持するために複数の支持片を設け、この支持片によって容器を支持して懸垂する。このような構造にすることにより、支持片と支持片との間には、前記間隙が形成され、簡便に本発明の製造方法を実施することができるのである。この場合、容器懸垂用孔の開口部は、容器の外側よりも少なくとも1mm、望ましくは2〜10mm程度広いことが望ましい。
【0045】
尚、支持片が容器を支持する態様はいかなるものでも良く、容器のフランジ部を支持してもよく、側壁部で支持してもよい。また、支持片は水平方向に延びる形状に限られず、上下方向に向って延びる形状であっても良い。尚、支持片の形状、個数に制約がないことは言うまでもないが、個数は少なくとも4個、好ましくは少なくとも6個であることが望ましい。
【0046】
また、別体のアタッチメントを作成し、このアタッチメントに前記凸部又は支持片を設ける態様とすることもできる。この場合、アタッチメントは容器懸垂用孔に脱着自在に係着されるものとする。
【0047】
このような構成にすることにより、容器の形状、大きさに併せたアタッチメントを用意しておき、自在に交換することができる。従って、容器の種類毎に、中枠を取り揃える必要はなく、単にアタッチメントを交換すれば足りるため、中枠の製造コストが安価になり、収納にも便利となる。更に、一の中枠に複数種類の容器を懸垂させることができるため、製造計画の自由度が増加するのである。
【0048】
次に、本発明の中枠及び天板について説明する。
【0049】
以下の説明においては、本発明および本発明の参考の態様の要素には後記する実施例の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記している。本発明を後記実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであって、本発明の技術的範囲を実施例に限定するためのものではない。
【0050】
図1は、本発明の参考の態様の中枠の一実施例における容器懸垂用孔の形状を示す図である。図2乃び図3は、本発明の参考の態様の中枠の他の実施例における容器懸垂用孔の形状を示す図である。図4は、本発明の中枠の他の実施例の形状を示す斜視図である。
【0051】
本発明および本発明の参考の態様の中枠(2)は、容器懸垂用孔(3、13、23、33、43)が穿設されている点は、前記従来技術と同様である。ただし、本発明および本発明の参考の態様の容器懸垂用孔(3、13、23、33、43)は、その構造に特徴を有するものである。
【0052】
容器懸垂用孔(3、13、23、33、43)は中枠(2)に開口しているが、容器を懸垂させた際に、容器と中枠との間に少なくとも1箇所の蒸気抜き用の間隙(7、17、27、37、47)が形成される構造を有している。このために、この容器懸垂用孔(3、13、23、33、43)に容器を懸垂し、懸垂した中枠(2)を天板(1)に装着して従来と同様に使用すれば、中枠(2)の下側の蒸気は、間隙(7、17、27、37、47)を通って中枠(2)の上側に抜けることになる。
【0053】
この場合、間隙(7、17、27、37、47)は容器の外側に形成されているから、間隙(7、17、27、37、47)を通った蒸気は、必ず容器の外側に接触する。このため、加熱中には、容器の外側には中枠(2)の下側から出てきた蒸気が接触することになり、容器の過加熱は確実に防止され、容器の溶融、変形等は全く起こらないのである。
【0054】
このような容器懸垂用孔(3、13、23、33、43)の望ましい態様としては、例えば、中枠(2)に凸部(43)を備え、容器を懸垂した際に、容器を凸部(43)によって持ち上げて、間隙(47)を形成する態様を例示することができる。
【0055】
この場合は、容器懸垂用孔(43)の周辺にのみ凸部(43)を形成しても良いが、予め凸部(43)が形成された板を使用して中枠(2)を作成しても良い。
【0056】
また、容器の外側よりも広い開口部(4)を有し、この開口部(4)に、容器を支持する複数の支持片(5、15、25、35)を設けることも望ましい。この場合、容器を容器懸垂用孔(3、13、23、33、)に嵌合させた際に、隣り合った支持片(5、15、25、35)の間には、間隙(7、17、27、37)が形成される。
【0057】
また、この場合は、凸部(43)又は支持片(15、25、35)は、別体に形成されたアタッチメント(10、20)に設けることが望ましく、前記アタッチメント(10、20)は容器懸垂用孔(13、23)に着脱自在に係着される構造とするのである。
【0058】
以上、説明した本発明は、容器に半ば強制的に蒸気を吹き付けるものであるから、加熱中の容器には絶えず蒸気が接触することになり、容器の過加熱が効果的に防止される。即ち、本発明は、別途蒸気抜き孔を設けるという前記従来技術に比して、圧倒的に有利な効果を奏するのである。
【0059】
尚、前記の支持片を用いて容器を支持した場合には、前記従来技術のように単に容器を懸垂させただけの場合に比して、容器の安定性が高まり、加熱後の容器に蓋体をヒ−トシ−ルする際に、中枠及び天板にセットした状態でヒ−トシ−ルすることが可能となる。
【0060】
即ち、従来は、プリンを加熱凝固させた後は、中枠から容器を取り出した後、蓋体を被嵌し、ヒ−トシ−ルして密封していたが、前記のように支持体によって容器を嵌合させて支持する本発明の態様においては、容器が強固に支持されているため、中枠から取り出す前にヒ−トシ−ルの工程を行うことが可能となるのである。このような点においても、本発明は従来技術と比較して有利な効果を奏するのである。
【0061】
【実施例】
次に、実施例を示して本発明を詳述するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0062】
参考実施例1
図1は、本発明の参考の態様の中枠の一実施例における容器懸垂用孔の形状を示す図である。本の容器懸垂用孔3は、前記図6に示した従来技術と同様に、中枠2に穿設されているものである。
【0063】
図1においては、紙面が中枠2を示しており、この中枠2に容器懸垂用孔3が開口している状態を中枠2の上側から見た様子を示している。
【0064】
図1(ア)において、容器懸垂用孔3は、容器C(図6参照。容器については以下同じ。)を支持するための支持片5が孔縁部4に形成されている。支持片5は、容器懸垂用孔3の孔縁部4の全周にわたって8本が突設され、支持片5の先端面6は、容器の側壁部C2に略密着する形状に形成されている。
【0065】
図1(イ)は、このような容器懸垂用孔3に容器Cを嵌合した様子を示す図である。容器Cの側壁部C2は支持片5の先端面6の間に略々嵌合し、容器Cのフランジ部C3が支持片5に引っ掛かり、この結果、容器が中枠2に懸垂される。そして、容器Cのフランジ部C3と中枠2との間には、間隙7が形成される。
【0066】
このように容器Cを懸垂した状態で中枠2を天板1にセットし(図6参照)、オ−ブンで加熱すれば、中枠2の下側(紙面の奥側)から蒸気が発生し、間隙7を通過して中枠2の上側(紙面の手間側)に抜ける。蒸気は間隙7を通過して抜ける場合、容器の側壁部C2及びフランジ部C3に接触する。
【0067】
この結果、容器の側壁部C2及びフランジ部C3の表面は適度に湿熱雰囲気が維持され、過加熱状態になることがなく、容器Cの溶融、変形等が防止されるのである。
【0068】
