JP3907523B2 - 眼鏡型映像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話を含む各種携帯端末情報(PDA)、ウエアラブルPC(身にまとうコンピュータ)、携帯用DVD装置、その他のモバイル機器の表示装置として用いられる眼鏡型映像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウエアラブルPCの映像表示装置として、ハーフミラーや自由曲面レンズを用いた両眼式または単眼式の眼鏡型映像表示装置が用いられているが、視力矯正用の通常の眼鏡に比べてかなり大きいものになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような眼鏡型映像表示装置を通常時(普段時)においても装着しようとすると、日常動作を行うのに支障をきたすとともに、この映像表示装置を装着した状態で外出するには抵抗感があるというのが実情であった。
【0004】
なお、映像表示装置の小型化を図るものとして、眼鏡の縁部に映像表示装置を取り付けるようにしたクリップオン式のもの(例えば、特開2001−305476号公報参照)が提案されているが、このものでも、映像を表示するための光学系が大きく前方に突出しており、やはり、装着した状態で外出するのに抵抗感がある。
【0005】
そこで、本発明は、外出時に抵抗感なく装着し得るとともに眼鏡の上からでも装着し得る眼鏡式映像表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る眼鏡型映像表示装置は、オーバーグラスのレンズ部の内面にシースルー型の液晶表示部を配置し、且つ上記液晶表示部の水平方向での表示範囲を表示画像のそれよりも広くするとともに、その表示画像の表示位置を水平方向で調整可能に構成したものである。
【0007】
また、請求項2に係る眼鏡型映像表示装置は、オーバーグラスのレンズ部として色付きのものを用いるとともに、この色付きレンズ部の内面にシースルー型の液晶表示部を配置し、且つ上記液晶表示部の水平方向での表示範囲を表示画像のそれよりも広くするとともに、その表示画像の表示位置を水平方向で調整可能に構成したものである。
【0011】
上記各映像表示装置の構成によると、オーバーグラスのレンズ部の内面に液晶表示部を配置したので、その存在に殆ど気が付かないため、他人が当該眼鏡型映像表示装置を装着した人を見た場合でも、違和感を覚えることがない。
【0012】
また、オーバーグラスのレンズ部を色付きにすることにより、液晶表示部の背面からの余分な光が遮られて映像が見やすいものとなる。
また、オーバーグラスを用いているため、視力矯正用の通常の眼鏡を掛けている人でも、支障なく当該眼鏡型映像表示装置を装着し得る。
【0013】
さらに、液晶表示部の水平方向での表示範囲を表示画像のそれよりも広くされるとともに、その表示画像の表示位置を水平方向で調整可能にされているため、装着する人の両眼の瞳孔間距離に応じて最適な映像を表示し得る。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る眼鏡型映像表示装置を、図1〜図3に基づき説明する。
【0015】
本実施の形態においては、眼鏡型映像表示装置を、プラント設備における保全作業員が携帯する保全用端末装置の映像表示手段として説明する。
図1に示すように、この保全用端末装置1は、概略的には、本発明に係る眼鏡型映像表示装置(ヘッドマウントディスプレイ装置ともいい、以下、映像表示装置という)2と、プラント設備における中央管理室との間で映像データ(音声データも含む)の受け渡しを行うとともに中央管理室から送られる映像データを当該映像表示装置2に表示させるためのウエアラブルコンピュータ装置(以下、コンピュータ装置という)3と、このコンピュータ装置3および映像表示装置2を操作するための操作具(コントローラ)4とから構成されている。勿論、上記コンピュータ装置3は、保全作業者の腰などに装着し得るような小型にされるとともに、コンピュータ装置3と、操作具4と、映像表示装置2とは、互いに信号線5により接続されている。なお、必要に応じて、各装置間における信号線5を設ける替わりに、ブルートゥースのような無線方式を用いて接続してもよい。
【0016】
