JP3919912B2 - 液圧搬送手段のための流量制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液圧搬送手段のための流量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記分類に対応する方式の流量制御装置は周知である。たとえばドイツ特許第4426652C1号に流量制御装置が記載されており、この流量制御装置は、2つの互いに独立に作用し且つ互いに平行に配設された部分搬送流量絞弁を有する。総搬送流量は、このとき前記部分搬送流量絞弁に影響された2つの部分搬送流量より形成される。互いに独立に作用する部分搬送流量絞弁により、両方の部分搬送流量絞弁の制御信号の切り離しがおこなわれる。互いに独立して作用し且つ互いに平行に配設された2つの部分搬送流量絞弁を使用して、システム圧力が高圧の場合でも、搬送流量特性曲線の低下を可能にする搬送流量制御の実施が達成されることを意図している。公知の流量制御装置における欠点は、動圧に依存する部分搬送流量絞弁を駆動する圧力差が、特定の駆動状況で有効な絞りを達成するために不十分であり、もしくはポンプ構造のために十分な圧力差が発生しないことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明が解決しようとする課題は、簡単に構成することができ、かつ、前述の欠点が発生しない上記分類に対応する方式の流量制御装置を構成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題は、液圧負荷へ液圧搬送手段により利用可能にされる搬送流量を方向付けるため、互いに独立して作用し且つ互いに平行に配設された部分搬送流量絞弁を備える液圧搬送手段のための流量制御装置において、
部分搬送流量絞弁(50)の1つが、液圧搬送手段(10)の作動圧力(P2)と、液圧搬送手段(10)の圧力室(32)内の圧力(P1)との間の圧力差によって制御されることを特徴とする流量制御装置により解決される。
部分搬送流量絞弁の1つが、液圧搬送手段の作動圧力と前記液圧搬送手段の圧力室内の圧力との間の圧力差によって制御されることにより、液圧搬送手段内の最大可能の圧力差を第2部分搬送流量絞弁を駆動するために好ましく活用することができる。これは、好ましくはベーンポンプとして形成された液圧搬送手段の回転数の増加とともに、総液圧搬送手段の下降する搬送流量特性の調整に活用できるように、第2部分搬送流量絞弁の制御に利用される圧力差を大きく上昇することで達成される。この結果、ドイツ特許第4426652C1号から知られている流量制御装置に比べ、総搬送流量特性曲線は、回転数が高い場合でもシステム圧力に依存せず、本質的に一定の、またはさらに下降する容積流量に良好に調整することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施態様においては請求項1のごとく、作動圧力と、部分搬送流量絞弁に対して最遠位端の圧力領域との間の圧力差が、液圧搬送手段の圧力室内で取り出されることが考慮されている。これにより、実際に最大限可能の最大圧力差が、部分搬送流量絞弁の駆動に活用することが保証される。
さらに好ましいのは、圧力室内の圧力が、液圧搬送手段の圧力結節点で、前記圧力結節点の最適の範囲において、好ましくは液圧搬送手段のロータの回転方向に見て、圧力結節点の終端で取り出される場合である。これにより前記圧力は、圧縮に基づいて液圧搬送手段の圧力室内に最大圧力が発生するところで取り出される。
本発明のその他の好ましい実施態様は、残りの従属請求項に記載した特徴から生じる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明は付属の図面を利用して一実施例を詳しく説明する。各図面は次のとおりである。
図1は内部を示すベーンポンプの正面図であり、図2は図1に基づくベーンポンプの細部拡大図であり、図3は流量制御装置の接続図であり、図4乃至図7は流量制御装置の搬送流量特性曲線である。
図1に、開かれた正面図におけるベーンポンプ10を示す。ベーンポンプ10はポンプハウジング12を有し、前記ポンプハウジング内の凹部14の中にリング16が配設されている。リング16内には、駆動軸18がロータ20を回動自在に配設されている。ロータ20は、凹部14もしくはリング16に対して中心に配設される。ロータ20は、放射状に延長するスリット22を有し、このスリット内で放射状に移動するベーン24が案内されている。図示した例においてロータ20は、合計10枚のベーン24を有し、前記ベーンがロータ20の円周に均一に配設されている。
【0007】
