JP3932429B2 - 電線管のブッシュ固定装置及びブッシュ固定具 - Google Patents

電線管のブッシュ固定装置及びブッシュ固定具 Download PDF

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Description

この発明は、電線管に各種ブッシュを固定するときに、ブッシュの脱抜を困難にすることを目的とした電線管のブッシュ固定装置及びブッシュ固定具に関する。
従来、地中から電線ケーブルを引き出す場合に、電線管を地上まで立ち上がらせ、外伝千巻にノズルブッシュを嵌装しクランプで締結固定している(実公平3−33152号)
実公平3−33152号
この種の電線管は金属管が主であって、概ね外壁面は平滑である。そこで、前記公知例では、クランプを使用してゴムキャップ(本願のブッシュ)の管着部を締結固定しているが、電線管とゴムキャップの基部との締結力の大小、又は摩擦力の大小によってはブッシュが外れる問題があった。
また、現在の当業界では、電線管端にブッシュを嵌装するのみで、クランプの仕様はほとんどないので、(凡そ90%は端にブッシュを嵌着したまま)ブッシュが外れている状態はよく見られるところである。
このような実態は、ブッシュ取り付け時に螺子を回転しなければならないという余分の手間を要する為と推定する。
この発明は、電線管の端部の外壁と、ブッシュの嵌着部内壁との間に摩擦手段を介すると共に、前記ブッシュの嵌着部外壁へ緊締環を嵌着して、前記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの発明は、表裏両面に多数の小突起を設けた金属テープを、ブッシュの嵌着部内壁と、電線管の外壁との間に介装して電線管用のゴム製のブッシュの一端部を電線管の端部へ嵌着し、両者を一体化すると共に、前記ブッシュの嵌着部外側へ、前記ブッシュの変形防止用の緊締環を嵌装して、前記ブッシュと電線管とを一体の如く固定したことを特徴とする電線管のブッシュ固定装置である(請求項1)。
また、他の発明は、電線管の端部外壁へ、複数条の輪ゴムを嵌装し、その外側へ電線管用のゴム製のブッシュの一端部を嵌装すると共に、前記ブッシュの嵌着部外側へ前記ブッシュの変形防止用の緊締環を嵌装して、前記電線管とブッシュとを一体的に固定したことを特徴とする電線管のブッシュ固定装置であ(請求項2)
また他の発明は、嵌着部内壁へ複数の環状凸条を設け、電線管用のゴム製のブッシュの嵌着部を電線管の端部へ嵌着すると共に、前記ブッシュの嵌着部外側へ前記ブッシュの変形防止用の緊締環を嵌装して、前記電線管とブッシュとを一体的に固定したことを特徴とする電線管のブッシュ固定装置である(請求項3)。
次にブッシュの固定装置の発明は、請求項1、2又は3記載のゴム製のブッシュと、該ブッシュの外側へ嵌装するブッシュの変形防止用の緊締環とを組み合わせたことを特徴とする電線管のブッシュ固定具である(請求項4)。
前記摩擦テープは、薄い(例えば、厚さ0.1〜0.2mm)焼入れ鋼テープの表裏両面へ多数の尖鋭な突起を設けたもので、少なくとも1cm内に1個以上設けることが望ましい。
突起の大きさには、特別な限定はないが、例えば、直径1mm〜3mmの孔を穿孔した際に生じるバリ的突起でも有効である。
要は、電線管の外壁及びブッシュの嵌着部内壁へ緊密に係止し、摩擦力を増大するためであって、同一作用効果を示すものに代えることができる。
また、ブッシュの嵌着部は、容易に嵌着できるために、ゴムなどの弾性材(例えば、硬度50前後ゴム)であって、ブッシュの脱抜力に対して変形しやすくなっているので、緊締環を嵌着して変形を防止し、確実に固定する。従って、ブッシュを脱抜するような外力が加えられても、固定状態を保つことができる。
また、場所によっては、ブッシュを下向きに使用することもあるが、緊締環によって固定し、ブッシュの嵌合端部と電線管とは密着しているので、電線管内へ雨水などが侵入するおそれがない。
前記は専ら、電線管について記載したが、同一条件の金属管についても同様の作用効果がある。
この発明によれば、電線管などの管体端に摩擦手段を介してゴム製のブッシュを嵌装し、ブッシュの嵌装部の外側へ緊締環を嵌装して一体的に固定したので、簡単な操作によって、ブッシュを確実に固定できる効果がある。
また、電線管などの金属管に嵌装するゴム製のブッシュと、該ブッシュの嵌装部側へ装する緊締環とを組み合わせたので、前記ブッシュの内壁と金属管の外壁との間に十分の摩擦力を付与し、かつ、ブッシュの嵌挿部の内壁を金属管の壁に加圧当接できるので、ブッシュの確実な固定具を提供できる効果がある。
この発明は、電線管のような金属管の端部へブッシュを固定することを目的とし、これを達成するために、金属管の外壁と、ブッシュの内壁との間の摩擦力を増大し、かつブッシュの嵌装部を金属管に圧接して、金属管とブッシュとの摩擦力を通常の脱抜外力より著しく大きく保つようにしたものである。
この発明は、前記目的を達成するために金属管の外壁とブッシュ内壁との間に、突起付きの金属テープなどの摩擦手段を介装すると共に、ブッシュの変形防止用に、ブッシュの外側へ緊締環を嵌装したものである。
また、ブッシュの嵌装部の内側へ摩擦増大手段を付与した金属テープなどの摩擦手段と、ブッシュの変形を防止するための緊締環とを組み合わせて、ブッシュ固定具を構成した。
この発明の実施例を図1、2に基づいて説明する。金属製の電線管1の端部外側へ、ゴム製のノズルブッシュ2を嵌装するに当たり、前記電線管1の外壁と、前記ノズルブッシュ2の嵌装部内壁との間に表裏両面に多数の尖鋭な小突起3、3を設けた焼入れした金属テープ4を介装し、前記ノズルブッシュ2の嵌装部の外側へ、緊締環5を嵌装して、この発明のブッシュ固定装置6を完成した。
図中、7は、電線ケーブルである。
前記実施例において、電線ケーブル7を矢示8の方向へ引張り、ノズルブッシュ2に矢示9の方向(抜ける方向)へ外力が加えられても、前記電線管1の外壁と、ノズルブッシュ2の内壁との間に金属テープ4を介装して摩擦を増大し、両者を一体化すると共に、緊締環5でノズルブッシュ2の変形を防止したので、電線管1とノズルブッシュ2とは恰も一体の如く固定される。従って、不慮の外力が掛かっても、ノズルブッシュ2が脱抜するおそれはない。
前記実施例は、電線管とノズルブッシュとについて説明したが、他の金属管とブッシュとの間でも同様に一体的に固定ができる。
前記実施例において、焼入れした鋼テープ4の表側及び裏側から夫々多数の小孔をプレス加工すると、小孔10、10の周囲に尖鋭な突起3、3ができる(図2)。
従って、小突起3、3は電線管1の外壁に圧接し、かつノズルブッシュ12の内壁へ刺突されるので、ノズルブッシュ2と電線管1とは一体化される。前記実施例はノズルブッシュについて記載したが、通常のブッシュでも同様である。
前記鋼テープ4の小突起3、3は矢示11、12の方向より穿孔する場合に、前記方向と反対側へ夫々形成される。前記鋼テープ4に代えてサンドペーパーテープ4aを装着しても粒子3aの摩擦により十分の強度がある。
この発明の他の実施例を図4について説明する。金属管13の端部外壁へ、複数の凹条14を設け、その外側へゴム製のブッシュ15を嵌装し、該嵌装部外側へ緊締環16を嵌装して、この発明の固定装置20を完成した。この場合に、金属管13とブッシュ15とを一体的に固定することができる。
この発明の他の実施例を図5について説明すれば、金属管17の端部外壁へ、輪ゴム18、18を複数条嵌装し、その外側へゴム製のブッシュ19を嵌装し、該嵌装部外側へ緊締環21を嵌装して、金属管17と、ブッシュ19とを一体的に固定してこの発明のブッシュ固定装置26を完成した。
前記実施例においては、輪ゴムが金属管17の外壁と、ブッシュ内壁との間で変形加圧し、これを緊締環21により固定するので、両者間の摩擦が極めて大きくなり確実に固定される。前記実施例では輪ゴムを金属管17の外壁に嵌着したが、ブッシュ内壁に固定しても同様である。
この発明の他の実施例を図6について説明すれば、金属管22の端部外側へ、嵌装部内壁に複数の環状突条23を有するブッシュ24を嵌装し、その外側へ緊締環25を嵌装固定したものである。前記環状突条23に代えてOリングを半分埋め込んで使用することができる。
前記実施例によれば、ブッシュ24の環状突条23が加圧されて金属管22の外壁に圧接するので、両者間の摩擦が著しく大きくなり、緊締環25によって圧接状態が維持されるので、脱抜できないブッシュ固定装置27が完成した。
(a)この発明の実施例の一部断面図、(b)同じくノズルブッシュ基部の一部断面拡大図、(c)同じく横断面図。 (a)同じく金属テープの斜視図、(b)同じく一部を省略した展開平面図、(c)同じく一部拡大断面図。 (a)他の実施例のサンドペーパーテープの斜視図、(b)同じく一部平面図、(c)同じく一部拡大図。 (a)同じく他の実施例の一部を省略した断面図、(b)同じく金属管の一部正面図。 同じく輪ゴムを用いた実施例の一部断面図。 (a)同じく他の実施例の断面図、(b)同じく基部の断面図。
符号の説明
1 電線管
2 ノズルブッシュ
3 小突起
4 金属テープ
5 緊締環
6 ブッシュ装置
7 電線ケーブル

