JP3917791B2

JP3917791B2 - Small management machine

Info

Publication number: JP3917791B2
Application number: JP2000038608A
Authority: JP
Inventors: 雅行笹岡
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1999-08-09
Filing date: 2000-02-16
Publication date: 2007-05-23
Anticipated expiration: 2020-02-16
Also published as: JP2001114140A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は小型管理機の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
小型管理機は、耕耘軸に備えた耕耘爪の回転により耕耘し、更に耕耘爪にて走行する耕耘機であり、フロントタイン式管理機と言われている。このようなフロントタイン式管理機は、手軽で小回りが利くことから広く普及しており、例えば、実開昭５７−８６５０２号公報「小型管理機の爪軸構造」が知られている。
【０００３】
上記従来の技術は、同公報の第１図〜第３図に示される通り、エンジン５（番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。）の下部にミッション６を取付け、ミッション６の下部に回転軸１２を取付け、回転軸１２に備えた耕耘爪１１・・・により耕耘し、更に耕耘爪１１・・・にて走行する小型管理機Ａであって、ミッション６の後上部に操作ハンドル２を固定するというものである。ミッション６は、その後下部から下方へ延びる抵抗棒４を備える。抵抗棒４は土中に差込み可能な棒である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
小型管理機Ａはエンジン５やミッション６に、耕耘爪１１・・・付き回転軸１２や操作ハンドル２を一体的に組付けた構造のフロントタイン式管理機である。一般に、小型管理機Ａを耕耘作業中に、耕耘爪１１・・・が石などの固い埋蔵物に当ったときには、耕耘反力によって回転軸１２が上方へ跳び上がる、いわゆる跳び上がり現象（ダッシング現象とも言う。）が発生する。このときの耕耘反力である衝撃エネルギーは、耕耘爪１１・・・から回転軸１２を介してミッション６、エンジン５及び操作ハンドル２に伝わる。
【０００５】
衝撃エネルギーを受けた小型管理機Ａのバランスを保ちつつ操縦したり、跳び上がり現象を抑制するためには、（１）土壌の条件に応じて抵抗棒４の取付け高さを適宜設定することで、土中への抵抗棒４の差込み長さを調整したり、（２）耕耘作業中に操作ハンドル２に適切な下向き操作力を掛けることで、土中への抵抗棒４の差込み荷重を調整する。このようにすれば、衝撃エネルギーに対して抵抗棒４の抵抗力を加減することができるからである。
しかしながら経験と勘を必要とし、小型管理機Ａの操縦に熟練することが求められるので、改良の余地がある。
【０００６】
そこで、本発明の目的は、常に操縦が容易で耕耘作業が一層容易な小型管理機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項１は、動力源の駆動力で動力伝達機構を介して耕耘軸を回転させ、この耕耘軸に備えた耕耘爪の回転により耕耘し、更に耕耘爪にて走行する小型管理機であって、土中に差込む抵抗棒を備えた小型管理機において、動力源の後部又は動力伝達機構の後部に、操作ハンドルを上下スイング可能に取付けるとともに、抵抗棒を該操作ハンドルと一体化することで、抵抗棒が土中に差し込まれた耕耘作業中において、耕耘反力による上方への衝撃エネルギーが耕耘爪に作用したときに、抵抗棒と一体化した操作ハンドルに対して、耕耘爪、動力源並びに動力伝達機構が上方にスイング動し得るように構成した、ことを特徴とする。
【０００８】
耕耘作業中に、耕耘爪が石などの固い埋蔵物に当ったとき、耕耘反力によって跳び上がり現象が発生する。このときの耕耘反力である衝撃エネルギーは、耕耘爪から動力源や動力伝達機構に伝わる。抵抗棒を土中に差込んであるので、跳び上がり現象に対して抵抗力を有し、この結果、抵抗棒並びに操作ハンドルは安定した状態にある。安定状態の操作ハンドルに対して耕耘爪、動力源並びに動力伝達機構が上方へスイングすることで、衝撃エネルギーを吸収する。操作ハンドルが跳び上がらずに安定しているので、操縦性は高い。
【０００９】
請求項２は、操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝達機構が上方にスイングしたときに緩衝するための緩衝部材を、動力源又は動力伝達機構と操作ハンドルとの間に介在させたことを特徴とする。
【００１０】
操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝達機構が上方へスイングしたときに、衝撃エネルギーを緩衝部材にて十分に吸収することができる。
【００１１】
請求項３は、動力源の後部又は前記動力伝達機構の後部に第１リンクを上下スイング可能に取付け、操作ハンドルに第２リンクを前後スイング可能に取付け、第２リンクに第１リンクを連結することで、動力源並びに動力伝達機構の前後スイングに対応して折曲げ自在なリンク機構を構成し、第１・第２リンク間の連結部に緩衝部材の一端を前後スイング可能に連結し、この緩衝部材の他端を操作ハンドルに前後スイング可能に連結することにより、操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝達機構が接近する方向にスイングするにつれて、所定スイング量当りの緩衝部材のストロークの割合が大きく変化するように構成したことを特徴とする。
【００１２】
リンク機構と緩衝部材とからなるサスペンションは、操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝達機構が接近する方向にスイングするにつれて、所定スイング量当りの緩衝部材のストロークの割合が大きく変化するプログレッシブ・サスペンションである。緩衝部材は、小さい衝撃エネルギーに対しては小さいストロークで吸収し、大きい衝撃エネルギーに対しては大きいストロークで吸収する。従って、衝撃エネルギーを一層効果的に吸収する。
【００１３】
請求項４は、抵抗棒を操作ハンドルから下方へ延したことを特徴とする。
耕耘作業中に、操作ハンドルに適切な下向き操作力を掛けることで、土中への抵抗棒の差込み長さを調整して、耕深量を安定させることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図１は本発明に係る小型管理機の側面図である。
小型管理機１０は、動力源としてのエンジン１１の駆動力で、動力伝達機構１２を介して耕耘軸１３を回転させ、この耕耘軸１３に備えた耕耘爪、すなわち第１耕耘爪１４並びに第２耕耘爪１５の回転により耕耘し、更に第１・第２耕耘爪１４，１５にて走行する、小型の歩行型自走式耕耘機であり、フロントタイン式管理機と称する。
【００１６】
さらに小型管理機１０は、動力伝達機構１２の後部から後上方へ操作ハンドル４０を延ばし、この操作ハンドル４０の下部から下方へ抵抗棒９３を延したものである。本発明は、動力伝達機構１２の後部にピボット部５０を介して、操作ハンドル４０を上下スイング可能に取付けたことを特徴とする。ピボット部５０の詳細については後述する。
動力伝達機構１２は、エンジン１１の駆動力を耕耘軸１３に伝達する機構であって、ケース１６に図示せぬギヤを内蔵したものである。抵抗棒９３は、土中に差込んで第１・第２耕耘爪１４，１５による耕深量Ｈを設定するとともに、第１・第２耕耘爪１４，１５の牽引力に対する抵抗力を付加する棒である。図中、２１はエンジンカバー、２２は土砂飛散防止カバー、２３は車体ガードである。
【００１７】
図２は本発明に係る小型管理機の背面図であり、車体中央ＣＬでエンジン１１の下部に動力伝達機構１２を取付け、動力伝達機構１２の下部に左右方向横向きの耕耘軸１３を取付け、耕耘軸１３の長手方向に所定ピッチで複数の第１・第２耕耘爪１４・・・，１５・・・（・・・は複数個を示す。以下同じ。）を取付けたことを示す。
操作ハンドル４０は、動力伝達機構１２の後部に左右の脚部４１，４１を取付けた背面視逆Ｕ字状のハンドルポスト部４２と、ハンドルポスト部４２の上端部に車体中央ＣＬで固定した縦向きのハンドル取付部４３と、ハンドル取付部４３に取付けた背面視略Ｖ字状のハンドル部４４とからなる。
図中、２４は燃料タンク、２５はエアクリーナ、２６，２６はサイドディスク、４５，４５はグリップ、４６はクラッチレバーである。
【００１８】
図３は本発明に係る小型管理機の操作ハンドル取付け構造の側面断面図であり、操作ハンドル４０及び抵抗棒９３の具体的な取付け構造を示す。
