JP3916961B2 - ケーブルハーネスを結束するための工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、対象物、特にケーブルハーネスをバンドで結束するための工具に関する。この工具は、工具本体と、この工具本体に可動状態に取り付けられるとともにバンドガイドが設けられたクランプ部によって形成されるクランプとを備え、前記クランプ部の自由端部に形成された切り込み内の空間に開閉可能なスライド部材が配置されている。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
このタイプの工具は、EP−A−0 897 866号公報により知られていおり、工具本体を有し、その端部側には閉じた状態で丸くカーブしたクランプ(wraparound clamp)を形成するクランプ部が配置されている。このクランプは、結束される対象物の周囲で閉じられ、この状態で工具により対象物の周囲に結束されることになるバンドのための連続したガイドを形成する。そのために、クランプ部は、それらの内側面に、工具内部のバンドガイドにつながっているガイド溝を有する。しかしながら、ガイド溝は、閉じた状態で各クランプ部の2つの自由端が互いに合わさっている位置で連続していない。これは、各クランプ部がそれらの自由端部に切り込みをそれぞれ有しているからである。これらの切り込みは、結束されることになるバンドを支持構造上で固定するための例えばバンドアイレット(band eyelet)などの固定部材を収容するために、クランプ部が閉じた状態で空間を形成するものである。バンドアイレットは、切り込みによって形成される空間に嵌り込むとともに、切り込みのために失われているクランプのバンドガイドの領域を補足するようになっている。全体的に見て、これはバンド用に連続したガイドを回復するものである。異なる大きさのバンドアイレットに適合する工具であるために、クランプ部は交換可能である。そのために、クランプ部は内側部と外側部に分割され、クランプ部の外側部が交換可能な状態で固定される。このように、外側部を適宜交換することによって、工具が種々の固定アイレットに適合することができる。しかしながら、外側部の交換には時間がかかるのに加えて、種々のバンドアイレットに適合する外側部を用意しなければならないので多数の外側部が必要になる。また、これはコストの増大を招く。
【0003】
一方、US−A−3,810,498号公報は、過度に大きい対象物であるためにクランプ部が十分に閉じることができないときに言えることであるが、クランプにより形成されるバンドガイドが結束される対象物を十分に囲んでいない工具が開示されている。これでは、バンドガイドが設けられていない空間が形成されることになる。その結果、一方のクランプ部のバンドガイドから出て来て空間による案内なしに移動するバンドが他方のクランプ部のバンドガイドと不正確に接触することになりやすい。これでは、機能不全が度々発生することになる。
【0004】
そこで、本発明の目的は、上述した不都合を解消するか、あるいは、少なくとも減少させる、「発明の属する技術分野」の項で述べたタイプの工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による解決策は、請求項1の特徴にある。好ましい発展型は請求項2ないしに挙げてある。本発明はさらに、請求項の特徴を有する対象物を結束する装置にも及ぶ。
【0006】
本発明は、ケーブルハーネスをバンドで結束するための工具であって、工具本体と、前記工具本体に可動状態に取り付けられるとともにバンドガイドが設けられた2つのクランプ部からなるクランプとを備えており、前記クランプ部の開閉する各自由端部の少なくとも一方には切り込みが設けられ、前記切り込み内には空間が形成され、前記空間にはスライド部材が配置され、前記スライド部材は前記空間を開放する位置と閉じた位置との間で移動可能になっており、かつ、前記閉じた位置にあるときに前記スライド部材(5,5')の側面が前記クランプ部(3,3')に設けられた前記バンドガイドに連なってその一部を形成することを特徴とするものである。本発明は、可動スライド部材によって、一方では、結束される対象物としてのケーブルハーネスがバンドによって連結される固定手段を収容する空間がクランプ部の各自由端部の間に残存するようにクランプが閉じられること、他方では、固定手段を用いないときでもクランプが完全なバンドガイドを有することを可能にするというアイデアに基づく。
【0007】
従って、本発明の工具は、固定手段を用いても用いなくても、工具にいかなる変更を加えることなくバンドの結束を正確に行うために使用できるという利点を有する。むしろ、工具は、結束が固定手段を用いて行われるか固定手段を用いずに行われるかについてそれ自身を自動的に適合させると言える。これにより、この工具は、種々の結束要求に対してコスト面で有効に適応することができる。
【0008】
