JP3938971B2 - パターンマッチング用データ処理回路 - Google Patents

パターンマッチング用データ処理回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの多次元信号データの共通部分を検出するパターンマッチングの技術に係り、特に、一方のデータの一部分が他方のデータのどの部分に最も一致するかを検出し、前者の後者に対する変位量(移動量)を検出するのに有用なデータ処理回路に関する。
【0002】
本発明が提供する技術は、例えば、動画像の動き検出や図形認識などに応用することができる。本発明は、入力データの次元に応じて適宜積分変換を行えば、1次元データ、2次元データ、3次元データはもちろん、一般に多次元データに適応可能であり、次元が高いほど大きな効果が期待されるが、以下の記述では、現在の市場を考えて主として2次元画像データを例にとって説明する。
【0003】
【従来の技術】
動画像の圧縮のために「動き補償」が一般的に行われる。動画では、現画面を小領域に分ければその大部分は前画面にある画像が平行移動したものと大きな差はなく、従って、その動きの量を検出すれば、その他に必要なデータは平行移動による画像と実際の画像の僅かな差のデータのみとなり、大幅なデータ圧縮が可能となる。今や国際標準となっているMPEG、MPEG2などでも画像圧縮の柱はこの「動き補償」である。
【0004】
また、移動ロボットの制御や自動車の自動走行のためには、カメラ画面内の物体の速度ベクトルを計測する必要がある。そして、この速度ベクトルに基づいて移動や走行などの制御が行われる。また、物体の動きに合わせてその動きを追う自動追尾カメラでも「動き」検出が必要となる。
この「動き」を計測するには、2次元相関が用いられる。つまり、前画面の小領域を2次元的に任意ベクトル(ΔX,ΔY)だけ移動させて、現画面の小領域との間で2次元相関をとり、相関が最大になる時の移動量(ΔX,ΔY)を検出すると、それが、求めようとしている「動き」ベクトルである。
【0005】
このような2次元相関は、現画面の小領域内の(x,y) 画素の信号をa(x,y) とし、また任意の移動量(ΔX,ΔY)だけ移動させた前画面の小領域内の画素の信号をb(x−ΔX, y−ΔY)とすると、それらの小領域内の全画素に対して、2つの信号の差の絶対値の和(以下の式(1)参照)、又は2つの信号の積の和(以下の式(2)参照)として求められる。
【0006】
C(ΔX,ΔY)=Σx Σy |a(x,y) −b(x−ΔX, y−ΔY)| ……(1)
C(ΔX,ΔY)=Σx Σy a(x,y) b(x−ΔX, y−ΔY) ……………(2)
これらの2次元相関は、通常この式通りに実空間上での演算により計算されるか、或いは、式(2)の場合はフーリエ変換を用いて計算される。
式(1)の演算では、両者の小領域が一致した時に2次元相関が最小になり、式(2)の演算では、両者の小領域の画像の強度変化が比例関係にある時に2次元相関が最大になることが期待される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した式(1)で表される2次元相関の演算では、両者の小領域における信号の差が最小となる動きベクトルを検出するため、MPEG等のように動きベクトル(移動量)と差信号(両者の差のデータ)を送る方式に適した評価関数となっている。
【0008】
しかしながら、相関をとる領域の大きさをN*N(*は乗算を意味する)、検索する動きベクトルの領域をL*Lとすると、N2 2 の絶対値演算、減算及び加算が必要となり、演算量が非常に多くなるといった不利がある。
一方、式(2)で表される2次元相関の演算では、フーリエ変換を用いた場合には(N+L)2log(N+L) のオーダーで演算ができるため、演算量を低減できるという利点がある。
【0009】
しかしながら、2つの信号の単なる積の和による評価関数では、誤って明るい部分にマッチングしてしまう問題がある。これは、式(2)からわかるように、b(x−ΔX, y−ΔY)が大きければa(x,y) との相関が小さくてもC(ΔX,ΔY)が大きな値になってしまうからである。つまり、b(x−ΔX, y−ΔY)の信号の分布がΔX,ΔY に依存して変化するためである。従って、何らかの規格化が必要である。
