JP3931037B2 - 二次電池用充電器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、二次電池を充電するための二次電池用充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型の電気機器(携帯電話、ノートパソコン、ポータブルCDプレーヤ等)の普及が著しい。これらの携帯電気機器では電源として主に充電可能な二次電池(以下単に「充電池」と表記することがある)が使用されており、これらの充電池を充電するための充電器の開発が進められている。一般的に、これらの充電器では、家庭用の交流電源に接続されて利用されることが想定されており、通常は交流(AC)・直流(DC)コンバータ(以下単に「コンバータ」と表記することがある)をそなえて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したような従来の充電器では、実際に充電池が充電器にセットされていない場合や、充電池が充電器にセットされていても充電池が満充電となっている場合のように、充電池への充電が行われていない充電器の待機状態であっても、かかる充電器に内蔵のコンバータは、交流から直流への変換動作を行っているため、電力が無駄に消費されてしまうという課題がある(これはいわゆる待機電力の消費といわれている)。
【0004】
省エネルギー化が叫ばれる近年、この待機電力消費は無視できない電力量になってきており、待機電力消費の課題を考慮した製品が望まれている。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、充電器に内蔵されているコンバータにより不要に待機電力が消費されてしまうことを自動的に防止できるようにした、二次電池用充電器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の二次電池用充電器(請求項1)は、該二次電池を保持するホルダ部と、交流電源から供給される交流を二次電池充電用の直流に変換するコンバータと、該コンバータの入力側と該交流電源との間に設けられ、該二次電池のが該ホルダ部にセットされることによりオンとなる機械式の二次電池検出スイッチと、該コンバータの入力側と該交流電源との間で該二次電池検出スイッチと直列に接続された電気的スイッチと、該電気的スイッチに対してスイッチング制御を施す制御部と、該交流電源からの該交流を該スイッチに対してバイパスさせて、該コンバータに給電するバイパススイッチとを備え、該制御部は、該コンバータから出力された該直流を監視する直流監視手段と、該直流監視手段により監視された該直流に基づいて該二次電池が満充電状態になったと判断した場合に該電気的スイッチをオフにする第2制御手段を有することを特徴とする。
【0006】
この場合、該制御部は、該ホルダ部に保持された該二次電池に接続され該二次電池から駆動電力が供給されるように構成してもよい(請求項2)。
【0007】
また、該制御部と接続された補助電池をさらに備え、該制御部は、該補助電池から駆動電力が供給されるように構成してもよい。(請求項3)
【0008】
また、該機械式スイッチおよび該電気的スイッチと並列に接続されたバイパススイッチをさらに備えるように構成してもよい。(請求項4)
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の各実施形態の説明においては、本発明の二次電池用充電器を携帯電話に適用した例を説明する。
(A)本発明の第1実施形態の説明
(1)構成の説明
図1から図8は本発明の第1実施形態としての二次電池用充電器について示す図であり、図1はその充電器の回路構成図であり、図2はその充電器(携帯電話をセットしたもの)の全体構造を説明するための斜視図であり、図3はその充電器(携帯電話をセットしていないもの)の全体の構造を示す斜視図であり、図4及び図5は充電器の制御/動作を説明するためのフロー図であり、図6は充電池の満充電状態の判定を説明するためのグラフであり、図7は始動用スイッチとしてバイパススイッチを用いた場合の動作フロー図であり、図8は制御部の駆動電力源として補助電池を用いた場合の充電器の回路構成図である。
【0012】
本実施形態の充電器1は、図2に示すように、本体ケース1−1をボディカバーとしてそなえており、この本体ケース1−1は、携帯電話101をセットするためのホルダ部1−2を有している。また、充電器1は、交流電源100から受電するために、電源ケーブル(電源コード)31を有し、その一端には交流電源100用のコンセントに差し込まれる電源プラグ30がそなえられている。これにより、交流電源100から、電源プラグ30、電源ケーブル31を経由して、充電器1は、交流電流・電圧(以下、単に「交流」という)が供給されるように構成されている。また、本体ケース1−1には、突出してバイパススイッチボタン11−1がそなえられ、ホルダ部1−2には、図2及び図3に示すように、後述するバイパススイッチボタン11−1及び二次電池検出スイッチ12−1がそなえられている。
【0013】
