JP3935001B2 - Method for investigating water leaks in hot water floor heating equipment - Google Patents

Method for investigating water leaks in hot water floor heating equipment Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水式床暖房設備において、放熱用の温水配管の一部から水漏れが発生した際に、この水漏れ箇所をポイントで特定することができる水漏れ調査方法に関し、更に詳しくは、床暖房施工時の釘打ちによる水漏れ箇所の調査に加えて、その後の例えばリフォーム時において釘打ち等が行われて水漏れが発生した際に、この水漏れ箇所(釘打ち箇所)をポイントで特定することができると共に、複数箇所で水漏れが発生していた際には、この複数の水漏れ箇所をすべてポイントで特定することができる水漏れ調査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
温水式床暖房設備においては、下地材又はスラブの上に放熱用の温水配管を配したマットを敷き、この上に床材を施工する構成となっている。例えば、一般家庭用の温水式床暖房設備であって、温水マットの例を図4に示す。この図4において、温水マット1は、発泡ポリエチレン(又は発泡ポリスチレン)製のマット本体2に対して対辺から交互に木製の小根太3を一定の間隔で挿入し、架橋ポリエチレン管(放熱チューブ)4を前記小根太3の先端を迂回するようにして蛇行配管した構成から成る。
【0003】
そして、上記温水マット1を施工する場合には、図5(A)に示すように、下地合板5の上に温水マット1を敷き、この上にフローリング材6を敷き詰めてフローリング材6の合わせ目にスクリュー釘7を約45°の角度で小根太3及び下地合板5まで到達するように打ちつけている。図5(A)において、8は断熱材、9はダミー合板、10は遮熱管、11はシステムコントローラ、12は温水配管であって、この先は熱源機に結ばれている。また、温水マット1の施工例としては、図5(B)に示すように、スラブ13の上に温水マット1を直接敷き、そしてこの温水マット1の上に直接床材6を張ったスラブ直貼りと称される施工方法もある。
【0004】
このように、床暖房設備において、フローリング仕上げを行う場合には、多数のスクリュー釘7が使用されると共に、このスクリュー釘7は約45°の角度で打ちつけることになっていることから、この間隔と角度に狂いが生じると架橋ポリエチレン管4に釘先を打ちつけてしまうことがある。このような問題は、図5(B)に示した直貼り工法においても発生することがある。
上記は施工時の問題であるが、施工後において間仕切りの変更、床鳴りの補修などで釘が使用された時に、この釘が架橋ポリエチレン管4に打ちつけられてしまい、ここから水漏れが発生する事例が多発している。この原因には、
1)建築側との打ち合わせ不足。
2)墨出し位置の確認不足。
3)建築側の施工ミス。
等がある。
【0005】
このような水漏れ事故の発生を防止するために、事前に、十分に温水マット1の位置と小根太3、架橋ポリエチレン管4の位置等を打ち合わせておく必要があるが、このような事前の打ち合わせは、施工時においては可能であるが、入居後のリフォーム(間仕切りの変更等)とか床鳴りの補修等の場合は、十分な打ち合わせはできない。このため、入居後において特に水漏れの苦情が多くなる。
【0006】
従来、このような水漏れの苦情があると、
1)水圧検査(0.2〜0.3Mpaの加圧、30分後水圧ゲージで確認)を行 ったり、
2)聴診器を用いて吹き出し音を聴きとって確認したり、
3)サーモグラフィーにより、熱源機を運転させ、床表面の温度分布(差異)で確認したりして水漏れの調査を行っている。
【0007】
しかし、上記3つの調査方法においては、次のような欠点がある。
1)水圧ゲージ
・マットの系統はわかるが、水漏れ箇所はわからない。
・複数箇所の水漏れはわからない。
2)音
・車道の近く、騒音の激しい場所、施工中物件、入居済みの物件の場合、対象音と雑音の区別がつきにくい。
・複数箇所の水漏れはわかりにくい。
3)サーモグラフィー
・水漏れ箇所がポイントでわからない。
・少量だと温度分布の変化の確認は難しい。
・複数箇所の水漏れはわからない。
【0008】
以上のように、従来の水漏れ調査方法においては、決定的な方法がなく、特に釘打ち箇所をポイントで特定できないために、およその見当をつけてフローリング材を剥してみるが、当らないと何箇所も剥がすことになり、水漏れ箇所の発見と、補修時の手間、時間、経費が高くつくと云う問題がある。特に、複数箇所で水漏れがあった場合には、この複数箇所を一度の調査ですべてを見付け出すことは困難なために、最初の水漏れ箇所の補修後に再調査と補修を余儀なくされる場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、温水式床暖房設備において、水漏れ箇所を簡単な方法で、然もポイントで確実に発見することができると共に、複数箇所での水漏れも確実に発見できる水漏れ調査方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、a.放熱用の温水配管を行った小根太入りのマットを部屋の下地又はスラブ上に敷き、このマット上にフローリング材を敷き詰めると共に、このフローリング材の合わせ目において、スクリュー釘を約45°の角度でこのスクリュー釘の頭がフローリング材の合わせ目内に隠れてフローリング材上からは目視できない施工方法を採用した温水式床暖房装置の施工現場において、前記釘打ち時に誤って温水配管に釘が刺さり、ここから水漏れが発生しているときに行われる水漏れ調査方法において、
b.先ず、図面又はボックスアタッカー等を用いて室内における温水暖房装置の位置出しを行う、
c.次に、釘位置出し用磁石を用いてフローリング材の上から使用されている全釘の位置出しを行って、この釘の位置出し箇所をマーキングする、
d.次に、MΩ計にアースを接続しMΩ計のセンサ端子を前記マーキング箇所のすべてに当てて前記マーキングした箇所の絶縁抵抗値を測定する、
e.その上で、測定した絶縁抵抗値が最も低い箇所を水漏れ箇所と判定する、
f.ことを特徴とするものである。
【0011】
更に、請求項2に記載の発明においては、請求項1において、マーキングした箇所すべてについて絶縁抵抗値を測定してこれらのデータを比較し、全体の測定値に比較して絶縁抵抗値が特に低い箇所はすべて水漏れ箇所と判定することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
