JP3926906B2 - N単語連鎖を用いたかな漢字変換システム,方法および記録媒体 - Google Patents

N単語連鎖を用いたかな漢字変換システム,方法および記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、N個(N≧1)の単語が連鎖したN連語の情報を含む変換辞書を使用したN単語連鎖を用いたかな漢字変換システム,方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のかな漢字変換システムにおいては、入力したかな文字列を文節毎に区切り、文節毎に頻度に基づくかな漢字変換を試みていた。たとえば、「あかじこくさい」というかな文字列を入力した場合、「あかじ/こくさい」という文節に区切り、その上でこの2つの文節の単純な頻度だけに基づいて変換していた。しかし、このように単純な頻度だけで変換する方法では、「赤字国際」と変換されてしまい「赤字国債」とは変換されない。この場合、もしも「赤字国債」と変換したい場合には「あかじこくさい」というかな文字列をそのまま「赤字国債」と単語登録していた。その結果「あかじ/こくさい」という構造を保存していなかったため、「あかじこくさいきかん」を「赤字国際機関」と変換したい場合は、「国債」を「国際」に変更することが困難となり、以前の単語登録を削除するかあらためて単語登録し直さなければならないという問題があった。
【0003】
この問題を解決する方法として、連語を用いて元の構造を保持しておく方法がある。連語とは、2つの文節が連なり1まとまりとして扱える連鎖した文節全体をいう。
【0004】
従来の連語を用いた変換を図1から図4を用いて説明する。
【0005】
図1は、連語を用いた変換例を示す。図1において、入力かな文字列は「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」であり、このかな文字列は「となりの/きゃくは/よく/かき/くう/きゃくだ」のように6個の文節に区切られる。変換候補100は「隣の/客は/よく/書き/食う/客だ」であり、2つ目の文節の「客は」110について他の変換候補120を表示している状態を示す。ここで変換候補120中の「脚は」を選択すると、「となりの/きゃくは」という2文節の読みに対して「隣の/脚は」という2文節の変換結果が連語として登録される。その結果、再度「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」を入力すると、図2の連語の登録結果の例に示すように変換される。
【0006】
図2において、「隣の脚はよく書き食う客だ」200は図1の変換候補120中の「脚は」を選択した後の表示である。再度「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」を入力すると、変換候補210のように「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」中の最初の2文節「となりの/きゃくは」は「隣の/脚は」と変換される。前述の単語登録の場合と異なるのは、かな文字列中の文節の構造が保持されているため、変換候補210の状態であらためて「脚は」にカーソル等をあわせて他の変換候補120を得ることが可能な点である。
【0007】
しかし、2つの文節の連鎖しか扱えない連語では、3つ以上の文節が連鎖した場合は扱えないという問題があった。この例を図3および図4を用いて説明する。
【0008】
図3において、入力かな文字列の文節区切りは「となりの/きゃくは/よく/かき/くう/きゃくだ」であり、4つ目の文節「書き」について他の変換候補320中から「柿」310を選択した状態の「隣の/客は/よく/柿/食う/客だ」300を示す。ここで4つ目の文節「かき」に対して「柿」が選択されたにもかかわらず、連語としての登録対象のかな文字列は3個以上の文節「となりの/きゃくは/よく/かき」からなるため「隣の/客は/よく/柿」という連語の登録はできない。その結果、再度「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」を入力すると、図4の変換結果の例に示すように変換される。
【0009】
図4において、「隣の客はよく柿食う客だ」400は図3の変換候補320中の「柿」を選択した後の表示である。再度「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」を入力すると、変換候補410のように「隣の客はよく書き食う客だ」410のように変換されてしまうという問題があった。