尚、以上の参考実施例1においては、容器Cのフランジ部C3を支持片5に懸垂する態様を説明したが、容器Cの側壁部C2に予め段差(図示せず)を形成し、この段差を支持片5に引っ掛けて懸垂する態様であってもよい。また、容器Cの側壁部C2が、支持片5の先端面6に直接嵌合する態様であってもよい。
【0069】
参考実施例2
図2は、本発明の参考の態様の中枠の他の実施例における容器懸垂用孔の形状を示す図である。
【0070】
図2(ア)において、容器懸垂用孔13の概略の構造は、前記参考実施例1の容器懸垂用孔3と同様である。ただし、図2(ア)においては、容器懸垂用孔13は、脱着自在に係着できるアタッチメント10を備えており、このアタッチメント10に、支持片15が形成されている。この支持片15の作用及び効果は前記実施例1の支持片5と同様である。
【0071】
即ち、容器Cのフランジ部C3を支持片15に引っ掛け、容器Cを中枠2に懸垂するのである。この状態では、容器Cの外側と中枠2との間に間隙17が形成される。
【0072】
図2(イ)においては、容器懸垂用孔23には、全く同様に脱着自在のアタッチメント20が設けられており、このアタッチメント20には支持片25が形成されている。
【0073】
この図2(イ)における支持片25の先端面は、図2(ア)におけるアタッチメント10の支持片15の先端面よりも狭く配置されている。
【0074】
このため、図2(イ)のアタッチメント20は、図2(ア)のアタッチメント10に比して、小さい口径の容器C´を支持することができる。即ち、小口径の容器C´のフランジ部C´3を、支持片25に引っ掛けて容器C´を懸垂し、間隙27を形成するのである。
【0075】
このように、参考実施例2の中枠2は、アタッチメント10又は20を交換するだけで、懸垂する容器の口径を変更することができる。また、一つの中枠2で、異なる種類の容器を同時に処理することも可能となる。
【0076】
参考実施例3
図3は、本発明の参考の態様の中枠の他の実施例における容器懸垂用孔の形状を示す図である。
【0077】
図3(ア)のように、中枠2には、星型形状の容器懸垂用孔33が穿設されている。この場合、星型形状の突出している部分が支持片35と解することができる。図3(イ)は、容器C”を懸垂した状態を示しているが、容器C”のフランジ部C”3と中枠2との間には、多数の間隙37が形成される。
【0078】
尚、この参考実施例3の変形例としては、星型形状の容器懸垂用孔33の支持片35を上向き(即ち紙面の手前側)に若干曲げて、フランジ部C”3を持ち上げた状態で懸垂する態様を例示することができる。
【0079】
実施例4
図4は、本発明の中枠の一実施例の形状を示す斜視図である。
【0080】
図4(ア)に示すように、中枠2には、容器懸垂用孔43が穿設されている。容器懸垂用孔43は、前記従来技術の容器懸垂用孔3a(図6参照)と同一の形状及び大きさを有している。但し、容器懸垂用孔43の周囲には、凸部45が4個設けられている。
【0081】
このような容器懸垂用孔43に、前記従来技術と同一の容器Cを懸垂すれば、容器Cのフランジ部C3は、凸部45によって持ち上げられ、フランジ部C3と中枠2との間に間隙47が形成される。
【0082】
容器Cの側壁部C2(図参照)は、底部C1に向かって先細りのテ−パ−状であるため、図4(イ)のようにフランジ部C3が持ち上げられた場合は、容器懸垂用孔43の孔縁部44と、容器Cの側壁部C2との間には隙間があく。従って、この隙間を通って、間隙47から中枠2の下側の蒸気が噴出するのである
【0083】
参考実施例5
次に、本発明の製造法の参考実施例について説明する。
【0084】
牛乳63重量部に、全卵23重量部及び砂糖14重量部を添加し、混合撹拌し、60℃に加熱し、均質化し、のち室温に冷却し、プリン原料を調製した。
【0085】
これとは別に、水55重量部に、卵黄30重量部、砂糖10重量部、及びゼラチン5重量部を添加し、溶解し、35℃に加温し、オ−バ−ラン200%に泡立て、泡状原料を調製した。
【0086】
高結晶ポリプロピレン樹脂を用いたReve71φ−105M(岸本産業社製)105ml容の容器に前記プリン原料80ml、カラメルソ−ス3mlを充填し、2層に分離させ、次に前記泡状原料8mlをプリン原料の上に充填した。
【0087】
前記参考実施例1の中枠2(図1参照)のプリン懸垂用孔3にプラスチック製容器24個を懸垂し、天板1(図6参照。)にセットした。尚、天板1には予め80℃の湯を、湯面が容器の底に接触しない高さ(深さ約20mm)まで張っておいた。
【0088】
このようにセットした天板1を、市販の連続式コンベア−オ−ブン(図5参照)に通し、上火160℃、下火200℃で60分間焼成し、のち冷却し、合成樹脂製フィルムで容器を密封し、焼きプリン2000個を得た。
【0089】
以上のプリン製品は、全ての容器の内部に良好なプリンが形成されており、しかも全ての容器に溶融、変形等の現象は全く生じていなかった。
【0090】
比較例
前記参考実施例5と同一のプリン原料、容器、天板1を使用した。但し、中枠2は前記従来技術と同一のものを使用した(図6参照)。即ち、前記参考実施例1と同一の個数の容器を中枠2に懸垂させた。容器は容器懸垂用孔3aと嵌合しており、隙間は全くない状態であった。
【0091】
この状態で前記参考実施例5と同一の連続式コンベア−オ−ブンに通し、前記参考実施例5と同一の温度条件でプリンを焼成した。
【0092】
この結果、前記参考実施例5と同数の2000個のプリン製品を得ることができたが、そのうちの106個については、容器のフランジ部が過加熱によって変形しており蓋体のヒ−トシ−ルが不完全となっていた。
【0093】
【発明の効果】
以上、詳記したとおり本発明は、プリンの製造法及びその製造法に使用する中枠に関するものであり、本発明が奏する効果は、次のとおりである。
(1)本発明のプリンの製造法又は中枠は、従来技術よりも合成樹脂製容器の溶融、変形等を確実に防止することができる。
(2)本発明のプリンの製造法又は中枠は、加熱手段の監視作業量が低減可能であり、運転コストも低減され、プリン製品の品質の安定化を図ることができる。
(3)本発明のプリンの製造法又は中枠は、プリン容器を設計する場合、容器の形状、大きさ、材質等の自由度を確保できる。
(4)本発明のプリンの製造法又は中枠は、少ない投資コストで実施可能であり、中枠の収納性も改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の中枠の一実施例におけるプリン容器懸垂用孔の形状を示す図である。
【図2】図2は、本発明の中枠の他の実施例におけるプリン容器懸垂用孔の形状を示す図である。
【図3】図3は、本発明の中枠の他の実施例におけるプリン容器懸垂用孔の形状を示す図である。
【図4】図4は、本発明の中枠の他の実施例の形状を示す斜視図である。
【図5】図5は、一般的な連続式オ−ブンの構造を示す模式図である。
【図6】図6は、従来技術における中枠及び天板の構造を説明する外観模式図である。
【符号の説明】
1 天板
2 中枠
3、3a、13、23、33、43 容器懸垂用孔
5、15、25、35 支持片
7、17、27、37、47 間隙
45 凸部
100 連続式オ−ブン
101 本体
102 コンベア−
103、104、105、106、107、108 加熱装置
109 蒸気抜き孔