【0010】
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、2つの多次元信号データ間でパターンマッチングを行う際に、比較を行う方の多次元信号データの信号変化の影響を殆ど受けることなく、少ない演算量で動きベクトル(移動量)の検出を可能にし、ひいては高精度のパターンマッチングに寄与することができるデータ処理回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るパターンマッチング用データ処理回路は、図1の原理構成図に示されるように、第1の多次元信号データ(注目する方のデータ)aに所定の窓関数wを乗じる乗算部1と、第2の多次元信号データ(比較を行う方のデータ)bの2乗を演算する2乗演算部2と、乗算部1の出力awを積分変換する積分変換部3と、第2の多次元信号データbを積分変換する積分変換部4と、2乗演算部2の出力b2 を積分変換する積分変換部5と、窓関数wを積分変換する積分変換部6と、積分変換部3,4の各出力に基づいて第1,第2の多次元信号データa,b間の相関関数を算定する第1の算定部7と、積分変換部5,6の各出力に基づいて第2の多次元信号データbの2乗の移動平均を算定する第2の算定部8と、第1の算定部7の出力と第2の算定部8の出力に基づいて、窓関数wが乗じられた第1の多次元信号データa(つまりaw)と最も一致する第2の多次元信号データbの領域を算定する第3の算定部9とを具備することを特徴とする。但し、乗算部1と積分変換部6については、後述のように実際上は不要とすることができる。
【0012】
以下、本発明のデータ処理回路の原理について説明する。
先ず、一致(パターンマッチング)を判定するための評価関数を以下のように定義する。
MPEG等では、動き補償後の差信号(つまり現画面と前画面の対応する領域の差のデータ)を小さくすることが望ましい。上述した式(1)は差信号の1次ノルムを最小とする動きベクトルを求めるものである。しかし、差信号の電力を最小にするという意味で、以下式(3)で表されるように2次ノルムを最小にする方法も有力である。
【0013】
C(ΔX,ΔY)=Σx Σy [a(x,y) −b(x−ΔX, y−ΔY)]2 ………(3)
しかし、このままでは演算量が減らないので、これを展開して以下の式(3’)とする。
C(ΔX,ΔY)=Σx Σy a(x,y)2−2Σx Σy a(x,y) b(x−ΔX, y−ΔY)
+Σx Σy b(x−ΔX, y−ΔY)2 …………………(3’)
ここで、最初の項はΔX,ΔY に依存しない定数なので、これを省略し、符号を反転した以下の式、すなわち、
C(ΔX,ΔY)=2Sab(ΔX,ΔY)−Sb (ΔX,ΔY) ………………(4)
を最大にするΔX,ΔY を求めればよい。但し、Sabは(aとbの平均が0と考えた時の)aとbの共分散、Sb は(aとbの平均が0と考えた時の)bの自己分散を示し、それぞれ以下の式(5)及び(6)で表される。
【0014】
ab(ΔX,ΔY)=Σx Σy a(x,y) b(x−ΔX, y−ΔY) …………(5)
b (ΔX,ΔY)=Σx Σy b(x−ΔX, y−ΔY)2 ……………………(6)
こうすれば、Sab(ΔX,ΔY)は前述のようにフーリエ変換等を用いて少ない演算量で計算することができ、また、Sb (ΔX,ΔY)についても同様に、後で示すように少ない演算量で計算することができる。
【0015】
また、全体の明るさが時間的に変化する画像において、明るさの変動を考慮してマッチングをとるには、a(x,y) −c(ΔX,ΔY)b(x−ΔX, y−ΔY)を最小にするのが合理的である。但し、c(ΔX,ΔY)は比例係数である。最小2乗法を用いれば、ΔX,ΔY を固定した時の最小2乗誤差は、
C(ΔX,ΔY)=Σx Σy a(x,y)2−Sab(ΔX,ΔY)2 /Sb (ΔX,ΔY)となる。
最初の項はΔX,ΔY に依存しない定数なので、これを省略し、符号を反転した以下の式、すなわち、
C(ΔX,ΔY)=Sab(ΔX,ΔY)2 /Sb (ΔX,ΔY) ………………(7a)
を最大にするΔX,ΔY を求めればよい。この場合も必要なものはSab(ΔX,ΔY)とSb (ΔX,ΔY)であるので、フーリエ変換等を用いて少ない演算量で計算することができる。