【0010】
別の例では、「あのてこのて」というかな文字列を入力すると、従来の連語ではあくまで2文節までしか有効に処理できないため、結局「あの/梃子/の手」という誤変換を導くことになってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、連語はあくまでも2文節の連鎖であるため、3文節以上のたとえば慣用句的表現等は表現することができないという問題があった。
【0012】
そこで、本発明の目的は上記問題を解決するためになされたものであり、かな漢字変換の対象とするかな文字列が3文節以上であっても文節を構成する単語の連鎖を表現することができるN単語連鎖を用いたかな漢字変換システム,方法および記録媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、かな漢字変換の対象となる文の読みを表すかな文字列データを入力する手段と、前記入力したかな文字列データを解析して単語毎に区切った区切りデータを求める単語区切り手段と、N個(N≧)の単語が連鎖した複数のN連語の情報であって、各々が前記N連語を単語毎に区切った見出し、および前記見出しをかな漢字変換したかな漢字混じり文字列を単語毎に区切った表記を含むN連語の情報を含む変換辞書と、前記区切りデータの中にN連語があるか否かを前記変換辞書を使用して探索し、N連語を見い出した場合には対応するN連語の表記をかな漢字変換候補として表示する探索手段と、前記探索手段により表示された表記上の位置を指定する位置指定手段と、前記変換辞書を探索し、前記位置指定手段により指定された位置に対する他のかな漢字変換の候補を表示する再探索手段と、前記再探索手段により表示されたかな漢字変換候補が確定した場合には、前記確定したかな漢字変換候補を用いて前記変換辞書内の対応するN連語の情報を更新する辞書更新手段とを備えている。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記変換辞書は、前記N連語の出現頻度を示す連語コストをさらに含むことができる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1において、前記単語区切り手段は、前記入力したかな文字列データに対して形態素解析を行い単語毎に区切った区切りデータを得ることができる。
【0018】
請求項4記載の発明は、かな漢字変換装置の入力手段が、かな漢字変換の対象となる文の読みを表すかな文字列データを入力するステップと、前記かな漢字変換装置の単語区切り手段が、前記入力したかな文字列データを解析して単語毎に区切った区切りデータを求める単語区切りステップと、前記かな漢字変換装置の探索手段が、N個(N≧)の単語が連鎖した複数のN連語の情報であって、各々が前記N連語を単語毎に区切った見出し、および前記見出しをかな漢字変換したかな漢字混じり文字列を単語毎に区切った表記を含むN連語の情報を含む変換辞書を使用して、前記区切りデータの中にN個(N≧1)の単語が連鎖したN連語があるか否かを探索し、N連語を見い出した場合には対応するN連語の表記をかな漢字変換候補として表示する探索ステップと、前記かな漢字変換装置の位置指定手段が、前記探索ステップにより表示された表記上の単語の位置を指定する位置指定ステップと、前記かな漢字変換装置の再探索手段が、前記変換辞書を探索し、前記位置指定ステップにより指定された位置に対する他のかな漢字変換の候補を表示する再探索ステップと、前記かな漢字変換装置の辞書更新手段が、前記再探索ステップにより表示されたかな漢字変換候補が確定した場合には、前記確定したかな漢字変換候補を用いて前記変換辞書内の対応するN連語の情報を更新する辞書更新ステップとを備えている。
【0021】
請求項記載の発明は、請求項記載のN単語連鎖を用いたかな漢字変換方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体である。
【0022】
請求項6記載の発明は、請求項1に記載のかな漢字変換システムの変換辞書により使用されるデータ構造であって、N個(N≧)の単語が連鎖したN連語毎に、少なくとも該N連語を単語毎に区切った見出しと、前記見出しを構成する各単語のかな文字列の先頭アドレスへのポインタであって、各々が前記N連語内の次の単語のかな文字列へのポインタを含むかな文字列の先頭アドレスへのポインタと、該見出しをかな漢字変換したかな漢字混じり文字列を単語毎に区切った表記と、前記表記を構成する各単語のかな漢字混じり文字列の先頭アドレスへのポインタであって、各々が前記N連語内の次の単語のかな漢字混じり文字列へのポインタを含むかな漢字混じり文字列の先頭アドレスへのポインタとを備え、前記かな漢字変換システムの探索手段による探索は、前記かな漢字変換システムの単語区切り手段により求められた区切りデータに対応する見出しを探索することにより行われることを特徴とするデータ構造を有するデータを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0024】