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a method for producing pudding and an inner frame for producing pudding. More specifically, the present invention solidifies the heat-settable pudding raw material filled in a synthetic resin container by heating it with a heating means such as oven without melting or deforming the synthetic resin container. The present invention relates to a pudding manufacturing method and an inner frame for pudding manufacturing in which heating means such as oven can be carried out without melting, deformation, etc. of a synthetic resin container filled with pudding raw materials.
[0002]
[Prior art]
  Conventionally known is a method for producing a pudding in which a container is filled with a heat-solidifying pudding material and heated by a heating means such as oven to solidify the pudding material to form a pudding.
[0003]
  The oven in this case has a structure as shown in FIG. 5, for example. FIG. 5 is a schematic diagram showing the structure of a general continuous oven.
[0004]
  In FIG. 5, the oven 100 includes a main body 101, and a conveyor 102 is provided in the main body 101. The conveyor 102 is a device that conveys the top plate 1 carried into the main body 101 in the direction of arrow X and carries it out of the main body 101.
[0005]
  The top plate 1 is placed on the belt 102a of the conveyor 102 and conveyed in the direction of arrow X. The main body 101 is provided with heating devices 103, 104, 105, 106, 107 and 108, and is conveyed. The top plate 1 is heated from above and below. Some types of ovens have a larger number of heating devices.
[0006]
  On the top plate 1, containers filled with thermocoagulable pudding raw materials are arranged and further filled with water, and the containers are heated by the heating devices 103, 104, 105, 106, 107 and 108. As a result, when the top plate 1 is unloaded from the main body 101, the thermosetting pudding raw material is heated and solidified to become pudding.
[0007]
  In such a case, conventionally, it has been desirable to heat the bottom and side walls of the container and the upper opening in different heating atmospheres. For this purpose, for example, in the method for producing pudding disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 58-85978, a container is placed on the top plate and water is applied to Set. A container suspension hole for suspending the container is formed in the middle frame, and the container is fitted into the container suspension hole to fix the middle frame at a middle height position of the container. . Then, if the top plate on which such an inner frame is set is placed in an oven and heated, the water below the inner frame boils and becomes a moist heat atmosphere, and the upper side from the inner frame has a dry heat atmosphere. Therefore, the bottom and side walls of the container are heated in a moist heat atmosphere, and the upper opening of the container is heated in a dry heat atmosphere.
[0008]
  However, in this method of heating the bottom and side walls of the container and the upper opening in different heating atmospheres, if the container is made of synthetic resin, the synthetic resin is overheated in the oven. In this case, the container may be melted and deformed by heat.
