JP3925411B2

JP3925411B2 - Power management system and power measuring device

Info

Publication number: JP3925411B2
Application number: JP2003005137A
Authority: JP
Inventors: 享久笠茂; 研次川邉; 昌明坂口; 進鈴木; 晃久山田; 晴夫市川; 崇喜宗像; 慶二郎道端; 光出口
Original assignee: Mekiki Creates Co Ltd
Current assignee: Mekiki Creates Co Ltd
Priority date: 2003-01-10
Filing date: 2003-01-10
Publication date: 2007-06-06
Anticipated expiration: 2023-01-10
Also published as: JP2004219181A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力管理システムに係り、詳しくは負荷毎に電力管理が可能な電力管理システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、各家庭や企業において消費される電力は、家屋や工場毎に設置された積算電力計によって測定され、その測定値を検針員が確認し、測定値に基づいて電気料金が計算される。このようなシステムにおいては、電気が消費される場所（住居、ビル、工場等）が特定され、その特定された場所に関連付けられた契約者に対して、その場所で消費される電力量に応じた電気料金が請求されることとなる。また、請求される電気料金は、総消費電力に対する請求金額となる。
このような電気料金の精算システムについては、以下のような装置がある。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−２８８２７９号。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献１に記載されているような従来の電力管理システムでは、使用している複数の機器の総消費電力のみを知ることができ、機器毎に消費電力を把握することはできなかった。このため、消費量の多い機器を特定して、効率よい節電を図ることが困難であるといった問題があった。
【０００５】
また、テレビジョン受像機や冷蔵庫など、従来の電気機器は、設置型のものが多く、電力供給を受ける施設（電力会社と契約している場所）内で使用されるものであった。しかし、近年では、ノート型パーソナルコンピュータや電気自動車など、携帯型や移動型の機器が増え、外出先において電力の供給を必要とする場合が多い。このような場合、外出先での他人の管理下にある電力供給施設（コンセント等）を利用しなければならない。
【０００６】
従来の自動車に対するガソリンスタンドのように、不特定多数者に電力を供給する施設は、十分に用意されている訳ではなく、このような供給施設の不足は、携帯型・移動型の機器の普及を妨げる原因となっている。
この発明は、電力を消費した負荷機器毎に消費電力量の管理ができる電力管理システムを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本発サーバー以下の構成を有する。
（１）電力使用者を特定する識別情報を記憶した固定情報ファイルと、
電力供給用のコンセントに併設された電力計測手段の固有ＩＰアドレスと、電力会社と電力使用契約をし、前記コンセントを所有する契約者が電力使用契約をしている場所と、を記憶した機器ファイルと、
電力を消費した使用場所毎に消費電力量が電力使用者と関連付けて蓄積される使用場所ファイルと、
を有するサーバーと、
前記電力供給用のコンセントから電力の供給を受ける電力使用者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記電力計測手段の固有ＩＰアドレスと、前記識別情報取得手段が取得した電力使用者の識別情報と、前記電力計測手段で計測した消費電力の計測値とを通信媒体を介して前記サーバーへ供給する通信手段と、
前記通信手段から供給された前記電力計測手段の固有ＩＰアドレスから、前記機器ファイルに記憶されている使用契約をしている場所から負荷の使用場所を特定する負荷の使用場所を特定する手段と、
前記通信手段から供給された電力使用者の識別情報と消費電力の計測値に基づきサーバー使用者毎の使用場所ファイルを作成し、該使用場所ファイルに消費電力量と使用した場所を記録する消費電力量蓄積手段とを有することを特徴とする電力管理システム。
【０００８】
（２）電力使用者を特定する識別情報を記憶した固定情報ファイルと、
電力供給用のコンセントに併設された電力計測装置の固有ＩＰアドレスと、
電力会社と電力使用契約をし、前記コンセントを所有する契約者が電力使用契約をしている場所と、を記憶した機器ファイルと、
電力を消費した使用場所毎に消費電力量が電力使用者と関連付けて蓄積される使用場所ファイルと、
を有するサーバーに、通信ネットワークを介して通信可能に接続され、
電力線に接続されているコンセントに接続された電力利用機器の消費電力を計測する負荷消費電力計測手段と、
電力線の導通を通電可能状態と通電不可能状態とに切り換える切換手段と、
電力使用者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別情報取得手段で取得した電力使用者の識別情報に基づき電力使用者を特定する手段と、
電力使用者の特定に基づいて前記切換手段を通電可能状態に切り換える手段と、
前記切換手段が通電不可能状態に切り換わるまでに負荷消費電力計測手段で計測された計測値と、特定された電力使用者の識別情報と、負荷消費電力計測手段の固有ＩＰアドレスとをサーバーに出力する手段を有することを特徴とする電力計測装置。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の電力管理システム１の構成を示す模式図である。電力管理システム１は、電力供給主体としての電力会社２から供給される電力を使用し、電力使用者の所有する電力利用機器（負荷）３１、３２、・・・３ｎと、電力会社２に電力を供給する電力供給者が所有する発電手段としての太陽光発電装置８１等の発電装置８２と、各電力利用機器３の消費電力量や、発電手段の発電量について管理する電力管理装置としてのサーバー４と、これらの要素を相互に通信可能に接続する通信ネットワーク５とを備えている。
【００１９】
例えばインターネット等で代表される通信ネットワーク５は、一般公衆回線、ＩＳＤＮ（Integrated Service Digital Network）、ＷＡＮ（Wide Area Network）、ＡＴＭ（Asynchronous Transfer Mode）網、ＦＴＴＨ（Fiber ToThe Home）、ＡＤＳＬ（Asymmetric Digital Subscriber Line）、ＶＤＳＬ(VeryHigh-Bit-Rate DSL)、衛星通信回線網、移動通信網、ＣＡＴＶ網、ＶＯＩＰ（Voice over IP）、光通信網等で構成することができ、特にこの実施形態では、超高速電力線通信（ＰＬＣ：Power Line Communication）が用いられる。これらは、それぞれ電話線、光ファイバー、ケーブル等の通信媒体を有し、超高速電力線通信では、電力線が通信媒体として用いられる。また、移動通信網では、ＰＨＳ（Personal Handy-Phon System）や携帯電話等の無線通信線が通信媒体として用いられる。
【００２０】
電力会社２は、電力線を介して各電力利用者に電力を供給する発電施設２１と、電力利用者の消費電力量を管理するサーバー４とを備えている。各電力利用者は、電力を利用する１又は複数の電力利用機器３ｎを所有し、これらの電力利用機器３ｎで消費された電力量は、サーバー４で管理され、消費電力量に応じた電気料金が電力会社２から電力利用者へ請求される。
【００２１】
図２は電力利用機器（負荷）３の電源系統を示すブロック図である。電力利用機器３ｎには、供給された電圧を負荷側の要求する電圧に変換する電源回路３０１と、コンセントに接続する端子３０２と、電源回路３０１と端子３０２との間に電気的に接続された電力計測手段３０３とを備えている。電力計測手段３０３は、電力利用機器３ｎの消費電力を計測する、消費電力計測手段としての電力計と、コンセントと端子３０２とを介して接続された電力線に搬送信号を出力する通信手段とを備えている。通信手段は、さらに、サーバー４からの応答信号を受信し、通信可能であるか否かの確認も行う。
【００２２】
電力利用機器は、例えば、テレビジョン受像機、クーラー等の冷暖房機器、冷蔵庫、照明器具、パーソナルコンピュータなどが挙げられる。また、電気自動車も含まれる。さらに、ＡＣ／ＤＣアダプタに電力計測手段が設けられていてもよい。このようなアダプタを利用する例としては、携帯用パーソナルコンピュータや携帯用ステレオテープレコーダ等に用いるアダプタが挙げられる。
【００２３】
あるいは、商業施設や工場における電力利用機器としては、汎用大型冷蔵器具、昇降リフト、エレベータやエスカレータの駆動モータ、工作機器なども電力利用機器として挙げられる。
【００２４】
電力利用機器３ｎには、それぞれ固有の識別情報が付与されている。識別情報は、例えばＩＰアドレス（Internet Protocol Address）が用いられる。電力計測手段３０３は、電力線に対して、電力利用機器３ｎの固有ＩＰアドレスと、計測した消費電力量を搬送信号に変換して出力する。電力計測手段は、さらに電力消費開始時刻と終了時刻をモニターし、これらの時刻も加えて、出力する構成であってもよい。これらに情報を出力する時刻は、予め定められた時刻、又は消費終了時刻の直後などとすることができる。
【００２５】
発電手段としての発電装置は、図３に示されているように、発電機器８０１と、発電量を測定する電力計測手段８０３とを備え、発電された電力は、電力線８００を介して供給される。発電量計測手段８０３は、発電機器８０１の発電量を計測する電力計測手段としての電力計と、接続された電力線に搬送信号を出力する通信手段とを備えている。通信手段は、さらに、サーバー４からの応答信号を受信し、通信可能であるか否かの確認も行う。
【００２６】
