JP3908055B2 - 分散型電源の稼動制御装置 - Google Patents

分散型電源の稼動制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば家庭内やビル内に設置される分散型電源の稼動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、燃料電池やガスエンジンなどの分散型電源を各家庭及びビルなどの建物内に設置し、建物内に設置された電気機器の電力需要を分散型電源で賄う分散型電源発電システムが実用化されようとしている。分散型電源発電システムは、分散型電源で発生する電力と分散型電源で発電をした際に生じる排熱とを利用するため、エネルギーの総合利用効率が、従来の電力会社から供給される電力のみで電力需要を賄う場合に比べて高まり、近い将来、各家庭やビルなどに普及することが見込まれている。
【0003】
このような分散型電源は、負荷追従性が良くないため、建物内に設置された電気機器トータルの電力負荷を想定し、想定した電力負荷に基づいて分散型電源の出力負荷パターンを作成し、作成された出力負荷パターンにしたがって、分散型電源を稼動させることが従来行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、建物内には、様々な電気機器が設置されているため、建物内のトータルの電力負荷にパターン性を見出すことは事実上不可能である。そのため、上記作成された出力負荷パターンにより、分散型電源を稼動させると、分散型電源の出力負荷と建物内の電気機器の負荷とが大きく相違する場合があり、分散型電源を効率良く稼動させることができないという問題が生じる。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、建物内に設置された電気機器が、分電盤の回路毎に整理して接続されていることに着目し、簡略な処理でありながら効率良く分散型電源を稼動させることができる分散型電源の稼動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、分電盤の各回路に接続された電気機器に所定の電力を供給する分散型電源の稼動制御装置であって、予め定められた複数種類の負荷パターンのうちいずれかの負荷パターンを回路毎に設定する負荷パターン設定手段と、前記回路毎に設定された負荷パターンを合成し、分散型電源装置の出力負荷パターンを算出する負荷パターン算出手段と、合成された負荷パターンにしたがって分散型電源を稼動させる稼動指示手段とを備えたことを特徴とする分散型電源の稼動制御装置である(請求項1)。
【0007】
建物には分電盤が配設され、建物内の電気機器は、設置される部屋や電気容量などで分類されて分電盤の各回路に整理して接続されているのが一般的である。そのため、各回路の電力負荷にパターン性を見出すことが可能である。
【0008】
そこで、請求項1記載の本発明は、負荷パターン設定手段により、分電盤の各回路に対して、予め定められた複数種類の負荷パターンの中から、回路の負荷と適合するよな負荷パターンを設定する。そして、負荷パターン算出手段により設定された負荷パターンが合成され、分散型電源の出力負荷パターンが算出される。稼動指示手段は、算出された負荷パターンにしたがって分散型電源を稼動させる。すなわち、予め定められた負荷パターンの中から各回路の負荷に適合するような負荷パターンが選定され、設定された負荷パターンを合成して、分散型電源の出力負荷パターンを算出するという簡略的な処理により、分散型電源を制御することができる。しかも、算出された出力負荷パターンは、分電盤の各回路の負荷と適合するように選定された負荷パターンを加算して得られたものであることから、建物内の電気機器のトータルの負荷に適合している可能性が高く、分散型電源を効率良く稼動させることが可能となる。
【0009】
前記複数種類の負荷パターンは、負荷の経時変化が一定のパターンを有する定型負荷パターンと、当該定型負荷パターンが適用される電気機器よりも電力消費量の大きな特定電気機器の負荷パターンである特定負荷パターンとを含み、前記負荷パターン設定手段は、前記特定電気機器が接続された回路に対しては前記特定負荷パターンを設定し、それ以外の回路に対しては前記定型負荷パターンを設定することが好ましい(請求項2)。
