JP3903192B2 - 高強度繊維複合材ケーブルの交差部構造 - Google Patents

高強度繊維複合材ケーブルの交差部構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はケーブル構造物として使用される高強度繊維複合材ケーブルの交差部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
吊橋類においては桁などの物体の荷重を支える手段としてケーブル構造物が使用される。かかるケーブル構造物においては、メインケーブルとハンガーバンドが交差状に接続されている。また、ケーブルネット構造物はネットを構成するケーブル同士が交差状に接続されている。
【0003】
こうしたケーブル構造物のケーブルとしては、従来一般にワイヤロープが使用され、ケーブルの交差部で2つ割り状の交点金具を用いて一方のケーブルを直接掴持し、交点金具の自由端に他方のケーブルを接続し、あるいは2つ割り状の2つの交点金具にケーブルを掴持し、それら交点金具を重合しボルトナット類で結合するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ケーブルとしてワイヤロープを使用した場合、ケーブルそれ自体の重量が重く、耐食性や引張り疲労性でも問題がある。この点から、ワイヤロープに代えて高強度繊維複合材でケーブルを構成し、その高強度性、低伸度性の特性と軽量性、高耐食性および高い耐引張り疲労性を活用してケーブル構造物の寿命の延長、自重の軽減を図らんとする試みがなされている。
【0005】
しかし、高強度繊維複合材ケーブルは、直径方向の局部的なせん断力や表面の傷、微小曲率での曲げ等に弱い特性を有している。このため、ワイヤロープと同じような交点金具でケーブルを直接掴んで構成した場合には、次のような問題が発生する。
【0006】
▲1▼側圧によりケーブルの局部に応力が集中し、せん断破壊を起して強度が低下したり破断する。
▲2▼交差部に生ずる滑動力により金具との接点でケーブルの表面組織が破壊され、滑りが起り、またこれによっても強度が低下する。
▲3▼交差部は通常の場合屈曲が作用するので、交点金具口元でケーブルの曲げ破壊が発生する。
▲4▼高強度繊維複合材ケーブルは材質によっては金属の接触により電解腐食が発生する。
【0007】
本発明は前記のような問題点を解消するためになされたもので、その目的とするところは、直径方向の局部的なせん断力や表面の傷、微小曲率での曲げ等に弱い特性をカバーしつつ交差部に生ずる滑動を確実に拘束することができ、高強度繊維複合材ケーブルの使用による利点を生かした寿命が長く自重の軽減されたケーブル構造物の交差部構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、高強度繊維複合材からなるケーブルの長手方向の途中に設けられ他のケーブルを交差状に接続するための交差部構造であって、平坦な合せ部と、高強度繊維複合材からなるケーブル体を半径方向から囲む半円弧状の筒形成用部と、他のケーブル端を接続するための連結用合せ部を備え、かつ前記筒形成用部は中間に定着用膨張材の注入部を有し、両端内側には、外方に向かって径が拡大する曲率を持った開口部を有する緩衝部材を取り付けた2つ割り筒状ケーシングと、前記緩衝部材より内側の範囲だけ高強度高弾性率繊維の撚り合わせ体を直接露出させたケーブル体と、前記筒形成用部内に充填され膨脹圧で筒形成用部とケーブル体3を一体化させた定着用膨脹材6とを備えていることを特徴としている。
【0010】
なお、本発明において、「ケーブル体」とは、ストランドからなる場合、ストランドを複数本集合させたケーブルからなる場合および前記ケーブルを複数本集合させた束ケーブルである場合を含んでいる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
図1ないし図4は本発明による交差部構造の第1態様を示している。この態様はT字状交差形式のものであり、代表的な適用例として図4のような吊橋のハンガーバンドがあげられる。
図4において、aは塔体、bは橋台、cは高強度繊維複合材からなるケーブルであり、前記橋台bから塔体aの塔頂サドルa’を介して架設されている。dは桁であり、前記ケーブルcに設けた本発明の交差部構造Aを介して連結されたハンガーロープeに吊持されている。
