JP3918907B2 - Deburring tool - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、成形品に形成された貫通孔の開口周縁部に発生した成形バリを除去するためのバリ取り工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図6に示されるような中空体の成形品100であって外側面101側から内側面102側に連通する貫通孔103を有するものをアルミダイキャスト鋳造、樹脂インジェクション成形、粉末焼結成形等により製作する場合、横断面X−Xにおいて、成形型は図7に示されるように構成されている。すなわち、第1型104および第2型105により外側面101が形成され、第1型104および第2型105の間を上下方向に延びる中子106により内側面102が形成され、第2型105に設けられた凸部107により成形品の外部および内部を連通する貫通孔103が形成される。上記のように構成された型に溶融された材料を高圧射出した場合等に、型の合わせ目108、109、110にも材料が浸入するため、型から外した成形品には図8に示されるような成形バリ111、112、113が発生する。これらの成形バリは、後に作業者がケガをする、あるいは機能不具合が生ずる原因となるため、必要に応じて除去される。
【0003】
ここで、貫通孔103の内側の開口周縁部114に発生した成形バリ113を除去する手段としては、図9(a)〜(c)に示されるように貫通孔103の開口形状に対応した断面形状を有する柱状のバリ取り工具115を進入させて、その先端周縁部116に設けた刃部117で成形バリ113を根元部118からせん断分離する方法がある。この方法によれば、成形品100を所定位置にセットしておき、バリ取り工具115を貫通孔103に対し進入および退出させるだけでよいから、駆動シリンダー等を用いてバリ取り作業の自動化を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バリ取り工具115に過大な摺動抵抗を与えることなくスムーズに進退させるためには、図9(b)に示されるようにバリ取り工具と貫通孔との間に一定のクリアランス119を設けておく必要がある。このクリアランス119により、刃部117が成形バリの根元部118からやや離れた部分に当たるため、成形バリ113が、せん断分離されずに、矢印Yで示すように側方に逃げて、成形品100の内側面102側に折り曲げ変形した状態で残存してしまう場合がある。残存バリ120は、同じバリ取り工具115を再度進退させても、上記と同様に内側に逃げてしまうため、結局、手作業で貫通孔103の外側面101側からヤスリを斜めに当てて削り取る等して除去する必要がある。そのため、バリ取り作業の完全な自動化が困難となっていた。
【0005】
そこで、本願発明の発明者は、バリ取り作業を完全自動化すべく残存した成形バリ120の特性について考察を行った。その結果、残存した成形バリ120は、バリ取り工具115を貫通孔103内に進入させた状態では図9(b)で示されるように変形しているが、バリ取り工具115を開口周縁部114から退出させると、図9(c)の矢印Zで示すように貫通孔103の中心に向けて僅かながらスプリングバックする、すなわち元の向きに戻ろうとする特性があることを発見した。発明者はこの特性を利用し、解決手段として以下のような発明を案出した。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1の発明は、表面から裏面に連通する貫通孔を有する成形品に適用され、前記貫通孔に対して表面側から進入および退出させることにより、前記貫通孔の前記裏面側の開口周縁部に発生した成形バリを除去するためのバリ取り工具であって、前記開口周縁部に対応した横断面形状を有しており、前記貫通孔に進入される柱状体と、前記柱状体の先端外周部に前記柱状体の先端側へ向けて形成される第1刃部と、前記柱状体の側面外周部に彫りこまれた溝部により、前記柱状体の後端側へ向けて形成される第2刃部とを有してなり、前記貫通孔に対して前記柱状体を進入させる方向と直交する方向から見て、前記第1刃部および前記第2刃部が、前記開口周縁部に対し交差する関係を有するとともに、前記溝部は、バリ取り工具の所定位置で前記溝部に対応する開口周縁部の成形バリをすべて収容することができるように形成されていることを特徴とするバリ取り工具を提供する。
【0007】
請求項1の発明に係るバリ取り工具を用いて成形バリの除去を行うことにより、次のような作用効果を奏する。前記第1刃部の進入により除去されずに、前記開口周縁部に残存した成形バリは、前記柱状体の進入方向(先端側)に向いており、かつ、元の向きに戻ろうとするスプリングバック力が作用している。したがって、さらに前記柱状体が進入して第2刃部が前記開口周縁部にまで達した後に、前記柱状体を退出させると、前記柱状体の退出方向(後端側)に向けられた前記第2刃部に確実に引っ掛かり除去されるものである。したがって、本発明のバリ取り工具を進退運動する駆動源に連結することにより、成形バリの除去作業を自動化することができ、後に残存バリを除去するための作業を別途に行う必要がなくなるものである。
【0008】
また、前記第1刃部および前記第2刃部が前記開口縁部に対し交差する関係を有するので、前記バリ取り工具が進退する際に、前記第1刃部あるいは前記第2刃部のエッジが、前記貫通孔の前記開口周縁部に対し、点接触することとなり、前記成形バリは前記開口周縁部に沿って順次押し剥がされ、あるいは引き剥がされていくようになる。したがって、前記バリ取り工具、特に柱状体に過大な負荷が加わって変形する等の破損を防止することができる。また、工具の駆動力を小さく済ませることができ、設備を小型かつ廉価に構成することができる。前記柱状体の横断面形状を前記開口周縁部に対応した形状としたので、その先端外周部および側面外周部の溝部の縁を刃となるように加工するだけで工具を製作できる。また、工具形状の簡素化により工具のサイズが小さい場合にも所定の強度を維持することができる。
