JP3917550B2

JP3917550B2 - Vehicle seat with tip-up mechanism

Info

Publication number: JP3917550B2
Application number: JP2003131038A
Authority: JP
Inventors: 克彦佐々木; 孝夫筒井
Original assignee: Tachi S Co Ltd
Current assignee: Tachi S Co Ltd
Priority date: 2003-05-09
Filing date: 2003-05-09
Publication date: 2007-05-23
Anticipated expiration: 2023-05-09
Also published as: JP2004330935A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップアップ機構付自動車用シートなどの車両用シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のチップアップ機構付自動車用シートには、スライドレールのアッパーレールにベースフレームを一体に設け、且つ、該ベースフレームの内側にクッションフレームをチップアップ可能に取付けると共に前記ベースフレーム又はアッパーレールに設けた回動片を上下方向に回動することによりスライドレールのロックを解除するロック解除機構が設けた構造のものがある【特許文献１】。
【０００３】
【特許文献１】
実開平４−２６８２８
【０００４】
これはクッションフレームの前側に配設した操作レバーと、前記スライドレールのロック解除用回動片とをワイヤ又はケーブルで連結して、操作レバーを操作することにより、ワイヤ等を介して回動片を回動させてスライドレールのロックを解除するように構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記スライドレールのロック解除は、シートクッションを使用状態及びチップアップ状態（シートクッションの跳上げ状態）で行われる。
【０００６】
従って、操作レバー付のシートクッションは後部を回転中心に回動するため、操作レバーとベースフレーム又はアッパーレール側に設けた回動片とを連結するワイヤは、チップアップ機構やクッションフレーム、ベースフレームに干渉して作動不良にならぬように、複雑にワイヤを配線する必要があった。
【０００７】
そのため、ワイヤの配線のためにチップアップ機構付シートの組立性が悪くなる不具合があった。
【０００８】
そこで、本発明は斯様なスライドレールのロック解除用ワイヤによる不具合を除去することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明は、前記ロック解除機構はクッションフレームの前後方向に向けて配設してクッションフレームの前側下部に設けた操作レバーに一端を連結し操作レバーの操作力によりスライドするリンクと、このリンクの他端に連結してリンクのスライドにより回動するアームAと、このアームAの先端と前記ベースフレーム側に配設したアームBとを一体に締結すると共に前記アーム A 、アーム B の回転中心であるクッションフレームのベースフレームに対する回転中心近傍のベースフレームの長孔に挿通した連結ピンと、前記アームBと前記回動片とを連結する連結リンクとからなり、前記アーム B 、連結リンク、回動片をベースフレームの外側に配設してなる構成である。
【００１０】
以上の構成により、操作レバーの操作力によりリンクが引かれ、アームＡ、Ｂを回動させて連結リンクを引き上げて回動片を回動させてスライドレールのロックを解除する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図１、図２は本発明に係るチップアップ機構付自動車用シートを示し、図中１、１はシートバック５Ａのバックフレーム５０をリクライニングデバイスによって傾動可能に、また、シートクッション２Ａのクッションフレーム２をチップアップ可能に、各々取付けるベースフレームを示す。
【００１２】
このベースフレーム１、１はスライドレール４のアッパーレール４Ｂに固定され、スライドレール４によって前後位置を調節可能に取付けられている。
【００１３】
スライドレール４、４は車床側に固定するロアレール４Ａと、このロアレール４Ａにスライド自在に係合する前記アッパーレール４Ｂとから構成され、アッパーレール４Ｂ側に設けたロック片４２がロアレール４Ａの係止孔に係合することによりロックする従来周知の構造のものである。
【００１４】
そして、ロック片４２は中央をアッパーレール４Ｂ又はベースフレームにピン４１Ａで枢着した揺動片４１の一端に連結され、揺動片４１の他端上方には枢支ピン３６Ａによって上下方向に回動自在に枢着した回動片３６と一体の押圧片３６Ｂが配設されている。
【００１５】
以上の左右一対のベースフレーム１の内側にはクッションフレーム２の後部が枢支軸２１によってクッションフレーム２の前部が上下方向に回動可能に枢着されている。そして、このクッションフレーム２と前記ベースフレーム１との間に従来周知の構造のチップアップ機構（不図示）が設けてあり、クッションフレーム２は枢支軸２１を回転中心に鎖線に示すようにチップアップ（跳上げ）可能に取付けられている。
