JP3918364B2

JP3918364B2 - Driving machine

Info

Publication number: JP3918364B2
Application number: JP14951399A
Authority: JP
Inventors: 禎紀石沢; 正則青木; 宏樹北川
Original assignee: Hitachi Koki Co Ltd
Current assignee: Koki Holdings Co Ltd
Priority date: 1999-05-28
Filing date: 1999-05-28
Publication date: 2007-05-23
Anticipated expiration: 2019-05-28
Also published as: JP2000334675A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釘等の止具を打込む打込機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の打込機の一例を図４及び図５に示す。
【０００３】
図に示すように打込機１には、シリンダ３内に上下動可能に保持されたピストン４ａと、ピストン４ａに一体的に設けられたドライブビット４ｂと、シリンダ３下部に設けられ、釘等の止具の打込み時に生じるピストン４ａ及びドライブビット４ｂの余剰エネルギーを吸収するためのゴム等の可撓性材料からなるピストンバンパ７と、下死点にあるピストン４ａを上死点に復帰させる圧縮空気を蓄積する戻り空気室１２とが設けられている。また、図に示すようにシリンダ３には戻り空気室１２と連通する逆止弁１３を備えた第１空気通路１４と、第２空気通路８とが設けられていると共に、ピストン４ａにはピストン４ａとシリンダ３とをシールするＯリング２０とピストンリング１９とからなるシール部材が設けられている。
【０００４】
上記したような構成をした打込機は、図示しない駆動用スイッチが操作されることにより駆動し、シリンダ３上部に位置するピストン４ａ上面に圧縮空気が流入し、ピストン４ａ及びドライブビット４ｂがシリンダ３内を急激に下降してドライブビット４ｂが止具を打込む。ピストン４ａ下降時にピストン４ａ下側の空気は第２空気通路８を介して戻り空気室１２に流入すると共にピストン４ａに設けられたＯリング２０がシリンダ３に設けられた第１空気通路１４を通過した後にはシリンダ３内のピストン４ａ上側の圧縮空気も戻り空気室１２に流入し、打込み終了時にピストン４ａ上方の圧縮空気が排気されると戻り空気室１２内の圧縮空気が第２空気通路８を介してシリンダ３内に流入しピストン４ａの下側を押圧してピストン４ａ及びドライブビット４ｂを上死点に復帰させる。
【０００５】
なお、図４は止具打込み終了後にピストン４ａ及びドライブビット４ｂが下死点位置にある状態を示し、図５はシリンダ３内を急激に下降してきたピストン４ａがピストンバンパ７に衝突した際の状態を示すものであり、図５に示すようにピストンバンパ７は撓んで変形することにより止具を打込んだ時に生じるピストン４ａドライブビット４ｂの余剰エネルギーを熱や音に変換して吸収する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
打込機には、止具を打込んだ後に図示しないトリガ等の駆動スイッチの操作の解除がなされるまでピストン４ａ及びドライブビット４ｂが下死点に位置した状態を維持する単発打ちと呼ばれる状態と、駆動スイッチの操作の解除がなされるまでピストン４ａ及びドライブビット４ｂが上死点から下死点、下死点から上死点への移動を繰り返し止具を連続して打込むことができる連続打ちと呼ばれる状態を選択することができる機能が備えられている。
【０００７】
上記したように単発打ち状態である時には、駆動スイッチの操作の解除がなされるまでピストン４ａ及びドライブビット４ｂが下死点に位置した状態を維持することから、比較的長時間シリンダ３を介して第１空気通路１４と蓄圧室２とが連通し、戻り空気室１２内にはピストン４ａ及びドライブビット４ｂを上死点に復帰させるに十分な量の圧縮空気が流入される。
【０００８】
しかし、打込機が連続打ち状態である時には、上死点から下死点へ急激に移動したピストン４ａ及びドライブビット４ｂをすぐさま上死点へと復帰させなければならず、ピストン４ａ及びドライブビット４ｂが下死点へ移動する際にピストン４ａ及びドライブビット４ｂを上死点へ復帰させるに十分な圧縮空気量を戻り空気室１２内に流入させることは困難であった。
【０００９】
このため、従来の打込機においては第１空気通路１４の空気通過面積を比較的大きなものとする、あるいは戻り空気室１２の容積を大きくすることにより上記した点を解消するようにしていた。
【００１０】
しかしながら、第１空気通路１４の空気通過面積を大きくすると、ゴム等の可撓性材料からなる逆止弁１３の圧縮空気受圧面積が大きくなるため逆止弁１３の変形量が大きくなり、破損してしまう等の恐れがあり逆止弁１３の寿命が短く打込機の寿命低下を招くという欠点があった。
