JP3933964B2 - パラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびパラメータ生成プログラム - Google Patents

パラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびパラメータ生成プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびパラメータ生成プログラムに関し、詳しくは、CADによって設計を行なうために3次元空間の点に対する自由曲面のパラメータを求めることができるパラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびパラメータ生成プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自由曲面、自由曲線は3次元形状モデルとしてCADで広く利用されている。この3次元形状モデルを設計するためには、形状同士の干渉点や干渉線を求める必要が多々あるため、干渉計算を実現するために3次元空間の点座標を自由曲線上のパラメータ点や自由曲面上のパラメータ点に変換する必要がある。
【0003】
従来、自由曲面のパラメータ点を求める方法としては、三次元立体形状処理方式があり、例えば、特開2000−194880号公報に示すものがある。
【0004】
この方式は、3つの曲面の交点を各曲面上に投影した点の座標値及びパラメータ値を求めた後、各曲面上に投影した点における接平面を曲面の法線ベクトルを用いて求め、次いで、接平面の交点を求めた後、接平面の交点を曲面上に投影した点を各々の曲面について求めるようにしている。
【0005】
また、自由曲線のパラメータ点を求める方法としては、自由曲線上のパラメータ値生成方式があり、例えば、特許第3121023号に示すものがある。
【0006】
このものは、自由曲線データ値と点とを入力して、該点の該自由曲線上におけるパラメータ値を生成する3次元形状処理システムにおいて、点の近似的な自由曲線上のパラメータ値を生成した後、該ラフパラメータ値に対する自由曲線の接線ベクトルを生成し、次いで、この生成された接線ベクトルへ前記点を投影した後、この投影された点と前記ラフパラメータ値とが十分近接しているかどうか判断し、次いで、この判定結果により十分近接していないと判断されたとき、ラフパラメータ値を微調整するようにしている。
【0007】
一方、曲面モデルとしてよく使われる自由曲面の中には、周期的パラメータ曲線列を含むものがあり、このような曲面の例を図10に示す。図10において、パラメータ曲線列内の連続する2本のパラメータ曲線(図10のC0、C1)が連続性を持つ場合、そのパラメータ曲線列を周期的パラメータ曲線列と呼ぶ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のパラメータ点を求める方法にあっては、図10に示すように、周期的パラメータ曲線列内の連続する2本パラメータ曲線C1、C3の連結点(Pで示す)付近では、実空間上で重なりあってしまう。
【0009】
例えば、あるパラメータ曲線上の点C1(1.1)と別のパラメータ曲線の延長線上の点C3(0.1)は、パラメータ空間上では異なる点であるが、実空間上では同じ点になるため、周期的パラメータ曲線列を含む曲面に対し、従来の三次元立体形状処理方式や自由曲線上のパラメータ値生成方式を通用させると、次のように正しい結果が求まらないという問題があった。
【0010】
1)曲面のパラメータ点を計算すると、実際にパラメータ定義域内の点であるにもかかわらず、曲面のパラメータ定義域外のパラメータ点が求まってしまう。
2)点の内外判定計算を行うと、実際に曲面内の点であるにもかかわらず、曲面外の点として判定されてしまう。
3)パラメータ曲線を計算すると、実際にパラメータ定義域内の曲線であるにもかかわらず、曲面のパラメータ定義域外のパラメータ曲線が求まってしまう。
4)パラメータ曲線を計算すると、不連続なパラメータ曲線が求まってしまう。5)トリム曲面の点の内外判定計算を行うと、実際にトリム曲面内の点であるにもかかわらず、トリム曲面外の点として判定されてしまう。
【0011】
そこで本発明は、周期的パラメータ曲線列を含む曲面のパラメータ定義域内のパラメータ点を求めることができるパラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびパラメータ生成プログラムを提供することを目的としている。
【0012】
また、周期的パラメータ曲線列を含む曲面の点の内外判定計算を行うことができる点の自由曲面に対する内外判定方法、内外判定装置および内外判定プログラムを提供することを目的としている。
【0013】
また、周期的パラメータ曲線列を含む曲面の連続したパラメータ曲線列を計算することができるパラメータ曲線列生成方法、パラメータ曲線列生成装置、パラメータ曲線列生成プログラムを提供することを目的としている。
【0014】
さらに、周期的パラメータ曲線列を含むトリム曲面の点の内外判定計算を行うことができる3次元空間の点のトリム曲面に対する内外判定方法、内外判定装置および内外判定プログラムを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明のパラメータ生成方法は、上記課題を解決するために、3次元空間の対象となる点に対する自由曲面のパラメータ点を求めるパラメータ生成方法であって、コンピュータが、前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、検出した縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出し、前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求めることを特徴としている。
【0016】
このような方法により、周期的パラメータ曲線列を含む曲面のパラメータ定義域内のパラメータ点を求めることができる。
【0021】
