JP3932865B2 - rice cooker - Google Patents
rice cooker Download PDFInfo
- Publication number
- JP3932865B2 JP3932865B2 JP2001337676A JP2001337676A JP3932865B2 JP 3932865 B2 JP3932865 B2 JP 3932865B2 JP 2001337676 A JP2001337676 A JP 2001337676A JP 2001337676 A JP2001337676 A JP 2001337676A JP 3932865 B2 JP3932865 B2 JP 3932865B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output voltage
- power
- power supply
- microcomputer
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータを備えた炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球の温暖化等の環境悪化を防止するため、電化製品の省エネルギー化が推進されている。
【0003】
従来、この種の炊飯器は、一般に図10に示すように構成している。以下、その構成について説明する。
【0004】
図10に示すように、鍋2は炊飯材料を入れ、駆動手段4により駆動される加熱手段3により加熱される。電源回路5は商用交流電源1を直流電力に変換し、炊飯器内の電子回路を動作させる電源を発生する。マイクロコンピュータ6は商用交流電源1により電力を供給される炊飯器を制御するもので、このマイクロコンピュータ6をバックアップするバックアップ手段7を有している。入力手段8は使用者が炊飯器の動作を設定するものであり、ファンモータ9は炊飯器の内部の発熱部品を冷却するものである。
【0005】
上記構成において動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、電源回路5は商用交流電源1を直流電圧に変換し、この直流電圧を駆動手段4、マイクロコンピュータ6、入力手段8、ファンモータ9などの電子回路に供給する。
【0006】
マイクロコンピュータ6は入力手段8の信号を入力しその信号に合わせて駆動手段4やファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段4はマイクロコンピュータ6からの信号により加熱手段3に駆動信号を出力し、加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成では、炊飯器が実際に炊飯や保温といった動作を行っていない待機状態でも、炊飯器が商用交流電源1に接続されている限り電源回路5からマイクロコンピュータ6、駆動手段4などの電子回路に電力が供給され、電力が無駄に消費されるという問題があった。
【0008】
また、所定時間後(たとえば、前夜に翌朝)の炊きあがりとなるように予約炊飯を行う場合に、比較的長時間(たとえば10時間等)炊飯器の駆動手段4に電源が通電されていると、駆動手段4や電源回路5の発熱により鍋2の内部が不当に温まり、炊飯性能に悪影響を及ぼす恐れがある。
【0009】
すなわち、炊飯工程の一つである前炊き工程においては、米の吸水状態を所定値に制御するように温度と時間を制御しているが、予約炊飯を行うものにおいては、かかる前炊き工程にいたる以前に10時間近くの待機時間を有するため、その間に駆動手段4や電源回路5の発熱による不当な暖めによって炊飯性能が劣化する場合が生じ得た。
【0010】
また、前記の不当な発熱は、ゴキブリ等の温床ともなり得るものであり、ゴキブリ等が炊飯器内部に侵入するのを誘発し、かかるゴキブリの糞等によりプリント基板上の配線間の絶縁劣化等を起こし、製品の故障等につながる場合もあった。
【0011】
本発明は上記課題を解決するもので、炊飯器内の電子回路に供給する不要な電力を停止し、待機状態での消費電力を低減できる炊飯器を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、鍋を加熱する加熱手段を駆動手段により駆動し、炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータをバックアップ手段によりバックアップするとともに、マイクロコンピュータに入力手段より所定の信号を入力し、電源回路により商用交流電源を直流電力に変換し少なくともマイクロコンピュータと入力手段に電力を供給する出力電圧V1と少なくとも駆動手段に電力を供給する出力電圧V2を出力し、電源回路の出力電圧V2とその出力電圧V2に接続される駆動手段等の負荷との間に通電切換手段を配置し、通電切換手段は、出力電圧V2からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構成したものである。
【0013】
これにより、出力電圧V2から出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離すことができ、炊飯器内の電子回路に供給する不要な電力を停止できて、待機状態での消費電力を低減できる炊飯器を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに所定の信号を入力する入力手段と、商用交流電源を直流電力に変換し少なくともどのようなモードでも動作し続ける必要のある前記マイクロコンピュータと前記入力手段に常時電力を供給する出力電圧V1と実際に炊飯動作等を行うとき以外は動作しない少なくとも前記駆動手段に電力を供給する出力電圧V2を出力する電源回路と、前記電源回路の前記出力電圧V2とその出力電圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷との間に配置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段は商用交流電源が投入されると、前記出力電圧V2からの電力供給を可能とした状態で、前記出力電圧V2に接続された駆動手段等の負荷が使用されない状態(待機状態)で、前記出力電圧V1に接続された入力手段からの所定の信号が所定の時間の間ない場合に、前記出力電圧V2からの電力供給を停止し、前記出力電圧V2からの電力供給を停止した状態で、前記出力電圧V1に接続された入力手段からの所定の信号があった場合に、前記出力電圧V2からの電力供給を開始するよう構成したものであり、出力電圧V2から出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離すことができ、炊飯器内の電子回路に供給する不要な電力を停止できて、待機状態での消費電力を低減できる炊飯器を提供することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに所定の信号を入力する入力手段と、商用交流電源を直流電力に変換し少なくともどのようなモードでも動作し続ける必要のある前記マイクロコンピュータと前記入力手段に常時電力を供給する出力電圧V1を出力する第1の電源回路と、前記商用交流電源を直流電力に変換し実際に炊飯動作等を行うとき以外は動作しない少なくとも前記駆動手段に電力を供給する出力電圧V2を出力する第2の電源回路と、前記第2の電源回路の出力電圧V2とその出力電圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷との間に配置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段は商用交流電源が投入されると、前記出力電圧V2からの電力供給を可能とした状態で、前記出力電圧V2に接続された駆動手段等の負荷が使用されない状態(待機状態)で、前記出力電圧V1に接続された入力手段からの所定の信号が所定の時間の間ない場合に、前記出力電圧V2からの電力供給を停止し、前記出力電圧V2からの電力供給を停止した状態で、前記出力電圧V1に接続された入力手段からの所定の信号があった場合に、前記出力電圧V2からの電力供給を開始するよう構成したものであり、第2の電源回路の出力電圧V2から出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離すことができ、炊飯器内の電子回路に供給する不要な電力を停止できる炊飯器を提供することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0017】