Claims (4)

  1. 表裏両面に多数の小突起を設けた金属テープを、ブッシュの嵌着部内壁と、電線管の外壁との間に介装して電線管用のゴム製のブッシュの一端部を電線管の端部へ嵌着し、両者を一体化すると共に、前記ブッシュの嵌着部外側へ、前記ブッシュの変形防止用の緊締環を嵌装して、前記ブッシュと電線管とを一体の如く固定したことを特徴とする電線管のブッシュ固定装置。
  2. 電線管の端部外壁へ、複数条の輪ゴムを嵌装し、その外側へ電線管用のゴム製のブッシュの一端部を嵌装すると共に、前記ブッシュの嵌着部外側へ前記ブッシュの変形防止用の緊締環を嵌装して、前記電線管とブッシュとを一体的に固定したことを特徴とする電線管のブッシュ固定装置。
  3. 嵌着部内壁へ複数の環状凸条を設け、電線管用のゴム製のブッシュの嵌着部を電線管の端部へ嵌着すると共に、前記ブッシュの嵌着部外側へ前記ブッシュの変形防止用の緊締環を嵌装して、前記電線管とブッシュとを一体的に固定したことを特徴とする電線管のブッシュ固定装置。
  4. 請求項1、2又は3記載のゴム製のブッシュと、該ブッシュの外側へ嵌装するブッシュの変形防止用の緊締環とを組み合わせたことを特徴とする電線管のブッシュ固定具。
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