また、本発明の点の自由曲面に対する内外判定方法は、上記課題を解決するために、3次元空間の対象となる点の自由曲面に対する内外判定方法であって、コンピュータが、前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、検出した縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出し、前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求め、前記パラメータ点が前記自由曲面のパラメータ区間内にあるか否かを調べることにより、前記対象となる点の自由曲面に対する内外判定を行なうことを特徴としている。
【0022】
このような方法により、周期的パラメータ曲線列を含む曲面の点の内外判定計算を行うことができる。
【0023】
また、本発明のパラメータ曲線列生成方法は、上記課題を解決するために、3次元空間の対象となる曲線列に対する自由曲面のパラメータ曲線列を求めるパラメータ曲線列生成方法であって、コンピュータが、前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換し、前記縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出し、対象となる曲線列上のサンプル点列を求め、求めたサンプル点列に対するパラメータ点列を求め、求めたパラメータ点列が前記周期的パラメータ曲線列の連結点を挟んで分布しているか否かを調べ、挟んで分布している場合、前記連結点のパラメータ点を追加して前記パラメータ点列を分割し、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列を生成し、前記パラメータ曲線列の各曲線の連結点が前記縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線を前記パラメータ曲線列に挿入したものを、前記対象となる曲線列に対するパラメータ曲線列として求めることを特徴としている。
【0024】
このような方法により、周期的パラメータ曲線列を含む曲面の連続したパラメータ曲線列を計算することができる。
【0025】
また、本発明の3次元空間の点のトリム曲面に対する内外判定方法は、上記課題を解決するために、3次元空間の対象となる点のトリム曲面に対する内外判定方法であって、コンピュータが、前記トリム曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換し、前記縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出し、前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求め、
前記トリム曲面の境界曲線列上のサンプル点列を求め、求めたサンプル点列に対するパラメータ点列を求め、求めたパラメータ点列が前記周期的パラメータ曲線列の連結点を挟んで分布しているか否かを調べ、挟んで分布している場合、前記連結点のパラメータ点を追加して前記パラメータ点列を分割し、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列を生成し、
前記パラメータ曲線列の各曲線の連結点が前記縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線を前記パラメータ曲線列に挿入したものを前記トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列として求め、
前記対象となる点に対するパラメータ点から伸ばした半直線と、前記トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列との交差回数を調べることにより、前記対象となる点の前記トリム曲面に対する内外判定を行なうことを特徴としている。
【0026】
このような方法により、周期的パラメータ曲線列を含むトリム曲面の点の内外判定計算を行うことができる。
【0027】
また本発明は、方法以外にも、他の態様として、装置またはプログラムとして実現される。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0042】
図1〜13は本発明に係るパラメータ生成方法、パラメータ生成装置、パラメータ生成プログラム、点の自由曲面に対する内外判定方法、内外判定装置、内外判定プログラム、パラメータ曲線列生成方法、パラメータ曲線列生成装置、パラメータ曲線列生成プログラム、およびトリム曲面に対する内外判定方法、内外判定装置、内外判定プログラムの一実施形態を示す図である。
【0043】
まず、構成を説明する。図1において、11は装置(パラメータ生成装置、点の自由曲面に対する内外判定装置、パラメータ曲線列生成装置およびトリム曲面に対する内外判定装置)であり、装置11は、中央処理装置1、表示装置2、メモリ3、キーボード4、CD−ROMドライブ5を備えている。
【0044】
メモリ3はパラメータ計算プログラム3aとオペレーションシステム3bが格納されており、パラメータ計算プログラム3aはCD−ROM6等の記憶媒体からインストールされたものである。
【0045】
表示装置2は、例えば、液晶表示ディスプレイから構成されており、CAD等の3次元画像を表示可能になっている。
キーボード4は、曲線データや点データ、曲面データ等の各種情報を入力するようになっている。
【0046】
CD−ROM6からインストールされたパラメータ計算プログラム、換言すれば、CD−ROM6に記憶されたプログラムとしては、パラメータ生成プログラム、点の自由曲面に対する内外判定を行なう内外判定プログラム、パラメータ曲線列検出プログラムおよび3次元空間の点のトリム曲面に対する内外判定を行なう内外判定プログラムがある。
【0047】
なお、記憶媒体はCD−ROM6に限らず、DVD−ROM、リムーバルディスク等であっても良く。また、メモリ3にはCD−ROM6からではなく、所定のサーバとネットワークで接続できるようにしておき、サーバから上記プログラムをインストールしてもよい。
【0048】
次に、上述した各プログラムを説明する。
