JP3905099B2 - Hand girder delivery construction method for bridge girder - Google Patents
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Description
本発明は、橋桁の架設工法の一種で、架設する橋桁下に道路、鉄道、河川などがあり、ベントを設置できなかったりトラッククレーンの乗り入れが困難であったりする場所で橋桁を架設するのに好適な、手延べ式送り出し架設工法に関する。なお、本発明に係る送り出し架設工法には、橋桁を自走台車や水平ジャッキなどで前方へ押し出すように送り出す場合のほか、橋桁を載置した移動ベントの台車をワイヤを介してウインチで引っ張ったり、橋桁の先端をワイヤを介してウインチで引っ張ったりする、引き出し架設工法も含まれるものとする。 The present invention is a kind of bridge girder construction method, and there are roads, railways, rivers, etc. under the bridge girder to be built, and it is necessary to construct a bridge girder in a place where it is difficult to install a vent or to enter a truck crane. The present invention relates to a hand-drawn delivery construction method. In addition, in the delivery construction method according to the present invention, in addition to sending out the bridge girder by pushing it forward with a self-propelled carriage or horizontal jack, the carriage of the moving vent on which the bridge girder is placed is pulled with a winch through a wire. In addition, a pulling construction method in which the tip of the bridge girder is pulled with a winch through a wire is also included.
この種の工法は、交差点の立体交差化工事などで、例えば工事による道路交通への影響を最小限にする必要がある場合に、交差点部の橋桁架設に多く採用されている。 This type of construction method is often used for bridge girder construction at intersections, for example, when it is necessary to minimize the impact on road traffic due to construction of intersections at intersections.
従来の手延べ式送り出し工法は、図6に示すように、橋桁1を架設する予定場所に道路や河川Yなどを挟んであらかじめ橋脚(または橋台)7・8を立設したのち、両側の各7・8橋脚までは所定間隔で立設した複数の橋脚に跨って直列に連結した複数連の橋桁(部材)を設置する。橋脚間には、一定間隔で固定ベント12を設置して橋桁を補助的に支持する。
As shown in FIG. 6, the conventional hand-drawn delivery method is constructed in such a way that bridge piers (or abutments) 7 and 8 are erected in advance on the planned location where the
橋桁1を送り出す側の既設の橋桁17上には送り出し設備18を設置し、架設する橋脚7・8間の距離に相当する長さに直列に連結した複数連の橋桁(部材)1を、所定の距離をあけて配置した一対の台車15・16上に載置する。先頭の橋桁(部材)1の先端垂直面には、手延べ機5の基端垂直面を連結構4および継手部材6を介して連結し前方延長線上に張り出させている。そして、架設予定の橋桁(以下、架設用橋桁ともいう)1を対向する橋脚8側へ送り出し、手延べ機5が対向側の既設橋桁9に到達したら、手延べ機5下にころを介装して両端支持の状態で橋桁を送り出す。両側の橋脚間に架設用橋桁が跨って配置された状態で、先端の手延べ機5を連結構4とともに撤去する。それから、架設用橋桁1の両側にジャッキ(図示せず)を配備し、架設用橋桁1を既設橋桁9と同じ高さまで降下させ、既設橋桁9に架設用橋桁1の両側を連結する。最後に、送り出し設備18や固定ベント12を撤去すれば、架設工事が終了する。
On the existing
その他の先行技術に、立設された橋脚よりも幅広でその上面側に回転ローラを備えた仮設桁を少なくとも橋脚の架設方向の3箇所に設置し、橋脚または仮設桁を吊り上げ移動させる吊り上げ装置を備えたガータを回転ローラ上に載置し、前記橋脚間に前記吊り上げ装置により前記橋桁を架設する工程と、最後方の前記仮設桁を前記吊り上げ装置で吊り上げて前記ガータを架設方向に移動する工程と、吊り上げた前記仮設桁を架設方向の次の橋脚上に設置する工程とを順次繰り返す橋桁の架設工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記した従来の手延べ式送り出し架設工法および上記公報に記載の橋脚の架設工法では、以下のような点で解決すべき課題がある。 However, the conventional hand-drawn delivery construction method and the bridge pier construction method described in the above publication have the following problems to be solved.
