JP3901001B2 - 携帯可能電子媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書き換え可能なメモリ及びCPUなどの制御素子を有する携帯可能電子媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯可能電子媒体は、メモリを分割して、データエリアを確保し、そのデータエリアを定義するエリア定義情報を記憶する発行処理においては、携帯可能電子媒体は外部装置からデータエリアを生成するエリア生成命令を受信すると、メモリよりその命令で指定されたデータエリアの大きさ分とそのデータエリアを定義するエリア定義情報を記憶するエリアを確保し、データエリアとして確保したエリアの先頭アドレス等からなるエリア定義情報を記憶して、処理結果としての応答データを外部装置へ送信してエリア生成命令を終了する。
【0003】
そして、初期値として特定のデータをデータエリアへ記憶させたい場合には、外部装置からの書き込み命令を送ってデータエリア全体が初期値となるように、書き込み命令を繰り返す。このような処理では、携帯可能電子媒体と外部装置それぞれが命令や応答を複数回送受信し、命令データや、応答データの処理などで、送受信時間やデータ処理時間が無駄になっていた。
【0004】
また、国際規格ISO/IEC 7816-4にて規格化されている書き込み命令にWRITE BINARYコマンド及びWRITE RECORDコマンドがあり、これらの書き込み命令は書き込み対象となるデータ部分がバージンデータの時に書き込み処理を実行することが書かれているが、このバージンデータの値が何であるかは特に規定されていない。そのため、これらの書き込み処理のなかで固定データを特定し処理を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は係る従来技術の現状を鑑みてなされたもので、データエリアに記憶させるデータの初期値に関する問題を解決する携帯可能電子媒体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明において上記の課題を達成するために、まず請求項1の発明では、書き換え可能なデータメモリ部と、このデータメモリ部に対してアクセスを行うための制御部とを有し、外部装置との間でデータの送受信を行う携帯可能電子媒体において、
前記データメモリ部は、データを記憶するための複数のデータエリアと各データエリアごとのデータエリアの先頭アドレスや大きさを定義するエリア定義情報を記憶しており、前記エリア定義情報にそのエリア定義情報で定義されたデータエリアのデータがどのような値を初期値とするかを指示する初期値情報を付加して記憶することを特徴とする携帯可能電子媒体としたものである。
【0007】
また請求項2の発明では、請求項1記載の携帯可能電子媒体において、データエリアとエリア定義情報を記憶するエリアとをデータメモリ部に生成する際に、エリア定義情報を記憶するエリアにエリア定義情報を書き込むとともに、前記エリア定義情報の初期値情報に基づいた初期値を生成するデータエリア全体に書き込むことを特徴とする携帯可能電子媒体としたものである。
【0008】
また請求項3の発明では、請求項1記載の携帯可能電子媒体において、あるデータエリアのデータを消去する際に、そのデータエリアのエリア定義情報の初期値情報に基づいて初期値をデータエリア全体に書き込むことを特徴とする携帯可能電子媒体としたものである。
【0009】
また請求項4の発明では、請求項1記載の携帯可能電子媒体であって、外部装置から受信した書き込み命令を処理するときに、データエリア内の書き込み対象部分のデータ値が初期データの時に書き込み処理を行う書き込み命令機能を持っている携帯可能電子媒体において、その書き込み命令を外部装置から受信した場合に、データエリア内の書き込み対象部分である全てのデータ値とそのデータエリアのエリア定義情報の初期値情報とを比較する比較機能と、その比較の結果が全て等しい場合に書き込みを実行する書き込み機能を設けたことを特徴とする携帯可能電子媒体としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を説明する。
