JP3913109B2 - 薄膜型ndフィルター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄膜型NDフィルターに関し、特に放送用カメラ、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の撮影系の絞りに用いられる薄膜型NDフィルターにおける裏面反射特性の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、薄膜型NDフィルターとしては、Ti、Cr、Ni等の金属膜とSiO2、MgF2等の誘電体膜との交互層構成のものがよく知られている。
しかしながら、金属膜の場合、数nmの薄い膜厚を精度良く制御する必要が有り、再現性に難点があった。
【0003】
これに対して、比較的に膜厚が厚く出来る金属酸化物を用いた例が、特開平07−063915号公報で提案されている。該公報に記載のものは、屈折率と消衰係数が1.0〜3.0の範囲にある2種以上の金属酸化物を用い、平坦な透過率特性と表面反射防止特性を得ることを特徴としている。また、基板の両面に設けることにより、表面反射防止特性、及び裏面反射防止特性を得ることを特徴としている。また、2種以上の金属酸化物の例として、TiOとTi2O3の例が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、現在、カメラの小型化、センサーのCCD化と共に、画質に影響を及ぼすゴースト、フレアの発生しない薄膜型NDフィルターが望まれている。即ち、薄膜型NDフィルターとしては、平坦な透過率特性と表面反射防止特性のみならず、裏面反射防止特性にも優れていることが必要である。
しかしながら、上記の特開平07−063915号公報に記載のものには、片面タイプでは、表面反射防止特性に優れるものの、裏面反射防止特性に関しては、必ずしも十分でなかった。また、両面タイプでは、裏面反射防止特性を得ることが出来るものの、成膜回数が倍になり、コストも倍になるという点等に改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題を解決し、平坦な透過率特性と表面反射防止特性及び裏面反射防止特性を有する薄膜型NDフィルターを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、つぎの(1)から(5)のように構成した薄膜型NDフィルターを提供するものである。
(1)薄膜型NDフィルターにおいて、透明基板の片面に、吸収性を有する1種類の金属酸化物による吸収膜と、透明な誘電体膜とからなる交互層が設けられており、前記透明基板と前記吸収膜との間には、屈折率が2.0以上の高屈折率膜を有しており、透過率が10%以上30%以下で、表面及び裏面の反射率が平均3%であることを特徴とする薄膜型NDフィルター。
(2)前記吸収膜の可視域の波長(λ=400nm以上、700nm以下)での屈折率をn(λ)、消衰係数をk(λ)とした時、次式の関係0.1<k(700)−k(400)<n(700)−n(400)+0.5を満たすことを特徴とする上記(1)に記載の薄膜型NDフィルター。
(3)前記吸収膜が、チタン酸化物膜であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の薄膜型NDフィルター。
(4)空気側に接する最終層が、Al2O3、又はSiO2、又はMgF2膜のいずれかであることを特徴とする上記(1)から(3)のいずれかに記載の薄膜型NDフィルター。
(5)前記交互層が、5層以上で構成されていることを特徴とする上記(1)から(4)のいずれかに記載の薄膜型NDフィルター。
【0007】
【発明の実施の形態】
上記構成を適用することによって、前記した本発明の課題を達成することが可能となるが、それは本発明者が鋭意検討した結果、つぎのような知見を見出したことによるものである。
前記課題を解決するため、検討の結果、透過光量を減衰させる薄膜型NDフィルターにおいて、透明基板の片面上に、吸収性を有する1種類の金属酸化物と透明な誘電体膜の交互層を設けることにより、平坦な透過率特性と表面反射防止特性と裏面反射防止特性を満たす薄膜型NDフィルターが得られることを見出した。即ち、吸収性を有する金属酸化物は、2種以上である必要は無いことが分かった。
【0008】