また、図2及び図3に示す充電器1には、図1に示すようにコンバータ20が内蔵されており、外部電源としての交流電源100(この交流電源100は、例えば100[V]の商用交流電源が使用される)から供給される交流を、このコンバータ20により、直流電流・電圧(以下、単に「直流」という)に変換して、充電池102に給電し、充電池102を充電するようになっている。
【0014】
そして、この充電器1には、コンバータ20のほかに、待機電力消費を解消できるようにするため、スイッチ10,バイパススイッチ11,二次電池検出スイッチ(二次電池検出手段)12,制御部21,抵抗24および充電接点22がそなえられている。
なお、コンバータ20は、交流電源100から入力される交流を直流に変換するための一般的なAC・DCコンバータであり、内部には変圧器や整流器(図示せず)をそなえて構成されている。
【0015】
また、充電接点22は、プラス接点と、マイナス接点とからなり、コンバータ20の出力側に接続されている。充電接点22のプラス接点及びマイナス接点は、充電池102が充電器1にセットされた時に、充電池102の受電接点102−1におけるプラス接点とマイナス接点とそれぞれ接触するように位置設定されている。これにより、充電池102を充電器1にセットすることで、コンバータ20から出力される直流が、充電接点22、充電接点102−1を介して充電器1にセットされた充電池102へ入力され、充電池102が充電されるようになっている。
【0016】
スイッチ10は、交流電源100の出力側と、充電器内部のコンバータ20の入力側との間に介装され、交流電源100から入力される交流を通電(オン)・遮断(オフ)するためのものである。このスイッチ10は、リレーやサイリスタ等、電気的に制御可能な半導体スイッチング素子(電気的スイッチ)よって構成されており、後述する制御部21からの制御信号によってオン・オフ制御されるようになっている。
【0017】
バイパススイッチ11は、スイッチ10に対して並列に接続され、交流電源100から入力される交流をスイッチ10に対してバイパスさせコンバータ20へ給電することができるように構成されており、このバイパススイッチ11は後述するように、制御部21を始動させるための始動用スイッチ等として使用される。
【0018】
このバイパススイッチ11は、上述したバイパススイッチボタン11−1と、バイパススイッチ切片11−2と、バイパススイッチ端子11−3とを有して構成される機械式スイッチである。
バイパススイッチボタン11−1は、バイパススイッチ切片11−2と連係接続されていて、このバイパススイッチボタン11−1の動きと連動して、バイパススイッチ切片11−2と、バイパススイッチ接点11−3とが離接する(即ち、バイパススイッチボタン11がオン・オフ動作する)ようになっている。
【0019】
また、バイパススイッチボタン11−1は、図2および図3に示すように、本体ケース1−1から突出しており、ユーザやオペレータが押下できるようになっている。
従って、ユーザやオペレータは、このバイパススイッチボタン11−1を押下することにより、バイパススイッチ切片11−2を、バイパススイッチ端子11−3に接触させ、バイパススイッチ11をオンにさせることができるようになっている。
【0020】
また、バイパススイッチボタン11−1が押下されない(リリースされている)場合、スイッチ切片11−2は、例えば、図示しないリターンスプリング等によって押上げられて、スイッチ接点11−3から離隔して、バイパススイッチ11はオフとなるように設計されている。
さて、二次電池検出スイッチ(二次電池検出手段)12は、充電池102が充電器にセットされたか否かを検出するための機械式スイッチであり、その検出情報は制御部21に出力されるようになっている。この二次電池検出スイッチ12は、二次電池検出スイッチボタン12−1と、二次電池検出スイッチ切片12−2と、二次電池検出スイッチ端子12−3を有して構成されている。
【0021】
二次電池検出スイッチボタン12−1は二次電池検出スイッチ切片12−2と連係接続されており、この二次電池検出スイッチボタン12−1の動きと連動して、二次電池検出スイッチ切片12−2と二次電池検出スイッチ接点12−3とが離接する(即ち、二次電池検出スイッチ12がオン・オフ動作する)ようになっている。
【0022】
そして、この二次電池検出スイッチボタン12−1は、図3に示すように、充電器1のホルダ部1−2の底部に配設されており、充電池102が装備された携帯電話101が充電器1にセットされると、携帯電話101及び充電池102の重量により二次電池検出スイッチボタン12―1が押下され、これにより、二次電池検出スイッチ切片12−2が、二次電池検出スイッチ端子12−3の両端子に接触して通電し、二次電池検出スイッチ12がオンになるようになっている。
【0023】
なお、この二次電池検出スイッチ12は、フォトセンサ等の非接触型のセンサなどでも構成することも可能である。この場合は、当然ながら二次電池検出スイッチボタン12−1は不要となる。
次に、制御部21は、図1に示すように、コンバータ20の出力側とスイッチ10との間に介装されるとともに、二次電池検出スイッチ12が接続されており、コンバータ20から出力される直流電力を駆動電力とし、スイッチ10を自動的にスイッチング制御(オン・オフ制御)するものである。そして、この制御部21は、セントラル・プロセッシング・ユニット(CPU)等で構成することが可能である。
