JP3919537B2 - 発光システム、送信装置および受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はワイヤレスコントロール可能な発光システムに関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
特公昭63−772号公報には、電波のみで通信を行なうワイヤレス閃光撮影システムが提案されている。このワイヤレス閃光撮影システムは、信号送信時のみ搬送波を送る方式の場合、カメラからの発光開始信号を受けた送信機が発光開始信号を受信機に遅れて送信してしまうといった課題を解決するためのものである。すなわち、このワイヤレス閃光撮影システムでは、カメラのレリーズ前に搬送波信号を予め送信しておき、レリーズ時に搬送波信号の電波エネルギーを増やす方式がとられている。一方、通信方法として光のみを用いたワイヤレス撮影システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特公昭63−772号公報に提案されているワイヤレス閃光撮影システムは、レリーズ前から搬送波信号を送信しているため、余分な電力を浪費してしまう欠点がある。
【0004】
本発明の第1の目的は、上述した余分な電力を消費することがないとともに、カメラからの発光開始信号に対して送信機が発光開始信号を遅延少なく送信することが可能な発光システムを提供することにある。
【0005】
また、本発明の第2の目的は、従来技術の光通信のみの発光システムと、電波および光を用いた通信が可能な発光システムとが混在しても使用可能な発光システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明である発光システムは、照明光を発する送信側照明手段と、発光条件を設定するための発光データ信号及び受信側照明手段に発光を開始させるための発光開始信号を電波又は音波の信号によりワイヤレス送信する送信手段とを有し、送信側照明手段が照明光を発するためのエネルギを蓄えたコンデンサを用いて、発光開始信号を送信側照明手段の照明光によりワイヤレス送信する送信装置と、受信側照明手段に接続された、又は受信側照明手段を有する受信装置であって、発光データ信号及び発光開始信号を電波又は音波の信号によりワイヤレス受信する第1の受信手段と、発光開始信号を光によりワイヤレス受信する第2の受信手段と、発光データ信号を受信することに応じた第1の受信手段の出力に基づいて発光データ信号に応じた受信側照明手段の発光準備動作を行い、発光開始信号の受信に応じて受信側照明手段を発光させる制御手段とを有する受信装置とを備え、制御手段は、発光開始信号を受信することに応じた第2の受信手段の出力に基づいて受信側照明手段を発光させるとともに、第2の受信手段が発光開始信号を受信しないときに発光開始信号を受信することに応じた第1の受信手段の出力に基づいて受信側照明手段を発光させることを特徴とする。
【0007】
すなわち、送信手段から発光データ信号を電波又は音波の信号によりワイヤレス送信し、発光開始信号を送信側照明手段の照明光によりワイヤレス送信するようにすることで、上述した従来技術のように受信装置を発光させるためにカメラのレリーズ前から搬送波信号を送信しておくといったことをなくし、余分なエネルギ消費を抑えることができるようにしている。しかも、光を用いて発光開始信号を送信するようにすることで、電波により発光開始信号を送信して受信装置を発光させる従来技術に比べて受信装置(受信側照明手段)における発光の反応を早くするようにしている。
【0009】
また、第1の受信手段において電波又は音波の信号による発光開始信号を受信するようにし、第2の受信手段が光による発光開始信号を受信しないときに、電波又は音波の信号による発光開始信号を受信することに応じた第1の受信手段の出力に基づいて受信側照明手段を発光させるようにすることで、光による発光開始信号が障害物により遮られて第2の受信手段に到達しないことがあっても、第1の受信手段が電波又は音波の信号による発光開始信号を受信することにより、受信装置の受信側照明手段を発光させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態である発光システムの特徴を最も良く表す図である。ここで、図1(a)は送信機(マスタ)である閃光装置の回路構成を表すブロック図、図1(b)は受信機(スレーブ)である閃光装置の回路構成を表すブロック図である。送信機である閃光装置は、不図示のカメラ本体と通信が可能である。
【0016】
図1(a)において、101は電源である電池、102は電池101の電圧を数百V昇圧する昇圧回路、103は昇圧回路102で昇圧された電気エネルギーを蓄えるメインコンデンサである。
【0017】
104はトリガ回路であり、放電管105に数KVの高電圧を印加することにより放電管105を発光させる。この放電管105は、メインコンデンサ103の電気エネルギーを光エネルギーに変換して発光する。106は発光制御回路で、導通状態と非導通状態間で切り換わることにより放電管105の発光を制御する。
【0018】
107は送信機である閃光装置の各部動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、送信機マイコン)、110は送信機マイコン107から出力されたデジタル信号を電波無線信号に変換する電波送信部である。109はアンテナで、電波送信部110の出力に応じた電波を送信する。
【0019】
108は不図示のカメラ本体と送信機マイコン107間で通信を行なうための端子である。この端子108のうち、S0端子はカメラ本体からのクロック信号用の端子、S1端子はS0端子のクロックに同期してカメラ本体から送信機マイコン107に所定のデータを送信するための端子である。
【0020】
また、S2端子はS0端子のクロックに同期して送信機マイコン107からカメラ本体に所定のデータを送信するための端子、S3端子はカメラ本体から送信機マイコン107に発光開始の信号を送信するための端子、S4はGND端子である。
【0021】
上述した送信機である閃光装置の構成において、この閃光装置に設けられた不図示の電源スイッチがON状態になると、送信機マイコン107が動作を開始して昇圧回路102の動作を開始させる。昇圧回路102で昇圧された電気エネルギーはメインコンデンサ103に蓄えられ、放電管105が発光可能な電圧になるまでメインコンデンサ103に電気エネルギーが蓄えられる。
【0022】