(実施例1)
図1に示すように、マイクロコンピュータ10は商用交流電源1により電力を供給される炊飯器を制御するもので、駆動手段11を介して鍋2を加熱する加熱手段6を制御する。電源回路12は商用交流電源1を直流電力に変換し、マイクロコンピュータ10と入力手段8に電力を供給する出力電圧V1と、駆動手段11とファンモータ9に電力を供給する出力電圧V2を出力する。
【0018】
通電切換手段13は、電源回路12の出力電圧V2と、その出力電圧V2に接続される駆動手段11、ファンモータ9などの負荷との間に接続し、出力電圧V2からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構成している。
【0019】
上記構成において動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、電源回路12は商用交流電源1を直流電圧に変換し、出力電圧V1と出力電圧V2を出力する。出力電圧V1にはマイクロコンピュータ10と入力手段8が接続しており、出力電圧V2に通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0020】
マイクロコンピュータ10は駆動手段11、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない状態では通電切換手段13に通電を停止する信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給しない。
【0021】
一方、マイクロコンピュータ10が入力手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピュータ10からの信号により加熱手段3に駆動信号を出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0022】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10と入力手段8はどのようなモードでも動作しつづける必要があるため、出力電圧V1から常時電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行うとき以外は動作しない回路は、実際に動作するモード以外では出力電圧V2から電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を消費しないようにできる。
【0023】
(実施例2)
図2に示すように、第1の電源回路14は商用交流電源1を直流電力に変換し、マイクロコンピュータ10aと入力手段8に出力電圧V1を供給する。第2電源回路15は商用交流電源1を直流電力に変換し、駆動手段11やファンモータ9に出力電圧V2を供給する。通電切換手段13は、第2電源回路15の出力電圧V2とその出力電圧V2に接続される駆動手段11、ファンモータ9などの負荷との間に接続し、出力電圧V2からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0024】
上記構成において動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、第1の電源回路14は商用交流電源1を直流電圧に変換し、出力電圧V1を出力し、その出力電圧V1にはマイクロコンピュータ10aと入力手段8を接続しており、常時電力を供給している。また、第2の電源回路15も同様に商用交流電源1を直流電圧に変換し出力電圧V2を出力し、その出力電圧V2に通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0025】
マイクロコンピュータ10aは駆動手段11やファンモータ9といった負荷を動作させる必要のない状態では、通電切換手段13に通電を停止する信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給しない。
【0026】
一方、マイクロコンピュータ10aが入力手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピュータ10aからの信号により加熱手段3に駆動信号を出力し、加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0027】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10aと入力手段8はどのようなモードでも動作しつづける必要があるため、第1の電源回路14の出力電圧V1から常時電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行う時以外は動作しない回路は、実際に動作するモード以外では第2の電源回路15の出力電圧V2から電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を消費しないようにできる。
【0028】
(実施例3)
図3に示すように、通電切換手段16は、商用交流電源1と第2の電源回路15の間に接続し、商用交流電源1からの電力供給を可能とする通電状態もしくは電力供給を停止する停止状態に切り換えるよう構成している。他の構成は上記実施例1または2と同じである。
【0029】
上記構成において動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、第1の電源回路14は商用交流電源1を直流電圧に変換し出力電圧V1を出力し、その出力電圧V1にはマイクロコンピュータ10bと入力手段8を接続しており、常時電力を供給している。また、第2の電源回路15は通電切換手段16を介して商用交流電源1に接続し、商用交流電源1を直流電圧に変換し出力電圧V2を出力し、その出力電圧V2に駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0030】
マイクロコンピュータ10bは駆動手段11、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない状態では、通電切換手段16に通電を停止する信号を出力し、通電切換手段16は出力に接続した第2の電源回路15に商用交流電源1から電力を供給しない。
【0031】
一方、マイクロコンピュータ10bが入力手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切換手段16に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手段16は出力に接続された第2の電源回路15に商用交流電源1から電力を供給し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピュータ10bからの信号により加熱手段3に駆動信号を出力し、加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0032】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10bと入力手段8はどのようなモードでも動作しつづける必要があるため、第1の電源回路14の出力電圧V1から常時電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行うとき以外は動作しない回路は、実際に動作するモード以外では商用交流電源1からの電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を消費しないようにできる。さらに、第2の電源回路15が消費する電力をも消費しないようにできる。