【0016】
但し、式(7a)の形では正の相関と負の相関を必ずしも区別できるとは限らない。これを区別するには式(7a)の平方根をとった以下の式、すなわち、
C(ΔX,ΔY)=Sab(ΔX,ΔY)/Sb (ΔX,ΔY)1/2 ………………(7b)
を用いるか、又は、式(7a)を変形した以下の式、すなわち、
Figure 0003938971
を用いればよい。但し、Sign〔Sab(ΔX,ΔY)〕は、Sab(ΔX,ΔY)が正の時に1、負の時に−1となる符号関数である。
【0017】
また、上記の評価関数では、aとbの平均値の相違を考慮していないが、これを考慮してマッチングをとる場合には、a(x,y) に代えてa(x,y) −ma を、またb(x−ΔX, y−ΔY)に代えてb(x−ΔX, y−ΔY)−mb (ΔX,ΔY)を用いればよい。但し、ma は小領域内でのaの平均、mb (ΔX,ΔY)は同じく小領域内でのbの平均である。この場合、Sab(ΔX,ΔY),Sb (ΔX,ΔY)は、通常の共分散、自己分散と一致し、それぞれ以下の式(8)及び(9)で表される。
【0018】
Figure 0003938971
また、平均ma ,mb (ΔX,ΔY)は、それぞれ以下の式(10)及び(11)で表される。
【0019】
a =Σx Σy a(x,y) /n…………………………………………(10)
b (ΔX,ΔY)=Σx Σy b(x−ΔX, y−ΔY)/n ……………(11)
ここに、nは小領域内の要素の数(Nx *Ny )を表している。この場合も、上述した式(4)、(7a)などに示したような評価関数を用いることで、少ない演算量で動き検出が可能となる。
【0020】
次に、各積分変換部3〜6で行われる積分変換のためのデータの扱い方について説明する。説明の簡単化のため、x, yは整数値をとるものとする。
上述した式(1)から(9)においては、x はx1からx2 (x2−x1=Nx −1)の範囲、y はy1からy2 (y2−y1=Ny −1)の範囲、ΔX はΔX1からΔX2(ΔX2−ΔX1=Lx −1)の範囲、ΔY はΔY1からΔY2(ΔY2−ΔY1=LY −1)の範囲を動く。しかしこのままでは、ΔX,ΔY が変わるとそれに応じてb(x−ΔX, y−ΔY)の範囲も変化するため、積分変換による演算量の低減ができない。
【0021】
そこで、本発明では、新たな座標系x'=x −ΔX (x' はx1−ΔX2からx2−ΔX1の範囲をとる)、y'=y −ΔY (y' はy1−ΔY2からy2−ΔY1の範囲をとる)を導入し、必要とされるb(x−ΔX, y−ΔY)の領域を全てカバーすると共に、以下の式で表される窓関数w(x,y) を導入することで余分な領域での値を0にする。
w(x,y) =1(x1≦x ≦x2,y1≦y ≦y2の時)
w(x,y) =0(上記の範囲以外の時)
この場合、上述した各式は、Σx Σy に代えてΣx'Σy'w(x'+ΔX,y'+ΔY)を用いればよい。例えば、式(5)、(6)、(8)、(9)及び(11)は、以下のように置き換えられる。
【0022】
Figure 0003938971
以下、積分変換としてフーリエ変換を用いた場合のデータ処理について説明する。
【0023】
先ず、Nx *Ny の範囲でp(x,y),q(x,y) の離散フーリエ変換をそれぞれF{p}=P(kx ,ky ),F{q}=Q(kx ,ky )と表す。そうすると、Σx'Σy'p(x'+x,y'+y)q(x',y')の離散フーリエ変換は、定数を除けばP(kx ,ky )Q(−kx ,−ky )となる。但し、座標(x'+x,y'+y)が上記のNx *Ny の範囲を越えた場合には、離散フーリエ変換で仮定している周期性p(x+Nx ,y) =p(x,y+Ny ) =p(x,y) を利用し、上記のNx *Ny の範囲に還元して考えるものとする。
【0024】
従って、Σx'Σy'p(x'+x,y'+y)q(x',y')を計算するには、先ずp(x,y),q(x,y) に対して別々に離散フーリエ変換をした後、それらを掛け合わせてΣx'Σy'p(x'+x,y'+y)q(x',y')の離散フーリエ変換を求め、それを離散逆フーリエ変換することで求めることができる。
