JP3927135B2 - Veranda storage for apartment houses - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、集合住宅のベランダ空間を利用して設置される収納庫、なかでもベランダに臨んで設けられる引戸を利用して構成される収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅のベランダは共有部分であり、火災などの緊急時の避難路を兼ねている。さらに、集合住宅の家主との契約や、管理組合の規約などによって、美観を損ねる物の設置が制限されており、物置などの収納庫を設置できないことになっている。しかし、緊急時の避難に支障がなく、規約などに違反しない範囲で、ベランダ空間の一部を収納スペースとして有効利用することが検討されている。例えば、屋外に臨むドアを利用して履物の収納庫を構成することが公知である(特許文献1参照)。そこでは、室内に向かって開口する収納ボックスをドアの下部に取り付け、収納ボックスの開口を室内側から操作される蓋で開閉できるようにしている。収納ボックスには屋外用の履物が収納される。
【0003】
ベランダに臨んで設けられた引戸のうち、片方の戸本体を取り外し、代わりに収納ユニットを開口枠にはめ込む形態の収納庫が提案されている(特許文献2参照)。収納ユニットは、室内に向かって開口する大きな箱体と、箱体の開口縁に固定されるサッシ枠と、箱体を支えるキャスター等で構成してある。サッシ枠は戸本体と同じ大きさに形成してあり、引戸の開口枠に組み込まれる。収納物を箱体に出し入れするときは、ウォークインクロゼットと同様に箱体内に出入りできると思われる。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−88449号公報(段落番号00、図1)
【特許文献2】
特開2002−21450号公報(段落番号0012、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の収納庫は履物を収容できる程度の大きさであるので、収納庫が緊急時の避難の邪魔になることはない。しかし、収納対象が履物と同程度の大きさの小さな物品に限られ、収納できる物品に制約がある。特許文献2に見られるように、収納庫を大型化すると、より大きな物品でも収納できるが、建物の外観を損ないやすい。収納庫が開口枠の半分を塞ぐので、室内からの視野が大きく遮られるうえ、圧迫感を与えてしまう。収納庫が採光や換気の邪魔になる不利もある。収納庫がベランダ側へ大きく張り出すので、避難の邪魔になるおそれがあり、安全性を確保するうえで問題がある。要するに、従来の収納庫は小さいか、大きいかのいずれかしかなく、実用性に欠けるものでしかなかった。
【0006】
本発明の目的は、緊急時の避難に支障がないのはもちろん、建物の外観を損ねることもなく、ベランダ空間の一部を収納スペースとして有効利用できる集合住宅のベランダ用収納庫を提供することにある。本発明の目的は、収納庫がベランダに臨む引戸に付設してあるにもかかわらず、室内からの視野が収納庫によって大きく遮られるのを解消できるうえ、収納庫が採光や換気の邪魔になることもない集合住宅のベランダ用収納庫を提供することにある。本発明の目的は、収納庫を利用して植木鉢を収容できる、集合住宅、なかでも高層の集合住宅に好適なベランダ用収納庫を提供することにある。本発明の目的は、収納庫に収容した鉢植えの植物を室内から鑑賞することができる、集合住宅のベランダ用収納庫を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のベランダ用収納庫は、緊急時の避難経路を兼ねるベランダに臨んで引戸1が設けてある集合住宅を対象とする。引戸1は、開口枠2と、開口枠2を構成する上下のガイド枠6・7で引き違い開閉自在に案内支持される複数個の戸本体3とで構成する。戸本体3は、左右一対の縦戸枠11と、上下一対の横戸枠12と、縦横の両戸枠11・12に固定される板ガラス13を含む。内外に隣接する戸本体3のうち、ベランダ側に位置する戸本体3の両縦戸枠11の上下中途部の間に補強桟17が固定され、該戸本体3の下半部外面に収納庫20を形成する。収納庫20は、戸本体3の両縦戸枠11の外面に固定される左右一対の側壁21と、両側壁21の上下を塞ぐ屋根壁22、および底壁23と、収納庫20の出入口24を開閉する障子25を含んで構成する。
