JP3914194B2 - アドホックネットワークにおける通信方法 - Google Patents
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R.R.Choudhury and N.Vaidya, Ad hoc routing using directional antennas, Technical Report, Technical Report, August,2002 R.R.Choudhury, X.Yang, R.Ramanathan and N.Vaidya, Using directional antennas for Medium Access Control in Ad hoc Networks, ACM International Conference on Mobile Computing and Networking MobiCom, September 2002
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図11は、端末の位置情報の交換処理の動作手順を示すフローチャートである。同図を参照して、まず、各端末のMACモジュール23は、現在の時刻が指定時間帯になったときには、アイドル状態から端末の位置情報の交換モードに移行する(S301)。
図12に示すアドホックネットワークの端末の配置を例に用いて、データ通信時における送信元端末Aの処理と、送信先端末Bの処理と、他の端末Cの処理について説明する。
送信先端末BのMACモジュール23は、送信先アドレスが自端末のアドレスなので、通信不可テーブル32を参照して、セクタS′(=1)ビームパターンによる指向性通信が可能か否かを調べる(S207)。
次に、本実施の形態による通信方法により、非対称な利得に起因する隠れ端末の問題が回避されたことを説明する。
本実施の形態は、回転セクタビームパターンによる指向性受信に先だって、オムニ受信を行なう通信方法に関する。
次に、本実施の形態における、データ通信時の送信元端末Aの処理と、送信先端末Bの処理、および他の端末Cの処理について説明する。
本実施の形態は、指向性通信によって生じる問題を回避することのできる通信方法に関する。
行なっているので、端末XからのDRTSパケットを受信できない。これにより、ルーティングプロトコルモジュール16によるルーティングのパフォーマンスが悪くなる。
図19に示すアドホックネットワークを例に用いて、DTパケットの通信時の送信元端末Xの処理と、他の端末Rの処理について説明する。
[第4の実施形態]
本実施の形態は、RTS/CTSを受信しないことに起因する隠れ端末の問題を回避することのできる通信方法に関する。
図23に示すアドホックネットワークを例に用いて、DIQ,RPパケット通信時の送信元端末Aの処理と、他の端末Rの処理について説明する。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、たとえば、以下の変形例も包含する。
本発明の実施形態では、各端末は、Helloパケットの交換によってネットワークテーブルを作成することによって他の端末の位置を知ることができるものとしたが、これに限定するものではない。たとえば、各端末は、GPS受信機を備え、GPSで取得した自己の位置情報を定期的に交換しあうことによって、他の端末の位置を知るものとしてもよい。また、送信元端末は、送信先端末の位置を知らないときには、回転セクタビームパターンまたはオムニビームパターンでDRTSパケットを送信し、送信先端末から帰ってくるDCTSパケットを回転セクタビームパターンにより指向性受信することによって、送信先端末の位置を知得する。送信元端末は、送信先端末の位置を知得後は、第1の実施形態のように、特定のセクタビームパターンでDRTSパケットを指向性送信するものとしてもよい。
本発明の実施形態では、送信元端末Aは、送信先端末Bの方向が含まれるセクタS(=4)ビームパターンにDNAVが設定されているときには、DRTSパケットを送信しないものとしたが、通信不可テーブルに送信先端末Bのアドレスが、セクタSビームパターン以外のセクタビームパターンに対応して登録されているときにも、DRTSパケットを送信しないものとしてもよい。