【００１６】
なお、図１、図２において、図中５はベースフレーム１、１の後端上部に回動軸５０Ａによって回動可能に取付けた可動アーム、１２、１３はクッションフレーム２、２の連結部材、１４は同支持部材、１５はベースフレーム１とクッションフレーム２とを連結するチップアップ用のリンク。
【００１７】
以上のベースフレーム１と又はアッパーレール４Ｂとクッションフレーム２とに、前記スライドレール４のロック解除機構が設けてある。
【００１８】
このロック解除機構は図３に示すようにリンク３１と、アームA３２と、アームB３４と、アームA３２とアームB３４を一体に締結する連結ピン３３と、連結リンク３５とから構成され、連結ピン３３は図示するように、クッションフレーム２のベースフレーム１に対する回転中心近傍のベースフレーム１に設けた長孔１０に挿通されている。
【００１９】
リンク３１はクッションフレーム２の内側面側に前後方向に向けて配設してクッションフレーム２の前側下部に設けた操作レバー３８に一端を連結し操作レバー３８の操作力により引張られてスライドするように構成されている。
【００２０】
操作レバー３８は回転軸３７Ａに固着され、この回転軸３７Ａには回転片３７が一体に軸着され、この回転片３７に前記リンク３１の一端が枢着されている。
【００２１】
リンク３１の他端はアームＡ３２に連結され、アームＡ３２の先端には前記連結ピン３３が固着され、この連結ピン３３はクッションフレーム２の通孔２０からベースフレーム１に開孔した弧状の長孔１０から外部に突出し、この突出部にアームＢ３４の上端がボルト３３Ｂなどにより、連結ピン３３の螺部３３Ａに一体に締結されている。
【００２２】
アームB３４の下端には前記連結リンク３５の上端がピン３５Aで枢着され、連結リンク３５の下端はピン３５Bで前記回動片３６に連結されている。
そして、この連結リンク３５、回動片３６、アーム B ３４は、図示するようにベースフレーム１の外側に配設されている。
【００２３】
なお、リンク３１はばね３９によって操作レバー３８の操作力と逆方向に付勢されている。
図３において、図中１１は枢支軸２１の通孔で、前記長孔１０は通孔１１を中心とする弧状に形成されている。
【００２４】
斯して、図２に示すように操作レバー３８をＡ₁方向に引くと回転軸３７Ａが回転し、この回転軸３７Ａに一体の回転片３７も同時に操作レバー３８と同方向に回転する。
【００２５】
そのため、リンク３１がばね３９の弾力に抗して引張られてＡ₂方向にスライドする。このリンク３１のスライドによってアームＡ３２を介してピン３３が回転するため、連結ピン３３と一体のアームＢ３４がＡ₃方向に回転する。
【００２６】
従って、アームＢ３４の回転によって連結リンク３５がＡ₄方向にスライドして回動片３６をＡ₅方向に回転させる。そのため、回動片３６と一体の押圧片３６ＢがＡ₆方向である下方に回動する。これにより、揺動片４１がＡ₇方向に押圧されるため、ロック片４２はＡ₈方向であるロック解除方向にスライドしてスライドレール４のロックが解除される。
【００２７】
そして、ベースフレーム１と一体のアッパーレール４Ｂを前後にスライドし、前記操作レバー３８の操作力を解除すると揺動片４１等に設けたバネ（不図示）の弾力により、ロック片４２がロアレール４Ａ側に係合してスライドレール４はロックされる。
【００２８】
そして、クッションフレーム２を図２鎖線に示すようにチップアップ状態において、前述の如く、操作レバー３８を操作してもスライドレールのロックは解除される。
【００２９】
以上の図２実線に示す使用状態から図２鎖線に示すチップアップ状態、或いは、逆の状態にクッションフレーム２を回動した際、前記連結ピン３３はベースフレーム１の長孔１０内に挿入されているため、アームＡ３２、アームＢ３４の連結個所は長孔内を移動する。
【００３０】
そのため、アームＢ３４と連結リンク３５の連結個所であるピン３５Ａは略常に一定の位置にあり、チップアップ状態、使用状態の双方においても、操作レバー３８の操作力が回動片３６に的確に伝達し、ロック片４２によるスライドレール４のロックを確実に解除できる。
【００３１】
【発明の効果】
本発明によれば、チップアップ機構を備えた車両用シートにおいて、ワイヤ、ケーブルを使用せずに、スライドレールのロックを解除できる。そのため、従来のワイヤ、ケーブルを使用するものに対して、構造が簡単で、組立性に優れたシートを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るシートの要部の斜視図である。
【図２】要部の側面図である。
【図３】要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
１ベースフレーム
２クッションフレーム
４スライドレール
４Ｂスライドレールのアッパーレール
３１リンク
３２アームＡ
３３連結ピン
３４アームＢ
３５連結リンク
３６回動片
３８操作レバー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle seat such as an automobile seat with a tip-up mechanism.
