JP3934174B2 - 中継サーバ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベース技術に関連し、特に、複数の情報提供手段がネットワークで接続されて分散型データベースを構成するシステムに対し、その情報提供手段内のデータを検索あるいは取得するための情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットを用いた複数の情報提供手段(サーバ)による分散型データベースサービスのシステムが考えられている。インターネットにおけるWWW(World Wide Web)と呼ばれるデータベースの仕組みでは、分散した多くのサーバにデータが個別に用意されており、情報端末装置側となるユーザは、データが必要になる度に各サーバにデータを取りに行くこととなる。
【0003】
このWWWにおいては、ハイパーリンクと呼ばれる仕組みでばらばらのサーバをつなぎあわせ、分散型データベースを実現している。ハイパーリンクとは、あるデータベースのデータの一部として、他のデータを指すURL(Uniform Resource Locator)と呼ばれるインデックスを用意し、ユーザ側でこのインデックスをたどって他のサーバに半ば自動的にデータを取りに行く仕組みである。
【0004】
このURLは、基本的には名前による参照であり、URL自体にはハイパーリンクによって指定されるデータの実質的な内容に関する情報は何もない。従って、ハイパーリンクがあっても、その先の実体が必ずしも存在することを保証しているわけではない。
【0005】
また、インターネット上の分散システムの特徴として、各サーバの管理は別々の管理主体が行っているため、一貫した管理がなされていない。つまり、一般的に、リンクを張る側の管理主体とデータを用意する側の管理主体は異なる。このような形態のデータベースサービスでは、あるハイパーリンクが用意されていても、必ずしも対応する特定のデータが常にあるわけではない。
【0006】
そのため、データサービスを行うための各サーバは一貫した管理がなされておらず、そのためデータベースサービスの利用者は、利用時点においてサービスされているデータのみしか検索あるいは取得できなかった。つまり、過去に検索・取得が可能であったデータが、ある時点で変更される場合もある。その場合、利用者は、過去のデータを検索・取得したいと思っても過去のデータにアクセスすることはできず、現時点のデータしかアクセスできないこととなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように過去のデータをアクセスする必要にせまられた時点で、データを取り出すことができないので、利用者は、必要になりそうなデータをそのデータにアクセスが可能なうちに自分のローカルなディスクにセーブしておくといったことが考えられる。
【0008】
しかしながら、全ての利用者が全てのデータを保存しておくことは現実的には因難であり、また、そのデータ保存のためには大量の記憶容量を必要とする。さらには、数多くのデータを保存した場合、利用者にとってどれが必要なデータであるかを管理するために多大な労力を必要とする。
【0009】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ネットワーク上の情報提供手段から得た情報を、記憶手段に記憶しておき、利用者からの指定に従って、過去のデータを検索・取得可能とすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
この目的を達成するためになされた本発明の中継サーバは、図1に例示するように、複数の情報提供手段がネットワークで接続されて分散型データベースを構成するシステムに対し、前記情報提供手段内のデータを検索あるいは取得するための情報端末装置において、ネットワーク介して情報提供手段から得られた情報を記憶し、この記憶している情報を端末装置へ送信する中継サーバであって、ネットワークを介して通信するための通信手段と、該通信手段を介して情報提供手段から得られた情報を、時間の推移に従った管理を行うための履歴管理手段と、履歴管理手段から受け取った情報を記憶しておく記憶手段とを備える。
このうち、履歴管理手段は、受信手段と、存在判断手段と、第1記憶手段と、更新判断手段と、第2記録手段と、送信手段とを備える。
受信手段は、通信手段を介して端末装置からURL( uniform resource locator )を受信する。
存在判断手段は、受信手段によって受信されたURLに、情報のバージョンを指定するためのバージョン指定情報が付加されていない場合、このURLに対応する情報が記憶手段に存在するか否かを判断する。
第1記録手段は、存在判断手段によって記憶手段に情報が存在しないと判断された場合、当該URLに対応する情報を通信手段を介して情報提供手段から取得し、この取得した情報をこの情報のバージョンを示す情報と共に記憶手段に記録する。
