JP3905595B2 - 一酸化炭素除去装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一酸化炭素除去装置に関し、特に、固体高分子電解質型の燃料電池に炭化水素系燃料改質ガスを燃料水素ガスとして供給する場合の供給システムに適用すると有効なものである。
【0002】
【従来の技術】
(1)固体高分子電解質型燃料電池の発電原理
固体高分子電解質型燃料電池は、図9に示すように、固体高分子イオン交換膜(例えば、スルホン酸基を持つフッ素樹脂系イオン交換膜)を用いた電解質201の両側に触媒電極202,203(例えば、白金)層および多孔質なカーボン電極204,205を設けた電極接合体206構造をなしている。
【0003】
このような固体高分子電解質型燃料電池において、アノード極側に供給された加湿燃料水素ガスは、触媒電極(アノード極)202上で水素イオン化され、その水素イオンは、電解質201中を水の介在のもと、H+ ・xH2 Oのかたちで、カソード極側へ水と共に移動し、触媒電極(カソード極)203上で酸化剤ガス中の酸素および外部回路207を流通してきた電子と反応して水を生成する。この生成水は、カソード極203,205より残存酸化剤ガスに搬送されて燃料電池外へ排出される。この時、外部回路207を流通した電子流れを直流の電気エネルギとして利用できる。
【0004】
なお、固体高分子イオン交換膜を用いた上述したような電解質201では、水素イオン透過性を発現させるために十分な湿潤状態に常に保持しておく必要がある。このため、通常、燃料水素ガスや酸化剤ガスに電池の運転温度(常温〜100℃程度)近辺相当の飽和水蒸気を含ませて、すなわち、燃料水素ガスまたは酸化剤ガスを加湿して、当該ガスを電極接合体106に供給することにより、電解質101の湿潤状態を保つようにしている。
【0005】
(2)固体高分子電解質型燃料電池の特性
固体高分子電解質型燃料電池に供給する燃料水素ガスには、純水素ガスや、メタノールやメタンなどを改質した炭化水素系燃料改質ガスなどが挙げられる。このうち、炭化水素系燃料改質ガスなどは、通常、一酸化炭素(CO)を多量(0.1%程度から数%程度)に含んでいるため、固体高分子電解質型燃料電池に直接供給すると問題を生じてしまう。
【0006】
具体的には、固体高分子電解質型燃料電池に供給する燃料水素ガス中のCO濃度と固体高分子電解質型燃料電池の発電特性との関係(電流密度−単電池電圧特性)の一例を表す図10に示すように、固体高分子電解質型燃料電池に供給する燃料水素ガス中のCO濃度が20ppm、50ppm、100ppmと高くなるほど、固体高分子電解質型燃料電池の発電特性が悪くなってしまうのである。
【0007】
この理由は、供給する燃料水素ガスがCOを含んでいると、アノード極の触媒成分である白金がCOにより吸着被毒されて活性化機能の低下を引き起し、前述のような水素のイオン化機能の低下を引き起こしてしまうためと考えられる。よって、炭化水素系燃料改質ガスなどのようなCOを多量に含んだ燃料水素ガスを固体高分子電解質型燃料電池に供給する場合には、当該ガス中のCOを極力低濃度に減量処理してから当該ガスを供給する必要がある。
【0008】
(3)固体高分子電解質型燃料電池への従来の燃料水素ガス供給システム
炭化水素系燃料の一つであるメタノールを改質したガスを燃料水素ガスとして固体高分子電解質型燃料電池に供給する場合の従来の供給システムの一例の概略構成を図8に示す。
【0009】
図8に示すように、メタノールと水とを所定の割合で混合したメタノール水1を蒸発器101で蒸発させ、改質触媒(例えば、銅系)を充填された改質器102で改質(250〜300℃前後)する。この時の改質反応は、下記の(1)式で表され、その反応過程で副生成物としてCOが生じる。
【0010】
【化1】
CH3 OH + H2 O → 3H2 + CO2 (吸熱反応) (1)
【0011】
改質器102で生じた改質ガス2は、COシフト触媒(例えば、銅−亜鉛系)を充填されたCO変成器103に導入され、CO濃度が低減(一般に0.1vol.%前後から2〜3vol.%前後)される。この時のCOシフト反応は、下記の(2)式で表される。
【0012】
【化2】
CO + H2 O → H2 + CO2 (発熱反応) (2)
【0013】
CO変成器103でCO濃度を低減された改質ガス2は、COを選択的に酸化する選択酸化触媒(例えば、貴金属系)を充填された一酸化炭素除去装置110の反応器111内に導入され、CO濃度がさらに低減(100ppm程度、できれば20ppm以下が望ましい。)される。この時の選択酸化反応は、下記の(3)式で表される。