次に、受信機である閃光装置の構成について説明する。図1(b)において、201は電源である電池、202は電池201の電圧を数百V昇圧する昇圧回路、203は昇圧回路202で昇圧された電気エネルギーを蓄えるメインコンデンサである。
【0023】
204はトリガ回路であり、放電管205に数KVの高電圧を印加することにより放電管205を発光させる。この放電管205は、メインコンデンサ203の電気エネルギーを光エネルギーに変換して発光する。206は発光制御回路で、導通状態と非導通状態間で切り換わることにより放電管205の発光を制御する。
【0024】
207は受信機である閃光装置の各部動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、受信機マイコン)、209は送信機(アンテナ109)から送信された電波を受信するアンテナである。210はアンテナ209で受信した電波をデジタル信号に変換する電波受信部で、この変換信号は受信機マイコン207に出力される。
【0025】
211は受光センサであり、上述した送信機である閃光装置の放電管105で発光した光(発光開始信号)を受光する。212は受光センサ211で受光した光を電気信号に変換する既存の光受信部で、この光受光部212で変換された信号は受信機マイコン207に出力される。
【0026】
上述した受信機である閃光装置の構成において、この閃光装置に設けられた不図示の電源スイッチがON状態になると、受信機マイコン207が動作を開始して昇圧回路202の動作を開始させる。昇圧回路202で昇圧された電気エネルギーはメインコンデンサ203に蓄えられ、放電管205が発光可能な電圧になるまでメインコンデンサ203に電気エネルギーが蓄えられる。なお、本実施形態の受信機は、発光部(放電管205等)および受信部(アンテナ209、電波受信部210、受光センサ211、光受光部212)が一体となって構成されているが、発光部と受信部を別体として相互に接続できるものであってもよい。
【0027】
次に、受信機を発光させて撮影(ワイヤレス撮影)を行う際における送信機の動作について説明する。
【0028】
まずは、カメラ本体および送信機マイコン107間の通信動作およびこの通信動作に応じた送信機の動作について、図7に示すフローチャートに沿って説明する。
【0029】
送信機マイコン107のS0端子に1バイト分のクロックが入力されると(図3のT0のタイミング)、送信機マイコン107に通信割込みが発生する(S1001)。S1002では、カメラ本体から通信された命令が、受信機に発光準備信号を送信する命令(発光準備信号送信命令)であるか否かを判断し、発光準備信号送信命令であればS1005に進み、そうでなければS1003に進む。
【0030】
S1003では、発光準備信号送信命令の通信処理以外の他の通信処理を行いS1004に進む。S1005では、送信機において設定又はカメラ本体において設定されたワイヤレス通信のチャンネル(CH)、発光グループ、単発発光、マルチ発光の情報(発光データ)を下記に示す表1から表4のフォーマットにしたがって電波送信部110に設定する。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
S1006では、電波送信部110に、S1005において設定された発光データをアンテナ109から電波により送信を開始させてS1004に進む。例えば、発光データがチャンネル1(CH1)、全グループ発光、単発発光、発光量がフル発光−1段のデータである場合には、表1および表2に示すように1バイト目=10011100、2バイト目=10000100というデータを送信する。このときの電波送信部110の送信波形を図3の(d)に示す。
【0036】
S1004では、通信割込みを終了し、メインルーチンに戻る。
【0037】
本実施形態では電波通信の波形をFM変調で表しているが、AM変調やスペクトラム拡散などを用いた通信方式であってもかまわない。
【0038】
次に、送信機から発光開始信号を送信する時の動作を図8のフローチャートに沿って説明する。
【0039】
カメラ本外および送信機マイコン107の通信端子108のうちS3端子をHレベルからLレベルにすることにより、カメラ本体は送信機マイコン107に発光開始信号を出力する。(図3のT1のタイミング、カメラ本体におけるレリーズ動作時)このS3端子のHレベルからLレベルの立ち下りを受けて送信機マイコン107は発光開始信号通信の割込みを発生する(S1101)。
【0040】
S1102において送信機マイコン107は、発光制御回路106にHレベル信号を出力することにより発光制御回路106を導通状態とする。これによりメインコンデンサ103の陽極−放電管105−発光制御回路106−メインコンデンサ103の陰極の放電ループが形成される。
【0041】
S1103で送信機マイコン107は、トリガ回路104に所定時間Hレベル信号を出力する。これにより、トリガ回路104は放電管105に高電圧を印加し、放電管105は発光を開始する。この発光は、受信機の発光を開始させるための信号(発光開始信号)となる。
【0042】
S1104では、放電管105による発光開始信号の光パルスを形成する時間を計測する光通信パルスのタイマをスタートする。S1105では、光通信パルスのタイマが所定時間、経過したか否かを判別し、所定時間が経過したらS1106へ進む。
【0043】
S1106において送信機マイコン107は、発光制御回路106にLレベル信号を出力することにより発光制御回路106を非導通状態とする。これにより、メインコンデンサ103の陽極−放電管105−発光制御回路106−メインコンデンサ103の陰極の放電ループが遮断され、放電管は発光を停止する。
【0044】
S1107では、割り込み処理を終了してメインルーチンに戻る。ここで、送信機の放電管105による発光波形と発光タイミングを図3の(e)に示す。なお、本実施形態では、発光開始信号を所定の光パルスとしているが、送信機である閃光装置の撮影時の発光を発光開始信号として利用してもかまわない。
【0045】
次に、受信機の動作を図9のフローチャートに沿って説明する。
【0046】
上述したように送信機のアンテナ109から送信された電波(発光データ)は受信機のアンテナ209で受信される。そして、この受信電波は電波受信部210で変換された後、受信機マイコン207に出力される。電波受信部210からの受信データが1バイト分になると、受信機マイコン207は通信割込みを発生する。(S1201)