発電装置は、例えば、太陽電池を用いた太陽光発電装置、ランニングマシンに装着され、使用者がマシンを使用する際に回転する軸に装着された発電機などか挙げられる。また、工場などに設けられている、火力などによる自家発電装置なども含まれる。これらの各発電装置について、それぞれ固有の識別情報が付与されている。識別情報の内容は、電力利用機器で用いられるものと同様の内容（ＩＰアドレス）に設定される。
【００２７】
電力利用機器の電力計測手段３０３の作用について、図４に示されているフローチャートに基づいて説明する。電力利用機器３ｎにおいて、端子３０２がコンセントに接続された状態であって、電力利用機器３ｎの電源オン操作があったか判断する（ステップＤＳ１０１）。電源オン操作があった場合には、その電力利用機器３ｎの端子３０２が接続されている電力線にＩＰアドレスを担持した搬送信号を出力し、サーバー４と通信可能状態か判断する（ステップＤＳ１０３）。
【００２８】
このＩＰアドレスに対してサーバー４から応答信号を受信した場合には、サーバー４とこの電力計測手段３ｎが通信可能状態であると判断し、メインの電源スイッチをオンする（ステップＤＳ１０５）応答信号を受信しない場合には、通信不可能と判断し、エラー報知する（ステップＤＳ１０７）。報知方法は、エラーランプの点灯、表示ディスプレイにエラー表示、又はブザー等の聴覚に訴える報知方法のいずれでもよい。この場合には、メインスイッチはオフ状態のまま維持され、電力利用機器３ｎには電力は供給されない。
【００２９】
メインスイッチオン（ステップＤＳ１０５）と同時に、電力計よって消費電力の測定（積算）を開始する（ステップＤＳ１０９）。次に電源がオフとなったか判断し（ステップＤＳ１１１）、電源オフでない場合には、電力測定を継続する。電源オフとなった場合には、測定値とＩＰアドレスを電力線に出力（ステップＤＳ１１２）し、プログラムを終了する。このように、ＩＰアドレスが付与された特定の電力利用機器３ｎの消費電力が個別にサーバー４に供給される。
【００３０】
発電手段の電力計測手段８０３の作用について、図５に示されているフローチャートに基づいて説明する。発電装置において、発電が開始されたか判断する（ステップＳＳ１０１）。発電開始の場合には、その発電装置が接続されている電力線にＩＰアドレスを担持した搬送信号を出力し、サーバー４と通信可能状態か判断する（ステップＳＳ１０３）。このＩＰアドレスに対してサーバー４から応答信号を受信した場合には、サーバー４とこの発電装置が通信可能状態であると判断し、電力計よって発電量の積算を開始する（ステップＳＳ１０９）。応答信号を受信しない場合には、通信不可能と判断し、エラー報知する（ステップＳＳ１０７）。この場合には、積算電力計の積算値が、外部表示部に表示されるのみで、サーバー４には、発電量の値は、直接入力されない。
【００３１】
次に発電が終了したか判断し（ステップＳＳ１１１）、終了していない場合には、電力測定を継続する。終了となった場合には、測定値とＩＰアドレスを電力線に出力（ステップＳＳ１１２）し、プログラムを終了する。このように、ＩＰアドレスが付与された特定の発電装置の発電量が個別にサーバー４に供給される。
【００３２】
サーバー４は、以下のようなデータファイルを有している。図６は、サーバー４の有するファイル構成を示すブロック図である。
【００３３】
サーバー４は、処理部４１と、電力使用者ファイル４２とを備えている。電力使用者ファイル４２は、電力会社と電力使用契約をしている契約者毎に設けられており、それぞれの電力使用者ファイル４２は、固定情報ファイル４２１と、機器ファイル４２２とを有している。固定情報ファイル４２１には、契約者の電力使用契約をしている場所（住所）、契約者のＩＤ番号、契約者名、契約内容、電力使用者が所有しているＩＰアドレスが付与されている電力利用機器、発電装置等が記録されている。
【００３４】
機器ファイル４２２は、当該契約者が所有し、ＩＰアドレスが付与されている電力利用機器や発電装置毎に設けられている。そして、各機器ファイル４２２は、その機器に割り当てられているＩＰアドレスが記録されており、さらに、その機器が電力線に接続されて電力消費を開始した時刻と、電力消費が終了した時刻、及びその間に消費した電力量が記録される。このような消費時間毎にファイル４２３が構成される。また、発電装置についても、同様に発電を開始した時刻と発電を終了した時刻、及びその間に発電した電力量が記録される。
【００３５】
処理部４１は、通信手段を有し、通信ネットワーク５を介して供給される搬送信号を受信し、搬送信号に担持された、電力利用機器３ｎ固有の識別情報と、消費電力量、開始時刻、終了時刻を取得し、特定された各電力利用機器３ｎ毎の消費電力量を各ファイルに振り分けて記録する。この処理は、発電装置についても同様に行われる。また、記録されている電力量値を、使用者毎に、各月の積算値を計算する。さらに、電力使用者の有する各（ＩＰアドレスが付与されている）電力利用機器（発電装置）の電力量（消費電力量又は発電電力量）を集計し、最終的には、消費電力量と発電量の収支を計算し、機器毎の電力消費（又は、発電）明細や、月毎の請求書を作成する。
【００３６】
このようなサーバー４の作用について、図５に示されているフローチャートに基づいて説明する。電力線を介して通信ネットワーク５に接続された電力利用機器３ｎ又は発電装置から、ＩＰアドレスを含む電力量に関するデータが供給されたか判断する（ステップＳ２０１）。供給された場合には、ＩＰアドレスに対応した電力利用機器（負荷）や発電装置を特定する（ステップＳ２０３）。このステップＳ２０３によって、負荷特定手段及び発電手段特定手段が構成される。
【００３７】
次に、特定された機器について、測定値が供給されたか判断する（ステップＳ２０４）。供給された場合には、機器ファイル４２２に新たにファイルを作成し、供給されたデータに含まれている消費開始時刻と消費終了時刻を記録し、さらにその間の消費電力量や発電量を記録する（ステップＳ２０５）。ステップＳ２０４によって、負荷消費電力取得手段と発電電力取得手段が構成される。また、ステップＳ２０５によって、消費電力量記録手段及び発電力量記録手段が構成される。
【００３８】
請求書発行時期か否か判断する（ステップＳ２０７）。例えば、１ヶ月毎に請求書を発行する契約となっている契約者に対しては、請求書作成時期が１月毎に訪れるので、前回の請求書作成時から１月経過したかを判断する。
【００３９】
請求書作成時期である場合には、電力利用機器毎に、蓄積された電力量の総和を集計する。まず、機器毎に消費電力量を集計する（ステップＳ２０９）。つまり、ＩＰアドレスの異なる機器毎に、機器ファイル４２２に蓄積された消費電力量を集計する。ここで集計される電力量には、発電施設によって発電された電力も含まれる。このステップＳ２０９によって負荷電力量集計手段及び発電電力量集計手段が構成される。
【００４０】
次に、使用者毎に消費電力量を集計する（ステップＳ２１１）。即ち、ステップＳ２０９で集計した機器毎の電力量に基づいて、電力総収支量を算出する。図８は、ある使用者（契約者）の発電した電力量と、消費した電力量とを機器毎に集計したものを、電力の収支表として作成したものである。この使用者の１ヶ月の総供給電力（発電量）は、１０６ｋｗｈで、その内訳は、太陽電池発電装置による発電量が１０３ｋｗｈで、ランニングマシンに装着された発電機による発電量が３ｋｗｈであることが示されている。
【００４１】
また、使用者の１ヶ月の総消費電力は、３２３ｋｗｋであり、その内訳は、契約場所の家屋に引かれた電力線からの電力供給による電力消費は、２３１ｋｗｈで、家外で、他の契約者の電力線に接続して電力を消費した総量は、９２ｋｗｈとなっている。そして、総供給電力と総消費電力の差が、２１７ｋｗｈとなり、この使用者は、２１７ｋｗｈの電力を消費したものとして、請求書が作成される（ステップＳ２１３）。このステップＳ２１３によって、電力量集計手段が構成される。
【００４２】
図９は、作成される請求書の平面図である。請求書には、電力を消費した各機器の消費電力量がそれぞれ記載される。このように、使用した各機器毎に、消費電力量か表示されるため、機器毎に省エネルギー対策をすることができる。
【００４３】
また、他の契約者の電力線に接続して消費した電力量も把握されているので、その消費電力量は、該他の契約者の消費電力量としては加算されない。
【００４４】
以上のように構成された電力管理システム１において、通信ネットワーク５をＡＤＳＬ等の他の回線で構成する場合であっても、電力利用機器３ｎと、通信ネットワーク５との接続は、コンセントと、電力線であることが望ましい。このような構成であれば、既存の電力線を用いることができ、通信回線に接続するための接続端子を別途設ける必要がない点で有利である。さらに、図１０に示されているように、電力線に、信号検出手段を設け、電力線から搬送信号のみを検出して、通信ネットワークを構成する信号線に出力する構成としてもよい。そのような信号線としては、電話回線、光ファイバー、無線回線（例えば、ＰＨＳなど）を利用することができる。
【００４５】
以上説明した実施形態は、電力利用機器側に電力計測手段が設けられているものであるが、図１１に示されているように、電力線側に電力計測手段６が設けられた構成とすることもできる。この場合には、サーバー４の機器ファイル４２２には、機器に付与されたＩＰアドレスでなく、その電力計測手段に付与されたＩＰアドレスと、設置場所が記録される。この電力計測手段６は、コンセント７の近傍に配置され、コンセント７に電力利用機器を接続する電力使用者を特定するための情報担持体との接続部を備えている。
【００４６】
図１２は、電力計測手段６の構成を示すブロック図である。電力計測手段６は、電力線に接続され、コンセントに接続された電力利用機器の消費電力を計測する電力計６１と、電力線に搬送信号を出力する通信装置６２と、電力線の電気の導通をオン（通電可能状態）とオフ（通電不可能状態）に切り換える切換手段としての切換装置６３と、電力使用者の情報を取得する情報読取装置６４と、これらの構成要素の動作を制御する制御装置６５とを備えている。電力計６１により負荷消費電力計測手段が構成される。
【００４７】
情報読取装置６４は、電力使用者が所有する情報担持体との接続部を備え、該接続部を介して、コンセントに電力利用機器を接続する電力使用者に関する情報を取得する。情報担持体とは、電力使用者に関する情報を記憶した電子機器又は媒体であって、例えば、集積回路や磁気記録媒体などがある。集積回路を用いた電子機器としては、ＩＣカードや携帯電話、ＰＤＡ（Personal Digital Assistance）、媒体としては、磁気カードなどがある。情報読取装置６４は、これらの情報担持体から情報を取得する読み取り装置を備えている。