【0010】
電力消費量の大きな電気機器は、分電盤の回路のうち1の回路を占有する場合がある。そこで、請求項2記載の本発明では、特定の電気機器が接続された回路に対しては、接続された電気機器の負荷パターンを設定し、それ以外の回路に対しては、定型負荷パターンを設定することで、負荷パターンの種類を分けることにより、各回路へ負荷パターンを適合しやすくしている。
【0011】
前記定型負荷パターンは、負荷が変動しない一定負荷パターンと、負荷が変動する変動負荷パターンとを含み、前記負荷パターン設定手段は、負荷が変動する回路に対しては変動負荷パターン、負荷の変動が少ない回路に対しては一定負荷パターンを設定することが好ましい(請求項3)。
【0012】
各回路の負荷は、上述したように一定のパターン性を見出すことができるが、回路の各パターンを詳しく測定すると、負荷の値が変動しないパターンと負荷の値が変動するパターンとに分けることができる。そこで、請求項3記載の本発明は、定型負荷パターンを負荷が変動しない一定負荷パターンと負荷が変動する変動負荷パターンとに更に分けることにより、各回路への負荷パターンの設定を容易なものとしている。
【0013】
前記特定電気機器が接続された回路に、当該特定電気機器の起動及び停止を監視する監視手段を更に接続し、前記負荷パターン算出手段は、前記監視手段が前記特定電気機器の起動を確認したとき、前記特定負荷パターンを加算し、前記特定電気機器の停止を確認したとき、前記特定負荷パターンを減算することが好ましい(請求項4)。
【0014】
この場合、特定の電気機器の起動及び停止を監視する監視手段を備え、この監視手段が特定の電気機器の起動を確認すると、負荷パターン合成手段はこの特定の電気機器の負荷パターンを加算する。また、監視手段が特定の電気機器の停止を確認すると、負荷パターン合成手段はこの特定の電気機器の負荷パターンを減算する。特定の電気機器は、電力消費量が、他の負荷パターンが適用される回路に接続されている電気機器の電力消費量よりもかなり大きい。そのため、特定負荷パターンを加算された出力負荷パターンを用いて、常時、分散型電源を稼動させると、特定の電気機器の稼動がされていないにもかかわらず、分散型電源は、特定負荷パターンの負荷分を余分に出力することとなり非効率的である。そこで、請求項4記載の本発明は、特定の電気機器の起動を確認したとき、出力負荷パターンに特定負荷パターンを加算する。一方、特定の電気機器の停止を確認したとき、出力負荷パターンから特定負荷パターンを減算することとした。
【0015】
回路毎の負荷の経時変化を測定することにより得られた測定データから各回路の固有の負荷パターンを作成する固有負荷パターン作成手段を更に含み、前記負荷パターン設定手段は、前記予め定められた複数の負荷パターンのうち、いずれの負荷パターンも該当しない回路に対しては、前記固有負荷パターンを設定することが好ましい(請求項5)。
【0016】
回路によっては、その負荷が上記定型負荷パターン及び上記特定負荷パターンのいずれも適合しないものも存在する。そこで、請求項5記載の本発明は、予め定められた負荷パターンのいずれの負荷パターンも該当しない回路に対しては、固有負荷パターン作成手段により回路固有の負荷パターンを測定して作成し、この固有負荷パターンを設定することとした。
【0017】
前記変動負荷パターン、前記一定負荷パターン、前記特定負荷パターン及び前記固有負荷パターンは、それぞれ気象条件毎に複数の負荷パターンを含んでおり、前記負荷パターン設定手段は、分散型電源の稼動時における気象条件に基づいて該当する負荷パターンを回路毎に設定することが好ましい(請求項6)。
【0018】
回路によっては、その負荷が気象条件、例えば春、夏、秋、冬などの季節によってその負荷パターンが大きく変動するものもある。例えば、エアコンは、春及び秋は消費電力が少ないが、冬及び夏は大量の電力消費が見込まれる。そこで、請求項6記載の本発明は、回路に対して、気象条件に応じて異なる負荷パターンを設定し、出力負荷パターンと、電気機器の電力負荷との適合を図っている。
【0019】
前記負荷パターン設定手段により設定された負荷パターンに一致するように各回路に電気機器を接続したことが好ましい(請求項7)。
【0020】