操作ハンドル取付け構造は、動力伝達機構１２の後部下部に左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒ（この図では左右のうち右のみ示す。以下同じ。）を取付け、これらのブラケット３３Ｌ，３３Ｒの後部下部にハンドルポスト部４２の下部を上下スイング可能に取付けたものである。結果的に、操作ハンドル４０に対してエンジン１１並びに動力伝達機構１２を上下スイング可能に取付けたことにもなる。
【００１９】
本発明は、操作ハンドル４０にエンジン１１並びに動力伝達機構１２を懸架するサスペンション６０を備えたことを特徴とする。このサスペンション６０は、動力伝達機構１２と操作ハンドル４０との間に緩衝部材６４を介在させたものである。
緩衝部材６４は、操作ハンドル４０に対して、エンジン１１並びに動力伝達機構１２が上方にスイングしたときに緩衝する緩衝器、例えばコイルスプリング６５付きオイルダンパ６６であって、前後に伸縮可能に配置したものである。６７はリザーバタンクである。
サスペンション６０の具体的な構成は、左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒ間の後部上部に山形鋼からなるクロスメンバ６１を掛け渡し、ハンドルポスト部４２の上部から後下方へアーム７１を延し、アーム７１に緩衝部材６４の後端部（他端部）６４ｂを上下スイング可能に取付け、クロスメンバ６１に緩衝部材６４の前端部（一端部）６４ａを上下スイング可能に取付けたものである。
【００２０】
この図は、ハンドルポスト部４２のスイング範囲（エンジン１１並びに動力伝達機構１２のスイング範囲）を決めるための下限ストッパ部８１並びに上限ストッパ部８５を備えたことを示す。
具体的には、下限ストッパ部８１は、ブラケット３３Ｌ，３３Ｒの下端に下部ストッパ片８２，８２を取付け、ハンドルポスト部４２の脚部４１，４１の下端に当接片８３，８３を取付けたものである。下部ストッパ片８２，８２の下面に当接片８３，８３が当る位置で、スイング下限位置が決まる。
上限ストッパ部８５は、ハンドルポスト部４２の脚部４１，４１間に水平部材８６を掛け渡し、この水平部材８６に位置決めボルト８７を進退調節可能に取付けたものである。位置決めボルト８７がクロスメンバ６１に当る位置で、スイング上限位置が決まる。
【００２１】
図４は図３の４−４線断面図であり、操作ハンドル取付け構造の詳細な構成を示す。
動力伝達機構１２のケース１６は、左右両側部に側部取付ボス３１Ｌ，３１Ｒを一体に形成するとともに、後端部に後部取付ボス３２を一体に形成したものである。左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒは、板材を平面視略クランク状に折曲げ成形した部材であり、側部取付ボス３１Ｌ，３１Ｒにボルト３４，３４にて左右別々に取付けるとともに、後部取付ボス３２に１本の長いボルト３５にて共締めして取付けたものである。３６，３６はスペーサである。
【００２２】
次に、左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒにハンドルポスト部４２を上下スイング可能に取付けるとともに、支承させるためのピボット部５０の構造を説明する。
ピボット部５０は、ハンドルポスト部４２の左右の脚部４１，４１間にクロスパイプ５１を掛け渡し、クロスパイプ５１内にブッシュ５２，５２を介してパイプ状の軸部５３を回転可能に嵌合し、軸部５３の両端面に左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒの内面を当て、軸部５３の孔に１本の長い支承ボルト５４を貫通させ、左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒと軸部５３とを共締めすることで、左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒにて支持ボルト５４を介して、ハンドルポスト部４２を上下スイング可能に支持するようにしたものである。
【００２３】
ハンドルポスト部４２を逆Ｕ字状に形成し、所定寸法だけ離した左右の脚部４１，４１を動力伝達機構１２に取付けることで、操作ハンドル４０を左右２箇所で支持するので、支持スパンは大きい。このため、操作ハンドル４０に側方から外力が作用しても、振らつかずに安定しており、安定した操縦をすることができる。
【００２４】
この図は、車体中央ＣＬ（管理機全体の重心Ｇの位置）にてクロスパイプ５１にアーム９１を取付け、このアーム９１を後方へ延し、その後端に垂直（この図の表裏方向）に延びるパイプ状の保持部９２を取付け、保持部９２に抵抗棒９３を上下移動可能に嵌合し、さらに、止めボルト９４にて止めたことを示す。
【００２５】
図５は図３の５−５線断面図であり、左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒにクロスメンバ６１の両端をボルト６２・・・にて取付け、クロスメンバ６１の上面にコ字状ホルダ６３を取付け、コ字状ホルダ６３のフランジ６３ａ，６３ａ間に、緩衝部材６４の前端部６４ａを連結ボルト６８にて上下スイング可能に取付けたところの、サスペンション６０の平面断面構成を示す。逆Ｕ字状のハンドルポスト部４２における、左右の脚部４１，４１の間で車体中央ＣＬに緩衝部材６４を配置することができる。しかも、緩衝部材６４の前端部６４ａの取付け位置を、管理機全体の重心Ｇに接近させることができる。６９，６９はスペーサである。さらにこの図は、位置決めボルト８７を車体中央ＣＬに配置したことを示す。
【００２６】
図６は図３の６−６線断面図であり、上開放の溝形鋼からなるアーム７１の後端に背面視下開放のコ字状ホルダ７２を被せてボルト７３にて取付け、コ字状ホルダ７２のフランジ７２ａ，７２ａ間に緩衝部材６４の後端部６４ｂを連結ボルト７４にて上下スイング可能に取付けたことを示す。７５，７６，７６はスペーサ、７７，７７はカラーである。
【００２７】
次に、上記構成の小型管理機１０の作用を図１、図４、図５、図７及び図８に基づき説明する。
上記図１において、エンジン１１を始動させ、図示せぬ作業者が操作ハンドル４０を握って小型管理機１０を操縦しながら歩行することによって、小型管理機１０は、エンジン１１の駆動力で動力伝達機構１２並びに耕耘軸１３を介して、第１・第２耕耘爪１４，１５を回転させて、前進とともに耕耘する。
小型管理機１０は耕耘作業中には、抵抗棒９３を土Ｇｒの中に差込むことによって、第１・第２耕耘爪１４，１５による耕深量Ｈを設定するとともに、第１・第２耕耘爪１４，１５の牽引力に対する抵抗力を付加することができる。
【００２８】
ところで、図１に示すように小型管理機１０を側面から見たとき、操作ハンドル４０のスイング中心Ｃ、すなわちピボット部５０の中心は、管理機全体の重心Ｇの近傍にある。具体的には、重心Ｇから後方へ距離Ｘだけ離れた位置で、重心Ｇとほぼ同じ高さにスイング中心Ｃを設定した。
距離Ｘについては次のように設定する。すなわち、耕耘作業時に抵抗棒９３を土Ｇｒの中に差込むことによって、第１・第２耕耘爪１４，１５の牽引力に対する抵抗力を付加したときに、管理機全体の重心Ｇの位置が後方へ移動して、スイング中心Ｃにほぼ一致するように、距離Ｘを設定する。
【００２９】
スイング中心Ｃに重心Ｇの位置を一致又は近接させることにより、操作ハンドル４０に対して、エンジン１１並びに動力伝達機構１２がスイングしたときに、質量が低減する。この結果、慣性モーメントを低減させることができる。
さらには、緩衝部材６４の前端部６４ａの取付け位置を、重心Ｇの近傍で、スイング中心Ｃのほぼ真上に設定した。このようなことから、小型管理機１０の走行を安定させて、直進性や旋回性の向上を図ることができ、この結果、操縦性を高めて耕耘作業を容易にすることができる。
【００３０】
このように、スイング中心Ｃや緩衝部材６４の前端部６４ａの取付け位置を、管理機全体の重心Ｇに接近させるために、上記図４に示す如く、ハンドルポスト部４２は逆Ｕ字状（アーチ状）に形成し、左右の脚部４１，４１でブラケット３３Ｌ，３３Ｒを介して、動力伝達機構１２を両側から挟み込むようにして取付けたことを特徴とする。
【００３１】
ここで、緩衝部材６４で支えることができる操作ハンドル４０側の荷重を「ばね上荷重」とし、緩衝部材６４に作用するエンジン１１、動力伝達機構１２、耕耘軸１３、第１・第２耕耘爪１４，１５等の負荷側の荷重を「ばね下荷重」とする。一般に、「ばね上荷重」を分母とし、「ばね下荷重」を分子として除算した値を小さくすると、第１・第２耕耘爪１４，１５側からの振動が操作ハンドル４０側に伝わり難いので、操縦感覚が優れる。そのためには、緩衝部材６４の「ばね上荷重」を大きく設定すればよい。
【００３２】
ところで、操作ハンドル４０に加えた下向き操作力によって、操作ハンドル４０と一体の抵抗棒９３を土Ｇｒの中に食い込ませることができる。操作ハンドル４０から下方へ延びた抵抗棒９３は、土Ｇｒの中に差込んであるので、抵抗棒９３の軸直角方向への抵抗力を有する。このため、抵抗棒９３並びに操作ハンドル４０は、前後方向や左右方向に安定した状態にある。この結果、操作ハンドル４０を前方へ押し操作するための操作力は、ほとんど一定である。
操作ハンドル４０の操作力と、土Ｇｒの中に差込んだ抵抗棒９３の抵抗力との、複合的な力は「ばね上荷重」である。操作ハンドル４０の上下スイング操作に応じて、操作ハンドル４０側からアーム７１を介し、緩衝部材６４の後端部６４ｂに作用する「ばね上荷重」を、大きく設定することができる。