1) 従来の架設工法は、図7に示すように手延べ機5を橋桁1先端の垂直面に延長線上
に前方へ張り出して設けていたので、架設予定の橋桁1の受け側(到達側)に位置する既設橋桁9(または橋台8)に対して、少なくとも橋桁1の高さ分を降下する作業が必要であった。この降下作業はジャッキ等を用いて行うが、落下等の危険を伴うおそれがあるため、例えば架設予定の橋桁1下に道路がある交差点上での架設の場合には、交通規制を行わねばならない。しかも、橋桁1の降下作業の前には、手延べ機5を撤去しておかねばならないが、この時点では、架設すべき橋桁1は既設橋桁9に対し段差(図6参照)があるため、すぐに連結することが困難である。このため、通常は手延べ機5を撤去したのちに橋桁1を降下させている。また、手延べ機5の撤去は橋桁1が連結されていない不安定な状態で行われるために危険が伴い作業に熟練を要する。さらに、橋桁1の降下作業の他、本来の橋桁1を手延べ機5とともに送り出す作業の際にも交差点上で架設する場合には交通規制を行う必要があり、この作業は上記作業の前に行うことになるので、日数をあけて交通規制が2回行われることになる。
1) In the conventional construction method, as shown in Fig. 7, the
2) 上記公報に記載の工法では、ガーターを既設の橋桁上で移動させるため、実施可能な道路の幅や河川の幅などに制限があり、例えば交差点の幅が広い(架設間距離が長い)場合には実施が困難である。 2) In the construction method described in the above publication, since the garter is moved on the existing bridge girder, there are restrictions on the width of roads and rivers that can be implemented, for example, the width of the intersection is wide (the distance between the erections is long) In some cases, implementation is difficult.
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、架設地点の橋桁下に道路、鉄道、河川などがあって支保工を設置したりクレーンを乗り入れたりするのが困難な地点での架設作業に適用でき、橋桁送り出し後の橋桁の降下作業を省略でき、特に交差点上の架設作業において橋桁下の交通規制時間を大幅に短縮できる橋桁の手延べ式送り出し架設工法を提供しようとするものである。 The present invention has been made in view of the above points, and is applied to a construction work where there is a road, a railway, a river, etc. under the bridge girder of the construction point and it is difficult to install a support work or to enter a crane. It is possible to eliminate the work of descending the bridge girder after sending out the bridge girder, and to provide a bridge girder delivery construction method that can significantly reduce the traffic regulation time under the bridge girder, especially in the construction work at the intersection.
上記の目的を達成するために本発明に係る橋桁の手延べ式送り出し架設工法は、a)橋桁の架設予定地点を挟んで相対向する橋脚を立設し、前記一対の橋脚のうち一方の橋脚側に橋脚より後方にかけて間隔をあけて支保工または橋脚を立設し、それらの支保工上または橋脚上に跨って一定長の橋桁(部材)を後方へ直列に連結して設置し、他方の橋脚側から新たに架設する橋桁を先頭に手延べ機を連結して送り出し、前記一対の橋脚間に橋桁を架設する橋桁の手延べ式送り出し架設工法において、b)先頭の橋桁の先端部において両側の腹板上に仕口をそれぞれ連接して上方へ延設し、両側の仕口上に連結構の両側板下端部を継手部材にて連結し、該連結構の先端両側垂直縁に前記手延べ機の基端両側垂直縁を突き合わせ状態で継手部材にて連結し、前記連結構を介して先頭の前記橋桁先端上部より手延べ機を前方へ張り出させ、新しい橋桁を送り出す側の前記橋脚より後方にわたり間隔をあけて支保工または橋脚を立設し、それらの支保工上または橋脚上に跨って一定長の橋桁を後方へ順次直列に連結するとともに、c)一連に連結した前記橋桁を前記支保工上または前記橋脚上に直接または間接的に設置した台車、ころ、ローラー、ノンフリクションプレートなどで移動可能に支持して前方へ送り出し、前記手延べ機を備えた先頭の橋桁が反対側の橋脚上の既設橋桁に到達した状態で、両方の橋桁垂直面を突き合わせて連結したのち、d)前記先頭の橋桁から手延べ機を撤去するか、
