JP3919691B2

JP3919691B2 - Display control device, display device, and display control method

Info

Publication number: JP3919691B2
Application number: JP2003090495A
Authority: JP
Inventors: 芳和柴宮; 一明須貝; 和巳須賀; 栄作巽; 朋子丸山; 聡三ツ村; 厚志榊原; 敦池田; 謙三伊奈
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 2003-03-28
Filing date: 2003-03-28
Publication date: 2007-05-30
Anticipated expiration: 2023-03-28
Also published as: JP2004295001A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示制御装置及び表示装置及び表示制御方法に関し、例えばマトリクス駆動型の表示パネルを備えた表示装置の表示制御技術に関する。
【０００２】
【従来技術】
昨今の情報化社会の中、各種インフラの発達、また、装置技術の発達に伴いＴＶ受信、インターネット閲覧、電子メール、スケジュール管理帳、等を同時に扱える端末装置が普及している。
【０００３】
該装置においては、上記のさまざまな内容を同時に、入れ替わり表示するようなケースが多い。そのような場合、画面上に複数のウインドウが表示される。
【０００４】
図３は、このような表示を行う表示器の一例を示した概略構成図である。図３に示す表示器は、走査線電極Ｙとデータ線電極Ｘとが交差したマトリクス型のパネル構造をもち、走査線電極Ｙには順次１行ずつ選択電圧が印加され、その他の行には非選択電圧が印加される。データ線電極Ｘには選択されている行の各表示画素のＯＮ／ＯＦＦに応じた信号電圧が行毎に印加され画像が表示される。このような画素表示を行う表示器は、単純マトリクス型の液晶表示器（ＬＣＤ）、エレクトロルミネッセンス素子を用いた表示器（ＥＬＤ）、プラズマ表示器（ＰＤＰ）、電界放出型表示器（ＦＥＤ）、表面伝導型電子放出素子を用いた表示器（ＳＥＤ）、マイクロミラーを用いた表示器（ＤＭＤ）等の表示パネルに多く使用されている。
【０００５】
また、近年、表示パネルの駆動方式の性能の向上に伴い、デューティー比（各画素に対する一定時間内の駆動時間）が低くても、十分な輝度、コントラスト等の性能が確保できるようになってきている。
【０００６】
その一方で、携帯機器で使用する場合、機器の電池寿命を延ばすために、どのように省電力駆動をするかが重要になってきている。
【０００７】
これらの表示パネルを有する装置において、あるウインドウを見やすくするために、ある注目領域の輝度を上げたい場合がある。
【０００８】
このような場合、非注目領域の画像データを、輝度を低くするように変更し、相対的に注目領域を明るく見せることが一般的である。
【０００９】
また、これら表示パネルを省電力で走査する方法としては、Ｘ方向のドライバの１走査時間当たりの駆動時間（点灯時間）を小さくするか、Ｘドライバに対する印加電圧を低くするのが一般的である。
【００１０】
上記のように、従来、注目領域の輝度の制御と省電力制御とは別途行われており、制御も複雑になりがちであった。
【００１１】
これら、注目領域の輝度を制御する従来の例として、特許文献１及び特許文献２に記載の表示装置がある。
【００１２】
【特許文献１】
特許第２７６０９０２号公報
【特許文献２】
特開平１１−３１１９８１号公報
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【００１４】
引用文献１に記載の表示装置では、該表示装置に対し、一定時間入力がない場合、ドライバの動作を停止して部分表示にするものであり、引用文献２に記載の表示装置では、非表示領域に対し、Ｙ走査ドライバに電圧を印加し、階調制御された背景表示を行うようなものであり、ともに注目領域以外は非表示としてしまい、全体を表示する中で、注目領域の輝度を制御するようなものではない。
【００１５】
本発明は上記の従来技術を鑑みなされたもので、その目的とするところは、マトリクス型の表示パネルの表示領域の輝度を部分的に強調することができる表示制御装置及び表示装置を提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に係る表示制御装置にあっては、
複数の走査線と複数のデータ線と該走査線と該データ線とによってマトリクス駆動される表示画素を有する表示パネルの表示を制御する表示制御装置において、
前記複数の走査線のうち選択された走査線に選択信号を供給し、駆動する走査線駆動手段と、
各々が複数のデータ線を駆動する複数のデータ線ドライバと、
制御部と、を有し、
各データ線ドライバは、表示データに応じて変調したデータ信号を対応するデータ線に供給し、
前記制御部は、前記表示パネルに配置された表示画素の表示輝度を高くする領域である強調領域に対応するデータ線を設定し、１水平走査期間内で、駆動するデータ線に前記強調領域に対応するデータ線を含まないデータ線ドライバへの割り当て期間である第１の長さの割り当て期間と、駆動するデータ線に前記強調領域に対応するデータ線を含むデータ線ドライバへの割り当て期間である第２の長さの割り当て期間とを設定し、
前記第２の長さの割り当て期間は前記第１の長さの割り当て期間よりも長い期間であり、
前記制御部は、前記強調領域に対応するデータ線を含まないデータ線ドライバのデータ線に前記第１の長さの割り当て期間だけ割り当て、駆動するデータ線に前記強調領域に対応するデータ線を含むデータ線ドライバの前記強調領域に対応しないデータ線には、前記第１の長さの割り当て期間だけ割り当て、駆動するデータ線に前記強調領域に対応するデータ線を含むデータ線ドライバの前記強調領域に対応するデータ線には前記第２の長さの割り当て期間だけ割り当てること
を特徴とする。
【００１８】
上記構成によれば、複数のデータ線を分割駆動し、１水平走査期間（１Ｈ期間）内における駆動時間を設定された表示領域と設定されていない表示領域とで異ならせることで、省電力制御により容易に注目箇所の輝度を上げるとともに、非注目箇所も消灯することなく画像が表示されるので、表示装置の画面全体に再生される画像全体を認識しながら、注目箇所のみを強調することができる。しかも、水平方向における特定箇所を注目箇所とすると、同じ走査線上の非注目箇所に対して、注目箇所の輝度を相対的に上げることができる。
【００１９】
前記データ駆動手段は、前記複数のデータ線を分割したブロックごとに複数のデータ線ドライバを有し、前記データ線を、前記データ線ドライバごとに駆動することが好適である。
【００２０】
上記構成によれば、複数のデータ線を、複数のデータ線ドライバにより分割駆動することで、全ドライバ同時駆動に比較し、駆動電流を分散し、駆動電源のピーク電流を減らし、効率的な電源の利用ができる。
【００２１】
前記走査線駆動手段により選択された走査線の１水平走査期間が一定である表示制御装置であって、
前記設定手段により設定された表示領域に存在するデータ線の駆動時間を新たに変更する駆動時間変更手段を有し、
前記駆動時間変更手段により新たに変更された全てのデータ線の駆動時間と、前記設定手段により設定されていない表示領域に存在する全てのデータ線の駆動時間と、の総和が前記１水平走査期間以内であることが好適である。
【００２２】
前記駆動変更手段により新たに変更されたデータ線の駆動時間は、通常駆動モードの場合のデータ線の駆動時間より長いことが好適である。
【００２３】
前記データ線ドライバごとに前記データ線の駆動時間を制御し、前記設定手段により設定された表示領域に存在するデータ線の駆動時間を増やし、及び／又は前記設定手段により設定されていない表示領域に存在するデータ線の駆動時間を減らすことが好適である。
【００２４】
また、本発明に係る表示装置にあっては、
前記表示制御装置と、
複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線と前記複数のデータ線とにより形成されたマトリクスの交点に配置された表示画素と、から構成される表示パネルと、
を有することを特徴とする。
【００２５】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の機能、寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての機能、材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
【００２６】
はじめに、図１を参照して、本願発明の実施の形態に係る表示装置の概略を説明する。図１は、本実施の形態に係るＴＶ受信可能なインターネット端末装置の全体をあらわすブロック図である。
【００２７】
本端末装置１０は、ＴＶ放送の視聴、インターネット接続によるＷｅｂページの閲覧、データの転送のほか、装置本体内にあるスケジュール帳、住所録といったアプリケーションソフトを動作させ必要な表示、音声出力をも行うことが可能な装置である。
【００２８】
アンテナ部１０１は、ＴＶ放送の電波受信、後述する無線通信送受信部１０５でのデータ送受信のために使用される。
【００２９】
ＴＶ受信部１０２は、ＴＶ放送電波より、電波を受信、増幅し、所望のチャネルを選択後、デコードし、画像・音声データとして検波、分離し、変換部１０３へ出力する。
【００３０】
変換部１０３は、前記ＴＶ受信部１０２より入力した画像データを後述する描画及び制御部１３１で入力可能なデータに変換し、描画及び制御部１３１へ出力する。
【００３１】
アナログ放送では、輝度、色差信号分離後、Ａ／Ｄ変換され、デジタル放送においては、ＭＰＥＧデコードが行われる。
【００３２】
同様に、音声データも、後述する音声制御部１１１で入力可能なように変換され、音声制御部１１１へ出力される。
【００３３】
インターネットと通信を行う通信送受信部１０５は、後述する統括制御部１９９の制御により、インターネットサーバと接続、データの送受信を無線等で行い、該データの保存を行う後述するメモリ部１９２への保存、該データより表示、音声データを生成し、描画及び制御部１３１を通して、表示部１３２への表示、音声制御部１１１を通して、音声出力部１１２への出力を行う。
【００３４】
描画及び制御部１３１は、変換部１０３からのＴＶ表示データと、統括制御部１９９により制御されたインターネット、装置内アプリケーション等の表示データと、これらの中で強調表示指定された表示データとを合成し、また、制御信号を生成し、前記表示データとともに後述する表示部１３２へ出力する。
【００３５】
表示部１３２は、前述図３に示したような構造を有する単純マトリクス駆動方式が採用されており、描画及び制御部１３１から表示データと制御信号が入力され表示を行う。
【００３６】
入力部１９１は、ユーザが、表示、音声出力等の操作を行うための、キーボタン類である。これらは、メニューキー、カーソルキー、決定キー、各種ファンクションキー、また、端末装置の電源をＯＮ／ＯＦＦするための電源キー、などがある。
【００３７】
メモリ部１９２は、後述する統括制御部１９９が端末装置１０を制御するための制御データ、描画、表示、音声出力のためのデータ、前記インターネット送受信のデータ、また、演算処理データ等の一時保存に使用される。
【００３８】
データ保存部であるＨＤＤ部１９３は、後述する統括制御部１９９が端末装置１０を制御するためのプログラム、表示、音声出力のためのデータ、前記インターネット送受信のデータの保存に使用される。
【００３９】
統括制御部１９９は、端末装置１０を統括的に制御するためのものである。
【００４０】
ＴＶ受信においては、ユーザの入力部１９１よりのキー入力に基づいて、チャネルの選曲、コントラスト、色合といった画質の調整、音声の調整を行う。
【００４１】
無線通信送受信においては、ユーザの要求に基づいて、通信送受信部１０５を制御し、通信路の接続、各種サーバへの接続を制御し、インターネットＷｅｂページよりデータを受信、メールの送受信等を行い、必要に応じ、メモリ部１９２、ＨＤＤ部１９３へ前記データの保存を行う。
【００４２】
また、統括制御部１９９は、ユーザ操作により、装置内のスケジュール帳、住所録、と言った各種アプリケーションプログラムを起動させ、それぞれのプログラムに応じた制御、表示、送受信、保存等を行う。
【００４３】
また、統括制御部１９９は、描画及び制御部１３１を制御し、表示に必要な描画データ、表示データの書き込みを行う。
【００４４】
また、統括制御部１９９は、アプリケーション、あるいは、ユーザ要求に応じ、強調表示したい領域を設定し、強調表示制御を行う。
【００４５】
内部バスＳ１１は、統括制御部１９９により、通信送受信部１０５、入力部１９１よりのデータの転送等、また、描画及び制御部１３１への表示データの転送にも使用される。
【００４６】
また、統括制御部１９９は、描画及び制御部１３１へ輝度調整領域の設定制御等の制御、ＴＶ受信部１０２、通信送受信部１０５等の本端末装置各部の制御も行う。
【００４７】
図２は、図１に示す端末装置の、描画及び制御部１３１、表示部１３２の詳細を示した図である。
【００４８】
表示データ合成部１３１ａは、変換部１０３からのＴＶ表示データと、後述する描画制御部１３１ｃからの表示データを、統括制御部１９９の制御に基づいて表示位置、表示サイズ、重ね制御等の制御を行い、表示メモリ部１３１ｂへ出力する。
【００４９】
表示メモリ部１３１ｂは、後述する表示パネル１３２ｄへ表示される内容が書き込まれたメモリである。
【００５０】
描画制御部１３１ｃは、いわゆるグラフィクス制御部であって、統括制御部１９９により、制御、生成された、インターネットや装置内アプリケーション等の表示データ、描画制御データをＳ１１内部バス経由で入力し、表示データ、合成制御データ等を生成し、表示データ合成部１３１ａへ出力する。
【００５１】
設定部１３１ｄは、駆動モード、輝度を上げて表示したい強調領域等を選択し設定するためのレジスタである。
【００５２】
図４は、１フレーム走査期間における通常駆動のタイミングチャートの一例を示しており、Ｙ１、Ｙ２，Ｙｍが各１Ｈ期間を、Ａが１Ｈ期間内の駆動期間を、ＢＬが水平ブランキング期間を、１フレーム最後の長い期間ＢＬが垂直ブランキング期間を示している。
【００５３】
図５は、本実施の形態に係る駆動設定レジスタの内容を示す表である。
【００５４】
図５において、全画面通常駆動モードレジスタの全画面通常輝度モードビットは、“１”で従来の１ライン全画素同一駆動モード、“０”でドライバ分割駆動モードの２つが選択できるようになっており、表示パネルの性能、駆動電圧等によって選択する。
【００５５】
また、通常モードブランキング時間レジスタにより、通常輝度モード時のＸ方向のブランキング時間の設定を行えるようになっている。
【００５６】
本実施の形態では、フレーム周波数は一定の値であり、前記ブランキング時間を設定すると、後述の各駆動方式の全画面通常輝度モード時の駆動時間が決定する。
【００５７】
部分輝度強調設定レジスタは、本実施の形態では、後述する「部分強調モード１」から「部分強調モード５」の５つの部分強調駆動方式の設定を行うレジスタであり、前記全画面通常輝度モードがドライバ分割駆動モードの場合は、部分強調モード１、部分強調モード２が対応しており、１ライン全画素駆動モードの場合は、部分強調モード３から部分強調モード５が対応している。
【００５８】
従って、全画面通常駆動モードレジスタがドライバ分割駆動モードの場合で、部分輝度強調したい場合は、部分強調モード１、あるいは部分強調モード２を選択し、全画面通常駆動モードレジスタが１ライン全画素同一駆動モードで部分輝度強調したい場合は、部分強調モード３、部分強調モード４、あるいは部分強調モード５を選択する。
【００５９】
部分輝度強調係数レジスタは、部分輝度強調を行う場合、強調領域に対する駆動時間を非強調領域、あるいは、全画面通常輝度に比較し、どの程度長くするかを設定するレジスタである。
【００６０】
Ｘ方向部分強調範囲レジスタ、Ｙ方向部分強調範囲レジスタは、部分輝度強調したい表示範囲を設定するもので、後述する図６で説明するような、Ｘ、Ｙ方向の輝度強調の範囲の開始、終了アドレスを、Ｘｉ、Ｘｊ、Ｙｉ、Ｙｊという形で設定する。
