JP3939087B2 - トナー移送ポンプ及び該ポンプを有する画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステータと、該ステータの貫通孔に回転自在に配置され、ステータよりも剛性の高い剛体より成るロータとを具備し、前記ステータの貫通孔は、螺旋状に延びる2条の溝により形成され、前記ロータは、該ロータの外周面と前記ステータの貫通孔の内周面との間に粉体状のトナー移送用の空隙が形成されるように、螺旋状に延びているトナー移送ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして構成される画像形成装置において、粉体状のトナーを搬送する目的で上記形式のトナー移送ポンプを用いることは従来より周知である(例えば、特開平11−84873号公報参照)。このトナー移送ポンプは、一軸偏心スクリューポンプ、或いは一般にモーノポンプとも称せられている。
【0003】
上記形式のトナー移送ポンプは、ロータが回転することにより、該ロータの外周面とステータの貫通孔内周面との間に区画された空隙が移動し、その空隙に封入されたトナーが移送されるように構成されている。一般に、ロータは剛体により構成され、ステータは弾性体より成り、その貫通孔に配置された剛体より成るロータが、当該貫通孔の内周面に摺接しながら回転するので、ステータの貫通孔内周面は、ロータから受ける摩擦力によって経時的に摩耗する。この摩耗によるステータの貫通孔内周面の削れ量が多くなると、上述の空隙の密閉性が低下し、トナー移送ポンプのトナー吸い込み側の吸引圧力(負圧)が小さな値となる。これによってトナーの移送能力が低下し、その程度が著しくなると、トナー移送ポンプが寿命となる。
【0004】
上述したところから判るように、トナー移送ポンプの寿命を伸ばし、その耐久性を向上させるには、ステータ内周面の経時的な摩耗を可能な限り抑えることが重要であるが、従来のトナー移送ポンプにおいては、このような点が特に考慮されていなかったため、その寿命は短かいものとなっていた。特に、冒頭に記載した形式のトナー移送ポンプは、そのロータがステータの内周面を局部的に大きな圧力で加圧し、そのステータ部分を大きく圧縮変形させるので、当該トナー移送ポンプの寿命を伸ばしその耐久性を向上させることは容易ではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、簡単な構成によって耐久性を向上させることのできる冒頭に記載した形式のトナー移送ポンプを提供することにある。
【0006】
本発明の第2の目的は、上記トナー移送ポンプを備えた画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記第1の目的を達成するため、冒頭に記載した形式のトナー移送ポンプにおいて、移送されるトナーが、0.5重量%以上のシリカを外添して成る粉体状のトナーであり、前記ステータがJISA硬度50度以下の弾性材料により構成されていることを特徴とするトナー移送ポンプを提案する(請求項1)。
【0008】
その際、前記ステータを構成する弾性材料がクロロプレンゴムであると有利である(請求項2)。
【0009】
また、上記請求項1又は2に記載のトナー移送ポンプにおいて、前記ロータが比重2.5以上の材料により構成されていると特に有利である(請求項3)。
【0010】
さらに、上記請求項3に記載のトナー移送ポンプにおいて、前記ロータは、亜鉛材料をダイカスト成形した成形品より成るとさらに有利である(請求項4)。
【0011】
また、上記請求項4に記載のトナー移送ポンプにおいて、前記成形品より成るロータの外周面がバレル研磨されているとより一層有利である(請求項5)。
【0012】
さらに、本発明は、上記第2の目的を達成するため、上記請求項1乃至5のいずれかに記載のトナー移送ポンプを具備することを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項6)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
【0014】
図1は、図示していない画像形成装置本体内に配置されたトナー移送ポンプの縦断面図であり、この例では、このトナー移送ポンプ5が粉体状のトナーTを後述するように移送し、その粉体状のトナーTを現像装置3の現像容器4に供給するように構成されている。画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして構成される。
【0015】