【００１１】
また、戻り空気室１２の容積を大きくした場合には、打込機本体１の外径が大きくなり小型、軽量化の妨げとなってしまうと共に単発打ち状態である際には戻り空気室１２内に流入する圧縮空気の量が必要以上に多くなり、圧縮空気消費量を多くしてしまうという欠点があった。
【００１２】
本発明の目的は、上記欠点を解消し、第１空気通路の空気通過面積及び戻り空気室の容積を比較的大きくしなくとも、ピストン及びドライブビットの復帰性能が良い打込機を提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、ピストンがピストンバンパに衝突しピストンバンパが変形した際に、ピストンに設けられたシール部材のシール面が第２空気通路の上端より下方に位置するように構成することにより達成される。
【００１４】
【発明の実施の形態】
本発明打込機の一実施形態を図１〜図３を用いて説明する。
【００１５】
図１は一体に形成されたピストン４ａ及びドライブビット４ｂが上死点にある状態を示し、図２はピストン４ａ及びドライブビット４ｂがシリンダ３内を急激に下降しピストン４ａがシリンダ３下部に位置するピストンバンパ７に衝突した際の状態を示し、図３は図２に示す状態のピストンバンパ７が弾性復帰した状態を示す。
【００１６】
図示しない圧縮機からの圧縮空気はエアホース等を介して打込機本体１内の蓄圧室２に蓄積されている。打込機本体１内には円筒状のシリンダ３が設けられ、シリンダ３内には上下に摺動可能であり同一部材により形成されたピストン４ａ、ドライブビット４ｂが設けられており、ドライブビット４ｂ下端によって釘等の止具５を打込むようになっている。シリンダ３下部には止具５の打込み時にピストン４ａの下面４ｅが衝突しピストン４ａ及びドライブビット４ｂに生じる余剰エネルギーを吸収するゴム等の可撓性材料からなるピストンバンパ７が設けられている。
【００１７】
また、ピストン４ａの下面４ｅ外周には隔壁４ｈが設けられており、ピストン４ａ及びドライブビット４ｂが下死点に移動しピストンバンパ７にピストン４ａの下面４ｅが衝突した際に変形するピストンバンパ７の変形部が第２空気通路８内に進入することを抑制するために、隔壁４ｈはピストンバンパ７の上部と第２空気通路８との間に入り込むようになっている。
【００１８】
ピストン４ａにはピストン４ａとシリンダ３をシールするＯリング９が設けられており、Ｏリング９はピストン４ａと共にシリンダ３内を上下動する。
【００１９】
ピストン４ａ、Ｏリング９、ピストンバンパ７及び第２空気通路８は、第２空気通路８とピストン４ａに設けられたＯリング９のシール面との位置関係が図２に示すようにピストン４ａ及びドライブビット４ｂがシリンダ３内において急激に下死点に移動し、ピストン４ａの下面４ｅがピストンバンパ７に衝突し、ピストンバンパ７がドライブビット４ｂの移動方向に撓んで変形して止具５打込み時に生じる余剰エネルギーを吸収した際にピストン４ａに設けられたＯリング９のシール面が第２空気通路８の上端よりも下方に位置するようになり、止具５を打込み後、すなわち図２に示した状態のピストンバンパ７が図３に示すように弾性復帰した際にはＯリング９のシール面が第２空気通路８の上端よりも上側に位置するように構成されている。
【００２０】
なお、シリンダ３の上側外周にはスリーブバルブ１０が設けられ、スリーブバルブ１０の下降でシリンダ３上端が開くと共に排気バルブ１１が閉じ、蓄圧室２とシリンダ３内のピストン４ａ上側が連通し、スリーブバルブ１０の上昇でシリンダ３上端が閉じると共に排気バルブ１１が開き、シリンダ３内のピストン４ａ上側が排気口２１を介して大気と連通するようになっている。シリンダ３下端外周にはピストン４ａ及びドライブビット４ｂを上死点に復帰させるための圧縮空気を蓄積する戻り空気室１２が設けられ、シリンダ３にはピストン４ａの上下動途中にシリンダ３から戻り空気室１２方向のみ連通するゴム等の可撓性材料からなる逆止弁１３を備えた第１空気通路１４が設けられていると共にシリンダ３下端外周にはシリンダ３と戻り空気室１２を常時連通する第２空気通路８が設けられている。
【００２１】
次に上記した構成の打込機１による打込み動作について説明する。
【００２２】
図１は打込み動作前の状態を示し、スリーブバルブ１０は蓄圧室２とシリンダ３との連通を遮断し、シリンダ３内のピストン４ａ上側は大気と連通しておりドライブビット４ｂは上死点に位置している。シリンダ３内のピストン４ａ下側と戻り空気室１２は大気圧となっている。
【００２３】
次に、スリーブバルブ１０を開いて蓄圧室２とシリンダ３のピストン４ａ上側を連通させると共にシリンダ３のピストン４ａ上側と大気を遮断させ、蓄圧室２の圧縮空気をシリンダ３のピストン４ａ上側に流入させて、ピストン４ａ及びドライブビット４ｂをシリンダ３内において急激に下死点に移動させる。
【００２４】