【００３３】
図７は本発明に係る小型管理機の作用図（その１）である。
耕耘作業中に、第１・第２耕耘爪１４・・・，１５・・・が石などの固い埋蔵物Ｂに当ったときには、耕耘反力によって矢印Ｕ方向に跳び上がり現象（ダッシング現象とも言う。）が発生する。このときの耕耘反力である衝撃エネルギーは、第１・第２耕耘爪１４・・・，１５・・・から耕耘軸１３を介してエンジン１１や動力伝達機構１２に伝わる。
操作ハンドル４０から下方へ延びた抵抗棒９３は、土Ｇｒの中に差込んであるので、跳び上がり現象に対して抵抗力を有する。このため、抵抗棒９３並びに操作ハンドル４０は跳び上がり現象の影響を受けにくく、安定した状態にある。
【００３４】
図８は本発明に係る小型管理機の作用図（その２）である。
安定した状態の操作ハンドル４０に対し、エンジン１１並びに動力伝達機構１２は、衝撃エネルギーによって上方へスイングする。この結果、衝撃エネルギーを吸収することができる。操作ハンドルが跳び上がらずに安定しているので、操縦性が高まる。従って、耕耘作業は容易である。
【００３５】
さらには、動力伝達機構１２は上方へスイングすることで、操作ハンドル４０に対して接近する。このため、衝撃エネルギーは動力伝達機構１２からブラケット３３Ｌ，３３Ｒ、クロスメンバ６１並びにコ字状ホルダ６３を介して緩衝部材６４の前端部６４ａを押す。緩衝部材６４は、衝撃エネルギーの大きさに応じたストロークだけ退縮することにより、衝撃エネルギーを十分に吸収する。
しかも、衝撃エネルギーを吸収した緩衝部材６４の反発力を利用して第１・第２耕耘爪１４・・・，１５・・・（図７参照）で再び耕耘力に利用できる。
【００３６】
次に、小型管理機１０の変形例を説明する。なお、同一構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
図９は本発明に係る小型管理機（第１変形例）の側面図である。
第１変形例の小型管理機１０は、抵抗棒９３を動力伝達機構１２の後部から下方へ延したことを特徴とする。すなわち、左右のブラケット３３Ｌ，３３Ｒの後部下部にアーム９１をボルト止めし、アーム９１に保持部９２を介して抵抗棒９３を取付けた。
跳び上がり現象が発生したとき、抵抗棒９３が土中に食い込むことで、エンジン１１や動力伝達機構１２のスイングを抑制する。動力伝達機構１２の跳び上がり現象を一層抑制することができる。
【００３７】
図１０は本発明に係る小型管理機（第２変形例）の側面図である。
第２変形例の小型管理機１０は、抵抗棒９３を操作ハンドル４０から下方へ延し、さらに、緩衝部材６４の前端部６４ａをエンジン１１に上下スイング可能に直接取付けたことを特徴とする。
【００３８】
図１１は本発明に係る小型管理機（第３変形例）の側面図である。
第３変形例の小型管理機１０は、抵抗棒９３を動力伝達機構１２の後部から下方へ延し、さらに、緩衝部材６４の前端部６４ａをエンジン１１に上下スイング可能に直接取付けたことを特徴とする。
【００３９】
図１２は本発明に係る小型管理機（第４変形例）の側面図である。
第４変形例の小型管理機１０は、抵抗棒９３を操作ハンドル４０から下方へ延し、さらに、緩衝部材６４の前端部６４ａを動力伝達機構１２に上下スイング可能に直接取付けたことを特徴とする。
【００４０】
図１３は本発明に係る小型管理機の参考例の側面図である。
参考例の小型管理機１０は、抵抗棒９３を動力伝達機構１２の後部から下方へ延し、さらに、緩衝部材６４の前端部６４ａを動力伝達機構１２に上下スイング可能に直接取付けたものである。
【００４１】
図１４は本発明に係る小型管理機（第５変形例）のサスペンション周りの側面断面図である。
第５変形例の小型管理機１０は、サスペンション１００が、操作ハンドル４０に対してエンジン１１並びに動力伝達機構１２が接近する方向にスイングするにつれて、所定スイング量当りの緩衝部材６４のストロークの割合が大きく変化する、プログレッシブ・サスペンションであることを特徴とする。
【００４２】
図１５は本発明に係る小型管理機（第５変形例）のサスペンション周りの斜視図であり、サスペンション１００の具体的な構成を示す。
サスペンション１００は、リンク機構１１０と緩衝部材６４の組合せ構造である。リンク機構１１０は、エンジン１１（図１４参照）の後部に左右の第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒを上下スイング可能に取付け、操作ハンドル４０に左右の第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒを前後スイング可能に取付け、第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒに第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒを連結することで、エンジン１１並びに動力伝達機構１２の前後スイングに対応して折曲げ自在な、「く」の字リンク（横向きのＶの字状リンク）である。第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒは第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒよりも長い。緩衝部材６４は、一端部６４ａを第１リンク１１４Ｌ，１４Ｒと第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒと間の連結部１１７に取付け、他端部６４ｂを操作ハンドル４０の下部に前後スイング可能に連結したものである。以下、サスペンション１００の詳細な構成について説明する。
【００４３】
図１６は図１４の１６−１６線断面図であり、エンジン１１のケース１７の左右両側部に、ボルト１１１・・・にて左右一対の上部ブラケット１１２Ｌ，１１２Ｒを取付け、上部ブラケット１１２Ｌ，１１２Ｒを後方へ延し、その後端部に連結ボルト１１３にて左右の第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒの前端部を上下スイング可能に取付け、第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒを後方へ延し、その後端部に左右の第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒの上端部を連結ボルト１１６にて連結して、連結部１１７をなし、連結部１１７に連結ボルト１１６にて緩衝部材６４の一端部６４ａを前後スイング可能に連結したことを示す。１２１，１２２，１２２はスペーサである。
【００４４】
図１７は図１４の１７−１７線断面図であり、（１）ハンドルポスト部４２の左右の脚部４１，４１の間で、車体中央ＣＬに緩衝部材６４を配置したこと、及び、（２）左右の第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒの下端部を、連結ピン１１８Ｌ，１１８Ｒにて左右の脚部４１，４１に前後スイング可能に取付けたことを示す。
さらにこの図は、ピボット部５０のクロスパイプ５１に、左右２個の板材９１ａ，９１ａからなる抵抗棒保持用のアーム９１を取付け、板材９１ａ，９１ａ間の上部に連結ボルト１２３にて緩衝部材６４の他端部６４ｂを上下スイング可能に取付けたことを示す。１２４，１２４はスペーサである。
【００４５】
図１８（ａ），（ｂ）は本発明に係るサスペンション（第５変形例）の原理図である。
（ａ）はサスペンション１００の側面図であり、点Ｃ，Ｐ１，Ｑ１，Ｏ１，Ｏ２及び線Ｌ１〜Ｌ４を次のように定義する。
Ｃ…操作ハンドル４０のスイング中心。
Ｐ１…上部ブラケット１１２Ｌ，１１２Ｒに第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒを連結した点。
Ｑ１…第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒに第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒ及び緩衝部材６４の一端部６４ａを連結した点。
Ｏ１…操作ハンドル４０に第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒを連結した点。
Ｏ２…操作ハンドル４０に緩衝部材６４の他端部６４ｂを連結した点。
Ｌ１…点Ｃと点Ｐ１とを結ぶ線
Ｌ２…点Ｐ１と点Ｑ１とを結ぶ線
Ｌ３…点Ｏ１と点Ｑ１とを結ぶ線
Ｌ４…点Ｏ２と点Ｑ１とを結ぶ線
【００４６】
線Ｌ１，Ｌ２，Ｌ３の長さは一定である。線Ｌ３、線Ｌ２、線Ｌ４、線Ｌ１の各長さは、線Ｌ３が最も短く、この並びの順に大きい（Ｌ３＜Ｌ２＜Ｌ４＜Ｌ１）。線Ｌ３は線Ｌ４のほぼ線上にある。線Ｌ１と線Ｌ２と線Ｌ４とは、概ね三角形に配列している。
エンジン１１並びに動力伝達機構１２が点Ｃを中心に、矢印Ｎ方向（図時計回り方向）にスイングして、操作ハンドル４０に接近するとき、線Ｌ１も矢印Ｎ方向にスイングする。
【００４７】
（ｂ）は上記（ａ）を模式的に表したものである。
線Ｌ１が点Ｐ１上の初期位置にあるとき、線Ｌ４の長さはＹ１である。