更新判断手段は、存在判断手段によって記憶手段に情報が存在すると判断された場合、当該情報が更新されているか否かを判断する。
第2記録手段は、更新判断手段によって、情報が更新されていると判断した場合、当該URLに対応する情報を通信手段を介して情報提供手段から新たに取得し、この取得した情報をこの情報のバージョンを示す情報と共に記憶手段に記録する。
送信手段は手段は、受信手段によって受信されたURLに、情報のバージョンを指定するためのバージョン指定情報が付加されている場合、このバージョン指定情報で指定されたバージョンに対応する情報を記憶手段から読み出し、これを通信手段を介して端末装置へ送信する。
【0011】
本中継サーバによれば、分散型データベースを構成する複数の情報提供手段に対し、通信手段によりネットワークを介してアクセスすることができ、情報提供手段内のデータを検索あるいは取得することができる。ここで、履歴管理手段は、通信手段を介して情報提供手段から得られた情報を、時間の推移に従った管理を行うことができる。
【0012】
そして、端末装置によって、履歴管理手段に対してバージョン指定情報を指定することで、利用者は、容易に過去の情報を見ることができる。
次に、請求項2に記載の中継サーバは、以下のような特徴を有する。履歴管理手段が備える送信手段は、受信手段によって受信されたURLに追加されているバージョン指定情報に、直近のバージョンを示すフラグ情報が付加されている場合、当該バージョン指定情報で指定されたバージョンに対応する情報が記憶手段に存在すれば、この情報を記憶手段から読み出してこれを端末装置へ送信する。一方、当該バージョン指定情報で指定されたバージョンに対応する情報が記憶手段に存在しなければ、記憶手段に記憶された情報の中から指定されたバージョンに最も近いバージョンに対応する情報を読み出してこれを端末装置へ送信する
【0013】
次に、請求項3に記載の中継サーバは、以下のような特徴を有する。履歴管理手段が備える送信手段は、受信手段によって受信されたURLに追加されているバージョン指定情報に、或るバージョンに対する相対的なバージョンを指定するための符号及び値を含む相対指定情報が付加されている場合、この相対指定情報で指定されたバージョンに対応する 情報を記憶手段から読み出し、これを通信手段を介して端末装置へ送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施形態の履歴管理機能付き情報端末装置は、図2に示されるネットワーク・システムにおいて実施される。このネットワークは、ローカルなネットワーク(LAN)11を、インターネットに代表される広域ネットワーク(WAN)14に接続することにより構成されている。
【0015】
前記LAN11上には、ユーザが利用する複数の端末13に加えて、中継サーバ12が用意されている。本実施形態では任意の一つの端末13と中継サーバ12とで「履歴管理機能付き情報端末装置」が構成されることとなる。また、WAN14上には、情報提供手段に相当するサーバA(15)、サーバB(16)、サーバC(17)の3つのサーバをはじめとして、分散型データベースを構成している数多くのWWWサーバがある。
【0016】
ここでネットワークのハードウェアについて説明しておく。LAN11側は、イーサネットに代表される高速なネットワークを用い、WAN14側は、電話回線を用いた遠距離の、つまり比較的低速の通信回線によるネットワークを用いることが一般的である。
【0017】
また、中継サーバ12及び各端末13としては、多種多様な機器が用いられるが、本実施形態においては、図3に示す周知のコンピュータが用いられているとする。簡単に説明すれば、中継サーバ12は図3(a)に示すように、通信手段としてのネットワークインターフェース21と、制御手段としてのCPU22と、記憶手段としてのメモリ23と記憶手段としてのディスク24とを備えている。一方、端末13は図3(b)に示すように、通信手段としてのネットワークインターフェース31と、制御手段としてのCPU32と、記憶手段としてのメモリ33と、表示手段としての表示装置35と、入力手段としてのキーボード36及びマウス37とを備えている。
【0018】
まず、本実施形態の前提として、このネットワークにおけるWWWシステムの動作のあらましを、以下に説明する。このネットワークでは、通信プロトコルとしてTCP/IP(Transmission control protocol/internet protocol)を用いる。このTCP/IPでは、ネットワーク上の任意の装置間で通信を行うことができる。従って、端末13は、インターネット上のサーバA(15)、サーバB(16)、サーバC(17)と直接通信を行うことができる。
【0019】
また、WWWシステムにおいては、データの通信は主にhttpプロトコルにより行われる。実際には他のプロトコルも用いられるが、本実施形態ではhttpプロトコルのみを用いるものとする。このプロトコルは、上記のTCP/IPプロトコルの上位プロトコルとして動作する。このプロトコルは比較的単純なプロトコルで、クライアント(端末)からのコマンドに対しサーバが返すことをするという形式で一回に一つのデータを転送する。