ピストン４ａ及びドライブビット４ｂが止具５に接触しながら下降し、ピストン４ａに設けられたＯリング９が第１空気通路１４を通過すると、第１空気通路１４を介してシリンダ３内のピストン４ａ上方と戻り空気室１２とが連通し戻り空気室１２内に圧縮空気が流入する。また、シリンダ３内のピストン４ａ下側の空気が圧縮されながら第２空気通路８を介して戻り空気室１２に流入する。
【００２５】
ピストン４ａ及びドライブビット４ｂが下死点に移動すると、ピストン４ａの下面４ｅがピストンバンパ７に衝突し、ピストンバンパ７は止具５の打込み時に生じるピストン４ａ及びドライブビット４ｂの余剰エネルギーをドライブビット４ｂの移動方向に撓み変形することで吸収する。
【００２６】
この時、ピストン４ａの下面４ｅ外周に設けられた隔壁４ｈによって、ピストンバンパ７の変形部が第２空気通路８内に進入し、ピストンバンパ７の一部が破損してしまうことを防止している。
【００２７】
図２に示すようにピストン４ａの下面４ｅがピストンバンパ７に衝突しピストンバンパ７が変形した際には、ピストン４ａに設けられたＯリング９のシール面が第２空気通路８の上端よりも下方に位置する。その後ピストンバンパ７は弾性復帰し、ピストン４ａ及びドライブビット４ｂはピストンバンパ７の弾性復帰分上昇し図３に示すように位置する。すなわち、ピストン４ａの下面がシリンダ３下部に設けられたピストンバンパ７に衝突しピストンバンパ７が変形した際には、ピストン４ａに設けられたＯリング９のシール面がシリンダ３に設けられた第２空気通路８の上端よりも下方に位置し、その後ピストンバンパ７が弾性復帰することにより、Ｏリング９は第２空気通路８よりも上方に位置するようになる。
【００２８】
次に、スリーブバルブ１０を閉じると、シリンダ３のピストン４ａ上側の圧縮空気は大気に排気され、戻り空気室１２内に蓄積された圧縮空気が第２空気通路８を介してシリンダ３内に流出しピストン４ａ及びドライブビット４ｂは上死点に復帰し図１の状態に戻る。
【００２９】
上記したように、釘等の止具５が打込まれピストン４ａの下面４ｅがピストンバンパ７に衝突しピストンバンパ７が変形した際に、ピストン４ａに設けられたＯリング９のシール面が第２空気通路８の上端よりも下方に位置し、その後ピストンバンパ７が弾性復帰することによりＯリング９が再び第２空気通路８よりも上方に位置するようになることにより、短い時間ではあるがシリンダ３を介して蓄圧室２と第２空気通路８とが連通するようになり戻り空気室１２内に圧縮空気が流入される。従って、第１空気通路１４の空気通過面積や戻り空気室１２の容積を大きなものとしなくとも比較的短時間でピストン４ａ及びドライブビット４ｂを上死点へ復帰させるために必要な圧縮空気量を戻り空気室１２内に流入させることができるようになり、打込機の寿命低下を抑制することができると共に戻り空気室１２の小型化を図ることができ、打込機本体１の小型軽量化及び圧縮空気消費量の低減が可能となる。
【００３０】
なお、図から明らかなようにピストン４ａに設けられたＯリング９の径は、第２空気通路８のドライブビット４ｂの軸方向と同方向の径寸法よりも大きくなっており、これによりＯリング９が第２空気通路８を通過する際に第２空気通路８内に入り込んでしまい、Ｏリング９が破損すること及びピストン４ａの上下動の妨げとなることを抑制している。
【００３１】
上記実施形態では、ピストン４ａに設けられるシール部材をＯリング９としたが、図５に示すようにピストンリング１９とＯリング２０とからなる構造のシール部材であっても良い。
【００３２】
なお、上記した打込機は、単発打ち状態と連発打ち状態とを選択することができ、単発打ち状態である時には打込み後に駆動スイッチの操作の解除がなされるまでピストン４ａ及びドライブビット４ｂが下死点位置状態を維持する構成としたが、打込機には単発打ち状態であっても駆動スイッチの操作状態に関わらず打込み後にすぐさまピストン４ａ及びドライブビット４ｂが上死点に復帰する構成のもの、単発打ち状態と連発打ち状態とを選択することができない構成のものもあり、本発明はこの種の打込機であっても採用することができ、上記実施形態と同様の効果を奏し得ることができるものである。
【００３３】
【発明の効果】
本発明によれば、ピストンがピストンバンパに衝突しピストンバンパが変形した際に、ピストンに設けられたシール部材のシール面が第２空気通路の上端よりも下方に位置するように構成したことにより、ピストンバンパが変形した際に第２空気通路を介して蓄圧室と戻り空気室とが連通するようになるので、第１空気通路の空気通過面積及び戻り空気室の容積を比較的大きくしなくとも、ピストン及びドライブビットの復帰性能が良い打込機を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明打込機の一実施形態を示す要部断面図。
【図２】図１に示す打込機においてピストンがピストンバンパに衝突した際の状態を示す要部断面図。
【図３】図２に示す状態からピストンバンパが弾性復帰した状態を示す要部断面図。
【図４】従来の打込機の一例を示す断面図。
【図５】図４に示す打込機においてピストンがピストンバンパに衝突した際の状態を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