【0033】
(実施例4)
図1に示すマイクロコンピュータ10は、炊飯器が特定の工程もしくは状態になった後の一定時間経過後に、通電切換手段13を電力供給が停止する停止状態に制御するよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0034】
上記構成において図4を参照しながら動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、マイクロコンピュータ10はステップ101で通電切換手段13に通電可能信号を出力しステップ102に進む。ステップ102では炊飯器の状態を判定し、状態が待機状態であればステップ103へ進み、待機状態以外ではステップ104でそれぞれの状態に応じた工程に進む。
【0035】
ステップ103では待機状態に入ってから経過した時間を計時するタイマーの時間を初期化し、その後ステップ105に進みタイマーのカウントを開始しステップ106に進む。ステップ106では入力手段8からの入力の有無を判定し、入力がなければステップ107に進み、入力があればステップ112に進む。ステップ107ではタイマーによりカウントされた時間が所定時間(例えば5秒)を経過したかどうか判定し、所定時間を経過していなければステップ105に戻り、タイマーのカウントを継続し、所定時間を経過しているとステップ108に進む。
【0036】
ステップ108では通電切換手段13に通電停止信号を出力し、ステップ109に進む。ステップ109では入力手段8からの入力の有無を判定し、入力がなければステップ108に戻り、入力があればステップ110に進む。ステップ110では入力手段8から入力された信号が取消しキーからの信号かそれ以外のキーからの信号かを判断し、取消キーからの信号であればステップ108に戻り、それ以外のキーからの信号であればステップ111に進む。
【0037】
ステップ111では通電切換手段13に通電可能信号を出力し、その後入力されたキーに応じた工程に移行する。そして、ステップ112ではステップ106で入力した入力手段8からの信号が取消しキーからの信号かそれ以外のキーからの信号かを判断し、取消キーからの信号であればステップ107に進み、それ以外のキーからの信号であればステップ111に進む。
【0038】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10は炊飯器の状態に応じて通電切換手段13を通電状態か通電停止状態に切り換えることができるので、待機状態やタイマー予約中の待機中では、自動的に通電切替手段13を通電停止状態にすることで、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行うときにのみ電力を必要とする回路には出力電圧V2から電力の供給を停止し、待機状態での無駄な電力を消費しないようにできる。
【0039】
なお、本実施例では、タイマーがカウントする所定時間を5秒としたが、所定時間を0秒としても問題はない。
【0040】
また、本実施例では、ステップ102で炊飯器の状態が待機状態であるかどうかを判定したが、予約炊飯中の待機中でもよい。
【0041】
また、本実施例では、上記実施例1のマイクロコンピュータ10について、炊飯器が特定の工程もしくは状態になった後の一定時間経過後に、通電切換手段13を電力供給が停止する停止状態に制御する構成について説明したが、上記実施例2または3のマイクロコンピュータについても同様に構成することで、同様の効果を得ることができる。
【0042】
(実施例5)
図1に示すマイクロコンピュータ10は、通電切換手段13を電力供給を停止する停止状態に切り換えると、通常動作よりも消費電力を少なくできる低消費電力モードで動作するよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0043】
上記構成において図5を参照しながら動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、マイクロコンピュータ10はステップ201で駆動手段11、ファンモータ9、通電切換手段13などに信号を出力したり、入力手段8からの信号を入力したり、鍋2の温度を検出したり、といった炊飯器の機能をすべて制御する通常動作モードで動作するようにし、ステップ202に進む。
【0044】
ステップ202では、通電切換手段13に通電可能信号を出力し、ステップ203に進む。ステップ203では炊飯器の状態を判定し、状態が待機状態であればステップ204へ進み、待機状態以外ではステップ205でそれぞれの状態に応じた工程に進む。ステップ204では待機状態に入ってから経過した時間を計時するタイマーの時間を初期化し、その後、ステップ206に進みタイマーのカウントを開始しステップ207に進む。
【0045】
ステップ207では入力手段8からの入力の有無を判定し、入力がなければステップ208に進み、入力があればステップ215に進む。ステップ208ではタイマーによりカウントされた時間が所定時間(例えば5秒)を経過したかどうか判定し、時間を経過していなければステップ206に戻り、タイマーのカウントを継続し、時間を経過しているとステップ209に進む。
【0046】
ステップ209では通電切換手段13に通電停止信号を出力し、ステップ210に進む。ステップ210では、マイクロコンピュータ10の動作を入力手段8からの信号を入力することと、時計機能のようなタイマーをカウントするといった最低限の動作に限定してマイクロコンピュータの消費電力を通常動作時よりも低減する低消費電力モードに切り換え、ステップ211に進む。
【0047】
ステップ211では入力手段8からの入力の有無を判定し、入力がなければステップ209に戻り、入力があればステップ212に進む。ステップ212では入力手段8から入力された信号が取消しキーからの信号かそれ以外のキーからの信号かを判断し、取消キーからの信号であればステップ209に戻り、それ以外のキーからの信号であればステップ213に進む。
【0048】
ステップ213ではマイクロコンピュータ10の動作を炊飯器の機能をすべて制御する通常動作モードで動作するように切り換え、ステップ214に進む。ステップ214では通電切換手段13に通電可能信号を出力し、その後入力されたキーに応じた工程に移行する。そしてステップ215ではステップ207で入力した入力手段8からの信号が取消しキーからの信号かそれ以外のキーからの信号かを判断し、取消キーからの信号であればステップ208に進み、それ以外のキーからの信号であればステップ214に進む。
【0049】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10は炊飯器の状態に応じて通電切換手段13を通電状態か通電停止状態に切り換え、さらに、マイクロコンピュータ10の消費電力を低減する低消費電力モードに切り換えることができるので、待機状態やタイマー予約中の待機中では、自動的に通電切換手段13を通電停止状態にすることで、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行う時にのみ電力を必要とする回路には出力電圧V2から電力の供給を停止し、かつマイクロコンピュータ10の消費電力も低減し、待機状態での無駄な電力を消費しないようにできる。