【００６１】
アドレス及びタイミング制御部１３１ｅは、後述するＸ方向ドライバ１３２ａに対し書き込みが必要な、後述する各種タイミングの算出、前記タイミング信号の生成、前記タイミング信号に従った制御を行う。
【００６２】
前記タイミングに従って、Ｘ方向ドライバ１３２ａに必要な領域の表示データを、表示メモリ部１３１ｂから読み出し、表示データ線Ｓ１３ａを通して、Ｘ方向ドライバ１３２ａに書き込む。
【００６３】
また、Ｘ方向ドライバ１３２ａの出力イネーブル信号Ｓ１３ｂの生成、タイミング制御、Ｙ方向ドライバ１３２ｃの走査出力アドレス生成、タイミング制御を行う。
【００６４】
また、設定部１３１ｄは、強調領域レジスタ部からのデータに基づき、Ｘ方向ドライバ１３２ａへの書き込み、出力イネーブル信号の生成、Ｙ方向ドライバ１３２ｃの走査アドレス信号の生成、タイミング制御を行う。
【００６５】
Ｘ方向ドライバ１３２ａは、ブロックごとに複数のデータ線を有するドライバＤＸ１からＤＸＮまでのＮ個のドライバからなるデータ線駆動手段である。
【００６６】
１チップの半導体集積回路からなる各ドライバは、ＤＸｎ本のデータ線を駆動可能（実際はＲ、Ｇ、Ｂを駆動するのでさらに３倍）なデータ出力線と、データの入力線“ＤＴ”、各ドライバのデータ書き込みイネーブル“Ｗ”、ドライバの出力イネーブル線“Ｅ”、を有しており、データの書き込み、出力制御を行う。
【００６７】
データ入力は、データ書き込みイネーブル“Ｗ”が、アクティブなドライバに対し行われ、最初に、そのドライバの駆動開始アドレス“ＡＤＳＴＡＴ”と駆動終了アドレス“ＡＤＥＮＤ”が書き込まれ、ドライバ内で出力イネーブル“Ｅ”によってデータ線が駆動されるアドレス領域がセットされる。
【００６８】
通常の全表示領域表示であれば、ここは、Ｘ方向ドライバの全出力データ線であり、駆動開始アドレスは“０”、駆動終了アドレスは“ＤＸｎ”である。
【００６９】
その後、Ｒ、Ｇ、Ｂデータが書き込まれる。該ドライバはダブルバッファ方式となっており、データの入力が完了し、データ書き込みイネーブル“Ｗ”が、インアクティブになると書き込みデータは出力バッファに移動し表示出力が可能になるとともに、ドライバに対し、次のデータの書き込みが可能となる。すなわち、ドライバへのデータの転送と表示パネルへの出力は独立して行うことができる構造になっている。
【００７０】
一方、データの出力は、出力イネーブル“Ｅ”がアクティブなドライバの前記データ書き込み時にセットされた駆動開始アドレスから駆動終了アドレスまでの出力線が駆動される。
【００７１】
Ｙ方向ドライバ１３２ｃは、後述するＹ方向制御線Ｓ１３ｃにより、表示パネル１３２ｄのＹ方向電極を１ラインごとに順次駆動するような走査線駆動回路であり、Ｄｙ１〜ＤｙＭまでのＭ個のドライバで構成されている。
【００７２】
マトリクス構造の自発光型表示パネル１３２ｄは、前述の図３で説明したような構造を有し、Ｘ方向ドライバ１３２ａと、Ｙ方向ドライバ１３２ｃにより、その交点に配置された表示画素を駆動し、発光させることにより表示を行うものであり、Ｘ方向にｎ画素、Ｙ方向にｍ画素を有しており、前述のドライバにより駆動される。
【００７３】
なお、本実施の形態では、前記Ｘ方向ドライバの数Ｎ個と、Ｘ方向ドライバの駆動データ線ＤＸｎ本は、ちょうどｎ＝Ｎ×ＤＸｎの関係にあるものとする。
【００７４】
図６は、本実施の形態に係る強調表示領域を説明するための模式図である。表示部１３２で説明した表示パネルにおける強調表示領域は、Ｘ方向はデータ線Ｘｉ〜Ｘｊでｑ＝Ｘｊ-Ｘｉ、Ｙ方向は走査線ＹｉからＹｊでｐ＝Ｙｊ−Ｙｉとする。
【００７５】
この際、強調したいＸ方向領域Ｘｊ−Ｘｉは、Ｘ方向ドライバＤＸ２〜ＤＸｇ内のＲ個のドライバにあるものとし、最初のドライバＤＸ２の強調駆動のための駆動開始アドレスはＡＤＳＴＡＴ２、最後のドライバＤＸｇでの駆動終了アドレスは、ＡＤＥＮＤｇとする。
【００７６】
次に、本実施の形態におけるいくつかのＸドライバの駆動方式による部分輝度強調について実施例を参照して説明する。
【００７７】
【実施例】
（第１の実施例）
最初に、全画面通常輝度表示をドライバ分割駆動モードで行い、部分輝度強調を部分強調モード１で行う第１の駆動方法について述べる。
【００７８】
まず、ドライバ分割駆動モードによる全画面通常輝度表示の動作を図７を参照して説明する。図７は、ドライバ分割駆動モードによる全画面通常輝度表示の駆動タイミングを示した図である。
【００７９】
なお、本駆動方法においては、フレーム走査周波数は一定であり、Ｙ方向走査時間（１ライン走査時間）も一定で“ｔＨＤ”とする。
【００８０】
統括制御部１９９は、ドライバ分割駆動モードによる全画面通常表示を行うために、まず、設定部１３１ｄの設定レジスタの通常駆動モードを“０”に、通常モードブランキング時間に“ｔＢＬＮＫ１”を設定する。
【００８１】
すると、アドレスタイミング制御部１３１ｅは、通常駆動時間ｔａを（式１）により算出し、表示部１３２の制御準備を行う。
【数１】

【００８２】
次に、表示メモリ部１３１ｂよりＸ方向ドライバ１３２ａに、図７に示すタイミングに従って、Ｗ１からＷＮを制御し、データ入力線ＤＴ１からＤＴＮより表示データを書き込み、それが完了すると、走査すべきＹ方向ドライバの駆動が開始され、水平走査期間ｔＨＤが開始される。
【００８３】
次にＥ１からＥＮを、前記算出した通常駆動時間ｔａずつアクティブとし、Ｘ方向ドライバＤＸ１〜ＤＸＮを前記書き込んだデータに基づき順次駆動し、表示パネル１３２ｄを駆動し、表示を行う。
【００８４】
Ｘ方向ドライバＤＸＮまで駆動が終了すると、ｔＢＬＮＫ１のブランキング時間に入る。
【００８５】
そして、該ブランキング時間ｔＢＬＮＫ１の終了直前、次のＹ方向走査線に対するＸ方向ドライバへのデータの書き込みが行われ、その書き込みの終了後、Ｙ方向ドライバの駆動を次の走査線に移行する。
【００８６】
このようにして、Ｙ方向ドライバと、Ｘ方向ドライバを駆動し、表示パネル１３２ｄ全画面にドライバ分割駆動による全画面通常輝度表示を行う。通常駆動時間ｔａは、対応するデータ線上の画素が点灯可能な最大時間であり、振幅変調により画素の階調表示を行う場合には、全黒を除くと、このｔａ期間に、選択された走査線上の全画素に駆動電圧又は駆動電流が供給される。一方、パルス幅変調により画素の階調表示を行う場合には、最高階調レベルに対応した最大パルス幅の電圧又は電流がこのｔａ期間に画素に供給される。
【００８７】
次に、通常輝度駆動時において、部分強調モード１で部分輝度強調を行う動作を、図８、図９を参照して説明する。図８は、第１の実施例に係る部分強調モード１Ａを説明するためのタイミングチャートである。図９は、第１の実施例に係る部分強調モード１Ｂを説明するためのタイミングチャートである。
【００８８】
部分強調モード１は、図７の各ドライバに対し、強調領域に対してドライバの駆動時間を非強調領域のドライバ駆動時間より長くするモードであり、Ｘ方向の強調領域に対応したドライバ数、強調全画面通常輝度モード時のブランキング時間、輝度強調係数の設定により、図８と図９に示す２つのモードがある。
【００８９】
図８に示す部分強調モード１Ａは、全画面通常輝度表示時の部分強調駆動部の強調領域追加駆動時間ｔｂ１の総和が、前記ブランキング時間ｔＢＬＮＫ１以内に収まる場合（言い換えると、全画面通常輝度表示の駆動時間と部分強調駆動部の強調領域追加駆動時間の総和が１ライン走査時間ｔＨＤ以内の場合）であり、この場合、全画面通常輝度表示時の通常駆動時間と、部分輝度強調駆動時の非強調領域の駆動時間は同じｔａ１で、部分輝度強調駆動を行う領域の駆動時間がｔａ１＋ｔｂ１として駆動可能で、非強調領域に対し輝度強調領域の輝度が増加する。
【００９０】
なお、この場合、全画面通常輝度表示時の通常駆動時間と、部分輝度強調駆動時の非強調領域の駆動時間はｔａ１で同じであり、輝度も同じである。
【００９１】
一方、図９に示す部分強調モード１Ｂは、全画面通常輝度表示時の部分強調駆動部の強調領域追加駆動時間ｔｂ１の総和が前記ブランキング時間ｔＢＬＮＫ１以内に収まらない場合である。
【００９２】
この場合、このままでは駆動不可能なので、部分輝度強調駆動時の非強調領域の駆動時間と部分輝度強調駆動部の強調領域追加駆動時間の総和が、１ライン走査時間ｔＨＤになるように、新たに非強調領域駆動時間ｔａ２、強調領域追加駆動時間ｔｂ２が算出され、これに従って駆動される。
【００９３】
こうすると、部分輝度強調駆動時の非強調領域の駆動時間はｔａ２、部分輝度強調駆動を行う領域の駆動時間がｔａ２＋ｔｂ２とし、輝度強調領域の輝度が増加する場合である。
【００９４】
ただし、非強調領域の駆動時間はｔａ２は、全画面通常輝度駆動時間ｔａ１より短くなるため、部分輝度強調駆動時の非強調領域の輝度は低下する。
【００９５】
この違いは、後述する輝度強調係数ｋ、Ｘ方向の輝度強調領域の広さ、ブランキング時間によって左右され、輝度強調係数が大きい、輝度強調領域が広い、ブランキング時間が短いような場合、輝度強調領域の強調領域追加駆動時間の総和が、ブランキング時間に収まり切らず、図９に示す部分強調モード１Ｂとなる。
【００９６】
部分強調モード１における輝度強調係数ｋは、非強調領域の駆動時間（図８ではｔａ１、図９ではｔａ２）に対する強調領域の駆動時間（図８ではｔａ１＋ｔｂ１、図９ではｔａ２＋ｔｂ２）の比、すなわち、ｋ＝（ｔａ１＋ｔｂ１)／ｔａ１、あるいは、ｋ＝（ｔａ２＋ｔｂ２)／ｔａ２を言う。
【００９７】
次に部分強調モード１の動作について説明する。
【００９８】
統括制御部１９９は、部分強調モード１に設定するため、設定部１３１ｄの設定レジスタの部分輝度強調モードレジスタに部分強調モード１を意味する“１”を、部分輝度強調係数レジスタに“ｋ１”を書き込む。
【００９９】
また、Ｘ方向部分強調範囲レジスタに強調開始データ線アドレス“Ｘｉ”及び強調終了データ線アドレス“Ｘｊ”を、Ｙ方向部分強調範囲レジスタに駆動開始アドレス“Ｙｉ”及び駆動終了アドレス“Ｙｊ”を書き込む。
【０１００】
統括制御部１９９により、前記レジスタがセットされると、アドレスタイミング制御部１３１ｅは、強調したい領域が、図６で説明したように、ＤＸ２からＤＸｇにまたがったＲ個のドライバの駆動領域となることを認識し、強調領域追加駆動時のＤＸ２の駆動開始アドレス“ＡＤＳＴＡＴ２”と、ＤＸｇに対する駆動終了アドレス“ＡＤＥＮＤｇ”を算出し、データの書き込み準備を行う。
【０１０１】
次に、前述の部分強調モード１Ａが可能かどうか演算を行う。
【０１０２】
アドレスタイミング制御部１３１ｅは、１ライン走査時間ｔＨＤ、ブランキング時間ｔＢＬＮＫ１、Ｘ方向画素数Ｎより、（式１）を用いてｔａ１を算出し、さらにｔａ１と輝度強調係数ｋ１より、部分輝度強調時の強調領域追加駆動時間ｔｂ１＝（ｋ１−１）×ｔａ１を算出し、これに輝度強調駆動領域部の総和時間、すなわち、ｔｂ１に輝度強調のため駆動するドライバ数Ｒを乗じたものが、ブランキング時間ｔＢＬＮＫ１より小さい場合は、部分強調モード１Ａで駆動が可能であり、部分強調モード１Ａでの駆動を開始する。
【０１０３】
まず、部分強調モード１Ａの駆動の場合を説明する。部分強調モード１Ａで駆動が不可能な場合は、部分強調モード１Ｂによる駆動となるがこれは後述する。
【０１０４】
最初の走査線Ｙ１からＹｉ−１までの走査線は、非強調領域であり、該走査線に対しては、図８の非強調ラインの図のごとく、全画面通常輝度表示で説明（図７）したのと同じドライバＤＸ１からＤＸＮを通常輝度駆動時間“ｔａ１”で順次駆動する動作を行う。
【０１０５】
そして、輝度強調領域を含む走査線Ｙｉ−１のブランキング時間になると、まず、表示メモリ部１３１ｂよりＸ方向ドライバ１３２ａに、図８の強調ラインのタイミングに従って、Ｘ方向ドライバＤＸ１〜ＤＸＮに対し、この走査線Ｙｉのデータの書き込みを行うために、書き込みイネーブル“Ｗ”のＷ１からＷＮまでをアクティブとし、各ドライバの駆動開始アドレスを“０”、駆動終了アドレスを“ＤＸｎ”とし、表示データＤＴ１〜ＤＴＮを書き込む。
【０１０６】
ここまでは、全画面通常輝度表示と同じである。
【０１０７】
書き込みが終了すると、前記Ｗ１〜ＷＮをインアクティブとし、図８に示す表示したいを走査線Ｙｉをアクティブとし、表示出力バッファにデータがセットされ表示が開始される。
【０１０８】
最初に、ドライバＤＸ１に対するデータ線を駆動するために、ＤＸ１の出力イネーブル“Ｅ１”を、前記算出した通常輝度駆動時間“ｔａ１”アクティブにする。
【０１０９】
次に、ドライバＤＸ２の駆動が行われる。該ドライバＤＸ２からＤＸｇまでのＲ個のドライバは強調領域を含んでいる。
【０１１０】
まず、ドライバＤＸ２の出力イネーブル“Ｅ１”を、前記算出した通常輝度駆動時間“ｔａ１”アクティブにする。
【０１１１】
これと同時に、ＤＸ２に対する書き込みイネーブル“Ｗ２”をアクティブにし、強調領域の駆動開始アドレス“ＡＤＳＴＡＴ２”、駆動終了アドレス“ＤＸｎ”と、対応するデータをＤＸ２に書き込む。
【０１１２】
そして、前記駆動時間“ｔａ１”が終了するタイミングで、前記書き込みイネーブル“Ｗ２”をインアクティブにし、出力イネーブル“Ｅ１”を前記算出した部分輝度強調のための強調領域追加駆動時間“ｔｂ１”さらにアクティブとし、前記書き込まれた駆動開始アドレス“ＡＤＳＴＡＴ２”から駆動終了アドレス“ＤＸｎ”までのデータ線を前記時間“ｔｂ１”、追加駆動する。
【０１１３】
“ｔｂ１”が終了すると、出力イネーブル“Ｅ１”をインアクティブとし、ＤＸ２に対する駆動を終了する。
【０１１４】
ドライバＤＸ３に対しても同様の動作を行い、駆動時間“ｔａ１＋ｔｂ１”での駆動が行われる。
【０１１５】
ＤＸ３からＤＸｇ−１までのドライバに対する強調領域は全領域であり、駆動開始アドレスは“０”、駆動終了アドレス“ＤＸｎ”は変らないので、前記ＤＸ２のようなセット動作は行わなくて良い。
【０１１６】
そして、強調領域が含まれる最後のドライバＤＸｇまでくると、ドライバＤＸｇの出力イネーブル線“Ｅｇ”を通常駆動時間“ｔａ１”アクティブにすると同時に、駆動開始アドレスを“０”、駆動終了アドレス“ＡＤＥＮＤｇ”にセットし、ＤＸｇに対するデータの書き込みを行い、ドライバＤＸｇに対し、出力イネーブル線“Ｅｇ”を時間“ｔｂ１”アクティブにすることで、駆動開始アドレス“０”から駆動終了アドレス“ＡＤＥＮＤｇ”までのデータ線を前記強調領域追加駆動時間“ｔｂ１”で駆動する。こうして、強調領域に対する駆動を終了する。
【０１１７】
そして、以降ドライバＤＸｇ＋１〜ＤＸＮまでは非強調領域であり、該走査線に対しては、前述全画面通常輝度表示で説明したのと同じドライバＤＸ１からＤＸＮを通常輝度駆動時間“ｔａ１”で順次駆動する動作を行う。
【０１１８】
ＤＸＮまでの駆動が終了すると、ブランキング時間に入る。そして、次の駆動走査線がアクティブになる前に、次の走査線に対するデータ書き込みを行い、次の部分強調の駆動を行う。
【０１１９】
こうして、部分強調領域を含む走査線ＹｉからＹｊまでの走査を終了後、Ｙｊ＋１からＹｍまでの非強調領域の走査線に対しては、前述と同様、ドライバＤＸ１からＤＸＮを通常輝度駆動時間“ｔａ１”で順次駆動する動作を行う。
【０１２０】
このようにして、１フレームの表示が完了する。
【０１２１】
前述演算にて部分強調モード１Ａで駆動不可能な場合は、アドレスタイミング制御部１３１ｅは、通常駆動時間ｔａ２と、強調領域追加駆動時間ｔｂ２を、前記輝度強調係数ｋ１と、輝度強調領域の駆動ドライバ数Ｒを基に、（式２）からなる連立方程式を満たすｔａ２、ｔｂ２を求める。
【数２】

すなわち、
【数３】

（式３）として算出され、この結果に基づいて、部分強調動作を開始する。
【０１２２】
駆動の動作の順序を図９に示す。順序としては、非強調領域走査線の駆動は、図９（ａ）の通り、部分強調モード１Ａと同一であり、強調領域を含む走査線の駆動は、図９（ｂ）のごとく、ブランキング時間が無いほかは前述部分強調モード１Ａと同じである。
【０１２３】
（第２の実施例）
第２の駆動方法として、図１０を参照して部分強調モード２を説明する。図１０は、第２の実施例に係る部分強調モード２を説明するためのタイミングチャートである。
【０１２４】
部分強調モード２による駆動は、第１の駆動方法と同様、分割駆動による全画面通常表示に対応する強調表示モードである。部分強調モード２を動作させるための設定は、設定部１３１ｄの設定レジスタの、部分強調モードレジスタに、“部分強調モード２”を設定するほかは、“部分強調モード１”と同じ設定である。