【0024】
更に、制御部21は、スイッチ10のスイッチング制御を実現するため、第1制御手段21−1,第2制御手段21−2及びコンバータ20から出力される直流を監視する直流監視手段21−3の各機能を有している。
ここで、第1制御手段21−1は、二次電池検出スイッチ12によって、充電池102が充電器1にセットされていることが検出された場合に、スイッチ10をオンにする一方、二次電池検出スイッチ12によって、充電池102が充電器1にセットされていることが検出されない場合(即ち、充電池102が充電器1から取り外されている場合)に、スイッチ10をオフにするものである。
【0025】
また、第2制御手段21−2は、コンバータ20の直流出力に応じて、スイッチ10をオン・オフ制御するもので、直流監視手段21−3から出力される直流に関する情報(直流情報)に基づいて制御を行う。つまり、コンバータ20から出力された直流が所定の電流・電圧状態になった場合には充電池102は満充電状態であると判断し(この満充電状態の判断については後述する)、スイッチ10をオフにして、コンバータ20への給電を遮断し、充電池102に対する充電動作を終了するようになっている。
【0026】
なお第1制御手段21−1、第2制御手段21−2および直流監視手段21−3はソフトウェアで構成されている。
このように、制御部21が、スイッチ10をスイッチング制御してオフにする条件は2通りある。1つ目の条件は充電池102(携帯電話101)が、充電器1から取り外された場合(第1条件)であり、2つ目の条件は、充電池102が、満充電状態になった場合(第2条件)である。
【0027】
すなわち、第1条件下では、充電池102(携帯電話101)が充電器1にセットされていない場合、二次電池検出スイッチボタン12−1がリリースされ、二次電池検出スイッチ12がオフとなり、これにより制御部21の第1制御手段21−1がスイッチ10をオフとする制御を行うようになっている。
なお、充電池102を装備した携帯電話101が充電器1にセットされている場合には、二次電池検出スイッチボタン12−1が充電池102の重量によって押下されているため、二次電池検出スイッチ12がオンになり、二次電池検出スイッチ12からの検出信号を受けて、制御部21の第1制御手段21−1が、スイッチ10をオンするようになっている。
【0028】
また、かかる第2条件を満たすために、直流監視手段21−3は、コンバータ20から出力される直流電流値及び/又は電圧値(ここでは電流値)を、常時監視しており、更に、この直流監視手段21−3は、監視した直流に関する情報(直流情報)を、第2制御手段21−2に対して随時通知するように構成されている。具体的には、コンバータ20から出力される直流電圧値を固定して充電を行っている最中(定電圧充電中)に、抵抗24の両端の電圧値を測定することでコンバータ20から出力される直流電流値を測定,監視し、直流情報として第2制御手段21−2に対して随時通知するのである。
【0029】
そして、第2制御手段21−2は、直流監視手段21−3から、コンバータ21から出力された直流電流値が含まれる直流情報を受信した後、この直流情報を随時解析し、充電池102が満充電状態でないと判断した場合は、まだ充電池102を充電する必要があるため、スイッチ10をオンにする一方、満充電状態であると判断した場合は、充電池102を充電する必要が無いため、スイッチ10をオフするようになっている。
【0030】
ここで、充電池102の満充電状態を判定する方法について、図6を使って説明する。
図6のグラフはコンバータ20から出力される直流電流および電圧の変化の例を示し、縦軸は電流値及び電圧値を示し、横軸は時間を示している。
この例は、まず、固定された直流電流値(定電流)1[A]で充電が行なわれ、次に、この定電流充電中にコンバータ20から出力される直流電圧値が4.1[V]になったら、今度は電流値の固定が解除されるとともに、4.1[V]の直流電圧が固定され(定電圧)充電が行なわれる例である。このような定電流充電後に定電圧充電を行う方法は、充電をより速く、より正確な電圧に充電する方法として一般的に用いられており、その詳しい説明は省略する。
【0031】
コンバータ20から出力される直流電流値は、定電流充電中においては1[A] で一定であるが、電圧4.1[V]になって定電圧充電が開始されると、順次低下していく。また、コンバータ20から出力される直流電圧値は、定電流充電時には、初期電圧(ここでは3[V])から増大していくが、定電圧充電開始以降は一定の電圧値(この例では4.1[V])を保つ。
【0032】
このような定電圧充電状態においては、充電池102に蓄えられた電力の状態(充電状態)に応じて、コンバータ20から出力される直流電流値が変化するので、かかる直流電流を監視することで、充電池102の充電状態を判断することが可能となる。
充電池が満充電状態であることを判断する条件としては、二次電池の種類や容量等の各種条件によっても異なるが、本実施形態においては、図6に示すように、4.1[V]の定電圧充電時において、直流電流が0.2[A]に達した時点で、制御部21が、充電池102は満充電状態であると判断している。