【0050】
なお、本実施例では、タイマーがカウントする所定時間を5秒としたが、所定時間を0秒としても問題はない。
【0051】
また、本実施例では、ステップ203で炊飯器の状態が待機状態であるかどうかを判定したが、予約炊飯中の待機中でもよい。
【0052】
また、本実施例では、上記実施例1のマイクロコンピュータ10について、通電切換手段13を電力供給を停止する停止状態に切り換えると、通常動作よりも消費電力を少なくできる低消費電力モードで動作する構成構成について説明したが、上記実施例2または3のマイクロコンピュータについても同様に構成することで、同様の効果を得ることができる。
【0053】
(実施例6)
図6に示すように、整流ダイオード17は、出力電圧V1に接続されたマイクロコンピュータ10c、入力手段8などの負荷と出力電圧V2との間を、出力電圧V2から電力を供給することが可能となるように、通電切換手段13の出力から電源回路12の出力電圧V1に向けて接続している。他の構成は上記実施例1または5と同じである。
【0054】
上記構成において図5を参照しながら動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、電源回路12は商用交流電源1を直流電圧に変換し出力電圧V1と出力電圧V2を出力する。出力電圧V1にはマイクロコンピュータ10cと入力手段8を接続しており、出力電圧V2には通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に駆動手段11とファンモータ9とダイオード17を介して、出力電圧V1に接続しているマイクロコンピュータ10cと入力手段8とを接続している。
【0055】
マイクロコンピュータ10cは待機状態のように駆動手段11やファンモータ9といった負荷を動作させる必要のない状態では、図5のステップ209で通電切換手段13に通電を停止する信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給しない。それと同時に、ステップ210でマイクロコンピュータ10cの消費電力を通常の動作状態よりも低減する低消費電力モードにする。
【0056】
一方、マイクロコンピュータ10cが入力手段8の信号を入力すると、その信号に合わせてステップ213でマイクロコンピュータ10cの動作を通常の動作モードに戻すと同時に、ステップ214で通電切換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピュータ10cからの信号により加熱手段3に駆動信号を出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0057】
このように、通常動作時はマイクロコンピュータ10cに出力電圧V2からも電力を供給し、低消費電力モードでは出力電圧V1からのみ電力を供給するので、出力電圧V1から供給する電力はマイクロコンピュータ10cの低消費電力モードでの消費電力と入力手段8へ供給する電力だけで済み、出力電圧V1を発生する電源回路12を簡単でコンパクトにできる。
【0058】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10cは炊飯器の状態に応じて通電切換手段13を通電状態か通電停止状態に切り換え、さらに、マイクロコンピュータ10cの消費電力を低減する低消費電力モードに切り換えることができるので、待機状態やタイマー予約中の待機中では、自動的に通電切換手段13を通電停止状態にすることで、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行う時にのみ電力を必要とする回路には出力電圧V2から電力の供給を停止し、かつマイクロコンピュータ10cの消費電力も低減し、待機状態での無駄な電力を消費しないようにでき、さらに電源回路の出力電圧V1を発生する回路を低コストでコンパクトにできる。
【0059】
(実施例7)
図7に示すように、表示手段18は、炊飯器の状態を表示するもので、マイクロコンピュータ10dは、通電切換手段13の状態に応じて表示手段18の表示を変更するよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0060】
上記構成において図5を参照しながら動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、電源回路12は商用交流電源1を直流電圧に変換し出力電圧V1と出力電圧V2を出力する。出力電圧V1にはマイクロコンピュータ10dと入力手段8を接続しており、出力電圧V2には通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0061】
マイクロコンピュータ10dは駆動手段11、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない状態では、通電切換手段13に通電を停止する信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給しない。
【0062】
一方、マイクロコンピュータ10dが入力手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピュータ10dからの信号により加熱手段3に駆動信号を出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。そして、マイクロコンピュータ10dは通電切換手段13に出力した状態に応じて表示手段17に表示する。
【0063】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10dと入力手段8はどのようなモードでも動作しつづける必要があるため、出力電圧V1から常時電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行う時以外は動作しない回路は、実際に動作するモード以外では出力電圧V2から電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を消費しないようにでき、炊飯器がどのような状態で動作しているか表示することができる。
【0064】
(実施例8)
図8にに示すように、停電検知手段19は、商用交流電源1の通電状態を検知するもので、マイクロコンピュータ10eは停電検知手段19の出力に応じて表示手段18の表示を変更するよう構成している。他の構成は上記実施例7と同じである。
【0065】
上記構成において動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、電源回路12は商用交流電源1を直流電圧に変換し、出力電圧V1と出力電圧V2を出力する。出力電圧V1にマイクロコンピュータ10eと入力手段8を接続しており、出力電圧V2に通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0066】
マイクロコンピュータ10eは駆動手段11、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない状態では、通電切換手段13に通電を停止する信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給しない。
【0067】
一方、マイクロコンピュータ10eが入力手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピュータ10eからの信号により加熱手段3に駆動信号を出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0068】