【０１２５】
部分強調モード２は、部分強調モード１Ｂが非強調領域駆動時間ｔａ２、強調領域追加駆動時間ｔｂ２の駆動時間の総和をＹ方向の１ライン走査時間ｔＨＤになるように演算を行うのに対し、図１０（ｂ）に示すように、全画面通常表示時の各ドライバの駆動時間の総和ｔＥＮＢＬになるように非強調領域駆動時間ｔａ、強調領域追加駆動時間ｔｂの駆動時間を算出、駆動時間制御を行う点が異なる。
【０１２６】
従って、部分強調モード１が、最初、全画面通常輝度駆動時のブランキング時間に輝度強調のための強調領域追加駆動時間を割り当てようとするのに対し、本実施例に係る部分強調モード２は、全画面通常輝度モードと部分輝度強調モードで駆動時間の総和が変化せず、部分輝度強調を行っても消費電力の増加がないモードである。
【０１２７】
（第３の実施例）
第３の駆動方法として、図１１、図１２を参照して全画素同一駆動による全画面通常輝度モードに対応する部分強調モード３による駆動について説明する。図１１は、前提となる全画素同一駆動による全画面通常輝度駆動を説明するためのタイミングチャートである。図１２は、第３の実施例に係る部分強調モード３を説明するためのタイミングチャートである。
【０１２８】
図１１に示す駆動モードは、従来から行われている通常の駆動モードであり、前述と同様、走査線駆動に先立ち、Ｘ方向ドライバＤＸ１からＤＸＮまでに対し、データＤＴ１からＤＴＮを書き込み、その後、全ドライバの出力イネーブル線、Ｅ１からＥＮまでを同時に、駆動時間“ｔａ３０”駆動する方式である。
【０１２９】
なお、本全画素同一駆動、全画面通常輝度モードの通常輝度駆動時間“ｔａ３０”は、１ライン走査時間ｔＨＤから設定部１３１ｄの設定レジスタへの設定値、ブランキング時間“ｔＢＬＮＫ３”を減算した形で算出される。
【０１３０】
次に、部分強調モード３の動作の説明をする。
【０１３１】
部分強調モード３においても、前述第１、第２の駆動方法と同様、統括制御部１９９は、部分強調モード３に設定するため、設定部１３１ｄの設定レジスタの、部分輝度強調設定レジスタに、“部分強調モード３”、部分輝度強調係数レジスタに“ｋ３”を書き込む。その他は、“部分強調モード１”と同じ設定である。
【０１３２】
部分強調モード３における輝度強調係数ｋ３は、前述第１、第２の駆動方法と同様、非強調領域の駆動時間に対する強調領域の駆動時間の比（ｔａ３+ｔｂ３）／ｔａ３である。
【０１３３】
統括制御部１９９により、前記レジスタがセットされると、アドレスタイミング制御部１３１ｅは、前記設定された輝度強調係数ｋ３より、非強調領域駆動時間“ｔａ３”と、強調領域追加駆動時間“ｔｂ３”の和が１ライン走査時間ｔＨＤ内になるように、非強調領域駆動時間ｔａ３＝ｔＨＤ／ｋ３、強調領域追加駆動時間ｔｂ３＝ｔＨＤ×（１−１／ｋ３）を算出し、表示動作を開始する。
【０１３４】
本駆動方法においても、最初の走査線Ｙ１からＹｉ−１までは、非強調領域であり、前述全画面通常輝度駆動と同様、図１２（ａ）の非強調ラインの図に示すようにデータの最初の走査線Ｙ１に対して、データの書き込みが行われ、全ドライバの出力イネーブル線、Ｅ１からＥＮまでを同時に、通常駆動時間“ｔａ３”駆動し、その後ブランキング時間となる。
【０１３５】
強調領域を含む走査線Ｙｉになると、図１２（ｂ）の強調ラインの図のごとく、まず、全ドライバの出力イネーブル線、Ｅ１からＥＮまでを同時に、通常駆動時間“ｔａ３”駆動する。
【０１３６】
同時に、輝度強調領域を含むＸ方向ドライバＤＸ２に対し、駆動開始アドレス“ＡＤＳＴＡＴ”、駆動終了アドレス“ＤＸｎ”とデータ、また、ドライバＤＸｇに対し、駆動開始アドレス“０”、駆動終了アドレス“ＡＤＥＮＤｇ”とデータを書き込む。
【０１３７】
この場合、他の強調領域を含むＸ方向ドライバＤＸ３からＤＸｇ−１までの駆動開始アドレス、駆動終了アドレス、表示データは同一なので書き込む必要はない。
【０１３８】
そして、前記通常駆動時間“ｔａ３”が終了後、データ書き込みイネーブルＷ２、Ｗｇをインアクティブにし、強調領域アドレスとデータを出力バッファにセットし、強調領域追加駆動時間“ｔｂ３”駆動する。該駆動の途中、次の走査線のためのデータの書き込みを開始する。
【０１３９】
こうして、以降の強調領域を含む走査線Ｙｉ＋１からＹｊの駆動を行い、強調領域の駆動を終了後、非強調領域の走査線Ｙｊ＋１からＹｍまで前述した通常駆動時間“ｔａ３”による駆動を行い、１フレームの表示が終了する。
【０１４０】
（第４の実施例）
第４の駆動方法として、図１３を参照して部分強調モード４を説明する。図１３は、第４の実施例に係る部分強調モード４を説明するためのタイミングチャートである。部分強調モード４による駆動方法は、第３の駆動方法と同様、全画素同一駆動による全画面通常表示に対応する強調表示モードである。
【０１４１】
前述の部分強調モード３における、非強調領域駆動時間ｔａ３、強調領域追加駆動時間ｔｂ３の駆動時間の総和がＹ方向の１ライン走査時間ｔＨＤになるように演算を行うのに対し、本部分強調モード４では、図１３に示すように、部分強調領域の駆動時間の和が、全画面通常表示時のドライバの駆動時間“ｔａ３０”になるように非強調領域駆動時間“ｔａ３”、強調領域追加駆動時間“ｔｂ３”の駆動時間を算出するモードである。
【０１４２】
従って、部分強調モード２と同様、全画面通常輝度モードと本部分強調モード４で駆動時間の合計が変化せず、部分輝度強調を行っても消費電力の増加がないことを保証するモードである。
【０１４３】
（第５の実施例）
第５の駆動方法として、図１４、図１５を参照して部分強調モード５を説明する。図１４、図１５は、第５の実施例に係る部分強調モード５を説明するためのタイミングチャートである。
【０１４４】
部分強調モード５は、前述の部分強調モード３、部分強調モード４と同様、全画素同一駆動による全画面同一輝度表示に対応するものであり、部分強調時、非強調領域のみの１ライン走査時間ｔＨＤｂを非強調時のドライバ駆動時間（図１４（ｂ）のｔａ６）に等しく、また、強調領域がある場合のライン走査時間ｔＨＤｃを強調領域のドライバ駆動総和時間（図１４（ｂ）のｔａ６＋ｔｂ６）に等しくするように、１ラインの走査時間を非強調領域と強調領域で変化させることで駆動時間をより有効的に使用し、輝度強調領域の輝度を全画面通常輝度表示時の輝度より明るくする場合に使用するモードである。
【０１４５】
部分強調モード５における輝度強調係数ｋ６は、全画面通常輝度表示時の駆動時間ｔａ５に対する、部分輝度強調モード時の輝度強調領域の駆動時間ｔａ６＋ｔｂ６の比ｋ６＝（ｔａ６＋ｔｂ６）／ｔａ５であり、輝度強調範囲の駆動時間を、全画面通常輝度表示時の駆動時間より輝度強調係数ｋ６倍長く駆動するかということを設定する。これによって、輝度強調領域の輝度を全画面通常輝度表示時の輝度より明るくすることができる。
【０１４６】
次に、輝度強調係数ｋ６の算出の一手順を説明する。
【０１４７】
図１４に示すように、全画面表示時の全画面表示時の駆動時間はｔａ５である。
【０１４８】
一方、部分輝度強調時において、
Ｙ方向の画素数：ｍ
輝度強調するＹ方向強調領域範囲：ｐ
輝度強調係数：ｋ６＝（ｔａ６＋ｔｂ６）／ｔａ５
非強調領域の１ライン走査時間＝非強調領域の駆動時間：ｔＨＤｂ＝ｔａ６
強調領域の１ライン走査時間＝強調領域の駆動時間：ｔＨＤｃ＝（ｔａ６＋ｔｂ６）
であり、全画面通常輝度表示時、輝度強調表示時の１フレーム時間は等しく、
１フレーム時間：ｐ×（ｔａ６＋ｔｂ６）＋（ｍ−ｐ）×ｔａ６＝ｍ×ｔａ５
である。
【０１４９】
ここで、輝度強調時の駆動時間を全画面通常輝度表示時の駆動時間より長く
するためには、ｋ６＞１とする必要がある。
【０１５０】
上記より、ｔａ６＝（ｍ−ｐ×ｋ６）×ｔａ５／（ｍ−ｐ）＞０
であるように、ｔａ６が決定できれば、輝度強調時の駆動時間、全画面通常輝度表示時の駆動時間より長くなり、全画面通常輝度表示時より輝度を上げることが可能である。
【０１５１】
この場合、ｍ−ｐ＞０は常に成り立っているので、（ｍ−ｐ×ｋ６）＞０であるようにｋ６を設定すれば良い。
【０１５２】
次に、部分強調モード５の動作を説明する。
【０１５３】
部分強調モード５を動作させるため、統括制御部１９９は、まず、設定部１３１ｄの設定レジスタ部に、部分強調モード５と、前記手順に基づいた適当な輝度強調係数ｋ６をセットする。その他は、“部分強調モード１”と同じ設定である。
【０１５４】
統括制御部１９９により、前記前記レジスタがセットされると、アドレスタイミング制御部１３１ｅは、上記設定値より、前記非強調走査線駆動時間“ｔａ６”、輝度強調領域追加駆動時間“ｔｂ６”を算出し、表示制御の準備を行う。
【０１５５】
次に、最初の表示走査線Ｙ１に対するドライバＤＸ１からＤＸＮまでにデータの書き込みを開始する。
【０１５６】
データの書き込みが終了後、前述全画素同一駆動と同様、図１４の非強調時ラインの図のごとく、Ｘ方向ドライバＤＸ２〜ＤＸｇを含む、全Ｘ方向ドライバＤＸ１からＤＸＮまでを、非強調時駆動時間“ｔａ６”駆動する。この動作が、非強調領域走査線Ｙｉ−１まで行われる。この駆動時間“ｔａ６”で走査線Ｙ１の駆動は終了し、該駆動が非強調走査線Ｙｉ−１まで繰り返される。
【０１５７】
次に、強調領域を含む走査線Ｙｉになると、図１４の強調ラインの図のごとく、まず、Ｘ方向ドライバＤＸ２〜ＤＸｇを含む、全Ｘ方向ドライバＤＸ１からＤＸＮまでを、非強調時駆動時間“ｔａ６”駆動する。そして、該駆動時間が終了するまでに、輝度強調領域を含むドライバＤＸ２に対し、駆動開始アドレス“ＡＤＳＴＡＴ”、駆動終了アドレス“ＤＸｎ”とデータ、また、ドライバＤＸｇに対し、駆動開始アドレス“０”、駆動終了アドレス“ＡＤＥＮＤｇ”とデータを書き込む。
【０１５８】
この場合、他の強調領域ＤＸ３からＤＸｇ−１までの駆動開始アドレス、駆動終了アドレス、表示データは同一なので書き込む必要はない。
【０１５９】
そして、前記駆動時間“ｔａ６”が終了後、輝度を上げたい領域を含むドライバＤＸ２〜ＤＸｇのＸｉからＸｊまでの範囲を前記算出した輝度強調領域追加駆動時間“ｔｂ６”、駆動する。
【０１６０】
これにより前述したように、該ラインの輝度を上げたい領域は“ｔａ６＋ｔｂ６”駆動することになる。
【０１６１】
該駆動を強調領域を含む走査線Ｙｊまで繰り返す。
【０１６２】
その後、非強調領域の走査線Ｙｊ＋１からＹｍまで、前述と同様、非強調時駆動時間“ｔａ６”による駆動が繰り返され、１フレームが終了する。
【０１６３】
図１５は該１フレーム内の走査時間の推移を説明する図である。
【０１６４】
部分強調モード５動作時、非強調走査線の駆動時間は“ｔａ６”であり、強調領域を含む走査線の駆動時間は“ｔａ６＋ｔｂ６”で、該時間は前述したように、全画面通常輝度表示時の１走査線駆動時間“ｔａ５”よりも大きくなる。
【０１６５】
このように、全画面通常輝度表示のために使用している駆動時間を輝度強調領域に割り当てることで、図１４の全画面通常輝度表示より明るい表示が可能となる。また、同時に、非強調領域の駆動時間を減らすことになり、省電力制御も可能である。
【０１６６】
（他の実施例）
前記第５の駆動方法の算出式は一例であり、他の方法によることも可能である。
【０１６７】
また、全画面通常駆動表示として、１フレーム時間、１Ｈ期間にブランキング時間を有するものであれば、該ブランキング時間を輝度増加領域のラインとＸ方向ドライバを分割駆動することでも輝度増加は可能である。
【０１６８】
また、本実施例で各駆動時間に演算誤差が生じるような場合、わずかにブランキング時間を挿入することで調整し、ブランキング時間の無い動作と同等の動作が可能である。
【０１６９】
以上本発明に係る各実施の形態によれば、データ線用Ｘ方向の各ドライバは１Ｈ期間内において、独立して駆動時間が割り当てられるため、ドライバ毎に駆動時間を設定することができる。これにより、水平方向における注目箇所の表示輝度を相対的に増やすことができるとともに、省電力制御を可能とし、かつ容易に注目領域の輝度を増加することができる。
【０１７０】
ドライバの分割駆動タイミングは、１Ｈ期間内にドライバ毎に時系列的に順次駆動される場合には、強調データ線用のドライバの駆動時間が１倍より大きくなるように選択時間を延ばしたり、又は、選択回数を増やすとよい。或いは、全ドライバを時系列的に順次駆動した後に、強調データ線用のドライバが再び選択されて駆動されることで、１Ｈ期間内のドライバの駆動時間を注目箇所と非注目箇所とで異ならしめてもよい。
【０１７１】
１Ｈ期間内に全ドライバが一旦同時選択されて線順次方式と同様に１走査線上の画素が選択される場合には、同じ１Ｈ期間内の別のタイミングで、強調データ線用のドライバが再び選択されて駆動されることで、１Ｈ期間内のドライバの駆動時間を注目箇所と非注目箇所とで異ならしめてもよい。
【０１７２】
更には、注目箇所の走査線の走査線駆動時間（１Ｈ期間）が、非注目箇所のそれより長くなるようにすれば、垂直方向において更に表示輝度を注目箇所と非注目箇所とで異ならしめることができる。
【０１７３】
また、ドライバは所定のデータ線毎に１つの集積回路チップのようなドライバ回路を前提に説明したが、本発明においては、各データ線毎の駆動部分（１チャンネル分）をドライバとみなすことも可能であり、この場合には、データ線毎に駆動期間を設定可能である。
【０１７４】
また、通常、最大輝度での表示を行っている場合でも、非注目領域の駆動時間を注目領域の駆動時間にすることで、通常の最大輝度以上の輝度で表示可能となり、より注目領域を強調できる。
【０１７５】
また、非注目領域における駆動時間を短くし、輝度を下げることで、トータルの消費電力が同じまま、輝度の強調を可能とすることができる。
【０１７６】
また、ドライバを分割駆動することで、全ドライバ同時駆動に比較し、駆動電流を分散することで、駆動電源のピーク電流を減らすことができる。
【０１７７】
また、本発明の実施の形態には、次の実施態様も含まれる。
【０１７８】
［実施態様１］
複数の走査線と複数のデータ線とにより形成されたマトリクスの交点に表示画素が配置された表示パネルの表示を制御する表示制御装置において、
前記複数の走査線のうち選択された走査線に選択信号を供給し、駆動する走査線駆動手段と、
前記複数のデータ線に表示データに応じたデータ信号を供給し、該複数のデータ線を分割して駆動するデータ線駆動手段と、
前記表示パネルに配置された表示画素のうち表示輝度を変更する表示画素の表示領域を設定する設定手段と、を有し、
前記データ線駆動手段は、前記設定手段により設定された表示領域に存在するデータ線の駆動時間を、前記設定手段により設定されていない表示領域に存在するデータ線の駆動時間よりも長くすることを特徴とする表示制御装置。
【０１７９】
［実施態様２］
前記データ駆動手段は、前記複数のデータ線を分割したブロックごとに複数のデータ線ドライバを有し、前記データ線を、前記データ線ドライバごとに駆動することを特徴とする実施態様１に記載の表示制御装置。
【０１８０】
［実施態様３］
前記走査線駆動手段により選択された走査線の１水平走査期間が一定である表示制御装置であって、
前記設定手段により設定された表示領域に存在するデータ線の駆動時間を新たに変更する駆動時間変更手段を有し、
前記駆動時間変更手段により新たに変更された全てのデータ線の駆動時間と、前記設定手段により設定されていない表示領域に存在する全てのデータ線の駆動時間と、の総和が前記１水平走査期間以内であることを特徴とする実施態様１又は２に記載の表示制御装置。
【０１８１】
［実施態様４］
前記駆動変更手段により新たに変更されたデータ線の駆動時間は、通常駆動モードの場合のデータ線の駆動時間より長いことを特徴とする請求第３に記載の表示制御装置。
【０１８２】
［実施態様５］
前記データ線ドライバごとに前記データ線の駆動時間を制御し、前記設定手段により設定された表示領域に存在するデータ線の駆動時間を増やし、及び／又は前記設定手段により設定されていない表示領域に存在するデータ線の駆動時間を減らすことを特徴とする実施態様２乃至４のいずれかに記載の表示制御装置。
【０１８３】
［実施態様６］
実施態様１乃至５のいずれかに記載の表示制御装置と、
複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線と前記複数のデータ線とにより形成されたマトリクスの交点に配置された表示画素と、から構成される表示パネルと、
を有することを特徴とする表示装置。
【０１８４】
［実施態様７］