その後、線Ｌ１を矢印Ｎ方向へスイング角α１だけスイングさせると、点Ｐ１は点Ｐ２の位置に変位する。点Ｐ１の変位に応じて、線Ｌ２は図右へ移動する。線Ｌ２の移動に応じて、線Ｌ３は点Ｏ１を中心に図時計回り方向へスイング角β１だけスイングする。この結果、点Ｑ１は点Ｑ２の位置に変位する。点Ｑ１の変位に応じて、線Ｌ４は点Ｏ２を中心に図時計回り方向へスイング角θ１だけスイングする。このときの線Ｌ４の長さはＹ２であり、長さＹ１よりも小さい。Ｙ１とＹ２の差Δ１は、Ｙ１−Ｙ２である（Δ１＝Ｙ１−Ｙ２）。
【００４８】
その後、線Ｌ１を矢印Ｎ方向へスイング角α２だけ更にスイングさせる。但し、スイング角α２はスイング角α１と同一である（α１＝α２）。この結果、点Ｐ２は点Ｐ３の位置に変位する。点Ｐ２の変位に応じて、線Ｌ２は図右へ更に移動する。線Ｌ２の移動に応じて、線Ｌ３は点Ｏ１を中心に図時計回り方向へスイング角β２だけスイングする。この結果、点Ｑ２は点Ｑ３の位置に変位する。点Ｑ２の変位に応じて、線Ｌ４は点Ｏ２を中心に図時計回り方向へスイング角θ２だけスイングする。このときの線Ｌ４の長さはＹ３であり、長さＹ２よりも小さい。Ｙ２とＹ３の差Δ２は、Ｙ２−Ｙ３である（Δ２＝Ｙ２−Ｙ３）。
【００４９】
線Ｌ１の長さに比べて線Ｌ３の長さが小さいので、線Ｌ１のスイング半径に比べて線Ｌ３スイング半径は小さい。しかも、点Ｃに対して点Ｏ１は異なる位置にある。このため、線Ｌ１が矢印Ｎ方向へスイングするときの、スイング角が大きくなるにつれて、このスイング角に対する線Ｌ３のスイング角の割合は、大きくなる。
【００５０】
例えば、線Ｌ１のスイング角がα１のときに、線Ｌ３のスイング角はβ１である。しかし、線Ｌ１のスイング角がα１と同角のα２であるときに、線Ｌ３のスイング角はβ１よりも大きいβ２になる。この結果、線Ｌ４のスイング角はθ１よりもθ２が大きくなる。このため、Δ１よりもΔ２が大きくなる。以上の説明を整理すると、α１＝α２のときに、β１＜β２、θ１＜θ２であり、この結果、Δ１＜Δ２である。
【００５１】
すなわち、（ａ）に示すサスペンション１００は、操作ハンドル４０に対してエンジン１１並びに動力伝達機構１２が接近する方向にスイングするにつれて、所定スイング量当りの緩衝部材６４のストロークの割合が大きく変化する。このような作用をなすサスペンション１００は、プログレッシブ・サスペンションであると言える。エンジン１１並びに動力伝達機構１２がスイング角α１やα２だけスイングしたとき、緩衝部材６４はΔ１やΔ２に相当する分だけ短くなる。
【００５２】
図１９は本発明に係る小型管理機（第５変形例）の作用図である。
小型管理機１０で耕耘作業中に、跳び上がり現象が発生したとき、耕耘反力である衝撃エネルギーが上向き力としてエンジン１１並びに動力伝達機構１２に作用する。安定した状態の操作ハンドル４０に対し、エンジン１１並びに動力伝達機構１２が上方へスイングすることにより、衝撃エネルギーを吸収することができる。
【００５３】
さらには、衝撃エネルギーはエンジン１１から上ブラケット１１２Ｌ，１１２Ｒ、連結ボルト１１３、第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒ、連結ボルト１１６を介して、緩衝部材６４の一端部６４ａを押す。緩衝部材６４は、衝撃エネルギーの大きさに応じたストロークだけ退縮することにより、衝撃エネルギーを十分に吸収する。
【００５４】
しかも、サスペンション１００がプログレッシブ・サスペンションであるから、緩衝部材６４は、小さい衝撃エネルギーに対しては小さいストロークで吸収し、大きい衝撃エネルギーに対しては大きいストロークで吸収する。従って、衝撃エネルギーを一層効果的に吸収するとともに、耕耘作業を一層容易にする。
さらには、リンク機構１１０において、第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒに対する第２リンク１１５Ｌ，１１５Ｒの長さの割合を適宜設定することにより、緩衝部材６４のストロークを大きくすることができるので、衝撃エネルギーを緩衝部材６４にて、より一層十分に吸収することができる。
【００５５】
なお、上記本発明の実施の形態において、（１）動力源１１はエンジンに限定するものではなく、例えば電動モータであってもよい。
（２）操作ハンドル４０は、車体中央ＣＬを通る１本ハンドルとしてもよい。
（３）図１４〜図１９に示す第５変形例において、第１リンク１１４Ｌ，１１４Ｒをエンジン１１ではなく動力伝達機構１２に取付けてもよく、また、抵抗棒９３を動力伝達機構１２の後部から下方へ延してもよい。
【００５６】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項１は、動力源の駆動力で動力伝達機構を介して耕耘軸を回転させ、この耕耘軸に備えた耕耘爪の回転により耕耘し、更に耕耘爪にて走行する小型管理機であって、土中に差込む抵抗棒を備えた小型管理機において、動力源の後部又は動力伝達機構の後部に、操作ハンドルを上下スイング可能に取付けるとともに、抵抗棒を該操作ハンドルと一体化することで、抵抗棒が土中に差し込まれた耕耘作業中において、耕耘反力による上方への衝撃エネルギーが耕耘爪に作用したときに、抵抗棒と一体化した操作ハンドルに対して、耕耘爪、動力源並びに動力伝達機構が上方にスイング動し得るように構成したので、抵抗棒を土中に差込むことにより安定した状態の操作ハンドルに対して耕耘爪、動力源並びに動力伝達機構が上方へスイングすることにより、衝撃エネルギーを吸収することができる。操作ハンドルが跳び上がらずに安定しているので、小型管理機の操縦が常に容易であり、耕耘作業が一層容易になる。
【００５７】
請求項２は、操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝達機構が上方にスイングしたときに緩衝するための緩衝部材を、動力源又は動力伝達機構と操作ハンドルとの間に介在させたので、動力源並びに動力伝達機構が上方へスイングしたときに、衝撃エネルギーを緩衝部材にて十分に吸収することができる。しかも、衝撃エネルギーを吸収した緩衝部材の反発力を利用して耕耘爪で再び耕耘力に利用できる。
【００５８】
請求項３は、動力源の後部又は前記動力伝達機構の後部に第１リンクを上下スイング可能に取付け、操作ハンドルに第２リンクを前後スイング可能に取付け、第２リンクに第１リンクを連結することで、動力源並びに動力伝達機構の前後スイングに対応して折曲げ自在なリンク機構を構成し、第１・第２リンク間の連結部に緩衝部材の一端を前後スイング可能に連結し、この緩衝部材の他端を操作ハンドルに前後スイング可能に連結したので、操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝達機構が接近する方向にスイングするにつれて、所定スイング量当りの緩衝部材のストロークの割合を大きく変化させることができる。このため、緩衝部材は、小さい衝撃エネルギーに対しては小さいストロークで吸収し、大きい衝撃エネルギーに対しては大きいストロークで吸収する。従って、衝撃エネルギーを一層効果的に吸収するとともに、耕耘作業を一層容易にして、駆動力を確保することができる。
さらには、リンク機構によって、緩衝部材のストロークを大きくすることができるので、衝撃エネルギーを緩衝部材にて、より一層十分に吸収することができる。
【００５９】
請求項４は、抵抗棒を操作ハンドルから下方へ延したので、耕耘作業中に、操作ハンドルに適切な下向き操作力を掛けることで、土中への抵抗棒の差込み長さを調整して、耕深量を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る小型管理機の側面図
【図２】本発明に係る小型管理機の背面図
【図３】本発明に係る小型管理機の操作ハンドル取付け構造の側面断面図
【図４】図３の４−４線断面図
【図５】図３の５−５線断面図
【図６】図３の６−６線断面図
【図７】本発明に係る小型管理機の作用図（その１）
【図８】本発明に係る小型管理機の作用図（その２）
【図９】本発明に係る小型管理機（第１変形例）の側面図
【図１０】本発明に係る小型管理機（第２変形例）の側面図
【図１１】本発明に係る小型管理機（第３変形例）の側面図
【図１２】本発明に係る小型管理機（第４変形例）の側面図
【図１３】本発明に係る小型管理機の参考例の側面図
【図１４】本発明に係る小型管理機（第５変形例）のサスペンション周りの側面断面図
【図１５】本発明に係る小型管理機（第５変形例）のサスペンション周りの斜視図
【図１６】図１４の１６−１６線断面図
【図１７】図１４の１７−１７線断面図
【図１８】本発明に係るサスペンション（第５変形例）の原理図
【図１９】本発明に係る小型管理機（第５変形例）の作用図
【符号の説明】
１０…小型管理機、１１…動力源（エンジン）、１２…動力伝達機構、１３…耕耘軸、１４，１５…耕耘爪（第１・第２耕耘爪）、４０…操作ハンドル、６０…サスペンション、６４…緩衝部材、９３…抵抗棒、１００…サスペンション、１１０…リンク機構、１１４Ｌ，１１４Ｒ…第１リンク、１１５Ｌ，１１５Ｒ…第２リンク、１１７…連結部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement of a small management machine.