【0008】
両側壁21は、締結壁26を一体に備えた中空のアルミニウム条材で形成されて、その締結壁26は縦戸枠11にビス27で締結固定する。屋根壁22および底壁23は、それぞれ締結壁30・31とガイドレール37・38を一体に備えた中空のアルミニウム条材で形成されて、屋根壁22の締結壁30が補強桟17にビス32で締結固定され、底壁23の締結壁31が下側の横戸枠12にビス33で締結固定される。屋根壁22および底壁23と両側壁21とは、それぞれビス34・35で締結固定して、左右の縦戸枠11と補強桟17、および下側の横戸枠12と一体化する。収納庫20の障子25は、前記ガイドレール37・38で引き違い開閉可能に案内してある。
【0009】
収納庫20の障子25は、太陽光の透過を許す採光可能な障子パネル45と、障子パネル45を支える障子枠46とを含んで形成する。収納庫20と内外に対向する板ガラス13は、透明材で形成する。
【0010】
開口枠2は左右一対の縦開口枠5・5と、上下のガイド枠6・7とで構成する。収納庫20が組み付けられた戸本体3の上側の横戸枠12に、上側のガイド枠6で転動案内されるランナーローラー52を設ける。ランナーローラー52は、ガイド枠6の屋外側の転動壁54で転動案内する。以て、収納庫20および庫内の収納物の重量による戸本体3の傾動モーメントを、ランナーローラー52を介してガイド枠6で受け止める。
【0011】
【発明の作用効果】
本発明では、内外に隣接する戸本体3のうち、ベランダ側に位置する戸本体3の下半部外面に収納庫20を形成するので、緊急時に収納庫20が避難の邪魔になるのを解消できるのはもちろん、収納庫20が建物の外観を損ねることもなく、ベランダ空間の一部を収納スペースとして有効利用できる。戸本体3の下半部外面に限って収納庫20を形成するので、室内からの視野が収納庫20によって大きく遮られるのを避けることができるうえ、収納庫20の上下高さが低い分だけ室内に圧迫感を与えることもない。収納庫20が採光や換気の邪魔になることも解消できる。戸本体3の開閉に同行して収納庫20を移動できるので、収納庫20によって開口面が塞がれることもない。
【0012】
左右一対の側壁21を両縦戸枠11に締結固定し、屋根壁22および底壁23を、両縦戸枠11の上下中途部に設けた補強桟17と、下側の横戸枠12とにそれぞれ締結固定して構成した収納庫20によれば、障子25を除く収納庫20の構成部材の全てを、戸本体3の充分な強度を備えた構造材と一体化して、互いに補強し合うことができるので、戸本体3および収納庫20の構造強度を向上でき、とくに堅牢な収納庫20が得られる。
【0013】
収納庫20の障子25を採光可能な障子パネル45を含んで形成すると、庫内に太陽光を採り入れることができるので、収納庫20に鉢植え植物などを収容でき、とくに強風を受けることが多い高層の集合住宅において、ベランダに置いた植木鉢が突風で吹き飛ばされてしまうのを確実に防止できる。収納庫20は鉢植え植物用の温室としても利用できるので、冬期に植木鉢を室内に移す手間も省ける。
【0014】
収納庫20と内外に対向する板ガラス13を透明材で形成すると、収納庫20に収容した鉢植えの植物を室内から鑑賞することができるので、戸本体3に収納庫20を設けることに伴う室内の圧迫感を和らげることができるうえ、ベランダへ出る必要もなく、植物の状態や培土の湿度状態等を容易に確認できる。
【0015】
戸本体3の上側の横戸枠12に、上側のガイド枠6で転動案内されるランナーローラー52を設け、収納庫20および庫内の収納物の重量による戸本体3の傾動モーメントを、ランナーローラー52を介してガイド枠6の屋外側の転動壁54で受け止めると、先の傾動モーメントに伴う上側のガイド枠6と戸本体3との間の摩擦抵抗を著しく軽減して、戸本体3を軽快に開閉できる。
【0016】
【実施例】
図1ないし図5は、本発明に係るベランダ用収納庫の実施例を示す。図1において符号1はベランダに臨んで設けられた引戸である。ベランダは緊急時の避難経路を兼ねていて、隣家のベランダとは、境界位置に配置した隔壁(図示していない)を介して区分してある。隔壁を破壊することにより、隔壁の一方のベランダから他方のベランダへと避難できる。