【0020】
たとえば、端末13がサーバA(15)に対して、「GET/index.html」というコマンドを送る。このコマンドは、サーバA(15)中の「index.html」というファイルを端末13側に転送させるためのコマンドである。サーバA(15)は、このコマンドを受け取ると対応するファイル(index.html)を端末13に送信する。
【0021】
この、httpプロトコルにより、データの転送方法が定められるが、データの内容は、html(hyper text markup language)によって記述される。このhtmlによって、どのようにページが記述されるかを図4に示す。htmlでは、内容となる文章とコマンドを、一つのファイル中に、テキストの形で記述する。図4において、「<」と、「>」でくくられた部分がコマンドである。
【0022】
図4に示すhtmlが端末13の表示装置35(図3(b)参照)にて表示されると図5に示すようになる。図5は全て表示装置35の画面上の表示である。まず、マウス37(図3(b)参照)によりクリックすることで次の動作を指示するためのボタンとして、openボタン51、goボタン52、viewボタン53、exitボタン54及びヒストリ・ボタン55,56がある。このヒストリ・ボタン55,56は、過去のデータを取り出す際のヒストリをたどるため用いられる。図5中で左側にあるボタン55をクリックすると一つ前のバージョンを表示させることができ、右側のボタン56をクリックすると一つ後の新しいバージョンを表示させることができる。
【0023】
一方、図5中の右側には表示を上下にスクロールさせるためのスクロール・バー57があり、中央部には実際のデータが表示されるメイン・ウィンドウ58が位置している。ここで、図4中において「<H1>」と「</H1>」でくくられた部分(「サンプル」)はヘッダを表しているので、表示される文字のサイズが大きくなっている。また、<IMGSRC="star.gif">の部分は図5中のメイン・ウィンドウ58中の星形図形59に対応する。この部分はstar.gifという名前のイメージファイルを表示することを指示しているので、上記httpプロトコルを用いて図形の実体が入っているファイルを別途転送し、ウィンドウに張り付ける。
【0024】
そして、「<A HREF="http://www.abc.net/index.html">ハイパーリンク</A>」の部分が、WWWシステムにおいて特徴的なハイパーリンクを記述している部分である。<A……>と</A>間のテキストが表示されている部分をマウス37によりクリックすると、「HREF=……」で指定されたデータを読み込むことができる。これによって、利用者から見た場合、あるサーバから他のサーバにあたかも移動したかのように感じられる操作性をもたらしている。
【0025】
この「HREF=……」で指定されるリンクはURLと呼ばれる形式で記述される。URLは、図6に示すように、プロトコル名61、ホスト名62、パス名(ファイル名)63により構成されている。プロトコル名はhttpであり、ホスト名はTCP/IPネットワークにおいてサーバを特定するための名前であり、パス名はそのサーバにおけるファイルを特定するための名前である。
【0026】
このように、WWWシステムでは、基本的に、サーバ側は端末13側から指定されたデータを送るのみであり、画面の表示やリンクの処理などはほとんど端末13側で行われる。この端末13側から見た処理の概要を図7のフローチャートに示す。
【0027】
なお、この図7の処理は、ヒストリ・ボタン55,56(図5参照)を備えない従来のものにおいても実行されていた内容であり、後述する図15のフローチャートの処理が、本案の特徴でもあるこのヒストリ・ボタン55,56を使用する場合の内容である。但し、従来の場合と本案との比較のためにも、ここでは、図7を用いて従来も実現されていた一般的な基本処理を説明することとする。
【0028】
端末13側では、最初のURLは、ユーザによりキーボード36から入力される(ステップ71。以下、ステップをSと記す)。次に、このURLにより指定されるデータをサーバ15からhttpプロトコルにより読み込む(S72)。読み込んだデータを解析し(S73)、ウィンドウ上に表示する(S74)。この時、イメージデータなどの別途転送が必要なデータがある場合は、そのデータを転送し、ウィンドウ上に表示する。この処理をhtml中の全てのデータについて行う(S75)。
【0029】
1ページ分の全てのデータが転送されると、マウス37の入力待ちになる(S76)。マウス37がクリックされると、その位置を取り出し(S77)、その位置がハイパーリンクであれば(S78:YES)、その部分に対応するURLを取り出し(S79)、その後S72へ戻って、サーバ15にデータを取りに行く処理から繰り返す。
【0030】