S1202では、通信データの1バイト目か否かを判別し、1バイト目であればS1207に進み、そうでなければS1203に進む。S1207では、受信した通信データがコマンド取り消しデータ(表1において1バイト目のD2、D1、D0=0、0、0)であればS1210に進み、そうでなければS1208に進む。
【0047】
S1210では、発光開始信号待ちFLGを0に設定し、通信データ長を1バイト、次のデータが1バイト目(表1)と設定してS1206に進む。S1208では、受信データがマルチ発光データ(表1において1バイト目のD2、D1、D0=1、1、0)であるか否かを判別し、マルチ発光データであればS1209に進み、そうでなければS1211に進む。
【0048】
S1211では、通信データ長を2バイト、次のデータが2バイト目(表1)と設定してS1206に進む。S1209において、マルチ発光を行うときは表1に示すように4バイト通信なので、通信データ長を4バイト、次のデータが2バイト目と設定してS1206に進む。
【0049】
S1203では、通信データの2バイト目か否かを判別し、2バイト目であればS1212に進み、そうでなければS1204に進む。S1212では、2バイト目に示された発光量(表2)を設定してS1213に進む。
【0050】
S1213では、データ長が2バイトか否かを判別し、2バイトであればS1215に進み、そうでなければS1214に進む。S1214では、次のデータを3バイト目に設定してS1206に進む。S1215では、次のデータを1バイト目に設定してS1216に進む。
【0051】
S1216では、1バイト目の通信データで得られたチャンネル(CH)、発光グループが受信機における設定内容と一致しているか否かを判別し、一致していたらS1218に進み、そうでなければS1217に進む。S1217では、発光開始信号待ちFLGを0に設定してS1206に進む。S1218では、発光開始信号待ちFLGを1に設定、すなわち受信機を発光準備状態にしてS1206に進む。
【0052】
S1204では、通信データの3バイト目か否かを判別し、3バイト目であればS1223に進み、そうでなければS1205に進む。S1223では、3バイト目の通信データにより得られたマルチ発光の発光回数(表1、3)を設定し、次のデータを4バイト目と設定してS1206に進む。
【0053】
S1205では、通信データの4バイト目か否かを判別し、4バイト目であればS1219に進み、そうでなければS1206に進む。S1219では、4バイト目の通信データにより得られたマルチ発光の発光周波数(表1、4)を設定し、次の通信データを1バイト目に設定してS1220に進む。
【0054】
S1220では、1バイト目の通信データで得られたチャンネル(CH)、発光グループが受信機における設定内容と一致しているか否かを判別し、一致していたらS1222に進み、そうでなければS1221に進む。S1221では発光開始信号待ちFLGを0に設定しS1206に進む。
【0055】
S1222では、発光開始信号待ちFLGを1に設定してS1206に進む。S1206では割り込み処理を中止してメインルーチンに戻る。
【0056】
次に、送信機の放電管105で発光した光(発光開始信号)を受光センサ211で受光したときの受信機の割り込み処理を図10のフローチャートに沿って説明する。
【0057】
送信機(放電管105)が発光開始信号の光パルスを図3のT1のタイミングで送信すると、光受信部211は受信機マイコン207に対し受信した光パルスに応答する電気信号を出力する。受信機マイコン207は、この出力を受けると割り込み処理を開始する。(S1301)
S1302では、発光開始信号待ちFLGが1であるか否かを判別し、発光開始信号待ちFLGが1であればS1304に進み、そうでなければS1303に進む。S1304では、受信機発光処理サブルーチンを呼び出すことにより受信機は発光動作を行なう。
【0058】
以下、受信機発光処理サブルーチンを図12のフローチャートに沿って説明する。S1501でスタートし、S1502において受信機マイコン207は発光制御回路206にHレベル信号を出力することにより発光制御回路206を導通状態とする。これにより、メインコンデンサ203の陽極−放電管205−発光制御回路206−メインコンデンサ203の陰極の放電ループが形成される。
【0059】
S1503において受信機マイコン207は、トリガ回路204に所定時間Hレベル信号を出力する。これによりトリガ回路204は放電管205に高電圧を印加することにより、放電管205は発光を開始する。
【0060】
S1504では、上述した送信機との通信により得られた所定の発光量に応じた発光制御回路206のON時間(導通状態の時間)をカウントする発光量タイマをスタートする。
【0061】
S1505では、発光量タイマが、放電管205が所定の発光量となるまでの所定時間をカウントしたか否かを判別し、所定時間が経過したらS1506へ進む。S1506において受信機マイコン207は、発光制御回路206にLレベル信号を出力することにより発光制御回路206を非導通状態とする。これによりメインコンデンサ203の陽極−放電管205−発光制御回路206−メインコンデンサ203の陰極の放電ループが遮断され、放電管205の発光が停止する。
【0062】
S1507ではサブルーチンを終了し、図10のS1309に進む。上述した受信機発光処理サブルーチンにおける受信機(スレーブ閃光装置)の発光波形と発光タイミングを図3の(f)に示す。
【0063】
S1309では、発光後に受信機が誤発光しないよう発光開始信号待ちFLGを0に設定する。S1310では、上述した送信機との通信により設定された発光モードがマルチ発光か否かを判別し、マルチ発光であればS1311に進み、そうでなければS1303に進む。
【0064】
S1311では、通信により設定されたマルチ発光における発光回数が1回であるか否かを判別し、1回であればS1303に進み、そうでなければS1312に進む。S1312では、マルチ発光回数カウントに1を設定してS1313に進む。
【0065】
S1313では、上述した送信機との通信により設定されたマルチ発光の周波数に応じた発光間隔でタイマ割込みのかかるマルチ発光間隔タイマをスタートし、S1303に進む。S1303では、割り込み処理を終了しメインルーチンに戻る。以上で単発発光の場合と、マルチ発光の1回目の発光処理を終了する。
【0066】
次に、マルチ発光における2回目以降の発光処理を図11のフローチャートに沿って説明する。図10のS1313でスタートしたマルチ発光間隔タイマが設定時間をカウントすると割込みが発生する(S1401)。
【0067】