ここに示したトナー移送ポンプ5は、弾性体より成るステータ7と、そのステータ7の貫通孔6に回転自在に配置された剛体より成るロータ8とを具備する。ステータ7の貫通孔6は、所定のピッチをあけて、当該貫通孔6の中心軸線のまわりに螺旋状に延びる2条の溝により形成され、ロータ8は、そのロータ8の外周面とステータ7の貫通孔6の内周面との間に粉体状のトナー移送用の空隙Sが形成されるように、螺旋状に延びている。ロータ8は、そのいずれの横断面も円形をなし、その円形の中心が、ロータ8の中心軸線に対して偏心してその中心軸線のまわりに螺旋状に延びているのである。ステータ7は、螺旋構造のロータ8を包み含むようにして、該ロータ8と接触係合し、ケース9に不動に保持されている。かかるロータ8とステータ7を有するトナー移送ポンプが、一軸偏心スクリューポンプ或いはモーノポンプとも称せられているポンプである。ステータ7とロータ8の材質については後に詳しく説明する。
【0016】
後述するように、トナーは貫通孔6の入口開口20の側から出口開口21の側に移送されるが、この入口開口20の側のロータ8の端部を入口側端部23と称し、出口開口21の側のロータ8の端部を出口側端部22と称することにすると、この出口側端部22には、ピン継手10を介して連結軸11が連結され、この連結軸11は、さらに他のピン継手19を介して駆動軸18に連結され、該駆動軸18は、軸受12を介して、下部が開放されたケーシング13に回転自在に支持されている。ケーシング13の外部に突出した駆動軸部分には、ギア14が固定され、このギア14には図示していない相手ギアが噛み合い、同じく図示していない駆動モータの回転が、これらのギアを介して駆動軸18及び連結軸11に伝えられ、これによってロータ8が回転駆動されるように構成されている。ケーシング13は前述のケース9に固定されており、また連結軸11が位置する側と反対側のケース9の端部側には、トナー入口管15の一端側がそのケース9に一体に接続されている。
【0017】
本例のトナー移送ポンプ5は以上のように構成されており、そのトナー入口管15の他端側には、例えば可撓性のチューブより成るトナー移送管51の一端が接続され、そのトナー移送管51の他端は、図示していないトナー容器のトナー排出口に接続されている。このトナー容器は画像形成装置本体の内部又は外部に着脱可能に配置され、そのトナー容器内に粉体状のトナー、すなわち粉体トナーが収容されている。
【0018】
また、ケーシング13はその下部が現像装置3の現像容器4に接続され、ケーシング13の内部と現像容器4の内部が連通している。それ自体周知のように、現像装置3の現像容器4内には、例えばトナーとキャリアを有する粉体状の二成分系現像剤(図示せず)が収容され、その現像剤中のトナーによって、同じく図示していない像担持体の表面にトナー像が形成される。
【0019】
現像装置3の図示していないトナー濃度センサによって、現像容器4内の二成分系現像剤のトナー濃度低下が検知されると、前述の駆動モータによって駆動軸18及び連結軸11が回転駆動され、ロータ8が回転を開始する。これにより、ステータ7の貫通孔内周面とロータ8の外周面との間に形成された空隙Sが図1における右方へ移動し、これにより、貫通孔6の入口開口20の側、すなわちトナー移送ポンプ5のトナー吸い込み側に吸引圧力が発生し、トナー移送管51内のトナーが、貫通孔6の入口開口20から空隙Sに送り込まれて図1における右方へ移送される。次いでこのトナーは貫通孔6の出口開口21から、ケーシング13内に排出される。このように、ロータ8の回転により、粉体状のトナーTを、貫通孔6の入口開口20の側から出口開口21の側に移送することができ、ステータ7の貫通孔6から排出されたトナーTは、ケーシング13を通して現像容器4内の二成分系現像剤中に供給される。所定時間を経過すると、ロータ8の回転が停止する。このようなトナー供給が行われることにより、現像容器4内の現像剤のトナー濃度が所定の範囲内に保たれ、所定濃度のトナー像を像担持体上に形成することができる。
【0020】
上述のように、トナー移送ポンプ5は、ステータ7よりも剛性の高い剛体より成るロータ8が、弾性体より成るステータ7の貫通孔内周面に圧接し、その内周面部分を弾性変形させ、これにより各空隙Sを密閉し、ここに封入されたトナーTを移送するように構成されている。その際、先にも説明したように、ステータ7の貫通孔内周面がロータ8から受ける摩擦力によって摩耗し、その削れ量が多くなると、空隙Sの密閉性が低下し、これによりトナー移送ポンプ5の吸い込み側の吸引圧力が下がり、トナーの移送述力が低下して遂にはトナー移送ポンプが寿命となる。
【0021】
本例のトナー移送ポンプ5は、その寿命を伸ばして耐久性を向上させるために、次の構成が採用されている。
【0022】