この場合、負荷パターン設定手段により設定された負荷パターンに一致するように各回路に電気機器を接続したため、各回路に対する負荷パターンの設定が容易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る分散型電源稼動制御装置を家庭用の燃料電池発電システムに適用したときの一例を示している。本燃料電池発電システムは、分散型電源としての燃料電池1、商用電力線及び燃料電池1と接続された送受電盤2、送受電盤2と接続された分電盤3、燃料電池1の稼動を制御する分散型電源稼動制御装置4及び燃料電池1の排熱から生じた温水を蓄える貯湯漕5を備える。
【0022】
燃料電池1は、水道管(図示しない)及び都市ガス供給管に接続され、供給される都市ガス及び水を主原料として所定の電力を発生する。燃料電池1は、固体高分子型の小型燃料電池(PEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell))であって、家庭用小型燃料電池として好ましい最大負荷を出力する能力、例えば2.0kWを出力する能力を有している。また、燃料電池1は、電力を発生する際に生じた排熱を利用して冷水を所定温度の温水に昇温する熱交換器11を備える。
【0023】
送受電盤2は、電気機器の電力需要が、燃料電池1からの電力のみでは不足する場合、分電盤3に対し燃料電池1からの電力を供給するとともに、商用電力を供給する。また、送受電盤2は、燃料電池1が余剰電力を発電した場合、その余剰電力を商用電力線側へ出力する。
【0024】
図2は、分電盤3の内部を示した概略図である。
【0025】
図2に示すように、分電盤3は、幹線回路21、それぞれ分岐回路31と接続された回路A〜Gを含み、幹線回路21から入力された電力を各回路A〜Gに分配し、分岐回路31に接続された電気機器に電力を供給する。回路Aはリビング、回路Bは和室、回路Cはキッチン、回路Dは子供部屋、回路EはIHコンロ、回路Fはエアコン、回路Gは電気式床暖房に電力を供給する。回路A〜G及び幹線回路21は、それぞれ、例えばレバー式のスイッチを備えている。各スイッチの近傍には、例えばソレノイドが配設されている。ソレノイドは、各回路A〜G及び幹線回路21を流れる電流値が所定の値を超えると、磁力によりスイッチをオフ側へ倒し、電力の供給を遮断する。幹線回路21のスイッチがオフになると、回路A〜Gへの電力の供給が遮断される。
【0026】
貯湯漕5は、熱交換器11と水道管12を介して接続され、熱交換器11により昇温された温水を所定容量、例えば、200リットル蓄える。また、貯湯漕5には、ヒータ51が取り付けられており、ヒータ51により蓄えた温水を一定の温度に保温する。貯湯漕5で蓄えられた温水は、給湯のために使用される。
【0027】
分散型電源稼動制御装置4は、CPU、主記憶装置、外部記憶装置などから構成されている。図3は、分散型電源稼動制御装置4のブロック構成図の一例を示している。分散型電源稼動制御装置4は、燃料電池1の稼動時における出力負荷を制御する稼動制御部41、回路固有の負荷パターンを作成する固有負荷パターン作成部42、複数種類の負荷パターンを記憶する負荷パターン記憶部43、回路の1日あたりの負荷データを日負荷データとして記憶する日負荷データ記憶部44を備える。また、分散型電源稼動制御装置4の筐体には、温度計45、照度計46が取り付けられている。
【0028】
負荷パターン記憶部43は、一定負荷パターン記憶部431、変動負荷パターン記憶部432、特定負荷パターン記憶部433、固有負荷パターン記憶部434を含む。
【0029】
一定負荷パターン記憶部431は、1日あたりの負荷の経時的変化がほぼ一定のパターンを有し、かつ、その負荷が1日を通してほとんど変動しない回路に適用するための負荷パターンを記憶する。図4(a)は、一定負荷パターンの一例を示している。一定負荷パターンは、負荷を縦軸、時間を横軸として1日あたりの負荷の変化をグラフ化した場合、そのグラフの形状が横軸と平行でかつ一直線状になる負荷パターンをいう。なお、一定負荷パターン記憶部431は、例えば、季節、天候、温度の組み合わせからなる気象条件毎に予め用意された複数の一定負荷パターンを記憶している。
【0030】