S1402では、受信機発光処理サブルーチンを呼び出すことにより、図12に示すフローに従って発光動作を行なう。そして、発光動作を終了した後、S1407に進む。
【0068】
S1407では、上述した送信機との通信により設定された発光回数だけ発光が終了したか否かを判別し、発光終了であればS1408に進み、そうでなければS1410に進む。S1408では、マルチ発光間隔タイマを停止してS1409に進む。
【0069】
S1410では、マルチ発光回数カウントに1を加えてS1409に進む。S1409では割り込み処理を終了してS1409に進む。
【0070】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態である発光システムについて説明する。この発光システムの構成は第1実施形態における発光システムの構成(図1)と同じである。
【0071】
カメラ本体と送信機マイコン107間の通信動作に関しては第1実施形態で説明した図7のフローチャートと同じ動作であり、カメラ本体からの通信命令が受信機への発光準備信号送信命令であれば、送信機は受信機に対してアンテナ109(電波送信部110)から発光準備信号を送信する(図4の(d)の波形)。ここで、本実施形態での送信フォーマットは、表5に示すように発光開始命令(1バイト目D2、D1、D0=1、1、1)が追加されている。
【0072】
次に、送信機の発光開始信号送信時の動作を図13のフローチャートに沿って説明する。
【0073】
カメラ本体と送信機マイコン107間の通信端子108のうちS3端子をHレベルからLレベルにすることにより、カメラ本体は送信機マイコン107に発光開始信号を出力する(図4のT1のタイミング)。このS3端子のHレベルからLレベルの立ち下りを受けて送信機マイコン107は発光開始信号通信の割込みを発生する(S2101)。
【0074】
S2102では、送信機において設定又はカメラ本体において設定されたワイヤレス通信のチャンネル(CH)、発光グループ、発光開始の情報(発光データ)を下記に示す表5から表8のフォーマットにしたがって電波送信部110に設定する。
【0075】
【表5】
【0076】
【表6】
【0077】
【表7】
【0078】
【表8】
【0079】
S2103では、電波送信部110に、S2102において設定された発光データをアンテナ109から電波により送信を開始させてS2104に進む。例えば、発光データがチャャンネル1(CH1)、全グループ発光、発光開始のデータである場合には、表5に示すように1バイト目=10011111というデータを送信する。このときの電波送信部110の送信波形を図4の(d)に示す。
【0080】
S2104において送信機マイコン107は、発光制御回路106にHレベル信号を出力することにより発光制御回路106を導通状態とする。これによりメインコンデンサ103の陽極−放電管105−発光制御回路106−メインコンデンサ103の陰極の放電ループが形成される。
【0081】
S2105で送信機マイコン107は、トリガ回路104に所定時間Hレベル信号を出力する。これにより、トリガ回路104は放電管105に高電圧を印加し、放電管105は発光を開始する。この発光は、受信機の発光を開始させるための信号(発光開始信号)となる。
【0082】
S2106では、放電管105による発光開始信号の光パルスを形成する時間を計測する光通信パルスのタイマをスタートする。S2107では、光通信パルスのタイマが所定時間、経過したか否かを判別し、所定時間が経過したらS2108へ進む。
【0083】
S2108において送信機マイコン107は、発光制御回路106にLレベル信号を出力することにより発光制御回路106を非導通状態とする。これにより、メインコンデンサ103の陽極−放電管105−発光制御回路106−メインコンデンサ103の陰極の放電ループが遮断され、放電管は発光を停止する。
【0084】
S2109では、割り込み処理を終了してメインルーチンに戻る。ここで、送信機の放電管105による発光波形と発光タイミングは図4の(e)に示す。なお、本実施形態では発光開始信号を所定の光パルスとしているが、送信機である閃光装置の撮影時の発光を発光開始信号として利用してもかまわない。
【0085】
次に、受信機の動作を図14のフローチャートに沿って説明する。
【0086】
上述したように送信機のアンテナ109から送信された電波(発光データ)は受信機のアンテナ209で受信される。そして、この受信電波は電波受信部210で変換された後、受信機マイコン207に出力される。電波受信部210からの受信データが1バイト分となると、受信機マイコン207は通信割込みを発生し(S2201)、S2230に進む。
【0087】
S2230では、発光開始信号待ちFLGが1であるか否かを判別し、発光開始信号待ちFLGが1であれば、つまり発光開始信号の受信を待っている状態であればS2231に進み、そうでなければ、つまり発光準備信号の通信であればS2202に進む。
【0088】
S2202からS2223までの処理は、第1実施形態における図9のフローチャートにおけるS1202からS1223の処理と同じである。
【0089】
また、受信機の受光センサ211(光受信部212)において、送信機から発光開始信号の光パルスを受けたときの割込み処理は、第1実施形態における図10から図12のフローチャートに示す動作と同じである。ここで、送信機が発光開始信号の光パルスを図4のT1のタイミングで送信したときにおける、受信機の発光波形を図4の(f)に示す。
【0090】
受信機が送信機(放電管105)から発光開始信号の光パルスを受信できなかった場合の処理を以下に図14のフローチャートにおけるS2231以降の処理に沿って説明する。
【0091】
すなわち、本実施形態において、受信機の受光センサ211において送信機から発光開始信号の光パルスを受信したときには、光受信部212の出力に基づいて発光動作が行われ、図10のS1309で発光開始信号待ちフラグが0に設定される。このため、送信機から電波による発光開始信号を受信しても発光動作は行われない。一方、受信機の受光センサ211が送信機から発光開始信号の光パルスを受信できないときには、送信機から電波による発光開始信号を受信することにより発光動作を行うようになっている。以下、受信機が電波による発光開始信号を受信したときの動作について説明する。
【0092】
S2231では、通信データで得られたチャンネル(CH)、発光グループが受信機における設定内容と一致し、また通信データに発光開始信号(表5におけるD2、D1、D0=1、1、1)が含まれていればS2233へ進み、そうでなければS2232に進む。
【0093】