あるいは請求項2に記載のように、1)橋桁の架設予定地点を挟んで相対向する橋脚を立設し、2)前記一対の橋脚のうち橋桁を送り出す側の橋脚より後方にわたり間隔をあけて支保工または橋脚を立設し、3)それらの支保工上または橋脚上に跨って軌条設備(軌条設備は送り出し設備の一例)を設置したのち、該軌条設備上で架設予定の一定長の橋桁(部材)を後方へ順次直列に連結するとともに、先頭の橋桁の先端部において両側の腹板上に仕口をそれぞれ連接して上方へ延設し、両側の仕口上に連結構の両側板下端部を継手部材にて連結し、該連結構の先端両側垂直縁に前記手延べ機の基端両側垂直縁を突き合わせ状態で継手部材にて連結し、前記連結構を介して先頭の前記橋桁先端上部より手延べ機を前方へ張り出させる一方、4)橋桁の架設予定地点を挟んで反対側の橋脚より後方にかけて間隔をあけて支保工または橋脚を立設し、それらの支保工上または橋脚上に跨って一定長の橋桁(部材)を後方へ直列に連結して設置し、5)前記軌条設備を走行可能な台車を介して前記橋桁を前方へ送り出し、前記手延べ機を備えた先頭の橋桁が反対側の橋脚上の既設橋桁に到達した状態で、両方の橋桁垂直面を突き合わせて連結したのち、6)前記先頭の橋桁から手延べ機を撤去するか、することを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, the hand girder delivery construction method for a bridge girder according to the present invention includes: a) standing a bridge pier facing each other across a planned construction point of the bridge girder, and one of the pair of piers. Supports or piers are erected on the side of the bridge pier behind the pier, and a fixed-length bridge girder (member) is installed in series on the support or over the pier. delivery by connecting a hand total machine top girder to be newly laid from pier side, the hand total formula feeding erection method of bridge beam which spans the bridge girder between the pair of piers, b) on both sides at the tip of the head of the bridge girder The joints are respectively connected to the abdominal plate and extended upward, and the lower ends of both side plates of the connecting structure are connected to the joints on both sides by a joint member, and the above-mentioned hands are extended to the vertical edges on both ends of the connecting structure. Connect the vertical edges on both sides of the base end of the machine with a joint member in a butted state. , Projecting the hand extender forward from the top of the leading end of the bridge girder through the connecting structure, and standing up a support or bridge pier with a gap extending backward from the pier on the side where a new bridge girder is sent out. The bridge girder of a certain length is connected in series to the rear side over the support or the bridge pier, and c) a carriage in which the bridge girder connected in series is directly or indirectly installed on the support or the pier, Rollers, rollers, non-friction plates, etc. are supported so that they can move forward, and the front bridge girder equipped with the above-mentioned handrailing machine reaches the existing bridge girder on the opposite pier, so that both bridge girder vertical surfaces are D) Remove the handrail from the top bridge girder,
Alternatively, as described in
上記の構成からなる本発明(請求項1または請求項2)の橋桁の手延べ式送り出し架設工法によれば、手延べ機が先頭の橋桁の上側に設けられているので、橋桁を架設完成時と同じ高さで送り出すことができ、送り出し後の橋桁の降下作業が不要になる。また、橋桁の降下作業前に手延べ機を撤去しなければならないが、本発明の架設工法では、架設予定の橋桁とこれを連結する既設橋桁とに高さの差(段差)がなく、また手延べ機は橋桁の上側に連結されているので、手延べ機を撤去せずに両方の橋桁を突き合わせて連結できる。したがって、特に交差点上での架設作業に際して、交通規制は橋桁の送り出し時のみに行えばよいから、交通障害を最小限な1回だけにすることができるとともに、交通規制時間も大幅に短縮することができる。さらに、一定長の橋桁(部材)を橋桁が送り出されるたびに後端に順次連結しながら送り出すので、橋桁の先端が反対側の既設橋桁に到達するまでに、多数連の橋桁(部材)を連結して長尺の橋桁を形成できるので、連結作業が効率よく行える。さらにまた、手延べ機は先頭の橋桁の先端部上に連結構を載置して連結したうえで、その連結構の先端垂直面に前方へ張り出して連結するので、手延べ機を撤去する際に連結構ごと取り外して撤去したり、先に連結構の先端から手延べ機を取り外してから連結構を橋桁から撤去したり、作業の状況に応じて撤去の仕方を選択でき、また連結構は手延べ機の長さに拘わらず繰り返し使用することができ経済的である。