しかし、この方法で形式的にはNx *Ny の範囲の相関関数が求められるが、上述した離散フーリエ変換の「周期性」のために誤差が生じる可能性がある。
【0025】
本発明では、上述したように、一方の画像(第1の多次元信号データa)に窓関数wを掛けてあるので、この誤差を避けることができる。窓関数として、例えば、Nx *Ny の領域で「1」の値を有し且つそれ以外の領域で「0」の値を有する関数を用い、(Nx +Lx )*(Ny +Ly )の範囲で上記演算を行うと、動きベクトルとしてLx *Ly の範囲で正しい相関関数が求められる。
【0026】
従って、上記の式(5’)を求めるには、a(x,y) *w(x,y) とb(x,y) をそれぞれp(x,y),q(x,y) に対応させ、フーリエ変換、乗算及び逆フーリエ変換を行えばよい。同様にして、式(6’)を求めるには、w(x,y) とb2(x,y)をそれぞれp(x,y),q(x,y) に対応させればよいことが判る。
このようにして求めたものを用いて、式(4)、(7a)などにより評価関数を計算することができる。この際、評価関数として式(4)を用いた場合には、上記の方法で式(5)及び(6)を求めてから差を計算するよりも、式(5)をフーリエ変換したものと式(6)をフーリエ変換したものとの差を求めてから逆フーリエ変換を行った方が、演算量を低減でき有利である。
【0027】
以上のように、積分変換としてフーリエ変換を用いた場合、N個の実数データの1次元フーリエ変換及び逆フーリエ変換の演算量がN logN回の乗算及び加算からなること、2次元フーリエ変換がx方向の1次元フーリエ変換とy方向の1次元フーリエ変換の組み合わせで実現できることを考慮すると、これらの演算は(Nx +Lx )(Ny +Ly )log [(Nx +Lx )(Ny +Ly )]のオーダーの計算で済むことがわかる。
【0028】
以上、積分変換としてフーリエ変換を用いた場合について説明したが、フーリエ変換に代えて、ハフ変換を用いた場合にも同様の効果が得られる。
この場合、式(5’)及び(6’)に関して、2次元相関Σx'Σy'p(x'+x,y'+y)q(x',y')に対応するハフ変換が、p(x,y),q(x,y) のハフ変換の1次元相関で求められることを利用する。すなわち、p(x,y),q(x,y) のハフ変換を求め、それぞれH{p}=Ph(ρ,θ),H{q}=Qh(ρ,θ)と表す。そうすると、Σx'Σy'p(x'+x,y'+y)q(x',y')のハフ変換は、定数を除けばΣρ' Ph(ρ,θ)Qh(ρ+ρ',θ)となる。この場合、(N+L)2Lのオーダーで計算できるため、フーリエ変換の場合と同様に、少ない演算量で2次元相関を求めることができる。つまり、少ない演算量で動きベクトルを検出することが可能となる。
【0029】
なお、本発明の他の構成上の特徴及び作用の詳細については、以下に記述される実施形態を用いて説明する。
【0030】
【発明の実施の形態】
図2には本発明に係るデータ処理回路の第1実施形態としての相関回路の構成が示される。図示の例は、積分変換としてフーリエ変換を用いた場合の構成を示している。
図中、aは第1の2次元画像データ、bは第2の2次元画像データ、w(本実施形態ではw/2)は窓関数を示す。本実施形態を含めて以下に説明する各実施形態では、画像データa,bの範囲を(Nx +Lx )*(Ny +Ly )として扱うものとする。
【0031】
本実施形態の相関回路は、図示のように、2次元画像データaに応答する画像切り出し部11と、該画像切り出し部11の出力に応答するフーリエ変換部12と、2次元画像データbに応答する画像切り出し部13と、該画像切り出し部13の出力にそれぞれ応答するフーリエ変換部14及び2乗演算部15と、該2乗演算部15の出力に応答するフーリエ変換部16と、フーリエ変換部12及び14の各出力に応答する乗算部17と、フーリエ変換部16の出力及び窓関数w/2のフーリエ変換後の信号に応答する乗算部18と、乗算部17及び18の各出力の差を演算する減算部19と、該減算部19の出力に応答する逆フーリエ変換部20とを備えて構成されており、この構成により、前述の式(4)に示す評価関数を得るようにしている。
【0032】