複数の走査線と複数のデータ線とにより形成されたマトリクスの交点に表示画素が配置された表示パネルの表示を制御する表示制御方法において、
前記複数の走査線のうち選択された走査線に選択信号を供給し、駆動する走査線駆動工程と、
前記複数のデータ線に表示データに応じたデータ信号を供給し、該複数のデータ線を駆動するデータ線駆動工程と、
前記表示パネルに配置された表示画素のうち表示輝度を変更すべき表示画素がある表示領域を設定する設定工程と、を有し、
前記データ線駆動工程では、前記設定工程にて設定された表示領域に存在するデータ線の駆動時間を、前記設定工程にて設定されていない表示領域に存在するデータ線の駆動時間よりも長くすることを特徴とする表示制御方法。
【０１８５】
なお、本発明に用いられる表示器としては、前述したようなマトリクス駆動可能な固定画素を持つ各種表示器が挙げられるが、とりわけ、自発光型の表示器、具体的には、ＥＬＤ、ＰＤＰ、ＦＥＤ、ＳＥＤ等の表示パネルが好ましく用いられる。
【０１８６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、データ線用Ｘ方向のドライバの少なくとも１つを１Ｈ期間内で分割して駆動することにより、省電力制御を可能とし、設定手段により設定された表示領域に存在するデータ線の駆動時間を、前記設定手段により設定されていない表示領域に存在するデータ線の駆動時間よりも長くすることで、容易に注目領域の輝度を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施の形態に係るＴＶ受信可能なインターネット端末装置の全体をあらわすブロック図である。
【図２】図１に示す端末装置の、描画及び制御部、表示部の詳細を示した図である。
【図３】表示器の一例を示した概略構成図である。
【図４】表示パネルの駆動動作を説明するための模式図である。
【図５】本実施の形態に係る駆動設定レジスタの内容を示す表である。
【図６】本実施の形態に係る強調表示領域を説明するための模式図である。
【図７】ドライバ分割駆動モードによる全画面通常輝度表示の駆動タイミングを示した図である。
【図８】第１の実施例に係る部分強調モード１Ａを説明するためのタイミングチャートである。
【図９】第１の実施例に係る部分強調モード１Ｂを説明するためのタイミングチャートである。
【図１０】第２の実施例に係る部分強調モード２を説明するためのタイミングチャートである。
【図１１】全画素同一駆動による全画面通常輝度駆動を説明するためのタイミングチャートである。
【図１２】第３の実施例に係る部分強調モード３を説明するためのタイミングチャートである。
【図１３】第４の実施例に係る部分強調モード４を説明するためのタイミングチャートである。
【図１４】第５の実施例に係る部分強調モード５を説明するためのタイミングチャートである。
【図１５】第５の実施例に係る部分強調モード５を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
１０端末装置
１０１アンテナ部
１０２受信部
１０３変換部
１０５通信送受信部
１１１音声制御部
１１２音声出力部
１３１制御部
１３１ａ表示データ合成部
１３１ｂ表示メモリ部
１３１ｃ描画制御部
１３１ｄ設定部
１３１ｅアドレスタイミング制御部
１３２表示部
１３２ａＸ方向ドライバ
１３２ｃＹ方向ドライバ
１３２ｄ表示パネル
１９１入力部
１９２メモリ部
１９３ＨＤＤ部
１９９統括制御部
ｋ輝度強調係数
Ｓ１１内部バス
Ｓ１３ａ表示データ線
Ｓ１３ｂ出力イネーブル信号
Ｓ１３ｃＹ方向制御線
ｔＨＤ１ライン走査時間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a display control device, a display device, and a display control method, for example, a display control technique of a display device including a matrix drive type display panel.
[0002]
[Prior art]
In recent information-oriented societies, with the development of various infrastructures and the development of device technology, terminal devices that can simultaneously handle TV reception, Internet browsing, e-mail, schedule management books, etc. have become widespread.
[0003]
In such devices, there are many cases in which the various contents described above are switched and displayed at the same time. In such a case, a plurality of windows are displayed on the screen.
[0004]
FIG. 3 is a schematic configuration diagram showing an example of a display that performs such display. The display shown in FIG. 3 has a matrix type panel structure in which the scanning line electrode Y and the data line electrode X intersect each other, and a selection voltage is sequentially applied to the scanning line electrode Y one row at a time. A non-selection voltage is applied. A signal voltage corresponding to ON / OFF of each display pixel in the selected row is applied to the data line electrode X for each row, and an image is displayed. A display that performs such pixel display includes a simple matrix type liquid crystal display (LCD), a display using an electroluminescence element (ELD), a plasma display (PDP), a field emission display (FED), It is often used for display panels such as a display using a surface conduction electron-emitting device (SED) and a display using a micromirror (DMD).
[0005]
In recent years, with the improvement of the performance of the display panel driving method, sufficient performance such as brightness and contrast can be secured even if the duty ratio (driving time within a certain time for each pixel) is low. Yes.
[0006]
On the other hand, when used in a portable device, in order to extend the battery life of the device, how to perform power saving driving has become important.
[0007]
In an apparatus having these display panels, there is a case where it is desired to increase the brightness of a certain region of interest in order to make a certain window easy to see.
[0008]
In such a case, it is common to change the image data of the non-attention area so that the luminance is lowered, and to make the attention area appear relatively brighter.
[0009]
Further, as a method of scanning these display panels with power saving, it is general to reduce the driving time (lighting time) per one scanning time of the driver in the X direction or lower the applied voltage to the X driver. .
[0010]
As described above, conventionally, the control of the luminance of the attention area and the power saving control are separately performed, and the control tends to be complicated.
[0011]
As conventional examples of controlling the luminance of the region of interest, there are display devices described in Patent Literature 1 and Patent Literature 2.
[0012]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2760902
[Patent Document 2]
JP 11-311981 A
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the prior art as described above, the following problems have occurred.
[0014]
In the display device described in the cited document 1, when there is no input to the display device for a certain period of time, the operation of the driver is stopped and partial display is performed. In the display device described in the cited document 2, no display is performed. This is like applying a voltage to the Y-scan driver for the area and performing gradation-controlled background display. Both areas are not displayed except for the attention area, and the brightness of the attention area is reduced while displaying the entire area. It's not like controlling.
[0015]
The present invention has been made in view of the above prior art, and an object of the present invention is to provide a display control device and a display device capable of partially enhancing the luminance of the display area of a matrix type display panel. It is in.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, in the display control device according to the present invention,
  In a display control device that controls display of a display panel having a plurality of scanning lines, a plurality of data lines, and display pixels that are matrix-driven by the scanning lines and the data lines,
  Scanning line driving means for supplying a selection signal to the selected scanning line among the plurality of scanning lines and driving the selected signal;
  Each drives multiple data linesMultiple data line drivers,
  A control unit,
  Each data line driver, tableSupply the data signal modulated according to the display data to the corresponding data line,
  The controller isA data line corresponding to an emphasis area that is an area for increasing display luminance of display pixels arranged on the display panel is set, and a data line corresponding to the emphasis area is set as a data line to be driven within one horizontal scanning period. A first length allocation period, which is an allocation period for data line drivers not included, and a second length, an allocation period for data line drivers, which include data lines corresponding to the emphasized region in the data line to be driven Set the quota period and
The allocation period of the second length is longer than the allocation period of the first length;