一方、マウス37のクリック位置がハイパーリンク上でなかった場合は(S78:NO)、その位置に応じた処理を行い(S80)、その後S76へ戻る。このように、端末13とサーバ15間の通信によりWWWシステムが機能するわけであるが、端末13とサーバ15が直接通信するのではなく、それらの間に中継サーバ12を介して通信を行うことも一般的である。
【0031】
中継サーバ12を用いる目的は、主として、データをキャッシュし、見かけ上の転送速度を高めることである。つまり、一般的にLAN11はWAN14に比べて高速であるので、一度読み込んだデータをLAN11上の中継サーバ12にキャッシュし、次回のアクセスがあった場合は、WAN14上のサーバ15から転送するのではなく、中継サーバ12から転送することで、体感的なアクセス速度を高めることができる。
【0032】
さて、本実施形態における特徴は、中継サーバ12にデータのヒストリ管理機構を導入して、過去のデータを効率良く検索することである。ここで、本実施形態における中継サーバ12について、図8に示す機能ブロック図を参照して説明する。
【0033】
後述するバージョン付きURLを処理するURL処理機能83と、キャッシュデータを管理するキャッシュ管理機能84と、実際にデータを保存するためのファイルシステム機能85と、ネットワークと接続するためのインターフェース機能81,82と、時間を管理するためのタイマ機能86を備える。LAN側のネットワークインターフェース機能82は端末13に対してサーバとしての動作を行い、WAN側のネットワークインターフェース機能81はWAN14上のサーバ15,16,17に対するクライアントとして動作する。
【0034】
なお、この図8は中継サーバ12の機能を抽象的に示したものであり、図3(a)に示した構成要素によってこれらの機能が実現されることとなる。したがって、例えば図8におけるWAN側のネットワークインターフェース機能81及びLAN側のネットワークインターフェース機能82は、実際には図3(a)に示す1つのネットワークインターフェース21がその機能を持つこととなる。
【0035】
一方、端末13もヒストリ機能に対応するための機能を備えている。本実施形態における端末13について図9に示す機能ブロック図を参照して説明する。従来のクライアント機能を発揮するためにも必要であったネットワークインターフェース機能91と、html処理機能96と、表示機能99と、リンク情報選択機能97と、URL生成機能92と、キー入力機能93と、マウス入力機能98とに加えて、本発明の特徴的な構成に関連するヒストリ機能として、バージョン付URL及びヒストリ付データを処理するためのファイル管理機能94とバージョン管理機能95とを備えている。なお、図5の画面に示したヒストリ・ボタン55,56も当然、本発明の特徴的な構成に関連するヒストリ機能を実現するためのものである。
【0036】
さて、本実施形態においては、ヒストリ機能の実現のために、通常のURL及びデータに若干の拡張を行ったデータを採用している。そのデータの構成を以下で説明する。バージョン付きURLは、通常のURLにバージョンを指定するためのデータを付加したものである。これは、図10に示すように、バージョン付きであることを示すフラグ101と、バージョンを表す数値103と、近いバージョンを指定するフラグ104と、相対的なバージョンを指定するための符号及び数値105とを、従来までの通常のURL106に追加することで構成される。
【0037】
本実施形態ではバージョンを表す数値として日付を用いた。実用的には、より細かく秒単位でのバージョン管理が必要であるが、ここでは、表記を簡単にするため日付のみを用いることとする。また、近いバージョンを指定するフラグ104とは、指定されたバージョンに一致するバージョンがない場合、それにもっとも近いバージョンでかまわないことを示すためのものである。今後、このフラグを「Aフラグ」と略称する。
【0038】
さらに、バージョンの相対指定のために、或るバージョンのいくつ前あるいはいくつ後といった指定を、「+」及び「−」の符号と数値とを用いることにより指定できる。図10に示す例では、矢印(1)で示したURL(図10中で上側)が1995年9月20日のバージョンであり、矢印(2)で示すURL(図10中で下側)が1995年9月20日にもっとも近いバージョンから一つ新しいバージョンを示している。
【0039】
次に、中継サーバ12にキャッシュされるデータの構造を以下に説明する。キャッシュされるデータは、図11(a)に示すように、URLに対して一意のファイル名を持つファイルとして保存される。ファイル名は、プロトコル、ホスト名、パス名(一番最後の部分は除く)をファイルシステム中のディレクトリ111に対応させる。
【0040】
そして、パス名の一番最後の名前をファイル名とする。これだけでは、同一ファイルのバージョンによる区別ができないので、ファイル名の後にバージョン番号を付加する。また、最新のファイルがどれかを示すためのインデックス・ファイル112も用意する。このインデックス・ファイル112は、ファイル名の後のバージョン番号として「000」を付加したファイル名を用いる。このファイル中には図11(b)に示すように、最新バージョンのバージョン番号114が記録されている。