【００４８】
例えば、磁気カードから読み取るための磁気ヘッド、或いは、集積回路から情報を読み取るための、例えばブルーツゥースなどの無線通信手段を備えている。情報担持体が担持する情報とは、電力使用者毎に予め付与されている識別情報であり、具体的には、電力使用者のＩＤ番号やパスワードなどがある。
【００４９】
この他、情報読取装置６４は、テンキーやキーボードなどの入力手段によって、使用者が直接自己のＩＤ番号とパスワードを入力し、この情報によって使用者が特定される構成であってもよい。
【００５０】
識別情報取得手段である情報読取装置６４は、情報担持体から電力使用者のＩＤ番号を取得する。電力使用者は、コンセントに電力使用機器を接続した後、情報読取装置６４に自己の情報を送信する。制御装置６５は、使用者情報を取得すると、切換手段６３を通電可能状態に切り換える。電力利用機器による電力使用が終了すると、切換手段６３は、オフ状態に切り換えられる。そして、電力計から供給された消費電力量の計測値と、利用開始時間、利用終了時間、電力使用者のＩＤ番号、及び電力計測手段６のＩＰアドレスを含むパケット信号を構成し、通信装置６２を介してパケット信号を電力線へ出力する。
【００５１】
このような電力計測手段６の動作について図１３に示されているフローチャートに基づき説明する。コンセント７に端子を接続し（ステップＳ３０１）、電力計測手段６の情報読取装置６４から使用者情報を取得する（ステップＳ３０３）。取得方法は、使用者が所有するＩＣカードや磁気カードから、情報読取装置６４の有する読み取り装置を介して取得する。取得する情報は、電力使用者を特定するためのＩＤ番号などである。
【００５２】
次に通信手段を介して電力線に、この電力計測手段６のＩＰアドレスと、取得したＩＤ番号を担持した搬送信号を出力し、サーバー４と通信可能状態か判断する（ステップＳ３０５）。通信可能でない場合にはエラー表示を行い（ステップＳ３０７）、処理を終了する。サーバー４から応答信号を受信した場合には、サーバー４とこの発電装置が通信可能状態であると判断し、使用者を確認する（ステップＳ３０９）。これは、例えば、テンキーなどからバスワードの入力を促すことによって行われる。入力されたパスワードの照合は、サーバー４又は制御装置６５で行われる。使用者の確認が出来ない場合には、エラー表示を行う（ステップＳ３０７）。
【００５３】
使用者の確認ができた場合には、切換手段６３をオンとし、電力線からコンセント７への電力供給が可能な状態とする（ステップＳ３１１）。これにより、コンセント７に接続された負荷に電力が供給される状態となる。このステップＳ３０９、Ｓ３１１によって、判定手段が構成される。
【００５４】
電力計６１による消費電力の積算を行う（ステップＳ３１３）。負荷の電源がオフされたか判断する（ステップＳ３１５）。これは、コンセント７から端子が抜かれたか否かによって判断してもよい。オフされていない場合には、計測を続行する。オフされた場合には、切換手段６３をオフし（ステップＳ３１７）、電力計６１で計測された消費電力量の計測値と、利用開始時間、利用終了時間、電力使用者のＩＤ番号、及び電力計測手段６のＩＰアドレスを含むパケット信号を構成し、通信装置６２を介してパケット信号を電力線へ出力する（ステップＳ３１９）。その後、処理を終了する。
【００５５】
サーバー４側では、図７に示されたフローチャートと同様の処理が実行され、ステップＳ２０３では、ＩＰアドレスに対応した電力計測手段６が特定される。これにより、電力計測手段６に付与されている固有情報により、負荷の使用場所が特定される。このステップにより、使用者特定手段が構成される。ステップＳ２０３では、特定された使用者のパスワードを、特定された電力計測手段６に出力する処理が同時に行われる。
【００５６】
また、ステップＳ２０５では、機器ファイルではなく、使用場所で分類される使用場所ファイルが作成される。即ち、ＩＤ番号で特定された使用者のファイルにおいて、使用場所ファイルを作成し、消費電力量と、利用開始時間、利用終了時間が記録される。使用場所は、電力計測手段６のＩＰアドレスに対応して予め登録された住所が記録される。電力計測手段６の固有情報には、配置場所の住所、所有者名などの固定された情報が含まれる。この固有情報リストから、住所が選択され記録される。このようなステップＳ２０５によって、消費電力量蓄積手段が構成される。
【００５７】
以上のように構成されたシステムとすると、電力利用機器を使用した時間、消費電力量、および接続場所が、使用場所ファイルとして蓄積されるので、出力される請求書には、図１４に示されているように、機器毎の消費電力や時間に加えて使用場所も表示することができる。このような構成とすることで、電力使用場所に対する制約が軽減される。つまり、図１２に示されているような装置を有する接続端子（コンセント）であれば、該接続端子の所有者の如何を問わず、何人も該接続端子から電力の供給を受けることができ、その電力の消費量は、そのコンセントから電力の供給を受けた電力使用者（ＩＤ番号で特定された者）の消費として、サーバー４に記録されることとなる。例えば、電力利用機器である電気自動車に充電する際、出先の駐車場に、電力使用者の特定する装置がコンセントに設けられてあれば、駐車している間に充電ができ、かつ、消費電力量は、電気自動車の使用者の電力消費として記録される。この場合、そのコンセントの管理者の消費としては記録されない。
【００５８】
また、例えば喫茶店などで、同時にその場のコンセントを用いて、パーソナルコンピュータ等の電力利用機器を使用した場合には、場の提供者は、サーバー４にアクセスして、場に設けられたコンセントの電力計測手段のＩＰアドレスを入力すれば、そのコンセントの消費電力量をモニターでき、消費電力量に応じた電力使用量を、他の料金の清算時に、使用者に請求することもできる。例えば、図１２に示されているように、喫茶店では、食事代に加えて、電力使用量を請求することができる。
本発明の他、以下の構成例を開示する。
（１）電力使用者毎に電力消費量を管理する電力管理装置と、
個別の識別情報が付与された負荷毎に設けられ、該負荷で消費される電力を計測する消費電力計測手段と、
該消費電力計測手段の計測値と、その負荷を特定する識別情報とを、通信媒体を介して前記電力管理装置へ供給する通信手段と、
供給された識別情報から電力を消費した負荷を特定する負荷特定手段と、
供給された計測値に基づき、特定された負荷毎に消費電力を集計する負荷電力量集計手段とを備えた電力管理システム。
（２）個別の識別情報が付与された負荷の消費電力を計測する消費電力計測手段に接続され得る通信媒体と、
前記通信媒体を介して供給される識別情報に基づいて電力を消費した負荷を特定する負荷特定手段と、
特定された負荷の消費電力量を、前記通信媒体を介して負荷毎に取得する負荷消費電力取得手段と、
取得した消費電力量を、特定された負荷毎に記録する消費電力量記録手段とを備えた電力管理システム。
（３）通信媒体は、さらに電力線を介して電力を供給する発電手段の発電量を計測する発電計測手段に接続され得るものであり、
前記通信媒体を介して供給される識別情報に基づいて電力を供給した発電手段を特定する発電手段特定手段と、
特定された発電手段の発電量を、前記通信媒体を介して発電手段毎に取得する発電電力取得手段と、
取得した発電電力量を、特定された発電手段毎に記録する発電電力量記録手段とを備えた上記（２）に記載の電力管理システム。
（４）さらに、使用者毎に発電電力量又は消費電力量を集計する電力量集計手段を備えた上記（１）又は（２）に記載の電力管理システム。
（５）通信媒体は、接続された電力線を通信線として用いている通信ネットワークである上記（１）又は（２）に記載の電力管理システム。
（６）負荷を接続するための端子と、
端子に接続された負荷の消費電力を計測する負荷消費電力計測手段と、
端子を介して負荷へ電力が供給され得る状態と、供給されない状態とに切り換える切換手段と、
負荷による電力使用者を特定する識別情報を取得する識別情報取得手段と、
取得した識別情報に基づいて使用者を特定する使用者特定手段と、
使用者が特定された場合には、電力が供給され得る状態に切換手段を切り換える判定手段と、
負荷消費電力計測手段により測定した負荷の消費電力量を、使用者特定手段で特定された使用者の消費電力量として記録する消費電力量蓄積手段とを備えた電力管理システム。
（７）さらに、それぞれ異なる固有情報が付与された複数の負荷計測手段を有し、
消費電力量蓄積手段は、消費電力量と、その消費電力量を計測した負荷計測手段の固有情報とを記録するものである上記（６）に記載の電力管理システム。
（８）個別の識別情報が付与された負荷の消費電力を計測する消費電力計測手段に接続され得る通信媒体と、通信媒体に接続されたサーバーを有し、
前記通信媒体を介して供給される識別情報に基づいて電力を消費した負荷を特定する負荷特定ステップと、
特定された負荷の消費電力量を、前記通信媒体を介して負荷毎に取得する負荷消費電力取得ステップと、
取得した消費電力量を、特定された負荷毎にサーバーに記録する消費電力量記録ステップとを備えた電力管理方法。
（９）通信媒体は、さらに電力線を介して電力を供給する発電手段の発電量を計測する発電計測手段に接続され得るものであり、
前記通信媒体を介して供給される識別情報に基づいて電力を供給した発電手段を特定する発電手段特定ステップと、
特定された発電手段の発電量を、前記通信媒体を介して発電手段毎に取得する発電電力取得ステップと、
取得した発電電力量を、特定された発電手段毎に記録する発電電力量記録ステップとを備えた上記（８）に記載の電力管理方法。
（１０）さらに、使用者毎に発電電力量又は消費電力量を集計する電力量集計ステップを備えた上記（８）又は（９）に記載の電力管理方法。
（１１）通信媒体は、接続された電力線を通信線として用いている通信ネットワークである上記（８）又は（９）に記載の電力管理方法。
以上のように構成された本発明の電力管理システムによれば、使用している個々の負荷について、消費電力量を知ることができ、負荷毎の消費電力節約の詳細資料して利用することができる。電力使用者が契約している配線施設以外の場所で消費した電力については、負荷に付与された識別情報によって、その負荷の使用者の消費電力として管理されるので、配線施設管理者に費用負担を負わせることなく、電力消費をすることが可能となる。このため、電力を駆動源とする移動体（電気自動車等）については、電力補給について場所的な制限が緩和され、その利用が一層容易となり、このような移動体の普及促進を図ることができる。また、通信媒体に電力線を用いることによって、既存の家内配線を通信線として用いることができ、新たな通信設備の構築が不要であるという利点がある。