[0009]
  Conventionally, when a synthetic resin container is used, a technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-20255 (hereinafter referred to as conventional technique) has been known as a technique for preventing melting, deformation, and the like of the container.
[0010]
  FIG. 6 is a schematic external view illustrating the structure of the middle frame and the top plate in the prior art. In FIG. 6, the top plate 1 has a tray shape, and an appropriate amount of water is filled inside. A plurality of container suspension holes 3 a are formed in the middle frame 2 fitted to the top plate 1. A synthetic resin container C is suspended from the container suspension hole 3a.
[0011]
  The container C includes a bottom part C1 and a side wall part C2, and a flange part C3 is provided on the periphery of the upper opening. In the prior art, the flange portion C3 is hung on the edge of the container suspension hole 3a and suspended.
[0012]
  The method of using the top plate 1 and the middle frame 2 will be described below. First, the container C filled with the pudding raw material is suspended in the container suspension hole 3a of the middle frame 2 as indicated by the arrow Y. Is fitted to the top plate 1 filled with water as indicated by an arrow Z.
[0013]
  In this state, if it is carried into the oven 100 in FIG. 5 and heated, the water stretched on the top plate 1 will boil, the lower side of the middle frame 2 will be heated in a moist heat atmosphere, and the upper side of the middle frame 2 will be heated. Rather than being heated in a dry heat atmosphere. As a result, the pudding surface is moderately burnt at the upper opening of the container C, and the lower side of the container C is heated moderately in a moist heat atmosphere, so that a pudding with good quality can be obtained.
[0014]
  In this prior art, the middle frame 2 is provided with a plurality of vapor vent holes 109. The steam on the lower side of the middle frame 2 is drawn upward through the steam vent hole 109, the steam is retained on the upper side of the middle frame 2, and the overheated container C is prevented by the retained steam. In this way, the container C is prevented from melting or deforming.
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
  However, in the prior art, since the steam vent 109 is simply formed in the middle frame 2, it is only possible to release steam from the lower side to the upper side of the middle frame 2, and the overheating of the container C is prevented. Is exclusively due to the action of steam that naturally stays on the upper side of the middle frame 2, and the effect of preventing overheating was not perfect. For this reason, the container may be melted or deformed depending on the oven heating conditions, etc., despite the provision of the vapor vent hole 109.
[0016]
  That is, in the prior art, the effect of preventing overheating of the container C is recognized to some extent, but since the danger of melting, deformation, etc. is great, it is necessary to set the temperature setting of the heating means such as oven in detail. There is a need to pay attention to driving, and there is a heavy burden on the personnel who monitor driving, and the number of personnel also needs to increase, which generally leads to an increase in running costs and tends to make the quality of pudding products unstable. It was in.
[0017]
  The container C also needs to be designed in advance in a shape and size that are unlikely to melt, deform, etc. When designing the shape of the container C, the degree of freedom was also limited.
[0018]
  Furthermore, in the above-described middle frame 2 of the prior art, the container suspension hole 3a has a shape that allows only a specific container C to be suspended, and thus cannot be applied to containers having different diameters, shapes, and the like. For this reason, it is necessary to prepare different middle frames 2 corresponding to the sizes, shapes, and the like of various containers, which increases production costs and is inconvenient to store.
[0019]
  The object of the present invention is a pudding manufacturing method in which the atmosphere of the upper and lower parts of a synthetic resin container is divided and heated, and can effectively prevent melting, deformation, etc. of the container than the prior art, The amount of monitoring work for the heating means can be reduced, the operation cost can be reduced, the quality of the pudding product is high, the degree of freedom in designing the container can be secured, and the investment can be carried out with less investment cost, and the storage capacity of the inner frame Is to provide a method for producing pudding.
[0020]
  Another object of the present invention is to provide an inner frame for use in the method for producing the purine.
[0021]
[Means for Solving the Problems]
  The first invention of the present invention for solving the above-mentioned problems is to provide a thermocoagulable purine raw materialThe flange is provided on the periphery of the upper opening.Fill the container made of synthetic resin, suspend the filled container in the middle frame provided with the container suspension hole in advance, divide the suspended container by the middle frame, and upper the lower side of the divided middle frame in the humid heat atmosphere Is heated in a dry heat atmosphere, and the pudding raw material is heated and solidified, and steam is extracted from the lower side to the upper side of the divided inner frame, and the extracted steam prevents the overheating of the container being heated. In lawA plurality of convex portions for lifting the flange portion of the suspended container are arranged around the container suspension hole of the middle frame, and a gap formed between the flange portion lifted by the convex portion and the middle frame is provided. The steam is drawn from the lower side to the upper side through the middle frame, and the steam is brought into contact with the flange portion of the container being heated.A method for producing pudding characterized by the above.
[0022]
  The first invention of the present invention is,in frontConvexityDepartment is separateIt is provided in a body attachment, and it is desirable that the attachment is detachably attached to a container suspension hole.
[0023]
  The second invention of the present invention for solving the above-mentioned problems isA flange was provided on the periphery of the upper opening.A pudding manufacturing inner frame provided with a container suspension hole for suspending a synthetic resin container,Around the hole for container suspensionWhen a container is suspended in the container suspension holeA plurality of convex portions for lifting the flange portion of the container are arranged, and the flange portion lifted by the convex portionAn intermediate frame for producing pudding, characterized in that a gap for extracting at least one vapor is formed between the intermediate frame and the intermediate frame.
[0024]
  The second invention of the present invention is,in frontConvexityDepartment is separateIt is provided on the attachment of the body, and it is desirable that the attachment is detachably attached to the container suspension hole.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Next, the present invention will be described in detail.