まず、パラメータ生成プログラムは、中央演算装置1に、縮退パラメータ曲線を検出する機能と、周期的パラメータ曲線列を検出する機能と、対象となる点に対するパラメータ点を計算し、周期的パラメータ曲線を用いたパラメータ点の正規化を行なうことにより、パラメータ点を求める機能とを実行させるものである。
【0049】
また、点の自由曲面に対する内外判定を行なう内外判定プログラムは、中央演算装置1に、縮退パラメータ曲線を検出する機能と、周期的パラメータ曲線列を検出する機能と、対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が自由曲面のパラメータ区間内にあるか否かを調べることにより、点の自由曲面に対する内外判定を行なう機能とを実行させるものである。
【0050】
また、パラメータ曲線検出プログラムは、中央演算装置1に、対象となる自由曲面の境界曲線列を求め、その境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する機能と、前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換することにより、前記縮退パラメータ曲線を検出するとともに、前記検出された縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べて微分連続性がある組のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列に加えることにより、周期的パラメータ曲線列を検出する機能と、周期的パラメータ曲線列を用いて対象となる曲線列の各曲線をパラメータ曲線に変換し、次いで、縮退パラメータ曲線の追加を行なうことにより、パラメータ曲線列を求める機能とを実行させるものである。
【0051】
さらに、点のトリム曲面に対する内外判定を行なう内外判定プログラムは、中央演算装置1に、縮退パラメータ曲線を検出する機能と、周期的パラメータ曲線列を検出する機能と、対象となる点に対するパラメータ点を計算し、トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列を求める際には、その境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換することにより、前記縮退パラメータ曲線を検出し、前記検出された縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除いて残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べ、微分連続性がある組のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列に加えることにより、周期的パラメータ曲線列を検出する機能と、前記周期的パラメータ曲線列を用いて対象となる曲線列の各曲線をパラメータ曲線に変換し、縮退パラメータ曲線の追加を行なうことにより、パラメータ曲線列を求め、パラメータ点から伸ばした半直線とパラメータ曲線列との交差回数を調べることにより、点のトリム曲面に対する内外判定を行なう機能とを実行させるものである。
【0052】
中央演算装置1は、これらプログラムに基づいて各種パラメータの検出を行なうようになっており、周期的パラメータを検出する周期的パラメータ検出手段と、対象となる点に対するパラメータ点を計算し、周期的パラメータ曲線を用いたパラメータ点の正規化を行なうことにより、パラメータ点を求めるパラメータ算出手段とを構成している。
【0053】
特に、縮退パラメータ曲線の検出にあっては、対象となる自由曲面の境界曲線列を求め、その境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換することにより、縮退パラメータ曲線を検出するようになっている。
【0054】
また、周期的パラメータ曲線列の検出にあっては、対象となる自由曲面の境界曲線列を求めた後、その境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、次いで、検出された縮退境界曲線を境界曲線列から取り除き、次いで、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列に加えることにより、周期的パラメータ曲線列を検出するようになっている。
【0055】
また、中央演算装置1は、対象となる点に対するパラメータ点を計算し、パラメータ点が自由曲面のパラメータ区間内にあるか否かを調べることにより、点の自由曲面に対する内外判定を行なう内外判定手段を構成している。
【0056】
また、中央演算装置1は、対象となる自由曲面の境界曲線列を求め、その境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する縮退境界線検出手段と、縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換することにより、縮退パラメータ曲線を検出するとともに、検出された縮退境界曲線を境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べて微分連続性がある組のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列に加えることにより、周期的パラメータ曲線列を検出する周期的パラメータ曲線列検出手段と、周期的パラメータ曲線列を用いて対象となる曲線列の各曲線をパラメータ曲線に変換し、次いで、縮退パラメータ曲線の追加を行なうことにより、パラメータ曲線列を求めるパラメータ曲線列検出手段とを構成している。
【0057】
また、中央演算装置1は、縮退パラメータ検出手段と、周期的パラメータ曲線列を検出する周期的パラメータ曲線列検出手段と、対象となる点に対するパラメータ点を計算し、トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列を求める際には、その境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換することにより、縮退パラメータ曲線を検出し、検出された縮退境界曲線を境界曲線列から取り除いて残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べ、微分連続性がある組のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列に加えることにより、周期的パラメータ曲線列を検出する周期的パラメータ曲線列検出手段と、周期的パラメータ曲線列を用いて対象となる曲線列の各曲線をパラメータ曲線に変換し、縮退パラメータ曲線の追加を行なうことにより、パラメータ曲線列を求め、パラメータ点から伸ばした半直線とパラメータ曲線列との交差回数を調べることにより、点のトリム曲面に対する内外判定を行なう内外判定手段とを構成している。