本発明の第1の実施形態では、指向性受信したときの受信レベルが常に閾値A以上のときに限り、パケットを取得するものとしたが、これに限定するものではない。第2の実施形態では、閾値Aおよび閾値Bを固定することが必要であるが、第1の実施形態では、閾値Aは、変化させるものとしてもよい。
第4の実施形態では、送信元端末は、送信先端末にDRTSパケットを送信する前に、近傍の端末にDIQパケットを送信して、送信先端末が通信中であるかを照会したが、これに限定するものではない。たとえば、送信元端末は、送信の必要が生じたときに、仮に送信先端末が通信しているとしてその通信に要すると考えられる最大時間、すなわち、DRTS/DCTSパケットの交換に要する時間+最長のDATAパケットの通信時間+ACKの通信時間だけ待った後、送信先端末にDRTSパケットを送信するものとしてもよい。
第4の実施形態では、DIQパケット、RPパケットをセクタビームパターンにより指向性送信したが、これに限定するものではない。送信元端末Aおよび端末Rは、送信電力を調整しているので、DIQパケット、RPパケットをオムニ送信するものとしてもよい。また、送信元端末Aは、端末Rが近距離にあるので、RPパケットを受信するときの受信レベルの閾値を上げるものとしてもよい。
本発明の実施形態では、アプリケーションとしてメイラ、プロセス/アプリケーションのプロトコルとしてSMTPを用いて説明を行なったが、これに限定するものではなく、トランスポート層としてTCPを用いるものであれば、どのようなものでもよい。
第4の実施形態では、送信元端末Aは、送信先端末Dが通信中であるかを近傍の端末Rに照会したが、これに限定するものではない。送信元端末AのMACモジュール23は、送信先端末Dの存在する方向が含まれるセクタ1ビームパターンの通信状態を照会するためのDIQパケットを作成して近傍の送信するものしてもよい。図27(a)は、DIQパケットの変形例の構成を示す。同図を参照して、DIQパケットは、トーンと、制御パケット部とからなる。トーンは、第1の実施形態のDRTSパケットのトーンと同一である。制御パケット部は、IQパケットで構成され、IQパケットを示すフレームの種類と、送信先アドレスと、送信元アドレスと、照会するセクタビームパターンとを含む。図23の例では、送信先アドレスが端末Rのアドレスで、送信元アドレスが端末Aのアドレスで、照会するセクタビームパターンがセクタ1ビームパターンである。
本発明の実施形態では、回転セクタビームパターンによる指向性通信により、セクタビームパターンによる指向性通信をすべてのセクタビームパターンに対して行なったが、セクタビームパターンは、必ずしも回転しなくてもよい。すなわち、セクタ1ビームパターン→セクタ2ビームパターン→セクタ3ビームパターン1→セクタ4ビームパターン→セクタ5ビームパターン→セクタ6ビームパターンの順序でなくても、任意の順序で指向性通信してもよい。
本実施の形態では、トーンとRTSパケットを1個のDRTSパケットとしたが、別個のパケットとしてもよい。つまり、トーンとRTSパケットが短い時間間隔で分離されるものとしてもよい。DCTSパケット、DHelloパケット、およびDIQパケットについても同様である。
Claims (6)
- セクタアンテナを有する端末で形成されるアドホックネットワークにおける通信方法であって、
第1の端末が、第2の端末が存在する方向を含む第1のセクタビームパターンで、トーンと、前記第2の端末のアドレスを示す送信先端末のアドレス、前記第1の端末のアドレスを示す送信元端末のアドレス、および送信継続時間を含むRTSパケットとを指向性送信する第1のステップと、
前記第2の端末が、セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行ない、前記指向性受信によるトーンの受信レベルが最大となるセクタビームパターンを第2のセクタビームパタ−ンとして特定するステップと、
前記第2の端末が、前記第2のセクタビームパターンによる指向性受信によって、前記RTSパケットを取得するステップと、
前記第2の端末が、前記RTSパケットから送信先端末のアドレスを取得し、前記取得した送信先端末のアドレスが自端末のアドレスの場合に、前記第2のセクタビームパターンにより、トーンと、送信先端末のアドレス、送信元端末のアドレス、および送信継続時間とを含むCTSパケットとを指向性送信するステップと、
前記第1の端末が、前記第1のセクタビームパターンによる指向性受信により、前記CTSパケットを取得するステップと、