また、該透明基板と該吸収膜の間に屈折率が2.0以上の高屈折率膜を設けることにより、平坦な透過率特性と表面反射防止特性と裏面反射防止特性を満たす薄膜型NDフィルターが得られることを見出した。即ち、検討の結果、透明基板と該吸収膜の間にTiO2、Nb2O5、Ta2O5、HfO2、ZrO2等の屈折率が2.0以上の高屈折率膜を設けることが、裏面反射を防止するのに効果を有することが分かった。更に、該1種類の吸収膜は、可視域の波長(λ=400〜700nm)での屈折率をn(λ)、消衰係数をk(λ)とした時、0.1<k(700)−k(400)<n(700)−n(400)+0.5であることが好ましいことを見出した。即ち、検討の結果、平坦な透過率特性を得るためには、n、kは波長に対して単調増加傾向を示し、その時のnとkの傾きが近いことが有利であることが分かった。
【0009】
また、該吸収膜としてはチタン酸化物膜が有効であることを見出した。即ち、検討の結果、TiO膜が好適な定数を有していることが分かった。図1に本検討に用いたTiO膜の定数を示す。又、この時の特性を図2に示す。図2の縦軸は透過率、又は反射率を示し、膜厚は40nmで透過率約20%の略平坦な透過率特性が得られる。
更に、空気側に接する最終層がAl2O3、SiO2、MgF2膜であることが好ましいことを見出した。即ち、検討の結果、表面反射防止のためには、吸収膜と交互層の場合、Al2O3膜の屈折率程度以下の膜が有効である。
更に、該交互層が5層以上で構成されることが好ましいことを見出した。即ち、検討の結果、良好な表面反射防止特性と裏面反射防止特性を得るためには、少なくとも2層以上の吸収膜を必要とし、交互層としては5層以上必要であることが分かった。
【0010】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例1]
BSL7基板の片面上に、吸収膜を2層用いた透過率30%(濃度0.5)のND膜を真空蒸着法により形成しNDフィルター(裏面ガラス面は通常反射防止膜有り)とした。蒸着時の基板加熱温度条件は200度、真空度は1×10-3Paであった。この時の膜構成(層数、材料、膜厚d)を表1に示す。又、この時の特性を図3に示す。縦軸は透過率、又は反射率を示し、表面Tは膜側からの透過率、表面Rは膜側からの反射率、裏面Rは基板側からの反射率を示す。略平坦な透過率特性で表面、裏面の反射率が平均約3%以下に抑えられて良好なND特性であった。
【0011】
【表1】
[実施例2]
BSL7基板の片面上に、吸収膜を3層用いた透過率30%(濃度0.5)のND膜を実施例1と同様に形成した。この時の膜構成(層数、材料、膜厚d)を表1に示す。又、この時の特性を図4に示す。実施例1と同様、略平坦な透過率特性で表面、裏面の反射率が平均約3%以下に抑えられて良好なND特性であった。
【0012】
[実施例3]
BSL7基板の片面上に、吸収膜を2層用いた透過率10%(濃度1.0)のND膜を実施例1と同様に形成した。最終層には、MgF2膜に換えて保護性に優れるAl2O3膜を用いた。この時の膜構成(層数、材料、膜厚d)を表1に示す。又、この時の特性を図5に示す。実施例1と同様、略平坦な透過率特性で表面、裏面の反射率が平均約3%以下に抑えられて良好なND特性であった。
【0013】
[実施例4]
BSL7基板の片面上に、吸収膜を3層用いた透過率10%(濃度1.0)のND膜を実施例1と同様に形成した。この時の膜構成(層数、材料、膜厚d)を表1に示す。又、この時の特性を図6に示す。実施例1と同様、略平坦な透過率特性で表面、裏面の反射率が平均約3%以下に抑えられて良好なND特性であった。
【0014】
(比較例1)
特開平07−063915号公報の表1、実施例1に示される7層特性のものを本実施例1と同様にして形成した。但し、透過率30%(濃度0.5)のND膜を目標とし、本検討に用いた装置条件に合わせて膜厚を調整した。この時の膜構成(層数、材料、膜厚d)を表2に示す。又、この時の特性を図7に示す。図7から、表面反射は考慮されているため平均約3%以下に抑えられているが、裏面反射は赤みを帯びた高い反射となり、実用上問題があった。
【0015】
【表2】
(比較例2)
特開平07−063915号公報の表1、実施例1に示される7層特性のものを本実施例1と同様にして形成した。但し、透過率10%(濃度1.0)のND膜を目標とし、本検討に用いた装置条件に合わせて膜厚を調整した。この時の膜構成(層数、材料、膜厚d)を表2に示す。又、この時の特性を図8に示す。図8から、表面反射は考慮されているため平均約3%以下に抑えられているが、裏面反射は15%近い反射となり、実用上問題があった。