【0058】
次に、図2〜9のフローチャートに基づいてパラメータ生成方法、点の自由曲面に対する内外判定方法、パラメータ曲線列生成方法およびトリム曲面に対する内外判定方法を説明する。
【0059】
まず、以下の前提に基づいて本実施形態の作用を説明する。
本実施形態で扱う自由曲線はパラメトリック曲線であり、パラメトリック曲線上の点はパラメータtにより次のように表わす。
C(t) (0≦t≦1)
【0060】
代表的なパラメトリック曲としては、Bezier曲線があるが、本手法は曲線の種類は問わず、パラメトリック曲であればどのようなものにでも適用できる。n次のBezier曲線は、n+1個の制御点Piにより構成され、曲線上の点は次のように表わす。
【0061】
【数1】
Figure 0003933964
ここで、
【数2】
Figure 0003933964
はBernstein基底関数と呼ばれる関数で、以下のように表わす。
【数3】
Figure 0003933964
ここで,
【数4】
Figure 0003933964
である。図11にBezier曲線の例を示す。
【0062】
本実施形態で扱う自由曲面はパラメトリック曲面であり、パラメトリック曲面上の点はパラメータu、vにより次のように表わす。
S(u,v) (0≦u,v≦1)
【0063】
代表的なパラメトリック曲面としては、Bezier曲面があるが、本手法は曲面の種類は問わず、パラメトリック曲面であればどのようなものにでも適用できる。n×m次のBezier曲面は、(n+1)×(m+1)個の制御点Pijにより構成され、曲面上の点は次のように表わす。
【0064】
【数5】
Figure 0003933964
ここで、
【数6】
Figure 0003933964
は自由曲線の項で説明したBernstein基底関数と呼ばれる関数である。図12にBezier曲面の例を示す。
【0065】
また、本実施形態で扱うトリム曲面は、前述した自由曲面と自由曲線列の組で自由曲面上の限られた範囲の曲面を表したものである。図13にトリム曲面の例を示す。
【0066】
次に、図2のフローチャートに基づいて周期的なパラメータ曲線を含む曲面におけるパラメータ生成方法を説明する。
まず、自由曲面の縮退パラメータ曲線を検出した後(ステップS1)、周期的パラメータ曲線列を検出し(ステップS2)、次いで、対象となる点に対するパラメータ点の計算を行なう(ステップS3)。この計算にあっては、例えば、3つの曲面の交点を各曲面上に投影した点の座標値及びパラメータ値を求めた後、各曲面上に投影した点における接平面を曲面の法線ベクトルを用いて求め、次いで、接平面の交点を求めた後、接平面の交点を曲面上に投影した点を各々の曲面について求める。
【0067】
次いで、周期的パラメータ曲線を用いたパラメータ点の正規化を行なう(ステップS4)。
以上により、周期的パラメータ曲線を含む曲面におけるパラメータ点を得ることができる。
【0068】
次に、図3のフローチャートに基づいて図2に示すフローのステップS1における自由曲面の縮退パラメータ曲線を検出する方法について説明する。
【0069】
まず、自由曲面の境界曲線列を求める(ステップS11)。境界曲線列は自由曲面の境界をなす曲線列で連続する複数の自由曲線からなる。自由曲面の境界曲線列は自由曲面の制御点から容易に求めることができる。例として、次のようなBezier曲面
【数7】
Figure 0003933964
の場合、次の4本のBezier曲線Cii=0,1,2,3)が境界曲線列になる。
【0070】
【数8】
Figure 0003933964
次いで、その境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する(ステップ12)。曲線が縮退しているか否かは、曲線の制御点Pi(i=0,...,n)が全て一致するか否か調べることにより判断できる。
【0071】
o=P1=P2=...=Pn
制御点がすべて一致すればその曲線は縮退している。
最後に、縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換する(ステップS13)。境界曲線とそのパラメータ曲線の関係は予め決まっているので、次の通りになる。
0が縮退曲線の場合、対応する縮退パラメータ曲線は v=0
1が縮退曲線の場合、対応する縮退パラメータ曲線は u=1
2が縮退曲線の場合、対応する縮退パラメータ曲線は v=1
3が縮退曲線の場合、対応する縮退パラメータ曲線は u=0
以上により、自由曲面の縮退パラメータ曲線を得ることができる。
【0072】
次に、図4のフローチャートに基づいて図2に示すステップS2における周期的パラメータ曲線列の検出方法について説明する。
まず、ステップS11で求めた境界曲線列の中からステップS12で求めた縮退境界曲線を取り除く(ステップS21)。次いで、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否か調べる。すなわち、Ci i+1が次の関係を満たすか否かを調べる(ステップ22)。
【0073】
【数9】
Figure 0003933964
ここで、δkC(t0)/δktは、パラメータt0におけるCのk次偏微分ベクトルである。
【0074】
【数10】

は、iをnで割ったときの余りを示す。
最後に微分連続性があるものについて周期的パラメータ曲線列に加える(ステップS23)。
以上により、自由曲面の周期的パラメータ曲線列を得ることができる。
【0075】
次いで、図5のフローチャートに基づいて図2に示すステップS4におけるパラメータ点の正規化方法について説明する。