[0026]
  The pudding manufacturing method of the present invention uses a top plate and an inner frame as in the prior art. However, the method of extracting steam from the lower side to the upper side of the middle frame is fundamentally different from the prior art.
[0027]
  In the present invention, when the steam is extracted from the lower side to the upper side of the middle frame, the steam is brought into contact with the outside of the container. That is, when the steam moves from the lower side to the upper side of the middle frame, the steam is surely extracted while in contact with the outside of the container.
[0028]
  In the prior art (refer to FIG. 6 for explanation of the prior art below), since the steam vent hole 109 is separately provided in the inner frame 2, the steam passing through the steam vent hole 109 does not contact the container C. Impossible. On the other hand, in the present invention, the steam on the lower side of the middle frame 2 is drawn to the upper side of the middle frame 2 while being in contact with the container C.
[0029]
  Any means, method, etc. for removing the vapor may be used, and any manner of bringing the vapor into contact with the container may be used. In short, when steam passes through the inner frame, it only has to contact the container.
[0030]
  There is no particular restriction on the location where steam contacts the container.YongIf the container is suspended from the inner frame at the flange, if steam comes into contact with the flangegood.
[0031]
  In the prior art, the steam that has passed through the steam vent 109 and has risen to the upper side of the middle frame 2 stays on the middle frame 2 as it is, and depends on only the natural retention of such steam. In order to prevent overheating, the effect is unstable, and depending on the heating conditions, the effect may disappear at all.
[0032]
  On the other hand, in the present invention, the steam is constantly in contact with the container. As long as the steam is in contact with the container, the container cannot be overheated, and accidents such as melting and deformation of the container are perfect. It can be prevented.
[0033]
  And even if the temperature conditions of the heating means such as oven slightly change, the vessel is not in contact with the steam, so that the vessel does not melt, deform, etc. Therefore, to monitor the oven operation status The amount of work is reduced, and the number of monitoring personnel can be reduced. In addition, the quality of the pudding product can be stabilized.
[0034]
  Further, according to the method of the present invention, since melting, deformation, etc. of the container can be surely prevented, the necessity of considering the possibility of melting, deformation, etc. is reduced in designing the container, and when designing the shape of the container The degree of freedom increases.
[0035]
  In the present invention, the operation of extracting steam from the lower side to the upper side of the middle frame is performed by devising the structure of the middle frame or the container suspension hole in advance.Yeah.For example, in the prior art, when the container C is suspended, the container C is fitted into the container suspension hole, and there is almost no gap.
[0036]
  However, this departureClearlyAccording to this, the structure of the middle frame is designed such that at least one gap is formed between the suspended container and the middle frame. The area, shape, etc. of this gap are not particularly limited and can be designed as appropriate, but the point is that when the container is suspended, all the outside of the container will fit into the container suspension hole without gaps. It ’s good.
[0037]
  However, the area of the gap is desirably an area that can ensure a certain amount of vapor escape, and preferably has an opening ratio of at least 1 cm 2 per 100 cm 2 of the inner frame.
[0038]
  When the steam on the lower side of the middle frame is drawn upward through such a gap, the steam always comes into contact with the outside of the container, and the present invention can be effectively implemented.
[0039]
  In addition, it is not necessary to provide a separate vapor vent hole in the middle frame, and it is only necessary to perform simple processing on the middle frame or the container suspension hole, so that the production cost of the middle frame can be reduced.
[0040]
  As a desirable aspect of such an inner frame, for example, around the hole for container suspensionpluralThe aspect which arrange | positions a convex part and can be lifted by a container being hooked on a convex part when a container is suspended can be illustrated.
[0041]
  In this case, you may use the middle frame from which the convex part was formed from the beginning. For example, in the prior art, a flat inner frame is used as shown in FIG. 6 and an intermediate frame formed by providing a container suspension hole on the flat plate is used. A plate having a displacement in the vertical direction, such as a template, a zigzag template, a plate having irregularities, a plate with irregularities, etc. is used. If a container suspension hole is provided in a plate having such a displacement, when the container is suspended, the container is appropriately lifted to form a gap. In this case, for example, in the case of a corrugated plate, each corrugated mountain can be interpreted as the convex portion.
[0042]
  Moreover, as a way of thinking when arranging the convex part on the middle frame, there is also an idea that a concave part is provided on the middle frame and a passage through which steam passes is formed by this concave part. Since the location can be interpreted as the convex portion of the present invention, such an idea is also included in the technical scope of the present invention.
[0043]
Reference of the present inventionIn the aspect, the container suspension hole has an opening that is wider than the outside of the container, and a plurality of support pieces that support the container protrude from the opening.
[0044]
  If the container suspension hole has an opening larger than the outside of the container, the container cannot be suspended as it is. Therefore, a plurality of support pieces are separately provided to support the container, and the container is supported and suspended by the support pieces. By adopting such a structure, the gap is formed between the support pieces, and the manufacturing method of the present invention can be carried out easily. In this case, the opening of the container suspension hole is desirably at least 1 mm, preferably about 2 to 10 mm wider than the outside of the container.
[0045]
  The support piece may support the container in any manner, and may support the flange portion of the container or the side wall portion. Further, the support piece is not limited to a shape extending in the horizontal direction, and may have a shape extending in the vertical direction. Needless to say, the shape and the number of support pieces are not limited, but the number is preferably at least 4, and preferably at least 6.
[0046]
  AlsoAnotherIt is also possible to create a body attachment and provide the attachment with the convex portion or the support piece. In this case, the attachment is removably attached to the container suspension hole.