１は打込機本体、２は蓄圧室、４はドライブビット、４ａはピストン、４ｂはドライブビット、４ｅはピストン下面、７はピストンバンパ、８は第２空気通路、９はシール部材、１４は第１空気通路である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a driving machine for driving a stopper such as a nail.
[0002]
[Prior art]
An example of a conventional driving machine is shown in FIGS.
[0003]
As shown in the figure, the driving machine 1 includes a piston 4a held in the cylinder 3 so as to be movable up and down, a drive bit 4b provided integrally with the piston 4a, a lower part of the cylinder 3, and a nail or the like. The piston bumper 7 made of a flexible material such as rubber for absorbing the surplus energy of the piston 4a and the drive bit 4b generated when the stopper is driven, and the compression for returning the piston 4a at the bottom dead center to the top dead center A return air chamber 12 for accumulating air is provided. As shown in the figure, the cylinder 3 is provided with a first air passage 14 having a check valve 13 communicating with the return air chamber 12, and a second air passage 8, and the piston 4a is provided with a piston. A seal member comprising an O-ring 20 and a piston ring 19 for sealing 4a and the cylinder 3 is provided.
[0004]
The driving machine configured as described above is driven by operating a drive switch (not shown), compressed air flows into the upper surface of the piston 4a located at the upper part of the cylinder 3, and the piston 4a and the drive bit 4b are connected to the cylinder. The drive bit 4b is driven into the stop by abruptly descending the inside of 3. When the piston 4a is lowered, the air below the piston 4a flows into the return air chamber 12 through the second air passage 8, and the O-ring 20 provided in the piston 4a passes through the first air passage 14 provided in the cylinder 3. After that, the compressed air above the piston 4a in the cylinder 3 also flows into the return air chamber 12, and when the compressed air above the piston 4a is exhausted at the end of driving, the compressed air in the return air chamber 12 becomes the second air passage 8. And flows into the cylinder 3 to press the lower side of the piston 4a to return the piston 4a and the drive bit 4b to the top dead center.