マイクロコンピュータ10eは停電検知手段18からの出力信号を入力し、商用交流電源1からの通電がない停電状態では停電状態であることを表示手段187に表示し、通電状態では通電切換手段13に出力した状態に応じて表示手段18に表示する。
【0069】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10eと入力手段8はどのようなモードでも動作しつづける必要があるため、出力電圧V1から常時電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行う時以外は動作しない回路は、実際に動作するモード以外では出力電圧V2から電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を消費しないようにでき、さらに、炊飯器が停電状態であるか、通常動作状態であるか、少電力状態であるのかを表示することができる。
【0070】
(実施例9)
図9に示すように、電圧検知手段20は電源回路12の出力電圧V1の電圧を検知するもので、マイクロコンピュータ10fは、電圧検知手段20の出力に応じて表示手段18の表示を変更するよう構成している。他の構成は上記実施例7と同じである。
【0071】
上記構成において動作を説明する。炊飯器が商用交流電源1に接続されると、電源回路12は商用交流電源1を直流電圧に変換し出力電圧V1と出力電圧V2を出力する。出力電圧V1にはマイクロコンピュータ10fと入力手段8を接続しており、出力電圧V2に通電切換手段13を接続し、通電切換手段13の出力に駆動手段11とファンモータ9を接続している。
【0072】
マイクロコンピュータ10fは駆動手段11、ファンモータ9などの負荷を動作させる必要のない状態では、通電切換手段13に通電を停止する信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給しない。
【0073】
一方、マイクロコンピュータ10fが入力手段8の信号を入力すると、その信号に合わせて通電切換手段13に通電を可能とする信号を出力し、通電切換手段13は出力に接続された負荷に出力電圧V2を供給し、さらに、駆動手段11やファンモータ9に信号を出力し炊飯動作を開始する。駆動手段11はマクロコンピュータ10fからの信号により加熱手段3に駆動信号を出力し加熱手段3を動作させ鍋2を加熱し炊飯を行う。
【0074】
電源回路12は商用交流電源1に接続されているときは出力電圧V1を出力するので、マイクロコンピュータ10fは電圧検知手段19の出力により商用交流電源1が通電状態か停電状態かを判断し、停電状態では停電状態であることを表示手段18に表示し、通電状態では通電切換手段13に出力した状態に応じて表示手段18に表示する。
【0075】
このように本実施例によれば、マイクロコンピュータ10fと入力手段8はどのようなモードでも動作しつづける必要があるため、出力電圧V1から常時電力を供給されている。一方、駆動手段11やファンモータ9といった実際に炊飯を行う時以外は動作しない回路は、実際に動作するモード以外では出力電圧V2から電力の供給を停止するので、待機状態での無駄な電力を消費しないようにできる。
【0076】
さらに、商用交流電源1の停電を検知する停電検知手段がなくても、商用交流電源1から炊飯器への通電状態を検知でき、通電切換手段13の状態に応じた表示に加え、商用交流電源1の状態に応じた表示をも行うことができる。
【0077】
なお、本実施例では、マイクロコンピュータ10fと電圧検知手段19を備えているが、マイクロコンピュータ10f内に内蔵されている電圧検知機能を用いてもよく、同じ効果を得ることができる。
【0078】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに所定の信号を入力する入力手段と、商用交流電源を直流電力に変換し少なくともどのようなモードでも動作し続ける必要のある前記マイクロコンピュータと前記入力手段に常時電力を供給する出力電圧V1と実際に炊飯動作等を行うとき以外は動作しない少なくとも前記駆動手段に電力を供給する出力電圧V2を出力する電源回路と、前記電源回路の前記出力電圧V2とその出力電圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷との間に配置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段は商用交流電源が投入されると、前記出力電圧V2からの電力供給を可能とした状態で、前記出力電圧V2に接続さ れた駆動手段等の負荷が使用されない状態(待機状態)で、前記出力電圧V1に接続された入力手段からの所定の信号が所定の時間の間ない場合に、前記出力電圧V2からの電力供給を停止し、前記出力電圧V2からの電力供給を停止した状態で、前記出力電圧V1に接続された入力手段からの所定の信号があった場合に、前記出力電圧V2からの電力供給を開始するよう構成したから、出力電圧V2から出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離すことができ、動作不要な回路で無駄な電力を消費しないようにできて、待機状態での消費電力を低減できる炊飯器を提供することができる。
【0079】
請求項2に記載の発明によれば、鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、炊飯器の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに所定の信号を入力する入力手段と、商用交流電源を直流電力に変換し少なくともどのようなモードでも動作し続ける必要のある前記マイクロコンピュータと前記入力手段に常時電力を供給する出力電圧V1を出力する第1の電源回路と、前記商用交流電源を直流電力に変換し実際に炊飯動作等を行うとき以外は動作しない少なくとも前記駆動手段に電力を供給する出力電圧V2を出力する第2の電源回路と、前記第2の電源回路の出力電圧V2とその出力電圧V2に接続される前記駆動手段等の負荷との間に配置した通電切換手段とを備え、前記通電切換手段は商用交流電源が投入されると、前記出力電圧V2からの電力供給を可能とした状態で、前記出力電圧V2に接続された駆動手段等の負荷が使用されない状態(待機状態)で、前記出力電圧V1に接続された入力手段からの所定の信号が所定の時間の間ない場合に、前記出力電圧V2からの電力供給を停止し、前記出力電圧V2からの電力供給を停止した状態で、前記出力電圧V1に接続された入力手段からの所定の信号があった場合に、前記出力電圧V2からの電力供給を開始するよう構成したから、第2の電源回路の出力電圧V2から出力電圧V2に接続される駆動手段などの負荷を切り離すことができ、動作不要な回路で無駄な電力を消費しないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の炊飯器のブロック図
【図2】 本発明の第2の実施例の炊飯器のブロック図
【図3】 本発明の第3の実施例の炊飯器のブロック図
【図4】 本発明の第4の実施例の炊飯器の要部動作フローチャート
【図5】 本発明の第5の実施例の炊飯器の要部動作フローチャート
【図6】 本発明の第6の実施例の炊飯器のブロック図
【図7】 本発明の第7の実施例の炊飯器のブロック図
【図8】 本発明の第8の実施例の炊飯器のブロック図
【図9】 本発明の第9の実施例の炊飯器のブロック図
【図10】 従来の炊飯器のブロック図
【符号の説明】
1 商用交流電源
2 鍋
3 加熱手段
7 バックアップ手段
8 入力手段
10 マイクロコンピュータ
11 駆動手段
12 電源回路
13 通電切換手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice cooker including a microcomputer that controls the operation of the rice cooker.