[0047]
  By adopting such a configuration, an attachment suitable for the shape and size of the container can be prepared and exchanged freely. Therefore, it is not necessary to prepare a middle frame for each type of container, and it is sufficient to simply replace the attachment, so that the production cost of the middle frame is reduced and convenient for storage. Furthermore, since a plurality of types of containers can be suspended from one inner frame, the degree of freedom in manufacturing planning increases.
[0048]
  Next, the inner frame and the top plate of the present invention will be described.
[0049]
  In the following description, the present inventionAnd reference embodiments of the inventionIn order to facilitate the correspondence with the elements of the embodiments described later, the elements of these are appended with the reference numerals of the elements of the embodiments enclosed in parentheses. The reason why the present invention is described in correspondence with the reference numerals of the examples described later is to facilitate understanding of the present invention and is not intended to limit the technical scope of the present invention to the examples.
[0050]
  FIG. 1 shows the present invention.Reference aspects ofIt is a figure which shows the shape of the hole for container suspension in one Example of a middle frame. 2 and 3 show the present invention.Reference aspects ofIt is a figure which shows the shape of the hole for container suspension in the other Example of the inner frame. FIG. 4 is a perspective view showing the shape of another embodiment of the middle frame of the present invention.
[0051]
  The present inventionAnd reference embodiments of the inventionThe middle frame (2) is the same as the prior art in that the container suspension holes (3, 13, 23, 33, 43) are formed. However, the present inventionAnd reference embodiments of the inventionThe container suspension holes (3, 13, 23, 33, 43) are characterized by their structure.
[0052]
  The container suspension holes (3, 13, 23, 33, 43) open to the middle frame (2), but when the container is suspended, at least one steam vent is provided between the container and the middle frame. It has a structure in which gaps (7, 17, 27, 37, 47) are formed. For this purpose, the container is suspended in the container suspension holes (3, 13, 23, 33, 43), and the suspended middle frame (2) is mounted on the top plate (1) and used in the same manner as before. The steam on the lower side of the middle frame (2) escapes to the upper side of the middle frame (2) through the gaps (7, 17, 27, 37, 47).
[0053]
  In this case, since the gaps (7, 17, 27, 37, 47) are formed outside the container, the vapor passing through the gaps (7, 17, 27, 37, 47) always contacts the outside of the container. To do. For this reason, during heating, the vapor coming out from the lower side of the middle frame (2) comes into contact with the outside of the container, and overheating of the container is reliably prevented, and melting, deformation, etc. of the container are prevented. It doesn't happen at all.
[0054]
  As a desirable aspect of such a container suspension hole (3, 13, 23, 33, 43), for example, a convex portion (43) is provided on the inner frame (2), and the container is projected when the container is suspended. The aspect which lifts by a part (43) and forms the clearance gap (47) can be illustrated.
[0055]
  In this case, the convex part (43) may be formed only around the container suspension hole (43), but the middle frame (2) is created using a plate on which the convex part (43) has been previously formed. You may do it.
[0056]
  It is also desirable to have an opening (4) wider than the outside of the container, and to provide a plurality of support pieces (5, 15, 25, 35) for supporting the container in this opening (4). In this case, when the container is fitted into the container suspension hole (3, 13, 23, 33), the gap (7, 17, 27, 37) are formed.
[0057]
  In this case, the protrusion (43) or the support piece (15, 25, 35)AnotherThe attachment (10, 20) is preferably provided on the body, and the attachment (10, 20) is detachably attached to the container suspension hole (13, 23).
[0058]
  Since the present invention described above is forcibly sprayed with steam on the container, the steam is constantly in contact with the container being heated, and overheating of the container is effectively prevented. That is, the present invention has an overwhelmingly advantageous effect as compared with the prior art in which a separate steam vent is provided.
[0059]
  In addition, when the container is supported using the support piece, the stability of the container is increased compared to the case where the container is simply suspended as in the prior art, and the heated container is covered with the lid. When the body is heat-sealed, it can be heat-sealed in a state of being set on the middle frame and the top plate.
[0060]
  That is, in the past, after the pudding was heated and solidified, the container was taken out from the inner frame, and then the lid was fitted and sealed by heat sealing. In the embodiment of the present invention in which the container is fitted and supported, since the container is firmly supported, the heat sealing process can be performed before taking out from the inner frame. Even in this respect, the present invention has an advantageous effect as compared with the prior art.
[0061]
【Example】
  Next, the present invention will be described in detail with reference to examples, but the present invention is not limited to the following examples.
[0062]
referenceExample 1
  FIG. 1 shows the present invention.Reference aspects ofIt is a figure which shows the shape of the hole for container suspension in one Example of a middle frame. BookExampleThe container suspension hole 3 is formed in the middle frame 2 in the same manner as the prior art shown in FIG.
[0063]
  In FIG. 1, the paper surface shows the middle frame 2, and the state in which the container suspension hole 3 is opened in the middle frame 2 is shown from the upper side of the middle frame 2.
[0064]
  In FIG. 1A, the container suspension hole 3 is formed with a support piece 5 in the hole edge 4 for supporting the container C (see FIG. 6; the same applies to the container hereinafter). Eight support pieces 5 are provided so as to protrude over the entire circumference of the hole edge 4 of the container suspension hole 3, and the tip surface 6 of the support piece 5 is formed in a shape that is substantially in close contact with the side wall C 2 of the container. .
[0065]
  FIG. 1A is a diagram showing a state in which the container C is fitted into such a container suspension hole 3. The side wall portion C2 of the container C is substantially fitted between the front end surfaces 6 of the support pieces 5, and the flange portion C3 of the container C is hooked on the support piece 5. As a result, the container is suspended from the middle frame 2. A gap 7 is formed between the flange portion C3 of the container C and the middle frame 2.