[0002]
[Prior art]
The small management machine is a cultivator that is cultivated by rotation of a cultivating claw provided on the cultivating shaft, and further travels with the cultivating claw, and is called a front tine management machine. Such front tine type management machines are widespread because they are easy and easy to turn, and for example, Japanese Utility Model Publication No. 57-86502 “Claw shaft structure of a small management machine” is known.
[0003]
In the above conventional technique, as shown in FIGS. 1 to 3 of the publication, the transmission 6 is attached to the lower part of the engine 5 (the numbers are quoted in the publication, the same applies hereinafter). Is a small management machine A that is attached to a rotary shaft 12 at a lower portion thereof, is cultivated by a tilling claw 11... The operation handle 2 is fixed. The mission 6 includes a resistance bar 4 that extends downward from the lower portion. The resistance rod 4 is a rod that can be inserted into the soil.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The small management machine A is a front tine management machine having a structure in which the rotary shaft 12 with the tilling claws 11... And the operation handle 2 are integrally assembled with the engine 5 and the mission 6. In general, when the small management machine A is cultivated, when the cultivating claw 11 hits a hard reserve such as a stone, the so-called jumping phenomenon (dashing phenomenon) in which the rotary shaft 12 jumps upward by the tilling reaction force. Also occurs.) The impact energy which is the tilling reaction force at this time is transmitted from the tilling claws 11... To the transmission 6, the engine 5 and the operation handle 2 through the rotating shaft 12.
[0005]
In order to control the small management machine A that receives impact energy while maintaining the balance and to suppress the jumping phenomenon, (1) By appropriately setting the mounting height of the resistance bar 4 according to the soil conditions , Adjust the insertion length of the resistance bar 4 into the soil, or (2) Adjust the insertion load of the resistance bar 4 into the soil by applying an appropriate downward operating force to the operation handle 2 during tillage work To do. This is because the resistance force of the resistance bar 4 can be adjusted with respect to the impact energy.
However, since it requires experience and intuition and it is required to be skilled in the operation of the small management machine A, there is room for improvement.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a small management machine that is always easy to control and easier to plow.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
 In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a tillage shaft is rotated by a driving force of a power source through a power transmission mechanism, tillage is performed by rotation of a tillage claw provided on the tillage shaft, and further, traveling by the tillage nail is performed. In the small management machine having a resistance bar inserted into the soil, an operation handle is attached to the rear part of the power source or the rear part of the power transmission mechanism so as to be able to swing up and down, and the resistance bar is operated. Integrated with handleBy doing so, during the cultivation work with the resistance rod inserted into the soil, when the impact energy upward due to the cultivation reaction force acts on the cultivation nail,Tillage claw, power source and power transmission mechanism for operation handle integrated with resistance rodButSwing upwardConfigured to be able toIt is characterized by that.
[0008]
During tillage work, when the tillage nail hits a hard deposit such as a stone, a jumping phenomenon occurs due to the tilling reaction force. The impact energy, which is the tilling reaction force at this time, is transmitted from the tilling claw to the power source and the power transmission mechanism. Since the resistance rod is inserted into the soil, it has resistance against the jumping phenomenon, and as a result, the resistance rod and the operation handle are in a stable state. The tilling claw, the power source and the power transmission mechanism swing upward with respect to the operation handle in a stable state, thereby absorbing impact energy. Since the operation handle is stable without jumping up, the maneuverability is high.
[0009]
 In the second aspect, the power source and the power transmission mechanism are provided to the operation handle.UpwardA buffer member for buffering when swinging is interposed between a power source or a power transmission mechanism and an operation handle.
[0010]
When the power source and the power transmission mechanism swing upward with respect to the operation handle, the shock energy can be sufficiently absorbed by the buffer member.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, the first link is attached to the rear part of the power source or the rear part of the power transmission mechanism so as to be able to swing up and down, the second link is attached to the operation handle so as to swing back and forth, and the first link is connected to the second link. Thus, a link mechanism that can be bent corresponding to the front and rear swing of the power source and the power transmission mechanism is configured, and one end of the buffer member is connected to the connecting portion between the first and second links so as to be able to swing back and forth. By connecting the other end of the buffer member to the operation handle so as to be able to swing back and forth, the ratio of the stroke of the buffer member per predetermined swing amount as the power source and the power transmission mechanism swing with respect to the operation handle. It is characterized by being configured to change greatly.
[0012]
The suspension composed of the link mechanism and the buffer member is a progressive suspension in which the ratio of the stroke of the buffer member per predetermined swing amount greatly changes as the power source and the power transmission mechanism swing with respect to the operation handle. is there. The buffer member absorbs small impact energy with a small stroke and absorbs large impact energy with a large stroke. Therefore, the impact energy is absorbed more effectively.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, the resistance bar extends downward from the operation handle.
By applying an appropriate downward operating force to the operating handle during the tilling work, the length of the rod inserted into the soil can be adjusted to stabilize the tilling depth.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings are viewed in the direction of the reference numerals.
FIG. 1 is a side view of a small management machine according to the present invention.
The small management machine 10 rotates the tillage shaft 13 through the power transmission mechanism 12 with the driving force of the engine 11 as a power source, and the tillage claws provided on the tillage shaft 13, that is, the first tillage claws 14 and the second tillage claws 14. This is a small walking type self-propelled tiller that is cultivated by the rotation of the tilling claws 15 and travels by the first and second tilling claws 14 and 15, and is referred to as a front tine type management machine.
[0016]
Further, the small management machine 10 extends the operation handle 40 from the rear part of the power transmission mechanism 12 to the rear upper side, and extends the resistance bar 93 downward from the lower part of the operation handle 40. The present invention is characterized in that the operation handle 40 is attached to the rear part of the power transmission mechanism 12 via the pivot part 50 so as to be swingable up and down. Details of the pivot portion 50 will be described later.
The power transmission mechanism 12 is a mechanism for transmitting the driving force of the engine 11 to the tilling shaft 13 and includes a gear (not shown) in the case 16. The resistance bar 93 is inserted into the soil to set the tilling depth H by the first and second tilling claws 14 and 15 and to add resistance to the traction force of the first and second tilling claws 14 and 15. It is. In the figure, 21 is an engine cover, 22 is an earth and sand scattering prevention cover, and 23 is a vehicle body guard.
[0017]
FIG. 2 is a rear view of the small management machine according to the present invention, in which the power transmission mechanism 12 is attached to the lower part of the engine 11 at the vehicle body center CL, and the horizontal tillage shaft 13 is attached to the lower part of the power transmission mechanism 12. It shows that a plurality of first and second tilling claws 14..., 15... (... indicates a plurality. The same shall apply hereinafter) are attached at a predetermined pitch in the longitudinal direction of the shaft 13.
The operation handle 40 has a reverse U-shaped handle post portion 42 with left and right legs 41, 41 attached to the rear portion of the power transmission mechanism 12, and a vertical position fixed to the upper end portion of the handle post portion 42 at the vehicle body center CL. The steering wheel mounting portion 43 has a facing direction and a substantially V-shaped handle portion 44 in rear view attached to the steering wheel mounting portion 43.
In the figure, 24 is a fuel tank, 25 is an air cleaner, 26 and 26 are side disks, 45 and 45 are grips, and 46 is a clutch lever.
[0018]
FIG. 3 is a side sectional view of the operation handle mounting structure of the small management machine according to the present invention, and shows a specific mounting structure of the operation handle 40 and the resistance bar 93.
In the operation handle mounting structure, left and right brackets 33L and 33R (only right and left are shown in the figure, the same applies hereinafter) are mounted on the lower rear portion of the power transmission mechanism 12, and a handle post is mounted on the lower rear portion of these brackets 33L and 33R. The lower part of the part 42 is attached so that it can swing up and down. As a result, the engine 11 and the power transmission mechanism 12 are attached to the operation handle 40 so as to be swingable up and down.
[0019]
 The present invention is characterized in that the operation handle 40 is provided with a suspension 60 for suspending the engine 11 and the power transmission mechanism 12. The suspension 60 has a buffer member 64 interposed between the power transmission mechanism 12 and the operation handle 40.
 The buffer member 64 is configured so that the engine 11 and the power transmission mechanism 12 are connected to the operation handle 40.UpwardA shock absorber that cushions when swinging, for example, an oil damper 66 with a coil spring 65, is arranged to be extendable in the front-rear direction. 67 is a reservoir tank.