スライド部材が固定手段によって開放位置から常に十分に移動していることが絶対的に必要なわけではない。固定手段が入るだけの通路が開放される程度にスライド部材が閉じた位置から移動していれば、より小さい固定手段を用いることもできる。同様に、スライド部材がそれらの閉じた位置においてクランプの自由端部が完全に閉じていることが絶対的に必要なわけでもなく、スライド部材と対向するクランプ部の自由端部との間のわずかな隙間は通常はバンドガイドを損ねない。
【0009】
クランプ部には、空間を形成する切り込みが設けられている。このような切り込みは、挿入されることになる固定手段に対して正確かつ確実に工具が所定位置にセットされて保持される状況を達成する。クランプ部の自由端部に固定手段に対する形状合致連結部(form-fitting connection)が設けてあることが好ましい。これにより、バンドガイドが固定手段の領域において滑らかに連続することになり、その結果、バンドがこの位置を通過してしまうのが防止されることにより、巻き付け操作(wraparound operation)の際に失敗するおそれがない。クランプ部は、それらの自由端部に、形状が合致した状態で固定手段の後ろで係合するようにした少なくとも1つのフィンガを有するのが好ましい。フィンガは、固定手段上に工具を確実に保持するのに役立つ。これにより、クランプが閉じた状態において、結束操作の際に望ましくない移動のせいで工具が固定手段から外れてしまい、バンド案内の質が害されることになるという状況を回避できる。
【0010】
スプリングがクランプ部の自由端部に設けられているのが好ましく、スライド部材がスプリングの力に抗して移動することが可能になる。これにより、スライド部材は、ユーザが工具にいかなる追加の操作を加えることなしに自動的に移動可能になるという状況が達成される。その結果、ユーザは、工具またはクランプ部にいかなる変更を加えることなく、固定手段を用いても用いなくても結束操作を行うことが可能になる。
【0011】
クランプ部の自由端部には、スライド部材を収容するのに適した大きさの空洞が設けられているのが好ましい。この空洞は、少なくとも一部が湾曲形状をなしているのが好ましい。こうすることで、小径の小さいクランプであっても、比較的大きなスライド部材を収容するのに適した空洞を設けることが可能になる。スライド部材を収容するようにした空洞の領域では、空洞の湾曲がそこにあるスライド部材の湾曲に対応しているのが好ましい。
【0012】
前記クランプ部において前記バンドガイドを構成するガイド溝の溝底部と前記空洞との間に位置する前記クランプ部の断面が楔形状をなすことが好ましい。この楔形状により、スライド部材とクランプ部との間でのバンドガイドの滑らかな変化が達成され、その結果、バンドの進行が妨げられる危険を低減できる。
【0013】
スライド部材は、バンドガイドの一部を形成する側面に凹部を有するのが好ましい。この凹部によって、バンドは、スライド部材に沿って通過するときに、凹部内でわずかに湾曲して、わずかな鋭角でスライド部材から離れてガイドされる。これによってもまた、クランプの自由端部においてバンドが一方のクランプ部から他方のクランプ部へ移動すること、特に、対向するクランプ部のバンドガイドへの再進入が容易になる。
【0014】
スライド部材は、2つのクランプ部のそれぞれに設けられているのが好ましい。また、それらは異なる大きさのものであってもよい。
【0015】
本発明はまた、バンドおよび工具を含む、対象物の結束装置にも及ぶ。ここでの工具は、上述した工具に一致する。
【0016】
本発明は、好適な実施例の概略図である添付図面を参照して以下においてより詳細に説明される。
【0017】
【発明の実施の形態】
工具は、拳銃のように配置されたハンドルをその後部領域に有するとともにその前端部にクランプ2を有する工具本体1を備える。知られているように、工具は、種々の工具の機能、特にクランプ2の動作やバンドの固定のための駆動モータおよび制御装置を含む。2つのクランプ部3,3’からなるクランプ2は、工具本体1の前端部側に配置されている。クランプ部3,3’は、工具本体1に可動状態で取り付けられている。工具本体1内には、クランプ部3内のガイド溝33として形成された別のバンドガイドにクランプ2内でつながっているバンドガイド(図示せず)が設けられている。前方の自由端部が工具本体1の端部から外へ出たバンドは、結束される対象物の周囲をガイド溝33を通ってガイドされて、結束完了のために最後には工具本体1に戻る。
【0018】
クランプ部3,3’が閉じた状態に互いに合わさるところのクランプ2の前端部が図2の正面図に示される。図2の各図では、クランプ部3が上部に示され、クランプ部3’が下部に示される。クランプ部3,3’はそれぞれ、その自由端部に2つの外部フィンガ31,31’を有する。フィンガの間には、切り込み32,32’が設けられている。これらの切り込み32,32’は、空間6を形成する。図2の左側の図では、前記空間6が2つのスライド部材5,5’によって閉じられている。金属またはプラスチックのプレートとして形成されるスライド部材5,5’は、各クランプ部3,3’内に移動可能にそれぞれ配置されている。図2において、左側の図では、スライド部材5,5’が閉じた位置で図示されており、右側の図では、スライド部材5,5’が各クランプ部3,3’内に引っ込んで空間6を開放している。なお、ここではスライド部材5,5’についての2つの端部位置、すなわち閉じた位置および開放位置を図示するが、スライド部材5,5’がこれら2つの端部位置の間の中間位置を採ることも可能である。