【００５９】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明の電力管理システム及び電力計測装置によれば、
この装置を有する接続端子（コンセント）であれば、該接続端子の所有者の如何を問わず、何人も該接続端子から電力の供給を受けることができ、その電力の消費量は、そのコンセントから電力の供給を受けた電力使用者（ＩＤ番号で特定された者）の消費として、サーバーに記録されることとなる。例えば、電力利用機器である電気自動車に充電する際、出先の駐車場に、電力使用者の特定する装置がコンセントに設けられてあれば、駐車している間に充電ができ、かつ、消費電力量は、電気自動車の使用者の電力消費として記録される。この場合、そのコンセントの管理者の消費としては記録されない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の電力管理システム１の構成を示す模式図である。
【図２】電力利用機器（負荷）の電源系統を示すブロック図である。
【図３】発電装置の構成を示すブロック図である。
【図４】電力利用機器の電力計測手段による計測処理を示すフローチャートである。
【図５】発電手段の電力計測手段による計測処理を示すフローチャートである。
【図６】サーバーの有するファイル構成を示すブロック図である。
【図７】サーバーの作用を示すフローチャートである。
【図８】使用者の電力総収支量を示す表である。
【図９】請求書のフォームを示す図である。
【図１０】通信ネットワークへ接続する他の実施形態を示すブロック図である。
【図１１】電力計測手段の他の使用例を示すブロック図である。
【図１２】電力計測手段の構成を示すブロック図である。
【図１３】電力計測手段の処理を示すフローチャートである。
【図１４】電力使用量明細の構成を示す図である。
【図１５】喫茶店において、電力利用機器を利用した時のレシートのフォームを示す図である。
【符号の説明】
１電力管理システム
２電力会社
３１〜３ｎ電力利用機器（負荷）
３０３電力計測手段
４サーバー
５通信ネットワーク
６電力計測手段
８１発電装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a power management system, and more particularly to a power management system capable of power management for each load.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the power consumed in each home or company is measured by an integrating wattmeter installed in each house or factory, the meter reading is confirmed by the meter reader, and the electricity bill is calculated based on the measured value. In such a system, the place where the electricity is consumed (residence, building, factory, etc.) is specified, and the contractor associated with the specified place depends on the amount of power consumed at that place. You will be billed for electricity. Further, the billed electricity bill is a billed amount for the total power consumption.
Regarding such an electricity bill settlement system, there are the following devices.
[0003]
[Patent Document 1]
JP2002-288279A.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional power management system as described in Patent Document 1, it is possible to know only the total power consumption of a plurality of devices used, and it is not possible to grasp the power consumption for each device. For this reason, there is a problem that it is difficult to specify a device that consumes a large amount of energy and efficiently save power.
[0005]
In addition, conventional electrical devices such as television receivers and refrigerators are often installed, and are used in facilities that receive power supply (locations contracted with power companies). However, in recent years, portable and mobile devices such as notebook personal computers and electric vehicles have increased, and in many cases, it is necessary to supply power when going out. In such a case, you must use a power supply facility (outlet, etc.) that is under the control of another person on the go.
[0006]
There are not enough facilities to supply power to unspecified people, like conventional gas stations for automobiles, and the lack of such supply facilities is the prevalence of portable and mobile devices. It is a cause that hinders.
An object of the present invention is to provide a power management system capable of managing power consumption for each load device that has consumed power.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has the following configuration that achieves such an object.
(1) a fixed information file storing identification information for identifying a power user;
Of power measurement means attached to the outlet for power supply Unique IP address When, A power usage contract is signed with a power company, and the contractor who owns the outlet has a power usage contract. A device file that stores the location, and
A usage location file in which the power consumption is stored in association with the power user for each usage location where power is consumed,
A server having
Identification information acquisition means for acquiring identification information of a power user who receives power supply from the power supply outlet;
Of the power measuring means Unique IP address Communication means for supplying the identification information of the power user acquired by the identification information acquisition means and the measured value of power consumption measured by the power measurement means to the server via a communication medium;
Of the power measuring means supplied from the communication means. Unique IP address Stored in the device file Use contract A means of identifying the load usage location from the location;