According to the bridge girder manual delivery construction method of the present invention (
請求項3に記載のように、前記橋桁を送り出す側の先頭の前記橋脚より後方に間隔をあけて立設した前記橋脚上に門構を立設し、該門構の上端水平部下に一対のアップリフト止めローラーを下向けに吊設し、架設予定の前記橋桁の後方へ直列に連結した橋桁の後部側を前記アップリフト止めローラーに当接させて支持することができる。
The gate structure is erected on the pier that is erected with a space behind the leading pier on the side where the bridge girder is sent out as defined in
請求項3記載の橋桁の手延べ式送り出し架設工法によれば、架設予定の連結した前記橋桁の後部側を前記アップリフト止めローラーに当接させて支持して橋桁の後部側がアップリフトするのを防止したから、送り出す側の橋桁の後方に広いスペースがなく、橋桁を十分に長く連結できない場合にも有効である。
According to the handed-out delivery construction method of the bridge girder according to
本発明に係る橋桁の手延べ式送り出し架設工法は、架設予定の先頭橋桁の先端上部に連結構を介して手延べ機の基端部を連結して手延べ機を前方へ張り出させた状態で、架設地
点を挟んで反対側の橋脚上へ送り出すので、橋桁を架設完了状態と同じ高さで送り出せ、送り出し後の橋桁の降下作業が不要になる。また、手延べ機の撤去を橋桁の送り出し作業の後でゆっくりと行えるので、撤去作業が容易になる上に、架設作業時間(日数)が大幅に短縮されるとともに、特に交差点上での作業にあっては交通規制は橋桁の送り出し時にだけ行えばよく、従来の送り出し架設工法に比べて交通規制時間が極めて短くなる。
The handrail-type delivery construction method of the bridge girder according to the present invention is a state in which the handrail is extended forward by connecting the base end portion of the handrail through the connecting structure to the upper end of the top bridge girder to be erected. Therefore, the bridge girder is sent out on the opposite pier with the installation point in between, so that the bridge girder can be sent out at the same height as the installation completion state, and the descent work of the bridge girder after sending out becomes unnecessary. In addition, the removal of the handrail can be performed slowly after the bridge girder is sent out, so that the removal work becomes easier and the construction work time (days) is greatly shortened. In that case, the traffic regulation only needs to be performed at the time of sending out the bridge girder, and the traffic regulation time becomes extremely short compared with the conventional delivery construction method.
以下、本発明に係る橋桁の手延べ式送り出し架設工法について実施の形態を図面に基づいて説明する。 DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a bridge girder hand-out delivery construction method according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図1(a)〜(c)は本発明の実施例1に係る手延べ式送り出し架設工法の手順を順に示す側面図であり、図2は本発明の手延べ式送り出し架設工法に用いる手延べ機と橋桁との連結状態の一例を拡大して示す一部を省略した側面図、図3は図2のA−A線矢視断面図である。 1 (a) to 1 (c) are side views sequentially showing the procedure of the hand-drawn delivery construction method according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a hand-drawing method used in the hand-feeding delivery construction method of the present invention. The side view which abbreviate | omitted and shown a part which shows an example of the connection state of a machine and a bridge girder, FIG. 3 is AA arrow sectional drawing of FIG.