【0011】
1.携帯可能電子媒体の構成
携帯可能電子媒体は、図1に示すように、データの書き込み読み出しが可能なデータメモリ部と、携帯可能電子媒体を制御するプログラムを格納するプログラムメモリ部と、データメモリ部に対してアクセスを行うための制御部とを有し、外部装置と電気的に接触又は電波的に非接触にて通信及び電源の供給を受け、外部装置との間でデータの送受信を行う。
【0012】
2.データメモリ部の構成
データメモリ部は、図2に示すように、データを記憶するための複数のデータエリア群と、各データエリアごとのデータエリアのエリアID、先頭アドレス、エリアサイズ、や初期値情報、等を定義するエリア定義情報群を記憶するエリアとを有する。
【0013】
ここで、エリアID(01,02,03,...,1D,1E)はエリアを識別する情報で、先頭アドレス(AD01、AD02,AD03,...,AD1D,AD1E)はそのエリア定義情報が定義するデータエリアの先頭アドレスを示す情報で、エリアサイズ(SZ01、SZ02,SZ03,...,SZ1D,SZ1E)は定義しているデータエリアのサイズを示す情報で、初期値情報(FF、00,20,...,FF,55)は定義しているデータエリアの生成時や消去時に初期データとしてデータエリアを書き換える情報である。
【0014】
例えば、エリアIDが03のエリア定義情報が定義するデータエリアは、先頭アドレスAD03から始まり、エリアサイズSZ03のサイズで、生成時又は消去時には20の初期値が、図2に示すように、そのデータエリア全体に書き込まれる。
【0015】
3.エリア生成命令
ここでは図3に従って、携帯可能電子媒体がエリア生成命令を外部装置から受信した時の処理フローを、以下に説明する。
【0016】
まず、携帯可能電子媒体は、外部装置からエリア生成命令を受信し(S1)、データメモリ部を分割しデータエリアとそのデータエリアを定義するエリア定義情報を書き込むエリア(以後、エリア定義情報エリアと呼ぶ)を確保する(S2)。次に、携帯可能電子媒体は、エリア生成命令よりエリアID、エリアサイズ、初期値情報と、確保したデータエリアより先頭アドレスをエリア定義情報として編集する(S3)。次に、携帯可能電子媒体は、編集したエリア定義情報を確保したエリア定義情報エリアへ書き込む(S4)。次に、携帯可能電子媒体は、エリア定義情報の初期値情報よりデータエリア全体へ初期データを書き込む(S5)。最後に、携帯可能電子媒体は、処理結果の応答を作成し、外部処理装置に送出する(S6)。
【0017】
4.データ消去命令
ここでは図4に従って、携帯可能電子媒体がデータ消去命令を外部装置から受信した時の処理フローを、以下に説明する。
【0018】
まず、携帯可能電子媒体は、外部装置からデータ消去命令を受信し(S1)、データ消去命令で指定されたエリアIDより対象のエリア定義情報を選択する(S2)。次に、携帯可能電子媒体は、選択されたエリア定義情報からエリアの先頭アドレス、エリアサイズ、初期値情報を読み出す(S3)。次に、携帯可能電子媒体は、読み出された情報からエリア定義情報の初期値情報よりデータエリア全体へ初期データを書き込む(S4)。最後に、携帯可能電子媒体は、処理結果の応答を作成し、外部処理装置に送出する(S5)。
【0019】
3.データ書き込み命令
ここでは図5に従って、携帯可能電子媒体がデータ書き込み命令を外部装置から受信した時の処理フローを、以下に説明する。
【0020】
まず、携帯可能電子媒体は、外部装置からデータ書き込み命令を受信し(S1)、データ書き込み命令により指定されたエリアIDより対象のエリア定義情報を選択する(S2)。次に、携帯可能電子媒体は、選択されたエリア定義情報からエリアの先頭アドレス、エリアサイズ、初期値情報を読み出す(S3)。次に、携帯可能電子媒体は、読み出された情報からエリア定義情報の初期値情報とデータエリア内の書き込み対象部分のデータ値を比較し(S4)、比較した結果、全て等しい場合(S5のYes)には、書き込み処理を実行する(S6)。他方、比較した結果、1つのデータでも異なっていた場合(S5のNo)には、携帯可能電子媒体は、書き込み処理を実行せずに、エラー処理結果を作成する(S7)。最後に、携帯可能電子媒体は、処理結果の応答を作成し、外部処理装置に送出する(S8)。