まずN連語について説明する。N連語とはN個の単語の連鎖であり、従来の連語と異なるのは文節の連鎖ではなく単語の連鎖という点である。したがって文節にとらわれない単語の連鎖をサポートすることが可能である。
【0025】
図9は、本発明のN単語連鎖を用いた場合のかな漢字変換の一実施の形態を示すフローチャートである。
【0026】
図9において、まずかな漢字変換の対象とするかな文字列を入力する(ステップS100)。たとえば「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」とする。この入力したかな文字列に対して単語の区切りを形態素解析により実行して、たとえば「となり/の/きゃく/は/よく/かき/くう/きゃく/だ」という単語毎に区切った文字列を得る(ステップS110)。
【0027】
次にこの文字列に対応するN連語が存在するかどうかをN連語ファイル(図7)を用いて判断する(ステップS120)。後述するように、N連語ファイルにはN連語のかな文字列(以下「見出し」という)とこの見出しに対応するN連語のかな漢字変換結果(以下「表記」という)とが含まれており、入力したかな文字列に対応する見出しが存在するか否かをN連語ファイルを探索することにより実行する。
【0028】
見出しに対応するN連語が見つかった場合は、そのN連語の表記をかな漢字変換の変換候補とする(ステップS130)。見つからない場合は、見出しのかな文字列に対して通常のかな漢字変換、たとえば前述の連語によるかな漢字変換を実行する(ステップS140)。
【0029】
変換結果を確定するか否かを判断して(ステップS150)、確定しない場合は指定された表記上の位置に対する他の変換候補を求める(ステップS160)。
【0030】
図5は、ステップS150からステップS160の処理の例を示す。
【0031】
図5において、かな漢字変換する対象は上述のように「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」であり、その変換候補900は「隣の客はよく柿食う客だ」である。ここでまだ変換結果を確定せずに、たとえばカーソルを移動させることにより「柿」を他の変換候補として指定して他の変換候補920を表示させる。この移動はカーソルではなくたとえばマウス・ポインタにより行うことができるのはもちろんである。変換候補920の中から「牡蠣」を選択して変換を確定する。
【0032】
図9に戻り、N連語を使用したか否かを判断して(ステップS170)、使用した場合には、確定した変換候補(たとえば「牡蠣」)により対応するN連語の表記を更新する(ステップS180)。N連語を使用していない場合には、そのまま終了する。または図示されていないが、通常の変換結果による更新を行う。
【0033】
図6は、変換を確定した結果1000に対して、再度「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」を入力して変換した結果1010を示す。連語の場合と比較すると、たとえば図4の変換を確定した結果400と再度入力して変換した結果410では、「柿」が「書き」のままであるのに対して、本発明のN連語の場合は、変換を確定した結果1000と再度入力して変換した結果1010では、「牡蠣」が「牡蠣」と更新されている。
【0034】
図7は、N連語ファイルの各フィールドの詳細を示す。
【0035】
図7において、列1100はフィールドにつけられたフィールド番号(1から87)を示し、列1110はフィールドの内容を示すフィールド名であり、列1120はフィールドの型等を示すコメントである。たとえば、フィールド番号1には見出しがセットされ、その型はストリング型(S−JIS String)である。フィールド番号2には見出しに対応する表記がセットされ、その型はストリング型(S−JIS String)である。ストリング型という場合には、たとえば別の領域に格納された見出しの先頭へのポインタがセットされている。
【0036】
フィールド番号3の連語コストは、N連語全体としての出現頻度を示す。連語コストは0から65535の値をとることが図示されているが、これは例示であってこれに限定されるものではない。
【0037】