変動負荷パターン記憶部432は、1日あたりの負荷の経時的変化が一定のパターンを有し、かつその負荷が1日を通して大きく変動する回路に適用するための負荷パターンを記憶する。図4(b)は、変動負荷パターンの一例を示している。変動負荷パターンは、負荷の値を縦軸、時間を横軸として1日あたりの負荷の変動をグラフ化した場合、そのグラフが、例えば階段状、ピラミッド状、凸状、凹状のような一定の形状(一直線状を除く)を有する負荷パターンをいう。なお、変動負荷パターン記憶部432は、例えば、季節、天候、温度の組み合わせからなる気象条件毎に予め用意された複数の変動負荷パターンを記憶している。
【0031】
特定負荷パターン記憶部433は、消費電力量の大きな電気機器(以下、「特定電気機器」と称する)、例えばエアコンやIHコンロなどの一般的な負荷パターンを記憶する。図5は特定負荷パターンの一例を示したグラフであり(a)はエアコンの特定負荷パターンを示し、(b)はIHコンロの特定負荷パターンを示している。(a)及び(b)のグラフは共に、縦軸は負荷、横軸は時間を示している。特定負荷パターン記憶部433は、図4で示すような特定電気機器の一般的な負荷パターンを特定電気機器の種類別に記憶する。また、特定負荷パターン記憶部433は、同じ特定電気機器の負荷パターンであっても、例えば季節、気温、温度などの組み合わせからなる気象条件毎に予め定められた複数の特定負荷パターンを記憶する。なお、本実施形態では、IHコンロ、エアコン、電気式床暖房が特定電気機器に該当する。
【0032】
固有負荷パターン記憶部434は、固有負荷パターン作成部42で作成された回路毎の負荷パターンをそれぞれ記憶する。また、固有負荷パターン記憶部434は、回路毎の固有負荷パターンを、例えば季節、天気、気温などの組み合わせからなる気象条件毎に複数のパターンを記憶している。
【0033】
稼動制御部41は、負荷パターン設定部411、負荷パターン算出部412、監視部413、稼動指示部414、気象情報取得部415を含む。
【0034】
負荷パターン設定部411は、気象情報取得部415で得られた気象情報にしたがって、分電盤3の各回路A〜Gに、該当する負荷パターンを負荷パターン記憶部43から読み出して設定する。以下、負荷パターン設定部411が、気象情報取得部415で取得した気象情報にしたがって、回路A〜Gに一定負荷パターン、変動負荷パターン、特定負荷パターン、固有負荷パターンのいずれかを設定する場合について説明する。
【0035】
回路Aは、例えば蛍光灯、電気カーペット、テレビ、ビデオ、インターホン、パソコン、ワープロなどの電気機器が設置されているリビングに電力を供給する。図6に示すように、回路Aの負荷の経時的変化は、複雑であるため、一定負荷パターン及び変動負荷パターンを設定することは困難である。また、複数の電気機器が設置されているため、特定負荷パターンを適用することはできない。そこで、負荷パターン設定部411は、回路Aには、固有負荷パターン作成部42で作成された固有負荷パターンを設定する。
【0036】
回路Bは、例えばオーディオ、テレビ、ビデオ、蛍光灯、電話子機などが設置されている和室に電力を供給する。回路Bの負荷は、図6に示すように、0時〜18時までは0.25kW付近を、16時〜24時までは0.5kW付近をほぼ一定に変化し、負荷の経時的変化が単純である。そのため、変動負荷パターン記憶部432に予め記憶された変動負荷パターンを当てはめることが可能である。そこで、負荷パターン設定部411は、回路Bには、変動負荷パターンを設定する。
【0037】
回路Cは、子供部屋に電力を供給する。子供部屋には、テレビ、ビデオ、ゲーム機、オーディオなどが設置されている。回路Cは、図6に示すように、回路A同様、負荷の経時的変化が複雑であるため、固有負荷パターンを設定する。
【0038】
回路Dは、白熱灯、蛍光灯、換気扇、ウォッシュレットなどが配置されたキッチンに電力を供給する。回路Dの負荷は、図6に示すように、0〜24時まで0.5kW付近をほぼ一定に変化する。そこで、負荷パターン設定部411は、回路Dには一定負荷パターンを設定する。
【0039】
回路EはIHコンロ、回路Fはエアコン、回路Gは電気式床暖房にそれぞれ電力を供給する。そのため、負荷パターン設定部411は、回路Eに対してIHコンロの負荷パターン、回路Fに対してエアコンの負荷パターン、回路Gに対して電気式床暖房の負荷パターンをそれぞれ特定負荷パターン記憶部433から読み出して設定する。