Based on the identification information of the power user supplied from the communication means and the measured value of power consumption, a usage location file is created for each server user, and the power consumption and the usage location are recorded in the usage location file. A power management system comprising a quantity storage unit.
[0008]
(2) a fixed information file storing identification information for identifying a power user;
Of the power meter attached to the outlet for power supply Unique IP address When,
A power usage contract is signed with a power company, and the contractor who owns the outlet has a power usage contract. A device file that stores the location, and
A usage location file in which the power consumption is stored in association with the power user for each usage location where power is consumed,
Connected to a server having communication via a communication network,
Load power consumption measuring means for measuring the power consumption of the power usage equipment connected to the outlet connected to the power line;
Switching means for switching the continuity of the power line between an energizable state and an unenergizable state;
Identification information acquisition means for acquiring identification information of the power user;
Means for identifying the power user based on the identification information of the power user acquired by the identification information acquisition means;
Means for switching the switching means to an energizable state based on the identification of the power user;
The measured value measured by the load power consumption measuring means, the identification information of the identified power user, the load power consumption measuring means, Unique IP address And a means for outputting to the server.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a schematic diagram showing a configuration of a power management system 1 of the present invention. The power management system 1 uses the power supplied from the power company 2 as the power supplier, and uses the power usage devices (loads) 31, 32,... A power generation device 82 such as a solar power generation device 81 as a power generation means owned by a power supplier that supplies the power, and a server as a power management device that manages the power consumption of each power utilization device 3 and the power generation amount of the power generation means 4 and a communication network 5 that connects these elements so that they can communicate with each other.
[0019]
For example, the communication network 5 represented by the Internet or the like includes a general public line, ISDN (Integrated Service Digital Network), WAN (Wide Area Network), ATM (Asynchronous Transfer Mode) network, FTTH (Fiber To The Home), ADSL (Asymmetric Digital). Subscriber Line), VDSL (Very High-Bit-Rate DSL), satellite communication line network, mobile communication network, CATV network, VOIP (Voice over IP), optical communication network, etc. Super high speed power line communication (PLC) is used. Each of these has a communication medium such as a telephone line, an optical fiber, and a cable. In ultra-high speed power line communication, the power line is used as the communication medium. In mobile communication networks, wireless communication lines such as PHS (Personal Handy-Phon System) and mobile phones are used as communication media.
[0020]
The power company 2 includes a power generation facility 21 that supplies power to each power user via a power line, and a server 4 that manages the power consumption of the power user. Each power user owns one or a plurality of power use devices 3n that use power, and the amount of power consumed by these power use devices 3n is managed by the server 4, and the electricity charge corresponding to the amount of power consumption Is charged from the power company 2 to the power user.
[0021]
FIG. 2 is a block diagram showing a power supply system of the power utilization device (load) 3. The power use device 3n is electrically connected between the power supply circuit 301 that converts the supplied voltage into a voltage required by the load side, a terminal 302 that is connected to an outlet, and the power supply circuit 301 and the terminal 302. Power measuring means 303. The power measuring unit 303 includes a wattmeter as a power consumption measuring unit that measures the power consumption of the power usage device 3n, and a communication unit that outputs a carrier signal to a power line connected via the outlet and the terminal 302. ing. The communication means further receives a response signal from the server 4 and checks whether communication is possible.