[0005]
4 shows a state in which the piston 4a and the drive bit 4b are at the bottom dead center position after the end of driving the stopper, and FIG. 5 shows a state in which the piston 4a that has rapidly descended in the cylinder 3 collides with the piston bumper 7. As shown in FIG. 5, the piston bumper 7 is bent and deformed to convert the surplus energy of the piston 4a drive bit 4b generated when the stopper is driven into heat and sound and absorb it.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The driving machine has a state called single shot in which the piston 4a and the drive bit 4b are maintained at the bottom dead center until the operation of a drive switch such as a trigger (not shown) is released after driving the stopper. Until the operation of the drive switch is released, the piston 4a and the drive bit 4b are repeatedly moved from the top dead center to the bottom dead center and from the bottom dead center to the top dead center, and the stopper can be driven continuously. A function capable of selecting a state called continuous hitting is provided.
[0007]
As described above, in the single shot state, the piston 4a and the drive bit 4b are maintained at the bottom dead center until the operation of the drive switch is released. The first air passage 14 and the pressure accumulation chamber 2 communicate with each other, and a sufficient amount of compressed air flows into the return air chamber 12 to return the piston 4a and the drive bit 4b to the top dead center.
[0008]
However, when the driving machine is in a continuous driving state, the piston 4a and the drive bit 4b that have moved suddenly from the top dead center to the bottom dead center must be immediately returned to the top dead center. When the 4b moves to the bottom dead center, it is difficult to allow a sufficient amount of compressed air to return the piston 4a and the drive bit 4b to the top dead center and flow into the return air chamber 12.
[0009]
For this reason, in the conventional driving machine, the air passage area of the first air passage 14 is made relatively large, or the volume of the return air chamber 12 is increased to eliminate the above-described point.
[0010]
However, when the air passage area of the first air passage 14 is increased, the compressed air pressure receiving area of the check valve 13 made of a flexible material such as rubber increases, so that the amount of deformation of the check valve 13 increases and breaks. There is a drawback that the check valve 13 has a short life, leading to a reduction in the life of the driving machine.
[0011]
Further, when the volume of the return air chamber 12 is increased, the outer diameter of the driving machine body 1 is increased, which hinders reduction in size and weight, and in the return air chamber 12 when in a single shot state. The amount of compressed air that flows into the pipe increases more than necessary, leading to an increase in compressed air consumption.
[0012]
An object of the present invention is to provide a driving machine which eliminates the above-mentioned drawbacks and has good return performance of pistons and drive bits without relatively increasing the air passage area of the first air passage and the volume of the return air chamber. It is.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The object is achieved by configuring the seal surface of the seal member provided on the piston to be located below the upper end of the second air passage when the piston collides with the piston bumper and the piston bumper is deformed. .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the driving machine according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0015]
FIG. 1 shows a state in which the integrally formed piston 4a and drive bit 4b are at the top dead center, and FIG. 2 shows that the piston 4a and drive bit 4b are rapidly lowered in the cylinder 3 and the piston 4a is positioned at the bottom of the cylinder 3. FIG. 3 shows a state where the piston bumper 7 in the state shown in FIG. 2 is elastically restored.
[0016]
Compressed air from a compressor (not shown) is accumulated in the pressure accumulating chamber 2 in the driving machine body 1 through an air hose or the like. A cylindrical cylinder 3 is provided in the driving machine main body 1, and a piston 4a and a drive bit 4b which are slidable in the vertical direction and are formed of the same member are provided in the cylinder 3. The drive bit 4b A stopper 5 such as a nail is driven by the lower end. A piston bumper 7 made of a flexible material such as rubber that absorbs surplus energy generated in the piston 4a and the drive bit 4b by collision of the lower surface 4e of the piston 4a when the stopper 5 is driven is provided at the lower part of the cylinder 3.
[0017]
A partition wall 4h is provided on the outer periphery of the lower surface 4e of the piston 4a. The piston bumper 7 deforms when the piston 4a and the drive bit 4b move to the bottom dead center and the lower surface 4e of the piston 4a collides with the piston bumper 7. In order to prevent the deformed portion from entering the second air passage 8, the partition wall 4 h enters between the upper portion of the piston bumper 7 and the second air passage 8.
[0018]
The piston 4a is provided with an O-ring 9 that seals the piston 4a and the cylinder 3. The O-ring 9 moves up and down in the cylinder 3 together with the piston 4a.