前記第1の端末が、前記第1のセクタビームパターンにより、DATAパケットを指向性送信するステップと、
前記第2の端末が、前記第2のセクタビームパターンによる指向性受信により、前記DATAパケットを取得するステップと、
前記第2の端末が、前記第2のセクタビームパターンによりACKパケットを指向性送信するステップと、
前記第1の端末が、前記第1のセクタビームパターンによる指向性受信により、前記ACKパケットを取得するステップとを含み、
前記トーンのビット長は、前記第2の端末が前記セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行なうのに要する時間にトーンの伝送速度を乗算して得られるビット長以上であり、
前記アドホックネットワークの各端末は、各セクタビームパターンに対応させて、通信中の端末のアドレスと、送信継続時間と、受信時刻とを記憶する送信不可テーブルを有し、
前記アドホックネットワークの通信方法は、さらに、
前記第1および第2の端末以外の端末が、セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行ない、前記指向性受信によるトーンの受信レベル
が最大となるセクタビームパターンを第3のセクタビームパタ−ンとして特定するステップと、
前記第1および第2端末以外の端末が、前記第3のセクタビームパターンによる指向性受信によって、前記RTSパケットまたは前記CTSパケットを取得するステップと、
前記第1および第2の端末以外の端末が、前記RTSパケットまたは前記CTSパケットから送信先端末のアドレスを取得するステップと、
前記第1および第2の端末以外の端末が、前記RTSパケットから取得した送信先端末のアドレスが自端末のアドレスでない場合、または前記CTSパケットを取得したときに、前記RTSパケットまたは前記CTSパケットから送信元端末のアドレスと、送信継続時間とを取出すステップと、
前記第1および第2端末以外の端末が、前記送信不可テーブル内に前記第3のセクタビームパターンに対応させて、通信中の端末のアドレスとして前記取出した送信元端末のアドレスおよび前記取出した送信先端末のアドレスを、送信継続時間として前記取出した送信継続時間を、受信時刻として前記RTSパケットまたはCTSパケットの受信が完了した時刻を書込むステップとを含む、アドホックネットワークにおける通信方法。 - 前記アドホックネットワークにおける通信方法は、さらに、
第3の端末が、送信先端末が存在する方向が含まれる第4のセクタビームパターンで、トーンと、送信先端末のアドレス、前記第3の端末のアドレスを示す送信元端末のアドレス、および送信継続時間を含むRTSパケットとを指向性送信するRTS送信ステップと、
第4の端末が、セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行ない、前記指向性受信によるトーンの受信レベルが最大となるセクタビームパターンを第5のセクタビームパタ−ンとして特定するステップと、
前記第4の端末が、前記第5のセクタビームパターンによる指向性受信によって、前記RTSパケットを取得するステップと、
前記第4の端末が、前記RTSパケットから送信先端末のアドレスを取出し、前記送信不可テーブル内に前記送信先端末のアドレスが登録されているときには、前記送信不可テーブルから、前記送信先端末のアドレスに対応する送信継続時間と受信時刻とを取得し、前記受信時刻と前記送信継続時間とに基いて、残りの送信継続時間を算出するステップと、
前記第4の端末が、前記送信先端末のアドレスを通信中の端末のアドレスとして含み、前記残りの送信継続時間を送信継続時間として含むDTパケットを作成するステップと、
前記第4の端末が、前記第5のセクタビームパターンにより、前記DTパケットを指向性送信するステップと、
前記第3の端末が、前記第4のセクタビームパターンによる指向性受信により、前記DTパケットを取得するステップと、
前記第3の端末が、前記受信したDTパケット内の前記通信中の端末のアドレスと前記送信先端末のアドレスとが一致するときに、前記DTパケット内の前記送信継続時間の経過後に、前記RTS送信ステップを再度実行させるステップとを含む、請求項1記載のアドホックネットワークにおける通信方法。 - 前記アドホックネットワークの通信方法は、さらに、