【0041】
また、各キャッシュ・ファイル113には、通常のデータの他、図11(c)に示すように、キャッシュ・ファイルの総数115と、過去のバージョン番号116とが記録されている。ただし、キャッシュ・ファイルの総数は、そのファイルを作った時点の数であるので、古いバージョンのファイルでは、ファイルの総数を示すわけではない。
【0042】
次に、以上の要素を用いて、実際にデータを読む手順及びヒストリ機能の動作を具体的に説明する。ここでは図12に示す状況を考える。つまり、最初はサーバA(15)中のa.htmlファイル121からサーバB(16)のb.htmlファイル122に対してリンクが張られていた。そして、その後に「(1)サーバB(16)のb.htmlファイル122の内容が変更」され、さらにその後のある時点で「(2)サーバA(15)上のa.htmlファイル121が変更され、それまで、サーバB(16)のb.htmlを指していたリンクが、サーバC(17)のc.htmlファイル123を指すようになった」場合である。
【0043】
まず、最初にサーバA(15)のa.htmlファイル121を読み、そこからリンクをたどって、サーバB(16)のb.htmlファイル122やサーバC(17)のc.htmlファイル123を読む場合の動作を説明する。最初に利用者は、サーバA(15)のa.htmlファイル121を読む。このとき端末13側では従来通りの動作(図7)を行う。また、このとき中継サーバ12ではデータをキャッシュする。この手順を図13のフローチャートを参照して説明する。
【0044】
中継サーバ12では、端末13から送られて来たURLを受信する(S1301)と、そのURLがバージョン付きかどうかを調べる(S1302)。このURLがバージョン付きでなく通常のURLである場合は(S1302:NO)、そのURLに合致するキャッシュを検索する(S1303)。最初に指定されたデータを読む時にはキャッシュにデータはないので(S1304:NO)、サーバA(15)からa.htmlファイル121を読み込む(S1307)。読み込んだデータはキャッシュに書き込まれ(S1309)、その後、端末13に送信される(S1310)。
【0045】
ここで、上記S1309でのキャッシュへの書き込み手順を図14のフローチャートを参照して説明する。まず、最初のステップS1401では、バージョン番号を生成する。本実施形態では、バージョン番号として日付を用いているので、タイマ機能86(図8参照)により日付を取り出すことでバージョン番号が得られる。
【0046】
次に、URLからディレクトリ名とファイル名を取り出す(S1402)。この場合は、「http/A」というディレクトリと「a.html」というファイル名になる。そして、このディレクトリ中でインデックス・ファイルを検索する(S1403)。最初のアクセス時には、当然インデックス・ファイルはないので(S1404:NO)、ディレクトリに新たにインデックス・ファイルを作成する(S1407)。そして、さらに新規のデータ・キャッシュ・ファイル126(図12(b)参照)を作成し(S1408)、そのデータ・キャッシュ・ファイル126には、バージョン情報を追加して(S1409)、内容を書き込む(S1410)。
【0047】
その後のアクセス時には、すでに古いバージョンのファイルが存在している場合もある。その場合には(S1404:YES)、S1405で作成した新規ファイルに一つ前のバージョンのファイルのヘッダをコピーし(S1406)、それから新バージョンを追加する(S1409)。つまり、各キャッシュ・ファイルは、そのファイル以前のバージョンの情報を全て持つことになる。
【0048】
さて、このようにして、図12(a)に示すサーバA(15)からa.htmlファイル121を中継した後、ユーザがa.htmlファイル121に記述されているリンクをマウス37でクリックしてサーバB(16)のb.htmlファイル122を要求したとする。この場合も同様の手順でサーバB(16)からb.htmlファイル122が転送され、中継サーバ12にキャッシュされる。
【0049】
この後しばらく時間がたち、サーバBのファイルb.htmlが変更されたとする。そして、再びユーザが同様の手順でサーバA(15)、サーバB(16)にアクセスした場合の動作を以下に説明する。この場合には、図13に示すように、キャッシュの検索(S1303)時、データが有ることが判るので(S1304:YES)、そのデータが更新されているかどうかを調べる(1305)。これは、サーバA(15)に対して、a.htmlファイル121が更新されているどうかを問い合わせることによって行われる。
【0050】
この時点では、サーバA(15)のデータは更新されていないので、キャッシュから図128(b)に示すデータ126を読み出して(S1308)、それを端末13に送信する(S1310)。続いて、ユーザが前回同様に、a.htmlファイル121からのリンクをたどってサーバB(16)のデータを要求した場合には、同様の手順でサーバB(16)からb.htmlファイル122を受信する。このときにはデータが更新されているので(S1306:YES)、サーバB(16)から新たにデータを受信し(S1307)、キャッシュした上で(S1309)、端末13にデータを送信する(S1310)。