【0014】
【化3】
CO + 1/2O2 → CO2 (発熱反応) (3)
【0015】
この選択酸化反応においては、酸化剤として酸素が必要であるため、上記一酸化炭素除去装置110の反応器111に導入する前の改質ガス中に所定量の空気(酸素)3を導入する。なお、上記触媒により改質ガス2中の水素(H2 )が一部酸化される場合もあるが、その量は極めて少ないので特に問題を生じることはない。
【0016】
一酸化炭素除去装置110でCO濃度をさらに低減された改質ガス2は、加湿器104で加湿された後、燃料水素ガスとして固体高分子電解質型燃料電池107のアノード極107a部分に供給され、カソード極107b部分に供給された酸化剤ガス4中の酸素と前述したように反応して発電に供与された後、残存燃料水素ガス2aとして系外へ送出される一方、酸化剤ガス4は、残存酸化剤ガス4aとして系外へ送出される。
【0017】
なお、図8中、105は酸化剤ガス4を加湿する加湿器、106は固体高分子電解質型燃料電池107を冷却水5で所定の温度に保持する冷却ライン、106aはポンプ、108は外部電気出力である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、前述したような一酸化炭素除去装置110において、COの選択酸化触媒としてRu系を用いた場合の触媒温度(触媒の雰囲気となる改質ガスの温度)と触媒を通過した送出口付近の改質ガスのCO濃度との関係の一例を図11に示す。なお、改質ガス中の当初のCO濃度は0.1%であり、O2 /CO比(モル比)=3に相当する空気を酸化剤として改質ガスに加えている。
【0019】
図11からわかるように、110〜150℃の温度範囲では、CO濃度が検出されないほど減量していることから、当該温度領域で処理すれば、選択酸化触媒のCO酸化機能を最も効率よく発現させることができる。
【0020】
ところで、上記一酸化炭素除去装置110における改質ガス2に導入する空気3の量は、COを完全に酸化除去するのに必要な理論酸素量(COに対するモル比で1/2)に相当する量よりもかなり多く(2〜10倍、通常、6倍程度)している。なぜなら、空気3を過剰に導入しないと、COと酸素とがうまく混合せず、効率よく反応させることが困難となる、すなわち、酸素が理論量程度しかないと、改質ガス2中のすべてのCOに対して酸素が到達できず、すべてのCOを酸化することができなくなってしまう虞を生じるからである。
【0021】
このため、上記一酸化炭素除去装置110では、改質ガス2中に導入された酸素(0.3%)のうち、COの酸化に消費された酸素(約0.05%)を除いた酸素(約0.25%)が改質ガス2中に残留(改質ガス中の水素(H2 )の酸化にも一部消費されるが、その消費量はごくわずかである。)してしまい、当該残留酸素を改質ガス2と共に固体高分子電解質型燃料電池107のアノード極107a(例えば、白金)部分に送給してしまう。その結果、残留酸素が改質ガス2中の水素とアノード極107a上で急激に酸化反応を起こしてしまい、当該アノード極107aの触媒活性機能の低下や異常昇温などを生じ、固体高分子電解質型燃料電池107の発電能力の低下や前記電極接合体の損傷などを引き起こしてしまう虞があった。
【0022】
このようなことから、本発明は、供給する酸化剤の量をできるだけ抑えることができる一酸化炭素除去装置を提供することを目的とした。
【0023】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、本発明による一酸化炭素除去装置は、一酸化炭素を含有するガスに酸化剤を供給する酸化剤供給手段と、前記ガスを前記酸化剤と共に内部に流通させて当該ガス中の一酸化炭素を酸化して除去する反応器とを備えてなる一酸化炭素除去装置において、前記反応器が直列に複数に分割連結され、分割された当該反応器ごとに前記酸化剤供給手段がそれぞれ設けられると共に、前記各反応器内に流入する前記ガスの流量と各CO濃度と各酸素濃度とに基づいて、前記各酸化剤供給手段からの前記酸化剤の量をそれぞれ調整する酸化剤量調整手段を設けたことを特徴とする。
【0030】
また、本発明による一酸化炭素除去装置は、一酸化炭素を含有するガスに酸化剤を供給する酸化剤供給手段と、前記ガスを前記酸化剤と共に内部に流通させて当該ガス中の一酸化炭素を酸化して除去する反応器とを備えてなる一酸化炭素除去装置において、前記反応器が並列に複数に分割連結され、分割された当該反応器ごとに前記酸化剤供給手段がそれぞれ設けられると共に、前記各反応器内に流入する前記ガスの各流量および各CO濃度に基づいて、前記各酸化剤供給手段からの前記酸化剤の量をそれぞれ調整する酸化剤量調整手段を設けたことを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第一番目の実施の形態を図1を用いて説明する。なお、図1は、その概略構成図である。