[0002]
[Prior art]
In recent years, energy saving of electrical appliances has been promoted in order to prevent environmental deterioration such as global warming.
[0003]
Conventionally, this type of rice cooker is generally configured as shown in FIG. Hereinafter, the configuration will be described.
[0004]
As shown in FIG. 10, the
[0005]
The operation in the above configuration will be described. When the rice cooker is connected to the commercial
[0006]
The
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above configuration, even in a standby state where the rice cooker does not actually perform operations such as rice cooking or heat insulation, the
[0008]
In addition, when the reserved rice is cooked after a predetermined time (for example, the next morning on the previous night), when the power is supplied to the
[0009]
That is, in the pre-cooking process, which is one of the rice cooking processes, the temperature and time are controlled so as to control the water absorption state of the rice to a predetermined value. Since it has a waiting time of nearly 10 hours before that, the rice cooking performance may be deteriorated due to an unreasonable warming due to heat generated by the driving means 4 and the
[0010]
In addition, the inappropriate heat generation can be a hotbed of cockroaches and the like, which induces the invasion of cockroaches into the rice cooker, insulation deterioration between wiring on the printed circuit board due to the cockroach droppings, etc. In some cases, this could lead to product failure.
[0011]
This invention solves the said subject, and it aims at providing the rice cooker which can stop the unnecessary electric power supplied to the electronic circuit in a rice cooker, and can reduce the power consumption in a standby state.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention drives the heating means for heating the pot by the driving means, backs up the microcomputer for controlling the operation of the rice cooker by the backup means, and inputs a predetermined signal from the input means to the microcomputer. The power supply circuit converts commercial AC power into DC power, and outputs at least an output voltage V1 that supplies power to the microcomputer and the input means and at least an output voltage V2 that supplies power to the drive means, and outputs the power circuit An energization switching unit is arranged between the voltage V2 and a load such as a driving unit connected to the output voltage V2, and the energization switching unit stops the energization state or power supply that enables power supply from the output voltage V2. It is configured to switch to the stopped state.
[0013]
As a result, the load such as the driving means connected to the output voltage V2 can be disconnected from the output voltage V2, and unnecessary power supplied to the electronic circuit in the rice cooker can be stopped, thereby reducing power consumption in the standby state. A rice cooker that can be provided can be provided.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the first aspect of the present invention, there is provided a heating means for heating the pan, a driving means for driving the heating means, a microcomputer for controlling the operation of the rice cooker, and a predetermined signal input to the microcomputer. An input means that converts the commercial AC power source into DC power, and the microcomputer needs to continue to operate at least in any mode, and the output voltage V1 that constantly supplies power to the input means, and actually performs the rice cooking operation, etc. A power supply circuit that outputs at least an output voltage V2 that supplies power to the drive means that does not operate except when, and the output voltage V2 of the power supply circuit and a load such as the drive means connected to the output voltage V2 The energization switching means arranged in theWhen commercial AC power is turned on,Power supply from the output voltage V2 is possibleIn a state where a load such as a driving unit connected to the output voltage V2 is not used (standby state), there is no predetermined signal from the input unit connected to the output voltage V1 for a predetermined time. The power supply from the output voltage V2 is stopped, and the power supply from the output voltage V2 is stopped, and when there is a predetermined signal from the input means connected to the output voltage V1, Starting power supply from the output voltage V2The load such as the driving means connected to the output voltage V2 can be disconnected from the output voltage V2, the unnecessary power supplied to the electronic circuit in the rice cooker can be stopped, and in a standby state A rice cooker that can reduce power consumption can be provided.
[0015]
The invention according to
[0016]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, the thing of the same structure as a prior art example attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits description.