【0009】
さらに、第1刃部によって成形バリが除去できずに前記開口周縁部の全体にわたって連続して残っても、バリ取り工具の所定位置で前記溝部に対応する開口周縁部の成形バリをすべて収容することにより、第2刃部で確実に除去することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、図面を参照しつつ、以下に説明する。図1〜5において、1は本発明に係るバリ取り工具であって、図6〜9に示されるような成形品100の貫通孔103の開口周縁部114に発生した成形バリ113を除去するためのものを示す。なお、本説明ではバリ取りの対象となる成形品の各部を示す符号として、図6〜9と共通の符号を用いる。なお、本発明にかかるバリ取り工具が適用される成形品は中空体に限らず、貫通孔に成形バリを有する、あらゆる形状のものが対象となることはもちろんである。
【0011】
バリ取り工具1は、成形バリ113の除去を要する貫通孔103内に進入(矢印Aの向き)および退出(矢印Bの向き)させられる柱状体2と、柱状体2の先端外周部3に沿って形成された第1刃部31と、柱状体2の側面外周部4に形成された第2刃部41とを有してなる。柱状体2の後端側には固定部5が形成されており、固定部5に設けられた取り付け孔51を介して、バリ取り工具1を駆動源となる往復動シリンダー(不図示)に固定させることにより、柱状体2を貫通孔103に対して自動的に進入および退出させることができる。柱状体2は、その先端側からの正面視(C視)で成形バリの除去を要する貫通孔103の開口周縁部114に対応した形状に形成され、本実施形態では、貫通孔103と同じ四角形とされている。
【0012】
第1刃部31は、バリ取り工具1の柱状体2の進入方向前方にある成形バリ113をせん断できるように形成されており、かつ、開口周縁部114と斜めに交差するように傾斜角αが付けられている。第2刃部41は、側面外周部4とそこに彫りこまれた溝部42との段差で、かつバリ取り工具1の進入方向の前方にある段差部43に沿って形成されており、バリ取り工具1の退出方向の前方(第1刃部31と反対方向)のせん断ができるように形成されている。なお、第2刃部41は、第1刃部31と平行で、やはりバリ取り工具1の進退方向と斜めに交差する傾斜角αが付けられている。本実施形態では、第2刃部41は、貫通孔103の長辺に対応する部分にのみ設けられているが、もちろん必要に応じて、短辺に対応する部分にも設けることができる。
【0013】
上記のバリ取り工具1を使用して、成形品100に形成された、外側面101(表面)と内側面102(裏面)を連通する貫通孔103の内側面102側の開口周縁部114に発生した成形バリ113を除去する場合の作用を、図4および図5を参照しつつ説明する。なお、本説明において、便宜上、図中の上下を用いる場合があるが、本発明に係るバリ取り工具を使用する際の向きを限定するものではなく、例えば、上下逆であってもよい。
【0014】
まず、図4(a)および図5(a)に示すように、本発明に係るバリ取り工具1を外側面101側から貫通孔103に対向するようにセットした後で、柱状体2を貫通孔103の内部に進入させていく。そうすると、図4(b)および図5(b)に示されるsのように第1刃部31によって成形バリが根元付近からせん断分離される場合もあるが、第1刃部31と開口周縁部114のクリアランス119の具合により、第1刃部31が成形バリの根元118からやや離れた部分に当たった部分についてはせん断分離されずに、tのように成形品100の内側面102側に折り曲げられる。そして、バリ取り工具1の側面外周部4に接した状態で残存する。
【0015】
なお、第1刃部31は、傾斜角αが付与されており、開口周縁部114に対して点接触するようにされているため、成形バリ113は、図5(b)に示されるように開口周縁部114の図中の上方側から下方側に沿って、内側面102側に向けて順次押し剥がされることとなり、柱状体2に過大な負荷が加わって変形する等の破損を防止することができる。また、バリ取り工具1の駆動力が小さく済ませることができる。
【0016】
上記の状態から、溝部42が開口周縁部114の図中における最下端に達するまで、柱状体2を更に貫通孔103の内部に進入させる。その後、柱状体2を退出させると、元の向きに戻ろうとするスプリングバック力が作用している成形バリ113は、第1刃部31の後端側の側面外周部4に彫りこまれた溝部42に入り込む(図4(c))。そして、成形バリ113は、溝部42と側面外周部4の段差部43に形成された第2刃部41に引っかかり、外側面101側に引き剥がされるようにせん断分離される。以上により、図4(d)および図5(d)のように、貫通孔103の内側の開口周縁部114に発生した成形バリが完全に除去される。
【0017】
第2刃部41は、第1刃部31と同様に傾斜角αが付与されており、開口周縁部114に対して点接触するようにされているため、成形バリ113は、図5(c)に示されるように開口周縁部114の図中の下方側から上方側に沿って順次引き剥がされることとなる。したがって、第1刃部31と同様に、バリ取り工具1に加わる負荷を抑えることができる。本実施の形態では、バリ取り工具1の進退ストロークを短くすませるため、第1刃部31と第2刃部41の傾斜角を同じにしたが、これらは異なっていてもよい。
【0018】
なお、溝42は、対応する開口周縁部114の全体を同時にカバーすることができるように、その進退方向の幅および傾斜角αを定めて、形成しておくことが好ましい。第1刃部31によって成形バリ113が全く除去できずに開口周縁部114の全体にわたって連続して残った場合、残った成形バリを第2刃部41によって確実に除去するためには、残った成形バリ全体が一旦同時に溝42の内部に収まるようにしておく必要があることによる。
