JP3927297B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電解槽に供給される被処理水を同電解槽にて電気分解して電解水を生成するようにした電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電解水生成装置の一つとして、電解質が添加された被処理水を電解槽に供給し同電解槽にて電気分解して電解水を生成するようにしたものがあり、例えば特開平8−89965号公報に示されている。この公報に示されている電解水生成装置においては、水道水等の原水に電解質添加装置から電解質溶液が添加されて被処理水が生成され、また被処理水中の電解質濃度を検出する濃度検出手段の検出値に基づいて濃度制御手段により電解質添加装置による電解質溶液の添加量が制御されて被処理水中の電解質濃度が調整されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した公報の電解水生成装置においては、被処理水中の電解質濃度を使用者が監視することはできず、使用者が安心して使用できないばかりか、濃度制御手段あるいは電解質添加装置の異常時には適切な対応ができない。なお、制御手段あるいは電解質添加装置の異常時には、被処理水中の電解質濃度が適切に調整されないため、電解槽にて的確な電解がなされず、所期の電解水が得られない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものである。本発明に係る電解水生成装置は、原水に電解質添加装置から電解質溶液を添加して生成される被処理水を電解槽に供給し同電解槽にて電気分解して電解水を生成するようにした電解水生成装置であって、前記電解槽における電解電流を検出する電流センサ、前記被処理水の供給流量を検出する流量センサ、前記電解質溶液の原水に対する添加量を制御する制御装置、および、前記被処理水中の電解質濃度および前記電解質溶液中の電解質濃度を表示する表示手段を備え、同制御装置は、前記電流センサにて検出される電解電流、および、前記流量センサにて検出される被処理水の流量に基づき、前記被処理水中の電解質濃度および前記電解質溶液中の電解質濃度を算出する濃度算出プログラムと、算出された各電解質濃度を前記表示手段に表示する表示機能を有していることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の作用・効果】
本発明に係る電解水生成装置によれば、被処理水中の電解質濃度および電解質溶液中の電解質濃度を制御装置にて算出して、こらの電解質濃度を表示手段に表示することができる。このため、当該電解水生成装置の使用者は、被処理水中の電解質濃度および電解質溶液中の電解質濃度を監視することができて、当該電解水生成装置を安心して使用することができる。また、当該電解水生成装置の使用者は、表示手段に表示される電解質濃度の異常値から、制御装置あるいは電解質添加装置等の異常を察知して適切な対応を採ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示した電解水生成装置は、電解槽10と、この電解槽10に接続した電解水の排出路21,22及び被処理水である希塩水の供給路23と、この希塩水の供給路23に接続した水道水の供給路24及び濃塩水の供給路25を備えている。
【0007】
電解槽10は、希塩水を電気分解して電解水を生成するそれ自体周知のものであり、槽本体11の内部は隔膜12によって二つの電解室13,14に区画されていて、各電解室13,14には直流電源30(常に一定の電圧を印加する定電圧電源)に接続された電極板15,16がそれぞれ配設されている。
【0008】
電解水の排出路21,22は、各電解室13,14にそれぞれ連通接続されていて、各電解室13,14にて生成される電解水(酸性水とアルカリ性水)をそれぞれ所望の箇所に導くようになっている。希塩水の供給路23は、中間部にて分岐路23aと23bに分岐されていて、各分岐路23a,23bにて各電解室13,14にそれぞれ連通接続されている。
【0009】
水道水の供給路24は、水道管(図示省略)に接続されるようになっていて、給水弁(常閉型の電磁開閉弁)41と減圧弁(入口側圧力の如何にかかわらず出口側圧力を入口側圧力よりも低い設定圧力に調整する圧力制御弁)42と可変形の流量調整弁(可変可能な流量を設定された値に維持する流量制御弁)43がそれぞれ設けられている。なお、流量調整弁43に代えて固定形の流量調整弁を用いることも可能である。
【0010】