【0076】
まず、パラメータ点が自由曲面のパラメータ区間外か否か調べる(ステップ31)。次いで、パラメータ区間外ならステップS3で求めた周期的パラメータ曲線上に存在するか否か調べる(ステップS32)。
【0077】
次いで、周期的パラメータ曲線列上にあればパラメータ点の元の3次元空間点に対する周期的パラメータ曲線列の各曲線の曲線パラメータと投影点を求める(ステップS33)。
【0078】
具体的には、点の近似的な自由曲線上のパラメータ値を生成した後、該ラフパラメータ値に対する自由曲線の接線ベクトルを生成し、次いで、この生成された接線ベクトルへ前記点を投影した後、この投影された点と前記ラフパラメータ値とが十分近接しているかどうか判断し、次いで、この判定結果により十分近接していないと判断されたとき、ラフパラメータ値を微調整する。
【0079】
最後に、3次元空間点と投影点との距離が最短の曲線パラメータを曲面パラメータに変換する。(ステップS34)。曲線パラメータtと曲面パラメータu,vの関係は、曲線により異なり次のようになる。
0の場合,(u,v)=(t,0)
1の場合,(u,v)=(1,0)
2の場合,(u,v)=(1−t,1)
3の場合,(u,v)=(0,1−t)
以上により、正規化されたパラメータ点を得ることができる。
【0080】
次に、図6のフローチャートに基づいて周期的パラメータ曲線を含む曲面における点の内外判定方法を説明する。
まず、対象となる点のパラメータ点を図2のフローチャートと同様の手順で求める(ステップS41)。次いで、そのパラメータ点が自由曲面のパラメータ区間内にあるか否かを調べ、パラメータ区間内ならば内側、パラメータ区間外ならば外側と判定する(ステップS42)。自由曲面のパラメータ(u,v)はu,vそれぞれ区間[0,1]内にあるため、次のように内側外側を判定することができる。
0≦u≦1かつ0≦v≦1の場合、内側
上記以外の場合、外側
以上により、周期的パラメータ曲線を含む曲面に対する点の内外判定を行なうことができる。
【0081】
次に、図7のフローチャートに基づいて周期的パラメータ曲線を含む曲面におけるパラメータ曲線列を求める方法を説明する。
まず、図3に示すフローチャートと同様の手順により縮退パラメータ曲線を検出する(ステップS51)。次いで、図4に示すフローチャートと同様の手順により周期的パラメータ曲線列を検出する(ステップS52)。
【0082】
次いで、対象となる曲線列の各曲線をパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列に追加する(ステップS53)。
最後に縮退パラメータ曲線の追加を行う(ステップ54)。ステップS53で求めたパラメータ曲線列の各曲線の連結点がステップ51で求めた縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線をパラメータ曲線列に挿入する。
以上により、周期的パラメータ曲線を含む曲面におけるパラメータ曲線列を得ることができる。
【0083】
次に図8のフローチャートに基づいて図7に示すステップS53におけるパラメータ曲線を求める方法について説明する。
まず、曲線上のサンプル点列を求める(ステップS61)。サンプル点は次のように最初は等間隔パラメータにより曲線上の点を求めてサンプル点列とする。
C(i/n) (i=0,...,n)
【0084】
サンプル点の数nは適当な値が与えられているものとする。
次いで、図2のフローチャートと同様の手順によりサンプル点列から曲面のパラメータ点列を求める。
C(i/n)→(ui,vi) (i=0,...,n)
【0085】
次いで、パラメータ点列がステップS52で求めた周期的パラメータ曲線列の曲線間の連結点を挟んで分布していないか調べる(ステップ62)。具体的にはパラメータ点列内の連続する2点(ui,vi),(ui+1,vi+1)についてそれぞれ周期的パラメータ曲線列
j(t) (j=0,...,m)
の連続する2本のパラメータ曲線kj(t),kj+1(t)上にあるかどうか調べる。以下の条件のどちらかを満たせば、2本のパラメータ曲線間の連結点を挟んで分布しているとみなす。
(ui,vi)がkj(t)上にあり、かつ(ui+1,vi+1)がkj+1(t)上にある。
(ui+1,vi+1)がkj(t)上にあり、かつ(ui,vi)がkj+1(t)上にある。
【0086】
次いで、そのようにして分布している場合、2本のパラメータ曲線間の連結点のパラメータkj(1)=(ukj,vkj),kj+i(0)=(ukj+1,vkj+1)を追加し、パラメータ点列を分割する(ステップ63)。
【0087】
{...,(ui+1,vi+1)(ui,vi),...}→...,(ui+1,vi+1)(ukj,vkj)},{(ukj+1,vkj+1),(ui,vi),...}
【0088】
最後に、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線を生成する(ステップS64)。点列からの曲線生成は、さまざまな方法が提案されているが、ここでは点列を通過する曲線を生成する。
以上により曲線をパラメータ曲線に変換することができる。
【0089】
次いで、図9のフローチャートに基づいて周期的パラメータ曲線を含むトリム曲面における点の内外判定方法を説明する。
まず、対象となる点のパラメータ点を図2のフローチャートと同様の手順で求める(ステップS71)。
【0090】
次いで、トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列を図7のフローチャートと同様の手順で求める(ステップS72)。
最後に、パラメータ点からのばした半直線とパラメータ曲線列との交差回数を調べ、奇数ならば内側、偶数ならば外側と判定する(ステップS73)。
以上により,周期的パラメータ曲線を含むトリム曲面に対する点の内外判定を行なうことができる。
【0091】
なお、本実施形態を3次元CADシステム等に適用することによって、周期的パラメータ曲線列を含む自由曲面を用いた3次元モデルを設計することができる。
【0092】
【発明の効果】