【0019】
上記実施形態では、第1刃部あるいは第2刃部という名称を用いたが、これらは必ずしも焼入れ等の硬化処理を施したものでなくてもよく、エッジの先端角が鈍角であってもよく、成形バリをせん断分離させる機能があれば足りる。また、バリ取り工具の材質は、加工対象となる成形品の材質等に応じて選択しうるものであり、金属に限らず、樹脂、セラミックス等を採用してもよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明に係るバリ取り工具によれば、本発明のバリ取り工具を進退運動する駆動源に連結することにより、バリ取り作業を完全に自動化することができる。また、バリ取り工具に過大な負荷が加わって変形する等の破損を防止することができ、工具の駆動力を小さく済ませることができ、設備を小型かつ廉価に構成することができる。また、工具形状の簡素化により工具のサイズが小さい場合にも所定の強度を維持することができる。さらに、第1刃部によって成形バリが除去できずに前記開口周縁部の全体にわたって連続して残っても、バリ取り工具の所定位置で溝部に対応する開口周縁部の成形バリをすべて収容することにより、第2刃部で確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るバリ取り工具の斜視図
【図2】本発明の実施形態に係るバリ取り工具の側面図
【図3】本発明の実施形態に係るバリ取り工具の平面図
【図4】本発明の実施形態に係るバリ取り工具の作用を示す平面図
【図5】本発明の実施形態に係るバリ取り工具の作用を示す斜視図
【図6】バリ取りの対象となる成形品の斜視図
【図7】成形品の成形型であって、図6のX−X断面に相当する図
【図8】成形品の図6のX−X断面図
【図9】従来のバリ取り工具の作用を示す平面図
【符号の説明】
1 バリ取り工具
2 柱状体
31 第1刃部
41 第2刃部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a deburring tool for removing a molding burr generated at an opening peripheral portion of a through hole formed in a molded product.
[0002]
[Prior art]
For example, a hollow body molded
[0003]
Here, as the means for removing the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to advance and retreat smoothly without giving an excessive sliding resistance deburring
[0005]
Therefore, the inventor of the present invention has examined the characteristics of the
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As means for solving the above-mentioned problems, the invention of
[0007]
By removing the molding burr using the deburring tool according to the first aspect of the invention, the following operational effects can be obtained. The molding burr that remains on the peripheral edge of the opening without being removed by the entry of the first blade part is directed to the entry direction (tip side) of the columnar body and is intended to return to the original direction. Power is acting. Therefore, when the columnar body further enters and the second blade portion reaches the peripheral edge of the opening and then the columnar body is withdrawn, the columnar body is directed in the withdrawal direction (rear end side). It is reliably caught by the two blades and removed. Therefore, by connecting the deburring tool of the present invention to a drive source that moves forward and backward, the removal work of the molding burr can be automated, and there is no need to separately perform a work for removing the remaining burr later. is there.