[0022]
Examples of the power utilization device include a television receiver, a cooling / heating device such as a cooler, a refrigerator, a lighting fixture, and a personal computer. Electric vehicles are also included. Further, the AC / DC adapter may be provided with power measuring means. An example of using such an adapter is an adapter used for a portable personal computer, a portable stereo tape recorder, or the like.
[0023]
Or as a power utilization apparatus in a commercial facility or a factory, a general purpose large-sized refrigeration appliance, a lifting lift, a drive motor of an elevator or an escalator, a machine tool, etc. are mentioned as a power utilization apparatus.
[0024]
Unique identification information is given to each of the power usage devices 3n. For example, an IP address (Internet Protocol Address) is used as the identification information. The power measuring means 303 converts the unique IP address of the power utilization device 3n and the measured power consumption amount into a carrier signal and outputs it to the power line. The power measurement means may be configured to further monitor the power consumption start time and end time and add these times to output. The time for outputting information to these can be a predetermined time or immediately after the consumption end time.
[0025]
As shown in FIG. 3, the power generation device as a power generation unit includes a power generation device 801 and a power measurement unit 803 that measures the amount of power generation, and the generated power is supplied via a power line 800. . The power generation amount measuring unit 803 includes a wattmeter as a power measurement unit that measures the power generation amount of the power generation device 801 and a communication unit that outputs a carrier signal to the connected power line. The communication means further receives a response signal from the server 4 and checks whether communication is possible.
[0026]
Examples of the power generation device include a solar power generation device using a solar cell, a generator mounted on a running machine and mounted on a shaft that rotates when a user uses the machine. In addition, in-house power generators using thermal power provided in factories and the like are also included. Each of these power generators is given unique identification information. The content of the identification information is set to the same content (IP address) as that used in the power usage device.
[0027]
The operation of the power measuring means 303 of the power usage device will be described based on the flowchart shown in FIG. In the power usage device 3n, it is determined whether the terminal 302 is connected to the outlet and the power usage device 3n has been turned on (step DS101). If there is a power-on operation, a carrier signal carrying an IP address is output to the power line to which the terminal 302 of the power utilization device 3n is connected, and it is determined whether communication with the server 4 is possible (step DS103).
[0028]
If a response signal is received from the server 4 for this IP address, it is determined that the server 4 and the power measuring means 3n are in a communicable state, and the main power switch is turned on (step DS105). If not received, it is determined that communication is impossible, and an error is notified (step DS107). The notification method may be any of a notification method for lighting an error lamp, displaying an error on a display, or appealing to hearing such as a buzzer. In this case, the main switch is maintained in the off state, and power is not supplied to the power utilization device 3n.
[0029]
Simultaneously with turning on the main switch (step DS105), the power meter starts measuring (integrating) the power consumption (step DS109). Next, it is determined whether the power is turned off (step DS111). If the power is not turned off, the power measurement is continued. When the power is turned off, the measured value and the IP address are output to the power line (step DS112), and the program is terminated. Thus, the power consumption of the specific power utilization device 3n to which the IP address is assigned is supplied to the server 4 individually.
[0030]
The operation of the power measurement means 803 of the power generation means will be described based on the flowchart shown in FIG. In the power generation device, it is determined whether power generation is started (step SS101). When power generation is started, a carrier signal carrying an IP address is output to the power line to which the power generation device is connected, and it is determined whether communication with the server 4 is possible (step SS103). When a response signal is received from the server 4 for this IP address, it is determined that the server 4 and the power generation device are in a communicable state, and the power generation is started by the wattmeter (step SS109). If no response signal is received, it is determined that communication is impossible, and an error is notified (step SS107). In this case, the integrated value of the integrated wattmeter is only displayed on the external display unit, and the value of the power generation amount is not directly input to the server 4.
[0031]
Next, it is determined whether the power generation has been completed (step SS111). If the power generation has not been completed, the power measurement is continued. In the case of termination, the measurement value and the IP address are output to the power line (step SS112), and the program is terminated. As described above, the power generation amount of the specific power generation apparatus to which the IP address is assigned is individually supplied to the server 4.
[0032]
The server 4 has the following data files. FIG. 6 is a block diagram showing the file structure of the server 4.
[0033]
The server 4 includes a processing unit 41 and a power user file 42. The power user file 42 is provided for each contractor who has a power usage contract with a power company. Each power user file 42 includes a fixed information file 421 and a device file 422. . The fixed information file 421 is provided with a place (address) where the contractor has a power usage contract, a contractor ID number, a contractor name, contract details, and an IP address owned by the power user. Power usage equipment, power generation devices, etc. are recorded.
[0034]
The device file 422 is provided for each power usage device or power generation device that is owned by the contractor and assigned an IP address. In each device file 422, the IP address assigned to the device is recorded, and further, the time when the device is connected to the power line and starts power consumption, the time when power consumption ends, and The amount of power consumed is recorded. A file 423 is configured for each consumption time. Similarly, for the power generation apparatus, the time when power generation is started, the time when power generation is ended, and the amount of power generated during that time are recorded.
[0035]
The processing unit 41 includes a communication unit, receives a carrier signal supplied via the communication network 5, receives identification information unique to the power utilization device 3n carried in the carrier signal, power consumption, start time, The end time is acquired, and the power consumption amount for each identified power usage device 3n is distributed and recorded in each file. This process is similarly performed for the power generation apparatus. Moreover, the integrated value of each month is calculated for each user from the recorded electric energy value. Furthermore, the power consumption (power consumption or generated power) of each power usage device (power generation device) that the power user has (the IP address is assigned) is totaled, and finally the power consumption and power generation The balance of quantity is calculated, and the power consumption (or power generation) details for each device and the monthly bill are created.
[0036]
The operation of the server 4 will be described based on the flowchart shown in FIG. It is determined whether data relating to the amount of power including the IP address has been supplied from the power usage device 3n or the power generation device connected to the communication network 5 via the power line (step S201). If supplied, the power utilization device (load) or power generation device corresponding to the IP address is specified (step S203). By this step S203, load specifying means and power generation means specifying means are configured.
[0037]
Next, it is determined whether the measured value is supplied for the specified device (step S204). When supplied, a new file is created in the device file 422, the consumption start time and consumption end time included in the supplied data are recorded, and the power consumption and power generation during that time are recorded. (Step S205). Step S204 constitutes load power consumption acquisition means and generated power acquisition means. Further, step S205 constitutes a power consumption amount recording unit and a power generation amount recording unit.
[0038]
It is determined whether it is time to issue a bill (step S207). For example, for a contractor who is contracted to issue an invoice every month, the invoice creation time comes every month, so it is determined whether one month has passed since the last invoice creation. .
[0039]
When it is time to create an invoice, the total amount of accumulated electric energy is totalized for each power usage device. First, the power consumption is totalized for each device (step S209). That is, the power consumption amount accumulated in the device file 422 is totaled for each device having a different IP address. The amount of power collected here includes power generated by the power generation facility. This step S209 constitutes load power amount totaling means and generated power amount totaling means.
[0040]
Next, the power consumption is totalized for each user (step S211). That is, the total power balance amount is calculated based on the power amount for each device tabulated in step S209. FIG. 8 is a table showing the balance of power generated by summing up the amount of power generated by a user (contractor) and the amount of power consumed for each device. The total monthly power supply (power generation amount) of this user is 106 kwh, and the breakdown is that the power generation amount by the solar cell power generation device is 103 kwh, and the power generation amount by the generator attached to the running machine is 3 kwh. It is shown.