【0051】
さて、ここまでの処理は、従来のキャッシュ機能付きの中継サーバにおいてもすでに実現されていることである。それに対して、この状態からヒストリをたどることにより過去のデータが取り出せることが本発明の特徴である。そこで、ヒストリをたどることにより過去のデータを取り出す場合の処理を説明する。
【0052】
本実施形態における端末13の画面表示は図5に示すようになっている。上述したように、ヒストリ・ボタン55,56は過去のデータを取り出す際のヒストリをたどるため用いられ、図5中で左側にあるボタン55をクリックすると一つ前のバージョンを表示させることができ、右側のボタン56をクリックすると一つ後の新らしいバージョンを表示させることができる。
【0053】
このときの端末13および中継サーバ12の動作を、上述したサーバB(16)のb.htmlファイル122(図12(a)参照)を例に取って説明する。図15に示すフローチャートは、図7に示した従来の処理にヒストリ機能に係る処理を追加したものであり、S1501〜S1503の処理は、図7のS71〜S73の処理と同じ内容の処理を行う。その後、端末13は、b.htmlファイル122を表示している状態にあり、これは図15のS1506に示すマウス入力待ち状態である。
【0054】
次に、ユーザがヒストリ・ボタン55,56を押すと、マウス37のクリック位置がマウス入力機能98(図9参照)を介して入力される。次にその位置を調べると(S1507)、ヒストリ・ボタン55,56上であることが判るので(S1508:YES)、バージョン指定のURLを生成する(S1510)。
【0055】
このURLは、通常のデータb.htmlにバージョン番号を追加することにより生成される。前に説明したように、データには、それまでのバージョン情報が入っているので、一つ前の場合には、データ中のバージョン情報から対応するものを取り出して使えば良い。つまり、「@@@*950910*http://B/b.html」となる。また、一つ後の場合は、現時点で表示してあるバージョン番号に、「+1」を指定すれば良い。この場合、「@@@*951010*+1*http://B/b.html」となる。次に端末13は、このURLを中継サーバ12に送信し、対応するバージョンのデータを受信する。中継サーバ12での処理は、図13に示すように、URLを受信するとバージョン付きかどうかを調べた後(S1302)、バージョン付きであるのでS1311へ移行してキャッシュを検索する。
【0056】
このS1311でのキャッシュ検索処理について図16のフローチャートを参照して説明する。例えば、URLが「@@@*950910*http://B/b.html」の場合は、URLからディレクトリ名とファイル名を取り出した後(S1601)、インデックス・ファイルを検索し(S1602)、最新のキャッシュ・ファイルからバージョン情報を取り出す(S1604)。続くS1605では指定バージョンがあるかどうか判断する。この場合、バージョン情報中にはバージョン950910のものが存在しているので(S1605:YES)、S1609に移行する。
【0057】
S1609では+−指定があるかどうかを判断する。この場合のURLには+−指定はないので(S1609:NO)、キャッシュにあることが確定して本キャッシュ検索処理を終了する。従って、この場合は図13の処理に戻った場合、S1312にて肯定判断となるため、中継サーバ12は、該当するキャッシュデータをファイルシステムから読み出し(S1308)、端末13側に送信する(S1310)。
【0058】
一方、図16の処理において、URLが「@@@*951010*+1*http://B/b.html」の場合には、同様に951010のバージョンが存在するため(S1605:YES)、S1609へ移行する。しかしこの場合は+1指定があるので(S1609:YES)、このバージョンより一つ新しいバージョンを探す(S1610)。しかし、キャッシュ中には該当するデータはないので(S1611:NO)、キャッシュにないことが確定して本キャッシュ検索処理を終了する。
【0059】
従って図13のS1312にて否定判断となるため、この場合の中継サーバ12は、該当するバージョンのファイルは無いというエラー情報を端末13に送信する(S1313)。そして、中継サーバ12からデータを受信した端末13は、正しいデータであればそのデータを表示装置35(図3(b)参照)に表示し、エラーであればその旨をユーザに知らせる。
【0060】
この様に、ユーザは、ヒストリ・ボタン55,56をマウス37でクリックするだけで容易にファイルのヒストリをたどり、任意のバージョンのファイルを見ることができる。さて、このようにバージョン指定を行って過去のデータにアクセスする場合には、リンクの取り扱いも通常の場合とは異なってくる。つまり、過去のデータ中にあるリンクはその過去の時点のものであるので、現時点においては必ずしも存在するものではない。