【0017】
引戸1は、ベランダに臨む壁面に固定される開口枠2と、開口枠2で引き違い開閉自在に案内支持される4個の戸本体3とで構成する。開口枠2は、それぞれアルミニウム条材で形成される左右一対の縦開口枠5・5と上下のガイド枠6・7とで構成する。図4に示すように上下のガイド枠6・7には、それぞれ戸本体3を移行案内するガイドレール8・9が一体に形成してある。
【0018】
戸本体3は、左右一対の縦戸枠11・11と、上下一対の横戸枠12・12と、縦横の両戸枠11・12に固定される透明な板ガラス13とで構成する。縦戸枠11、および横戸枠12は、それぞれ中空のアルミニウム条材で形成してある。図4に示すように縦戸枠11の上端には、上側のガイドレール8で案内支持される切欠14が形成され、下側の横戸枠12には戸車15が装着してある。符号16(図1参照)は戸本体3を開閉操作するための把手である。
【0019】
内外に隣接する4個の戸本体3のうち、ベランダ側に位置し、開口枠2の両側端に位置する戸本体3を利用して、その下半部外面に収納庫20を形成している。収納庫20が組み付けられる戸本体3の構造強度を増強するために、両側端に位置する戸本体3には補強桟17が設けてある。補強桟17は横戸枠12と同様のアルミニウム条材からなり、両縦戸枠11の上下中央部の間に配置され、縦戸枠11の外側方からねじ込んだビス18(図2参照)で締結固定してある。
【0020】
図2に示すように収納庫20は、左右の縦戸枠11の外面に固定される左右一対の側壁(周側壁)21と、両側壁21の上下を塞ぐ屋根壁22および底壁23と、収納庫20の前面の出入口24を開閉する障子25と、必要に応じて庫内に配置されて、庫内を多段状に区分する棚板28(図1、図5参照)などで構成する。
【0021】
図3に示すように、左右の側壁21は同じ断面形状の中空のアルミニウム条材からなり、縦戸枠11への接合面の側に締結壁26が一体に形成してある。締結壁26の上下複数箇所をビス27で締結することにより、側壁21は戸枠11と一体化される。側壁21の前後長さは20〜25cmである。
【0022】
図4に示すように、屋根壁22および底壁23は、それぞれ中空のアルミニウム条材からなり、先の側壁21と同様の締結壁30・31が一体に形成してある。屋根壁22の締結壁30を補強桟17にビス32で締結し、底壁23の締結壁31を下側の横戸枠12にビス33で締結することにより、屋根壁22および底壁23が戸本体3に固定される。屋根壁22は両側壁21に対してビス34で締結固定され、底壁23は両側壁21に対してビス35(図3参照)で締結固定される。図4に示すように、屋根壁22の上面壁は、出入口24の側へ向かって下り傾斜させてあり、その両側端はキャップ36で塞いである。屋根壁22および、底壁23の前部内面には、障子25を開閉案内するガイドレール37・38が上下対向状に形成してある。
【0023】
図1に向かって、右側の収納庫20は、文字通り収納庫として使用するが、左側の収納庫20は、鉢植えの植物を収容する温室として使用することを想定しており、そのため左右の収納庫20における障子25の構造は異なっている。図2および図4に示すように前者障子25は、左右一対の塗装鋼板製の中空パネル39・39を先のガイドレール37・38で移行案内して、引き違い開閉自在な引戸として構成してある。中空パネル39の上端はキャップ40で塞いであり、下面には戸車41が設けてある。この収納庫20の内奥は板ガラス13で仕切られることになるが、室内側から収納庫の内部が見えるのを防止するために、補強桟17と下側の横戸枠12との間にはめ込まれる板ガラス13は擦りガラスで形成してある。図2において符号42は把手である。閉じ状態における左右の中空パネル39・39は、図示していないラッチで閉じ固定できる。
【0024】
図5に示すように後者障子25は、左右一対の障子パネル45と、障子パネル45を支える四角枠状の障子枠46とからなり、前者障子25と同様に、2枚構成の引き違い開閉自在な引戸として構成する。但し、その障子パネル45を透明ないし半透明の板ガラスやプラスチック板などの、太陽光の透過を許す採光可能なパネルで形成する点が先の障子25と異なる。左右一対の障子枠46は、上下のガイドレール37・38でスライド開閉可能に移行案内されており、図示していないラッチで閉じ固定できる。図1において符号47は障子枠46に設けた把手である。