[0041]
The total monthly power consumption of the user is 323 kwk, and the breakdown is 231 kwh for power consumption from the power line drawn to the house at the contract location. The total amount of power consumed by connecting to the power line is 92 kwh. Then, the difference between the total power supply and the total power consumption is 217 kwh, and the user is billed as having consumed 217 kwh of power (step S213). This step S213 constitutes an electric energy totaling means.
[0042]
FIG. 9 is a plan view of a bill to be created. The bill describes the amount of power consumed by each device that has consumed power. Thus, since the power consumption is displayed for each used device, energy saving measures can be taken for each device.
[0043]
Further, since the amount of power consumed by connecting to the power line of another contractor is also grasped, the power consumption amount is not added as the power consumption amount of the other contractor.
[0044]
In the power management system 1 configured as described above, even when the communication network 5 is configured by another line such as ADSL, the connection between the power utilization device 3n and the communication network 5 is an outlet, a power line It is desirable that Such a configuration is advantageous in that an existing power line can be used, and there is no need to separately provide a connection terminal for connection to a communication line. Furthermore, as shown in FIG. 10, a signal detection unit may be provided in the power line, and only the carrier signal may be detected from the power line and output to the signal line constituting the communication network. As such a signal line, a telephone line, an optical fiber, and a wireless line (for example, PHS) can be used.
[0045]
In the embodiment described above, the power measuring unit is provided on the power utilization device side. However, as illustrated in FIG. 11, the power measuring unit 6 is provided on the power line side. You can also. In this case, the device file 422 of the server 4 records not the IP address assigned to the device but the IP address assigned to the power measuring means and the installation location. The power measuring means 6 is disposed in the vicinity of the outlet 7 and includes a connection portion with an information carrier for identifying a power user who connects the power utilization device to the outlet 7.
[0046]
FIG. 12 is a block diagram showing the configuration of the power measuring means 6. The power measuring means 6 is connected to the power line, and a power meter 61 for measuring the power consumption of the power utilization device connected to the outlet, a communication device 62 for outputting a carrier signal to the power line, and turning on the electrical conduction of the power line ( A switching device 63 as switching means for switching between an energized state) and an off (non-energized state), an information reading device 64 that acquires information on the power user, and a control device 65 that controls the operation of these components. It has. The wattmeter 61 constitutes load power consumption measuring means.
[0047]
The information reading device 64 includes a connection portion with an information carrier owned by the power user, and acquires information about the power user who connects the power utilization device to the outlet via the connection portion. An information carrier is an electronic device or medium that stores information about a power user, such as an integrated circuit or a magnetic recording medium. An electronic device using an integrated circuit includes an IC card, a mobile phone, a PDA (Personal Digital Assistance), and a medium includes a magnetic card. The information reading device 64 includes a reading device that acquires information from these information carriers.
[0048]
For example, a magnetic head for reading from a magnetic card or a wireless communication means such as Bluetooth for reading information from an integrated circuit is provided. The information carried by the information carrier is identification information given in advance for each power user, and specifically includes an ID number and a password of the power user.
[0049]
In addition, the information reading device 64 may be configured such that the user directly inputs his / her ID number and password by input means such as a numeric keypad and a keyboard, and the user is specified by this information.
[0050]
The information reading device 64 serving as identification information acquisition means acquires the power user's ID number from the information carrier. The electric power user transmits his / her information to the information reading device 64 after connecting the electric power using device to the outlet. When the control device 65 acquires the user information, the control device 65 switches the switching means 63 to the energizable state. When the use of power by the power utilization device is completed, the switching means 63 is switched to the off state. Then, a packet signal including the measured value of the power consumption supplied from the power meter, the use start time, the use end time, the power user ID number, and the IP address of the power measuring unit 6 is configured, and the communication device 62 The packet signal is output to the power line via.
[0051]
The operation of the power measuring means 6 will be described based on the flowchart shown in FIG. A terminal is connected to the outlet 7 (step S301), and user information is acquired from the information reading device 64 of the power measuring means 6 (step S303). In the acquisition method, the information is acquired from the IC card or magnetic card owned by the user via the reading device of the information reading device 64. The information to be acquired is an ID number for identifying the power user.
[0052]
Next, an IP address of the power measuring means 6 and a carrier signal carrying the acquired ID number are output to the power line via the communication means, and it is determined whether or not communication with the server 4 is possible (step S305). If communication is not possible, an error is displayed (step S307), and the process is terminated. When the response signal is received from the server 4, it is determined that the server 4 and the power generation device are in a communicable state, and the user is confirmed (step S309). This is performed, for example, by prompting the input of a bus word from a numeric keypad. The verification of the input password is performed by the server 4 or the control device 65. If the user cannot be confirmed, an error is displayed (step S307).
[0053]
If the user can be confirmed, the switching means 63 is turned on, and power can be supplied from the power line to the outlet 7 (step S311). As a result, power is supplied to the load connected to the outlet 7. The determination unit is configured by steps S309 and S311.
[0054]
The power consumption by the wattmeter 61 is integrated (step S313). It is determined whether the power source of the load has been turned off (step S315). This may be determined based on whether or not the terminal is disconnected from the outlet 7. If not turned off, continue measurement. If it is turned off, the switching means 63 is turned off (step S317), the measured value of the power consumption measured by the wattmeter 61, the use start time, the use end time, the power user ID number, and the power A packet signal including the IP address of the measuring means 6 is configured, and the packet signal is output to the power line via the communication device 62 (step S319). Thereafter, the process ends.
[0055]
On the server 4 side, processing similar to the flowchart shown in FIG. 7 is executed, and in step S203, the power measuring means 6 corresponding to the IP address is specified. Thereby, the usage place of the load is specified by the unique information given to the power measuring means 6. This step constitutes a user specifying means. In step S203, the process of outputting the specified user password to the specified power measuring means 6 is performed simultaneously.
[0056]
In step S205, a use location file classified by use location is created instead of a device file. In other words, a usage location file is created in the user's file specified by the ID number, and the power consumption, usage start time, and usage end time are recorded. As the place of use, an address registered in advance corresponding to the IP address of the power measuring means 6 is recorded. The unique information of the power measuring means 6 includes fixed information such as the address of the arrangement place and the owner name. From this unique information list, an address is selected and recorded. Such step S205 constitutes a power consumption accumulation unit.
[0057]
In the case of the system configured as described above, the usage time, power consumption, and connection location of the power usage device are accumulated as a usage location file, so the output bill is shown in FIG. As shown, the usage location can be displayed in addition to the power consumption and time of each device. By adopting such a configuration, restrictions on the place where power is used are reduced. That is, if it is a connection terminal (outlet) having a device as shown in FIG. 12, regardless of the owner of the connection terminal, any person can receive power supply from the connection terminal, The amount of power consumption is recorded in the server 4 as the consumption of the power user (the person specified by the ID number) who is supplied with power from the outlet. For example, when charging an electric vehicle that is a power-using device, if the device specified by the power user is installed at the outlet in the parking lot at the destination, it can be charged while parked, and the power consumption The quantity is recorded as the power consumption of the electric vehicle user. In this case, it is not recorded as consumption of the administrator of the outlet.
[0058]
In addition, for example, in the case of a coffee shop or the like using a power outlet such as a personal computer at the same time, the venue provider accesses the server 4 and uses the outlet provided in the venue. If the IP address of the power measuring means is input, the power consumption amount of the outlet can be monitored, and the user can charge the power consumption amount according to the power consumption amount at the time of settlement of other charges. For example, as shown in FIG. 12, a coffee shop can charge the amount of power used in addition to meal costs.
In addition to the present invention, the following configuration examples are disclosed.