【0040】
負荷パターン算出部412は、負荷パターン設定部411により回路A〜Gのそれぞれに設定された負荷パターンを加算し、燃料電池1の出力する電力の負荷パターン(出力負荷パターン)を決定する。また、負荷パターン算出部412は、特定負荷パターンに関しては、後述する監視部413から特定電気機器の稼動の開始が報知されたとき、稼動が開始された特定電気機器の負荷パターンを加算する。また、負荷パターン算出部412は、監視部413から特定電気機器の稼動の停止が報知されたとき、出力負荷パターンから稼動停止信号を出力した特定電気機器の負荷パターンを差し引く。
【0041】
図7は、負荷パターン算出部412が、各回路に設定された負荷パターンを加算する過程を説明するための図であり、回路B、D、Fに設定された負荷パターンが合成される過程を例に挙げて説明する。(a)は合成後の出力負荷パターン、(b)は回路Fに設定されたエアコンの特定負荷パターン、(c)は回路Bに設定された変動負荷パターン、(d)は回路Dに設定された一定負荷パターンを示している。負荷パターン算出部412は、(c)に示す変動負荷パターンと(d)に示す一定負荷パターンを加算して出力負荷パターンを算出する。そして、監視部413から稼動開始信号を受けたとき、(b)に示すエアコンの特定負荷パターンを出力負荷パターンに加算して、新たな出力負荷パターンとする。また、監視部413から稼動停止信号を受けたとき、(b)に示すエアコンの特定負荷パターンを出力負荷パターンから差し引いて新たな出力負荷パターンとする。
【0042】
監視部413は、特定電気機器の起動及び停止を監視する。特定電気機器の起動及び停止の監視は、例えば分電盤3に接続された電流計が示す負荷状態から、判断する。また、監視部413は、特定電気機器の起動を確認すると、負荷パターン算出部412に稼動開始信号を出力し、負荷パターン算出部412に特定電気機器の稼動の開始を報知する。また、監視部413は、特定電気機器の停止を確認すると、負荷パターン算出部412に稼動停止信号を出力し、負荷パターン算出部412に特定電気機器の稼動の停止を報知する。
【0043】
本実施形態では、監視部413は、回路Eに接続されたIHコンロ、回路Fに接続されたエアコン、回路Gに接続された電気式床暖房の起動及び停止を監視する。回路E、F、Gのそれぞれには、例えば回路に電流が流れた際に生じる磁力から各回路の電流値の測定を行う電流計が接続されている。そのため、IHコンロの稼動が開始されると、回路Eに接続された電流計の負荷が上がる。また、エアコン、電気式床暖房の稼動が開始されると回路Eと同様に、回路F、Gのそれぞれに接続された電流計の負荷が上がる。監視部413は、このような電流計が示す負荷の変化から、各特定電気機器の稼動の開始を確認する。また、IHコンロ、エアコン、電気式床暖房の稼動が停止されると、回路E、F、Gのそれぞれに接続された電流計の示す負荷が0となる。これにより監視部413は、IHコンロ、エアコン、電気式床暖房のいずれかの稼動の停止を確認する。
【0044】
稼動指示部414は、負荷パターン算出部412で算出された出力負荷パターンに従って燃料電池1を稼動させるために、燃料電池1に制御信号を出力する。この制御信号は、燃料電池1に接続されたガスの流量制御弁の開度を制御する信号である。ガスの流量制御弁の開度を大きくすると燃料電池1に供給されるガスの流量が多くなるため、燃料電池1の出力負荷は大きくなる。また、ガスの流量制御弁の開度を小さくすると燃料電池1に供給されるガスの流量が少なくなるため、燃料電池1の出力負荷は小さくなる。
【0045】
気象情報取得部415は、季節、気温、天気を含む気象情報を取得する。季節は、気象情報取得部415に設けられたカレンダー機能の日付を読み取ることにより取得される。気温は、温度計45より出力される温度データにより取得される。天気は、照度計46から出力される照度データにより取得される。
【0046】
固有負荷パターン作成部42は、分電盤の回路の負荷の変動が複雑であり、予め用意された一定負荷パターン及び変動負荷パターンを適用させることができない回路に対して、その回路固有の負荷パターン(固有負荷パターン)を作成する。固有負荷パターン作成部42は、負荷測定部421、日負荷データ整理部422を備える。