温水式床暖房設備において、床材として用いられるものの代表例はフローリング材であるが、コルク、塩化ビニルシート、畳、カーペット仕上げ等の場合は、施工時には釘を使わないため、水漏れの心配はない。しかし、入居後において、例えばリフォーム時に間仕切りを行った場合には、この間仕切りを固定するために釘が使用されると、この釘打ちにより水漏れが発生する場合もあり、本発明は、このような際の調査にも利用できる。
水漏れ箇所の調査を行う場合には、室内において、床暖房設備が施工されている箇所を図面又はボックスアタッカー等を用いて特定する。
【0013】
次に、釘位置出し用磁石を床に当てながら、すべての釘についてその位置出しを行い、○等のマーキングを行う。
次に、MΩ計にアースを接続する。このアースは、室内にアース端子(コンセント)がある場合にはこれに結び、ない場合にはアース線を地面まで延長してアースをとる。
次に、先程マーキングした箇所にセンサを順々に当ててMΩ計の指針から絶縁抵抗値を読みとり、絶縁抵抗値が特に低い箇所については、更に×等の印をつける。このようにして、マーキングしたすべての箇所について、絶縁抵抗値を測定する。
【0014】
図1は、このようにして測定したデータをグラフで表わしたもので、釘が15箇所に打ちつけられていて、1〜15のNoが付されている。このNoの中で4の番号と12の番号の2箇所において、絶縁抵抗値が基準レベルよりも大きく低下している。
判定では、この2ヶ所を水漏れ箇所と特定する。
水漏れ箇所として特定した場所は、先ずフローリング材を剥して目視検査を行い、間違いがなければ、原則温水マットを新品に交換する。
【0015】
【実施例】
図2は水漏れ調査を行っている様子であって、20はMΩ計(絶縁抵抗計)、21はアース線であって、地面にアースがとってある。22はMΩ計20のセンサであって、作業員23は、このセンサ22を用いて水漏れ箇所24を調査することになる。
図2において、1は温水マット、5は下地合板、6はフローリング材である。
図3は、水漏れ調査のフローを示すもので、このフローに基づいて、具体的な調査方法(手順)を次に説明する。
【0016】
1)先ず、図面又は、ボックスアタッカー(金属探知器)を用いて、温水マット1の表面に貼り付けられているアルミシートから温水マット1の位置出しを行う(ステップ1)。
2)釘位置出し用磁石で、釘の位置出しを行う(ステップ2)。
3)水漏れしている温水マット1が運転できるのであれば、10分程度運転させる。運転できない場合は水圧試験器で0.2Mpa〜0.3Mpa程度の水圧 を10分程度、保持する(水漏れ通報直後であれば、この限りではない。)( ステップ3)。
4)MΩ計20のアース線21を地面に接続させる(ステップ4)。
・室内アース付コンセントがある場合には、これにアース線21を接続。
5)マーキングした箇所の釘位置を順にMΩ計20で測定する(ステップ5)。
・複数箇所の可能性もあるため、必ずマーキングした箇所全部について測定する。
6)絶縁抵抗値の高・低判定を行い、水漏れ箇所を特定。
・特定は、一番抵抗値が低い箇所で判定する。
・又は、判定基準レベルを定めて、このレベル以下の箇所はすべて水漏れ箇所と判定する。
【0017】
【発明の効果】
本発明は以上のように、先ず温水マットの位置出しを行い、次に釘の位置出しとマーキングを行い、次に絶縁抵抗値の測定を行って水漏れ箇所を特定するため、次の効果がある。
1.釘の位置出しを行っていることにより、釘打ちによる水漏れ箇所は、ポイントで判る。
2.釘の位置出し箇所全部について検査を行うため、複数箇所での水漏れも確実に判る。
3.MΩ計のアースをとり、MΩ計を床の上で移動するだけのため、作業がしやすく、時間もかからない。
4.水漏れ箇所がポイントで判るため、お客様・建築等の要望があれば、補修に際して余分にフローリング材を剥したりしないで済み、従来例に比較して補修に際しての時間と経費を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により取得したデータと水漏れ箇所の判定例の説明図。
【図2】水漏れ検査を行っている様子の説明図。
【図3】水漏れ検査の作業手順のフローの説明図。
【図4】温水マットの説明図。
【図5】温水マットの施工状態の説明図。
【符号の説明】
20 MΩ計
21 アース線
22 センサ
24 水漏れ箇所
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water leak investigation method capable of specifying a point of this water leak when a water leak occurs from a part of the hot water piping for heat dissipation in the hot water type floor heating facility. In addition to investigating the location of water leaks due to nailing during floor heating construction, for example, when water leakage occurs after renovation, for example, during renovation, this water leak location (nailing location) is a point. The present invention relates to a method for investigating water leaks, which can be specified and can specify all of the plurality of water leak points by points when water leaks occur at a plurality of points.
[0002]
[Prior art]