 A specific configuration of the suspension 60 is that a cross member 61 made of angle iron is hung on the rear upper part between the left and right brackets 33L, 33R, and the arm 71 is extended from the upper part of the handle post part 42 to the rear lower part. A rear end portion (other end portion) 64b of the buffer member 64 is attached so as to be able to swing up and down, and a front end portion (one end portion) 64a of the buffer member 64 is attached to the cross member 61 so as to be able to swing up and down.
[0020]
This figure shows that a lower limit stopper portion 81 and an upper limit stopper portion 85 for determining the swing range of the handle post portion 42 (the swing range of the engine 11 and the power transmission mechanism 12) are provided.
Specifically, the lower limit stopper portion 81 has lower stopper pieces 82 and 82 attached to the lower ends of the brackets 33L and 33R, and contact pieces 83 and 83 attached to the lower ends of the leg portions 41 and 41 of the handle post portion 42. It is. The swing lower limit position is determined at a position where the contact pieces 83, 83 hit the lower surfaces of the lower stopper pieces 82, 82.
The upper limit stopper portion 85 is a member in which a horizontal member 86 is stretched between the leg portions 41, 41 of the handle post portion 42, and a positioning bolt 87 is attached to the horizontal member 86 so as to be able to advance and retract. The swing upper limit position is determined at the position where the positioning bolt 87 hits the cross member 61.
[0021]
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG. 3, and shows a detailed configuration of the operating handle mounting structure.
The case 16 of the power transmission mechanism 12 is formed by integrally forming side mounting bosses 31L and 31R on both left and right sides and integrally forming a rear mounting boss 32 on the rear end. The left and right brackets 33L and 33R are members formed by bending a plate material into a substantially crank shape in plan view, and are attached to the side mounting bosses 31L and 31R separately by the bolts 34 and 34 and to the rear mounting boss 32. A long bolt 35 of books is fastened together. Reference numerals 36 and 36 denote spacers.
[0022]
Next, the structure of the pivot portion 50 for attaching the handle post portion 42 to the left and right brackets 33L and 33R so as to be able to swing up and down and supporting the handle post portion 42 will be described.
The pivot portion 50 spans a cross pipe 51 between the left and right leg portions 41, 41 of the handle post portion 42, and a pipe-shaped shaft portion 53 is rotatably fitted in the cross pipe 51 via bushes 52, 52. Then, the inner surfaces of the left and right brackets 33L and 33R are applied to both end surfaces of the shaft portion 53, and one long support bolt 54 is passed through the hole of the shaft portion 53 so that the left and right brackets 33L and 33R and the shaft portion 53 are By tightening, the handle post portion 42 is supported by the left and right brackets 33L and 33R via the support bolts 54 so as to be swingable up and down.
[0023]
Since the handle post portion 42 is formed in an inverted U shape, and the left and right leg portions 41, 41 separated by a predetermined dimension are attached to the power transmission mechanism 12, the operation handle 40 is supported at the left and right locations. large. For this reason, even if an external force acts on the operation handle 40 from the side, the operation handle 40 is stable without being shaken, and stable operation can be performed.
[0024]
In this figure, an arm 91 is attached to the cross pipe 51 at the vehicle body center CL (position of the center of gravity G of the entire management machine), this arm 91 extends rearward, and extends perpendicularly to the rear end (front and back direction in this figure). It shows that a pipe-shaped holding portion 92 is attached, a resistance rod 93 is fitted to the holding portion 92 so as to be movable up and down, and is further stopped by a set bolt 94.
[0025]
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 of FIG. 3, and both ends of the cross member 61 are attached to the left and right brackets 33L and 33R with bolts 62, and a U-shaped holder 63 is attached to the upper surface of the cross member 61. The plane cross-sectional structure of the suspension 60 when the front end portion 64a of the buffer member 64 is attached to the flange 63a, 63a of the U-shaped holder 63 by the connecting bolt 68 so as to be able to swing up and down is shown. A buffer member 64 can be disposed at the center CL of the vehicle body between the left and right leg portions 41 in the inverted U-shaped handle post portion 42. In addition, the attachment position of the front end portion 64a of the buffer member 64 can be brought close to the center of gravity G of the entire management machine. Reference numerals 69 and 69 denote spacers. Furthermore, this figure shows that the positioning bolt 87 is arranged at the vehicle body center CL.
[0026]
FIG. 6 is a cross-sectional view taken along line 6-6 in FIG. 3, and a rear end of an arm 71 made of grooved steel with an open top is covered with a U-shaped holder 72 opened in a rear view and attached with a bolt 73. It shows that the rear end portion 64b of the buffer member 64 is attached between the flanges 72a, 72a of the cylindrical holder 72 so as to be able to swing up and down with the connecting bolt 74. 75, 76 and 76 are spacers, and 77 and 77 are collars.
[0027]
Next, the operation of the small management machine 10 having the above configuration will be described with reference to FIGS. 1, 4, 5, 7 and 8.
In FIG. 1, the engine 11 is started, and an operator (not shown) grasps the operation handle 40 and walks while manipulating the small manager 10, so that the small manager 10 transmits power with the driving force of the engine 11. The first and second tilling claws 14 and 15 are rotated through the mechanism 12 and the tilling shaft 13 so that they are tilled with advance.
During the tillage work, the small management machine 10 sets the tilling depth H by the first and second tilling claws 14 and 15 by inserting the resistance bar 93 into the soil Gr, and the first and second Resistance to the traction force of the tilling claws 14 and 15 can be added.
[0028]
By the way, when the small management machine 10 is viewed from the side as shown in FIG. 1, the swing center C of the operation handle 40, that is, the center of the pivot portion 50 is in the vicinity of the center of gravity G of the entire management machine. Specifically, the swing center C is set at the same height as the center of gravity G at a position away from the center of gravity G by a distance X backward.
The distance X is set as follows. That is, when the resistance bar 93 is inserted into the soil Gr during the plowing operation and the resistance force against the traction force of the first and second tilling claws 14 and 15 is added, the position of the center of gravity G of the entire management machine is rearward. And the distance X is set so as to substantially coincide with the swing center C.
[0029]
By making the position of the center of gravity G coincide with or approach the swing center C, the mass is reduced when the engine 11 and the power transmission mechanism 12 swing with respect to the operation handle 40. As a result, the moment of inertia can be reduced.
Further, the mounting position of the front end portion 64a of the buffer member 64 is set in the vicinity of the center of gravity G and almost directly above the swing center C. For this reason, it is possible to stabilize the traveling of the small management machine 10 and improve the straight running performance and the turning performance. As a result, the maneuverability can be improved and the tilling work can be facilitated.
[0030]
Thus, in order to bring the mounting position of the swing center C and the front end portion 64a of the buffer member 64 closer to the center of gravity G of the entire management machine, the handle post portion 42 has an inverted U-shape (arch) as shown in FIG. The power transmission mechanism 12 is attached to the left and right leg portions 41, 41 via brackets 33L, 33R so as to be sandwiched from both sides.
[0031]
Here, the load on the operation handle 40 side that can be supported by the buffer member 64 is referred to as “sprung load”, and the engine 11, the power transmission mechanism 12, the tilling shaft 13, and the first and second tilling claws acting on the buffer member 64. The load on the load side such as 14, 15 is referred to as “unsprung load”. In general, when the value obtained by dividing "Spring load" as the denominator and "Unsprung load" as the numerator is small, vibrations from the first and second tilling claws 14, 15 are difficult to be transmitted to the operation handle 40 side. Excellent handling feeling. For this purpose, the “sprung load” of the buffer member 64 may be set large.
[0032]
By the way, the resistance bar 93 integral with the operation handle 40 can be bitten into the soil Gr by the downward operation force applied to the operation handle 40. Since the resistance rod 93 extending downward from the operation handle 40 is inserted into the soil Gr, the resistance rod 93 has a resistance force in a direction perpendicular to the axis of the resistance rod 93. For this reason, the resistance rod 93 and the operation handle 40 are in a stable state in the front-rear direction and the left-right direction. As a result, the operation force for pushing the operation handle 40 forward is almost constant.
The combined force of the operation force of the operation handle 40 and the resistance force of the resistance rod 93 inserted into the soil Gr is a “sprung load”. According to the up / down swing operation of the operation handle 40, the “sprung load” acting on the rear end portion 64b of the buffer member 64 via the arm 71 from the operation handle 40 side can be set large.
[0033]
FIG. 7 is an operation diagram (part 1) of the small management machine according to the present invention.
When the first and second tilling claws 14, 15, etc. hit a hard reserve B such as a stone during the tilling work, the phenomenon of jumping up in the direction of the arrow U by the tilling reaction force (also called a dashing phenomenon) .) Occurs. The impact energy that is the tilling reaction force at this time is transmitted from the first and second tilling claws 14... 15 to the engine 11 and the power transmission mechanism 12 through the tilling shaft 13.