[0066]
  When the middle frame 2 is set on the top plate 1 with the container C suspended (see FIG. 6) and heated by oven, steam is generated from the lower side of the middle frame 2 (the back side of the paper). Then, it passes through the gap 7 and comes out to the upper side of the middle frame 2 (the laborious side of the page). When the vapor passes through the gap 7, it comes into contact with the side wall C2 and the flange C3 of the container.
[0067]
  As a result, the surface of the side wall portion C2 and the flange portion C3 of the container is appropriately maintained in a moist and hot atmosphere, and is not overheated, and the container C is prevented from being melted or deformed.
[0068]
  The abovereferenceIn Example 1, although the aspect which hangs the flange part C3 of the container C to the support piece 5 was demonstrated, the level | step difference (not shown) was formed in the side wall part C2 of the container C previously, and this level | step difference was made to the support piece 5. The aspect which hangs by hanging may be sufficient. Further, the side wall portion C <b> 2 of the container C may be directly fitted to the distal end surface 6 of the support piece 5.
[0069]
referenceExample 2
  FIG. 2 illustrates the present invention.Reference aspects ofIt is a figure which shows the shape of the hole for container suspension in the other Example of the inner frame.
[0070]
  2A, the schematic structure of the container suspension hole 13 is as described above.referenceThis is the same as the container suspension hole 3 of the first embodiment. However, in FIG. 2A, the container suspension hole 13 includes an attachment 10 that can be detachably engaged, and a support piece 15 is formed on the attachment 10. The operation and effect of the support piece 15 are the same as those of the support piece 5 of the first embodiment.
[0071]
  That is, the flange portion C3 of the container C is hooked on the support piece 15, and the container C is suspended from the middle frame 2. In this state, a gap 17 is formed between the outside of the container C and the middle frame 2.
[0072]
  In FIG. 2A, the container suspension hole 23 is provided with a detachable attachment 20 in the same manner, and a support piece 25 is formed on the attachment 20.
[0073]
  The front end surface of the support piece 25 in FIG. 2A is arranged narrower than the front end surface of the support piece 15 of the attachment 10 in FIG.
[0074]
  For this reason, the attachment 20 in FIG. 2 (a) can support a container C ′ having a smaller diameter than the attachment 10 in FIG. 2 (a). That is, the flange C′3 of the small-diameter container C ′ is hooked on the support piece 25, and the container C ′ is suspended to form the gap 27.
[0075]
  in this way,referenceThe inner frame 2 of the second embodiment can change the diameter of the suspended container simply by replacing the attachment 10 or 20. In addition, it is possible to process different types of containers at the same time with one middle frame 2.
[0076]
referenceExample 3
  FIG. 3 illustrates the present invention.Reference aspects ofIt is a figure which shows the shape of the hole for container suspension in the other Example of the inner frame.
[0077]
  As shown in FIG. 3A, a star-shaped container suspension hole 33 is formed in the middle frame 2. In this case, the protruding portion of the star shape can be understood as the support piece 35. FIG. 3A shows a state in which the container C ″ is suspended, but a large number of gaps 37 are formed between the flange portion C ″ 3 of the container C ″ and the middle frame 2.
[0078]
  In addition, thisreferenceAs a modified example of the third embodiment, the support piece 35 of the star-shaped container suspension hole 33 is slightly bent upward (that is, the front side of the paper) and suspended in a state where the flange portion C ″ 3 is lifted. It can be illustrated.
[0079]
Example 4
  FIG. 4 shows the middle frame of the present invention.The fruit ofIt is a perspective view which shows the shape of an Example.
[0080]
  As shown in FIG. 4A, a container suspension hole 43 is formed in the middle frame 2. The container suspension hole 43 has the same shape and size as the conventional container suspension hole 3a (see FIG. 6). However, four convex portions 45 are provided around the container suspension hole 43.
[0081]
  If the same container C as in the prior art is suspended in the container suspension hole 43, the flange portion C3 of the container C is lifted by the convex portion 45, and a gap is formed between the flange portion C3 and the middle frame 2. 47 is formed.
[0082]
  Side wall C2 of container C (see FIG.6Since the taper is tapered toward the bottom C1, when the flange C3 is lifted as shown in FIG. 4 (a), the hole edge 44 of the container suspension hole 43, There is a gap between the container C and the side wall C2. Therefore, the lower steam of the middle frame 2 is ejected from the gap 47 through this gap..
[0083]
referenceExample 5
  Next, the production method of the present inventionreferenceExamples will be described.
[0084]
  23 parts by weight of whole egg and 14 parts by weight of sugar were added to 63 parts by weight of milk, mixed and stirred, heated to 60 ° C., homogenized, and then cooled to room temperature to prepare a pudding raw material.
[0085]
  Separately, in 55 parts by weight of water, 30 parts by weight of egg yolk, 10 parts by weight of sugar, and 5 parts by weight of gelatin are added, dissolved, heated to 35 ° C. and foamed to 200% overrun. A foamy raw material was prepared.
[0086]
  Reve 71φ-105M (manufactured by Kishimoto Sangyo Co., Ltd.) using high crystalline polypropylene resin is filled into a 105 ml container with 80 ml of the pudding raw material and 3 ml of caramel sauce, separated into two layers, and then 8 ml of the foamy raw material is used as the pudding raw material. Filled on top.
[0087]
  SaidreferenceTwenty-four plastic containers were suspended in the pudding suspension hole 3 of the middle frame 2 (see FIG. 1) of Example 1 and set on the top plate 1 (see FIG. 6). The top plate 1 was preliminarily stretched with hot water at 80 ° C. to a height (depth of about 20 mm) at which the hot water surface did not contact the bottom of the container.
[0088]
  The top plate 1 set in this way is passed through a commercially available continuous conveyor oven (see FIG. 5), baked for 60 minutes at 160.degree. The container was sealed with 2,000 baked puddings.