その第1は、このトナー移送ポンプ5により移送されるトナーとして、0.5重量%以上のシリカを外添して成る粉体状のトナーを用いる点にある。画像形成装置に用いられるトナーには、従来より、その流動性を高めるため、微粉末状のシリカが外添されているが、その添加量を増やし、0.5重量%以上のシリカを含む粉体状のトナーを用いるのである。このようなトナーは、その流動性が非常に高まり、かかるトナーをトナー移送ポンプ5によって移送するのに必要とされる吸引圧力を大きく下げることができる。
【0023】
本例のトナー移送ポンプ5の第2の特徴とするところは、ステータ7がJISA硬度50度以下の弾性材料により構成されている点である。前述のように、一軸偏心スクリューポンプは、剛体より成るロータ8が、回転しながら、ステータ7の貫通孔内周面に局部的に大きな圧力で圧接してステータ7を圧縮変形させ、その内周面を摩耗させるのであるが、ステータ7を上述の如き低い硬度の弾性材料によって構成することにより、ロータ8により加圧されて圧縮変形したステータの反発力を小さくすることができ、ロータ8とステータ7の圧接力を従来よりも効果的に小さなものにすることができる。これにより、ステータ7の貫通孔内周面の摩耗を抑え、その削れ量を小さくすることができる。
【0024】
上述の2つの構成を共に採用することにより、トナーの移送に必要とされる吸引圧力を下げ、かつステータ7の摩耗量を少なくすることができるので、トナー移送ポンプ5の寿命を従来よりも大幅に伸ばすことができる。
【0025】
図2は、横軸にトナー移送ポンプ5の作動時間、すなわちその使用時間をとり、縦軸にトナー移送ポンプの吸い込み側の吸引圧力の絶対値をとったグラフである。このグラフ中の黒丸、二重丸及び×印は、クロロプレンゴム(CR)より成るステータ7を有するトナー移送ポンプ5の吸引圧力とその使用時間の関係を示す実験結果であり、一重丸、三角及び菱形は、EPDMより成るステータ7を有するトナー移送ポンプ5の吸引圧力とその使用時間の関係を示す実験結果である。CRとEPDMの後に記した数値は、その各材料のJIS A硬度の大きさを示している。
【0026】
吸引圧力が5KPaより低くなると、そのトナー移送ポンプ5は必要量のトナーを移送できなくなり、トナー移送ポンプ5が寿命に達したことになる。この圧力を示す線を耐久性臨界線とした。0.5重量%以上のシリカを含むトナーを用いることにより、耐久性臨界圧力を下げることができる。また、トナー移送ポンプ5が寿命となるまでの使用時間が5時間以上であれば、そのトナー移送ポンプ5の耐久性は良好であるとする。画像形成装置の稼動時間に対するトナー移送ポンプ5の稼動時間の比率は極めて低いものであるため、そのトナー移送ポンプ5の寿命が5時間以上であれば、当該トナー移送ポンプ5をかなり長期に亘って使用し続けることができる。
【0027】
図2を詳細に検討すれば判るように、ステータ7の硬度が50度以下であると、吸引圧力が5KPaより低下するまでのトナー移送ポンプ5の使用時間を5時間以上にすることができ、トナー移送ポンプ5の耐久性を大きく向上させることができる。特に、JIS A硬度50度以下のクロロプレンゴムより成るステータ7、とりわけ同硬度が40度以下のクロロプレンゴムより成るステータ7を用いると、トナー移送ポンプ5の寿命を大きく伸ばすことができる。このように、ステータ7を構成する弾性材料が、JIS A硬度50度以下のクロロプレンゴムであることが特に有利である。
【0028】
またEPDMより成るステータ7は、そのコストを低く抑えることができる。従ってJIS A硬度50度以下のEPDMより成るステータ7を用いることにより、トナー移送ポンプ5のコストを低減できると共に、その寿命を比較的長くすることができる。
【0029】
また、図2に示した実験結果と、それ以外の実験結果を総合的に判断した結果、ステータ7の材質がいずれの弾性材料であるときも、そのJIS A硬度が45度以下であると、トナー移送ポンプ5の長寿命化を達成できることも明らかとなっている。移送するトナーとして、0.5重量%以上のシリカを外添して成る粉体状のトナーを用い、ステータをJIS A硬度45度以下の弾性材料により構成するのである。
【0030】
また、本発明者の行った多くの実験により、ロータ8の比重も、トナー移送ポンプ5の寿命に大きな影響を与えることが判明しており、ロータ8が比重2.5以上の材料により構成されていることが好ましい。その理由は以下のとおりである。
【0031】
ロータ8の比重が2.5よりも低いと、これが軽量となるため、当該ロータ8が高速で回転したとき、そのロータ8の中心軸線が振れ動く。例えば、図1に示すように、ロータ8が水平状態に取り付けられるものとしたとき、そのロータ8の回転時に、或る瞬間においては、その入口側端部23が正規の水平位置よりも下方に下がり、逆に出口側端部22が上方に持ち上がり、また他の瞬間においては、入口側端部23が持ち上がり、出口側端部22が下がり、かかる動きが繰り返されるのである。このようにしてロータ8の中心軸線が、その回転中に振れ動くと、ロータ8がステータ7の貫通孔内周面に対して局部的に大きな圧力で圧接する、所謂「片当り」現象が顕著となり、これによってステータ7の内周面の摩耗が促進される。