Since the resistance bar 93 extending downward from the operation handle 40 is inserted into the soil Gr, it has resistance against the jumping phenomenon. For this reason, the resistance rod 93 and the operation handle 40 are not easily affected by the jumping phenomenon and are in a stable state.
[0034]
FIG. 8 is an operation diagram (part 2) of the small management machine according to the present invention.
The engine 11 and the power transmission mechanism 12 swing upward by impact energy with respect to the operation handle 40 in a stable state. As a result, impact energy can be absorbed. Since the operation handle is stable without jumping up, maneuverability is improved. Therefore, the tilling work is easy.
[0035]
Furthermore, the power transmission mechanism 12 approaches the operation handle 40 by swinging upward. Therefore, the impact energy pushes the front end portion 64 a of the buffer member 64 from the power transmission mechanism 12 through the brackets 33 L and 33 R, the cross member 61, and the U-shaped holder 63. The buffer member 64 sufficiently absorbs the impact energy by retreating by a stroke corresponding to the magnitude of the impact energy.
Moreover, the repulsive force of the buffer member 64 that has absorbed the impact energy can be used again for the tilling force by the first and second tilling claws 14... 15 (see FIG. 7).
[0036]
Next, a modified example of the small management machine 10 will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected about the same structure and the description is abbreviate | omitted.
FIG. 9 is a side view of a small manager (first modification) according to the present invention.
The small management machine 10 of the first modified example is characterized in that the resistance rod 93 extends downward from the rear part of the power transmission mechanism 12. That is, the arm 91 is bolted to the lower rear portions of the left and right brackets 33L and 33R, and the resistance bar 93 is attached to the arm 91 via the holding portion 92.
When the jumping phenomenon occurs, the resistance rod 93 bites into the soil, thereby suppressing the swing of the engine 11 and the power transmission mechanism 12. The jumping phenomenon of the power transmission mechanism 12 can be further suppressed.
[0037]
FIG. 10 is a side view of a small management machine (second modification) according to the present invention.
The small management machine 10 of the second modification is characterized in that the resistance bar 93 extends downward from the operation handle 40, and the front end portion 64a of the buffer member 64 is directly attached to the engine 11 so as to be able to swing up and down.
[0038]
FIG. 11 is a side view of a small management machine (third modification) according to the present invention.
The small management machine 10 of the third modification is characterized in that the resistance rod 93 extends downward from the rear part of the power transmission mechanism 12 and the front end part 64a of the buffer member 64 is directly attached to the engine 11 so as to be able to swing up and down. And
[0039]
FIG. 12 is a side view of a small manager (fourth modification) according to the present invention.
The small management machine 10 of the fourth modification is characterized in that the resistance bar 93 extends downward from the operation handle 40, and the front end portion 64a of the buffer member 64 is directly attached to the power transmission mechanism 12 so as to be able to swing up and down. To do.
[0040]
 FIG. 13 shows a small management machine according to the present invention.Reference exampleFIG.
 Reference exampleThe small management machine 10 extends the resistance bar 93 downward from the rear part of the power transmission mechanism 12, and further directly attaches the front end part 64a of the buffer member 64 to the power transmission mechanism 12 so as to be able to swing up and down.Is.
[0041]
 FIG. 14 shows a small management machine (Fifth modificationFIG.
 Fifth modificationIn the small management machine 10, as the suspension 100 swings in the direction in which the engine 11 and the power transmission mechanism 12 approach the operation handle 40, the ratio of the stroke of the buffer member 64 per predetermined swing amount greatly changes. It is a progressive suspension.
[0042]
 FIG. 15 shows a small management machine (Fifth modification) Is a perspective view around the suspension, and shows a specific configuration of the suspension 100.
 The suspension 100 has a combined structure of the link mechanism 110 and the buffer member 64. The link mechanism 110 has left and right first links 114L and 114R attached to the rear portion of the engine 11 (see FIG. 14) so that it can swing up and down, and left and right second links 115L and 115R attached to the operation handle 40 so that it can swing back and forth. By connecting the first links 114L and 114R to the two links 115L and 115R, it is possible to bend in response to the front and rear swings of the engine 11 and the power transmission mechanism 12, and the "" Link). The first links 114L and 114R are longer than the second links 115L and 115R. The buffer member 64 has one end portion 64a attached to a connecting portion 117 between the first links 114L and 14R and the second links 115L and 115R, and the other end portion 64b connected to the lower portion of the operation handle 40 so as to be able to swing back and forth. is there. Hereinafter, a detailed configuration of the suspension 100 will be described.
[0043]
FIG. 16 is a cross-sectional view taken along line 16-16 in FIG. 14, and a pair of left and right upper brackets 112L and 112R are attached to the left and right sides of the case 17 of the engine 11 with bolts 111, and the upper brackets 112L and 112R are attached. It extends rearward, and the front end portions of the left and right first links 114L and 114R are attached to the rear end portion thereof by connecting bolts 113 so as to be able to swing up and down, the first links 114L and 114R extend rearward, and the rear end portions The upper ends of the second links 115L and 115R are connected by a connecting bolt 116 to form a connecting portion 117, and the end portion 64a of the buffer member 64 is connected to the connecting portion 117 by the connecting bolt 116 so as to be able to swing back and forth. Show. 121, 122, 122 are spacers.
[0044]
FIG. 17 is a cross-sectional view taken along line 17-17 in FIG. 14. (1) Between the left and right leg portions 41, 41 of the handle post portion 42, a buffer member 64 is disposed at the vehicle body center CL, and (2 ) The lower end portions of the left and right second links 115L and 115R are attached to the left and right leg portions 41 and 41 by the connecting pins 118L and 118R so that they can swing back and forth.
Further, in this figure, an arm 91 for holding a resistance rod made of two left and right plate members 91a and 91a is attached to the cross pipe 51 of the pivot portion 50, and a buffer member 64 is connected to the upper portion between the plate members 91a and 91a by a connecting bolt 123. It shows that the other end portion 64b is attached so that it can swing up and down. Reference numerals 124 and 124 denote spacers.
[0045]
 18 (a) and 18 (b) show a suspension according to the present invention (Fifth modificationFIG.
 (A) is a side view of the suspension 100, and points C, P1, Q1, O1, and O2 and lines L1 to L4 are defined as follows.
 C: The swing center of the operation handle 40.
 P1... The first links 114L and 114R are connected to the upper brackets 112L and 112R.
 Q1... The point where the second links 115L and 115R and the one end 64a of the buffer member 64 are connected to the first links 114L and 114R.
 O1... Points where the second links 115L and 115R are connected to the operation handle 40.
 O2 ... A point where the other end portion 64b of the buffer member 64 is connected to the operation handle 40.
 L1 ... Line connecting point C and point P1
 L2 ... Line connecting point P1 and point Q1
 L3 ... Line connecting point O1 and point Q1
 L4: Line connecting point O2 and point Q1
[0046]
The lengths of the lines L1, L2, and L3 are constant. The length of each of the line L3, the line L2, the line L4, and the line L1 is the shortest in the line L3, and is larger in the order of the arrangement (L3 <L2 <L4 <L1). Line L3 is substantially on line L4. The line L1, the line L2, and the line L4 are generally arranged in a triangle.
When the engine 11 and the power transmission mechanism 12 swing around the point C in the arrow N direction (clockwise in the figure) and approach the operation handle 40, the line L1 also swings in the arrow N direction.
[0047]
(B) is a schematic representation of the above (a).
When the line L1 is at the initial position on the point P1, the length of the line L4 is Y1.
Thereafter, when the line L1 is swung in the arrow N direction by the swing angle α1, the point P1 is displaced to the position of the point P2. The line L2 moves to the right in the figure according to the displacement of the point P1. In accordance with the movement of the line L2, the line L3 swings by the swing angle β1 in the clockwise direction around the point O1. As a result, the point Q1 is displaced to the position of the point Q2. In accordance with the displacement of the point Q1, the line L4 swings by the swing angle θ1 in the clockwise direction around the point O2. At this time, the length of the line L4 is Y2, which is smaller than the length Y1. The difference Δ1 between Y1 and Y2 is Y1−Y2 (Δ1 = Y1−Y2).
[0048]
Thereafter, the line L1 is further swung in the direction of arrow N by the swing angle α2. However, the swing angle α2 is the same as the swing angle α1 (α1 = α2). As a result, the point P2 is displaced to the position of the point P3. In accordance with the displacement of the point P2, the line L2 further moves to the right in the figure. In accordance with the movement of the line L2, the line L3 swings by the swing angle β2 in the clockwise direction around the point O1. As a result, the point Q2 is displaced to the position of the point Q3. In accordance with the displacement of the point Q2, the line L4 swings by the swing angle θ2 in the clockwise direction around the point O2. At this time, the length of the line L4 is Y3, which is smaller than the length Y2. The difference Δ2 between Y2 and Y3 is Y2−Y3 (Δ2 = Y2−Y3).