【0047】
負荷測定部421は、固有負荷パターンを適用する回路に接続された電流計が測定した負荷データを所定周期、例えば10分間隔で取得し、取得した負荷データから1日あたりの日負荷データを作成する。そして、作成した日負荷データを測定日における気象情報と関連付けて日負荷データ記憶部44に記憶する。測定日における気象情報は、気象情報取得部415で取得され、季節、温度、天気が含まれる。本実施形態では、回路A及びDに固有負荷パターンを適用するため、負荷測定部421は、回路A及び回路Dの日負荷データを作成する。
【0048】
日負荷データ整理部422は、日負荷データ記憶部44に記憶された日負荷データを気象条件別に分類し、分類した日負荷データを平均化し、気象条件別の固有負荷パターンを作成する。そして、作成した固有負荷パターンを気象条件と関連付けて固有負荷パターン記憶部434に記憶する。気象条件としては、季節、気温、温度、天気のそれぞれを所定の条件で分類し、分類された条件を組み合わせたものが1つの気象条件とされる。例えば、季節であれば、春、夏、秋、冬に分類する。温度であれば、所定の温度範囲毎、例えば、夏であれば、平均気温が25℃未満、25℃以上30℃未満、30℃以上毎に分類する。天気であれば、晴れ、曇り、雨により分類する。そして、これら分類を組み合わせたもの、例えば、「夏」、「30℃以上」、「晴れ」の組み合わせが1の気象条件とされる。
【0049】
次に、図8に示すフローチャートにしたがって、分散型電源稼動制御装置4の制御について説明する。まず、気象情報取得部415により気象情報が取得される(ステップS1)。この場合、季節、気温、天気の気象情報が取得される。次いで、負荷パターン設定部411によりステップS1で取得した気象情報にしたがって、回路A〜Dのそれぞれに該当する負荷パターンが設定される(ステップS2)。この場合、回路Aには固有負荷パターンが、回路Bには定型負荷パターンが、回路Cには一定負荷パターンが、回路Dには固有負荷パターンがそれぞれ設定される。次いで、負荷パターン算出部412により回路A〜Dに設定された負荷パターンが加算され、燃料電池1の出力負荷パターンが算出される(ステップS3)。次いで、算出された出力負荷パターンにしたがって燃料電池1稼動させるために、稼動指示部414から制御信号が出力される(ステップS4)。この制御信号により燃料電池1のガスの流量制御弁の開度が調節され、燃料電池1の出力負荷が決定される。次いで、監視部413によりいずれかの特定電気機器の稼動開始が確認されると(ステップS5)、稼動が開始された特定電気機器の特定負荷パターンが出力負荷パターンに加算され(ステップS6)、出力負荷パターンが変更される。次いで、稼動指示部414により変更された出力負荷パターンにしたがって、燃料電池1に制御信号が出力される(ステップS4)。次いで、監視部413により特定電気機器の稼動の停止が確認されると(ステップS7)、稼動が停止した特定電気機器の特定負荷パターンが出力負荷パターンから減算され(ステップS7)、出力負荷パターンを変更される。次いで、稼動指示部414により変更された出力負荷パターンにしたがって燃料電池1が稼動するように制御信号が出力される(ステップS4)。このようにして燃料電池1は、分散型電源稼動制御装置4により稼動される。
【0050】
次に、図9に示すフローチャートにしたがって固有負荷パターンが作成される過程を説明する。まず、負荷測定部421により固有付加パターンを適用する回路である回路C及び回路Dの固有付加パターンを算出するために、回路C及び回路Dの負荷パターンが測定され(ステップS11)、日負荷データが作成される(ステップS12)。次いで、気象情報取得部415により気象情報が取得される(ステップS13)。次いで、負荷測定部421により日負荷データとこの日負荷データを作成したときの気象情報とが関連付けられて日負荷データ記憶部44に記憶される(ステップS14)。次いで、日負荷データ整理部422により日負荷データ記憶部44に記憶された日負荷データが気象条件毎に分類される(ステップS15)。次いで、日負荷データ整理部422により分類された日負荷データが気象条件毎に平均化され、気象条件毎の固有負荷パターンが作成される(ステップS16)。次いで、作成された負荷パターンは、気象条件と関連付けられて固有負荷パターン記憶部434に記憶される(ステップS17)。
