JP3923730B2 - シート・ベルト引き込み装置 - Google Patents
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Description
本発明は、シート・ベルト引き込み装置に関し、詳細には、雑音を低減し、シート・ベルトの作動公差を大きくするための構成に関する。
【0002】
シート・ベルト引き込み装置は、ロッキング・エレメント、ロッキング・エレメントを駆動するアーム、加速センサ情報をロッキング・エレメントへ伝達するつめなどの多数の回転および回動部品を有している。これらの部品は、最適な性能および応答を得るために、取り付けられた状態で、最小の摩擦で自由に回転または回動することができなければならない。しかし、構成要素間の隙間(clearance)を広くしすぎると、ガタつきにより不十分な雑音レベルが生じ、また、余分な動きにより引き込み装置の全体的な性能が影響を受けることがある。
【0003】
本発明によれば、他の部材に対して、円の所定の弧を回動または回転運動するように取り付けられた可動部材を含んでいる引き込み装置が提供される。その弧は360°未満の活動作動セクションに対向しており、楔形部分が可動部品と他の部品の間のギャップ中に延びて、引き込み装置が停止しているときにそのギャップを小さくしている。
【0004】
楔は両方の部材から延びることが好ましい。そのような構成にすることにより、機構を妨害することなしに、両方の部材間の弛みを小さくすることができる。
【0005】
この構成は、引き込み装置ロックアップとその対応する機構ブッシングの間に特に適している。各部材の楔は、停止位置で互いに接触し、それにより動きを抑止し、雑音を低減する。しかし、ロック・カップとブッシュの作動位置では、隙間が元の状態に戻るので、楔は離間し、部材の通常の作動を妨害しない。
【0006】
そのような構成にすることにより、今まで、通常許容されていたよりも大きい公差を補償することができる。したがって、引き込み装置の性能を損なうことなく、引き込み装置のコストが低減され、構成要素の相対運動による雑音が低減される。より一貫した性能が達成される。
【0007】
(発明の詳細な説明)
図1に、機械式ブッシュ3内でピボット2の周りを回転可能な引き込み装置ロック・カップ1を示す。ロック・カップ1の外周とブッシュ3の内周の間には小さい隙間ギャップが存在する。ギャップ中に楔5、6が延びる。1つの楔5は、ブッシュ3から半径方向内向きにピボットへ向かって延ていび、第2の楔6は半径方向外向きに延びる。それらの楔は、引き込み装置ロック・カップ1の停止位置において、互いの方向へ向かって摺動することによって相互作用し、隙間ギャップを塞ぎ、部品のガタつきを抑止するように配置されている。しかし、引き込み装置の作動位置では、ギャップは元の状態に戻る。
【0008】
ロック・カップ1は、通常使用時には円の小さい弧にわたって動くだけであり、これは7で示されている。ロック・カップ1が(図示のように)その最大時計回り位置にあるとき、これは停止位置を示す(引き込み装置はロック解除され、ウェビングを自由に繰り出すことができる)。この位置では、楔5と6は互いに当接して、隙間ギャップを閉じ、ブッシング3に対するロック・カップの動きを妨げる。(例えば、図示されていない車両加速/減速センサからの)引き込み装置ロッキング信号の影響のもとでは、さらなるシート・ベルト・ウェビングの繰り出しに対して引き込み装置がロックされるまで、ロック・カップは、7で示される弧にわたって反時計回り方向に動く。この最大反時計回り位置では、楔5、6は離間し、相互作用しない。したがって、隙間ギャップが保持され、摩擦と性能に関する最大の利点は保たれる。作動時または停止時の円では、楔が互いに重なり合うことは予想されず、したがって妨害が起こることはない。
【0009】
図2に、図1にAで示したセクションの拡大図を示す。同じ部品は同じ参照番号で示されている。これは、図示のように、ロック・カップの周囲に対して鋭角をなすように設定された互いに向き合う平行な平坦側面を有する楔の構成をより詳細に示している。
【0010】
図3に本発明の第2の実施形態を示す。ロック・カップ1は、ブッシング3内で中心2の周りを回動する。楔6が隙間ギャップ中に延び、雑音レベルを低減する。
【0011】
楔は図4により詳細に示されている。
【0012】
図5aと図5bに、シート・ベルト引き込み装置の車両センサのつめに本発明をどのように適用することができるかを示す。車両センサが衝突を示す突然の加速または減速を検出する。通常、低摩擦つめなどの慣性部材が中空ソーサ内に着座させられている。突然の加速または減速の状況下では、つめはカップに対して動き、側方へ乗り上げる。つめの動きにより、つめが回動して引き込み装置ロッキング位置に入り込む。
【0013】
図5aと図5bに、それぞれ係合解除位置(図5a)および係合位置(図5b)におけるそのようなつめ9を示す。つめは、11で示される弧にわたって中心10の周りを回動する。ピボット・ロッド2の外側とつめ取付け領域12の内側との間には隙間ギャップが存在する。第1の楔5は、ある面内でここからピボットへ向かって延びる。第2の楔は、ピボット・ロッド2から外向きに延びる。
【0014】
図5bに、楔5と6が係合解除されているロッキング位置における車両センサつめを示す。
【0015】
図6に、引き込み装置ロッキングつめ12に適用した本発明のさらなる実施形態を示す。これは、楔5と6が係合して隙間ギャップをふさいでいる停止位置において示されている。引き込み装置をロックさせたとき、ロッキングつめ12は、13で示される弧にわたって時計回り方向に回転して、引き込み装置スプールに取り付けられたラチェット・ホイールと係合し、それによりシート・ベルトのウェビングのさらなる繰り出しに対してスプールをロックする。ロッキング位置では、弧13の時計周り末端部で、楔5と6が離間し、したがって隙間ギャップが保持され、最適な性能を得るための十分な作動空間が得られることになる。
【0016】
当業者なら、本発明には多数の用途があることが理解できよう。本発明は、相互に回転可能な部品における雑音レベルを低減するコスト効率的な方法を提供する。引き込み装置における1つの特定の例では、雑音レベルが1/3に低下した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すシート・ベルト引き込み装置ロック・カップの断面図である。
【図2】 円Aによってされる図1の部分の拡大図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態によるシート・ベルト引き込み装置ロック・カップの断面図である。
【図4】 円Sによって示される図3の部分の拡大図である。
【図5aおよび図5b】 本発明の第3の実施形態を示す、それぞれ停止位置および作動位置における車両センサつめの断面図である。
【図6】 本発明の第4の実施形態を示す引き込み装置のロックつめの断面図である。
Claims (1)
- 円弧に沿って、機械式ブッシュ(3)に対して回動または回転運動をするように取り付けられたロック・カップ(1)を含み、
前記弧が360°未満の活動作動セクションに対向し、楔(5、6)がロック・カップ(1)と機械式ブッシュ(3)の両方に配置されており、前記楔(5、6)が前記ロック・カップと前記機械式ブッシュの間のギャップ中に延びて、引き込み装置が停止しているときに前記ギャップを小さくする、
シート・ベルト引き込み装置において、
さらに、引き込み装置ウェビング・スプールの回転を妨げるためのロッキングつめ(12)を含み、
前記ロッキングつめは、第1の楔(5)が配置されているピン上に配置され、かつこのピンの周りを回動し、前記第1の楔は、ロッキングつめの対応する内面壁上に配置されている第2の楔(6)と係合して互いに前記部品の動きを制限する、
シート・ベルト引き込み装置。
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