[0089]
  In the above pudding products, good pudding was formed in all the containers, and no phenomena such as melting and deformation occurred in all the containers.
[0090]
Comparative example
  SaidreferenceThe same pudding raw material, container, and top plate 1 as in Example 5 were used. However, the middle frame 2 was the same as that in the prior art (see FIG. 6). That is, the abovereferenceThe same number of containers as in Example 1 were suspended from the middle frame 2. The container was fitted with the container suspension hole 3a, and there was no gap at all.
[0091]
  In this statereferencePass through the same continuous conveyor oven as in Example 5,referenceThe pudding was fired under the same temperature conditions as in Example 5.
[0092]
  As a result,referenceThe same number of 2000 pudding products as in Example 5 could be obtained, but for 106 of them, the flange portion of the container was deformed by overheating, and the heat seal of the lid was incomplete. It was.
[0093]
【The invention's effect】
  As described above in detail, the present invention relates to a method for producing pudding and an inner frame used for the method, and the effects of the present invention are as follows.
(1) The pudding production method or the inner frame of the present invention can surely prevent melting, deformation, and the like of a synthetic resin container as compared with the prior art.
(2) With the pudding manufacturing method or the inner frame of the present invention, the monitoring work amount of the heating means can be reduced, the operation cost can be reduced, and the quality of the pudding product can be stabilized.
(3) When designing a pudding container, the pudding manufacturing method or the inner frame of the present invention can ensure the flexibility of the shape, size, material, etc. of the container.
(4) The pudding production method or middle frame of the present invention can be implemented with a small investment cost, and the storage property of the middle frame is also improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing the shape of a pudding container suspension hole in an embodiment of a middle frame of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing the shape of a pudding container suspension hole in another embodiment of the middle frame of the present invention.
FIG. 3 is a view showing the shape of a pudding container suspension hole in another embodiment of the middle frame of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing the shape of another embodiment of the inner frame of the present invention.
FIG. 5 is a schematic diagram showing the structure of a general continuous oven.
FIG. 6 is a schematic external view illustrating the structure of the middle frame and the top plate in the prior art.
[Explanation of symbols]
1 Top plate
2 Middle frame
3, 3a, 13, 23, 33, 43 Container suspension hole
5, 15, 25, 35 Support piece
7, 17, 27, 37, 47 Gap
45 Convex
100 continuous oven
101 body
102 Conveyor
103, 104, 105, 106, 107, 108 Heating device
109 Vapor vent

Claims (4)

熱凝固性プリン原料を、上部開口部の周縁にフランジ部が設けられた合成樹脂製の容器に充填し、充填した容器を予め容器懸垂用孔を設けた中枠に懸垂し、懸垂した容器を前記中枠により区分し、区分した中枠の下側を湿熱雰囲気で上側をそれより乾熱雰囲気で各々加熱し、プリン原料を加熱凝固するとともに前記区分した中枠の下側から上側に蒸気を抜き、抜いた蒸気により加熱中の容器の過加熱を防止するプリンの製造法において、中枠の容器懸垂用孔の周囲に、懸垂した容器のフランジ部を持ち上げる複数の凸部が配置されており、前記凸部により持ち上げられたフランジ部と中枠との間に形成された間隙を介して中枠の下側から上側に蒸気を抜き、加熱中の容器のフランジ部に当該蒸気を接触させることを特徴とするプリンの製造法。Fill the thermosettable pudding raw material into a synthetic resin container with a flange at the periphery of the upper opening, suspend the filled container in the middle frame with the container suspension holes in advance, It is divided by the middle frame, and the lower side of the divided middle frame is heated in a moist heat atmosphere and the upper side is heated in a dry heat atmosphere, respectively, to solidify the pudding raw material and steam from the lower side to the upper side of the divided middle frame. In the pudding manufacturing method that prevents overheating of the container being heated by the extracted and extracted steam, a plurality of protrusions for lifting the flange of the suspended container are arranged around the container suspension hole of the inner frame. The steam is drawn from the lower side to the upper side through the gap formed between the flange part lifted by the convex part and the middle frame, and the steam is brought into contact with the flange part of the container being heated. Of pudding characterized by 前記凸部が、別体に形成されたアタッチメントに設けられており、前記アタッチメントが容器懸垂用孔に着脱自在に係着される請求項に記載のプリンの製造法。The method for producing a pudding according to claim 1 , wherein the convex portion is provided in an attachment formed separately , and the attachment is detachably attached to a container suspension hole. 上部開口部の周縁にフランジ部が設けられた合成樹脂製の容器を懸垂する容器懸垂用孔が設けられたプリン製造用の中枠であって、容器懸垂用孔の周囲に、前記容器懸垂用孔に容器を懸垂した場合に当該容器のフランジ部を持ち上げる複数の凸部が配置されており、前記凸部により持ち上げられたフランジ部と中枠との間に少なくとも1箇所の蒸気を抜く間隙が形成されることを特徴とするプリン製造用の中枠。 An inner frame for producing pudding provided with a container suspension hole for suspending a synthetic resin container provided with a flange at the periphery of the upper opening, and for the container suspension around the container suspension hole When the container is suspended in the hole, a plurality of convex portions for lifting the flange portion of the container are arranged, and a gap for extracting at least one vapor is provided between the flange portion lifted by the convex portion and the middle frame. An inner frame for producing pudding characterized by being formed. 前記凸部が、別体に形成されたアタッチメントに設けられており、前記アタッチメントが容器懸垂用孔に着脱自在に係着される請求項に記載のプリン製造用の中枠。The inner frame for producing a pudding according to claim 3 , wherein the convex portion is provided in an attachment formed separately , and the attachment is detachably attached to a container suspension hole.
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