S2232では、次データを1バイト目に設定しS2206に進む。S2233では、後述する図15のフローチャートによる発光動作を呼び出す。そして、発光動作が終了した後はS2234に進む。S2234では、発光開始信号待ちFLGを0に設定し、次データを1バイト目に設定してS2206に進む。
【0094】
以下、S2233で呼び出した発光動作を図15のフローチャートに沿って説明する。S2501でスタートし、S2502では第1実施形態で説明した図12の受信機発光処理サブルーチンを呼び出し、発光動作を行なう。発光動作が終了した後はS2507に進む。
【0095】
ここで、電波送信部110から送信された発光開始信号により受信機(スレーブ閃光装置)が発光した場合の発光波形および発光タイミングを図4の(f)に示す。
【0096】
S2507では、送信機との通信により設定された発光モードがマルチ発光か否かを判別し、マルチ発光であればS2509に進み、そうでなければS2508に進む。S2509では、通信により設定されたマルチ発光における発光回数が1回であるか否かを判別し、1回であればS2508に進み、そうでなければS2510に進む。
【0097】
S2510では、マルチ発光回数カウントに1を設定しS2511に進む。S2511では、送信機との通信により設定されたマルチ発光の周波数に応じた発光間隔でタイマ割込みのかかるマルチ発光間隔タイマをスタートし、S2508に進む。
【0098】
S2508では発光処理を終了して、図14のS2234に進む。以上で単発発光の場合と、マルチ発光の1回目の発光処理を終了する。ここで、マルチ発光における2回目以降の発光処理は、第1実施形態における図11のフローチャートと同じである。
【0099】
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態である発光システムについて説明する。本実施形態の発光システムは、1つの送信機である閃光装置と、第1の受信機および第2の受信機である閃光装置とで構成されている。
【0100】
ここで、本実施形態の発光システムのうち送信機の構成に関しては、第1実施形態における送信機の構成(図1(a))と同じである。また、第2の受信機の構成は、第1実施形態における受信機の構成(図1(b))と同じである。
【0101】
まず、本実施形態における第1の受信機の構成について図2に沿って説明する。
【0102】
図2において、301は電源である電池、302は電池301の電圧を数百V昇圧する昇圧回路、303は昇圧回路302で昇圧された電気エネルギーを蓄えるメインコンデンサである。
【0103】
304はトリガ回路であり、放電管305に数KVの高電圧を印加することにより放電管305を発光させる。この放電管305は、メインコンデンサ303の電気エネルギーを光エネルギーに変換して発光する。306は発光制御回路で、導通状態と非導通状態間で切り換わることにより放電管305の発光を制御する。
【0104】
307は第1の受信機である閃光装置の各部動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、第1受信機マイコン)である。311は受光センサであり、送信機の放電管105で発光した光を受光する。312は受光センサ311で受光した光を電気信号に変換する既存の光受信部で、この光受信部312で変換された信号は第1受信機マイコン307に出力される。
【0105】
上述した第1の受信機である閃光装置の構成において、この閃光装置に設けられた不図示の電源スイッチがON状態になると、第1受信機マイコン307が動作を開始して昇圧回路302の動作を開始させる。昇圧回路302で昇圧された電気エネルギーはメインコンデンサ303に蓄えられ、放電管305が発光可能な電圧になるまでメインコンデンサ303に電気エネルギーが蓄えられる。なお、本実施形態の第1の受信機は、発光部(放電管305等)および受信部(受光センサ311、光受光部312)が一体となって構成されているが、発光部と受信部を別体として相互に接続できるものであってもよい。
【0106】
次に、第1の受信機や第2の受信機を発光させて撮影(ワイヤレス撮影)を行う際における送信機の動作について説明する。
【0107】
まずは、カメラ本体と送信機マイコン107間の通信動作およびこの通信動作に応じた送信機の動作について、図16に示すフローチャートに沿って説明する。
【0108】
カメラ本体と送信機マイコン107間の通信端子108のうちS0端子に1バイト分のクロックが入力されると(図5のT0のタイミング)、送信機マイコン107に通信割込みが発生する(S3001)。
【0109】
S3002では、カメラ本体から通信された命令が受信機(第1および第2の受信機)への発光準備信号送信命令であるか否かを判断し、発光準備信号送信命令であればS3005に進み、そうでなければS3003に進む。
【0110】
S3003では、発光準備信号送信命令の通信処理以外の他の通信処理を行いS3004に進む。S3005では、送信機において設定又はカメラ本体において設定されたワイヤレス通信のチャンネル(CH)、発光グループ、単発発光、マルチ発光の情報(発光データ)を表1から表4のフォーマットにしたがって電波送信部110と光送信を行なう送信機マイコン107内のメモリ回路に設定する。
【0111】
S3006では、電波送信部110に、S3005において設定された発光データをアンテナ109から電波により送信を開始させてS3007に進む。例えば、発光データがチャンネル1(CH1)、全グループ発光、単発発光、発光量がフル発光−1段のデータである場合には、表1および表2に示すように1バイト目=10011100、2バイト目=10000100というデータを送信する。このときの電波送信部110の送信波形を図5の(d)に示す。
【0112】
S3007では、放電管105における光通信の光パルスの発光間隔を制御する光通信間隔タイマをスタートする。S3008では、送信データのビット7(表1のD7)=1であるか否かを判別し、D7=1であればS3014に進み、そうでなければS3009に進む。
【0113】
S3014では、1パルスの発光処理のサブルーチンを行い、S3015に進む。S3015では、ビットカウントに1を加えてS3009に進む。S3009では、光通信間隔タイマが次の光パルスを送信するタイミングとなったかを判別し、そうであればS3010に進み、そうでなければS3009を繰り返す。
【0114】