The control unit allocates a data line of a data line driver that does not include a data line corresponding to the enhancement region for the allocation period of the first length, and includes a data line corresponding to the enhancement region in a driving data line. A data line that does not correspond to the emphasis area of the data line driver is allocated for the allocation period of the first length, and the data line driver includes a data line corresponding to the emphasis area in the enhancement area of the data line driver. Allocate the corresponding data line for the second length allocation period.
  It is characterized by.
[0018]
According to the above configuration, power saving control is performed by dividing and driving a plurality of data lines, and making the drive time within one horizontal scanning period (1H period) different between a set display area and a non-set display area. This makes it easier to increase the brightness of the spot of interest and display the image without turning off the spot of no interest, so that only the spot of interest can be emphasized while recognizing the entire image reproduced on the entire screen of the display device. it can. In addition, if the specific location in the horizontal direction is the location of interest, the luminance of the location of interest can be relatively increased with respect to the non-location of interest on the same scanning line.
[0019]
Preferably, the data driving means has a plurality of data line drivers for each block obtained by dividing the plurality of data lines, and drives the data lines for each of the data line drivers.
[0020]
According to the above configuration, by dividing and driving a plurality of data lines by a plurality of data line drivers, the drive current is distributed and the peak current of the drive power supply is reduced compared to the simultaneous drive of all the drivers, and an efficient power supply Can be used.
[0021]
A display control device in which one horizontal scanning period of a scanning line selected by the scanning line driving means is constant,
Drive time changing means for newly changing the drive time of the data lines existing in the display area set by the setting means;
The sum of the drive times of all the data lines newly changed by the drive time changing means and the drive times of all the data lines existing in the display area not set by the setting means is the one horizontal scanning period. Is preferably within.
[0022]
The drive time of the data line newly changed by the drive change means is preferably longer than the drive time of the data line in the normal drive mode.
[0023]
The drive time of the data line is controlled for each data line driver, the drive time of the data line existing in the display area set by the setting means is increased, and / or in the display area not set by the setting means It is preferable to reduce the drive time of existing data lines.
[0024]
In the display device according to the present invention,
The display control device;
A display panel comprising a plurality of scanning lines, a plurality of data lines, and display pixels arranged at intersections of a matrix formed by the plurality of scanning lines and the plurality of data lines;
It is characterized by having.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Exemplary embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the drawings. However, the functions, dimensions, materials, shapes, relative arrangements, and the like of the components described in this embodiment are intended to limit the scope of the present invention only to those unless otherwise specified. It is not a thing. Further, the functions, materials, shapes, and the like of the members once described in the following description are the same as those in the first description unless otherwise described.
[0026]
First, an outline of a display device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a block diagram showing the entire Internet terminal apparatus capable of receiving TV according to the present embodiment.
[0027]
In addition to viewing TV broadcasts, browsing web pages via the Internet, and transferring data, the terminal device 10 operates application software such as a schedule book and address book in the device body to perform necessary display and audio output. It is a device that can.
[0028]
The antenna unit 101 is used for radio wave reception of TV broadcasting and data transmission / reception in a wireless communication transmission / reception unit 105 described later.
[0029]
The TV receiving unit 102 receives and amplifies radio waves from the TV broadcast radio wave, selects a desired channel, decodes it, detects and separates it as image / audio data, and outputs it to the conversion unit 103.
[0030]
The conversion unit 103 converts the image data input from the TV reception unit 102 into data that can be input by a drawing and control unit 131 described later, and outputs the data to the drawing and control unit 131.
[0031]
In analog broadcasting, luminance and color difference signals are separated and A / D converted, and in digital broadcasting, MPEG decoding is performed.
[0032]
Similarly, the audio data is converted so that it can be input by the audio control unit 111 described later, and is output to the audio control unit 111.
[0033]
A communication transmitting / receiving unit 105 that communicates with the Internet is connected to an Internet server, wirelessly transmits and receives data under the control of an overall control unit 199 described later, and stores the data in a memory unit 192 that stores the data. Display and audio data are generated from the data, and are displayed on the display unit 132 through the drawing and control unit 131 and output to the audio output unit 112 through the audio control unit 111.
[0034]
The drawing and control unit 131 synthesizes the TV display data from the conversion unit 103, display data such as the Internet and in-appliance application controlled by the overall control unit 199, and display data designated to be highlighted among them. In addition, a control signal is generated and output to the display unit 132 described later together with the display data.
[0035]
The display unit 132 employs a simple matrix driving method having the structure shown in FIG. 3 described above, and displays data and control signals from the drawing and control unit 131 for display.
[0036]
The input unit 191 is key buttons for a user to perform operations such as display and audio output. These include a menu key, a cursor key, an enter key, various function keys, and a power key for turning on / off the power of the terminal device.
[0037]
The memory unit 192 temporarily stores control data for the overall control unit 199 to be described later to control the terminal device 10, data for drawing, display, and voice output, data for the Internet transmission / reception, arithmetic processing data, and the like. used.
[0038]
The HDD unit 193, which is a data storage unit, is used to store a program, display, audio output data, and Internet transmission / reception data for the overall control unit 199 described later to control the terminal device 10.
[0039]
The overall control unit 199 is for overall control of the terminal device 10.