フィールド番号4にはN連語の単語数(1から15)がセットされる。ただし、この15はあくまでも例示的な数字であり、15に限定されるわけではない。フィールド番号5には第1単語、つまりN連語の最初の単語の見出しをセットする。型はストリング型である。フィールド番号6には第1単語の表記をセットする。型はストリング型である。フィールド番号7には第一単語の品詞が品詞番号でセットされ、さらにフィールド番号8には第一単語の管理用に用いる管理ID(識別子)がセットされる。
【0038】
以下各単語2から15について、単語1と同様にフィールド番号9から64までセットする。第k単語見出しはk番目の単語へのポインタであるので、k番目の単語へ直接アクセスできる。
【0039】
フィールド番号65にはUnicodeフラグが、SJISテキストからのコンパイルを可能にするためにセットされる。フィールド番号66と67はシステム予約のフィールドであり、たとえばフィールド番号67には表記にSJIS定義外のコードを含む場合に1がセットされる。
【0040】
図8は、上述の例「となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ」を「隣の客はよく柿食う客だ」と変換してN連語の登録を行ったことを示す。図8ではコメント列1120からポインタが出ているが、これは図7との比較のために各列1100、1110および1120を表示したためであり、実際には列1120のみでN連語ファイルを構成することは可能である。
【0041】
図8において、見出しへのポインタはフィールド番号1100が1のコメント列1120から、見出しが格納されている領域の先頭アドレス1200を指している。第1単語「となり」はアドレス1200から指されるアドレス1210により示される。第2単語「の」はアドレス1220から指されるアドレス1230により示される。第3単語「きゃく」はアドレス1240から指されるアドレス1250により示される。対応する表記へのポインタは、フィールド番号1100が2のコメント列1120から、表記が格納されている領域の先頭アドレス1260を指している。第1単語「隣り」はアドレス1260から指されるアドレス1270により示される。第2単語「の」はアドレス1280から指されるアドレス1290により示される。第3単語「客」はアドレス1300から指されるアドレス1320により示される。以下同様にして見出しと表記のデータ構造が実現される。
【0042】
再度変換を行う場合には、たとえばカーソルにより「客」が指定されると見出し用のポインタP1(1240)がアドレス1240を指し、対応する表記用のポインタP2(1300)はアドレス1300を指す。ポインタP1(1240)の指すアドレス1250からの読み「きゃく」に対する別の変換候補を探して、たとえば「脚」が確定すると、「脚」へのアドレス1320を指すようにポインタP2(1300)を更新する。
【0043】
このようにN連語を用いると、前述の「あのてこのて」を「あの/手/この/手」という4個の単語の連鎖として表現することができ、「手」を強調のために「テ」に変更することが簡単にできる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のN単語連鎖を用いたかな漢字変換システムによれば、単語毎の連鎖によるN連語を用いるため、かな漢字変換の対象とするかな文字列が3文節以上であっても文節を構成する単語の連鎖を表現することができるN単語連鎖を用いたかな漢字変換システムを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】連語を用いた変換例を示す図である。
【図2】連語の登録結果の例を示す図である。
【図3】連語では扱えない例を示す図である。
【図4】変換結果の例を示す図である。
【図5】本発明のN連語の変換結果の例を示す図である。
【図6】本発明のN連語の変換結果の例を示す図である。
【図7】本発明のN連語ファイルの各フィールドの詳細を示す図である。
【図8】本発明のN連語ファイルの例を示す図である。
【図9】本発明のN連語の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100、210、300、410、900、1010 変換候補の例
110、310、910 他の変換の指定位置
120、320、920 他の変換候補の表示
200、400、1000 変換確定の例
1100 フィールド番号
1110 フィールド名
1120 コメント
1200、1210、1220、1230、1240、1250 見出し中のアドレス
1260、1270、1280、1290、1300、1310、1320 表記中のアドレス