S3010では、光通信間隔タイマをリスタートさせる。S3011では、次の発光データのビットが1であるか否かを判別し、このビットが1であればS3016に進み、そうでなければS3012に進む。例えば、前回の発光データのビットがビット7(表1のD7)でれば、次の発光データのビットはビット6(表1のD6)となる。
【0115】
S3016では、1パルス発光処理のサブルーチンを処理してS3012に進む。S3012では、ビットカウントから1バイトの光通信が終了したか否かを判別し、1バイトの光通信が終了していればS3013に進み、そうでなければS3117に進む。S3017では、ビットカウントに1を加えてS3009に戻る。
【0116】
S3013では、送信するバイト数が終了したか否かを判別し、終了していればS3004に進み、そうでなければS3018に進む。S3018では、バイトカウントに1を加えてS3019に進む。S3019では、バイト間の間隔の所定時間だけウエイトしてS3007に戻る。S3004では、通信割込みを終了してメインルーチンに戻る。
【0117】
ここで、図5(e)に光通信により発光データを送信した際の波形を示す。このときの発光データの内容は電波通信における発光データの内容と同じである(例えば、1バイト目=10011100、2バイト目=10000100)。
【0118】
次に、上述したS3014およびS3016で呼び出す1パルス発光処理のサブルーチンにおける動作は、第1実施形態における図8に示す動作と同じである。ここで、本実施形態では、第1実施形態のように割り込み処理で発光動作がスタートするのではなく、サブルーチンのコールで動作を開始する。
【0119】
なお、図5(d)(e)では、アンテナ109(電波送信部110)からの電波信号(発光データ)と、放電管105の光信号(発光データ)がほぼ同期して表しているが、両者の信号が同期している必要はない。
【0120】
一方、送信機の発光開始信号送信時の動作であるが、この動作は第1実施形態における図8のフローチャートに示す動作と同様である。すなわち、図5のT1のタイミングで放電管105が発光することにより、発光開始信号が第1の受信機および第2の受信機に送信される。ここで、発光開始信号を送信した際の放電管105の発光波形を図5(e)に示す。
【0121】
次に、第1の受信機および第2の受信機の動作について説明する。
【0122】
まず、第1の受信機における動作、つまり、第1の受信機が送信機における放電管105の光通信による発光準備信号及び発光開始信号を受信した場合の動作を図17のフローチャートに沿って以下に説明する。
【0123】
送信機の放電管105の光通信パルスが第1の受信機の受光センサ311(光受光部312)で受光されると、第1受信機マイコン307では割り込み処理が発生する。(S3601)
S3602では、発光開始信号待ちFLGが1であるか否かを判別し、発光開始信号待ちFLGが1であればS3620へ進み、そうでなければS3603へ進む。S3620では、図12のフローチャートに示す受信機発光処理サブルーチンを実行する。これにより単発発光の場合と、マルチ発光の1回目の発光処理実行を行なっている。その後、S3621に進む。
【0124】
S3621では、発光開始信号待ちFLGを0に設定してS3622に進む。S3622では、送信機との通信により設定された発光モードがマルチ発光か否かを判別し、マルチ発光であればS3623に進み、そうでなければS3614に進む。
【0125】
S3623では、通信により設定されたマルチ発光における発光回数が1回であるか否かを判別し、発光回数が1回であればS3614に進み、そうでなければS3624に進む。S3624では、マルチ発光回数カウントに1を設定してS3625に進む。
【0126】
S3625では、送信機との通信により設定されたマルチ発光の周波数に応じた発光間隔でタイマ割込みのかかるマルチ発光間隔タイマをスタートしてS3614に進む。
【0127】
一方、S3603では受信データバッファレジスタのD7を1とする。そして、S3604で受信データバッファレジスタを1ビット左にシフトする(表1)。例えば、D7に入っていたビットデータはD0にシフトし、D6に入っていたビットデータはD7にシフトする。
【0128】
S3605では、光パルスの受信間隔を制御する受信間隔タイマをスタートする。S3606では、受信間隔タイマのカウントが送信パルスの間隔以上になるとS3607に進み、次の光パルスの受信に備えて受信間隔タイマをリスタートする。
【0129】
S3608では光受信部312からの入力を読み込む。S3609では、光受信部312からの入力がHレベル(光受信有り)であればS3615に進み、そうでなければS3610に進む。S3615では、受信データバッファレジスタのビットデータに1を設定しS3611に進む。S3610では、受信データバッファレジスタのビットデータに0を設定してS3611に進む。例えば、S2604で受信データバッファレジスタにおいてD7からD0にシフトした場合、このD0に1又は0を設定する。
【0130】
S3611ではビットカウントに1を加え、受信データバッファレジスタを1ビット左にシフトする。S3612では、ビットカウントより1バイト分の光通信を受信したか否かを判別し、1バイト分受信していたらS3613に進み、そうでなければS3606に戻る。
【0131】
S3613では、受信データ1バイト分の解析を行なうサブルーチンを実行する。受信データ1バイト分の解析を行なうサブルーチンは、第1実施形態における図9のフローチャートと同様にデータ長、次データが何バイト目か、発光モード、発光量、発光開始信号待ちFLG、マルチ発光時には発光回数と発光周波数の受信データ解析とデータ設定を行なう。ここで、第1実施形態では電波通信においてデータを1バイト受信した場合の割込み処理であるが、本実施形態では光通信においてデータを1バイト分を受信した場合のサブルーチンである。
【0132】
S3613において受信データ1バイト分の解析を行うサブルーチンが実行された後はS3614に進み、割り込み処理を終了する。
【0133】
次に、上述したS3620で呼び出す受信機発光処理サブルーチンの動作を図12のフローチャートに沿って説明する。S1501でスタートし、S1502において第1受信機マイコン307は発光制御回路306にHレベル信号を出力することにより発光制御回路306を導通状態とする。これにより、メインコンデンサ303の陽極−放電管305−発光制御回路306−メインコンデンサ303の陰極の放電ループが形成される。
【0134】
S1503において第1受信機マイコン307は、トリガ回路304に所定時間Hレベル信号を出力する。これによりトリガ回路304は放電管305に高電圧を印加することにより、放電管305は発光を開始する。