【0033】
なお、電流値が0.2[A]になることは、電流値を直接モニタ(監視)することで判断するようにしてもよい。
さて、図1に示す充電器1の制御部21には、駆動電力(制御部駆動電力)として、通常、コンバータ20から直流電力が供給されている。
しかし、充電器1が、充電状態でない場合(待機状態)、換言すれば、スイッチ10がオフである場合は、コンバータ20に対して交流が遮断されており、このままでは制御部21は制御を開始することができない。
【0034】
このため、充電開始時(制御開始時)には、まずコンバータ20を介して強制的に制御部21に電力を供給する必要があり、本実施形態では、上述したバイパススイッチ11を設けている。つまり、充電開始時にバイパススイッチボタン11−1を押下することでバイパススイッチ11がオンとなり、スイッチ10がオフであってもコンバータ20を介して制御部21に駆動電力を強制的に供給することが可能となり、これにより、制御部21の作動が開始され、充電器1に充電池102(携帯電話101)がセットされていれば、制御部21によりスイッチ10がオンにされて、充電池102に対する充電が開始されるのである。なお、一旦、制御部21が作動を開始してスイッチ10をオンとすれば、制御部21には、スイッチ10を介して電力が供給されるので、バイパススイッチ11をオンする必要がなくなる。
【0035】
また、バイパスボタン11は、始動用スイッチとしてだけでなく、非常用スイッチとして機能させることも可能である。つまり、例えば、スイッチ10が故障して、オンしない場合に、バイパススイッチ11をオンすることで、コンバータ20、ひいては充電池102に電力を供給して充電を行うことができるようになっているのである。
【0036】
なお、この場合は、バイパススイッチボタン11−1が、ユーザ等によって一旦押下されれば、押下しつづけなくともバイパススイッチ11がオフとならないようなホールド機能を有したスイッチ(図示せず)等を用いればよい。
(2)動作フローの説明
本発明の第1実施形態としての二次電池用充電器1は、上述したように構成されており、充電にかかる制御を行うにあたり、先ずバイパススイッチ11をオンにして制御部21に電力を供給する必要がある。以下、バイパススイッチ11による電力供給動作を、図7を参照して説明する。
【0037】
つまり、図2に示すように、携帯電話101の充電池102を充電するため、携帯電話101が充電器1のホルダ部1−2にセットされ、ユーザ等の手動操作によって、バイパススイッチ11がオンされると、交流電源100からの交流がスイッチ10をバイパスし、コンバータ20に入力され(ステップB1)、コンバータ20から変換された直流電力が、充電接点22へ出力されるとともに、制御部駆動電力として制御部21へ供給され(ステップB2)、制御部21は駆動電力を得て充電にかかる制御を開始する(ステップB3)。
【0038】
そして、以下、制御部21による充電制御について、図4および図5を参照して説明する。先ず、二次電池検出スイッチ12の検出情報に基づき充電器1に充電池102(携帯電話101)がセットされているか否かが判定され(ステップA1)、その結果充電池102が充電器1にセットされていないとされた場合は、「セットされていない」ルートにより、図5に示すステップA9に進んで、第1制御手段21−1により制御が行われ(ステップA9)、スイッチ10がオフされ(ステップA10)、図4のスタートへリターンする。
【0039】
また、図4のステップA1において、二次電池検出スイッチ12がオンとなることによって、充電池102が充電器1にセットされていることが検出された場合には(ステップA1の「セットされている」ルート参照)、制御部21は、内蔵する第1制御手段21−1により、スイッチ10をオンとするためのオン制御信号をスイッチ10に対して送信し(ステップA2)、スイッチ10をオンにする(ステップA3)。
【0040】
そして、スイッチ10がオンになったので、コンバータ20は交流電源100から受電を開始し(ステップA4)、コンバータ20により交流から直流に変換された電力が、充電接点22へ給電され、充電池102へ充電が開始され(ステップA5)、図5のステップA6に進み、制御部21の直流監視手段21−3により、随時監視されるコンバータ20からの出力直流電流値・電圧値(直流情報)を、第2制御手段21−2へ送信する。
【0041】
そこで、第2制御手段21−2は、受信した直流情報を解析し、これを基に、充電池102が満充電状態であるか否かを判断する(ステップA7)。
このステップA7において、充電池102が満充電状態にあると判断された場合は(ステップA7の「満充電状態である」ルート参照)、第2制御手段21−2は、スイッチ10をオフするためのオフ制御信号をスイッチ10に対して送信し(ステップA8)、スイッチ10はオフになり、(ステップA10)図4のスタートへリターンする。
【0042】
一方、上述のステップA7において、充電池102は、満充電状態に達していないと判断された場合は「満充電状態でない」ルートを進み、ステップA1に戻る。