各端末が、その端末の送信指定時刻ごとに送信端末となり、トーンと、送信元端末のアドレスとして自端末のアドレスを含むHelloパケットとを、セクタビームパターンによる指向性送信をすべてのセクタビームパターンに対して行なって送信するステップと、
各端末が、その端末の受信指定時刻ごとに受信端末となり、セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行ない、前記指向性受信によるトーンの受信レベルが最大となるセクタビームパターンを第4のセクタビームパタ−ンとし
て特定するステップと、
前記受信端末が、前記第4のセクタビームパターンによる指向性受信によって、前記Helloパケットを取得するステップと、
前記受信端末が、前記Helloパケットから送信元端末のアドレスを取得して、前記第4のセクタビームパターンに対応させて、前記送信元端末のアドレスと、Helloパケットを受信したときの受信レベルとをネットワークテーブルに書込むステップとを含み、
前記第1のステップにおいて、前記第1の端末は、自端末が保持する前記ネットワークテーブルを参照して、前記第2の端末が存在する方向を含む第1のセクタビームパターンを特定する、請求項1記載のアドホックネットワークにおける通信方法。 - 第3の端末が、送信先端末にRTSパケットを送信する前に、前記ネットワークテーブル内の受信レベルに基いて、自端末の近傍の端末を特定し、前記ネットワークテーブルから前記近傍の端末のアドレスとともに、セクタビームパターンおよび受信レベルを取得するステップと、
前記第3の端末が、前記取得した受信レベルに基いて、前記近傍の端末にパケットが届くための最小の送信電力を特定し、前記特定した送信電力で、前記取得したセクタビームパターンにより、トーンと、送信先端末のアドレスを通信状態を照会する端末のアドレスとして含むIQパケットとを指向性送信するステップと、
前記近傍の端末が、セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行ない、前記指向性受信によるトーンの受信レベルが最大となるセクタビームパターンを第5のセクタビームパタ−ンとして特定するステップと、
前記近傍の端末が、前記第5のセクタビームパターンによる指向性受信によって、前記IQパケットを取得するステップと、
前記近傍の端末が、前記IQパケット内の通信状態を照会する端末のアドレスが、前記通信不可テーブルに登録されていないときには、非通信中を通信状態として含むRPパケットを作成し、前記通信不可テーブルに登録されているときには、前記通信不可テーブル内の前記通信状態の照会する端末のアドレスに対応する送信継続時間と受信時刻とに基いて、残りの送信継続時間を算出し、通信中を通信状態として含み、前記算出した残りの送信継続時間を送信継続時間として含むRPパケットを作成するステップと、
前記近傍の端末が、前記第5のセクタビームパターンにより、前記RPパケットを指向性送信するステップと、
前記第3の端末が、前記取得したセクタビームパターンによる指向性受信により、前記RPパケットを取得するステップと、
前記第3の端末が、前記RPパケットから通信状態を取出し、前記取出した通信状態が通信中のときには、前記RPパケットから送信継続時間を取出すステップとを含み、
前記第3の端末が、前記取出した通信状態が非通信中のときには、前記送信先端末へのRTSパケットの送信を開始し、前記取出した通信状態が通信中のときには、前記取出した送信継続時間の経過後、前記送信先端末へのRTSパケットの指向性送信を開始するステップとを含む、請求項3記載のアドホックネットワークにおける通信方法。 - 第3の端末が、送信先端末にRTSパケットを送信する前に、前記ネットワークテーブル内の受信レベルに基いて、自端末の近傍の端末を特定し、前記ネットワークテーブルから前記近傍の端末のアドレスとともに、セクタビームパターンおよび受信レベルを取得するステップと、
前記第3の端末が、前記取得した受信レベルに基いて、前記近傍の端末にパケットが届くための最小の送信電力を特定し、前記特定した送信電力で、前記取得したセクタビームパターンにより、トーンと、送信先端末が存在する方向を含むセクタビームパターンを通信状態を照会するセクタビームパターンとして含むIQパケットとを指向性送信するステップと、
前記近傍の端末が、セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行ない、前記指向性受信によるトーンの受信レベルが最大となるセクタビームパターンを第5のセクタビームパタ−ンとして特定するステップと、