【0025】
温室として使用する側の収納庫20には、図5に示すように鉢植えの植物を収容する。収容された植物を室内側からも鑑賞できるようにするために、補強桟17と下側の横戸枠12との間にはめ込まれる板ガラス13は透明なガラスで形成してある。図5において、符号49は棚板28の下面4箇所を支える掛止金具、50は掛止金具49を係合装着するために側壁21に縦列状に設けた係合穴である。
【0026】
以上のように、戸本体3を利用して収納庫20を構成すると、収納庫20の出っ張り寸法が最大でも25cm程度であるので、緊急時の避難に支障を来たすことがないのはもちろん、建物の外観を損ねることもない。また、全ての戸本体3を閉じた状態において、両側端に位置する戸本体3下半部に収納庫20を設けるので、室内からの視野が収納庫20によって大きく遮られるのを避けることができるうえ、収納庫20の上下高さが低い分だけ室内に圧迫感を与えることもない。収納庫20が採光や換気の邪魔になることも解消できる。
【0027】
収納庫20の縦横寸法はそれぞれ90cmであるので、その範囲内で任意の収納物を収容でき、台所用品や常温で保存できる野菜、洗濯関連用品などを収容できる。収納庫20は戸本体3とともに開閉移動するので、両側端の戸本体3を開口中央側へ開放する場合に開口枠2の側端を完全に開放できるうえ、収納庫20の下方床面の清掃を容易に行える。出入口24がベランダの開放空間に向かって開口するので、戸本体3と正対する姿勢で収納対象を収納庫20に出し入れでき、例えば収納庫20の側面側に出入口24が開口してある場合に比べて、壁面や戸本体3に邪魔されることなく収納対象を容易に出し入れできる利点がある。
【0028】
図6は戸本体3の別実施例を示す。上記のように、戸本体3を利用して収納庫20を構成すると、戸本体3に収納庫20および庫内の収納物の重量による傾動モーメントが作用し、とくに上側のガイドレール8と戸本体3との間に大きな摩擦抵抗を生じ、戸本体3が開閉しにくくなる。そこで、この実施例では上側の横戸枠12の左右にランナーローラー52を組み付けて、先の摩擦抵抗を著しく軽減できるようにした。ランナーローラー52は、横戸枠12に固定されるローラー軸53で遊転自在に軸支されており、その周面がガイド枠6の屋外側の転動壁54で受け止められている。つまり、収納庫20、および庫内の収納物の重量による傾動モーメントを、ランナーローラー52を介してガイド枠6で受け止めるようにした。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
【0029】
上記の実施例以外に、側壁21、屋根壁22、底壁23は、それぞれ中空パネル39と同様に鋼板製のパネルで形成することができ、必要があれば木製やプラスチック製のパネルで形成することができる。収納庫20の左右側面のいずれか一方に出入口24を開口することができる。引戸1を構成する戸本体3の使用個数は複数個であればよく、実施例で説明した個数には限らない。
【0030】
図1で説明した左右の収納庫20は、それぞれ収納専用であってもよいし、鉢植え植物を収納するための専用収納庫であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベランダ用収納庫の斜視図である。
【図2】収納庫の分解斜視図である。
【図3】収納庫の横断平面図である。
【図4】収納庫の上下中途部を省略した縦断側面図である。
【図5】収納庫を鉢植え植物の収納に利用した状態の縦断側面図である。
【図6】戸本体の一部を変更した縦断側面図である。
【符号の説明】
1 引戸
2 開口枠
3 戸本体
11 縦戸枠
12 横戸枠
13 板ガラス
17 補強桟
20 収納庫
21 側壁
22 屋根壁
23 底壁
24 出入口
25 障子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a storage installed using a veranda space of an apartment house, and more particularly to a storage configured using a sliding door provided facing the veranda.