【0135】
S1504では、送信機との通信により得られた所定の発光量に応じた発光制御回路306のON時間(導通状態の時間)をカウントする発光量タイマをスタートする。
【0136】
S1505では、発光量タイマが、放電管305が所定の発光量となるまでの所定時間をカウントしたか否かを判別し、所定時間が経過したらS1506へ進む。S1506において第1受信機マイコン307は、発光制御回路306にLレベル信号を出力することにより発光制御回路306を非導通状態とする。これによりメインコンデンサ303の陽極−放電管305−発光制御回路306−メインコンデンサ303の陰極の放電ループが遮断され、放電管305は発光を停止する。
【0137】
S1507では、発光後に第1の受信機が誤発光しないよう発光開始信号待ちFLGを0に設定して、サブルーチンを終了する。ここで、第1の受信機(第1のスレーブ閃光装置)の発光波形と発光タイミングを図5の(f)に示す。上述した発光動作は、単発光又はマルチ発光1回における動作であるが、マルチ発光における2回目以降の発光動作は、第1実施形態における図11のフローチャートと同じである。
【0138】
次に、第2の受信機における動作について説明する。第2の受信機における動作は、第1実施形態における受信機の動作と同じであり、送信機との電波通信により発光準備信号を受信して発光準備動作を行い、送信機との光通信により発光開始信号を受信して発光動作を行う。
【0139】
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態である発光システムについて説明する。本実施形態における発光システムは送信機、第1の受信機および第2の受信機で構成されており、この送信機、第1の受信機および第2の受信機の構成は、第3実施形態と同様である。
【0140】
送信機における発光準備信号送信動作、つまり、カメラ本体からの通信により発光準備信号送信命令が送信機マイコン107に入力されたとき(図6のT0のタイミング)に発生する発光準備信号送信の割り込み処理は、第3実施形態における図16に示すフローチャートの動作と同じである。
【0141】
また、送信機マイコン107のS3端子をHレベルからLレベルとすることによりカメラ本体から発光開始信号が入力されたときにおける、送信機マイコン107の割り込み処理は、第2実施形態における図13のフローチャートと同じ動作である。
【0142】
このように本実施形態における送信機は、光通信及び電波通信により発光準備信号を第1の受信機および第2の受信機に送信するとともに、光通信及び電波通信により発光開始信号をそれぞれ第1の受信機および第2の受信機に送信する。
【0143】
次に、第1の受信機および第2の受信機の動作について説明する。まず、第1の受信機の動作は第3実施形態における第1の受信機の動作(図17)と同じであり、送信機(放電管105)との光通信により発光準備信号や発光開始信号を受信して所定の動作を行う。ここで、送信機から発光開始信号を受信することにより第1の受信機(放電管305)が発光した際の発光波形および発光タイミングを図6の(f)に示す。
【0144】
一方、第2の受信機の動作は第2実施形態における受信機の動作(図14)と同じであり、送信機のアンテナ109(電波送信部110)からの発光準備信号(電波通信)を受信することにより発光準備を行う。また、送信機のアンテナ109(電波送信部110)からの発光開始信号(電波通信)又は放電管105の発光開始信号(光通信)を受信することにより発光動作を開始する。
【0145】
ここで、光通信により発光開始信号を受けたときの第2の受信機の発光波形を図6(f)に示し、電波通信により発光開始信号を受けたときの第2の受信機の発光波形を図6(f’)に示す。
【0146】
なお、上述した第1実施形態から第4実施形態では、送信機が発光開始信号や発光データを電波により送信しているが、音波(超音波を含む)を用いて送信するようにしてもよい。すなわち、発光開始信号や発光データを、アナログ変調方式やデジタル変調方式により変調した音により通信することができる。
【0147】
【発明の効果】
本発明によれば、送信手段から発光データ信号を電波又は音波の信号によりワイヤレス送信し、発光開始信号を送信側照明手段の照明光によりワイヤレス送信することにより、上述した従来技術のように受信装置を発光させるためにカメラのレリーズ前から搬送波信号を送信しておく必要がなくなり、余分なエネルギ消費を抑えることができる。しかも、光を用いて発光開始信号を送信しているため、電波により発光開始信号を送信して受信装置を発光させる従来技術に比べて受信装置(受信側照明手段)における発光の反応を早くさせることができる。
【0148】
また、発光開始信号を電波又は音波の信号により通信するようにし、第2の受信手段が光による発光開始信号を受信しないときに、電波又は音波の信号による発光開始信号に基づいて受信側照明手段を発光させるようにすることで、光による発光開始信号が障害物により遮られても電波又は音波の信号により受信装置の受信側照明手段を発光させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1実施形態における送信機の構成を表すブロック図。
(b)本発明の第1実施形態における受信機の構成を表すブロック図。
【図2】本発明の第3実施形態における第1の受信機の構成を表すブロック図。
【図3】本発明の第1実施形態における送信機および受信機の各部波形を示す図。
【図4】本発明の第2実施形態における送信機および受信機の各部波形を示す図。
【図5】本発明の第3実施形態における送信機および受信機の各部波形を示す図。
【図6】本発明の第4実施形態における送信機および受信機の各部波形を示す図。
【図7】本発明の第1実施形態における送信機およびカメラの通信処理動作を表すフローチャート。
【図8】本発明の第1実施形態における送信機の動作を表すフローチャート。
【図9】本発明の第1実施形態における受信機の発光準備信号受信時の動作を表すフローチャート。
【図10】本発明の第1実施形態における受信機の発光開始信号受信時の動作を表すフローチャート。
【図11】本発明の第1実施形態における受信機のマルチ発光動作を表すフローチャート。
【図12】本発明の第1実施形態における受信機の発光動作を表すフローチャート。
【図13】本発明の第2実施形態における送信機の動作を表すフローチャート。
【図14】本発明の第2実施形態における受信機での電波信号受信時の動作を表すフローチャート。