そして、上記映像表示装置2は、図1および図2に示すように、例えば視力矯正用の通常の眼鏡(M)の上から装着し得るようにされたオーバーグラス11と、このオーバーグラス(例えば、サングラス、ゴーグルなどのようなもの)11におけるフレーム12の上縁部12aから、両眼に対応する色付きレンズ部(ガラス、プラスチックなどにより形成されている)13の内面に垂下して設けられたシースルー型の液晶表示部14と、両レンズ部13の中央に設けられた鼻当て部12bの直ぐ上方に設けられたカメラ装置(例えば、CCDカメラが用いられる)15と、フレーム12の一方のつる部12cから垂下して設けられたマイクロフォン16と、フレーム12の両方のつる部12cに取り付けられたイヤホーン(音声発生用スピーカまたは骨伝導スピーカが用いられる)17とから構成されている。
【0017】
したがって、この液晶表示部14においては、その背面に位置するオーバーグラス11の色付きレンズ部13により、背面からの余分な光が遮られるため、液晶画面が見やすくされている。なお、液晶表示部14およびカメラ装置15の本体部分は、レンズ部13の後方に配置されているが、図1においては、分かりやすくするために実線にて示している。
【0018】
ここで、液晶表示部14をもう少し詳しく説明する。なお、以下の説明において、映像と称するよりは、画像と称した方が適正な説明となる場合には、画像と称して説明する。
【0019】
すなわち、液晶表示部14の表示画面としては、4:3の従来画面ではなく、横に長くされた16:9のワイド画面が用いられるとともに、このワイド画面に、従来画面の4:3の画像が表示される。
【0020】
したがって、図3に示すように、表示画像の高さを一致させて、16:9の画面21に4:3(12:9)の画像22を表示させると両側に空白部分23が生じることになり、この空白部分23を利用することにより、表示する画像の水平方向での位置を調整することができる。
【0021】
すなわち、液晶表示部4のX方向駆動回路およびY方向駆動回路に画像データおよび水平走査信号を出力するコントローラには、表示画面の各画素に応じて設けられた画像用メモリへの格納位置を制御するメモリ制御部が具備されている(勿論、このメモリ制御部をコントローラ以外の部分に具備させてもよい)。
【0022】
例えば、操作具4にて格納位置を指示することにより、具体的には、保全作業員が自分の両眼の瞳孔間距離に応じて距離調整ボタンを操作することにより、当該映像表示装置2を使用する保全作業員の両眼の間隔に応じた最適な位置で、画像すなわち映像を見ることができる。したがって、両眼の瞳孔間距離に応じて、映像の表示位置を調整する機械的構造を不要にすることができる。
【0023】
なお、送られてくる映像の画素数が多い場合に、液晶表示部14の大きさに合わせて画素数を少なくするための画素数変換部が、例えばコンピュータ装置3側に具備されており、また場合によっては、ディジタル映像信号をNTSC方式の映像信号に変換した後、液晶表示部14の表示画面の大きさに見合った大きさの画像に変換するための画像変換部が具備される。
【0024】
上記保全用端末装置1を用いて保全作業員がプラント設備の保守点検作業を行う場合、コンピュータ装置3を例えば腰に装着するとともに、オーバーグラス11を掛けて現場に赴くことになる。なお、保全作業員が通常の眼鏡を掛けている場合でも、オーバーグラス11であるため、支障なく装着することができる。
【0025】
そして、保全用端末装置1を装着した保全作業員が現場に到着すると、操作具4を操作して、中央管理室から保守点検に必要な映像(例えば、保守点検対象の機器についての説明映像、現在の機器の動作状態を示すデータ類)を取り込み、コンピュータ装置3を介してその映像を液晶表示部14に表示させる。したがって、保全作業員は、このオーバーグラス11のレンズ部13に映し出された映像を見ながら、機器の保守点検作業を効率良く行うことができる。
【0026】
ところで、中央管理室から送られてきた映像、すなわち画像が大きい画面である場合には、画素数変換部において、当該液晶表示部14での表示画像の大きさが適正な大きさとなるように変換される。
【0027】
また、操作具4により、オーバーグラス11に設けられたカメラ装置15にて撮影した映像を、逆に、中央管理室に送ることができるとともに、マイクロフォン16およびスピーカ17を介して、中央管理室側と会話をすることができる。