[0002]
[Prior art]
In a conventional car seat with a tip-up mechanism, a base frame is integrally provided on the upper rail of the slide rail, and a cushion frame is attached to the inside of the base frame so as to be capable of tip-up and provided on the base frame or the upper rail. There is a structure provided with a lock release mechanism that releases the lock of the slide rail by rotating the rotating piece up and down [Patent Document 1].
[0003]
[Patent Document 1]
4-26828
[0004]
This is because the operating lever disposed on the front side of the cushion frame and the unlocking rotating piece of the slide rail are connected by a wire or cable, and the operating lever is operated to operate the rotating piece via the wire or the like. Is configured to release the lock of the slide rail.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the unlocking of the slide rail is performed when the seat cushion is in use and in the tip-up state (the seat cushion is lifted up).
[0006]
Accordingly, since the seat cushion with the operation lever rotates around the rear part, the wire connecting the operation lever and the rotation piece provided on the base frame or the upper rail side has a tip-up mechanism, a cushion frame, and a base frame. It was necessary to wire the wires in a complicated manner so as not to cause malfunction due to interference.
[0007]
Therefore, there is a problem that the assemblability of the sheet with the chip-up mechanism is deteriorated due to the wiring of the wire.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to eliminate the problems caused by the wire for unlocking the slide rail.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, the lock release mechanism is arranged in the front-rear direction of the cushion frame, and one end is connected to an operation lever provided on the lower front side of the cushion frame, and the operation force of the operation lever is used. the link to the slide, the arm a to rotate by sliding of the link connected to the other end of the link, an arm B which is disposed between the tip of the arm a to the base frame side while concluded together arm a, made up of a connecting pin which is inserted into the elongated hole of the base frame of the rotation around the center with respect to the base frame of the cushion frame as the rotational axis of the arm B, a connecting link for connecting the turning piece and the arm B, the The arm B , the connecting link, and the rotating piece are disposed outside the base frame .
[0010]
With the above configuration, the link is pulled by the operating force of the operating lever, the arms A and B are rotated, the connecting link is pulled up, the rotating piece is rotated, and the slide rail is unlocked.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 and 2 show an automotive seat with a tip-up mechanism according to the present invention. In the drawings, reference numerals 1 and 1 indicate that a back frame 50 of a seat back 5A can be tilted by a reclining device, and a cushion frame 2 of a seat cushion 2A. The base frame to which each is attached is shown so that it can be chipped up.
[0012]
The base frames 1 and 1 are fixed to the upper rail 4B of the slide rail 4 and are attached by the slide rail 4 so that the front and rear positions can be adjusted.
[0013]
The slide rails 4 and 4 are composed of a lower rail 4A that is fixed to the vehicle floor side, and the upper rail 4B that is slidably engaged with the lower rail 4A. A lock piece 42 provided on the upper rail 4B side engages with the lower rail 4A. It is a conventionally well-known structure which locks by engaging with a hole.
[0014]
The lock piece 42 is connected at the center to one end of a swing piece 41 pivotally attached to the upper rail 4B or the base frame by a pin 41A, and is pivoted vertically by a pivot pin 36A above the other end of the swing piece 41. A pressing piece 36 </ b> B integrated with a rotating piece 36 that is pivotally attached is provided.
[0015]
Inside the pair of left and right base frames 1, the rear part of the cushion frame 2 is pivotally supported by a pivot shaft 21 so that the front part of the cushion frame 2 can be rotated in the vertical direction. A tip-up mechanism (not shown) having a conventionally well-known structure is provided between the cushion frame 2 and the base frame 1, and the cushion frame 2 has a tip as shown by a chain line around the pivot shaft 21 as a rotation center. It is installed so that it can be lifted up.
[0016]
In FIGS. 1 and 2, reference numeral 5 denotes a movable arm rotatably attached to the upper rear end of the base frame 1 and 1 by a rotary shaft 50 </ b> A, 12 and 13 are connecting members for the cushion frames 2 and 2, 14 is a support member, and 15 is a tip-up link that connects the base frame 1 and the cushion frame 2.
[0017]
The base frame 1 or the upper rail 4B and the cushion frame 2 are provided with a lock release mechanism for the slide rail 4.
[0018]
The lock release mechanism with the link 31 as shown in FIG. 3, an arm A32, the arm B34, and the connecting pin 33 to be concluded integrally arm A32 and the arm B34, consist connecting link 35., the connecting pin 33 As shown in the drawing, the cushion frame 2 is inserted into a long hole 10 provided in the base frame 1 in the vicinity of the center of rotation with respect to the base frame 1.
[0019]
The link 31 is disposed on the inner side surface of the cushion frame 2 in the front-rear direction, and one end of the link 31 is connected to the operation lever 38 provided at the lower front side of the cushion frame 2 so that the link 31 is pulled and slid by the operation force of the operation lever 38. It is configured.