[0017]
Example 1
As shown in FIG. 1, the
[0018]
The
[0019]
The operation in the above configuration will be described. When the rice cooker is connected to the commercial
[0020]
The
[0021]
On the other hand, when the
[0022]
As described above, according to this embodiment, since the
[0023]
(Example 2)
As shown in FIG. 2, the first
[0024]
The operation in the above configuration will be described. When the rice cooker is connected to the commercial
[0025]
The microcomputer 10a outputs a signal for stopping energization to the energization switching means 13 in a state where it is not necessary to operate the load such as the driving means 11 and the
[0026]
On the other hand, when the microcomputer 10a inputs a signal from the input means 8, a signal enabling energization is output to the energization switching means 13 in accordance with the signal, and the energization switching means 13 outputs an output voltage V2 to a load connected to the output. Furthermore, a signal is output to the drive means 11 and the
[0027]
As described above, according to this embodiment, since the microcomputer 10a and the
[0028]
(Example 3)
As shown in FIG. 3, the energization switching unit 16 is connected between the commercial
[0029]
The operation in the above configuration will be described. When the rice cooker is connected to the commercial
[0030]
The microcomputer 10b outputs a signal for stopping energization to the energization switching means 16 in a state where it is not necessary to operate the load such as the driving means 11 and the
[0031]
On the other hand, when the microcomputer 10b inputs a signal from the input means 8, a signal enabling energization is output to the energization switching means 16 in accordance with the signal, and the energization switching means 16 is a second power supply circuit connected to the output. 15 is supplied with electric power from the commercial
[0032]
As described above, according to this embodiment, since the microcomputer 10b and the
[0033]
(Example 4)
The
[0034]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIG. When the rice cooker is connected to the commercial
[0035]
In
[0036]
In
[0037]
In step 111, an energization enable signal is output to the energization switching means 13, and then the process proceeds to a process corresponding to the input key. In step 112, it is determined whether the signal from the input means 8 input in
[0038]
Thus, according to the present embodiment, the
[0039]
In this embodiment, the predetermined time counted by the timer is 5 seconds, but there is no problem even if the predetermined time is 0 seconds.
[0040]
Further, in this embodiment, it is determined in
[0041]
In the present embodiment, the
[0042]
(Example 5)
The
[0043]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIG. When the rice cooker is connected to the commercial
[0044]
In
[0045]
In
[0046]
In
[0047]
In step 211, it is determined whether or not there is an input from the input means 8. If there is no input, the process returns to step 209, and if there is an input, the process proceeds to step 212. In step 212, it is determined whether the signal input from the input means 8 is a signal from the cancel key or a signal from other keys. If the signal is from the cancel key, the process returns to step 209, and signals from other keys are received. If so, go to
[0048]
In
[0049]
Thus, according to the present embodiment, the
[0050]
In this embodiment, the predetermined time counted by the timer is 5 seconds, but there is no problem even if the predetermined time is 0 seconds.
[0051]
Further, in this embodiment, it is determined in
[0052]
In this embodiment, the
[0053]
(Example 6)
As shown in FIG. 6, the
[0054]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIG. When the rice cooker is connected to the commercial
[0055]
The microcomputer 10c outputs a signal for stopping energization to the energization switching means 13 in
[0056]
On the other hand, when the microcomputer 10c inputs the signal of the input means 8, the operation of the microcomputer 10c is returned to the normal operation mode in
[0057]
As described above, power is supplied from the output voltage V2 to the microcomputer 10c during normal operation, and power is supplied only from the output voltage V1 in the low power consumption mode. Therefore, the power supplied from the output voltage V1 is that of the microcomputer 10c. Only the power consumption in the low power consumption mode and the power supplied to the input means 8 are required, and the power supply circuit 12 for generating the output voltage V1 can be made simple and compact.
[0058]
Thus, according to the present embodiment, the microcomputer 10c switches the energization switching means 13 between the energized state and the energized stop state according to the state of the rice cooker, and further reduces the power consumption of the microcomputer 10c. Therefore, in the standby state or in the standby state of the timer reservation, the power supply switching means 13 is automatically turned off so that the electric power is only used when the rice is actually cooked such as the drive means 11 and the
[0059]
(Example 7)
As shown in FIG. 7, the
[0060]
The operation of the above configuration will be described with reference to FIG. When the rice cooker is connected to the commercial
[0061]
The microcomputer 10d outputs a signal for stopping energization to the energization switching means 13 in a state where it is not necessary to operate the load such as the driving means 11 and the
[0062]
On the other hand, when the microcomputer 10d inputs a signal from the input means 8, a signal enabling energization is output to the energization switching means 13 in accordance with the signal, and the energization switching means 13 outputs an output voltage V2 to a load connected to the output. Furthermore, a signal is output to the drive means 11 and the
[0063]
As described above, according to the present embodiment, the microcomputer 10d and the
[0064]
(Example 8)
As shown in FIG. 8, the power failure detection means 19 detects the energization state of the commercial
[0065]
The operation in the above configuration will be described. When the rice cooker is connected to the commercial
[0066]
The microcomputer 10e outputs a signal for stopping energization to the energization switching means 13 in a state where it is not necessary to operate the load such as the driving means 11 and the
[0067]
On the other hand, when the microcomputer 10e inputs a signal from the input means 8, a signal enabling energization is output to the energization switching means 13 in accordance with the signal, and the energization switching means 13 outputs an output voltage V2 to a load connected to the output. Furthermore, a signal is output to the drive means 11 and the
[0068]
The microcomputer 10e inputs an output signal from the power failure detection means 18, displays the power failure state on the display means 187 when there is no power supply from the commercial
[0069]
As described above, according to this embodiment, since the microcomputer 10e and the
[0070]
Example 9
As shown in FIG. 9, the voltage detection means 20 detects the voltage of the output voltage V1 of the power supply circuit 12, and the microcomputer 10f changes the display of the display means 18 according to the output of the voltage detection means 20. It is composed. Other configurations are the same as those of the seventh embodiment.