【0032】
図1に示すように、メタノールと水とを所定の割合で混合したメタノール水1を蒸発させる蒸発器101の送出口は、内部に改質触媒(例えば、銅系)を充填された改質器102の受入口に連結されている。改質器102の送出口は、当該改質器102からの改質ガス2のCO濃度を低減させるCOシフト触媒(例えば、銅−亜鉛系)を内部に充填されたCO変成器103の受入口に連結されている。
【0033】
前記CO変成器103の送出口は、COを選択的に酸化する選択酸化触媒(例えば、貴金属系)を内部に充填された第一反応器11aの受入口に連結されている。上記CO変成器103と第一反応器11aとの間には、当該第一反応器11aに流入する改質ガス2に酸化剤である空気(酸素)3を供給する酸化剤供給手段である第一注入器12aが連結されている。第一反応器11aの送出口は、当該第一反応器11aと同様な構造をなす第二反応器11bの受入口に連結されている。第一反応器11aと第二反応器11bとの間には、当該第二反応器11bに流入する改質ガス2に空気(酸素)3を供給する酸化剤供給手段である第二注入器11bが連結されている。第二反応器10bの送出口は、加湿器104の受入口に連結されている。
【0034】
つまり、従来の反応器の有していたCO選択酸化反応機能を第一反応器11aと第二反応器11bとに分割し、分割した当該反応器11a,11bごとに上記注入器12a,12bをそれぞれ設けたのである。このような第一反応器11a、第二反応器11b、第一注入器12a、第二注入器12bなどにより、本実施の形態では一酸化炭素除去装置10を構成している。
【0035】
前記加湿器104の送出口は、固体高分子電解質型燃料電池107のアノード極107a部分に連結されている。一方、固体高分子電解質型燃料電池107のカソード極107b部分には、酸化剤ガス4を加湿する加湿器105の送出口が連結されている。
なお、図1中、106は上記燃料電池107に冷却水5を流通させる冷却ライン、106aは冷却水ポンプ、108は外部電気出力である。
【0036】
このようにして構成された燃料水素ガスの供給システムでは、メタノール水1を蒸発器101で蒸発させ、改質器102で改質(250〜300℃前後)し、改質ガス2をCO変成器103に導入して、CO濃度を低減(一般に0.1vol.%前後から2〜3vol.%前後)した後、改質ガス2に第一注入器12aから所定量の空気(酸素)3を供給しながら当該改質ガス2を第一反応器11aに導入すると、当該改質ガス2は、前述した従来技術で説明した反応式(3)に基づいて内部に含まれているCOが選択的に酸化反応された後、第二注入器12bから所定量の空気(酸素)3を再度供給されながら第二反応器11bに導入され、内部に残留しているCOが再び酸化反応を受けて除去された後、加湿器104で加湿されて、燃料水素ガスとして固体高分子電解質型燃料電池107のアノード極107a部分に供給される。
【0037】
つまり、第一反応器11aでCOと酸素とがうまく混ざらず、その結果、選択酸化を受けずに第一反応器11aをCOが漏れ通過してきても、第二反応器11bに至るまでに酸素との混合作用を再度受けるため、第二反応器11bで残存酸素との選択酸化を促進することができるのである。このため、従来は、改質ガス2に一括供給していた空気(酸素)3の供給量に対し、第二反応器11bで選択酸化が促進される分、各反応器11a,11bの受入口部分で供給する空気の供給量を減らすことができ、全供給酸素量を抑えることができる。
【0038】
したがって、上述したような一酸化炭素除去装置10によれば、過剰に混入する空気(酸素)3の量を減らすことができるので、改質ガス2を燃料水素ガスとして固体高分子電解質型燃料電池107のアノード極107a部分に供給しても、残留酸素と改質ガス2中の水素とのアノード極107a上での急激な酸化反応を防止し、当該アノード極107aの触媒活性の低下や異常昇温などの発生を大幅に抑えることができ、固体高分子電解質型燃料電池107の発電能力の低下や前記電極接合体の損傷などを抑えることができる。
【0039】
本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第二番目の実施の形態を図2を用いて説明する。なお、図2は、その概略構成図である。ただし、前述した第一番目の実施の形態と同様な部分については、前述した第一番目の実施の形態と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0040】