[0019]
The piston 4a, the O-ring 9, the piston bumper 7 and the second air passage 8 are arranged so that the positional relationship between the second air passage 8 and the seal surface of the O-ring 9 provided in the piston 4a is as shown in FIG. The drive bit 4b suddenly moves to the bottom dead center in the cylinder 3, the lower surface 4e of the piston 4a collides with the piston bumper 7, and the piston bumper 7 is bent and deformed in the moving direction of the drive bit 4b to drive the stopper 5 When the surplus energy generated sometimes is absorbed, the seal surface of the O-ring 9 provided in the piston 4a is positioned below the upper end of the second air passage 8, and after the stopper 5 is driven, that is, in FIG. When the piston bumper 7 in the state shown in FIG. 3 is elastically restored as shown in FIG. 3, the seal surface of the O-ring 9 is configured to be positioned above the upper end of the second air passage 8. That.
[0020]
A sleeve valve 10 is provided on the upper outer periphery of the cylinder 3, and when the sleeve valve 10 is lowered, the upper end of the cylinder 3 is opened and the exhaust valve 11 is closed. The pressure accumulating chamber 2 and the upper side of the piston 4a in the cylinder 3 communicate with each other. As the valve 10 is raised, the upper end of the cylinder 3 is closed and the exhaust valve 11 is opened, so that the upper side of the piston 4a in the cylinder 3 communicates with the atmosphere through the exhaust port 21. A return air chamber 12 for accumulating compressed air for returning the piston 4a and the drive bit 4b to the top dead center is provided on the outer periphery of the lower end of the cylinder 3. The cylinder 3 returns air from the cylinder 3 while the piston 4a is moving up and down. A first air passage 14 having a check valve 13 made of a flexible material such as rubber that communicates only in the direction of the chamber 12 is provided, and the cylinder 3 and the return air chamber 12 are always in communication with the outer periphery of the lower end of the cylinder 3. A second air passage 8 is provided.
[0021]
Next, a driving operation by the driving machine 1 having the above-described configuration will be described.
[0022]
Figure 1 shows a state before operation implantation, the sleeve valve 10 shuts off the communication between the accumulator 2 and the cylinder 3, the drive bit 4 b the piston 4a upper cylinder 3 communicates with the atmosphere the upper dead point Is located. The lower side of the piston 4a in the cylinder 3 and the return air chamber 12 are at atmospheric pressure.
[0023]
Next, the sleeve valve 10 is opened to allow the pressure accumulation chamber 2 and the upper side of the piston 4a of the cylinder 3 to communicate with each other, and the upper side of the piston 4a of the cylinder 3 and the atmosphere are shut off. Thus, the piston 4a and the drive bit 4b are suddenly moved to the bottom dead center in the cylinder 3.
[0024]
When the piston 4a and the drive bit 4b descend while being in contact with the stopper 5, and the O-ring 9 provided in the piston 4a passes through the first air passage 14, the piston 4a in the cylinder 3 passes through the first air passage 14. The upper part and the return air chamber 12 communicate with each other, and compressed air flows into the return air chamber 12. Further, the air below the piston 4 a in the cylinder 3 flows into the return air chamber 12 through the second air passage 8 while being compressed.
[0025]
When the piston 4a and the drive bit 4b move to the bottom dead center, the lower surface 4e of the piston 4a collides with the piston bumper 7, and the piston bumper 7 drives the surplus energy of the piston 4a and the drive bit 4b generated when the stopper 5 is driven into the drive bit. Absorbs by bending and deforming in the moving direction of 4b.
[0026]
At this time, the partition wall 4h provided on the outer periphery of the lower surface 4e of the piston 4a prevents the deformed portion of the piston bumper 7 from entering the second air passage 8 and partially damaging the piston bumper 7. Yes.
[0027]
As shown in FIG. 2, when the lower surface 4 e of the piston 4 a collides with the piston bumper 7 and the piston bumper 7 is deformed, the seal surface of the O-ring 9 provided on the piston 4 a is more than the upper end of the second air passage 8. Located below. Thereafter, the piston bumper 7 is elastically restored, and the piston 4a and the drive bit 4b are raised by the elastic restoration of the piston bumper 7 and positioned as shown in FIG. That is, when the lower surface of the piston 4 a collides with the piston bumper 7 provided at the lower part of the cylinder 3 and the piston bumper 7 is deformed, the seal surface of the O-ring 9 provided on the piston 4 a is The O-ring 9 comes to be positioned above the second air passage 8 by being positioned below the upper end of the second air passage 8 and then the piston bumper 7 is elastically restored.
[0028]
Next, when the sleeve valve 10 is closed, the compressed air above the piston 4 a of the cylinder 3 is exhausted to the atmosphere, and the compressed air accumulated in the return air chamber 12 flows out into the cylinder 3 through the second air passage 8. The piston 4a and the drive bit 4b return to the top dead center and return to the state shown in FIG.