【0012】
本発明による交差部構造Aを詳述すると、1は鋼などの金属からなる2つ割り筒状ケーシングであり、平坦な合せ部10と半円弧状の筒形成用部11と平坦な連結用合せ部12とを有している。前記合せ部10,10と連結用合せ部12,12は各々重合され、ボルトナットで締結されることに合体され、筒形成用部11,11でトンネル状の貫通孔が形成されるようになっている。連結用合せ部12には他のケーブル3’が接続される。ケーブル3’はこの場合、ワイヤロープであってもよい。前記2つ割り筒状ケーシング1のいずれかの筒形成用部11には、後述する定着用膨脹材の注入部110と排気部111とが設けられている。
【0013】
筒形成用部11,11の両端内側には、筒形成用部11,11が合体したときにリング状となるように周方向で2分割された緩衝部材4が接着などによって取り付けられている。緩衝部材4は非金属たとえばMCナイロンなどの硬質プラスチックからなり、図2(a)のように端部に外方に向かって径が拡大するように曲率した開口部40が形成されている。
【0014】
3はケーブル体であり、超高分子量ポリエチレン、全芳香族ポリアラミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維など強度が20g/d以上、弾性率が500g/d以上の高強度高弾性率繊維を用いて作られたスパイラル撚り形式のもの、編組形式のもの、または平行に引き揃えた形式のものが用いられ、樹脂を含浸したり外層に被覆するなどして複合化されている。
この例では、ケーブル体3は複数本(図面では4本)の束ケーブル3aを平行状に引き揃えた集合体からなっている。前記束ケーブル3aは、それぞれ高強度高弾性率繊維の集合体300(ヤーンやフィラメントなど)を複数本(たとえば7本)撚り合わせ、ポリエチレンやポリエステルなどの樹脂被覆301を施したストランド30aを複数本(図面では7本)平行状に引き揃えることで構成されている。
【0015】
そして、前記ケーブル体3は、2つ割り筒状ケーシング1を取り付ける領域、正確には後述する両端のシール部より内側の範囲だけ前記樹脂被覆301が除去され、高強度高弾性率繊維の撚り合わせ体が直接露出されている。
【0016】
前記ケーブル体3には2つ割り筒状ケーシング1が半径方向から外周を囲むように取り付けられる。5は筒形成用部11,11の両端内側の緩衝部材4とケーブル3との間のすき間を埋めるパッキンである。該パッキン5はエポキシ系粘土など硬化型の樹脂系粘土が用いられる。緩衝部材4が2分割されている場合には、それらの当接すき間にも前記パッキン5が詰め込まれる。
【0017】
6は前記筒形成用部11,11て作られたトンネル状の貫通孔に充填された定着用膨脹材であり、これにより筒形成用部11,11とこれに容入されているケーブル3が一体化されている。
【0018】
定着用膨脹材6は凝固時に膨脹する特性を有する可塑物質であり、代表的なものとしては、数種の膨脹性物質を配合し、粉砕、焼成した膨脹材とセメントとの混合物があげられる。その例としては、セメントー高炉スラグ−ボーキサイト−石膏系、セメント−石灰−石膏系、カルシウムアルミネート−石灰−石膏系などがあげられる。
【0019】
定着用膨脹材6は水などの用液と混合されてたとえば水/セメント比20〜30%の液状ないしスラリー状にされ、この状態でポンプなどから注入部110を通して緩衝部材4とパッキン5からなる端部シール部で区画された領域に注入される。前記領域内の空気は排気部111から排出される。
定着用膨脹材6はその流動性によって露出状態にある高強度高弾性率繊維の表面や撚りの谷間のすみずみまで行き渡り、さらにストランド30a相互間のすき間を埋める。この状態で養生することにより、定着用膨脹材6は凝固時に膨脹し、それによって筒形成用部11,11内で静水圧的な膨脹圧が発生し、筒形成用部11,11とケーブル3とが強固に結着される。
【0020】
図5と図6は本発明による交差部構造構造の第2態様を示している。この態様は十字状交差形式のものであり、代表的な適用例としてケーブルネット構造があげられる。
この態様においては、盤状ないしブロック状をなした2つ割りケーシング1’,1”(以下2つ割り盤状ケーシングという)が複数組(図示するものでは2組)使用されている。それぞれの2つ割り盤状ケーシング1’,1”は合せ面にケーブル3の断面積よりも十分に大きな溝13,13が形成されており、それら溝13,13が合わされることによりトンネル状の貫通孔が形成され、これにケーブル体3の要部が容入されるようになっている。