図2に示すように、CO変成器103の送出口は、分岐して第一反応器11aの受入口および第二反応器11bの受入口に連結されている。第一反応器11aの受入口近傍には、第一注入器12aが連結されている。第二反応器11bの受入口近傍には、第二注入器12bが連結されている。第一反応器11aの送出口および第二反応器11bの送出口は、統合して加湿器104の受入口に連結されている。
【0041】
つまり、前述した第一番目の実施の形態では、第一、二反応器11a、11bを直列的に連結したが、本実施の形態では、第一、二反応器11a,11bを並列的に連結したのである。
【0042】
このため、前述した第一番目の実施の形態の場合よりも、上記反応器11a,11bのサイズをさらに小型化することができ、COと酸素とをさらに効率よく混合することができる。
【0043】
したがって、このような一酸化炭素除去装置20によれば、各反応器11a,11bの受入口部分で供給する空気量をさらに減らすことができるので、全供給酸素量をさらに抑えることができる。
【0044】
本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第三番目の実施の形態を図3を用いて説明する。なお、図3は、その概略構成図である。ただし、前述した各実施の形態と同様な部分については、前述した各実施の形態と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0045】
図3に示すように、第一注入器12aの送出口部分には、第一流量制御弁33aが設けられている。第二注入器12bの送出口部分には、第二流量制御弁33bが設けられている。CO変成器103の送出口部分には、改質ガス2中のCO濃度を検知する第一濃度センサ34aが設けられている。第一反応器11aの送出口部分には、上記第一濃度センサ34aと同様な第二濃度センサ34bが設けられている。これら濃度センサ34a,34bは、制御装置36の入力部にそれぞれ電気的に接続され、上記流量制御弁33a,33bは、制御装置36の出力部にそれぞれ電気的に接続されており、当該制御装置36は、第一濃度センサ34aからの信号に基づいて第一流量制御弁33aを調整すると同時に、第二濃度センサ34bからの信号に基づいて第二流量制御弁33bを調整するようになっている。このような上記流量制御弁33a,33b、上記濃度センサ34a,34b、制御装置36などにより、本実施の形態では酸化剤量調整手段を構成している。
【0046】
このような一酸化炭素除去装置30では、CO変成器103の送出口からの改質ガス2中のCO濃度を第一濃度センサ34aが検知すると、当該センサ34aからの信号に基づいて、当該改質ガス2に必要十分な量の空気(酸素)3を供給するように制御装置36が第一流量制御弁33aを制御し、続いて、第一反応器11aで選択酸化反応された改質ガス2中のCO濃度を第二濃度センサ34bが検知し、当該センサ34bからの信号に基づいて、当該改質ガス2に必要十分な量の空気(酸素)3を供給するように制御装置36が第二流量制御弁33bを制御する。
【0047】
このため、前述した第一番目の実施の形態の場合よりも、改質ガス2に供給する過剰な空気3の量を常に適切に抑えることができる。
【0048】
したがって、前述した第一番目の実施の形態の場合よりも、各反応器11a,11bの受入口部分で供給する空気量を常に適切に設定することができるので、全供給酸素量を常に適切に抑えることができる。
【0049】
本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第四番目の実施の形態を図4を用いて説明する。なお、図4は、その概略構成図である。ただし、前述した各実施の形態と同様な部分については、前述した各実施の形態と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0050】
図4に示すように、本実施の形態は、第二番目の実施の形態の特徴と第三番目の実施の形態の特徴とを組み合わせたもの、すなわち、第一、二反応器11a,11bを並列的に連結すると共に、これら反応器11a,11bの受入口の直前に第一、二濃度センサ34a,34bをそれぞれ設けたのである。
【0051】
このため、このような一酸化炭素除去装置40では、前述した第一番目の実施の形態の場合よりも、上記反応器11a,11bのサイズをさらに小型化することができ、COと酸素とをさらに効果的に混合することができると共に、前述した第一番目の実施の形態の場合よりも、改質ガス2に供給する過剰な空気3の量をさらに適切に抑えることができる。