【0028】
このように、オーバーグラス11のレンズ部13の内面に液晶表示部14を配置したので、その存在に殆ど気が付かないため、他人が当該眼鏡型映像表示装置2を装着した人を見た場合でも、違和感を覚えることがない。すなわち、抵抗感なくこの映像表示装置2を装着することができる。
【0029】
また、シースルー型の液晶表示部14の背面が色付きレンズ部13であるため、液晶表示部14の背面からの余分な光が遮られて(シースルー機能が抑えられて)映像が見やすいものとなる。
【0030】
また、オーバーグラス11を用いているため、視力矯正用の通常の眼鏡を掛けている人でも、支障なく当該映像表示装置2を装着することができる。
さらに、液晶表示部14の水平方向での表示範囲を表示画像のそれよりも広くされるとともに、その表示画像の表示位置を水平方向で調整可能にされているため、装着する人の両眼の瞳孔間距離に応じて、容易且つ簡単な構成にて、すなわち機械的構成を用いることなく、最適な映像を表示することができる。
【0031】
なお、上記実施の形態においては、オーバグラス11のレンズ部13を色付きとして説明したが、例えば透明であってもよい。
また、上記実施の形態においては、両眼に応じて液晶表示部14をそれぞれ配置したが、例えば使用(装着)する人の効き眼に応じて、一方だけに表示させるようにしてもよい。この場合、眼の直前ではなく、視界の邪魔にならないような少し下側または横側にずらせて配置してもよい。
【0032】
さらに、上記実施の形態においては、当該眼鏡型映像表示装置をプラント設備の保全用端末装置における映像表示装置として説明したが、その目的および使用場所に特定されることなく、人体に装着し得る映像表示装置であれば、どのようなものにでも、適用し得るものである。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明の眼鏡型映像表示装置の構成によると、オーバーグラスのレンズ部の内面に液晶表示部を配置したので、その存在に殆ど気が付かないため、他人が当該眼鏡型映像表示装置を装着した人を見た場合でも、違和感を覚えることがない。すなわち、抵抗感なくこの眼鏡型映像表示装置を装着することができる。
【0034】
また、オーバーグラスのレンズ部を色付きにすることにより、液晶表示部の背面からの余分な光が遮られて映像が見やすいものとなる。
また、オーバーグラスを用いているため、視力矯正用の通常の眼鏡を掛けている人でも、支障なく当該眼鏡型映像表示装置を装着することができる。
【0035】
さらに、液晶表示部の水平方向での表示範囲を表示画像のそれよりも広くされるとともに、その表示画像の表示位置を水平方向で調整可能にされているため、装着する人の両眼の瞳孔間距離に応じて、容易且つ簡単な構成にて、すなわち機械的構成を用いることなく、最適な映像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る眼鏡型映像表示装置を用いた保全用端末装置の概略構成を示す正面図である。
【図2】同眼鏡型映像表示装置の平面図である。
【図3】同眼鏡型映像表示装置での表示画像の大きさを説明する平面図である。
【符号の説明】
1 保全用端末装置
2 眼鏡型映像表示装置
3 ウエアラブルコンピュータ装置
4 操作具
11 オーバーグラス
12 フレーム
13 色付きレンズ部
14 液晶表示部
15 カメラ装置
16 マイクロフォン
17 イヤホーン

Claims (2)

  1. オーバーグラスのレンズ部の内面にシースルー型の液晶表示部を配置し、
    且つ上記液晶表示部の水平方向での表示範囲を表示画像のそれよりも広くするとともに、その表示画像の表示位置を水平方向で調整可能に構成したことを特徴とする眼鏡型映像表示装置。
  2. オーバーグラスのレンズ部として色付きのものを用いるとともに、この色付きレンズ部の内面にシースルー型の液晶表示部を配置し、
    且つ上記液晶表示部の水平方向での表示範囲を表示画像のそれよりも広くするとともに、その表示画像の表示位置を水平方向で調整可能に構成したことを特徴とする眼鏡型映像表示装置。
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