図1に示すように、本発明の手延べ機5は架設予定の橋桁1の先端上部より前方へ張り出して連結されている。橋桁1は複数連の一定長の橋桁(以下、橋桁部材という))1A〜1Hをその長手方向に直列に順次連結してなり、図2に示すように、先頭の橋桁部材1Aの先端部上面に、例えば側方より見て五角形の連結構2を取り付けるが、あらかじめ橋桁部材1Aの先端部において両側の腹板1bの上端に、それぞれ側方より見て長方形の板状の仕口3の下端を溶接で一体に連接しておく。そして、両側の仕口3の上端上に連結構2の両側板の下端を図3に示すように載置した状態で、継手部材として本例ではボルト継手6により一体に連結する。ボルト継手6は多数のボルト貫通孔(図示せず)を有する一対の長方形の板材とボルト・ナットからなり、仕口3の上部および連結構2の両側板下部の、ボルト継手6のボルト貫通孔に対応する位置に貫通孔(図示せず)を設け、仕口3および連結構2に跨って一対のボルト継手6により仕口3および連結構2の側板を両側から挟み付け、この状態でそれらを貫通する多数のボルト6aのねじ部にナット(図示せず)を螺合して締め付け、一体に連結するものである。同様に、連結構2の先端垂直端に手延べ機5の基端垂直端を突き合わせた状態で、ボルト継手6により一体に連結している。なお、継手部材としてはボルト継手6に限定するものではなく、例えば溶接継手が使用できる。
As shown in FIG. 1, the
図1に示すように、本実施例は交差地点において直交する道路Xを跨いで交差橋を架設する際に適用した工法で、道路Xを挟んで両側に橋脚7・8が立設されている。架設予定の橋桁1を図1の左側の橋脚7から前方(左側)へ送り出し、右側の橋脚8上の既設橋桁9と連結する。この既設の橋桁9は、橋脚8から一定の間隔をあけて右側に立設した複数の橋脚(図示せず)上に跨って設置され、また橋脚間に立設された支保工としての固定ベント10によっても支持されている。
As shown in FIG. 1, the present embodiment is a construction method applied when an intersection bridge is constructed across an orthogonal road X at an intersection, and
一方、架設予定の橋桁1は、橋脚7とこの橋脚7から一定の間隔をあけて立設した橋脚11との間および橋脚11と他の橋脚(図示せず)との間に複数の固定ベント12が立設され、それらの固定ベント12上に跨って設置した、送り出し設備として本例では軌条設備13・14のうち、先端側の軌条設備13上に走行可能に載置された台車15を介して支持される。この状態では、橋桁1は橋脚7・11の上方に位置し直接支持されていない。また先端の手延べ機5は、橋脚7より前方の道路Xの上方へ張り出している(図1(a))。
On the other hand, the
橋桁1は台車15の移動によって前方へゆっくりと送り出され、これに伴って橋桁1の後端部の橋桁部材1Hに順次一定長の橋桁部材1I〜1Kを連結していく。なお、橋桁部材1I〜1Kの連結作業は、例えば図4に示すようにトラッククレーン21で吊り上げて行うことができる。また、この状態で、橋桁1は先端の橋脚7上に支持され、台車15は軌条設備13上を後方の元の位置へ戻り、軌条設備14上に別の台車16が走行可能に載置されて橋桁1の後端部側が支持される。こうして、軌条設備13・14上を走行可能な2台の台車15・16の移動に伴って、手延べ機5の先端部が前方へ送り出され道路Xを跨いで反対側の橋脚8上の既設橋桁9の先端部に到達する(図1(b))。
The
橋桁1は台車15・16の移動に伴ってさらに前方へ送り出され、橋桁1の後端には一定長の橋桁部材1L〜1Pが順次連結される。こうして、先頭の橋桁部材1Aの先端が、既設橋桁9の先端に突き合わされ、連結される。この状態で、橋桁1は各橋脚7・11上に設置され支持される(図1(c))。なお、手延べ機5は先頭の橋桁部材1Aに連結されたままで、既設橋桁9上に位置するが、橋桁1は既に既設橋桁9と一体に連結されているので、従来の架設工法と違って道路Xの交通規制をする必要はない。もちろん、従来のような橋桁1の降下作業は不要で省略できるほか、手延べ機5の撤去作業は既設橋桁9上でゆっくり行えばよく、もちろん交通規制の必要もない。
The
図4および図5は実施例2に係る手延べ式送り出し架設工法を示す図面で、図4は側面図、図5は図4のB−B線矢視断面図で、拡大して表している。 4 and 5 are drawings showing a hand-drawn delivery construction method according to the second embodiment, FIG. 4 is a side view, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. .