【0021】
例えば、図2に示す分割されたデータメモリ部のエリアID=03のデータエリアの先頭アドレスAD03から5バイトのデータに対して書き込みを行うための書き込み命令が外部装置より受信した場合に、命令により指定されたエリアID=03のエリア定義情報をエリア定義情報群より選択し、そのエリア定義情報(先頭アドレス=AD03、エリアサイズ=SZ03、初期情報値=20)を読み出します。次に読み出した初期情報値=20とデータエリア内の書き込み対象となるアドレス=AD03から5バイトを比較する。図2のアドレス=AD03から5バイトは全てデータ値=20であるから、この比較の結果は全て初期情報値と等しい結果となるため、書き込み命令で受信した5バイトのデータを5バイトの書き込み対象部分へ書き込み、処理結果の応答データを作成し、出力する。
【0022】
なお、データ書き込み命令とはデータエリア内の書き込み対象部分のデータ値が初期データの時に書き込み処理を行うのに対して、データ書き換え命令とはデータエリア内の書き込み対象部分がどのようなデータ値でも書き換え処理を行う。
【0023】
【発明の効果】
本発明により、発行作業であるデータエリアの分割処理後に、初期値とするデータを書き込み命令により書き込む必要がなくなるため、外部装置と携帯可能電子媒体とのデータ送受信時間が少なくて済み、さらに処理時間も短縮され、携帯可能電子媒体の量産効率も向上する。
【0024】
また、本発明により、各データエリアに対しアプリケーションで必要とされる初期値が柔軟に設定可能な携帯可能電子媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯可能電子媒体の構成を説明する図。
【図2】データメモリ部の構成を説明する図。
【図3】携帯可能電子媒体がエリア生成命令を外部装置から受信した時の処理フローを説明する図。
【図4】携帯可能電子媒体がデータ消去命令を外部装置から受信した時の処理フローを説明する図。
【図5】携帯可能電子媒体がデータ書き込み命令を外部装置から受信した時の処理フローを説明する図。

Claims (4)

  1. 書き換え可能なデータメモリ部と、このデータメモリ部に対してアクセスを行うための制御部とを有し、外部装置との間でデータの送受信を行う携帯可能電子媒体において、
    前記データメモリ部は、データを記憶するための複数のデータエリアと各データエリアごとのデータエリアの先頭アドレスや大きさを定義するエリア定義情報を記憶しており、前記エリア定義情報にそのエリア定義情報で定義されたデータエリアのデータがどのような値を初期値とするかを指示する初期値情報を付加して記憶することを特徴とする携帯可能電子媒体。
  2. 請求項1記載の携帯可能電子媒体において、データエリアとエリア定義情報を記憶するエリアとをデータメモリ部に生成する際に、エリア定義情報を記憶するエリアにエリア定義情報を書き込むとともに、前記エリア定義情報の初期値情報に基づいた初期値を生成するデータエリア全体に書き込むことを特徴とする携帯可能電子媒体。
  3. 請求項1記載の携帯可能電子媒体において、あるデータエリアのデータを消去する際に、そのデータエリアのエリア定義情報の初期値情報に基づいて初期値をデータエリア全体に書き込むことを特徴とする携帯可能電子媒体。
  4. 請求項1記載の携帯可能電子媒体であって、外部装置から受信した書き込み命令を処理するときに、データエリア内の書き込み対象部分のデータ値が初期データの時に書き込み処理を行う書き込み命令機能を持っている携帯可能電子媒体において、その書き込み命令を外部装置から受信した場合に、データエリア内の書き込み対象部分である全てのデータ値とそのデータエリアのエリア定義情報の初期値情報とを比較する比較機能と、その比較の結果が全て等しい場合に書き込みを実行する書き込み機能を設けたことを特徴とする携帯可能電子媒体。
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