リング16は、内部輪郭26を有し、この内部輪郭が回転軸をはさんで正反対に同時に位置する二つのポンプ室28を形成する。これ以後の説明では単にポンプ室28を引合いに出すが、両方のポンプ室28は同一に構成されることは明白である。さらに、ベーンポンプ10の構造および機能は一般に知られているので、本発明の説明に必要な構造もしくは機能に関係する範囲でのみ引合いに出す。
ポンプ室28は、吸込室30と圧力室32とを形成する。反時計方向廻りに矢印34で示した回転方向に圧力室32が吸込室30に後置される。吸込室30は、吸込開口部36を介して、いわゆる吸込通路38に連通している。吸込通路38は、該吸込通路側に詳しく図示していない接続管を介してベーンポンプ10の接合部に接続されている。
【0008】
圧力室32の領域を図2に拡大して示す。ここでは加圧領域32に、いわゆる圧力結節点40が配設され、この圧力結節点がベーンポンプ10の圧力継手と接続される圧力収集室42に至る圧力開口部を形成することが明らかである。圧力収集室42は、リング16を取り囲むリング状室によって形成される。圧力収集室42は、すべて(前述の場合では2つ)の圧力室32の圧力結節点40と接続されている。圧力収集室42は液圧式に搬送流量制御弁44と接続されている。搬送流量制御弁44は、たとえばピストン弁の軸方向に延長部を有し、これが固定されたオリフィス板のオリフィス板孔に差し込まれている。前記オリフィス板に差し込まれた延長部は、本発明の意味において、第1の部分搬送流量絞弁46を形成する。この部分搬送流量絞弁は通路に依存して作動する。搬送流量制御弁44の具体的な構造については、これがすでに一般に知られているので、本発明の説明の枠組の中では詳しく説明しないことにする。
【0009】
圧力結節点40は、ここでは単に暗示されている制御管48を介して第2の部分搬送流量絞弁50と接続されている。部分搬送流量絞弁50は、ここでは基本的な機能を説明するため単に図式的に暗示しているにすぎない。具体的な一実施例に従えば、部分搬送流量絞弁50は、たとえば搬送流量制御弁44の中に収容することができる。部分搬送流量絞弁50は、ピストン弁52を有し、このピストン弁は弁孔54の中で軸方向にばね55の力に対して移動可能に軸支されている。ピストン弁52は、該ピストン弁の軸方向の延長において弁孔54の軸方向の延長よりも小さいため、この結果、該ピストン弁は、図2に示した図解に対応して、第1圧力室56を第2圧力室58から分離している。第1圧力室56は、制御管48を介して圧力結節点40に接続されている。制御管48は、ここで(回転方向34に見て)圧力結節点40の後部端60に開口されている。
第2圧力室58は、制御管62を介して圧力収集室42に接続されている。弁孔54に第1通路64が合流し、この通路が同様に圧力収集室42(図2に示していない)に接続される。反対側に別の通路66が合流し、この通路が負荷に案内されるベーンポンプ10の圧力継手68に接続される。ピストン弁52は制御継手70を形成し、この制御継手は、通路66に割当てられたガイドエッジ72を有する。ピストン弁52が弁孔54に密接に案内されていることは明らかであり、この結果、圧力室56もしくは58と通路64および66との間は直接連通していない。
【0010】
ここに示した図面には、第1の部分搬送流量絞弁46が一緒に組込まれており、一方では同様に圧力収集室42に、他方では圧力継手68に接続されている。部分搬送流量絞弁46および50は、この結果互いに平行に配設され、かつ、互いに独立して作用する。総体としてここでは一定の圧力に調整され、この圧力について、以下さらに詳しく述べる。圧力室56では圧力P1が支配し、この圧力は圧力結節点40の終端60に作用する圧力に相当する。圧力室58には圧力P2がかかり、この圧力は圧力収集室42に作用するベーンポンプ10の作動圧力に相当する。前記圧力P2は、同時に部分搬送流量絞弁46の片側に作用する。部分搬送流量絞弁46の反対側は、圧力P3が作用し、この圧力は、圧力負荷、すなわち圧力継手68で調整される圧力に相当する。
部分搬送流量絞弁50が圧力収集室42に作用するベーンポンプ10の作動圧力と、圧力結節点40の終端60に作用する圧力P1とによって制御されることは明らかである。ここで制御管48は、ベーンポンプ10の一方の圧力結節点40のみに接続される。理想的には、ここで圧力結節点40と連通され、この圧力結節点は、空間的に見たとき、搬送流量制御弁44から最遠位端に置かれる。部分搬送流量絞弁46は圧力差によって制御され、この圧力差は、圧力収集室42に作用するベーンポンプ10の作動圧力P2と、負荷で調整される圧力P3とから生じる。
部分搬送流量絞弁46および50の平行配列により、総容積流量74が生じ、この容積流量は部分容積流量76と78とから構成される。部分容積流量76および78は、部分搬送流量絞弁46および50の位置により決められる。部分搬送流量絞弁50は、ここで動圧に依存して作動するのに対し、部分搬送流量絞弁46は、たとえば通路に依存して作動する。ただしこの他の実施例にしたがって、部分搬送流量絞弁46は、動圧に依存しても作動することができ、または前記部分搬送流量絞弁は、固定式部分搬送流量絞弁(一定の絞弁位置)として形成される。