In the hot water type floor heating equipment, a mat having a heat-dissipating hot water pipe is laid on a base material or a slab, and the floor material is constructed thereon. For example, FIG. 4 shows an example of a hot water mat that is a hot water type floor heating system for general households. In FIG. 4, a hot water mat 1 is made by inserting wooden small joists 3 alternately from the opposite side to a mat main body 2 made of foamed polyethylene (or foamed polystyrene) at regular intervals to form a crosslinked polyethylene pipe (heat radiation tube) 4. Is constituted by meandering piping so as to bypass the tip of the small joist 3.
[0003]
When the hot water mat 1 is constructed, as shown in FIG. 5 (A), the hot water mat 1 is laid on the base plywood 5, and the flooring material 6 is laid on the mat, and the joint of the flooring material 6 is formed. The screw nail 7 is struck at an angle of about 45 ° so as to reach the small joists 3 and the base plywood 5. In FIG. 5A, 8 is a heat insulating material, 9 is a dummy plywood, 10 is a heat shield tube, 11 is a system controller, 12 is a hot water pipe, and this point is connected to a heat source machine. As an example of construction of the hot water mat 1, as shown in FIG. 5B, the hot water mat 1 is directly laid on the slab 13, and the floor material 6 is stretched directly on the hot water mat 1. There is also a construction method called sticking.
[0004]
Thus, when flooring is performed in a floor heating facility, a large number of screw nails 7 are used and the screw nails 7 are to be struck at an angle of about 45 °. If the angle is distorted, a nail tip may be struck on the cross-linked polyethylene tube 4. Such a problem may also occur in the direct pasting method shown in FIG.
Although the above is a problem at the time of construction, when the nail is used after changing the partition, repairing the floor noise, etc., this nail is struck against the crosslinked polyethylene pipe 4, and water leaks from here. There are many cases. The cause is
1) Insufficient meeting with the construction side.
2) Insufficient confirmation of ink marking position.
3) Construction mistake on the construction side.
Etc.
[0005]
In order to prevent the occurrence of such a water leakage accident, it is necessary to arrange the position of the hot water mat 1 and the position of the small joist 3 and the cross-linked polyethylene pipe 4 in advance. Meetings are possible at the time of construction, but in the case of renovation after moving in (partition change, etc.) or repairing floor noise, sufficient meetings are not possible. For this reason, there are many complaints of water leakage especially after moving in.
[0006]
Conventionally, if there is a complaint of such a water leak,
1) Perform a water pressure test (pressurization of 0.2 to 0.3 MPa, check with a water pressure gauge after 30 minutes)
2) Use a stethoscope to listen and confirm the sound of the balloon,
3) The heat source is operated by thermography, and the water leakage is investigated by checking the temperature distribution (difference) on the floor surface.