【0051】
このように、本分散型電源稼動制御装置4によれば、分電盤の各回路に対して、予め負荷パターン記憶部43で記憶された各種の負荷パターンの中から、各回路の負荷と適合するような負荷パターンを選択して設定し、設定した負荷パターンを加算して出力負荷パターンを算出するという簡略的な処理により、燃料電池1を制御することができる。しかも、設定された負荷パターンは各回路の負荷と適合するように選択されたものが設定されているため、算出された出力負荷パターンは建物内の電気機器の負荷と適合している可能性が高く、燃料電池1を効率良く稼動させることができる。
【0052】
なお、本発明は、以下の態様を採ることができる。
【0053】
(1)回路A〜Gに設定した負荷パターンは、上述したものに限定されない。すなわち、回路A対して固有負荷パターン以外の負荷パターン、回路Bに対しては、変動負荷パターン以外の負荷パターン、・・・というように、各回路A〜Gに対して上述した負荷パターン以外の負荷パターンを設定してもよい。
【0054】
(2)上記実施形態では、分散型発電装置として燃料電池1を使用したが、これに限定されず、小型ガスエンジンなどを適用してもよい。
【0055】
(3)上記実施形態では、回路A〜Gの7個の回路から構成される分電盤3について分散型電源稼動制御装置4の制御を適用したが、これに限定されず、1〜6個あるいは8個以上の回路から構成される分電盤であっても本分散型電源稼動制御装置4による制御を適用することができる。
【0056】
(4)上記実施形態では、負荷パターン算出手段は、各回路に設定された負荷パターンを単に加算することにより出力負荷パターンを算出しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、負荷パターン毎に重み付けを与えて加算してもよい。
【0057】
(5)上記実施形態では、回路Aには固有負荷パターン、回路Bには変動負荷パターン、・・・というように回路毎に設定する負荷パターンの種類を限定しているが、これに限定されず、1の回路に対して、例えば季節に応じて、固有負荷パターン以外の負荷パターンを設定してもよい。すなわち、1の回路に対して、春は固有負荷パターン、夏は変動負荷パターン、秋は一定負荷パターンを設定することも可能である。
【0058】
(6)上記実施形態では、予め定められた複数種類のいずれの負荷パターンも該当しない回路に対して、固有負荷パターン作成部42により作成された固有負荷パターンを設定したが、これに限定されず、一定負荷パターン、変動負荷パターン、特定負荷パターンを、固有負荷パターン作成部42により作成してもよい。
【0059】
(7)上記実施形態では、気象情報取得部415により取得された気象情報に基づいて各回路の負荷パターンを設定したが、これに限定されず、例えば、気象情報が入力可能な操作部を設け、この操作部から入力された気象情報に基づいて、各回路の負荷パターンを設定してもよい。また、負荷パターン記憶部43に記憶された各種負荷パターンは、例えば操作部により変更可能としてもよい。この場合、例えば一定負荷パターンであれば、負荷の値を上下させることができる。
【0060】
(8)上記実施形態では、図9に示すフローチャートにしたがって、固有付加パターンの作成を行ったが、これに限定されず、例えば、各部屋の床面積と電気具の種類及び数から、例えばサービス会社が提供する標準的な負荷パターンから負荷パターンを選定し、選定した負荷パターンを操作部より入力したものを固有負荷パターンとしてもよい。
【0061】
【発明の効果】
このように、本発明に係る分散型電源の稼動制御装置によれば、分電盤の回路毎に予め定められた負荷パターンを設定し、設定した負荷パターンを合成して、分散型電源のトータルの出力負荷を算出し、算出した出力負荷にしたがって分散型電源を稼動させるため、簡略的な処理でありながら効率良く分散型電源を稼動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る分散型電源の負荷制御装置を家庭用の燃料電池発電システムに適用したときの一例を示している。
【図2】 分電盤の内部を示した概略図である。
【図3】 分散型電源稼動制御装置のブロック構成図の一例を示している。