濃塩水の供給路25は、濃塩水タンク50に接続されていて、電動ポンプ61とポンプ側への流れを阻止するチェック弁62が設けられている。電動ポンプ61は、電磁モータによって往復駆動されて水道水の供給路24を通して供給される水道水に濃塩水を圧送混合するためのダイアフラムピストン式のポンプであり、1サイクルにて所定量の濃塩水が吐出されるようになっている。なお、濃塩水タンク50には食塩51と水道水(適宜補給されて余剰分はオーバーフロー管53を通して排出される)が収容されていて、食塩51の上方にできるほぼ飽和状態の濃塩水52が濃塩水の供給路25に導かれるようになっている。
【0011】
また、本実施形態においては、希塩水の供給路23に同供給路23を流れる希塩水の流量Qを検出する流量センサ71が設けられるとともに、電極板15,16への通電回路に電流計72が設けられていて、それぞれが検出値を制御装置100に出力するようになっている。
【0012】
制御装置100は、電解スイッチ(ON・OFFスイッチ)101の操作に基づいて直流電源30のON・OFF制御と給水弁41の開閉制御と電動ポンプ61の起動停止制御を行うとともに電流計72からの検出値に応じて電動ポンプ61の吐出流量制御(フィードバック制御)を行う作動制御プログラムと、直流電源30が印加する電解電圧Vと流量センサ71が検出する希塩水の流量Qと電流計72が検出する電解電流Iに基づいて、希塩水の供給路23を流れる希塩水の濃度a及び濃塩水の供給路25を流れる濃塩水の濃度Aを、V=IR、a=f(R)、b=aQ、Q1=Q−Q2、A=b/Q1等の演算式により算出して、表示器110に出力する濃度算出プログラムとを備えている。なお、上記各演算式中、Rは抵抗、Q1は濃塩水の流量、Q2は水道水の流量(減圧弁42と流量調整弁43によって一定とされている)、bは食塩重量である。
【0013】
表示器110は、制御装置100の濃度算出プログラムにて求められた希塩水の濃度a及び濃塩水の濃度Aを選択的に表示するものであり、表示切替スイッチ111を操作することによって、希塩水の濃度a又は濃塩水の濃度Aを表示するようになっている。
【0014】
上記のように構成した電解水生成装置においては、電解槽10に供給される希塩水の濃度aを制御装置100の濃度算出プログラムによって検出できるとともに表示器110に表示することができる。このため、希塩水の濃度aを使用者が監視することができて、使用者が安心して使用することができることに加えて、表示器110に表示される濃度の異常値から制御装置100の作動制御プログラムあるいは電動ポンプ61等の異常を察知して適切な対応を行うことができる。
【0015】
また、電解槽10での電解電圧V及び電解電流Iと電解槽10への希塩水の流量Qに基づいて上記各演算式によって電解槽10に供給される希塩水の濃度aを算出するようにしたため、高価で頻繁に調整が必要な塩濃度センサを使用することなく実施できて、安価かつ容易に実施することができる。
【0016】
また、希塩水の濃度aとともに濃塩水の濃度Aを算出できるため、表示器110に表示される濃塩水の濃度Aの低下によって、濃塩水タンク50内の食塩51の不足を的確に把握することができて、食塩をタイミングよく補給することができる。
【0018】
また、上記実施形態においては、希塩水の供給路23に水道水の供給路24と濃塩水の供給路25を接続することにより、水道水に濃塩水を圧送混合して被処理水である希塩水を生成するタイプの電解水生成装置に本発明を実施したが、被処理水である希塩水が希塩水タンクにて予め生成されるタイプの電解水生成装置にも同様に本発明は実施可能である。なお、この場合には電流計72は設けるには及ばない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電解水生成装置の一実施形態を概略的に示す全体図である。
【符号の説明】
10…電解槽、23…希塩水の供給路、24…水道水の供給路、25…濃塩水の供給路、30…直流電源、42…減圧弁、43…流量調整弁、71…流量センサ、72…電流計、100…制御装置、110…表示器(表示手段)。

Claims (1)

  1. 原水に電解質添加装置から電解質溶液を添加して生成される被処理水を電解槽に供給し同電解槽にて電気分解して電解水を生成するようにした電解水生成装置であり、当該電解水生成装置は、前記電解槽における電解電流を検出する電流センサ、前記被処理水の供給流量を検出する流量センサ、前記電解質溶液の原水に対する添加量を制御する制御装置、および、前記被処理水中の電解質濃度および前記電解質溶液中の電解質濃度を表示する表示手段を備え、同制御装置は、前記電流センサにて検出される電解電流、および、前記流量センサにて検出される被処理水の流量に基づき、前記被処理水中の電解質濃度および前記電解質溶液中の電解質濃度を算出する濃度算出プログラムと、算出された各電解質濃度を前記表示手段に表示する表示機能を有していることを特徴とする電解水生成装置。
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