なお、充電動作中に、充電池102が、充電器1から取り外された場合は(ステップA1の「セットされていないルート」参照)、充電池1における充電動作を終了させる必要があるため、制御部21の第1制御手段21−1は、スイッチ10をオフとするためのオフ制御信号をスイッチ10に対して送信し(ステップA9)、スイッチ10がオフし(ステップA10)、図4のスタートへリターンする。
【0043】
従って、充電池102が充電器1にセットされていない場合及び充電池102が満充電になった場合には、スイッチ10がオフされ、交流電源100からの受電が遮断されるので待機電力を不要に消費してしまうことを自動的に防止できる。
(3)制御部への電力供給
なお、上述の実施形態では、制御部駆動電力として交流電源(充電開始時はバイパススイッチを使用)を用いたが、▲1▼補助電池や、▲2▼充電池に残っている電力を使用することもできる。これらは独立しても使用可能であるとともに、組み合わせて使用してもよい。
【0044】
以下、▲1▼補助電池の利用、▲2▼充電池に残っている電力の利用について説明する▲1▼補助電池の利用
ここで、図8を使って説明する。
この図8に示す充電器1は、図1に示す充電器1の構成要素に加えて、更に、補助電池23をそなえて構成されており、この補助電池23は、制御部21の駆動電力供給のためにそなえられている。
【0045】
なお、図8においては制御部21の外部に補助電池23が設けられているが、制御部21に内蔵するように構成してもよい。
この補助電池23はあくまでも充電器1が待機状態から起動する場合において使用される。なぜなら、通常運転中(充電動作中)においては、制御部21はコンバータ20から出力される直流電力を、駆動電力として得るようになっているからである(図8の矢印X1を参照)。
【0046】
また補助電池23は、制御部21用の駆動電源であり、このような制御の駆動に要する電力は微量である。つまり、制御部21によって補助電池23の電力が消費されることとなるが、コンバータ20により不要に消費される待機電力に較べれば、ごく僅かな電力消費量であり、従来と比較して、消費電力を抑制することができる。
【0047】
更に、補助電池23を充電可能な二次電池で構成することによって、通常運転中はコンバータ20から出力される直流電力によって補助電池23を充電するように構成することも可能であり、この場合、補助電池23の交換は、寿命が来るまで不要となり、メンテナンスに要する手間を省くことが可能となる。
▲2▼充電池に残っている電力の利用
携帯電話101の充電池102では、電力が残っている(以下「充電池電力」と表記することがある)状態で、充電器1にセットされる場合が多いと考えられ、このように充電池102に電力残っている場合、充電池電力を制御部21の駆動電力として利用することが可能である。
【0048】
すなわち、充電池102をセットすると、図8中に矢印X2で示すように、受電接点102−1、充電接点22を通じて制御部21へ駆動電力が供給され、これにより制御部21の駆動が開始されるのである(この場合、補助電池23を設けなくてもよい)。
更に、携帯電話101の機能により、制御部21の駆動電力用として、充電池102の一定の充電池電力が常時残るようにしておけば、ユーザは充電池102の充電池電力量に注意を払うことなく、携帯電話101を利用することが可能であり、更に機能的な構成とすることが可能である。
(B)本発明の第2実施形態の説明
(1)構成の説明
図9から図11は本発明の第2実施形態としての充電器1′について示す図であり、図9はその回路構成図であり、図10はその充電開始動作を示す動作フローであり、図11はその充電終了動作を示す動作フロー図である。また、第1実施形態で用いた図2,図3についても流用して説明する。なお、上述した第1実施形態と同一の部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0049】
また、図9に示すように、充電器1′は、基本的には図1に示す第1実施形態の充電器1と同様の構成であるのでその詳細な説明を省略するが、図1と比較して、以下のような差異がある。
つまり、図1に示す充電器1では、スイッチ10が電気式スイッチで構成されていたのに対し、図9に示す本実施形態の充電器1′においては、スイッチ10′が、スイッチボタン10−1(機械式連動手段)と、スイッチ切片10−2と、スイッチ端子10−3とをそなえた機械式スイッチとして構成されている。スイッチボタン10−1は、充電池102の充電器1へのセット・非セット(リリース)に応じて上下し、この上下動に連動して、スイッチ10′はオン・オフの動作をするようになっている。もちろん、スイッチボタン10−1とスイッチ切片10−2との間にはロッドやリンク等を機械式連動手段として介してもよい。
【0050】
スイッチボタン10−1は、図3に示すように、充電器1′のホルダ部1−2の底部に位置しており、充電池102を有する携帯電話101が充電器1にセットされると、充電池102等の重量により、スイッチボタン10―1が押下され、これにロッドやリンク等が連動することにより、スイッチ切片10−2が、スイッチ端子10−3の両端に接触して通電状態となり、スイッチ10がオンになるようになっている。
【0051】