【図4】 変動負荷パターンと一定負荷パターンの一例を示したグラフであり、(a)は一定負荷パターンを(b)は変動負荷パターンを示している。
【図5】 特定負荷パターンの一例を示したグラフであり(a)はエアコンの特定負荷パターンを示し、(b)はIHコンロの特定負荷パターンを示している。
【図6】 回路A〜Dのそれぞれの1月における1日あたりの平均負荷パターンを示したグラフである。
【図7】 負荷パターン算出部が設定された負荷パターンを合成する過程を説明するための図であり、(a)は合成後の出力負荷パターン、(b)はエアコンの特定負荷パターン、(c)は変動負荷パターン、(d)は一定負荷パターンを示している。
【図8】 分散型電源稼動制御装置の制御を説明するフローチャートである。
【図9】 固有負荷パターンが作成される過程を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 燃料電池
2 送受電盤
3 分電盤
4 発電装置稼動制御装置
5 貯湯漕
11 熱交換器
41 稼動制御部
42 固有負荷パターン作成部
43 負荷パターン記憶部
44 日負荷データ記憶部
411 負荷パターン設定部
412 負荷パターン算出部
413 監視部
414 稼動指示部
421 負荷測定部
422 日負荷データ整理部

Claims (7)

  1. 分電盤の各回路に接続された電気機器に所定の電力を供給する分散型電源の稼動制御装置であって、
    予め定められた複数種類の負荷パターンのうちいずれかの負荷パターンを回路毎に設定する負荷パターン設定手段と、
    前記回路毎に設定された負荷パターンを合成し分散型電源装置の出力負荷パターンを算出する負荷パターン算出手段と、
    合成された負荷パターンにしたがって分散型電源を稼動させる稼動指示手段とを備えたことを特徴とする分散型電源の稼動制御装置。
  2. 前記複数種類の負荷パターンは、負荷の経時変化が一定のパターンを有する定型負荷パターンと、当該定型負荷パターンが適用される電気機器よりも電力消費量の大きな特定電気機器の負荷パターンである特定負荷パターンとを含み、
    前記負荷パターン設定手段は、前記特定電気機器が接続された回路に対しては前記特定負荷パターンを設定し、それ以外の回路に対しては前記定型負荷パターンを設定することを特徴とする請求項1記載の分散型電源の稼動制御装置。
  3. 前記定型負荷パターンは、負荷が変動しない一定負荷パターンと、負荷が変動する変動負荷パターンとを含み、
    前記負荷パターン設定手段は、負荷が変動する回路に対しては変動負荷パターン、負荷の変動が少ない回路に対しては一定負荷パターンを設定することを特徴とする請求項2記載の分散型電源の稼動制御装置。
  4. 前記特定電気機器が接続された回路に、当該特定電気機器の起動及び停止を監視する監視手段を更に接続し、
    前記負荷パターン算出手段は、前記監視手段が前記特定電気機器の起動を確認したとき、前記特定負荷パターンを加算し、前記特定電気機器の停止を確認したとき、前記特定負荷パターンを減算することを特徴とする請求項2又は3記載の分散型電源の稼動制御装置。
  5. 回路毎の負荷の経時変化を測定することにより得られた測定データから各回路の固有負荷パターンを作成する固有負荷パターン作成手段を更に含み、前記負荷パターン設定手段は、前記複数の負荷パターンのうち、いずれの負荷パターンにも該当しない回路に対しては、前記固有負荷パターンを設定することを特徴とする請求項3又は4記載の分散型電源の稼動制御装置。
  6. 前記変動負荷パターン、前記一定負荷パターン、前記特定負荷パターン及び前記固有負荷パターンは、それぞれ気象条件に応じて異なる複数の負荷パターンを含んでおり、前記負荷パターン設定手段は、分散型電源の稼動時における気象条件に基づいて該当する負荷パターンを回路毎に設定することを特徴とする請求項5記載の分散型電源の稼動制御装置。
  7. 前記負荷パターン設定手段により設定された負荷パターンに適合するように各回路に電気機器を接続したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の分散型電源の稼動制御装置。
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