[0008]
In addition, since the first blade portion and the second blade portion intersect with the opening edge portion, the edge of the first blade portion or the second blade portion when the deburring tool advances and retreats. However, it comes into point contact with the peripheral edge of the opening of the through hole, and the molding burr is sequentially pushed or peeled along the peripheral edge of the opening. Therefore, it is possible to prevent damage such as deformation due to an excessive load applied to the deburring tool, particularly the columnar body. In addition, the driving force of the tool can be reduced, and the equipment can be made small and inexpensive. Since the cross-sectional shape of the columnar body is a shape corresponding to the peripheral edge of the opening, a tool can be manufactured simply by processing the edge of the groove on the outer periphery of the tip and the outer periphery of the side surface to be a blade. In addition, by simplifying the tool shape, a predetermined strength can be maintained even when the tool size is small.
[0009]
Further, even if the molding burr cannot be removed by the first blade portion and remains continuously over the entire periphery of the opening, all the molding burr on the opening periphery corresponding to the groove is accommodated at a predetermined position of the deburring tool. Thus, it can be reliably removed by the second blade portion.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The implementation of the invention, with reference to the drawings, described below. 1 to 5,
[0011]
The deburring
[0012]
The
[0013]
Using the above-described
[0014]
First, as shown in FIGS. 4A and 5A, the
[0015]
In addition, since the
[0016]
From the above state, the
[0017]
Since the
[0018]
It is preferable that the
[0019]
Above you facilities embodiment has used the name first blade section or the second blade section, they may not necessarily subjected to a curing treatment of quenching, etc., the tip angle of the edge an obtuse angle However, it is sufficient to have a function of shearing and separating the molding burr. The material of the deburring tool can be selected according to the material of the molded product to be processed, and is not limited to metal, and may be resin, ceramics, or the like.
[0020]
【The invention's effect】
According to the deburring tool of the present invention, the deburring operation can be completely automated by connecting the deburring tool of the present invention to a drive source that moves forward and backward. Further, it is possible to prevent damage such as deformation caused by excessive load applied to the deburring tool, the driving force of the tool can be reduced, and the equipment can be made small and inexpensive. In addition, by simplifying the tool shape, a predetermined strength can be maintained even when the tool size is small. Further, even if the molding burr cannot be removed by the first blade part and remains continuously throughout the entire peripheral edge of the opening, all the molding burr on the peripheral edge of the opening corresponding to the groove is accommodated at a predetermined position of the deburring tool. Thus, it can be reliably removed by the second blade portion.
[Brief description of the drawings]
1 is a perspective view of the deburring tool according to the onset Ming embodiment Figure 2 is a side view of a deburring tool according to the onset Ming embodiment [3] deburring according to the present onset bright embodiments perspective view showing the manner of operation of the deburring tool according to plan view Figure 5] this onset Akira embodiment showing the effect of the deburring tool according to plan view Figure 4] this onset bright embodiment of the tool 6 the die perspective view of subject to moldings deburring 7 moldings, sectional view taken along line X-X of FIG. 6 in FIG. 8 molded article corresponding to the sectional view taken along line X-X in FIG. 6 FIG. 9 is a plan view showing the operation of a conventional deburring tool.
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記開口周縁部に対応した横断面形状を有しており、前記貫通孔に進入される柱状体と、前記柱状体の先端外周部に前記柱状体の先端側へ向けて形成される第1刃部と、前記柱状体の側面外周部に彫りこまれた溝部により、前記柱状体の後端側へ向けて形成される第2刃部とを有してなり、
前記貫通孔に対して前記柱状体を進入させる方向と直交する方向から見て、前記第1刃部および前記第2刃部が、前記開口周縁部に対し交差する関係を有するとともに、前記溝部は、バリ取り工具の所定位置で前記溝部に対応する開口周縁部の成形バリをすべて収容することができるように形成されていることを特徴とするバリ取り工具。Applied to molded products having through-holes communicating from the front surface to the back surface, and removing molding burrs generated at the opening peripheral edge of the through-holes on the back surface side by making the through holes enter and exit from the front surface side A deburring tool for
A columnar body that has a cross-sectional shape corresponding to the peripheral edge of the opening, and a first blade that is formed toward the distal end side of the columnar body at the outer peripheral portion of the columnar body at the distal end outer periphery of the columnar body. And a second blade portion formed toward the rear end side of the columnar body by a groove carved into the outer peripheral portion of the side surface of the columnar body,
The first blade portion and the second blade portion have a relationship intersecting the opening peripheral edge portion when viewed from a direction orthogonal to the direction in which the columnar body enters the through hole, and the groove portion is The deburring tool is formed so as to be able to accommodate all the molding burrs of the opening peripheral edge corresponding to the groove at a predetermined position of the deburring tool.
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