つまり、充電池102(携帯電話101)が、充電器1にセットされると、スイッチ10′がオンとなり、コンバータ20には、交流電源100から、交流が給電され、コンバータ20により直流に変換された電力が、充電接点22へ出力されて、充電池102を充電することが可能となる。
一方、充電池102(携帯電話101)が、充電器1にセットされていなければ、スイッチボタン10−1は、例えば、図示しないリターンスプリングによって押上げられるのでスイッチ10′がオフとされ、コンバータ20には、交流電源100から電力が供給されないことになる。
【0052】
(2)動作フローの説明
本発明の第2実施形態は上述したように構成されているので、例えば図10および図11に示すように動作する。
まず、充電開始動作を、図10のフローチャートを用いて説明する。
携帯電話101の充電池102を充電するため、図2に示すように、充電器1のホルダ部1−2にセットされ(ステップC1)、スイッチボタン10―1が充電池102の重量によりリターンスプリング力に抗して押下され(ステップC2)、スイッチ切片10−2が機械的に連動して押し下げられてスイッチ端子10−3の両端に接触しスイッチ10がオンになる(ステップC3)。
【0053】
スイッチ10がオンになったことで、コンバータ20は交流電源100から交流の受電を開始し(ステップC4)、コンバータ20により直流に変換された電力が、充電接点22を介して充電池102へ供給され、充電池102に対する充電が開始される(ステップC5)。
次に、本発明の第2実施形態における充電終了動作を、図11のフローチャートを用いて説明する。
【0054】
つまり、充電中の充電池102が充電器1から取り外されると(ステップD1)、充電池102の重量から開放されたスイッチボタン10−1は押下されなくなり(ステップD2)、スイッチ10がオフとなり(ステップD3)、コンバータ20は交流電源100から交流の受電が遮断され充電が終了する(ステップD4)。
【0055】
従って、充電池102が充電器1′にセットされていない時には、充電器1′において待機電力が不要に消費されてしまうことを自動的に防止できる。
(B−1)本発明の第2実施形態の変形例の説明
(1)構成の説明
図12は本発明の第2実施形態の変形例に係る充電器の回路構成図である。なお、図9に示す充電器1′で説明した部品と同じ部品については同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0056】
この図12に示す本変形例の充電器1″は、図9に示すものと比較して、制御部21′をそなえて構成されている点、スイッチ10″が、第1スイッチ10−10に加え、第2スイッチ10−20とをそなえて構成されている点において異なる。
制御部21′は、コンバータ20の出力側と、スイッチ10″との間に介装され、スイッチ10″に内蔵される第2スイッチ10―20をスイッチング制御をするもので、コンバータ20から出力される直流電力を駆動電力としている。
【0057】
また、この制御部21′は、第2制御手段21−2と、直流監視手段21−3の各機能を有している。そして、この制御部21′もCPU等で構成され、第2制御手段21−2および直流監視手段21−3はソフトウェアで構成されている。
ここで、直流監視手段21−3は、コンバータ20から出力される直流を、常時監視するものであり、監視した情報(直流情報)を、第2制御手段21−2に対して随時通知するように構成されている。
【0058】
第2制御手段21−2は、直流監視手段21−3とデータリンク可能なように構成されており、直流監視手段21−3から、コンバータ21から出力された直流電流値や電圧値を含む直流情報に基づいて、充電池102が満充電状態にあるか否かを判断し、充電池102が満充電状態でないと判断した場合は、スイッチ10″に内蔵される第2スイッチ10−20をオンさせ、満充電状態であると判断した場合は、第2スイッチ10―20をオフさせるようになっている。
【0059】
次に、スイッチ10″について説明する。
このスイッチ10″は、前述のごとく、第1スイッチ10−10と、第2スイッチ10−20をそなえて構成されている。
まず、第1スイッチ10−10は、交流電源100から入力される交流を通電(オン)・遮断(オフ)するためのものであり、図9に示す充電器1′におけるスイッチ10′と同一の構成である。つまり、この第1スイッチ10−10は、スイッチボタン10−1、スイッチ切片10−2、スイッチ端子10−3をそなえて構成されている。
【0060】
スイッチボタン10−1は、図3に示すように充電器1″のホルダ部1−2の底部に配設されており、充電池102(携帯電話101)が充電器1にセットされると、充電池102(携帯電話101)の重量により、スイッチボタン10−1がリターンスプリング力に抗して押下され、スイッチ切片10−2が、スイッチ端子10−3の両端子に接触して通電し、第1スイッチ10−10がオンになるように構成されている。
【0061】