【0061】
この場合の例として、図12(a)中に(2)で示すようにサーバA(15)中のa.htmlファイル121が変更され、サーバB(16)のb.htmlファイル122を指していたものがサーバC(17)のc.htmlファイル123を指すようになった場合を考える。
【0062】
まず、端末13からは、サーバA(15)のa.htmlファイル121を読み出す要求が来る。この場合a.htmlファイル121は変更されているので、中継サーバ12はこれまでに説明した手順でサーバA(15)からa.htmlファイル121を受信してキャッシュし、端末13に送信する。
【0063】
端末13は、受信したデータを表示する。そしてユーザがハイパーリンクをクリックすると、今度はサーバC(17)のc.htmlファイル123を要求し、同様の手順によって処理が行われる。この後、ユーザは表示装置38における画面表示をa.htmlファイル121に対応したものに戻した後、ヒストリ・ボタン55,56を押して、一つ前のバージョンを要求したとする。既に説明した手順に従って一つ前のバージョンのa.htmlファイル121が転送され、表示される。
【0064】
ここで、リンクをクリックすると、今度はサーバB(16)のb.htmlファイル122が要求される。このとき端末13側は、URL作成時にa.htmlファイル121のバージョンに、近いバージョンを指定するAフラグ104(図10参照)を付加したURLを作成する。つまり、「@@@*950910*A*http://B/b.html」を中継サーバ12に要求する。ここで、Aフラグ104を使用するのは、a.htmlファイル121のバージョンと、b.htmlファイル122のバージョンが完全に一致することはないので、Aフラグ104を付けないと対応するバージョンのファイルが検索できないためである。
【0065】
中継サーバ12は、Aフラグ104を持つURLを受信した場合でも同様にキャッシュの検索を行う。これは、図16のS1601〜S1064の処理に示すように、ファイル名とディレクトリ名からインデックス・ファイルを検索し、最新のファイルからバージョン番号を取り出すところまではAフラグ104が無い場合と同じであることからも判る。
【0066】
そしてAフラグ104が付いていると(S1607:YES)、指定のバージョンのファイルが無い場合でも(S1605:NO)、近いバージョンを取り出す(S1608)。近いバージョンとは、各キャッシュ・ファイルのバージョン番号と指定されたバージョン番号の差が最も小さくなるバージョン番号を持つキャッシュ・ファイルである。
【0067】
こうして、a.htmlファイル121の古いバージョンに最も近いバージョンのb.htmlファイル122がキャッシュ中から取り出され、端末13に送られる。ファイルの更新が頻繁な場合には、こうして取り出したファイルが必ずしも、以前にa.htmlファイル121からリンクをたどって取り出したものとは一致しない場合もあるが、その場合でも、ユーザがヒストリ・ボタン55,56を使っていくつか前の、あるいはいくつか後のバージョンを取り出すことにより、容易に目指すバージョンのデータを取り出すことができる。
【0068】
以上、本発明はこのような実施例に何等限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記実施形態では、図2に示す中継サーバ12と任意の一つの端末13とで「履歴管理機能付き情報端末装置」が構成されることになるが、両機能を兼ね備えた端末装置として最初から構成してもよい。但し、上記実施形態のようにすれば、1台の中継サーバ12における履歴管理機能や記憶機能を、複数台の端末13が共用できるため、記憶容量の節約等の点で有利ではある。
【0069】
また、上記実施形態においては、マウス37によってヒストリ・ボタン55,56をクリックすることによりバージョンの指定を行っていたが、キーボード36(図3(b)参照)を用いて、明示的にバージョン付きのURLを入力してもバージョンの指定が行える。また、キャッシュ・ファイル中には過去のバージョン情報が入っているので、これを表示装置35にメニュー形式で表示し、ユーザに選択させることも可能である。
【0070】
また、このキャッシュ・ファイルの内容は、同一のURLに対しては変更があった場合でも一部分のみの変更である場合が多い、従って、キャッシュする際、ファイル全体をキャッシュするのではなく、過去のファイルとの差分をとり、その差分のみをキャッシュすることで、図3(a)に示すディスク24の記憶容量を少なくすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を例示する説明図である。
【図2】 実施形態の履歴管理機能付き情報端末装置が適用されるネットワークのブロック図である。
【図3】 実施形態において使用される機器のハードウェアのブロック図である。