すなわち、この構成において、2次元画像データaは画像切り出し部11に入力され、該データの中から比較を行う画像部分Nx *Ny だけが切り出され、フーリエ変換部12に入力される。なお、Nx *Ny の部分だけを切り出すということは、窓関数wを乗じることに対応するため、前述したように窓関数wとの乗算は不要である。フーリエ変換部12では、先ず一方の座標軸方向(x軸方向とする)にNx +Lx 個のデータの1次元フーリエ変換をNy 回行った後、他方の座標軸方向(y軸方向とする)にNy +Ly 個のデータの1次元フーリエ変換をNx +Lx 回行うことで、2次元フーリエ変換を行う。この時、最初の1次元フーリエ変換ではLx 個の入力は0であるので、これを考慮して演算量を減らすこともできる。
【0033】
同様に、2次元画像データbは、画像切り出し部13に入力され、該データの中から比較を行う画像部分(Nx +LX )*(Ny +Ly )が切り出され、フーリエ変換部14に入力される。フーリエ変換部14では、先ず一方の座標軸方向(x軸方向とする)にNx +Lx 個のデータの1次元フーリエ変換をNy +Ly 回行った後、他方の座標軸方向(y軸方向とする)にNy +Ly 個のデータの1次元フーリエ変換をNx +Lx 回行うことで、2次元フーリエ変換を行う。
【0034】
また、2次元画像データbについては、画像切り出し部13により上記の画像切り出しを行った後、2乗演算部15により当該データの2乗演算を行い、さらにフーリエ変換部16において上記と同様に2次元フーリエ変換を行う。
フーリエ変換部12及び14において得られたフーリエ変換出力は乗算部17に入力され、対応する周波数成分同士乗算され、Sabのフーリエ変換が計算される。一方、フーリエ変換部16において得られたフーリエ変換出力と予め計算され記憶されているNx *Ny の領域の切り出しに対応する窓関数w/2のフーリエ変換は乗算部18に入力され、対応する周波数成分同士乗算され、Sb /2のフーリエ変換が計算される。なお、後者に1/2が付くのは、予め窓関数のフーリエ変換の値を1/2にしてあるからである。また、wのフーリエ変換は入力に依存しないので、このように予め計算し記憶しておくのが有利である。
【0035】
次いで、乗算部17及び18の各出力を減算部19に入力して両者の差を演算した後、逆フーリエ変換部20において逆フーリエ変換を取ることで、式(4)に示す評価関数が得られる。
図3には本発明に係るデータ処理回路の第2実施形態としての相関回路の構成が示される。本実施形態は、上述した第1実施形態と同様に、積分変換としてフーリエ変換を用いた場合の構成を示している。
【0036】
本実施形態の相関回路の特徴は、上述した第1実施形態(図2参照)との対比において、減算部19及び逆フーリエ変換部20の代わりに、乗算部17及び18の出力にそれぞれ応答する逆フーリエ変換部21及び22と、逆フーリエ変換部21の出力に応答する2乗演算部23と、該2乗演算部23の出力と逆フーリエ変換部22の出力との比を演算する除算部24とを設けたことであり、この構成により、前述の式(7a)に示す評価関数を得るようにしている。
【0037】
他の回路部分及びその動作形態については、第1実施形態の場合と同じであるので、その説明は省略する。
なお、2乗演算部23において、通常の2乗演算の代わりに符号付2乗演算を行えば、前述の式(7a’)に示す評価関数を得ることができる。
図4には本発明に係るデータ処理回路の第3実施形態としての相関回路の構成が示される。本実施形態は、上述した第1,第2実施形態と同様に、積分変換としてフーリエ変換を用いた場合の構成を示している。
【0038】
本実施形態の相関回路の特徴は、上述した第2実施形態(図3参照)との対比において、2乗演算部23及び除算部24の代わりに、逆フーリエ変換部22の出力に応答する平方根演算部25と、逆フーリエ変換部21の出力と平方根演算部25の出力との比を演算する除算部26とを設けたことであり、この構成により、前述の式(7b)に示す評価関数を得るようにしている。
【0039】
他の回路部分及びその動作形態については、上述した第2実施形態の場合と同じであるので、その説明は省略する。
図5には本発明に係るデータ処理回路の第4実施形態としての相関回路の構成が示される。本実施形態は、積分変換としてフーリエ変換を用い、且つ入力データの直流分の変動を考慮した場合の構成を示している。
【0040】