[0007]
However, the above three investigation methods have the following drawbacks.
1) I know the system of the hydraulic gauge / mat, but I don't know where the water leaks.
・ I do not know the water leakage in multiple places.
2) It is difficult to distinguish between the target sound and noise in the vicinity of sound / roadway, in a noisy place, a property under construction, or a property that has already been moved in.
・ Water leakage at multiple locations is difficult to understand.
3) I don't know the point of thermography / water leak.
・ If the amount is small, it is difficult to confirm changes in temperature distribution.
・ I do not know the water leakage in multiple places.
[0008]
As mentioned above, in the conventional water leak investigation method, there is no definitive method, especially because the point of nailing cannot be specified by point, try to peel off the flooring material with an approximate register, There are many problems that the parts will be peeled off, and that it is expensive to find the leaked parts and to repair the labor, time and cost. In particular, when there are water leaks at multiple locations, it is difficult to find all of these multiple locations with a single survey, so it is necessary to re-examine and repair after repairing the first water leak location There is also.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a water leak investigation method capable of reliably finding a water leak point at a point in a hot water type floor heating facility, and also reliably finding water leaks at a plurality of points. Is to provide.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the invention according to claim 1, a. Place a mat with small joists with hot water piping for heat dissipation on the base or slab of the room, and spread the flooring material on this mat, and at the joint of this flooring material, screw nails at an angle of about 45 ° In the construction site of the hot water type floor heating device adopting a construction method in which the head of this screw nail is hidden in the joint of the flooring material and cannot be seen from above the flooring material, the nail is stuck in the hot water pipe accidentally when nailing, In the water leak investigation method performed when water leaks from here,
b. First, Cormorant rows positioning of the hot water heating system in a room with reference to the drawings or box attacker like,
c. Next, the nail positioning magnet is used to position all the nails used from above the flooring material, and the nail positioning location is marked.
d. Next, the ground is connected to the MΩ meter, the sensor terminal of the MΩ meter is applied to all the marking locations , and the insulation resistance value of the marked location is measured .
e. Then, determine the location where the measured insulation resistance value is the lowest as a water leak location,
f. It is characterized by this.
[0011]
Furthermore, in the invention described in claim 2, in claim 1, the insulation resistance value is measured for all the marked portions, and these data are compared, and the insulation resistance value is particularly low compared to the overall measurement value. All locations are characterized as being water leak locations.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In warm water type floor heating equipment, a typical example of what is used as a flooring is flooring, but in the case of cork, vinyl chloride sheet, tatami mat, carpet finish etc., nails are not used at the time of construction, so there is a concern about water leakage Absent. However, after moving in, for example, when partitioning is performed during renovation, if a nail is used to fix the partition, water leakage may occur due to this nail driving. It can also be used for occasional surveys.
When investigating a water leak location, the location where floor heating equipment is installed in the room is specified using a drawing or a box attacker.
[0013]
Next, while placing the nail positioning magnet on the floor, positioning is performed for all the nails, and markings such as ◯ are performed.
Next, connect the ground to the MΩ meter. If there is a ground terminal (outlet) in the room, this ground is connected to this, and if not, the ground wire is extended to the ground for grounding.
Next, the sensor is sequentially applied to the locations marked earlier, the insulation resistance value is read from the pointer of the MΩ meter, and a mark such as x is further marked at a location where the insulation resistance value is particularly low. In this way, the insulation resistance value is measured for all the marked portions.
[0014]
FIG. 1 is a graph showing the data measured in this manner. Nails are struck at 15 locations, and Nos. 1 to 15 are given. Among these Nos, the insulation resistance value is greatly reduced from the reference level at two locations of the number 4 and the number 12.
In the determination, these two locations are identified as the water leak locations.
In the place specified as the water leaking place, the flooring material is first peeled off and visually inspected. If there is no mistake, the hot water mat is replaced with a new one in principle.
[0015]
【Example】
FIG. 2 shows a state in which a water leak investigation is performed, in which 20 is an MΩ meter (insulation resistance meter), 21 is a ground wire, and the ground is grounded. Reference numeral 22 denotes a sensor of the MΩ meter 20, and the worker 23 investigates the water leaking portion 24 using the sensor 22.
In FIG. 2, 1 is a hot water mat, 5 is a base plywood, and 6 is a flooring material.
FIG. 3 shows a flow of water leakage investigation. Based on this flow, a specific investigation method (procedure) will be described next.