(1) a power management device that manages power consumption for each power user;
A power consumption measuring means which is provided for each load to which individual identification information is given and measures the power consumed by the load;
A communication means for supplying a measured value of the power consumption measuring means and identification information for identifying the load to the power management apparatus via a communication medium;
A load identifying means for identifying the load that consumed power from the supplied identification information;
A power management system comprising load power amount totaling means for totalizing power consumption for each specified load based on a supplied measurement value.
(2) a communication medium that can be connected to a power consumption measuring means for measuring the power consumption of a load to which individual identification information is assigned;
Load identifying means for identifying a load that has consumed power based on identification information supplied via the communication medium;
Load power acquisition means for acquiring the power consumption of the identified load for each load via the communication medium;
A power management system comprising power consumption amount recording means for recording the acquired power consumption amount for each specified load.
(3) The communication medium may be connected to a power generation measuring unit that measures the power generation amount of the power generation unit that supplies power via a power line.
A power generation means specifying means for specifying a power generation means for supplying power based on identification information supplied via the communication medium;
Generated power acquisition means for acquiring the power generation amount of the identified power generation means for each power generation means via the communication medium;
The power management system according to (2), further comprising: a generated power amount recording unit that records the acquired generated power amount for each identified power generation unit.
(4) The power management system according to (1) or (2), further including a power amount totaling unit that totalizes the power generation amount or the power consumption amount for each user.
(5) The power management system according to (1) or (2), wherein the communication medium is a communication network using a connected power line as a communication line.
(6) a terminal for connecting a load;
Load power consumption measuring means for measuring the power consumption of the load connected to the terminal;
Switching means for switching between a state in which power can be supplied to the load via the terminal and a state in which power is not supplied;
Identification information acquisition means for acquiring identification information for identifying a power user by load;
A user identification means for identifying a user based on the acquired identification information;
When a user is specified, a determination unit that switches the switching unit to a state where power can be supplied;
A power management system comprising: a power consumption storage unit that records a power consumption amount of a load measured by a load power consumption measurement unit as a user power consumption amount specified by a user specifying unit.
(7) Furthermore, it has several load measurement means to which each different specific information was given,
The power management system according to (6), wherein the power consumption amount storage unit records the power consumption amount and unique information of the load measurement unit that measures the power consumption amount.
(8) having a communication medium that can be connected to a power consumption measuring means for measuring the power consumption of a load to which individual identification information is assigned, and a server connected to the communication medium;
A load identifying step for identifying a load that has consumed power based on identification information supplied via the communication medium;
A load power acquisition step of acquiring the power consumption of the identified load for each load via the communication medium;
A power management method comprising: a power consumption amount recording step of recording the acquired power consumption amount in a server for each specified load.
(9) The communication medium may be connected to a power generation measuring unit that measures the power generation amount of the power generation unit that supplies power via a power line.
A power generation means specifying step for specifying a power generation means for supplying power based on identification information supplied via the communication medium;
A generated power acquisition step of acquiring the power generation amount of the identified power generation means for each power generation means via the communication medium;
The power management method according to (8), further comprising: a generated power amount recording step of recording the acquired generated power amount for each identified power generation means.
(10) The power management method according to (8) or (9), further including a power amount totaling step of totalizing the generated power amount or the power consumption amount for each user.
(11) The power management method according to (8) or (9), wherein the communication medium is a communication network using a connected power line as a communication line.
According to the power management system of the present invention configured as described above, it is possible to know the amount of power consumption for each load used, and to use it as detailed data on power saving for each load. it can. Since the power consumed at a place other than the wiring facility with which the power user is contracted is managed as the power consumption of the user of the load based on the identification information given to the load, the wiring facility manager is charged It is possible to consume electric power without incurring the burden. For this reason, with regard to a mobile body (electric vehicle or the like) that uses electric power as a drive source, the local restrictions on power supply are eased, and the use of the mobile body becomes easier and the spread of such mobile bodies can be promoted. . In addition, by using a power line as a communication medium, there is an advantage that existing home wiring can be used as a communication line, and construction of a new communication facility is unnecessary.
[0059]
【The invention's effect】
According to the power management system and power measurement device of the present invention configured as described above,
If it is a connection terminal (outlet) having this device, regardless of the owner of the connection terminal, any person can receive power supply from the connection terminal, and the power consumption is from the outlet. It is recorded in the server as the consumption of the power user who receives the power supply (the person specified by the ID number). For example, when charging an electric vehicle, which is a power-using device, if the device specified by the power user is installed at the outlet in the parking lot at the destination, it can be charged while parked, and the power consumption The quantity is recorded as the power consumption of the user of the electric vehicle. In this case, it is not recorded as consumption of the administrator of the outlet.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a configuration of a power management system 1 of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a power supply system of a power usage device (load).
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a power generation device.
FIG. 4 is a flowchart showing a measurement process by a power measurement unit of a power usage device.
FIG. 5 is a flowchart showing a measurement process performed by a power measurement unit of the power generation unit.
FIG. 6 is a block diagram illustrating a file configuration of a server.
FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the server.
FIG. 8 is a table showing the total power balance of the user.
FIG. 9 is a diagram showing an invoice form.
FIG. 10 is a block diagram illustrating another embodiment for connecting to a communication network.
FIG. 11 is a block diagram showing another usage example of the power measuring means.
FIG. 12 is a block diagram showing a configuration of power measuring means.
FIG. 13 is a flowchart showing processing of power measurement means.
FIG. 14 is a diagram showing a configuration of a power usage amount specification.
FIG. 15 is a view showing a receipt form when using a power-utilizing device in a coffee shop;
[Explanation of symbols]
1 Power management system
2 Electric power companies
31-3n Electric power use equipment (load)
303 Electric power measurement means
4 server
5 Communication network
6 Electric power measurement means
81 Power generator

Claims

A fixed information file storing identification information for identifying a power user;
A device file that stores the unique IP address of the power measuring means provided in the outlet for power supply, and the location where the contractor who owns the outlet and has a power usage contract with the power company has a power usage contract. When,
A usage location file in which the power consumption is stored in association with the power user for each usage location where power is consumed,
A server having
Identification information acquisition means for acquiring identification information of a power user who receives power supply from the power supply outlet;
A unique IP address of the power measuring unit, identification information of the power user acquired by the identification information acquiring unit, and a measured value of power consumption measured by the power measuring unit are supplied to the server via a communication medium. Communication means;
A specific IP address of the power measurement means supplied from the communication means, a means for specifying a load use place for specifying a use place of the load from a place where a use contract is stored in the device file;
Based on the identification information of the power user supplied from the communication means and the measured value of power consumption, a usage location file is created for each server user, and the power consumption and the usage location are recorded in the usage location file. A power management system comprising a quantity storage unit.

A fixed information file storing identification information for identifying a power user;
A unique IP address of the power measuring device attached to the power supply outlet,
A device file that stores a power usage contract with an electric power company, and a place where the contractor who owns the outlet has a power usage contract ;
A usage location file in which the power consumption is stored in association with the power user for each usage location where power is consumed,
Connected to a server having communication via a communication network,
Load power consumption measuring means for measuring the power consumption of the power usage equipment connected to the outlet connected to the power line;
Switching means for switching the continuity of the power line between an energizable state and an unenergizable state;
Identification information acquisition means for acquiring identification information of the power user;
Means for identifying the power user based on the identification information of the power user acquired by the identification information acquisition means;
Means for switching the switching means to an energizable state based on the identification of the power user;
The measured value measured by the load power consumption measuring means, the identification information of the identified power user, and the unique IP address of the load power consumption measuring means are stored in the server until the switching means is switched to a state where power cannot be supplied. An electric power measuring device having means for outputting.