[0040]
In TV reception, based on a key input from the user input unit 191, channel music selection, image quality adjustment such as contrast and color, and audio adjustment are performed.
[0041]
In wireless communication transmission / reception, the communication transmission / reception unit 105 is controlled based on the user's request, the connection of the communication path and the connection to various servers are controlled, the data is received from the Internet Web page, the mail is transmitted / received, etc. The data is stored in the memory unit 192 and the HDD unit 193 as necessary.
[0042]
The overall control unit 199 activates various application programs such as a schedule book and an address book in the apparatus by user operation, and performs control, display, transmission / reception, storage, and the like according to each program.
[0043]
The overall control unit 199 controls the drawing and control unit 131 to write drawing data and display data necessary for display.
[0044]
The overall control unit 199 sets an area to be highlighted in accordance with an application or a user request, and performs highlight display control.
[0045]
The internal bus S11 is also used by the overall control unit 199 for transferring data from the communication transmitting / receiving unit 105 and the input unit 191, and for transferring display data to the drawing and control unit 131.
[0046]
The overall control unit 199 also controls the drawing and control unit 131 to control the setting of the brightness adjustment area and the like, and also controls each unit of the terminal device such as the TV receiving unit 102 and the communication transmitting / receiving unit 105.
[0047]
FIG. 2 is a diagram showing details of the drawing and control unit 131 and the display unit 132 of the terminal device shown in FIG.
[0048]
The display data synthesizing unit 131a controls the TV display data from the conversion unit 103 and the display data from the drawing control unit 131c, which will be described later, based on the control of the overall control unit 199, such as display position, display size, and overlay control. And output to the display memory unit 131b.
[0049]
The display memory unit 131b is a memory in which contents to be displayed on a display panel 132d described later are written.
[0050]
The drawing control unit 131c is a so-called graphics control unit, and inputs display data and drawing control data, such as the Internet and in-appliance application, which are controlled and generated by the overall control unit 199, via the S11 internal bus. The composition control data is generated and output to the display data composition unit 131a.
[0051]
The setting unit 131d is a register for selecting and setting a driving mode, an emphasis region to be displayed with increased brightness, and the like.
[0052]
FIG. 4 shows an example of a timing chart of normal driving in one frame scanning period. Y1, Y2, and Ym are 1H periods, A is a driving period within the 1H period, BL is a horizontal blanking period, The long period BL at the end of one frame indicates the vertical blanking period.
[0053]
FIG. 5 is a table showing the contents of the drive setting register according to the present embodiment.
[0054]
In FIG. 5, the full-screen normal luminance mode bit of the full-screen normal drive mode register can be selected from “1” for the conventional one-line all-pixel same drive mode, and “0” for the driver division drive mode. Select according to the performance of the display panel, the driving voltage, and the like.
[0055]
The normal mode blanking time register can set the blanking time in the X direction in the normal luminance mode.
[0056]
In the present embodiment, the frame frequency is a constant value, and when the blanking time is set, the driving time in the full-screen normal luminance mode of each driving method described later is determined.
[0057]
In this embodiment, the partial luminance enhancement setting register is a register for setting five partial enhancement driving methods from “partial enhancement mode 1” to “partial enhancement mode 5” described later. In the driver division drive mode, the partial enhancement mode 1 and the partial enhancement mode 2 correspond, and in the one-line all-pixel drive mode, the partial enhancement mode 3 to the partial enhancement mode 5 correspond.
[0058]
Therefore, when the full screen normal drive mode register is in the driver division drive mode and partial luminance enhancement is desired, the partial enhancement mode 1 or the partial enhancement mode 2 is selected, and the full screen normal drive mode register is the same for all pixels in one line. When partial luminance enhancement is desired in the drive mode, the partial enhancement mode 3, the partial enhancement mode 4, or the partial enhancement mode 5 is selected.
[0059]
The partial luminance enhancement coefficient register is a register for setting how long the drive time for the enhancement region is compared with the non-enhancement region or the full screen normal luminance when partial luminance enhancement is performed.
[0060]
The X direction partial emphasis range register and the Y direction partial emphasis range register are used to set a display range in which partial luminance enhancement is desired, and start and end of luminance enhancement ranges in the X and Y directions as will be described later with reference to FIG. Addresses are set in the form of Xi, Xj, Yi, Yj.
[0061]
The address and timing control unit 131e performs various timing calculations (described later), generation of the timing signals, and control according to the timing signals, which need to be written to an X-direction driver 132a (described later).
[0062]
In accordance with the timing, display data of an area necessary for the X direction driver 132a is read from the display memory unit 131b and written to the X direction driver 132a through the display data line S13a.
[0063]
Further, generation of the output enable signal S13b of the X direction driver 132a, timing control, generation of a scanning output address of the Y direction driver 132c, and timing control are performed.
[0064]
The setting unit 131d performs writing to the X direction driver 132a, generation of an output enable signal, generation of a scanning address signal of the Y direction driver 132c, and timing control based on data from the enhancement region register unit.
[0065]
The X-direction driver 132a is data line driving means composed of N drivers from drivers DX1 to DXN having a plurality of data lines for each block.
[0066]
Each driver composed of a one-chip semiconductor integrated circuit drives a data output line capable of driving DXn data lines (actually three times as R, G, and B are driven), a data input line “DT”, The driver has a data write enable “W” and a driver output enable line “E”, and performs data writing and output control.
[0067]
For data input, data write enable “W” is made to the active driver. First, the drive start address “ADSTAT” and drive end address “ADEND” of the driver are written, and the output enable “E” in the driver. The address area where the data line is driven is set.
[0068]
In the case of a normal full display area display, this is all output data lines of the X direction driver, the drive start address is “0”, and the drive end address is “DXn”.
[0069]
Thereafter, R, G, and B data are written. The driver has a double buffer method. When the data input is completed and the data write enable “W” becomes inactive, the write data moves to the output buffer and display output is possible. The next data can be written. That is, the data transfer to the driver and the output to the display panel can be performed independently.
[0070]
On the other hand, for the output of data, the output lines from the drive start address to the drive end address set at the time of data writing of the driver whose output enable “E” is active are driven.
[0071]
The Y-direction driver 132c is a scanning line driving circuit that sequentially drives the Y-direction electrodes of the display panel 132d for each line by a Y-direction control line S13c, which will be described later, and is composed of M drivers from Dy1 to DyM. Has been.
[0072]
The self-luminous display panel 132d having a matrix structure has the structure described with reference to FIG. 3 described above. The display pixels arranged at the intersections are driven by the X direction driver 132a and the Y direction driver 132c to emit light. Display, and has n pixels in the X direction and m pixels in the Y direction, and is driven by the driver described above.
[0073]
In the present embodiment, it is assumed that the number N of the X-direction drivers and the drive data lines DXn of the X-direction drivers are exactly in a relationship of n = N × DXn.
[0074]
FIG. 6 is a schematic diagram for explaining the highlight display area according to the present embodiment. The highlighted display area in the display panel described in the display unit 132 is assumed to be q = Xj-Xi for the data lines Xi to Xj in the X direction and p = Yj-Yi for the Y direction from the scanning lines Yi to Yj.
[0075]
At this time, it is assumed that the X direction region Xj-Xi to be emphasized is in R drivers in the X direction drivers DX2 to DXg, the drive start address for the enhancement drive of the first driver DX2 is ADSTAT2, and the last driver DXg The drive end address in is assumed to be ADENDg.
[0076]
Next, partial luminance enhancement by several X driver driving methods in this embodiment will be described with reference to examples.
[0077]
【Example】
(First embodiment)
First, a first driving method in which full-screen normal luminance display is performed in the driver division drive mode and partial luminance enhancement is performed in the partial enhancement mode 1 will be described.
[0078]
First, the full-screen normal luminance display operation in the driver division drive mode will be described with reference to FIG. FIG. 7 is a diagram showing the drive timing of full-screen normal luminance display in the driver division drive mode.
[0079]
In this driving method, the frame scanning frequency is constant, and the Y-direction scanning time (one line scanning time) is also constant and is “tHD”.
[0080]
In order to perform full screen normal display in the driver division drive mode, the overall control unit 199 first sets the normal drive mode of the setting register of the setting unit 131d to “0” and “tBLNK1” as the normal mode blanking time. .
[0081]
Then, the address timing control unit 131e calculates the normal drive time ta by (Equation 1) and prepares for the control of the display unit 132.
[Expression 1]

[0082]
Next, W1 to WN are controlled from the display memory unit 131b to the X direction driver 132a according to the timing shown in FIG. 7, and display data is written from the data input lines DT1 to DTN. Driving of the driver is started, and a horizontal scanning period tHD is started.
[0083]
Next, E1 to EN are activated for each of the calculated normal driving times ta, and the X direction drivers DX1 to DXN are sequentially driven based on the written data, and the display panel 132d is driven to perform display.
[0084]
When driving to the X direction driver DXN is completed, a blanking time of tBLNK1 is entered.
[0085]
Then, immediately before the end of the blanking time tBLNK1, data is written to the X-direction driver for the next Y-direction scanning line, and after the writing is completed, the driving of the Y-direction driver is shifted to the next scanning line.
[0086]
In this way, the Y-direction driver and the X-direction driver are driven, and full-screen normal luminance display is performed on the entire display panel 132d by driver division driving. The normal drive time ta is the maximum time during which a pixel on the corresponding data line can be lit, and when performing gradation display of the pixel by amplitude modulation, the scan selected during this ta period, excluding all black. A drive voltage or drive current is supplied to all pixels on the line. On the other hand, when performing gradation display of a pixel by pulse width modulation, a voltage or current having the maximum pulse width corresponding to the maximum gradation level is supplied to the pixel during this ta period.
[0087]
Next, an operation for performing partial luminance enhancement in the partial enhancement mode 1 during normal luminance driving will be described with reference to FIGS. FIG. 8 is a timing chart for explaining the partial enhancement mode 1A according to the first embodiment. FIG. 9 is a timing chart for explaining the partial enhancement mode 1B according to the first embodiment.
[0088]
The partial emphasis mode 1 is a mode in which for each driver in FIG. 7, the driving time of the driver with respect to the emphasis region is longer than the driver driving time of the non-emphasis region. There are two modes shown in FIGS. 8 and 9 depending on the setting of the blanking time and the luminance enhancement coefficient in the full-screen normal luminance mode.
[0089]
In the partial emphasis mode 1A shown in FIG. 8, when the sum of the emphasis area additional drive time tb1 of the partial emphasis drive unit during full screen normal luminance display is within the blanking time tBLNK1 (in other words, full screen normal luminance display). The total sum of the drive time and the emphasis region additional drive time of the partial emphasis drive unit is within one line scanning time tHD). In this case, the normal drive time during full screen normal luminance display and the partial luminance emphasis drive The driving time of the non-emphasized area is the same ta1, and the driving time of the area where partial luminance emphasizing driving is performed can be driven as ta1 + tb1, and the luminance of the luminance emphasizing area is increased with respect to the non-emphasized area.
[0090]
In this case, the normal drive time during full-screen normal luminance display and the drive time of the non-emphasized area during partial luminance enhancement driving are the same at ta1, and the luminance is also the same.
[0091]
On the other hand, the partial emphasis mode 1B shown in FIG. 9 is a case where the sum of the emphasis area additional drive time tb1 of the partial emphasis drive unit during full screen normal luminance display does not fall within the blanking time tBLNK1.
[0092]
In this case, since it cannot be driven as it is, the sum of the drive time of the non-enhancement region at the time of partial luminance emphasis driving and the emphasis region additional drive time of the partial luminance emphasis driving unit is newly set so as to become one line scanning time tHD. A non-emphasized area driving time ta2 and an emphasized area additional driving time tb2 are calculated and driven according to this.
[0093]
In this case, the driving time of the non-enhanced region during partial luminance emphasis driving is ta2, and the driving time of the region where partial luminance emphasizing driving is performed is ta2 + tb2, and the luminance of the luminance emphasizing region increases.
[0094]
However, since the driving time ta2 of the non-enhanced region is shorter than the full-screen normal luminance driving time ta1, the luminance of the non-enhanced region during the partial luminance emphasizing driving is lowered.
[0095]
This difference depends on the luminance enhancement coefficient k, which will be described later, the size of the luminance enhancement area in the X direction, and the blanking time. When the luminance enhancement coefficient is large, the luminance enhancement area is wide, and the blanking time is short, The sum of the emphasis area addition drive time of the emphasis area does not fall within the blanking time, and the partial emphasis mode 1B shown in FIG. 9 is set.
[0096]
The luminance enhancement coefficient k in the partial enhancement mode 1 is the ratio of the driving time (ta1 + tb1 in FIG. 8, ta2 + tb2 in FIG. 9) to the driving time (ta1 in FIG. 8, ta2 in FIG. 9) of the non-emphasis region, that is, k = (ta1 + tb1) / ta1, or k = (ta2 + tb2) / ta2.
[0097]
Next, the operation in the partial enhancement mode 1 will be described.
[0098]
In order to set the partial enhancement mode 1, the overall control unit 199 sets “1” indicating the partial enhancement mode 1 in the partial luminance enhancement mode register of the setting register of the setting unit 131 d and “k1” in the partial luminance enhancement coefficient register. Write.