本実施形態では、かかる直流分の変動を考慮した分散(共分散、自己分散)として前述の式(8)及び(9)を用いている。
また、本実施形態の相関回路の特徴は、上述した第1実施形態(図2参照)との対比において、減算部19の代わりに、フーリエ変換部14の出力及び窓関数wのフーリエ変換後の信号に応答する乗算部27と、該乗算部27の出力に応答する2乗演算部28と、該2乗演算部28の出力と乗算部17及び18の各出力との間で加減算を行い、その出力を逆フーリエ変換部20に供給する加減算部29とを設けたことであり、この構成により、前述の式(4)に示す評価関数を得るようにしている。
【0041】
他の回路部分及びその動作形態については、上述した第1実施形態の場合と同じであるので、その説明は省略する。
図6には本発明に係るデータ処理回路の第5実施形態としての相関回路の構成が示される。本実施形態は、上述した第4実施形態と同様に、積分変換としてフーリエ変換を用い、且つ入力データの直流分の変動を考慮した場合の構成を示している。また、第4実施形態と同様に、分散として前述の式(8)及び(9)を用いている。
【0042】
本実施形態の相関回路の特徴は、上述した第2実施形態(図3参照)との対比において、更に、フーリエ変換部14の出力及び窓関数wのフーリエ変換後の信号に応答する乗算部27と、該乗算部27の出力に応答する2乗演算部28と、該2乗演算部28の出力と乗算部18の出力の差を演算し、その出力を逆フーリエ変換部22に供給する減算部30とを設けたことであり、この構成により、前述の式(7a)に示す評価関数を得るようにしている。
【0043】
他の回路部分及びその動作形態については、上述した第2実施形態の場合と同じであるので、その説明は省略する。
図7には本発明に係るデータ処理回路の第6実施形態としての相関回路の構成が示される。本実施形態は、上述した第4,第5実施形態と同様に、積分変換としてフーリエ変換を用い、且つ入力データの直流分の変動を考慮した場合の構成を示している。また、第4,第5実施形態と同様に、分散として前述の式(8)及び(9)を用いている。
【0044】
本実施形態の相関回路の特徴は、上述した第3実施形態(図4参照)との対比において、更に、フーリエ変換部14の出力及び窓関数wのフーリエ変換後の信号に応答する乗算部27と、該乗算部27の出力に応答する2乗演算部28と、該2乗演算部28の出力と乗算部18の出力の差を演算し、その出力を逆フーリエ変換部22に供給する減算部30とを設けたことであり、この構成により、前述の式(7b)に示す評価関数を得るようにしている。
【0045】
他の回路部分及びその動作形態については、上述した第3実施形態の場合と同じであるので、その説明は省略する。
図8には本発明に係るデータ処理回路の第7実施形態としての相関回路の構成が示される。本実施形態では、積分変換としてハフ変換を用いた場合の構成を示している。
【0046】
本実施形態の相関回路の特徴は、上述した第1実施形態(図2参照)との対比において、フーリエ変換部12、14及び16の代わりにハフ変換部31、32及び33を、乗算部17及び18の代わりに1次元相関演算部34及び35を、減算部19及び逆フーリエ変換部20の代わりに減算部36及び逆ハフ変換部37をそれぞれ設けたことであり、この構成により、前述の式(4)に示す評価関数を得るようにしている。
【0047】
なお、図示はしないが、他の評価関数を用いた場合でも、フーリエ変換をハフ変換に、逆フーリエ変換を逆ハフ変換に、相関のための乗算を1次元相関演算に置き換えればよいので、その説明については省略する。
なお、本発明は上述した第1〜第7の実施形態を用いて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。例えば、各実施形態の特徴事項を適宜組み合わせることも可能であり、かかる組合せは、図示はしないが、当業者には容易に想到されるであろう。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、2つの多次元信号データ間でパターンマッチングを行う際に、比較を行う方の多次元信号データの信号変化の影響を殆ど受けることなく、少ない演算量で動きベクトルすなわち変位量(移動量)を検出することが可能となる。