本発明によれば、周期的パラメータ曲線列を含む曲面のパラメータ定義域内のパラメータ点を求めることができるパラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびパラメータ生成プログラムを提供することができる。
【0093】
また、本発明によれば、周期的パラメータ曲線列を含む曲面のパラメータ曲線を求めることができるパラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびパラメータ生成プログラムを提供することができる。
【0094】
また、本発明によれば、周期的パラメータ曲線列を含む曲面の点の内外判定計算を行うことができる点の自由曲面に対する内外判定方法、内外判定装置および内外判定プログラムを提供することができる。
【0095】
また、本発明によれば、周期的パラメータ曲線列を含む曲面の連続したパラメータ曲線列を計算することができるパラメータ曲線列生成方法、パラメータ曲線列生成装置、パラメータ曲線列生成プログラムを提供することができる。
【0096】
さらに、本発明によれば、周期的パラメータ曲線列を含むトリム曲面の点の内外判定計算を行うことができる3次元空間の点のトリム曲面に対する内外判定方法、内外判定装置および内外判定プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパラメータ生成方法、パラメータ生成装置、パラメータ生成プログラムの一実施形態を示す図であり、パラメータ生成装置の構成図である。
【図2】一実施形態の周期的なパラメータ曲線を含む曲面におけるパラメータ生成手順を示すフローチャートである。
【図3】一実施形態の自由曲面の縮退パラメータ曲線を検出する手順を示すフローチャートである。
【図4】一実施形態の周期的パラメータ曲線列の検出手順を示すフローチャートである。
【図5】一実施形態のパラメータ点の正規化手順を示すフローチャートである。
【図6】一実施形態の周期的パラメータ曲線を含む曲面における点の内外判定手順を示すフローチャートである。
【図7】一実施形態の周期的パラメータ曲線を含む曲面におけるパラメータ曲線列を求める手順を示すフローチャートである。
【図8】一実施形態のパラメータ曲線を求める手順を示すフローチャートである。
【図9】一実施形態の周期的パラメータ曲線を含むトリム曲面における点の内外判定手順を示すフローチャートである。
【図10】(a)は一実施形態の周期的パラメータ曲線列を含む自由曲面を示す図であり、(b)はパラメータ空間を示す図である。
【図11】一実施形態のBezier曲線を示す図である。
【図12】一実施形態のBezier曲面を示す図である。
【図13】一実施形態のトリム曲面を示す図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置(縮退パラメータ検出手段、周期的パラメータ検出手段、パラメータ算出手段、内外判定手段、パラメータ曲線列検出手段)
11 装置(パラメータ生成装置、点の自由曲面に対する内外判定装置、パラメータ曲線列生成装置およびトリム曲面に対する内外判定装置)

Claims (12)

  1. 3次元空間の対象となる点に対する自由曲面のパラメータ点を求めるパラメータ生成方法であって、
    コンピュータが、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、
    検出した縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、
    残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出し、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、
    前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求めることを特徴とするパラメータ生成方法。
  2. 3次元空間の対象となる点の自由曲面に対する内外判定方法であって、
    コンピュータが、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、
    検出した縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、
    残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出し、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、
    前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求め、
    前記パラメータ点が前記自由曲面のパラメータ区間内にあるか否かを調べることにより、前記対象となる点の自由曲面に対する内外判定を行なうことを特徴とする3次元空間の点の自由曲面に対する内外判定方法。
  3. 3次元空間の対象となる曲線列に対する自由曲面のパラメータ曲線列を求めるパラメータ曲線列生成方法であって、
    コンピュータが、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、
    前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換し、
    前記縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、
    残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出し、
    対象となる曲線列上のサンプル点列を求め、求めたサンプル点列に対するパラメータ点列を求め、求めたパラメータ点列が前記周期的パラメータ曲線列の連結点を挟んで分布しているか否かを調べ、挟んで分布している場合、前記連結点のパラメータ点を追加して前記パラメータ点列を分割し、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列を生成し、