[0016]
1) First, using a drawing or a box attacker (metal detector), the hot water mat 1 is positioned from the aluminum sheet affixed to the surface of the hot water mat 1 (step 1).
2) The nail is positioned with the nail positioning magnet (step 2).
3) If the hot water mat 1 leaking water can be operated, it is operated for about 10 minutes. If operation is not possible, maintain a water pressure of about 0.2 to 0.3 Mpa with a water pressure tester for about 10 minutes (this is not the case if it is immediately after reporting a water leak) (Step 3).
4) The ground wire 21 of the MΩ meter 20 is connected to the ground (step 4).
・ If there is an outlet with indoor ground, connect the ground wire 21 to it.
5) The nail position of the marked part is measured with the MΩ meter 20 in order (step 5).
・ Because there is a possibility of multiple locations, be sure to measure all marked locations.
6) The insulation resistance value is judged to be high or low, and the location of water leakage is identified.
・ Specification is determined at the point with the lowest resistance.
-Or, set a criterion level, and determine all points below this level as water leaks.
[0017]
【The invention's effect】
As described above, the present invention first locates the hot water mat, then locates and marks the nail, and then measures the insulation resistance value to identify the location of the water leak. is there.
1. By locating the nail, the point of water leakage due to nailing can be identified with points.
2. Since all the nail locations are inspected, water leaks at multiple locations can be detected reliably.
3. Since the MΩ meter is grounded and the MΩ meter is simply moved on the floor, it is easy to work and does not take much time.
4). Since the location of water leaks can be identified by point, if there is a request from the customer or construction, it is not necessary to peel off the extra flooring material at the time of repair, greatly reducing the time and cost of repair compared to the conventional example. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of data acquired according to the present invention and a determination example of a water leak location.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a state of performing a water leak inspection.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a flow of a work procedure for water leakage inspection.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a hot water mat.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a construction state of a hot water mat.
[Explanation of symbols]
20 MΩ meter 21 Ground wire 22 Sensor 24 Water leak point

Claims (2)

a.放熱用の温水配管を行った小根太入りのマットを部屋の下地又はスラブ上に敷き、このマット上にフローリング材を敷き詰めると共に、このフローリング材の合わせ目において、スクリュー釘を約45°の角度でこのスクリュー釘の頭がフローリング材の合わせ目内に隠れてフローリング材上からは目視できない施工方法を採用した温水式床暖房装置の施工現場において、前記釘打ち時に誤って温水配管に釘が刺さり、ここから水漏れが発生しているときに行われる水漏れ調査方法において、
b.先ず、図面又はボックスアタッカー等を用いて室内における温水暖房装置の位置出しを行う、
c.次に、釘位置出し用磁石を用いてフローリング材の上から使用されている全釘の位置出しを行って、この釘の位置出し箇所をマーキングする、
d.次に、MΩ計にアースを接続しMΩ計のセンサ端子を前記マーキング箇所のすべてに当てて前記マーキングした箇所の絶縁抵抗値を測定する、
e.その上で、測定した絶縁抵抗値が最も低い箇所を水漏れ箇所と判定する、
f.ことを特徴とする温水式床暖房設備における水漏れ調査方法。
a. Place a mat with small joists with hot water piping for heat dissipation on the base or slab of the room, and spread the flooring material on this mat, and at the joint of this flooring material, screw nails at an angle of about 45 ° In the construction site of the hot water type floor heating device adopting a construction method in which the head of this screw nail is hidden in the joint of the flooring material and cannot be seen from above the flooring material, the nail is stuck in the hot water pipe accidentally when nailing, In the water leak investigation method performed when water leaks from here,
b. First, Cormorant rows positioning of the hot water heating system in a room with reference to the drawings or box attacker like,
c. Next, the nail positioning magnet is used to position all the nails used from above the flooring material, and the nail positioning location is marked.
d. Next, the ground is connected to the MΩ meter, the sensor terminal of the MΩ meter is applied to all the marking locations , and the insulation resistance value of the marked location is measured .
e. Then, determine the location where the measured insulation resistance value is the lowest as a water leak location,
f. A method for investigating water leaks in a hot water type floor heating system.
請求項1において、マーキングした箇所すべてについて絶縁抵抗値を測定してこれらのデータを比較し、全体の測定値に比較して絶縁抵抗値が特に低い箇所はすべて水漏れ箇所と判定する温水式床暖房設備における水漏れ調査方法。  The hot water floor according to claim 1, wherein the insulation resistance values are measured for all the marked portions, and these data are compared, and all the locations where the insulation resistance values are particularly low compared to the overall measured values are determined to be water leakage locations. Method for investigating water leaks in heating equipment.
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