[0029]
As described above, when the stopper 5 such as a nail is driven and the lower surface 4e of the piston 4a collides with the piston bumper 7 and the piston bumper 7 is deformed, the sealing surface of the O-ring 9 provided on the piston 4a is the first. Although the O-ring 9 is positioned above the second air passage 8 again by being located below the upper end of the air passage 8 and then the piston bumper 7 is elastically restored, it is a short time. The pressure accumulating chamber 2 and the second air passage 8 communicate with each other via the cylinder 3, and compressed air flows into the return air chamber 12. Therefore, the amount of compressed air required to return the piston 4a and the drive bit 4b to the top dead center in a relatively short time without increasing the air passage area of the first air passage 14 and the volume of the return air chamber 12 is set. It becomes possible to flow into the return air chamber 12, the life of the driving machine can be suppressed, the return air chamber 12 can be reduced in size, and the driving machine body 1 can be reduced in size and weight. In addition, the consumption of compressed air can be reduced.
[0030]
As is apparent from the figure, the diameter of the O-ring 9 provided in the piston 4a is larger than the diameter of the second air passage 8 in the same direction as the axial direction of the drive bit 4b. 9 passes into the second air passage 8 when passing through the second air passage 8, and the O-ring 9 is prevented from being damaged and preventing the piston 4a from moving up and down.
[0031]
In the above embodiment, the O-ring 9 is used as the seal member provided on the piston 4a, but a seal member having a structure including the piston ring 19 and the O-ring 20 as shown in FIG.
[0032]
The driving device described above can select either a single shot state or a continuous shot state. When in the single shot state, the piston 4a and the drive bit 4b are lowered until the operation of the drive switch is released after driving. Although the dead center position state is maintained, the piston 4a and the drive bit 4b return to the top dead center immediately after being driven regardless of the operation state of the drive switch even if the driving machine is in a single shot state. However, there is a configuration in which the single shot state and the continuous shot state cannot be selected, and the present invention can be adopted even with this type of driving machine, and has the same effect as the above embodiment. It can be obtained.
[0033]
【The invention's effect】
According to the present invention, when the piston collides with the piston bumper and the piston bumper is deformed, the seal surface of the seal member provided on the piston is positioned below the upper end of the second air passage. When the piston bumper is deformed, the accumulator chamber and the return air chamber communicate with each other via the second air passage, so that the air passage area of the first air passage and the volume of the return air chamber are not made relatively large. In both cases, it is possible to provide a driving machine with good return performance of the piston and the drive bit.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of an essential part showing an embodiment of a driving machine of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a principal part showing a state when a piston collides with a piston bumper in the driving machine shown in FIG. 1;
3 is a cross-sectional view of a principal part showing a state where a piston bumper has elastically returned from the state shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an example of a conventional driving machine.
5 is an enlarged cross-sectional view of a main part showing a state when a piston collides with a piston bumper in the driving machine shown in FIG. 4;
[Explanation of symbols]
1 is a driving machine body, 2 is a pressure accumulating chamber, 4 is a drive bit, 4a is a piston, 4b is a drive bit, 4e is a lower surface of the piston, 7 is a piston bumper, 8 is a second air passage, 9 is a seal member, 14 is The first air passage.

Claims

A pressure accumulating chamber for accumulating compressed air, a drive bit for striking a stopper, a piston reciprocating with the drive bit, a ring-shaped seal member that cooperates with the piston to seal between the piston and the cylinder, and a lower part of the cylinder A piston bumper provided, a return air chamber for storing compressed air for returning the drive bit from bottom dead center to top dead center, and a check valve provided in the cylinder and communicating with the return air chamber A first air passage and a second air passage provided in the cylinder and positioned below the first air passage. When the stopper is driven, the compressed air in the pressure accumulating chamber presses the upper surface of the piston, and the piston is in the initial position. When returning to, a driving machine in which compressed air accumulated in the return air chamber flows into the cylinder through the second air passage and presses the lower surface of the piston,
The upper end of the piston bumper is positioned above the upper end of the second air passage at the initial position, and when the piston collides with the piston bumper, the sealing surface of the seal member is higher than the upper end of the second air passage. sealing surface of the sealing member when the piston has stopped and the piston bumper is elastically restored back above the upper end of the second air passage together with the piston bumper so as to be positioned downward so as to deform A driving machine characterized by that.