【0019】
図3は、クランプ部3を例にした自由端部の断面図であり、同じことがクランプ部3’についても当てはまる。ガイド溝33は、クランプ部3の自由端部であって切り込み32の領域で終わっている溝底部34を有する。クランプ部3は、ガイド溝33の外側であってガイド溝33のほぼ接線方向に延びる空洞36を内部に有する。スライド部材5およびスプリング51がこの空洞36内に配置されている。空洞36は、切り込み32の近傍領域では直線形状を有していてスライド部材5を収容するのに都合がよく、切り込み32から離れた領域では湾曲形状を有していてスプリング51を収容するのに都合がよい。スプリング51は、その後端部が空洞36の後部壁で支持され、その前端部が移動可能に取り付けられたスライド部材5の後端側に作用する。図3の左側の図は閉じた位置にあるスライド部材5を示し、スライド5が止め部(図示せず)によってこの位置に保持されている。スライド部材5は、スプリング51の力に抗して、この位置から開放位置へと移動可能である。このスライド部材5の開放位置は、図3の右側の図に示される。スライド部材5は、スプリング51の力に抗して開放位置に引っ込んでいる。これにより空間6が開放され、その結果、例えば固定部材8を収容することが可能になる。
【0020】
固定部材8は、支持構造(carrying structure)9上に配置され、工具1により結束される例えばケーブルハーネスなどの対象物の固定位置となる。固定するために、ケーブルハーネスを結束するバンドが固定部材8の通路81を通ってガイドされる。前記通路81内には、バンドのためのものであってガイド溝33の溝底部34と揃った位置になっているガイド面82が設けられている。工具1がガイド溝33によって固定部材8と揃った位置に容易に移動できるために、固定部材8は支持構造9から離れたその側面に突出部83を有している(図5参照)。工具1はクランプ部3,3’のフィンガ31,31’によってこれら突出部83の後ろで固定部材8をつかむことができ、これにより工具1が移動してガイド溝33が固定部材8と正確に揃った位置になる。明瞭にするために、クランプ部3だけが図3の各図に示されており、これと同じことがクランプ部3’にも当てはまる。クランプ部3,3’を閉じると、クランプ2の自由端部に連続したバンドガイドが形成される。図3の左側の図に示す場合には、バンドガイドは、溝底部34を有するガイド溝33によって形成され、クランプ部3の自由端部の領域においてはスライド部材5によって形成される。そして、バンドガイドは、クランプ部3’のスライド部材5’によって、および、最終的にはクランプ部3’の溝底部34’を有するガイド溝33’によってつなげられる。このことにより、ガイドパス22がクランプ部3,3’の自由端で完成することになる。
【0021】
図3の右側の図に示すように、クランプ2の自由端の領域では、固定部材8が空間6に位置している。そして、バンドガイドは、クランプ部3の溝底部34をもつガイド溝33、自由端領域におけるガイド面82、および、反対側においてこれにつながっているところのクランプ部3’の溝底部34’をもつガイド溝33’によって形成されている。このように、バンドガイドは、固定部材8によって完成される。
【0022】
このように、バンドガイドは、固定部材がクランプ部3,3’の自由端部の空間6に配置されているときと、固定部材がクランプ部3,3’の間の空間6にないときの両方の場合に、クランプ部3,3’の自由端領域においてつながっている。これは、空間6を閉じた位置と空間6を開放した位置との間で移動可能であって、かつ、少なくとも閉じた位置でバンドガイドの一部を形成するスライド部材5,5’によって達成される。
【0023】
スライド部材5,5’は、クランプの内側に向いていてバンドガイドの一部として機能する凹部52を有する。この凹部は、スライド部材5,5’がガイドとして機能する領域においてガイド溝33,33’の湾曲形状を連続させるのに役立つ。2つのスライド部材5,5’の各凹部はそれぞれ半分の凹部として形成されており、2つのスライド部材5,5’がクランプ2が閉じた状態で互いに合わさることによって完全な凹部52が形成される。この凹部52が、ガイド溝33を通ってスライド部材5の領域に来たバンドがスライド部材5に最小限の角度でもって接触することを可能にすると共に、バンドが湾曲した形状で連続するのを可能にし、これによりバンドをスライド部材5’からガイド溝33’へと通すことが簡単になる。
【0024】
ガイド溝33の溝底部34と空洞36との間に位置するクランプ部3の断面39は、楔形状をなしている。これは、ガイド溝33とスライド部材5との間の移動領域において傾斜路(ramp)を形成する。同じことがクランプ部3’についても当てはまる。
【0025】