【0032】
これに対し、ロータ8の比重が2.5以上であると、そのロータ8の全重量が増加するので、ロータの回転中に、その中心軸線が振れ動く不具合を効果的に抑制でき、片当りによる摩耗の促進を防止することができる。
【0033】
また、比重2.5以上の材料として、金属、特に亜鉛材料を用い、これをダイカスト成形してロータ8を形成することが特に有利である。ここで亜鉛材料とは、亜鉛、又は亜鉛合金などの亜鉛を含む材料である。ロータ8が、かかる亜鉛材料をダイカスト成形した成形品より成ると、当該ロータ8の寸法精度を高め、そのコストを低減できる効果も得られる。ロータ8は、螺旋状の複雑な形状を有し、しかもその寸法精度が落ちるとトナーの移送機能が極端に低下するが、亜鉛材料のダイカスト成形品より成るロータ8を用いることにより、かかる不具合を回避することができる。
【0034】
また、上述の成形品より成るロータ8の外周面がバレル研磨されていると、その外周面を極めて平滑化することができ、その表面粗さを例えばRa2以下にすることができる。このようにロータ8の外周面を平滑化することにより、ロータ8とステータ7の貫通孔内周面との間に作用する摩擦力を低減でき、その内周面の削れ量をより少なくすることができ、トナー移送ポンプ5の寿命を一層伸ばすことが可能となる。
【0035】
図3は、図2と同様に横軸にトナー移送ポンプ5の使用時間をとり、縦軸にトナー移送ポンプ5の吸い込み側の吸引圧力(絶対値)をとって示したクラフであり、黒丸(実線)は、JIS A硬度40度のプロロプレンゴム製のステータ7と、亜鉛材料をダイカスト成形し、その外周面をバレル研磨して仕上げたロータ8を用いたときの実験結果を示し、×印(一点鎖線)は、同じステータ7を用いると共に、樹脂のロータ8を用いたときの実験結果を示している。図3から判るように、亜鉛材料より成るロータ8を用いると、樹脂製のロータ8を用いた場合に比べ、吸引圧力が5KPaより低い値に低下するまでの時間を、大幅に伸ばし、トナー移送ポンプ5の耐久性を効果的に向上させることができる。
【0036】
本発明は、上述した各構成に限定されず、各種改変することができる。また上述した各構成のトナー移送ポンプを有する画像形成装置も、各種形態に構成することができる。
【0037】
【発明の効果】
請求項1乃至5に係る発明によれば、トナー移送ポンプの寿命を伸ばすことができる。特に請求項4及び5に係る発明によれば、上記効果のほかに、ロータの寸法精度を高めることも可能である。
【0038】
請求項6に係る発明によれば、上記各効果を奏する画像形成装置を供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トナー移送ポンプの縦断面図である。
【図2】低硬度材料より成るステータを用いると、トナー移送ポンプを長寿命化できることが明らかとなった実験例のグラフである。
【図3】亜鉛材料より成るロータを用いると、トナー移送ポンプを長寿命化できることが明らかとなった実験例のグラフである。
【符号の説明】
5 トナー移送ポンプ
6 貫通孔
7 ステータ
8 ロータ
S 空隙
T トナー
Claims (6)
- ステータと、該ステータの貫通孔に回転自在に配置され、ステータよりも剛性の高い剛体より成るロータとを具備し、前記ステータの貫通孔は、螺旋状に延びる2条の溝により形成され、前記ロータは、該ロータの外周面と前記ステータの貫通孔の内周面との間に粉体状のトナー移送用の空隙が形成されるように、螺旋状に延びているトナー移送ポンプにおいて、
移送されるトナーが、0.5重量%以上のシリカを外添して成る粉体状のトナーであり、前記ステータがJIS A硬度50度以下の弾性材料により構成されていることを特徴とするトナー移送ポンプ。 - 前記ステータを構成する弾性材料がクロロプレンゴムである請求項1に記載のトナー移送ポンプ。
- 前記ロータが比重2.5以上の材料により構成されている請求項1又は2に記載のトナー移送ポンプ。
- 前記ロータは、亜鉛材料をダイカスト成形した成形品より成る請求項3に記載のトナー移送ポンプ。
- 前記成形品より成るロータの外周面がバレル研磨されている請求項4に記載のトナー移送ポンプ。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載のトナー移送ポンプを具備することを特徴とする画像形成装置。
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