[0020]
The operation lever 38 is fixed to a rotary shaft 37A, and a rotary piece 37 is integrally attached to the rotary shaft 37A. One end of the link 31 is pivotally attached to the rotary piece 37.
[0021]
The other end of the link 31 is connected to the arm A32, and the connecting pin 33 is fixed to the tip of the arm A32. The connecting pin 33 is an arc-shaped long hole opened from the through hole 20 of the cushion frame 2 to the base frame 1. 10 protrudes to the outside, and the upper end of the arm B34 is integrally fastened to the screw portion 33A of the connecting pin 33 by a bolt 33B or the like.
[0022]
The upper end of the connecting link 35 is pivotally attached to the lower end of the arm B34 by a pin 35A, and the lower end of the connecting link 35 is connected to the rotating piece 36 by a pin 35B.
The connecting link 35, the rotating piece 36, and the arm B 34 are disposed outside the base frame 1 as shown in the drawing.
[0023]
The link 31 is biased by a spring 39 in the direction opposite to the operating force of the operating lever 38.
In FIG. 3, reference numeral 11 denotes a through hole of the pivot shaft 21, and the long hole 10 is formed in an arc shape centering on the through hole 11.
[0024]
And斯, the operation lever 38 as shown in FIG. 2 rotates the rotating shaft 37A is a draw in A ₁ direction, it rotates in the same direction as the operation lever 38 simultaneously rotating piece 37 integral to the rotating shaft 37A.
[0025]
Therefore, it pulled against the elastic force of the link 31 the spring 39 slides in A ₂ direction. The pin 33 via the arm A32 by the slide of the link 31 is rotated, the connecting pin 33 integral with arm B34 is rotated in A ₃ direction.
[0026]
Accordingly, the connecting link 35 rotates the turning piece 36 to slide A ₄ direction A ₅ direction by the rotation of the arm B34. Therefore, the pressing piece 36B of the rotating piece 36 and integrally rotates downward is A ₆ direction. Thus, the swinging piece 41 to be pressed in the A ₇ direction, the locking piece 42 locks the slide rail 4 is released by sliding the lock release direction is A ₈ direction.
[0027]
When the upper rail 4B integrated with the base frame 1 is slid back and forth and the operating force of the operating lever 38 is released, the lock piece 42 is moved to the lower rail 4A by the elasticity of a spring (not shown) provided on the swing piece 41 and the like. The slide rail 4 is locked by engaging with the side.
[0028]
When the cushion frame 2 is in the tip-up state as shown by a chain line in FIG. 2, the slide rail is unlocked even if the operation lever 38 is operated as described above.
[0029]
When the cushion frame 2 is rotated from the use state shown in the solid line of FIG. 2 to the tip-up state shown in the chain line of FIG. 2 or the reverse state, the connecting pin 33 is inserted into the elongated hole 10 of the base frame 1. Therefore, the connecting portion of the arm A32 and the arm B34 moves in the long hole.
[0030]
Therefore, the pin 35A, which is the connection point between the arm B34 and the connection link 35, is always at a constant position, and the operation force of the operation lever 38 is accurately transmitted to the rotating piece 36 in both the tip-up state and the use state. Thus, the lock of the slide rail 4 by the lock piece 42 can be reliably released.
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, in a vehicle seat equipped with a tip-up mechanism, the slide rail can be unlocked without using wires and cables. Therefore, it is possible to provide a sheet that is simple in structure and excellent in assemblability compared to conventional wires and cables.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a main part of a seat according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of a main part.
FIG. 3 is an exploded perspective view of a main part.
[Explanation of symbols]
1 Base frame 2 Cushion frame 4 Slide rail 4B Slide rail upper rail 31 Link 32 Arm A
33 Connecting pin 34 Arm B
35 connecting link 36 rotating piece 38 operation lever

Claims

Integrated base frame on slide rail upper rail
And a cushion frame inside the base frame.
And can be installed on the base frame or upper rail.
Unlock the slide rail by rotating the moving piece up and down.
In a vehicle seat with a tip-up mechanism with a lock release mechanism,
The unlocking mechanism is arranged in the front-rear direction of the cushion frame.
One end is connected to the operation lever provided on the lower front side of the cushion frame, and the operation lever is
A link that slides with the operating force of the bar,
An arm A connected to the other end of the link and rotated by sliding the link;
Tightening an arm B which is disposed the distal end of the arm A and on the base frame side together
When binding together the arm A, the cushion frame as the rotational axis of the arm B
A chain inserted through a slot in the base frame near the center of rotation relative to the base frame.
Tie pin,
It consists of a connecting link that connects the arm B and the rotating piece,
The arm B , the connecting link, and the rotating piece are outside the base frame.
A vehicle seat with a tip-up mechanism which is disposed on the vehicle.