【0052】
したがって、前述した実施の形態の場合よりも、各反応器11a,11bの受入口部分で供給する空気量をさらに適切に設定することができるので、全供給酸素量をさらに適切に抑えることができる。
【0053】
本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第五番目の実施の形態を図5を用いて説明する。なお、図5は、その概略構成図である。ただし、前述した各実施の形態と同様な部分については、前述した各実施の形態と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0054】
図5に示すように、CO変成器103の送出口近傍には、当該部分を流通する改質ガス2の流量を検知するガス流量センサ55が設けられている。ガス流量センサ55は、制御装置56の入力部に電気的に接続されている。この制御装置56は、その入力部に第一,二濃度センサ34a,34bもそれぞれ電気的に接続され、その出力部に第一、二流量制御弁33a,33bがそれぞれ電気的に接続されており、上記ガス流量センサ55および第一濃度センサ34aからの信号に基づいて第一流量制御弁33aを調整すると共に、当該ガス流量センサ55および第二濃度センサ34bからの信号に基づいて第二流量制御弁33bを調整するようになっている。
【0055】
つまり、前述した第三番目の実施の形態等では、改質ガス2中のCO濃度のみに基づいて供給空気量を設定するようにしたが、本実施の形態では、改質ガス2中のCO濃度および当該改質ガス2の流量の二因子に基づいて供給空気量を設定するようにしたのである。
【0056】
このため、このような一酸化炭素除去装置50では、前述した第三番目の実施の形態の場合よりも、改質ガス2に供給する過剰な空気3の量をさらに適切に抑えることができる。
【0057】
したがって、前述した第三番目の実施の形態の場合よりも、各反応器11a,11bの受入口部分で供給する空気量をさらに適切に設定することができるので、全供給酸素量をさらに適切に抑えることができる。
【0058】
本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第六番目の実施の形態を図6を用いて説明する。なお、図6は、その概略構成図である。ただし、前述した各実施の形態と同様な部分については、前述した各実施の形態と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0059】
図6に示すように、本実施の形態は、第四番目の実施の形態の特徴と第五番目の実施の形態の特徴とを組み合わせたもの、すなわち、第一、二反応器11a,11bを並列的に連結すると共に、これら反応器11a,11bの受入口の直前に第一、二濃度センサ34a,34bをそれぞれ設け、CO変成器103の送出口近傍にガス流量センサ55を設けたのである。
【0060】
このため、このような一酸化炭素除去装置60では、前述した第五番目の実施の形態の場合よりも、上記反応器11a,11bのサイズをさらに小型化することができ、COと酸素とをさらに効果的に混合することができる。
【0061】
したがって、前述した第五番目の実施の形態の場合よりも、各反応器11a,11bの受入口部分で供給する空気量をさらに減らすことができるので、全供給酸素量をさらに抑えることができる。
【0062】
本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第七番目の実施の形態を図7を用いて説明する。なお、図7は、その概略構成図である。ただし、前述した各実施の形態と同様な部分については、前述した各実施の形態と同様な符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0063】
図7に示すように、CO変成器103の送出口から第一反応器11aの受入口と第二反応器11bの受入口とに分岐する当該分岐部分の上記第一反応器11a側には、当該第一反応器11a側へ分岐して流通する改質ガス2の流量を検知する第一ガス流量センサ75aが設けられている。一方、上記分岐部分の上記第二反応器11b側には、当該第二反応器11b側へ分岐して流通する改質ガス2の流量を検知する第二ガス流量センサ75bが設けられている。これらセンサ75a,75bは、制御装置76の入力部に電気的に接続されている。この制御装置76は、その入力部に第一,二濃度センサ34a,34bもそれぞれ電気的に接続され、その出力部に第一、二流量制御弁33a,33bがそれぞれ電気的に接続されており、上記第一ガス流量センサ75aおよび第一濃度センサ34aからの信号に基づいて第一流量制御弁33aを調整すると共に、上記第二ガス流量センサ75bおよび第二濃度センサ34bからの信号に基づいて第二流量制御弁33bを調整するようになっている。
