JP3918110B2 - 揚げ物用の油切り - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天ぷら等の揚げ物の油切りを良くするために、網状の油切りを、複数枚可動自在に接続具で接続し、数カ所に傾斜用の調整具を取り付け、自由な角度で、立体的に使えるように工夫し、天ぷら等の揚げ物を立てた状態で油切りが出来るようにした、揚げ物用の油切りに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、揚げ物の油切りをするときは、平らな金網状の油切りを使う事が多かった。
または、油切りとは別に、傾斜用受け具を使い、立てかけて置く油切りもあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これはつぎのような欠点や要望があった。
今までは、揚げ物を平らに置いていたため、油切れが悪かった。
また、油切れが良いように油切りに立てかけておく油切りもあったが、油切り網と傾斜用受け具とに分割されているため、取り扱いや油汚れの洗浄が不便であった。
本発明は、これらの欠点や要望を解決するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
網状の油切り（１）を、複数枚可動自在に接続具（２）で接続する。
網状の油切り（１）と網状の油切り（１）の接続具（２）とは別に傾斜用の調整具（３）を数カ所に取り付ける。
本発明は以上のような構成の揚げ物用の油切りである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
複数枚の金網状の油切り（１）を、可動自在に接続具（２）で接続する。
複数枚の金網状の油切り（１）と複数枚の金網状の油切り（１）の接続具（２）とは別に、傾斜用の調整具（３）を数カ所に取り付ける。
本発明は以上のような構造である。つぎに本発明の使い方を説明する。
複数枚の金網状の油切り（１）を、傾斜用の調整具（３）で任意の角度にして、波状に折り、立体的にして、天ぷらバット（４）等の中に置く。
天ぷら等の揚げ物（５）を立たせた状態で油切りをする。
折り方を変えれば、天ぷら用のバット以外でも、皿の上に置いたり、トレーの上で使うことが出来る。広げて使えば、紙の上等で使うことも出来る。
なお、折り畳めば小さくなるので、収納するとき、とても便利である。
【０００６】
【発明の効果】
揚げ物を立てた状態で油切りをするため、平らに置いたものよりカラッと仕上がる。
油切り網と傾斜用調整具が一体となっているため、油切りとは別に受け具を設ける必要がなく、取り扱いが便利である。
油汚れの洗浄が楽であるという効果が生まれた。
折りたためるため、収納時に場所もとらず便利になった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の斜視図である。
【図２】本発明の使用状態を示した斜視図である。
【図３】本発明をバットに置いて使ったときの状態を示した説明図である。
【符号の説明】
１ 網状の油切り
２ 接続具
３ 調整具
４ バット
５ 揚げ物

Claims (1)

1. 網状の油切り（１）を複数枚可動自在に接続具（２）で接続し、隣り合う網状の油切りを繋ぐリング状の傾斜用の調整具（３）により、自由な角度を保ち立体的に使えるように工夫した揚げ物用の油切り。

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