[0099]
Further, the emphasis start data line address “Xi” and the emphasis end data line address “Xj” are written in the X direction partial emphasis range register, and the drive start address “Yi” and drive end address “Yj” are written in the Y direction partial emphasis range register. .
[0100]
When the register is set by the overall control unit 199, the address timing control unit 131e causes the area to be emphasized to be a drive area of R drivers extending from DX2 to DXg as described in FIG. Is recognized, and the drive start address “ADSTAT2” of DX2 and the drive end address “ADENDg” for DXg at the time of emphasized area addition drive are calculated, and preparation for data writing is performed.
[0101]
Next, it is calculated whether or not the partial enhancement mode 1A described above is possible.
[0102]
The address timing control unit 131e calculates ta1 using (Equation 1) from the one-line scanning time tHD, blanking time tBLNK1, and the number N of pixels in the X direction, and further uses ta1 and the luminance enhancement coefficient k1 to enhance partial luminance. The enhancement area additional drive time tb1 = (k1-1) × ta1 is calculated, and this is multiplied by the total time of the brightness enhancement drive area, that is, tb1 multiplied by the number R of drivers driven for brightness enhancement. If it is less than the ranking time tBLNK1, driving is possible in the partial enhancement mode 1A, and driving in the partial enhancement mode 1A is started.
[0103]
First, the case of driving in the partial emphasis mode 1A will be described. When driving in the partial emphasis mode 1A is impossible, driving is performed in the partial emphasis mode 1B, which will be described later.
[0104]
The first scanning lines Y1 to Yi-1 are non-emphasized areas, and the scanning lines are described in full screen normal luminance display as shown in the non-emphasized line in FIG. 8 (FIG. 7). ), The same drivers DX1 to DXN are sequentially driven for the normal luminance drive time “ta1”.
[0105]
When the blanking time of the scanning line Yi-1 including the brightness enhancement region is reached, first, the display memory unit 131b sends the X direction driver 132a to the X direction drivers DX1 to DXN according to the timing of the enhancement line in FIG. In order to write the data on the scanning line Yi, the write enable “W” from W1 to WN is activated, the drive start address of each driver is set to “0”, the drive end address is set to “DXn”, and the display data DT1. Write DTN.
[0106]
Up to this point, it is the same as the full screen normal luminance display.
[0107]
When the writing is completed, W1 to WN are made inactive, the scanning line Yi to be displayed is made active as shown in FIG. 8, data is set in the display output buffer, and display is started.
[0108]
First, in order to drive the data line for the driver DX1, the output enable “E1” of the DX1 is activated for the calculated normal luminance driving time “ta1”.
[0109]
Next, the driver DX2 is driven. The R drivers from the drivers DX2 to DXg include an emphasis region.
[0110]
First, the output enable “E1” of the driver DX2 is activated to the calculated normal luminance driving time “ta1”.
[0111]
At the same time, the write enable “W2” for DX2 is activated, and the drive start address “ADSTAT2” and drive end address “DXn” of the emphasis area and the corresponding data are written to DX2.
[0112]
Then, at the timing when the drive time “ta1” ends, the write enable “W2” is made inactive, and the output enable “E1” is further activated for the enhancement region additional drive time “tb1” for the partial luminance enhancement calculated above. The data line from the written drive start address “ADSTAT2” to the drive end address “DXn” is additionally driven for the time “tb1”.
[0113]
When “tb1” ends, the output enable “E1” is made inactive, and the driving for DX2 is ended.
[0114]
A similar operation is performed for the driver DX3, and driving is performed for the driving time “ta1 + tb1”.
[0115]
The emphasis area for the drivers DX3 to DXg-1 is the entire area, and the drive start address is “0” and the drive end address “DXn” is not changed. Therefore, the setting operation as in DX2 does not have to be performed.
[0116]
When the last driver DXg including the emphasis region is reached, the output enable line “Eg” of the driver DXg is activated for the normal drive time “ta1”, and at the same time, the drive start address is “0” and the drive end address “ADENDg”. Data is written to DXg, and the output enable line “Eg” is activated for the time “tb1” for the driver DXg, so that the data from the drive start address “0” to the drive end address “ADENDg” The line is driven with the emphasis region additional drive time “tb1”. In this way, driving for the emphasis region is finished.
[0117]
Then, the drivers DXg + 1 to DXN are non-emphasized regions, and the same drivers DX1 to DXN as those described in the full-screen normal luminance display are sequentially driven for the scanning lines with the normal luminance driving time “ta1”. To perform the operation.
[0118]
When the driving up to DXN is completed, the blanking time starts. Then, before the next drive scanning line becomes active, data is written to the next scanning line, and the next partial emphasis drive is performed.
[0119]
Thus, after the scanning from the scanning lines Yi to Yj including the partial emphasis area is completed, the drivers DX1 to DXN are set to the normal luminance driving time “ta1” for the scanning lines in the non-emphasis area from Yj + 1 to Ym as described above. The operation of sequentially driving is performed.
[0120]
In this way, display of one frame is completed.
[0121]
If the partial emphasis mode 1A cannot be driven by the above calculation, the address timing control unit 131e sets the normal driving time ta2, the emphasis area additional driving time tb2, the luminance emphasis coefficient k1, and the driving driver for the luminance emphasis area. Based on the number R, ta2 and tb2 satisfying simultaneous equations consisting of (Expression 2) are obtained.
[Expression 2]

That is,
[Equation 3]

(Equation 3) is calculated, and based on this result, the partial emphasis operation is started.
[0122]
FIG. 9 shows the order of driving operations. As shown in FIG. 9A, the driving of the non-enhanced region scanning line is the same as that in the partial enhancement mode 1A, and the driving of the scanning line including the emphasized region is blanking as shown in FIG. 9B. It is the same as the partial enhancement mode 1A except that there is no time.
[0123]
(Second embodiment)
As a second driving method, the partial emphasis mode 2 will be described with reference to FIG. FIG. 10 is a timing chart for explaining the partial emphasis mode 2 according to the second embodiment.
[0124]
The driving in the partial emphasis mode 2 is an emphasis display mode corresponding to the full screen normal display by the division driving as in the first driving method. The setting for operating the partial enhancement mode 2 is the same as that of “partial enhancement mode 1” except that “partial enhancement mode 2” is set in the partial enhancement mode register of the setting unit 131d.
[0125]
In the partial enhancement mode 2, the partial enhancement mode 1B performs an operation so that the sum of the drive times of the non-enhanced region driving time ta2 and the enhanced region additional driving time tb2 becomes the one-line scanning time tHD in the Y direction. As shown in FIG. 10B, the driving time of the non-emphasized area driving time ta and the emphasized area additional driving time tb is calculated so that the total driving time tENBL of each driver during full screen normal display is obtained, and the driving time control is performed. The point to do is different.
[0126]
Therefore, while the partial enhancement mode 1 first attempts to assign the enhancement region additional drive time for luminance enhancement to the blanking time during full screen normal luminance drive, the partial enhancement mode 2 according to the present embodiment In this mode, the total driving time does not change between the full-screen normal luminance mode and the partial luminance enhancement mode, and there is no increase in power consumption even when partial luminance enhancement is performed.
[0127]
(Third embodiment)
As a third driving method, driving in the partial enhancement mode 3 corresponding to the full-screen normal luminance mode in which all the pixels are driven in the same manner will be described with reference to FIGS. FIG. 11 is a timing chart for explaining full-screen normal luminance driving based on the same all-pixel driving. FIG. 12 is a timing chart for explaining the partial enhancement mode 3 according to the third embodiment.
[0128]
The drive mode shown in FIG. 11 is a normal drive mode that has been conventionally performed. Similarly to the above, prior to the scanning line drive, the data DT1 to DTN are written to the X direction drivers DX1 to DXN, and then This is a system in which the output enable lines of all the drivers, E1 to EN, are driven simultaneously for the drive time “ta30”.
[0129]
The normal luminance driving time “ta30” in the same driving for all pixels and the normal luminance mode for all screens is obtained by subtracting the setting value for the setting register of the setting unit 131d and the blanking time “tBLNK3” from the one-line scanning time tHD. Is calculated by
[0130]
Next, the operation in the partial enhancement mode 3 will be described.
[0131]
Also in the partial enhancement mode 3, as in the first and second driving methods described above, the overall control unit 199 sets the partial luminance enhancement setting register of the setting unit 131d to “ “K3” is written in the partial enhancement mode 3 ”and the partial luminance enhancement coefficient register. Other settings are the same as those in the “partial enhancement mode 1”.
[0132]
The luminance enhancement coefficient k3 in the partial enhancement mode 3 is the ratio (ta3 + tb3) / ta3 of the drive time of the enhancement region to the drive time of the non-enhancement region, as in the first and second drive methods described above.
[0133]
When the register is set by the overall control unit 199, the address timing control unit 131e sets the non-enhanced region drive time “ta3” and the enhanced region additional drive time “tb3” based on the set luminance enhancement coefficient k3. The non-emphasized area driving time ta3 = tHD / k3 and the emphasized area additional driving time tb3 = tHD × (1-1 / k3) are calculated so that the sum is within one line scanning time tHD, and the display operation is started.
[0134]
Also in this driving method, the first scanning lines Y1 to Yi-1 are non-enhanced regions, and, as in the above-described full-screen normal luminance driving, the data of the data as shown in the non-enhanced line diagram of FIG. Data is written to the first scanning line Y1, and the output enable lines of all the drivers, E1 to EN, are simultaneously driven with the normal driving time “ta3”, and then the blanking time is reached.
[0135]
When the scanning line Yi includes the emphasis region, as shown in the emphasis line in FIG. 12B, first, the output enable lines of all the drivers, E1 to EN, are simultaneously driven for the normal driving time “ta3”.
[0136]
At the same time, the drive start address “ADSTAT”, the drive end address “DXn” and the data for the X-direction driver DX2 including the brightness enhancement region, and the drive start address “0” and the drive end address “ADENDg” for the driver DXg. And write data.
[0137]
In this case, since the drive start address, drive end address, and display data from the X direction drivers DX3 to DXg-1 including other emphasized regions are the same, there is no need to write them.
[0138]
After the normal drive time “ta3” is completed, the data write enable W2 and Wg are made inactive, the emphasized area address and data are set in the output buffer, and the emphasized area additional drive time “tb3” is driven. During the driving, data writing for the next scanning line is started.
[0139]
Thus, the scanning lines Yi + 1 to Yj including the subsequent emphasized area are driven, and after the driving of the emphasized area is completed, the scanning lines Yj + 1 to Ym of the non-emphasized area are driven by the above-described normal driving time “ta3”. The frame display ends.
[0140]
(Fourth embodiment)
As a fourth driving method, the partial emphasis mode 4 will be described with reference to FIG. FIG. 13 is a timing chart for explaining the partial enhancement mode 4 according to the fourth embodiment. The driving method in the partial emphasis mode 4 is an emphasis display mode corresponding to full screen normal display by the same driving for all pixels, as in the third driving method.
[0141]
In the partial emphasis mode 3, the calculation is performed so that the sum of the driving times of the non-emphasis area driving time ta3 and the emphasis area additional driving time tb3 becomes the one-line scanning time tHD in the Y direction. 4, as shown in FIG. 13, the non-enhanced region driving time “ta3” and the emphasis region additional driving are performed so that the sum of the driving times of the partial emphasis region becomes the driving time “ta30” of the driver at the time of full screen normal display. In this mode, the driving time of time “tb3” is calculated.
[0142]
Therefore, as in the partial enhancement mode 2, the total driving time does not change between the full screen normal luminance mode and the partial enhancement mode 4, and it is a mode that guarantees no increase in power consumption even when partial luminance enhancement is performed. .
[0143]
(Fifth embodiment)
As a fifth driving method, the partial emphasis mode 5 will be described with reference to FIGS. 14 and 15 are timing charts for explaining the partial emphasis mode 5 according to the fifth embodiment.
[0144]
The partial enhancement mode 5 corresponds to the same luminance display on the entire screen by the same drive for all the pixels as in the partial enhancement mode 3 and the partial enhancement mode 4 described above. tHDb is equal to the non-emphasized driver driving time (ta6 in FIG. 14B), and the line scanning time tHDc when there is an emphasized region is the total driver driving time in the emphasized region (ta6 + tb6 in FIG. 14B). The drive time is used more effectively by changing the scanning time of one line between the non-emphasized area and the emphasized area so that the brightness of the brightness emphasized area is brighter than the brightness at the time of displaying full screen normal brightness. This is the mode to use.
[0145]
The luminance enhancement coefficient k6 in the partial enhancement mode 5 is a ratio k6 = (ta6 + tb6) / ta5 of the drive time ta6 + tb6 of the luminance enhancement region in the partial luminance enhancement mode to the drive time ta5 in the full screen normal luminance display. It is set whether the driving time of the range is driven longer by the luminance enhancement coefficient k6 times than the driving time at the time of full screen normal luminance display. As a result, the luminance in the luminance emphasis region can be made brighter than the luminance during full screen normal luminance display.
[0146]
Next, a procedure for calculating the luminance enhancement coefficient k6 will be described.