[0071]
The operation in the above configuration will be described. When the rice cooker is connected to the commercial
[0072]
The microcomputer 10f outputs a signal for stopping energization to the energization switching means 13 in a state where it is not necessary to operate the load such as the driving means 11 and the
[0073]
On the other hand, when the microcomputer 10f receives a signal from the input means 8, it outputs a signal enabling energization to the energization switching means 13 in accordance with the signal, and the energization switching means 13 outputs the output voltage V2 to the load connected to the output. Furthermore, a signal is output to the drive means 11 and the
[0074]
Since the power supply circuit 12 outputs the output voltage V1 when connected to the commercial
[0075]
As described above, according to this embodiment, since the microcomputer 10f and the
[0076]
Furthermore, even if there is no power failure detection means for detecting a power failure of the commercial
[0077]
In this embodiment, the microcomputer 10f and the voltage detection means 19 are provided. However, a voltage detection function built in the microcomputer 10f may be used, and the same effect can be obtained.
[0078]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the heating means for heating the pan, the driving means for driving the heating means, the microcomputer for controlling the operation of the rice cooker, and the microcomputer An input means for inputting a predetermined signal to the microcomputer, an output voltage V1 for actually supplying power to the microcomputer and the microcomputer that is required to continuously operate in at least any mode by converting commercial AC power into DC power, and actually A power supply circuit that outputs at least an output voltage V2 that supplies power to the drive means that does not operate except when performing a rice cooking operation, etc., and the drive means connected to the output voltage V2 of the power supply circuit and the output voltage V2 Energization switching means disposed between the load and the like, the energization switching meansWhen commercial AC power is turned on,Power supply from the output voltage V2 is possibleConnected to the output voltage V2. When a predetermined signal from the input means connected to the output voltage V1 is not present for a predetermined time in a state (standby state) where the load such as the driving means is not used, power supply from the output voltage V2 In the state where the power supply from the output voltage V2 is stopped and the predetermined signal from the input means connected to the output voltage V1 is received, the power supply from the output voltage V2 is started.As a result, the load such as the driving means connected to the output voltage V2 can be disconnected from the output voltage V2, so that unnecessary power is not consumed in a circuit that does not require operation, and power consumption in the standby state can be reduced. A rice cooker that can be reduced can be provided.
[0079]
According to invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a rice cooker according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a rice cooker according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram of a rice cooker according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a main part operation flowchart of a rice cooker according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a main part operation flowchart of a rice cooker according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a block diagram of a rice cooker according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a block diagram of a rice cooker according to a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a block diagram of a rice cooker according to an eighth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a block diagram of a rice cooker according to a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a block diagram of a conventional rice cooker
[Explanation of symbols]
1 Commercial AC power supply
2 hot pot
3 Heating means
7 Backup means
8 Input means
10 Microcomputer
11 Drive means
12 Power supply circuit
13 Energization switching means
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001337676A JP3932865B2 (en) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | rice cooker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001337676A JP3932865B2 (en) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | rice cooker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003135272A JP2003135272A (en) | 2003-05-13 |
JP3932865B2 true JP3932865B2 (en) | 2007-06-20 |
Family
ID=19152275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001337676A Expired - Lifetime JP3932865B2 (en) | 2001-11-02 | 2001-11-02 | rice cooker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3932865B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4604841B2 (en) * | 2005-05-30 | 2011-01-05 | パナソニック株式会社 | rice cooker |
JP4591207B2 (en) * | 2005-05-30 | 2010-12-01 | パナソニック株式会社 | rice cooker |
-
2001
- 2001-11-02 JP JP2001337676A patent/JP3932865B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003135272A (en) | 2003-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3932865B2 (en) | rice cooker | |
JP4591207B2 (en) | rice cooker | |
JP3284961B2 (en) | Induction heating cooker | |
JP3309821B2 (en) | Cooking device | |
JP3598988B2 (en) | Cooking device | |
JP2001176652A (en) | Heating cocker | |
JP2000287837A (en) | Rice cooker | |
JP3710466B2 (en) | rice cooker | |
JP3397197B2 (en) | Cooking device | |
JP3465684B2 (en) | Cooker | |
JPH11318700A (en) | Rice cooker | |
JP4063006B2 (en) | rice cooker | |
JP2003223983A (en) | Electric equipment | |
JP4135618B2 (en) | rice cooker | |
KR100653092B1 (en) | Apparatus For Controlling DC Power Of Battery In DC Microwave Oven and method Therefore | |
JP2931884B2 (en) | Electric cooker | |
JP2006129914A (en) | Rice cooker | |
JP3573994B2 (en) | Cooking device | |
JP2001185327A (en) | Rice cooker | |
JP2002243160A (en) | Cooker | |
JP3675423B2 (en) | Cooking device | |
JP3517096B2 (en) | High frequency heating equipment | |
JP2959159B2 (en) | Induction heating cooker | |
JPH07289421A (en) | Induction heating type rice cooker | |
JPH1096518A (en) | High frequency heating device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041005 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050701 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060427 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061031 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061221 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070312 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140330 Year of fee payment: 7 |