【0064】
つまり、前述した第六番目の実施の形態では、第一、二反応器11a,11bの受入口側へ分岐する前の改質ガス2の流量、すなわち、全流量を制御因子に用いて、各反応器11a,11bにそれぞれ流入する改質ガス2に供給する空気(酸素)3の量をそれぞれ設定したが、本実施野形態では、第一、二反応器11a,11bの受入口側へ分岐した後の改質ガス2の流量、すなわち、各反応器11a,11bにそれぞれ流入する改質ガス2の流量を制御因子に用いて、各反応器11a,11bにそれぞれ流入する改質ガス2に供給する空気(酸素)3の量をそれぞれ設定するようにしたのである。
【0065】
このため、このような一酸化炭素除去装置50では、前述した第六番目の実施の形態の場合よりも、改質ガス2に供給する過剰な空気3の量をさらに正確に制御することができる。
【0066】
したがって、前述した第六番目の実施の形態の場合よりも、各反応器11a,11bの受入口部分で供給する空気量をさらに正確に設定することができるので、全供給酸素量をさらに適切に設定することができる。
【0067】
なお、前述した第三、五番目の実施の形態では、改質ガス2のCO濃度や流量に基づいて、供給する空気3の量を設定したが、さらに、改質ガス2の酸素濃度にも基づいて上記空気3の量を設定するようにすれば、より正確な設定が可能となる。
【0068】
前述した各実施の形態では、従来の反応器のCO選択酸化反応機能を二分割して直列または並列に連結した第一反応器11aおよび第二反応器11bを用いたが、例えば、三分割以上にわけて直列と並列とを混在させて連結することも可能である。
【0069】
【発明の効果】
本発明による一酸化炭素除去装置では、一酸化炭素を含有するガスに酸化剤を供給する酸化剤供給手段と、前記ガスを前記酸化剤と共に内部に流通させて当該ガス中の一酸化炭素を酸化して除去する反応器とを備えてなる一酸化炭素除去装置において、前記反応器が直列に複数に分割連結され、分割された当該反応器ごとに前記酸化剤供給手段がそれぞれ設けられると共に、前記各反応器内に流入する前記ガスの流量と各CO濃度と各酸素濃度とに基づいて、前記各酸化剤供給手段からの前記酸化剤の量をそれぞれ調整する酸化剤量調整手段を設けたことから、前段の反応器でCOと酸素とがうまく混ざらず、その結果、選択酸化を受けずに前段の反応器をCOが漏れ通過してきても、後段の反応器に至るまでに酸素との混合作用を再度受け、後段の反応器で残存酸素との選択酸化が促進されるので、各反応器の受入口部分で供給する酸化剤の供給量を減らすことができ、全供給酸素量を抑えることができる。このため、当該一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用すれば、固体高分子電解質型燃料電池のアノード極部分に混入する酸素が低減されるようになるので、残留酸素と水素とのアノード極上での急激な酸化反応を防止し、当該アノード極の触媒活性の低下や異常昇温などの発生を大幅に抑えることができ、固体高分子電解質型燃料電池の発電能力の低下や電極接合体の損傷などを抑えることができる。また、ガスに供給する過剰な酸化剤の量をさらに適切に抑えることができるので、各反応器の受入口部分で供給する酸化剤量をさらに適切に設定することができ、全供給酸素量をさらに適切に抑えることができる。
【0076】
また、本発明による一酸化炭素除去装置は、一酸化炭素を含有するガスに酸化剤を供給する酸化剤供給手段と、前記ガスを前記酸化剤と共に内部に流通させて当該ガス中の一酸化炭素を酸化して除去する反応器とを備えてなる一酸化炭素除去装置において、前記反応器が並列に複数に分割連結され、分割された当該反応器ごとに前記酸化剤供給手段がそれぞれ設けられると共に、前記各反応器内に流入する前記ガスの各流量および各CO濃度に基づいて、前記各酸化剤供給手段からの前記酸化剤の量をそれぞれ調整する酸化剤量調整手段を設けたことから前段の反応器でCOと酸素とがうまく混ざらず、その結果、選択酸化を受けずに前段の反応器をCOが漏れ通過してきても、後段の反応器に至るまでに酸素との混合作用を再度受け、後段の反応器で残存酸素との選択酸化が促進されるので、各反応器の受入口部分で供給する酸化剤の供給量を減らすことができ、全供給酸素量を抑えることができる。