本実施例の架設工法が上記実施例1と相違するところは、図5に示すように先端の橋脚7の後方側に立設した橋脚11上に門構22を立設し、門構22の上端水平部22a下に一対のアップリフト止めローラー23・23を下向けに吊設し、架設予定の橋桁1の後部側がアップリフトするのを防止したことである。本例は送り出す側の、橋桁1の後方に広いスペースがなく、橋桁1を十分に長く連結できない場合に有効である。その他の構成お
よび架設工法については上記実施例1と共通するので、共通する構成部材は同一の符号を用いて図面に示し、説明を省略する。
The construction method of the present embodiment is different from that of the first embodiment in that the
以上に本発明の架設工法について2つの実施例を挙げたが、本発明は下記のように実施することもできる。 Two examples of the construction method of the present invention have been described above, but the present invention can also be implemented as follows.
1.軌条設備13・14などを設けずに橋脚あるいは固定ベントなどの支保工上に、台車、ローラー、ころ、ノンフリクションプレートなどを設置して、水平ジャッキで橋桁1を送り出すことができる。
1. A bridge, a roller, a roller, a non-friction plate, etc. can be installed on a support such as a bridge pier or a fixed vent without providing the
2.台車15・16を使用する代わりに、台車を備えた複数の移動ベント上に跨って橋桁1を設置し、移動ベントをワイヤーによりウインチで引っ張って送り出してもよい。
2. Instead of using the
3.上記1.において橋桁1の先端をワイヤーによりウインチで引っ張って送り出してもよい。
3. Above 1. The tip of the
1 橋桁
1A〜1P橋桁部材
1b腹版
2 連結構
3 仕口
5 手延べ機
6 ボルト継手(継手部材)
6aボルト
7・8 ・11 橋脚
9 既設橋桁
10・12 固定ベント
13・14 軌条設備(送り出し設備)
15・16 台車
21 クレーン
22 門構
23 ローラ
X 道路(交差点)
DESCRIPTION OF
15.16 trolley 21
Claims (3)
先頭の橋桁の先端部において両側の腹板上に仕口をそれぞれ連接して上方へ延設し、両側の仕口上に連結構の両側板下端部を継手部材にて連結し、該連結構の先端両側垂直縁に前記手延べ機の基端両側垂直縁を突き合わせ状態で継手部材にて連結し、前記連結構を介して先頭の前記橋桁先端上部より手延べ機を前方へ張り出させ、新しい橋桁を送り出す側の前記橋脚より後方にわたり間隔をあけて支保工または橋脚を立設し、それらの支保工上または橋脚上に跨って一定長の橋桁を後方へ順次直列に連結するとともに、
一連に連結した前記橋桁を前記支保工上または前記橋脚上に直接または間接的に設置した台車、ころ、ローラー、ノンフリクションプレートなどで移動可能に支持して前方へ送り出し、前記手延べ機を備えた先頭の橋桁が反対側の橋脚上の既設橋桁に到達した状態で、両方の橋桁垂直面を突き合わせて連結したのち、前記先頭の橋桁から手延べ機を撤去することを特徴とする橋桁の手延べ式送り出し架設工法。 Establish piers that face each other across the planned construction point of the bridge girder, and set up a support pier or pier on one pier side of the pair of piers with a gap from the pier to the rear, and on those support works. Alternatively, a bridge girder of a certain length spans over the bridge pier and is connected in series in the rear, and a bridge girder newly constructed from the other pier side is connected and sent out, and the bridge girder is connected between the pair of bridge piers. In the handed-out delivery construction method of the bridge girder
At the leading end of the leading bridge girder, the joints are connected and extended upward on the abdominal plates on both sides, and the lower ends of both side plates of the connecting structure are connected to the joints on both sides with joint members. Connect the vertical edges of both sides of the handrail to the vertical edges on both sides of the leading edge with a joint member in abutment, and project the handwheel to the front from the top of the leading end of the bridge girder through the connecting structure. A support work or a bridge pier is erected at a distance from the pier on the side where the bridge girder is sent out, and a fixed length bridge girder is serially connected to the rear of the support work or the bridge pier in series.