これは、パターンマッチングの高精度化に大いに寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパターンマッチング用データ処理回路の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るデータ処理回路の第1実施形態としての相関回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るデータ処理回路の第2実施形態としての相関回路の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係るデータ処理回路の第3実施形態としての相関回路の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るデータ処理回路の第4実施形態としての相関回路の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係るデータ処理回路の第5実施形態としての相関回路の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明に係るデータ処理回路の第6実施形態としての相関回路の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に係るデータ処理回路の第7実施形態としての相関回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
a…第1の多次元信号データ
b…第2の多次元信号データ
w…窓関数
1…乗算部
2…2乗演算部
3〜6…積分変換部
7…(aとbの相関関数を算定する)第1の算定部
8…(bの2乗の移動平均を算定する)第2の算定部
9…(データawと最も一致するデータbの領域を算定する)第3の算定部

Claims (8)

  1. 2つの多次元信号データ間のパターンマッチングのためのデータ処理を行う回路であって、
    第1の多次元信号データに所定の窓関数を乗じたデータを発生する部分と、
    第2の多次元信号データの2乗を演算する2乗演算部と、
    前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データ、前記第2の多次元信号データ、前記2乗演算部の出力及び前記窓関数に対してそれぞれ積分変換を行う第1、第2、第3及び第4の積分変換部と、
    前記第1及び第2の積分変換部の出力に基づいて前記第1及び第2の多次元信号データ間の相関関数を算定する第1の算定部と、
    前記第3及び第4の積分変換部の出力に基づいて前記第2の多次元信号データの2乗の移動平均を算定する第2の算定部と、
    前記第1及び第2の算定部の出力に基づいて、前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データと最も一致する前記第2の多次元信号データの領域を算定する第3の算定部とを具備し、
    前記第1〜第4の積分変換部は、積分変換としてそれぞれフーリエ変換を用いて実空間から波数空間への変換を行い、
    前記第1の算定部は、変換された波数空間上で前記第1及び第2の積分変換部のフーリエ変換出力の乗算を行い前記相関関数のフーリエ変換を求め、
    前記第2の算定部は、変換された波数空間上で前記第3及び第4の積分変換部のフーリエ変換出力の乗算を行い前記2乗の移動平均のフーリエ変換を求め、
    前記第3の算定部は、前記第1及び第2の算定部で求められたフーリエ変換を逆フーリエ変換して実空間での評価関数を得ることを特徴とするパターンマッチング用データ処理回路。
  2. 前記第2及び第4の積分変換部の出力に基づいて前記第2の多次元信号データの移動平均を算定する第4の算定部を更に具備し、この出力により、前記相関関数、2乗の移動平均において、第2の多次元信号データの平均値の影響を取り除くことを可能とし、
    前記第3の算定部は、該第4の算定部の出力及び前記第1及び第2の算定部の出力に基づいて、前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データと最も一致する前記第2の多次元信号データの領域を算定することを特徴とする請求項1に記載のパターンマッチング用データ処理回路。