一方、第2スイッチ10−20は、第2スイッチ10−20と直列に接続され、第1スイッチ10−10と同様に、交流電源100から入力される交流電流および電圧を通電(オン)・遮断(オフ)するためのものであるが、機械的スイッチである第1スイッチ10−10とは異なり、リレーやサイリスタ等の電気制御可能な半導体スイッチング素子で構成された電気的スイッチである。そして、かかる第2スイッチ10−20のオン・オフの制御は、上述した通り、制御部21′によって行われる。
(2)動作フローの説明
本発明の第2実施形態の変形例は上述したように構成されているので、上述した第1実施形態と同様に、充電器1″に充電池102がセットされるとともに、バイパススイッチ11がオンされ制御部21′に電力が供給されたことを条件として、図13のフローチャートに示すようにして制御が行われる。
【0062】
つまり、まず、制御部21′の直流監視手段21−3は、コンバータ20から出力された直流電流・電圧を監視し、監視結果を直流情報として、制御部21に内蔵される第2制御手段21−2へ送信する(ステップG1)。
そこで、第2制御手段21−2は、受信した直流情報を解析し、これに基づき、充電池102が満充電状態であるか否かを判断する(ステップG2)。
【0063】
このステップにおいて、制御部21′の第2制御手段21−2が、充電池102は、満充電状態に達していないと判断した場合は(ステップG2の「満充電状態でない」ルート参照)、第2スイッチ10−20がオンされ(ステップG5)、携帯電話101(充電池102)が充電器1″にセットされて第1スイッチ10−10がオンされていれば(スイッチ10″がオンであれば)充電が行われ、ステップG1へ戻る。
【0064】
一方、ステップG2において、充電池102が満充電状態にあると判断された場合はステップG2の「満充電状態である」のルートを通ってステップG3に進み、第2制御手段21−2は、スイッチ10″の第2スイッチ10−20をオフとするためのオフ制御信号を、第2スイッチ10―20に対して出力し第2スイッチ10―20がオフとなり(ステップG4)、スタートへリターンする。
【0065】
従って、充電器1は、充電池102に充電が行われない場合(待機状態)、換言すれば、充電池102が満充電状態であって、これ以上充電ができないとする場合や、充電池102が充電器1にセットされていない場合において、スイッチ10″がオフされるので、待機電力が不要に消費されてしまうことを自動的に防止できるという利点がある。
【0066】
なお、この図13に示す制御中に、充電池102が充電器101から取り外された場合においても、充電池102の取り外し動作に連動し、第1スイッチ10−10がオフとなるため、交流電源100からの交流の受電が遮断され、充電器1″において待機電力が不要に消費されてしまうことを自動的に防止できるという利点が確保される。
【0067】
なお、上述の本実施形態(第2実施形態の変形例)では、制御部駆動電力として交流電源(充電開始時はバイパススイッチ11を使用)を用いたが、第1実施形態において説明したのと同様に、▲1▼補助電池や、▲2▼充電池に残っている電力を使用することもできる。これらは独立しても使用可能であるとともに、組み合わせて使用してもよい。
【0068】
即ち、コンバータ20からの直流出力が停止している場合に、制御部21′を駆動させるための電力を確保する手段としては、▲1▼補助電池の利用、▲2▼充電池に残っている電力の利用等が考えられるが、これらについては、第1実施形態の説明において述べているため、ここでは説明を省略する。
(C)その他
本発明は上述した各実施態様及びその変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
【0069】
例えば、上述の各実施形態では、本発明の二次電池用充電器を携帯電話に適用した例を説明したが、本発明の二次電池用充電器は、携帯電話の充電に限らず、あらゆる電気機器に利用される充電可能な二次電池を充電するための充電器に適用可能である。また当然のことながら、二次電池のみを充電する場合においても適用可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の二次電池用充電器によれば、二次電池が充電器にセットされていない場合には、スイッチがオフするので、不要に待機電力が消費されてしまうことを自動的に防止できるという利点がある。
そして、二次電池が充電器にセットされているか否かを検出する二次電池検出手段と、二次電池検出手段の検出結果と連動してスイッチをオン・オフする制御部とをそなえることにより、不要に待機電力が消費されてしまうことを確実に防止できるという利点がある。
また、制御部駆動電力を充電器にセットされた二次電池から得る場合は、特別な構成要素を追加せずに制御部駆動電力源を確保できる利点がある。
また、制御部駆動電力を制御部に接続された補助電池から得る場合は、制御部専用の電源を確保できることから、確実かつ安定した制御部駆動電力源を確保できる利点がある。
【0071】
また、スイッチを機械式連動手段に連係接続することにより、充電器における二次電池のセット・非セットに連動して、スイッチをオン・オフすることが可能となり、より簡素な構成で交流電源から充電器のコンバータへ給電をオン・オフすることができる。従って、充電器から充電池が外されている場合は、充電器に内蔵されているコンバータへの給電が遮断されることになり、その結果、不要に待機電力が消費されてしまうことを自動的に防止できるという利点がある。