    前記パラメータ曲線列の各曲線の連結点が前記縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線を前記パラメータ曲線列に挿入したものを、前記対象となる曲線列に対するパラメータ曲線列として求めることを特徴とするパラメータ曲 線列生成方法。
  4. 3次元空間の対象となる点のトリム曲面に対する内外判定方法であって、
    コンピュータが、
    前記トリム曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出し、
    前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換し、
    前記縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、
    残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出し、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、
    前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求め、
    前記トリム曲面の境界曲線列上のサンプル点列を求め、求めたサンプル点列に対するパラメータ点列を求め、求めたパラメータ点列が前記周期的パラメータ曲線列の連結点を挟んで分布しているか否かを調べ、挟んで分布している場合、前記連結点のパラメータ点を追加して前記パラメータ点列を分割し、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列を生成し、
    前記パラメータ曲線列の各曲線の連結点が前記縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線を前記パラメータ曲線列に挿入したものを前記トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列として求め、
    前記対象となる点に対するパラメータ点から伸ばした半直線と、前記トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列との交差回数を調べることにより、前記対象となる点の前記トリム曲面に対する内外判定を行なうことを特徴とする3次元空間の点のトリム曲面に対する内外判定方法。
  5. 3次元空間の対象となる点に対する自由曲面のパラメータ点を求めるパラメータ生成装置であって、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する縮退境界曲線検出手段と、
    検出した縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出する周期的パラメータ曲線列検出手段と、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求めるパラメータ点算出手段とを備えることを特徴とするパラメータ生成装置。
  6. 3次元空間の対象となる点の自由曲面に対する内外判定装置であって、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する縮退境界曲線検出手段と、
    検出した縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出する周期的パラメータ曲線列検出手段と、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求めるパラメータ点算出手段と、
    前記パラメータ点が前記自由曲面のパラメータ区間内にあるか否かを調べることにより、前記対象となる点の自由曲面に対する内外判定を行なう内外判定手段とを備えることを特徴とする3次元空間の点の自由曲面に対する内外判定装置。
  7. 3次元空間の対象となる曲線列に対する自由曲面のパラメータ曲線列を求めるパラメータ曲線列生成装置であって、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する縮退境界曲線検出手段と、
    前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換する縮退パラメータ曲線変換手段と、
    前記縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出する周期的パラメータ曲線列検出手段と、
    対象となる曲線列上のサンプル点列を求め、求めたサンプル点列に対するパラメータ点列を求め、求めたパラメータ点列が前記周期的パラメータ曲線列の連結点を挟んで分布しているか否かを調べ、挟んで分布している場合、前記連結点のパラメータ点を追加して前記パラメータ点列を分割し、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列を生成し、前記パラメータ曲線列の各曲線の連結点が前記縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線を前記パラメータ曲線列に挿入したものを、前記対象となる曲線列に対するパラメータ曲線列として求めるパラメータ曲線列生成手段とを備えることを特徴とするパラメータ曲線列生成装置。
  8. 3次元空間の対象となる点のトリム曲面に対する内外判定装置であって、
    前記トリム曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する縮退境界曲線検出手段と、
    前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換する縮退パラメータ曲線変換手段と、
    前記縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出する周期的パラメータ曲線列検出手段と、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求めるパラメータ点算出手段と、