  3. 前記第3の算定部は、前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データと前記第2の多次元信号データの一致/不一致を評価する際に、前記相関関数の2倍と前記第2の多次元信号データの2乗の移動平均との差を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンマッチング用データ処理回路。
  4. 前記第3の算定部は、前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データと前記第2の多次元信号データの一致/不一致を評価する際に、前記相関関数と前記第2の多次元信号データの2乗の移動平均の平方根との比又はそれと同等の値を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターンマッチング用データ処理回路。
  5. 2つの多次元信号データ間のパターンマッチングのためのデータ処理を行う回路であって、
    第1の多次元信号データに所定の窓関数を乗じたデータを発生する部分と、
    第2の多次元信号データの2乗を演算する2乗演算部と、
    前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データ、前記第2の多次元信号データ、前記2乗演算部の出力及び前記窓関数に対してそれぞれ積分変換を行う第1、第2、第3及び第4の積分変換部と、
    前記第1及び第2の積分変換部の出力に基づいて前記第1及び第2の多次元信号データ間の相関関数を算定する第1の算定部と、
    前記第3及び第4の積分変換部の出力に基づいて前記第2の多次元信号データの2乗の 移動平均を算定する第2の算定部と、
    前記第1及び第2の算定部の出力に基づいて、前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データと最も一致する前記第2の多次元信号データの領域を算定する第3の算定部とを具備し、
    前記第1〜第4の積分変換部は、積分変換としてそれぞれハフ変換を用いて実空間からρ−θ空間への変換を行い、
    前記第1の算定部は、変換されたρ−θ空間上で前記第1及び第2の積分変換部のハフ変換出力に対してρ方向の1次元相関を行い前記相関関数のハフ変換を求め、
    前記第2の算定部は、変換されたρ−θ空間上で前記第3及び第4の積分変換部のハフ変換出力に対してρ方向の1次元相関を行い前記2乗の移動平均のハフ変換を求め、
    前記第3の算定部は、前記第1及び第2の算定部で求められたハフ変換を逆ハフ変換して実空間での評価関数を得ることを特徴とするパターンマッチング用データ処理回路。
  6. 前記第2及び第4の積分変換部の出力に基づいて前記第2の多次元信号データの移動平均を算定する第4の算定部を更に具備し、この出力により、前記相関関数、2乗の移動平均において、第2の多次元信号データの平均値の影響を取り除くことを可能とし、
    前記第3の算定部は、該第4の算定部の出力及び前記第1及び第2の算定部の出力に基づいて、前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データと最も一致する前記第2の多次元信号データの領域を算定することを特徴とする請求項に記載のパターンマッチング用データ処理回路。
  7. 前記第3の算定部は、前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データと前記第2の多次元信号データの一致/不一致を評価する際に、前記相関関数の2倍と前記第2の多次元信号データの2乗の移動平均との差を用いることを特徴とする請求項5又は6に記載のパターンマッチング用データ処理回路。
  8. 前記第3の算定部は、前記窓関数が乗じられた前記第1の多次元信号データと前記第2の多次元信号データの一致/不一致を評価する際に、前記相関関数と前記第2の多次元信号データの2乗の移動平均の平方根との比又はそれと同等の値を用いることを特徴とする請求項5又は6に記載のパターンマッチング用データ処理回路。
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