[0002]
[Prior art]
The veranda of the apartment is a common part and also serves as an emergency evacuation route such as a fire. Furthermore, the installation of objects that impair the aesthetics is restricted by contracts with landlords of housing complexes and the rules of management associations, and storage such as storerooms cannot be installed. However, it has been studied to effectively use a part of the veranda space as a storage space as long as it does not hinder evacuation in an emergency and does not violate the regulations. For example, it is known to configure a footwear storage using a door that faces the outdoors (see Patent Document 1). In this case, a storage box that opens into the room is attached to the lower part of the door so that the opening of the storage box can be opened and closed with a lid that is operated from the room side. The storage box stores footwear for outdoor use.
[0003]
A storage cabinet has been proposed in which one of the sliding doors provided facing the veranda is removed, and the storage unit is fitted into the opening frame instead (see Patent Document 2). The storage unit is composed of a large box that opens indoors, a sash frame that is fixed to the opening edge of the box, and casters that support the box. The sash frame is formed in the same size as the door body, and is incorporated in the opening frame of the sliding door. It seems that you can get in and out of the box like a walk-in closet when you put things in and out of the box.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-9-88449 (
[Patent Document 2]
JP 2002-21450 A (paragraph number 0012, FIG. 2)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Since the storage of
[0006]
The object of the present invention is to provide a veranda storage for a condominium that can effectively use a part of the veranda space as a storage space without damaging the evacuation in an emergency and without impairing the appearance of the building. It is in. The purpose of the present invention is to eliminate the fact that the view from the room is largely obstructed by the storage even though the storage is attached to the sliding door facing the veranda, and the storage is an obstacle to lighting and ventilation It is to provide a storage for a veranda of an apartment house. An object of the present invention is to provide a veranda storage suitable for an apartment house, particularly a high-rise apartment house, which can accommodate a flowerpot using the storage. An object of the present invention is to provide a veranda storage for an apartment house where potted plants stored in the storage can be appreciated from the room.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The veranda storage of the present invention is intended for an apartment house in which the sliding
[0008]
Both
[0009]
The
[0010]
The
[0011]
[Effects of the invention]
In the present invention, the
[0012]
A pair of left and
[0013]
When the
[0014]
If the
[0015]
A
[0016]
【Example】
1 to 5 show an embodiment of a veranda storage according to the present invention. In FIG. 1,
[0017]
The sliding
[0018]
[0019]
Of the four
[0020]
As shown in FIG. 2, the
[0021]
As shown in FIG. 3, the left and
[0022]
As shown in FIG. 4, the
[0023]
As shown in FIG. 1, the
[0024]
As shown in FIG. 5, the
[0025]
The
[0026]
As described above, when the
[0027]
Since the
[0028]
FIG. 6 shows another embodiment of the
[0029]
In addition to the above embodiment, the
[0030]
Each of the left and
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a veranda storage.
FIG. 2 is an exploded perspective view of a storage case.
FIG. 3 is a cross-sectional plan view of the storage.
FIG. 4 is a vertical side view in which the upper and lower middle portions of the storage are omitted.
FIG. 5 is a longitudinal side view of a state in which the storage is used for storing potted plants.
FIG. 6 is a longitudinal side view in which a part of the door body is changed.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
引戸(1)は、開口枠(2)と、開口枠(2)を構成する上下のガイド枠(6・7)で引き違い開閉自在に案内支持される複数個の戸本体(3)とで構成されており、
戸本体(3)は、左右一対の縦戸枠(11)と、上下一対の横戸枠(12)と、縦横の両戸枠(11・12)に固定される板ガラス(13)を含み、
内外に隣接する戸本体(3)のうち、ベランダ側に位置する戸本体(3)の両縦戸枠(11)の上下中途部の間に補強桟(17)が固定され、該戸本体(3)の下半部外面に収納庫(20)が形成されており、
収納庫(20)が、戸本体(3)の両縦戸枠(11)の外面に固定される左右一対の側壁(21)と、両側壁(21)の上下を塞ぐ屋根壁(22)、および底壁(23)と、収納庫(20)の出入口(24)を開閉する障子(25)を含んで構成されており、
両側壁(21)は、締結壁(26)を一体に備えた中空のアルミニウム条材で形成されて、その締結壁(26)が縦戸枠(11)にビス(27)で締結固定されており、
屋根壁(22)および底壁(23)は、それぞれ締結壁(30・31)とガイドレール(37・38)を一体に備えた中空のアルミニウム条材で形成されて、屋根壁(22)の締結壁(30)が補強桟(17)にビス(32)で締結固定され、底壁(23)の締結壁(31)が下側の横戸枠(12)にビス(33)で締結固定されており、
屋根壁(22)および底壁(23)と両側壁(21)とは、それぞれビス(34・35)で締結固定されて、左右の縦戸枠(11)と補強桟(17)、および下側の横戸枠(12)と一体化されており、
収納庫(20)の障子(25)が、前記ガイドレール(37・38)で引き違い開閉可能に案内してあることを特徴とする集合住宅のベランダ用収納庫。There is a sliding door (1) facing the veranda that also serves as an emergency evacuation route.