【図15】本発明の第2実施形態における受信機での発光開始信号受信時の動作を表すフローチャート。
【図16】本発明の第3実施形態における送信機およびカメラの通信処理動作を表すフローチャート。
【図17】本発明の第3実施形態における第1の受信機の通信処理動作を表すフローチャート。
【符号の説明】
101、201、301 電池
102、202、302 昇圧回路
103、203、303 メインコンデンサ
104、204、304 トリガ回路
105、205、305 放電管
106、206、306 発光制御回路
107 送信機マイコン
207、307 受信機マイコン
108 端子
109、209 アンテナ
110、210 電波送信部
211、311 受光センサ
212、312 光受信部
Claims (8)
- 照明光を発する送信側照明手段と、発光条件を設定するための発光データ信号及び受信側照明手段に発光を開始させるための発光開始信号を電波または音波の信号によりワイヤレス送信する送信手段とを有し、前記送信側照明手段が照明光を発するためのエネルギを蓄えたコンデンサを用いて、前記発光開始信号を前記送信側照明手段の照明光によりワイヤレス送信する送信装置と、
前記受信側照明手段に接続された、又は前記受信側照明手段を有する受信装置であって、前記発光データ信号及び前記発光開始信号を電波または音波の信号によりワイヤレス受信する第1の受信手段と、前記発光開始信号を光によりワイヤレス受信する第2の受信手段と、前記発光データ信号を受信することに応じた前記第1の受信手段の出力に基づいて前記発光データ信号に応じた前記受信側照明手段の発光準備動作を行い、前記発光開始信号の受信に応じて前記受信側照明手段を発光させる制御手段とを有する受信装置とを備え、
前記制御手段は、前記発光開始信号を受信することに応じた前記第2の受信手段の出力に基づいて前記受信側照明手段を発光させるとともに、前記第2の受信手段が前記発光開始信号を受信しないときに前記発光開始信号を受信することに応じた前記第1の受信手段の出力に基づいて前記受信側照明手段を発光させることを特徴とする発光システム。 - 前記送信装置は、前記発光データ信号を前記送信側照明手段の照明光によりワイヤレス送信することが可能であって、
照明光を発する第2の受信側照明手段に接続された、又は前記第2の受信側照明手段を有する第2の受信装置であって、前記発光データ信号および前記発光開始信号を光によりワイヤレス受信する受信手段と、前記発光データ信号および前記発光開始信号を受信することに応じた前記受信手段の出力に基づいて前記第2の受信側照明手段の発光準備動作と発光を制御する制御手段とを有する第2の受信装置を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の発光システム。 - 前記発光データ信号として、前記受信側照明手段を発光させるための発光モード、前記受信側照明手段の発光量、発光時間および発光許可を示す信号のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光システム。
- 照明光を発する受信側照明手段に接続された、又は前記受信側照明手段を有する受信装置であり、発光条件を設定するための発光データ信号及び発光を開始させるための発光開始信号を電波または音波の信号によりワイヤレス受信する第1の受信手段と、前記発光開始信号を光によりワイヤレス受信する第2の受信手段と、前記発光データ信号を受信することに応じた前記第1の受信手段の出力に基づいて前記発光データ信号に応じた前記受信側照明手段の発光準備動作を行い、前記発光開始信号を受信することに応じた前記第2の受信手段の出力に基づいて前記受信側照明手段を発光させるとともに、前記第2の受信手段が前記発光開始信号を受信しないときに前記発光開始信号を受信することに応じた前記第1の受信手段の出力に基づいて前記受信側照明手段を発光させる制御手段とを有する受信装置を備えた発光システムに用いられる送信装置であって、
照明光を発する送信側照明手段と、
前記発光データ信号及び前記発光開始信号を電波または音波の信号によりワイヤレス送信する送信手段とを有し、
前記送信側照明手段が照明光を発するためのエネルギを蓄えたコンデンサを用いて、前記受信側照明手段に前記発光開始信号を前記送信側照明手段の照明光によりワイヤレス送信することを特徴とする送信装置。 - 発光条件を設定するための発光データ信号を光によりワイヤレス送信することが可能で あることを特徴とする請求項4に記載の送信装置。
- 前記発光データ信号として、前記受信側照明手段を発光させるための発光モード、前記受信側照明手段の発光量、発光時間および発光許可を示す信号のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の送信装置。
- 照明光を発する送信側照明手段と、発光条件を設定するための発光データ信号及び受信側照明手段に発光を開始させるための発光開始信号を電波または音波の信号によりワイヤレス送信する送信手段とを有し、前記送信側照明手段が照明光を発するためのエネルギを蓄えたコンデンサを用いて、前記発光開始信号を前記送信側照明手段の照明光によりワイヤレス送信する送信装置を備えた発光システムに用いられ、前記受信側照明手段に接続された、又は前記受信側照明手段を有する受信装置であって、
前記発光データ信号及び前記発光開始信号を電波または音波の信号によりワイヤレス受信する第1の受信手段と、
前記発光開始信号を光によりワイヤレス受信する第2の受信手段と、
前記発光データ信号を受信することに応じた前記第1の受信手段の出力に基づいて前記発光データ信号に応じた前記受信側照明手段の発光準備動作を行い、前記発光開始信号の受信に応じて前記受信側照明手段を発光させる制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記前記発光開始信号を受信することに応じた前記第2の受信手段の出力に基づいて前記受信側照明手段を発光させるとともに、前記第2の受信手段が前記発光開始信号を受信しないときに前記発光開始信号を受信することに応じた前記第1の受信手段の出力に基づいて前記受信側照明手段を発光させることを特徴とする受信装置。 - 前記発光データ信号として、前記受信側照明手段を発光させるための発光モード、前記受信側照明手段の発光量、発光時間および発光許可を示す信号のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
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