【0072】
また、制御部が、コンバータから出力された該直流が所定の状態になったか否かを監視する直流監視手段と、コンバータに給電される交流を遮断すべくスイッチを制御する第2制御手段をそなえて構成することにより、充電池が満充電状態になると、コンバータに給電される交流を遮断することが可能となり、その結果、不要に待機電力が消費されてしまうことを解消できるという利点がある。
【0073】
またバイパススイッチをオンにして、交流電源からの交流を遮断するスイッチをバイパスさせて、該コンバータに給電することにより、制御部駆動電力を得る場合は、バイパススイッチという簡素な追加構成のみによって制御部駆動電力源を確保できる利点がある。
【0074】
また、バイパススイッチにより、交流電源からの交流を、スイッチをバイパスさせて、コンバータに給電することができ、スイッチが故障した際においてもバイパススイッチ経由でコンバータに交流電源から給電することが可能となり、この結果、スイッチが正常にオンしないような場合にも、確実に充電動作を行なえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態としての、充電器の回路構成図である。
【図2】 本発明の第1実施形態としての、充電器(携帯電話をセットしたもの)の全体構造を説明するための斜視図である。
【図3】 本発明の第1実施形態としての、充電器(携帯電話をセットしていないもの)の全体の構造を示す斜視図である。
【図4】 本発明の第1実施形態としての充電器の制御/動作を説明するためのフロー図である。
【図5】 本発明の第1実施形態としての充電器の制御/動作を説明するためのフロー図である。
【図6】 本発明の第1実施形態にかかる、充電池の満充電状態の判定を説明するためのグラフである。
【図7】 本発明の第1実施形態にかかる、始動用スイッチとしてバイパススイッチを用いた場合の動作フロー図である。
【図8】 本発明の第1実施形態にかかる、制御部の駆動電力源として補助電池を用いた場合の充電器の回路構成図である。
【図9】 本発明の第2実施形態としての充電器の回路構成図である。
【図10】 本発明の第2実施形態としての充電器の充電開始動作を示す動作フロー図である。
【図11】 本発明の第2実施形態としての充電器の充電終了動作を示す動作フロー図である。
【図12】 本発明の第2実施形態の変形例としての充電器の回路構成図である。
【図13】本発明の第2実施形態の変形例としての充電器の充電終了動作を示す動作フロー図である。
【符号の説明】
1,1′,1″ 充電器
1−1 充電器1の本体ケース
1−2 本体ケース1−1のホルダ部
10,10′,10″ スイッチ
10−1 スイッチボタン(機械式連動手段)
10−2 スイッチ切片
10−3 スイッチ端子
10−10 第1スイッチ
10−20 第2スイッチ
11 バイパススイッチ
11−1 バイパススイッチボタン
11−2 バイパススイッチ切片
11−3 バイパススイッチ端子
12 二次電池検出手段(二次電池検出スイッチ)
12−1 二次電源検出スイッチボタン(機械式連動手段)
12−2 二次電池検出スイッチ切片
12−3 二次電池検出スイッチ端子
20 コンバータ
21,21″ 制御部
21−1 第1制御手段
21−2 第2制御手段
21−3 満充電判別手段
21−4 二次電池検出部
22 充電接点
23 補助電池
24 抵抗
30 電源プラグ
31 電源ケーブル(電源コード)
100 交流電源(外部電源)
101 携帯電話
102 充電池(二次電池)
102−1 受電接点
Claims (4)
- 二次電池を充電するための充電器であって、
該二次電池を保持するホルダ部と、
交流電源から供給される交流を二次電池充電用の直流に変換するコンバータと、
該コンバータの入力側と該交流電源との間に設けられ、該二次電池が該ホルダ部にセットされることによりオンとなる機械式の二次電池検出スイッチと、
該コンバータの入力側と該交流電源との間で該二次電池検出スイッチと直列に接続された電気的スイッチと、
該電気的スイッチに対してスイッチング制御を施す制御部とを備え、
該制御部は、
該コンバータから出力された該直流を監視する直流監視手段と、
該直流監視手段により監視された該直流に基づいて該二次電池が満充電状態になったと判断した場合に該電気的スイッチをオフにする第2制御手段を有する
ことを特徴とする、二次電池用充電器。 - 該制御部は、該ホルダ部に保持された該二次電池に接続され該二次電池から駆動電力が供給される
ことを特徴とする、請求項1記載の二次電池用充電器。 - 該制御部と接続された補助電池をさらに備え、
該制御部は、該補助電池から駆動電力が供給される
ことを特徴とする、請求項1記載の二次電池用充電器。 - 該機械式スイッチおよび該電気的スイッチと並列に接続されたバイパススイッチをさらに備える
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の二次電池用充電器。
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