The sliding door (1) is composed of an opening frame (2) and a plurality of door bodies (3) that are supported by the upper and lower guide frames (6, 7) constituting the opening frame (2) so as to be freely opened and closed. Configured,
The door body (3) includes a pair of left and right vertical door frames (11), a pair of upper and lower horizontal door frames (12), and plate glass (13) fixed to the vertical and horizontal door frames (11, 12).
A reinforcing bar (17) is fixed between upper and lower middle portions of both vertical door frames (11) of the door main body (3) located on the veranda side of the door main body (3) adjacent to the inside and outside. 3) A storage (20) is formed on the outer surface of the lower half,
A storage (20) is a pair of left and right side walls (21) fixed to the outer surface of both vertical door frames (11) of the door body (3), and a roof wall (22) that covers the upper and lower sides of both side walls (21), And a bottom wall (23) and a shoji (25) that opens and closes the doorway (24) of the storage (20) ,
Both side walls (21) are formed of hollow aluminum strips integrally provided with fastening walls (26), and the fastening walls (26) are fastened and fixed to the vertical door frame (11) with screws (27). And
The roof wall (22) and the bottom wall (23) are formed of hollow aluminum strips integrally provided with fastening walls (30, 31) and guide rails (37, 38), respectively. The fastening wall (30) is fastened and fixed to the reinforcing bar (17) with screws (32), and the fastening wall (31) of the bottom wall (23) is fastened and fixed to the lower side door frame (12) with screws (33). And
The roof wall (22), bottom wall (23), and both side walls (21) are fastened and fixed by screws (34, 35), respectively, and left and right vertical door frames (11), reinforcing bars (17), and lower It is integrated with the side door frame (12) on the side,
A storage for a veranda of an apartment house , wherein the shoji (25) of the storage (20) is guided by the guide rails (37, 38) so as to be opened and closed .
収納庫(20)と内外に対向する板ガラス(13)が、透明材で形成してある請求項1記載の集合住宅のベランダ用収納庫。 The shoji (25) of the storage (20) is formed by a daylighting shoji panel (45) that allows sunlight to pass through, and a shoji frame (46) that supports the shoji panel (45).
The housing | casing for verandas of the apartment house of Claim 1 in which the plate glass (13) which opposes a storage (20) inside and outside is formed with the transparent material .
収納庫(20)が組み付けられた戸本体(3)の上側の横戸枠(12)に、上側のガイド枠(6)で転動案内されるランナーローラー(52)が設けられており、
ランナーローラー(52)が、ガイド枠(6)の屋外側の転動壁(54)で転動案内されて、収納庫(20)および庫内の収納物の重量による戸本体(3)の傾動モーメントが、ランナーローラー(52)を介してガイド枠(6)で受け止められている請求項1または2に記載の集合住宅のベランダ用収納庫。 The opening frame (2) is composed of a pair of left and right vertical opening frames (5, 5) and upper and lower guide frames (6, 7).
A runner roller (52) guided by rolling on the upper guide frame (6) is provided on the upper side door frame (12) of the door body (3) to which the storage (20) is assembled.
The runner roller (52) is guided to roll by the rolling wall (54) on the outdoor side of the guide frame (6), and the door main body (3) is tilted by the weight of the storage (20) and the storage in the storage. The veranda storage of the apartment house of Claim 1 or 2 with which the moment is received with the guide frame (6) via the runner roller (52) .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003062543A JP3927135B2 (en) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | Veranda storage for apartment houses |
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