    前記トリム曲面の境界曲線列上のサンプル点列を求め、求めたサンプル点列に対するパラメータ点列を求め、求めたパラメータ点列が前記周期的パラメータ曲線列の連結点を挟んで分布しているか否かを調べ、挟んで分布している場合、前記連結点のパラメータ点を追加して前記パラメータ点列を分割し、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列を生成し、前記パラメータ曲線列の各曲線の連結点が前記縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線を前記パラメータ曲線列に挿入したものを前記トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列として求めるパラメータ曲線列生成手段と、
    前記対象となる点に対するパラメータ点から伸ばした半直線と、前記トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列との交差回数を調べることにより、前記対象となる点の前記トリム曲面に対する内外判定を行なう内外判定手段とを備えることを特徴とする3次元空間 の点のトリム曲面に対する内外判定装置。
  9. 3次元空間の対象となる点に対する自由曲面のパラメータ点を求めるパラメータ生成プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する機能と、
    検出した縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出する機能と、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求める機能とを実行させることを特徴とするパラメータ生成プログラム。
  10. 3次元空間の対象となる点の自由曲面に対する内外判定プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する機能と、
    検出した縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出する機能と、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求める機能と、
    前記パラメータ点が前記自由曲面のパラメータ区間内にあるか否かを調べることにより、前記対象となる点の自由曲面に対する内外判定を行なう機能とを実行させることを特徴とする3次元空間の点の自由曲面に対する内外判定プログラム。
  11. 3次元空間の対象となる曲線列に対する自由曲面のパラメータ曲線列を求めるパラメータ曲線列生成プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記自由曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する機能と、
    前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換する機能と、
    前記縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出する機能と、
    対象となる曲線列上のサンプル点列を求め、求めたサンプル点列に対するパラメータ点列を求め、求めたパラメータ点列が前記周期的パラメータ曲線列の連結点を挟んで分布しているか否かを調べ、挟んで分布している場合、前記連結点のパラメータ点を追加して前記パラメータ点列を分割し、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列を生成し、前記パラメータ曲線列の各曲線の連結点が前記縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線を前記パラメータ曲線列に挿入したものを、前記対象となる曲線列に対するパラメータ曲線列として求める機能とを実行させることを特徴とするパラメータ曲線列生成プログラム。
  12. 3次元空間の対象となる点のトリム曲面に対する内外判定プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記トリム曲面の境界曲線列の中から縮退境界曲線を検出する機能と、
    前記縮退境界曲線から縮退パラメータ曲線に変換する機能と、
    前記縮退境界曲線を前記境界曲線列から取り除き、残りの連結する境界曲線の全ての組について微分連続性があるか否かを調べた後、微分連続性がある組の各境界曲線のパラメータ曲線を周期的パラメータ曲線列として検出する機能と、
    前記対象となる点に対するパラメータ点を計算し、前記パラメータ点が前記周期的パラメータ曲線列上にある場合、前記対象となる点に対する前記周期的パラメータ曲線列上の近似的なラフパラメータ点を生成し、生成したラフパラメータ点に対する前記周期的パラメータ曲線列の接線ベクトルを生成し、生成した接線ベクトルへ前記対象となる点を投影し、前記投影した点と前記ラフパラメータ点が十分接すると判断できるまで前記ラフパラメータ点を微調整したものを前記パラメータ点として求める機能と、
    前記トリム曲面の境界曲線列上のサンプル点列を求め、求めたサンプル点列に対するパラメータ点列を求め、求めたパラメータ点列が前記周期的パラメータ曲線列の連結点を挟んで分布しているか否かを調べ、挟んで分布している場合、前記連結点のパラメータ点を追加して前記パラメータ点列を分割し、分割したパラメータ点列ごとにパラメータ曲線に変換してパラメータ曲線列を生成し、前記パラメータ曲線列の各曲線の連結点が前記縮退パラメータ曲線に対応する縮退点に一致する場合、その縮退パラメータ曲線を前記パラメータ曲線列に挿入したものを前記トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列として求める機能と、
    前記対象となる点に対するパラメータ点から伸ばした半直線と、前記トリム曲面の境界曲線列のパラメータ曲線列との交差回数を調べることにより、前記対象となる点の前記トリム曲面に対する内外判定を行なう機能とを実行させることを特徴とする3次元空間の点のトリム曲面に対する内外判定プログラム。
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