この実施例では、ケーブル体3はストランド30aを複数本(図面では7本)平行状に引き揃えた束ケーブル3aからなっている。
【0021】
溝13,13は図6(a)(b)のように両端部に段部を介して拡大部130,130が形成されており、この領域に緩衝部材4が配置され、その内側にケーブル体3との間にパッキン5が充填されている。前記緩衝部材4とパッキン5からなる両端シール部よりも内側に位置するケーブル体3の部分は、高強度高弾性率繊維が露出されている。
【0022】
一方の2つ割り盤状ケーシング1’(図面では下側)は、溝13,13よりも外側の位置に板厚を貫通する通孔が複数個配設されており、それら通孔にボルト14を挿通し、ナットを螺合することにより2つ割り盤状ケーシング1’は合体し一体化されている。
【0023】
また、前記2つ割り盤状ケーシング1’は上面に嵌め込み用溝100を有しており、その嵌め込み用溝100に他方の2つ割り盤状ケーシング1”(図面では上側)がはめこまれることにより十字状に位置決めされるようになっている。そして重なりあう2つ割り盤状ケーシング1’,1”の領域には、図6(a)のように全厚さを貫く貫通孔が複数個形成されており、それら貫通孔にボルト15を挿通し、ナットを螺合することにより2つ割り盤状ケーシング1’,1”が十字状に連結されている。
【0024】
前記各2つ割り盤状ケーシング1’,1”のうちの一方のものは図示しないが溝13に通じる注入部が設けられ、他方のものには,外部に通じる排気部が設けられている。そして、トンネル状の貫通孔には定着用膨脹材6が充填され、それが露出されている高強度高弾性率繊維に付着しつつ、貫通孔を満たし、この状態で凝固時に膨脹し、それによって2つ割り盤状ケーシング1’,1”内で静水圧的な膨脹圧が発生し、2つ割り盤状ケーシング1’,1”とケーブル体3,3とを強固に結着している。
緩衝部材4、パッキン5および定着用膨脹材6は第1態様と同様であるから、その説明を援用する。
【0025】
なお、実施例では2つ割り盤状ケーシング1’,1”は2段(2組)であるが、3段(3組)あるいはそれ以上である場合も適用されることはもちろんである。
第1実施例ではケーブル体3は複数の束ケーブル3aからなっているが、単一の束ケーブル3aあるいは、ストランド30aを太くしたものから構成されていてもよいことはもちろんである。
【0026】
【実施例の作用】
本発明の第1態様においては、ケーブル体3を囲むように取り付けた2つ割り筒状ケーシング1の筒形成用部11,11に定着用膨脹材6を注入し、これが凝固することによる膨脹力で生ずる摩擦力でケーブル体3を固定するため、ケーブル体にかかる応力の集中が避けられ、ケーブル体3に均一な圧力を加えることができる。
【0027】
第2態様においても、各2つ割り盤状ケーシング1’,1”のケーブル体3,3を囲むトンネル状の貫通孔に定着用膨脹材6,6を注入し、これが凝固することによる膨脹力で生ずる摩擦力でケーブル体3,3を固定するため、ケーブル体にかかる応力の集中が避けられ、ケーブル体3,3に均一な圧力を加えることができる。したがって高強度高弾性率繊維から構成されるケーブル体が、側圧によりせん断破壊を起して強度が低下したり破断することが適切に防止される。
【0028】
また、定着用膨脹材6の膨脹力によりケーブル体3と2つ割り筒状ケーシング1あるいは2つ割り盤状ケーシング1’,1”とを一体化させることで強力な摩擦力を得るため、交差部に生ずる滑動力により金具との接点でケーブルの表面組織が破壊され、滑りが起る心配もない。すなわち、ケーブル体3に損傷を与えることなく、交差部での滑動を確実に拘束することができる。
【0029】
また、2つ割り筒状ケーシング1の筒形成用部11,11と2つ割り盤状ケーシング1’,1”の貫通孔はともに両端内側に緩衝部材4,4を取り付けており、その緩衝部材4,4は開口が曲率をもって開いているため、ケーブル体3が軸方向と直角方向に曲げられても、緩衝部材4,4によって応力を吸収することができ、したがって、ケーブル体の曲げによる損傷の発生を防止することができる。
また、ケーブル3は金属製の2つ割り筒状ケーシング1や2つ割り盤状ケーシング1’に直接接触することがないため、ケーブル3の電解腐食も発生することがない。