前記近傍の端末が、前記第5のセクタビームパターンによる指向性受信によって、前記IQパケットを取得するステップと、
前記近傍の端末が、前記IQパケット内の通信状態を照会するセクタビームパターンに対応する通信中の端末のアドレスが前記通信不可テーブルに登録されていないときには、非通信中を通信状態として含むRPパケットを作成し、前記通信不可テーブルに登録されているときには、前記通信不可テーブル内の前記通信中の端末のアドレスに対応する送信継続時間と受信時刻とに基いて、残りの送信継続時間を算出し、通信中を通信状態として含み、前記算出した残りの送信継続時間を送信継続時間として含むRPパケットを作成するステップと、
前記近傍の端末が、前記第5のセクタビームパターンにより、前記RPパケットを指向性送信するステップと、
前記第3の端末が、前記取得したセクタビームパターンによる指向性受信により、前記RPパケットを取得するステップと、
前記第3の端末が、前記RPパケットから通信状態を取出し、前記取出した通信状態が通信中のときには、前記RPパケットから送信継続時間を取出すステップとを含み、
前記第3の端末が、前記取出した通信状態が非通信中のときには、前記送信先端末へのRTSパケットの送信を開始し、前記取出した通信状態が通信中のときには、前記取出した送信継続時間の経過後、前記送信先端末へのRTSパケットの指向性送信を開始するステップとを含む、請求項3記載のアドホックネットワークにおける通信方法。 - セクタアンテナを有する端末で形成されるアドホックネットワークにおける通信方法であって、
第1の端末が、第2の端末が存在する方向が含まれる第1のセクタビームパターンで、トーンと、前記第2の端末のアドレスを示す送信先端末のアドレス、前記第1の端末のアドレスを示す送信元端末のアドレス、および送信継続時間を含むRTSパケットとを指向性送信するステップと、
第2の端末が、オムニビームパターンによる全方向受信を行ない、前記全方向受信によるトーンの受信レベルが第1の閾値以上であるかを判定するステップと、
前記第2の端末が、前記受信レベルが前記第1の閾値以上と判定されたときに、セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行ない、前記指向性受信によるトーンの受信レベルが第2の閾値以上で、かつ最大となるセクタビームパターンを第2のセクタビームパタ−ンとして特定するステップと、
前記第2の端末が、前記第2のセクタビームパターンによる指向性受信を行ない、受信レベルが前記第2の閾値以上のときに前記RTSパケットを取得するステップと、
前記第2の端末が、前記RTSパケットから送信先端末のアドレスを取得し、前記取得した送信先端末のアドレスが自端末のアドレスの場合に、前記第2のセクタビームパターンにより、トーンと、送信先端末のアドレス、送信元端末のアドレス、および送信継続時間とを含むCTSパケットとを指向性送信するステップと、
前記第1の端末が、前記第1のセクタビームパターンによる指向性受信を行ない、受信レベルが前記第2の閾値以上のときに前記CTSパケットを取得するステップと、
前記第1の端末が、前記第1のセクタビームパターンにより、DATAパケットを指向性送信するステップと、
前記第2の端末が、前記第2のセクタビームパターンによる指向性受信を行ない、受信レベルが前記第2の閾値以上のときに前記DATAパケットを取得するステップと、
前記第2の端末が、前記第2のセクタビームパターンによりACKパケットを指向性送信するステップと、
前記第1の端末が、前記第1のセクタビームパターンによる指向性受信を行ない、受信
レベルが前記第2の閾値以上のときに前記ACKパケットを取得するステップとを含み、
前記第1の閾値は、前記第2の閾値から、前記セクタビームパターンによる指向性受信の利得と前記オムニビームパターンによる全方向受信の利得の差を減算した値であり、
前記トーンのビット長は、前記第2の端末が前記オムニビームパターンによる全方向受信に要する時間と前記セクタビームパターンによる指向性受信をすべてのセクタビームパターンに対して行なうのに要する時間との和にトーンの伝送速度を乗算して得られるビット長以上である、アドホックネットワークにおける通信方法。
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