【0016】
(比較例3)
後述する比較例4と同じ条件により、BSL7基板の片面上に、吸収膜を3層用いた透過率10%(濃度1.0)のND膜を真空蒸着法により形成しNDフィルター(裏面ガラス面は通常反射防止膜有り)とした。
この時の構成(層数、材料、膜厚d)を表2に示す。又、この時の特性を図10に示す。図10から、表面反射、裏面反射は考慮されているため、大きくは劣化しないが、透過率特性がkの傾きの増大に応じて傾きを持ち、劣化する結果となり実用上問題があった。
【0017】
(比較例4)
実施例1と同様に、BSL7基板の片面上に、吸収膜を2層用いた透過率30%(濃度0.5)のND膜を真空蒸着法により形成しNDフィルター(裏面ガラス面は通常反射防止膜有り)とした。蒸着時の基板加熱温度条件は200度、但し、真空度は0.5×10−3Paとした。この時のTiO膜の定数を図9に示す。図1に比較すると、消衰係数の傾きが大きいのが分かる。即ち、図1においては、0.1< k(700)−k(400)=0.64<n(700)−n(400)+0.5=1.12であるが、図9においては、0.1<n(700)−n(400)+0.5=0.96< k(700)−k(400)=1.13となる。
この時の構成(層数、材料、膜厚d)を表2に示す。又、この時の特性を図11に示す。図11から、表面反射、裏面反射は考慮されているため、大きくは劣化しないが、透過率特性がkの傾きの増大に応じて傾きを持ち、劣化する結果となり実用上問題があった。同様のことが、k(700)−k(400)<0.1の場合にも言え、この場合は透過率の傾きが逆になる傾向を示す。
【0018】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、透過率が10%以上30%以下で、表面及び裏面の反射率が平均3%の特性を有する薄膜型NDフィルターを提供することができ、また、薄膜型NDフィルターを絞りに用い、表面、裏面反射によって生じるゴースト、フレアーの改善可能なカメラ等の撮影装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検討に用いた吸収膜の定数を示す図。
【図2】本発明の検討に用いた吸収膜の透過、反射特性の例を示す図。
【図3】本発明の実施例1における薄膜型NDフィルター特性を示す図。
【図4】本発明の実施例2における薄膜型NDフィルター特性を示す図。
【図5】本発明の実施例3における薄膜型NDフィルター特性を示す図。
【図6】本発明の実施例4における薄膜型NDフィルター特性を示す図。
【図7】比較例1における薄膜型NDフィルター特性を示す図。
【図8】比較例2における薄膜型NDフィルター特性を示す図。
【図9】比較例3,4に用いた吸収膜の定数を示す図。
【図10】比較例3における薄膜型NDフィルター特性を示す図。
【図11】比較例4における薄膜型NDフィルター特性を示す図。
Claims (5)
- 薄膜型NDフィルターにおいて、透明基板の片面に、吸収性を有する1種類の金属酸化物による吸収膜と、透明な誘電体膜とからなる交互層が設けられており、前記透明基板と前記吸収膜との間には、屈折率が2.0以上の高屈折率膜を有しており、透過率が10%以上30%以下で、表面及び裏面の反射率が平均3%であることを特徴とする薄膜型NDフィルター。
- 前記吸収膜の可視域の波長(λ=400nm以上、700nm以下)での屈折率をn(λ)、消衰係数をk(λ)とした時、次式の関係0.1<k(700)−k(400)<n(700)−n(400)+0.5を満たすことを特徴とする請求項1に記載の薄膜型NDフィルター。
- 前記吸収膜が、チタン酸化物膜であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄膜型NDフィルター。
- 空気側に接する最終層が、Al2O3、又はSiO2、又はMgF2膜のいずれかであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薄膜型NDフィルター。
- 前記交互層が、5層以上で構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の薄膜型NDフィルター。
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