【0011】
ベーンポンプ10の駆動中、駆動軸18を介してロータ20が回動する。ここでベーン24は、リング16の内部輪郭26にしたがって半径方向に移動する。吸込室30の領域ではベーン24が外れるため、この結果、2つの隣接するベーン24の間に容積が拡大した室が形成される。この容積の拡大の結果、吸込開口部36を介して搬送される溶媒、たとえば液圧オイルが吸引される。ロータ20がさらに進んで回転すると、ベーン24が圧力室32に到達し、ここで該ベーンは放射状にスリット22の中に定着する。これにより2つの隣接するベーン24間の容積が縮小する。この結果、圧力が合成されるため、搬送された溶媒は圧力結節点40を介して圧力される。ベーンポンプ10の圧力室32の数に対応して、ここで部分流が生じ、この部分流は圧力収集室42に集められる。圧力収集室42に作用するこのベーンポンプ10の作動圧力P2は、両方の部分搬送流量絞弁46および50の駆動のために活用される。圧力結節点40で、およびここでは特に該圧力結節点の終端60で、ロータ20の回転数に依存する圧力P1が合成され、この圧力は圧力収集室42内の圧力P2よりも高くなる。これにより、圧力P1と圧力P2との間で圧力差が調整される。圧力P1およびP2は、ピストン弁52に反対方向に作用するので、前記ピストン弁は該ピストン弁の圧力差にしたがって左もしくは右へ移動する。出発状態ではこのピストン弁52は、ばね55の力により右へ圧縮される。この圧力が圧力結節点40の終端60で上昇したとき、ピストン弁52がばね55の力に対して左へ移動する。それと同時に圧力収集室42内の圧力が上昇するので、圧力P1には、ばね55の力のみならず、圧力P2も反対に作用する。この結果ばね55の力の調整により、圧力比P1−P2を決定することができ、この圧力比でピストン弁52は通路64と通路66との間の連通を開き、この結果、一定の部分容積流量76が生じる。第2の部分容積流量78は、ここで詳しく考察していない方法で、部分搬送流量絞弁46を介して調整される。
【0012】
ロータ20の回転数が上昇するにつれて、圧力P1は圧力結節点40の終端60でさらに上昇し、この結果、圧力P1とP2との間の圧力差が大きくなる。これによりピストン弁52がさらに左へ移動し、この結果、制御継手70のガイドエッジ72は通路66を軸方向に通過し、この結果、一方で内室58および通路66と他方で内室58および通路64との間の自由通過面が縮小される。これにより可変断面をもつ絞弁位置が形成され、該絞弁位置の自由断面は圧力差P1−P2に依存する。
部分容積流量78および76の重なりにより、前記部分容積流量を圧力差P1−P2もしくはP2−P3に対応して変化させることができ、総容積流量74が調整される。互いに独立かつ平行に作用する2つの部分搬送流量絞弁により、特に部分搬送流量絞弁50が最大のベーンポンプ10に供給される圧力P1により搬送流量制御弁44から最遠位端の圧力結節点40の終端60で駆動され、大きく下降する総容積流量74がベーンポンプ10の上部回転域で達成される。これについては、たとえば図4を利用して示した、さまざまな搬送流量特性曲線を参照されたい。
【0013】
図3に、図1および2に示した液圧搬送手段のための流量制御装置の接続図を示す。ここではベーンポンプ10である。この接続図は、部分搬送流量絞弁46および50の制御機能をさらに明らかにするものである。図1および2と同一の部分は、別の図解説明ではあるが同一の符号を付し、繰返して説明しない。
ベーンポンプ10は、駆動中に搬送流を搬送し、この搬送流はベーンポンプ10の回転数に依存する。ベーンポンプ10が、たとえば車両に配設されたパワーステアリングポンプであるとき、該パワーステアリングポンプは、たとえば車両の内燃機関によって可変回転数で駆動される。ここで液圧オイルは暗示されたタンク80から圧力負荷としてのステアリング82にポンプ輸送される。ここでベーンポンプ10から負荷82への管路に第1部分搬送流量絞弁46が配設される。圧力結節点40から制御管48が第2部分搬送流量絞弁50へ案内される。圧力P2が支配する圧力収集室42は、一方で管62および64を介して第2搬送流量絞弁50(図2も参照)と接続され、他方では第1部分搬送流量絞弁46を介して負荷82と接続される。圧力P1、P2、P3の間の圧力比、特に圧力P1および圧力P2と、他方では圧力P2および圧力P3との間の圧力差で調整される圧力比に応じて、部分容積流量Q1(78)とQ2(76)が影響を受け、この結果、総容積流量Q(74)が生じる。部分容積流量Q1およびQ2は、これにより総容積流量Qにまとめられる。