【図4】 htmlファイルのサンプルを示す説明図である。
【図5】 表示のサンプルを示す説明図である。
【図6】 URLを示す説明図である。
【図7】 従来の端末における処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 中継サーバの機能ブロック図である。
【図9】 端末装置の機能ブロック図である。
【図10】 バージョン付きURLの説明図である。
【図11】 キャッシュデータの構造を示す説明図である。
【図12】 時間の経過に対する中継サーバ上のデータの変化を示す説明図である。
【図13】 中継サーバの動作を示すフローチャートである。
【図14】 キャッシュへの書き込み手順を示すフローチャートである。
【図15】 実施形態における端末の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】 キャッシュの検索手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…LAN
12…中継サーバ
13…端末
14…WAN
15,16,17…サーバ
21…ネットワークインターフェース
23…メモリ
24…ディスク
31…ネットワークインターフェース
33…メモリ
35…表示装置
36…キーボード
37…マウス
38…表示装置
55,56…ヒストリ・ボタン
83…URL処理機能
84…キャッシュ管理機能
85…ファイルシステム機能
94…ファイル管理機能
95…バージョン管理機能
96…html処理機能
97…リンク情報選択機能
Claims (3)
- 複数の情報提供手段がネットワークで接続されて分散型データベースを構成するシステムに対し、前記情報提供手段内のデータを検索あるいは取得するための情報端末装置において、前記ネットワーク介して前記情報提供手段から得られた情報を記憶し、この記憶している情報を端末装置へ送信する中継サーバであって、
ネットワークを介して通信を行うための通信手段と、
該通信手段を介して前記情報提供手段から得られた情報を、時間の推移に従った管理を行うための履歴管理手段と、
前記履歴管理手段から受け取った情報を記憶しておく記憶手段とを備え、
前記履歴管理手段は、
前記通信手段を介して前記端末装置からURL( uniform resource locator )を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたURLに、情報のバージョンを指定するためのバージョン指定情報が付加されていない場合、このURLに対応する情報が前記記憶手段に存在するか否かを判断する存在判断手段と、
前記存在判断手段によって前記記憶手段に情報が存在しないと判断された場合、当該URLに対応する情報を前記通信手段を介して前記情報提供手段から取得し、この取得した情報をこの情報のバージョンを示す情報と共に前記記憶手段に記録する第1記録手段と、
前記存在判断手段によって前記記憶手段に情報が存在すると判断された場合、当該情報が更新されているか否かを判断する更新判断手段と、
前記更新判断手段によって、情報が更新されていると判断した場合、当該URLに対応する情報を前記通信手段を介して前記情報提供手段から新たに取得し、この取得した情報をこの情報のバージョンを示す情報と共に前記記憶手段に記録する第2記録手段と、
前記受信手段によって受信されたURLに、情報のバージョンを指定するためのバージョン指定情報が付加されている場合、このバージョン指定情報で指定されたバージョンに対応する情報を前記記憶手段から読み出し、これを前記通信手段を介して前記端末装置へ送信する送信手段とを備えたこと
を特徴とする中継サーバ。 - 請求項1に記載の中継サーバにおいて、
前記履歴管理手段が備える送信手段は、
前記受信手段によって受信されたURLに追加されている前記バージョン指定情報に、直近のバージョンを示すフラグ情報が付加されている場合、当該バージョン指定情報で指定されたバージョンに対応する情報が前記記憶手段に存在すれば、この情報を前記記憶手段から読み出してこれを前記端末装置へ送信し、当該バージョン指定情報で指定されたバージョンに対応する情報が前記記憶手段に存在しなければ、前記記憶手段に記憶された情報の中から指定されたバージョンに最も近いバージョンに対応する情報を読み出し、これを前記端末装置へ送信すること
を特徴とする中継サーバ。 - 請求項1又は請求項2に記載の中継サーバにおいて、
前記履歴管理手段が備える送信手段は、
前記受信手段によって受信されたURLに追加されている前記バージョン指定情報に、或るバージョンに対する相対的なバージョンを指定するための符号及び値を含む相対指定情報が付加されている場合、この相対指定情報で指定されたバージョンに対応する情報を前記記憶手段から読み出し、これを前記通信手段を介して前記端末装置へ送信すること
を特徴とする中継サーバ。
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