[0049]
Since the length of the line L3 is smaller than the length of the line L1, the line L3 swing radius is smaller than the swing radius of the line L1. Moreover, the point O1 is at a different position from the point C. For this reason, as the swing angle increases when the line L1 swings in the direction of the arrow N, the ratio of the swing angle of the line L3 to the swing angle increases.
[0050]
For example, when the swing angle of the line L1 is α1, the swing angle of the line L3 is β1. However, when the swing angle of the line L1 is α2, which is the same angle as α1, the swing angle of the line L3 becomes β2, which is larger than β1. As a result, the swing angle of the line L4 is larger than θ1 by θ2. For this reason, Δ2 is larger than Δ1. To summarize the above description, when α1 = α2, β1 <β2 and θ1 <θ2, and as a result, Δ1 <Δ2.
[0051]
That is, in the suspension 100 shown in (a), the ratio of the stroke of the buffer member 64 per predetermined swing amount greatly changes as the engine 11 and the power transmission mechanism 12 swing with respect to the operation handle 40 in a direction approaching. It can be said that the suspension 100 having such an action is a progressive suspension. When the engine 11 and the power transmission mechanism 12 swing by the swing angles α1 and α2, the buffer member 64 is shortened by an amount corresponding to Δ1 and Δ2.
[0052]
 FIG. 19 shows a small management machine (Fifth modificationFIG.
 When a jumping phenomenon occurs during the tilling work by the small management machine 10, impact energy that is a tilling reaction force acts on the engine 11 and the power transmission mechanism 12 as an upward force. The impact energy can be absorbed by the engine 11 and the power transmission mechanism 12 swinging upward with respect to the operation handle 40 in a stable state.
[0053]
Further, the impact energy pushes one end portion 64 a of the buffer member 64 from the engine 11 through the upper brackets 112 L and 112 R, the connecting bolt 113, the first links 114 L and 114 R, and the connecting bolt 116. The buffer member 64 sufficiently absorbs the impact energy by retreating by a stroke corresponding to the magnitude of the impact energy.
[0054]
Moreover, since the suspension 100 is a progressive suspension, the buffer member 64 absorbs a small impact energy with a small stroke and absorbs a large impact energy with a large stroke. Therefore, the impact energy is absorbed more effectively and the tilling work is further facilitated.
Furthermore, in the link mechanism 110, by appropriately setting the ratio of the length of the second links 115L and 115R to the first links 114L and 114R, the stroke of the buffer member 64 can be increased, so shock energy is buffered. The member 64 can absorb more sufficiently.
[0055]
 In the embodiment of the present invention, (1) the power source 11 is not limited to the engine, and may be an electric motor, for example.
 (2) The operation handle 40 may be a single handle that passes through the vehicle body center CL.
 (3) As shown in FIGS.Fifth modificationThe first links 114L and 114R may be attached to the power transmission mechanism 12 instead of the engine 11, and the resistance bar 93 may be extended downward from the rear portion of the power transmission mechanism 12.
[0056]
【The invention's effect】
 The present invention exhibits the following effects by the above configuration.
 The first aspect of the present invention is a small management machine that rotates a tillage shaft through a power transmission mechanism by a driving force of a power source, cultivates by rotation of a cultivating claw provided on the cultivating shaft, and further travels with the cultivating claw. In a small management machine equipped with a resistance rod inserted into the soil, an operation handle is attached to the rear part of the power source or the rear part of the power transmission mechanism so as to be able to swing up and down, and the resistance bar is integrated with the operation handle.By doing so, during the cultivation work with the resistance rod inserted into the soil, when the impact energy upward due to the cultivation reaction force acts on the cultivation nail,Tillage claw, power source and power transmission mechanism for operation handle integrated with resistance rodButSwing upwardConfigured to be able toTherefore, the impact energy can be absorbed by swinging the tillage claw, the power source and the power transmission mechanism upward with respect to the stable operation handle by inserting the resistance rod into the soil. Since the operation handle is stable without jumping up, it is always easy to operate the small management machine, and the tilling work is further facilitated.
[0057]
 In the second aspect, the power source and the power transmission mechanism are provided to the operation handle.UpwardSince the buffer member for buffering when swinging is interposed between the power source or the power transmission mechanism and the operation handle, when the power source and the power transmission mechanism swing upward, the impact energy is transferred to the buffer member. Can absorb well. Moreover, it can be used again for the tilling force by the tilling nail using the repulsive force of the buffer member that has absorbed the impact energy.
[0058]
According to a third aspect of the present invention, the first link is attached to the rear part of the power source or the rear part of the power transmission mechanism so as to be able to swing up and down, the second link is attached to the operation handle so as to swing back and forth, and the first link is connected to the second link. Thus, a link mechanism that can be bent corresponding to the front and rear swing of the power source and the power transmission mechanism is configured, and one end of the buffer member is connected to the connecting portion between the first and second links so as to be able to swing back and forth. Since the other end of the buffer member is connected to the operation handle so as to be able to swing back and forth, the ratio of the stroke of the buffer member per predetermined swing amount increases as the power source and the power transmission mechanism swing with respect to the operation handle. Can be changed. For this reason, the buffer member absorbs a small impact energy with a small stroke and absorbs a large impact energy with a large stroke. Therefore, the impact energy can be absorbed more effectively, the tilling work can be facilitated, and the driving force can be ensured.
Furthermore, since the stroke of the buffer member can be increased by the link mechanism, the impact energy can be more sufficiently absorbed by the buffer member.
[0059]
Since the resistance rod is extended downward from the operation handle, the length of insertion of the resistance rod into the soil is adjusted by applying an appropriate downward operation force to the operation handle during the tilling work. The tillage depth can be stabilized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a small management machine according to the present invention.
FIG. 2 is a rear view of a small management machine according to the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view of an operating handle mounting structure of a small management machine according to the present invention.
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 in FIG.
6 is a sectional view taken along line 6-6 in FIG.
FIG. 7 is an operation diagram of the small management machine according to the present invention (part 1).
FIG. 8 is an operation diagram of the small manager according to the present invention (part 2).
FIG. 9 is a side view of a small management machine (first modification) according to the present invention.
FIG. 10 is a side view of a small management machine (second modification) according to the present invention.
FIG. 11 is a side view of a small management machine (third modification) according to the present invention.
FIG. 12 is a side view of a small manager (fourth modification) according to the present invention.
FIG. 13 shows a small management machine according to the present invention.Reference exampleSide view of
FIG. 14 shows a small management machine according to the present invention (Fifth modificationSide sectional view around suspension
FIG. 15 shows a small management machine according to the present invention (Fifth modification) Perspective view around suspension
16 is a sectional view taken along line 16-16 in FIG.
17 is a sectional view taken along line 17-17 in FIG.
FIG. 18 shows a suspension according to the present invention (Fifth modification) Principle diagram
FIG. 19 shows a small management machine according to the present invention (Fifth modification) Action diagram
[Explanation of symbols]
 DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Small management machine, 11 ... Power source (engine), 12 ... Power transmission mechanism, 13 ... Tilling shaft, 14, 15 ... Tillage claw (first and second tillage claw), 40 ... Operation handle, 60 ... Suspension, 64: buffer member, 93: resistance rod, 100: suspension, 110: link mechanism, 114L, 114R: first link, 115L, 115R: second link, 117: connecting portion.

Claims

It is a small management machine that rotates the tillage shaft through the power transmission mechanism with the driving force of the power source, plows by the rotation of the tillage nail provided on this tillage shaft, and travels with the tillage nail. In a small management machine with a resistance rod
By attaching an operation handle to the rear part of the power source or the rear part of the power transmission mechanism so that it can swing up and down, and integrating the resistance bar with the operation handle ,
During the tilling work in which the resistance bar is inserted into the soil, when the upward impact energy due to the tilling reaction force acts on the tilling nail, the tilling nail with respect to the operation handle integrated with the resistance bar The power source and the power transmission mechanism are configured to swing upward .
A small management machine characterized by that.

A buffer member for buffering when the power source and the power transmission mechanism swing upward with respect to the operation handle is interposed between the power source or the power transmission mechanism and the operation handle. Item 1. A small management machine according to item 1.

By attaching the first link to the rear part of the power source or the rear part of the power transmission mechanism so that it can swing up and down, attaching the second link to the operation handle so as to swing back and forth, and connecting the first link to the second link, A link mechanism that can be bent corresponding to the front-rear swing of the power source and the power transmission mechanism is configured, and one end of the buffer member is connected to the connecting portion between the first and second links so as to be able to swing back and forth. The other end of the shock absorber is connected to the operation handle so as to be able to swing back and forth, so that the ratio of the stroke of the buffer member per predetermined swing amount increases as the power source and the power transmission mechanism swing with respect to the operation handle. The small management machine according to claim 1, wherein the small management machine is configured to change.

The small management machine according to claim 1, wherein the resistance rod extends downward from the operation handle.