このため、当該一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用すれば、固体高分子電解質型燃料電池のアノード極部分に混入する酸素が低減されるようになるので、残留酸素と水素とのアノード極上での急激な酸化反応を防止し、当該アノード極の触媒活性の低下や異常昇温などの発生を大幅に抑えることができ、固体高分子電解質型燃料電池の発電能力の低下や電極接合体の損傷などを抑えることができる。また、反応器のサイズをさらに小型化することができ、COと酸素とをさらに効果的に混合することができるので、各反応器の受入口部分で供給する酸化剤量をさらに減らすことができ、全供給酸素量をさらに抑えることができる。また、ガスに供給する過剰な酸化剤の量をより確実に抑えることができるので、各反応器の受入口部分で供給する酸化剤量をより正確に設定することができ、全供給酸素量をより正確に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第一番目の実施の形態の概略構成図である。
【図2】本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第二番目の実施の形態の概略構成図である。
【図3】本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第三番目の実施の形態の概略構成図である。
【図4】本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第四番目の実施の形態の概略構成図である。
【図5】本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第五番目の実施の形態の概略構成図である。
【図6】本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第六番目の実施の形態の概略構成図である。
【図7】本発明による一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の第七番目の実施の形態の概略構成図である。
【図8】従来の一酸化炭素除去装置を固体高分子電解質型燃料電池への燃料水素ガスの供給システムに適用した場合の一例の概略構成図である。
【図9】固体高分子電解質型燃料電池の発電原理の説明図である。
【図10】燃料水素ガス中のCO濃度と発電特性との関係(電流密度−単電池電圧特性)の一例を表すグラフである。
【図11】Ru系選択酸化触媒における触媒温度と処理後の改質ガスのCO濃度との関係の一例を表すグラフである。
【符号の説明】
1 メタノール水
2 改質ガス
3 空気(酸素)
10,20,30,40,50,60,70 一酸化炭素除去装置
11a 第一反応器
11b 第二反応器
12a 第一注入器
12b 第二注入器
33a 第一流量制御弁
33b 第二流量制御弁
34a 第一流量センサ
34b 第二流量センサ
36 制御装置
55 ガス流量センサ
56 制御装置
75a 第一ガス流量センサ
75b 第二ガス流量センサ
76 制御装置
107 固体高分子電解質型燃料電池
107a アノード極
107b カソード極

Claims (2)

  1. 一酸化炭素を含有するガスに酸化剤を供給する酸化剤供給手段と、
    前記ガスを前記酸化剤と共に内部に流通させて当該ガス中の一酸化炭素を酸化して除去する反応器と を備えてなる一酸化炭素除去装置において、
    前記反応器が直列に複数に分割連結され、分割された当該反応器ごとに前記酸化剤供給手段がそれぞれ設けられると共に、
    前記各反応器内に流入する前記ガスの流量と各CO濃度と各酸素濃度とに基づいて、前記各酸化剤供給手段からの前記酸化剤の量をそれぞれ調整する酸化剤量調整手段を設けた
    ことを特徴とする一酸化炭素除去装置。
  2. 一酸化炭素を含有するガスに酸化剤を供給する酸化剤供給手段と、
    前記ガスを前記酸化剤と共に内部に流通させて当該ガス中の一酸化炭素を酸化して除去する反応器と を備えてなる一酸化炭素除去装置において、
    前記反応器が並列に複数に分割連結され、分割された当該反応器ごとに前記酸化剤供給手段がそれぞれ設けられると共に、
    前記各反応器内に流入する前記ガスの各流量および各CO濃度に基づいて、前記各酸化剤供給手段からの前記酸化剤の量をそれぞれ調整する酸化剤量調整手段を設けた ことを特徴とする一酸化炭素除去装置。
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