【0030】
また、作業上も、2つ割り筒状ケーシング1または2つ割り盤状ケーシング1’,1”を分離した状態でケーブル3の側方からかぶせ、両端内側に緩衝部材4,4とパッキン5,5を取り付けて両端をシールし、この状態で2つ割り筒状ケーシング1または2つ割り盤状ケーシング1’,1”の内部に定着用膨脹材6を注入し、養生するだけでよいので、現場にて簡単に施工することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明した本発明の請求項1によるときには、高強度繊維複合材からなるケーブルの長手方向の途中に設けられ他のケーブルを交差状に接続するための交差部構造であって、平坦な合せ部10と、高強度繊維複合材からなるケーブル体3を半径方向から囲む半円弧状の筒形成用部11と、他のケーブル端を接続するための連結用合せ部12を備え、かつ前記筒形成用部11は中間に定着用膨張材の注入部110を有し、両端内側には、外方に向かって径が拡大する曲率を持った開口部40を有する緩衝部材4を取り付けた2つ割り筒状ケーシング1と、前記緩衝部材4より内側の範囲だけ高強度高弾性率繊維の撚り合わせ体を直接露出させたケーブル体3と、前記筒形成用部11内に充填され膨脹圧で筒形成用部11とケーブル体3を一体化させた定着用膨脹材6とを備えているので、高強度繊維複合材ケーブルの直径方向の局部的なせん断力や表面の傷、微小曲率での曲げ等に弱い特性をカバーし、ケーブル体に損傷を与えずに交差部に生ずる滑動を確実に拘束することができ、これにより高強度繊維複合材ケーブルの使用による利点を生かして、寿命が長く、自重の軽減されたT字状ケーブル交差構造物を形成できるというすぐれた効果が得られる。
また、2つ割り筒状ケーシング1の筒形成用部11,11は両端内側に緩衝部材4,4を取り付けており、その緩衝部材4,4は開口が曲率をもって開いているため、ケーブル体3が軸方向と直角方向に曲げられても、緩衝部材4,4によって応力を吸収することができ、したがって、ケーブル体の曲げによる損傷の発生を防止することができる。
また、ケーブル3は金属製の2つ割り筒状ケーシング1に直接接触することがないため、ケーブル3の電解腐食も発生することがない。
また、作業上も、2つ割り筒状ケーシング1を分離した状態でケーブル3の側方からかぶせ、この状態で2つ割り筒状ケーシング1の内部に定着用膨脹材6を注入し、養生するだけでよいので、現場にて簡単に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による交差部構造の第1態様を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1の縦断側面図、(b)はその一部拡大図、(c)はストランドの拡大断面図である。
【図3】(a)は図2のX−X線に沿う断面図、(b)は図2のY−Y線に沿う断面図である。
【図4】第1態様の使用例を示す説明図である。
【図5】本発明の第2態様を示す斜視図である。
【図6】(a)は図5の中央線に沿う断面図、(b)は図5のZ−Z線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 2つ割り筒状ケーシング
1’,1” 2つ割り盤状ケーシング
3 ケーブル体
4 緩衝部材
5 パッキン
6 定着用膨脹材

Claims (1)

  1. 高強度繊維複合材からなるケーブルの長手方向の途中に設けられ他のケーブルを交差状に接続するための交差部構造であって、平坦な合せ部(10)と、高強度繊維複合材からなるケーブル体(3)を半径方向から囲む半円弧状の筒形成用部(11)と、他のケーブル端を接続するための連結用合せ部(12)を備え、かつ前記筒形成用部(11)は中間に定着用膨張材の注入部(110)を有し、両端内側には、外方に向かって径が拡大する曲率を持った開口部(40)を有する緩衝部材(4)を取り付けた2つ割り筒状ケーシング(1)と、前記緩衝部材(4)より内側の範囲だけ高強度高弾性率繊維の撚り合わせ体を直接露出させたケーブル体(3)と、前記筒形成用部(11)内に充填され膨脹圧で筒形成用部(11)とケーブル体(3)を一体化させた定着用膨脹材(6)とを備えていることを特徴とする高強度繊維複合材ケーブルの交差部構造。
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