Claims (6)

  1. かな漢字変換の対象となる文の読みを表すかな文字列データを入力する手段と、
    前記入力したかな文字列データを解析して単語毎に区切った区切りデータを求める単語区切り手段と、
    N個(N≧)の単語が連鎖した複数のN連語の情報であって、各々が 前記N連語を単語毎に区切った見出し、および 前記見出しをかな漢字変換したかな漢字混じり文字列を単語毎に区切った表記 を含むN連語の情報を含む変換辞書と、
    前記区切りデータの中にN連語があるか否かを前記変換辞書を使用して探索し、N連語を見い出した場合には対応するN連語の表記をかな漢字変換候補として表示する探索手段と、
    前記探索手段により表示された表記上の位置を指定する位置指定手段と、
    前記変換辞書を探索し、前記位置指定手段により指定された位置に対する他のかな漢字変換の候補を表示する再探索手段と、
    前記再探索手段により表示されたかな漢字変換候補が確定した場合には、前記確定したかな漢字変換候補を用いて前記変換辞書内の対応するN連語の情報を更新する辞書更新手段と
    を備えたことを特徴とするN単語連鎖を用いたかな漢字変換システム。
  2. 請求項1記載のN単語連鎖を用いたかな漢字変換システムにおいて、前記変換辞書は、
    前記N連語の出現頻度を示す連語コストをさらに含むことを特徴とするN単語連鎖を用いたかな漢字変換システム。
  3. 請求項1記載のN単語連鎖を用いたかな漢字変換システムにおいて、前記単語区切り手段は、前記入力したかな文字列データに対して形態素解析を行い単語毎に区切った区切りデータを得ることを特徴とするN単語連鎖を用いたかな漢字変換システム。
  4. かな漢字変換装置の入力手段が、かな漢字変換の対象となる文の読みを表すかな文字列データを入力するステップと、
    前記かな漢字変換装置の単語区切り手段が、前記入力したかな文字列データを解析して単語毎に区切った区切りデータを求める単語区切りステップと、
    前記かな漢字変換装置の探索手段が、N個(N≧)の単語が連鎖した複数のN連語の情報であって、各々が前記N連語を単語毎に区切った見出し、および前記見出しをかな漢字変換したかな漢字混じり文字列を単語毎に区切った表記を含むN連語の情報を含む変換辞書を使用して、前記区切りデータの中にN個(N≧1)の単語が連鎖したN連語があるか否かを探索し、N連語を見い出した場合には対応するN連語の表記をかな漢字変換候補として表示する探索ステップと、
    前記かな漢字変換装置の位置指定手段が、前記探索ステップにより表示された表記上の単語の位置を指定する位置指定ステップと、
    前記かな漢字変換装置の再探索手段が、前記変換辞書を探索し、前記位置指定ステップにより指定された位置に対する他のかな漢字変換の候補を表示する再探索ステップと、
    前記かな漢字変換装置の辞書更新手段が、前記再探索ステップにより表示されたかな漢字変換候補が確定した場合には、前記確定したかな漢字変換候補を用いて前記変換辞書内の対応するN連語の情報を更新する辞書更新ステップと
    を備えたことを特徴とするN単語連鎖を用いたかな漢字変換方法。
  5. 請求項記載のN単語連鎖を用いたかな漢字変換方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
  6. 請求項1に記載のかな漢字変換システムの変換辞書により使用されるデータ構造であって、
    N個(N≧)の単語が連鎖したN連語毎に、少なくとも
    該N連語を単語毎に区切った見出しと、
    前記見出しを構成する各単語のかな文字列の先頭アドレスへのポインタであって、各々が前記N連語内の次の単語のかな文字列へのポインタを含むかな文字列の先頭アドレスへのポインタと、
    該見出しをかな漢字変換したかな漢字混じり文字列を単語毎に区切った表記と、
    前記表記を構成する各単語のかな漢字混じり文字列の先頭アドレスへのポインタであって、各々が前記N連語内の次の単語のかな漢字混じり文字列へのポインタを含むかな漢字混じり文字列の先頭アドレスへのポインタとを備え
    前記かな漢字変換システムの探索手段による探索は、前記かな漢字変換システムの単語区切り手段により求められた区切りデータに対応する見出しを探索することにより行われることを特徴とするデータ構造を有するデータを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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