クランプ部3に対応するクランプ部3’に代えて、図4に示すような異なるクランプ部3''を設けてもよい。このクランプ部3''は、クランプ部3''の自由端部にある切り込み32''がクランプ部3の切り込み32によりも幅広で深い点において、クランプ部3(およびクランプ部3’)とは異なる。従って、フィンガ31''はクランプ部3のフィンガ31よりも幅が狭くて長い。スライド部材5''(図示せず)は、切り込み32''の大きさに適合しており、クランプ部3のスライド部材5よりも大きい。クランプ部3,3''の組み合わせによれば、小さい固定部材はクランプ部3の切り込み32で収容してフィンガ31によって確実にガイドすることができる一方、大きい固定部材はクランプ部3''の切り込み32''で収容してフィンガ31''によって確実にガイドすることができる。これらの各場合においては、スライド部材5,5''のいずれか一方だけが引っ込んだ位置に移動することになる。クランプ部3,3''の自由端部間に固定部材がないときには、いずれのスライド部材5,5''も引っ込んだ位置にはない。このように異なる大きさの固定部材を工具で保持可能であると共に、固定部材の有無にかかわらず操作においてバンドが確実にガイドされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 工具の概略側面図。
【図2】 工具のクランプの自由端部の正面図。
【図3】 工具のクランプ部の自由端部の断面図。
【図4】 別の実施形態におけるクランプ部の自由端部の正面図。
【図5】 固定部材をつかんでいるクランプ部の自由端部の平面図。
【符号の説明】
1…工具本体、2…クランプ、3,3’…クランプ部、5,5’…スライド部材、6…空間、32,32’…切り込み、33,33’…ガイド溝、34,34’…溝底部、36…空洞、51…スプリング、52…凹部。

Claims (8)

  1. ケーブルハーネスをバンドで結束するための工具であって、工具本体(1)と、前記工具本体(1)に可動状態に取り付けられるとともにバンドガイドが設けられた2つのクランプ部(3,3’)からなるクランプ(2)とを備えており、前記クランプ部(3,3’)の開閉する各自由端部の少なくとも一方には切り込み(32,32')が設けられ、前記切り込み(32,32')内には空間(6)が形成され、前記空間(6)にはスライド部材(5,5’)が配置され、前記スライド部材(5,5’)は前記空間(6)を開放する位置と閉じた位置との間で移動可能になっており、かつ、前記閉じた位置にあるときに前記スライド部材(5,5')の側面が前記クランプ部(3,3')に設けられた前記バンドガイドに連なってその一部を形成することを特徴とする工具。
  2. スプリング(51)が前記クランプ部(3)の自由端部に設けられ、前記スライド部材(5)が前記スプリングの力に抗して移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の工具。
  3. 前記スライド部材(5)を収容するのに適した大きさの空洞(36)が前記クランプ部(3)の自由端部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の工具。
  4. 前記空洞(36)は少なくとも一部が湾曲形状をなすことを特徴とする請求項3に記載の工具。
  5. 前記クランプ部(3,3 ' )において前記バンドガイドを構成するガイド溝(33)の溝底部(34)と前記空洞(36)との間に位置する前記クランプ部(3,3 ' )の断面(39)が楔形状をなすことを特徴とする請求項3または4に記載の工具。
  6. 前記スライド部材(5)が前記バンドガイドの一部を形成する凹部(52)を内側面に有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の工具。
  7. 前記切り込み(32,32 ' )および前記スライド部材(5,5’)は、前記クランプ部(3,3’)の両方に設けられ、かつ、その大きさが異なっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の工具。
  8. ケーブルハーネスをバンドで結束するための装置であって、バンドと工具とを備えており、前記工具は、工具本体(1)と、前記工具本体(1)に可動状態に取り付けられるとともにバンドガイドが設けられた2つのクランプ部(3,3’)からなるクランプ(2)とを有し、前記クランプ部(3,3’)の開閉する各自由端部の少なくとも一方には切り込み(32,32')が設けられ、前記切り込み(32,32')内には空間(6)が形成され、前記空間(6)にはスライド部材(5,5’)が配置され、前記スライド部材(5,5’)は前記空間(6)を開放する位置と閉じた位置との間で移動可能になっており、かつ、前記閉じた位置にあるときに前記スライド部材(5,5')の側面が前記クランプ部(3,3')に設けられた前記バンドガイドに連なってその一部を形成することを特徴とする装置。
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