さらに、搬送流量制御弁44が暗示されており、該搬送流量制御弁のピストン弁84は、大幅に圧力P2が上昇したとき、圧力収集室(42)をベーンポンプ10もしくはタンク80の吸込側へ、ブースタ接続86を介して接続する。さらに、圧力制御弁87が備えられてあり、この圧力制御弁は、調整可能の最小圧力の作動圧力P2を越えたときさらに開かれ、かつ、同様に接続88を介してタンク80へ接続する
【0014】
図4乃至図7に、流量制御装置により達成することができる搬送流量特性曲線を示す。この搬送流量特性曲線では、その都度総容積流量Q(単位:l/min)が、ベーンポンプ10の回転数(単位:rpm)で表されている。その都度各図面に複数の搬送流量特性曲線が記載されており、これらはさまざまな圧力Pに相当する。ここに表示した圧力値は、ベーンポンプ10の駆動圧力P3に相当する。さまざまな搬送流量特性曲線に基づき、圧力がさまざまに調整されるにもかかわらず、一方では特性曲線が比較的狭い許容帯にとどまり、該特性曲線が回転数nの上昇とともに比較的一定の容積流量Qの領域にとどまり、もしくは低い容積流量Qの値に低下できることが、明らかにされている。図4乃至図7のさまざまな特性曲線領域は、部分搬送流量絞弁のさまざまな選択もしくは調整から生ずる。この結果、たとえば図4に基づき、回転数n1のある値に容積流量Qの上昇が可能であり、この容積流量は、圧力P3に依存せず、比較的一定に維持される。図5に基づく別の実施例にしたがって、回転数n1を超過した後、容積流量Qが比較的一定に圧力P3に依存せず狭い許容帯で下降することも可能である。図6に示した別の実施例は、容積流量Qを圧力P3に依存せず、回転数n1とn2との間の限られた回転域で、比較的一定に維持しうることを示す。これはその後で狭い許容域で比較的一定の下降を得るためである。さらに、図7に示した実施例に基づき、容積流量Qを、再び圧力P3に依存せず、回転数n1〜n2の領域で比較的一定に調整することも可能であり、これは、次に容積流量Qを最大回転数n3の回転域まで下げ、かつ、回転数n3の上方の回転数で容積流量Qを比較的狭い許容帯で、本質的に一定に調整するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は開かれたベーンポンプの正面図。
【図2】図2は図1に基づくベーンポンプの細部拡大図。
【図3】図3は流量制御装置の接続図。
【図4】図4は流量制御装置の搬送流量特性曲線。
【図5】図5は流量制御装置の搬送流量特性曲線。
【図6】図6は流量制御装置の搬送流量特性曲線。
【図7】図7は流量制御装置の搬送流量特性曲線。

Claims (7)

  1. 液圧負荷へ液圧搬送手段により利用可能にされる搬送流量を制御するため、互いに独立して作用し且つ互いに平行に配設された部分搬送流量絞弁(50、46)を備える液圧搬送手段(10)のための流量制御装置であって、前記液圧搬送手段が、ベーンポンプである流量制御装置において、
    前記部分搬送流量絞弁の1つ(50)が、液圧搬送手段(10)の圧力収集室(42)に作用する作動圧力(P2)と、前記液圧搬送手段(10)の圧力室(32)内の圧力結節点(40)の終端(60)に作用する圧力(P1)との間の圧力差によって制御されることを特徴とする流量制御装置。
  2. 圧力(P1)が圧力室(32)で取り出され、前記圧力室が、液圧搬送手段(10)の流量制御弁(44)から空間的に最も遠い端に配設され、前記流量制御弁(44)は、一方では前記液圧搬送手段(10)の圧力収集室(42)に接続され、他方では前記液圧搬送手段(10)の吸引室(30)又はタンク(80)に接続されることを特徴とする請求項1記載の流量制御装置。
  3. 圧力(P1)が圧力室(32)の圧力結節点(40)の終端(60)で取り出されることを特徴とする請求項1または2記載の流量制御装置。
  4. 圧力(P1)が、液圧搬送手段(10)のロータ(20)の回転方向に見て、圧力結節点(40)の端部(60)で取り出されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の流量制御装置。
  5. 部分搬送流量絞弁(46、50)が流量制御弁(44)に組込まれていることを特徴とする請求項記載の流量制御装置。
  6. 部分搬送流量絞弁(50)が、少なくとも1つのピストンを備えてばね(55)と共に動作し、前記した少なくとも1つのピストンに作用する圧力に依存して、前記部分搬送流量絞弁(50)の流量を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の流量制御装置。
  7. 部分搬送流量絞弁(46)が固定式絞弁位置として形成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の流量制御装置。
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