The bridge girder connected in series is movably supported by a carriage, roller, roller, non-friction plate, etc. installed directly or indirectly on the support or on the bridge pier, and is fed forward, and includes the handrail The bridge girder is characterized in that after the first bridge girder reaches the existing bridge girder on the opposite pier, the vertical surfaces of both bridge girder are connected to each other, and then the handrail is removed from the first bridge girder. Total delivery construction method.
前記一対の橋脚のうち橋桁を送り出す側の橋脚より後方にわたり間隔をあけて支保工または橋脚を立設し、それらの支保工上または橋脚上に跨って軌条設備を設置したのち、該軌条設備上で架設予定の一定長の橋桁を後方へ順次直列に連結するとともに、先頭の橋桁の先端部において両側の腹板上に仕口をそれぞれ連接して上方へ延設し、両側の仕口上に連結構の両側板下端部を継手部材にて連結し、該連結構の先端両側垂直縁に前記手延べ機の基端両側垂直縁を突き合わせ状態で継手部材にて連結し、前記連結構を介して先頭の前記橋桁先端上部より手延べ機を前方へ張り出させる一方、
橋桁の架設予定地点を挟んで反対側の橋脚より後方にかけて間隔をあけて支保工または橋脚を立設し、それらの支保工上または橋脚上に跨って一定長の橋桁を後方へ直列に連結して設置し、
前記軌条設備を走行可能な台車を介して前記橋桁を前方へ送り出し、前記手延べ機を備
えた先頭の橋桁が反対側の橋脚上の既設橋桁に到達した状態で、両方の橋桁垂直面を突き合わせて連結したのち、前記先頭の橋桁から手延べ機を撤去することを特徴とする橋桁の手延べ式送り出し架設工法。 Establishing opposite piers across the planned construction point of the bridge girder,
A support or bridge pier is erected at a distance from the pier on the side where the bridge girder is sent out of the pair of bridge piers, and after installing the rail equipment on the support or on the bridge pier, At the tip of the top bridge girder, the bridges of a certain length planned to be installed are connected sequentially in series, and the joints are connected to the abdomen on both sides and extended upward, and connected to the joints on both sides. The lower end portions of both side plates of the structure are connected by a joint member, and the vertical edges on both ends of the jointing machine are connected to the vertical edges on both ends by the joint member in a state of abutting with each other. while the beginning of the bridge girder tip upper Ru allowed overhang hand total machine forward,
Supporters or piers are erected at intervals behind the opposite piers across the planned construction point of the bridge girder, and bridges of a certain length are connected in series rearwardly on those supports or on the piers. Installed,
The bridge girder is fed forward through a carriage that can travel the rail facility, and both bridge girder vertical surfaces are brought into contact with each other with the leading bridge girder equipped with the handrail reaching the existing bridge girder on the opposite pier. And then connecting the bridge girder from the top bridge girder.
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JP2004204187A JP3905099B2 (en) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | Hand girder delivery construction method for bridge girder |
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