[0147]
As shown in FIG. 14, the drive time during full screen display during full screen display is ta5.
[0148]
On the other hand, during partial brightness enhancement,
Number of pixels in the Y direction: m
Y-direction enhancement region range for luminance enhancement: p
Luminance enhancement coefficient: k6 = (ta6 + tb6) / ta5
1-line scanning time of non-emphasized area = driving time of non-emphasized area: tHDb = ta6
1 line scanning time of the enhancement region = drive time of the enhancement region: tHDc = (ta6 + tb6)
1 frame time at the time of full screen normal brightness display and brightness highlight display is equal,
1 frame time: p × (ta6 + tb6) + (mp) × ta6 = m × ta5
It is.
[0149]
Here, the driving time when emphasizing brightness is longer than the driving time when displaying full screen normal brightness.
In order to do this, it is necessary to satisfy k6> 1.
[0150]
From the above, ta6 = (mp−k6) × ta5 / (mp)> 0
As described above, if ta6 can be determined, the driving time at the time of luminance emphasis and the driving time at the time of full-screen normal luminance display become longer, and the luminance can be increased than at the time of full-screen normal luminance display.
[0151]
In this case, since m−p> 0 always holds, k6 may be set so that (m−p × k6)> 0.
[0152]
Next, the operation in the partial emphasis mode 5 will be described.
[0153]
In order to operate the partial enhancement mode 5, the overall control unit 199 first sets the partial enhancement mode 5 and an appropriate luminance enhancement coefficient k6 based on the above procedure in the setting register unit of the setting unit 131d. Other settings are the same as those in the “partial enhancement mode 1”.
[0154]
When the register is set by the overall control unit 199, the address timing control unit 131e calculates the non-enhanced scanning line drive time “ta6” and the brightness enhancement region additional drive time “tb6” from the set values. Prepare for display control.
[0155]
Next, data writing is started from drivers DX1 to DXN for the first display scanning line Y1.
[0156]
After data writing is completed, all the X direction drivers DX1 to DXN including the X direction drivers DX2 to DXg are driven during non-enhancement as shown in the non-enhancement line in FIG. Drive time “ta6”. This operation is performed up to the non-emphasized area scanning line Yi-1. The driving of the scanning line Y1 is completed at the driving time “ta6”, and the driving is repeated up to the non-emphasized scanning line Yi−1.
[0157]
Next, when the scanning line Yi including the emphasis region is reached, as shown in the emphasis line in FIG. 14, first, all the X-direction drivers DX1 to DXN including the X-direction drivers DX2 to DXg, Drive ta6 ". By the end of the drive time, the drive start address “ADSTAT”, the drive end address “DXn” and data are supplied to the driver DX2 including the brightness enhancement region, and the drive start address “0” is supplied to the driver DXg. Then, the drive end address “ADENDg” and data are written.
[0158]
In this case, it is not necessary to write the driving start address, driving end address, and display data in the other emphasis areas DX3 to DXg-1, since they are the same.
[0159]
Then, after the drive time “ta6” is finished, the range from Xi to Xj of the drivers DX2 to DXg including the region where the brightness is to be increased is driven for the calculated brightness enhancement region additional drive time “tb6”.
[0160]
As a result, as described above, the area where the luminance of the line is to be increased is driven by “ta6 + tb6”.
[0161]
This driving is repeated up to the scanning line Yj including the emphasized region.
[0162]
After that, the driving with the non-enhancement driving time “ta6” is repeated from the scanning lines Yj + 1 to Ym in the non-enhanced region, and one frame is completed.
[0163]
FIG. 15 is a diagram for explaining the transition of the scanning time within the one frame.
[0164]
When the partial emphasis mode 5 is operated, the driving time of the non-emphasized scanning line is “ta6”, and the driving time of the scanning line including the emphasized region is “ta6 + tb6”. 1 scan line drive time “ta5”.
[0165]
In this way, by assigning the drive time used for the full-screen normal luminance display to the luminance emphasis area, a brighter display than the full-screen normal luminance display of FIG. 14 is possible. At the same time, the drive time of the non-emphasized area is reduced, and power saving control is possible.
[0166]
(Other examples)
The calculation formula of the fifth driving method is an example, and other methods can be used.
[0167]
In addition, if the full-screen normal drive display has a blanking time in one frame time and 1H period, the luminance can be increased by driving the blanking time line and the X direction driver separately. It is.
[0168]
Further, in the case where a calculation error occurs in each driving time in this embodiment, adjustment is performed by inserting a slight blanking time, and an operation equivalent to an operation without blanking time is possible.
[0169]
As described above, according to the embodiments of the present invention, each driver in the X direction for data lines is independently assigned a drive time within the 1H period, so that the drive time can be set for each driver. As a result, the display luminance of the attention location in the horizontal direction can be relatively increased, power saving control can be performed, and the luminance of the attention region can be easily increased.
[0170]
In the case where the driver division driving timing is sequentially driven in time series for each driver within the 1H period, the selection time is extended so that the driving time of the driver for the emphasized data line is more than 1 time, or Increase the number of selections. Alternatively, after all the drivers are sequentially driven in time series, the driver for the emphasized data line is selected again and driven, so that the driving time of the driver in the 1H period is made different between the attention location and the non-interest location. Also good.
[0171]
When all the drivers are selected at the same time within the 1H period and pixels on one scanning line are selected as in the line sequential method, the driver for the emphasized data line is selected again at another timing within the same 1H period. By being driven, the driving time of the driver within the 1H period may be made different between the attention location and the non- attention location.
[0172]
Furthermore, if the scanning line drive time (1H period) of the scanning line at the target location is made longer than that at the non-target location, the display luminance is further made different between the target location and the non-target location in the vertical direction. Can do.
[0173]
Further, the driver has been described on the premise of a driver circuit such as one integrated circuit chip for each predetermined data line. However, in the present invention, a driving portion (for one channel) for each data line may be regarded as a driver. In this case, the drive period can be set for each data line.
[0174]
Also, even when displaying at the maximum brightness, it is possible to display at a brightness higher than the normal maximum brightness by making the driving time of the non-attention area the driving time of the attention area, and emphasize the attention area more. it can.
[0175]
Further, by shortening the driving time in the non-attention area and reducing the luminance, it is possible to enhance the luminance while keeping the total power consumption the same.
[0176]
Further, by dividing the driver, it is possible to reduce the peak current of the driving power source by dispersing the driving current as compared with the simultaneous driving of all the drivers.
[0177]
The following embodiments are also included in the embodiments of the present invention.
[0178]
[Embodiment 1]
In a display control apparatus for controlling display of a display panel in which display pixels are arranged at intersections of a matrix formed by a plurality of scanning lines and a plurality of data lines,
Scanning line driving means for supplying a selection signal to the selected scanning line among the plurality of scanning lines and driving the selected signal;
Data line driving means for supplying a data signal corresponding to display data to the plurality of data lines and dividing and driving the plurality of data lines;
Setting means for setting a display area of a display pixel for changing display luminance among display pixels arranged in the display panel;
The data line driving means makes the driving time of the data lines existing in the display area set by the setting means longer than the driving time of the data lines existing in the display area not set by the setting means. A display control device.
[0179]
[Embodiment 2]
2. The embodiment according to claim 1, wherein the data driving unit includes a plurality of data line drivers for each block obtained by dividing the plurality of data lines, and drives the data lines for each of the data line drivers. Display control device.
[0180]
[Embodiment 3]
A display control device in which one horizontal scanning period of a scanning line selected by the scanning line driving means is constant,
Drive time changing means for newly changing the drive time of the data lines existing in the display area set by the setting means;
The sum of the drive times of all the data lines newly changed by the drive time changing means and the drive times of all the data lines existing in the display area not set by the setting means is the one horizontal scanning period. The display control apparatus according to the embodiment 1 or 2, wherein the display control apparatus is within a range.
[0181]
[Embodiment 4]
4. The display control apparatus according to claim 3, wherein the drive time of the data line newly changed by the drive change means is longer than the drive time of the data line in the normal drive mode.
[0182]
[Embodiment 5]
The drive time of the data line is controlled for each data line driver, the drive time of the data line existing in the display area set by the setting means is increased, and / or in the display area not set by the setting means The display control device according to any one of embodiments 2 to 4, wherein the drive time of the existing data line is reduced.
[0183]
[Embodiment 6]
A display control apparatus according to any one of embodiments 1 to 5;
A display panel comprising a plurality of scanning lines, a plurality of data lines, and display pixels arranged at intersections of a matrix formed by the plurality of scanning lines and the plurality of data lines;
A display device comprising:
[0184]
[Embodiment 7]
In a display control method for controlling display of a display panel in which display pixels are arranged at intersections of a matrix formed by a plurality of scanning lines and a plurality of data lines,
A scanning line driving step of supplying a selection signal to the selected scanning line among the plurality of scanning lines and driving the selected scanning line;
A data line driving step of supplying a data signal corresponding to display data to the plurality of data lines and driving the plurality of data lines;
Setting a display area where there is a display pixel whose display luminance is to be changed among the display pixels arranged in the display panel,
In the data line driving step, the driving time of the data lines existing in the display region set in the setting step is set longer than the driving time of the data lines existing in the display region not set in the setting step. A display control method characterized by the above.
[0185]
The display used in the present invention includes various displays having fixed pixels that can be driven in the matrix as described above. In particular, self-luminous displays, specifically, ELD, PDP, Display panels such as FED and SED are preferably used.
[0186]
【The invention's effect】
As described above, the present invention enables power-saving control by dividing and driving at least one of the data line X-direction drivers within a 1H period, and in the display area set by the setting means. By making the drive time of the existing data line longer than the drive time of the data line existing in the display area not set by the setting means, the luminance of the attention area can be easily increased.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an entire Internet terminal apparatus capable of receiving TV according to the present embodiment.
FIG. 2 is a diagram showing details of a drawing and control unit and a display unit of the terminal device shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a schematic configuration diagram showing an example of a display device.
FIG. 4 is a schematic diagram for explaining a driving operation of the display panel.
FIG. 5 is a table showing the contents of a drive setting register according to the present embodiment.
FIG. 6 is a schematic diagram for explaining a highlight area according to the present embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing drive timing of full-screen normal luminance display in a driver division drive mode.
FIG. 8 is a timing chart for explaining a partial enhancement mode 1A according to the first embodiment;
FIG. 9 is a timing chart for explaining a partial enhancement mode 1B according to the first embodiment;
FIG. 10 is a timing chart for explaining a partial emphasis mode 2 according to a second embodiment.
FIG. 11 is a timing chart for explaining full-screen normal luminance driving by the same driving for all pixels.
FIG. 12 is a timing chart for explaining a partial emphasis mode 3 according to a third embodiment.
FIG. 13 is a timing chart for explaining a partial emphasis mode 4 according to a fourth embodiment.
FIG. 14 is a timing chart for explaining a partial emphasis mode 5 according to a fifth embodiment;
FIG. 15 is a timing chart for explaining a partial enhancement mode 5 according to a fifth embodiment;
[Explanation of symbols]
10 Terminal device
101 Antenna section
102 Receiver
103 Conversion unit
105 Communication transceiver
111 Voice control unit
112 Audio output unit
131 Control unit
131a Display data composition unit
131b Display memory section
131c Drawing control unit
131d setting part
131e Address timing control unit
132 Display section
132a X direction driver
132c Y direction driver
132d display panel
191 Input section
192 Memory part
193 HDD section
199 General Control Department
k Brightness enhancement coefficient
S11 Internal bus
S13a Display data line
S13b Output enable signal
S13c Y direction control line
tHD 1 line scanning time

Claims

In a display control device that controls display of a display panel having a plurality of scanning lines, a plurality of data lines, and display pixels that are matrix-driven by the scanning lines and the data lines,
Scanning line driving means for supplying a selection signal to the selected scanning line among the plurality of scanning lines and driving the selected signal;
A plurality of data line drivers each driving a plurality of data lines;
A control unit,
Each data line driver supplies to the data line corresponding data signal modulated according to Viewing data,
The control unit sets a data line corresponding to an emphasis area that is an area for increasing display luminance of display pixels arranged on the display panel, and sets the data line to be driven to the emphasis area within one horizontal scanning period. A first length assignment period, which is an assignment period to a data line driver that does not include a corresponding data line, and an assignment period to a data line driver in which a data line to be driven includes a data line corresponding to the enhancement region. And set a second length allocation period,
The allocation period of the second length is longer than the allocation period of the first length;
The control unit allocates a data line of a data line driver that does not include a data line corresponding to the enhancement region for the allocation period of the first length, and includes a data line corresponding to the enhancement region in a driving data line. A data line that does not correspond to the emphasis area of the data line driver is allocated for the allocation period of the first length, and the data line driver includes a data line corresponding to the emphasis area in the enhancement area of the data line driver. A display control apparatus, wherein a corresponding data line is allocated only during the second length allocation period .

The first or second length of the allocation period, the display control device according to claim 1, characterized in that allocated time-sequentially to each data line drivers in said one horizontal scanning period.

The display control device according to claim 1 or 2 ,
A display panel controlled by the display control device;
A display device comprising: