JP3899338B2 - 飼料攪拌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、養鶏等において各種の飼料を混合して配合飼料とするのに使用される飼料攪拌装置に関し、更に詳しくは、攪拌槽の排出口を開閉するスライド蓋に工夫を講じた飼料攪拌装置に関する。
養鶏等においては、配合飼料をつくるのに飼料攪拌装置が使用される。この飼料攪拌装置は、基本的に、有底円筒形状の攪拌槽と、攪拌槽内で回転する攪拌羽根とからなり、槽内に装入された各種の飼料を攪拌羽根の回転により混合して配合飼料となす。
攪拌羽根としては、かっては攪拌槽内に上方から挿入される形式のものが主流であった(特許文献1)。しかし、最近は攪拌槽の底部上で回転する回転羽根と、攪拌槽内に固定された固定羽根とを組み合わせた底回し式の飼料攪拌装置が増えている。底回し式の利点は、攪拌槽の開口部で攪拌羽根の回転運動がないことであり、使用性や安全性の点で有利である。
実公昭59−20341号公報
底回し式の場合もそうでない場合も、攪拌槽内で混合を終えた飼料の排出に関しては、似た構造が採用されている。具体的には、攪拌槽の底部の正面側の一部をほぼ角形に切り欠いて排出口を形成し、その底部に沿ってスライドする開閉蓋により排出口を開閉する構成が採用される。
ここで、開閉蓋は水平板状の本体部と、本体部の前縁縁から立ち上がった前壁部とからなり、前壁部は当該開閉蓋を閉止位置へ押し込んだときに、攪拌槽の外周面に密着するようにその外周面に沿って湾曲した円弧状になっている。
このようなスライド蓋を有する飼料攪拌装置では、隙間に飼料が詰まるために、開閉蓋の開閉操作が容易でない。特に、攪拌中の飼料の詰まりが顕著なため、攪拌を終えた後に開閉蓋を開放位置へ引き抜くときの最初の操作が容易でない。このため、使用者は開閉蓋の前壁部と攪拌槽の外周面との間にバールのような工具の先を無理やり差し込み、こじることで蓋を手前へ僅かに引き出している。
攪拌槽は通常厚みが3mm程度の鋼板で製造されているため、開閉蓋の前壁部と攪拌槽の外周面との間にバールのような工具の先を差し込み、こじるような無理な操作を行うと、狭い範囲に応力が集中し、その部分で攪拌槽が容易に凹み損傷する。その結果、他の部分に問題がないにもかかわらず、補修が必要になるという不都合があった。
本発明はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、スライド式の開閉蓋を無理することなく簡単に開放でき、その開放操作に伴う攪拌槽の局所的な損傷を防止できる飼料攪拌装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る飼料攪拌装置は、攪拌槽内で回転する攪拌羽根により攪拌槽内で飼料を混合し、混合後の飼料を攪拌槽の底部に設けた排出口から排出する飼料攪拌装置において、前記排出口を開閉するために、前記攪拌槽の底部に沿ってスライドする開閉蓋を設け、該開閉蓋を閉止位置へ移動させたときに、開閉蓋の前壁部が攪拌槽の外周面に接触しないように構成したものである。
開閉蓋を閉止位置へ移動させたときの、開閉蓋の前壁部から攪拌槽の外周面までの距離は、バール等の工具が挿入可能な10mm以上が好ましい。
本発明に係る飼料攪拌装置においては、攪拌槽の排出口を開閉するスライド蓋を閉止位置へ移動させたときに、開閉蓋の前壁部が攪拌槽の外周面に接触せず、その外周面との間に隙間ができる。この意図的な隙間を利用することにより、工具を使用するにしても、攪拌槽の外周面に対する応力集中を回避でき、攪拌槽の局所的な損傷を防止できる。
開閉蓋の前壁部が対向する部分をカバーするように、攪拌槽の外周面に補強板を取り付ければ、スライド蓋の操作に伴う攪拌槽の局所的な損傷をより効果的に防止することができる。
本発明に係る飼料攪拌装置は、攪拌槽の排出口を開閉するスライド蓋を閉止位置へ移動させたときに、開閉蓋の前壁部が攪拌槽の外周面に接触せず、その外周面との間に隙間ができるようにしたため、スライド蓋を無理することなく簡単に開放でき、その開放操作に伴う攪拌槽の局所的な損傷を防止できる。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す飼料攪拌装置の外観図、図2は攪拌槽の内部構造を示す透視図、図3は開閉蓋の構造を示す断面図である。
本実施形態に係る飼料攪拌装置は、養鶏用の配合飼料をつくるのに使用される底回し式の攪拌装置である。この攪拌装置は、図1及び図2に示すように、有底円筒形状の攪拌槽10、この攪拌槽10内に同心状に設けられた回転羽根20及び固定羽根30を備えている。
攪拌槽10は、架台50の上に載置されており、底部の一部に排出口11を有している。排出口11は、底部の正面側の一部をほぼ角形に切り欠いて形成されており、スライド式の開閉蓋12により開閉される。開閉蓋12は、両側のガイド13,13に沿って前後に移動するスライドタイプであり、レバー14により閉止位置に固定されると共に、そのレバー14によるロックを解除して把手15を手前へ引っ張ることにより、排出口11を開放する。排出口11は、攪拌槽10の底部下面に取付けられたシュート16と連通している。
ここで重要なのは開閉蓋12の構造である。この開閉蓋12は、図3に示すように、攪拌槽10の排出口11に嵌合する平板状の本体部12aと、本体部12aの前縁から上方へ垂直に立ち上がった前壁部12bとを有している。本体部12aは、排出口11から正面側へ引抜き可能であり、この引抜きにより排出口11を開放する。本体部12bの後縁部には、排出口11を閉じたときの漏れを防ぐために、ラップ板12dが取付けられている。
開閉蓋12の前壁部12bは、攪拌槽10の下端部外周面に沿って湾曲しており、且つ、本体部12aが排出口11に完全に嵌合した閉止状態のときに、攪拌槽10の下端部外周面までの間に隙間12cができるように設計されている。この隙間12cはここでは10mm程度に設定されている。そして、攪拌槽10の下端部外周面には、前壁部12bが対向する部分をカバーするように補強板17が取付けられている。
回転羽根20は、攪拌槽10の底部中心上に立設された垂直な回転軸21と、回転軸21の下端部から周囲に延出した複数の羽根部22・・とからなる。そして、攪拌槽20の下方に設けられた図示されない駆動機構で回転軸21を回転させることにより、回転羽根20は攪拌槽10の底部上で回転する。
固定羽根30は、攪拌槽10の開口部に掛け設けられた十字状の支持部31と、支持部31の中心から延びる4本の腕部に取付けられた複数の羽根部32,32・・とからなる。複数の羽根部32,32・・は、回転羽根20と干渉しないように、攪拌槽10内の定位置に上方から挿入されている。
次に、本実施形態に係る飼料攪拌装置の機能について説明する。
配合飼料をつくるには、まず攪拌槽10内に複数種類の飼料を投入する。次いで、回転羽根20を回転させる。回転羽根20の回転に伴って攪拌槽10内の飼料は攪拌されつつ回転する。攪拌槽10内に挿入された固定羽根30の羽根部32,32・・が抵抗体となり、攪拌槽10内の飼料の回転を遮ることにより、その飼料の攪拌が促進される。
攪拌中、攪拌槽10の開閉蓋12は閉止位置にあり、レバー14により閉止位置に固定されている。攪拌が終わると、レバー14によるロックを解除して把手15を手前へ引っ張り、開閉蓋12を引き出す。これにより排出口11が開放し、攪拌を終えた飼料がシュート16から排出される。
攪拌槽10の開閉蓋12が閉止位置にあるとき、前壁部12bは攪拌槽10の下端部外周面に接触せず、その下端部外周面との間に隙間12cを形成している。攪拌後に開閉蓋12を引き出するとき、飼料の詰まりもあって、その引き出し操作は容易でない。しかし、隙間12cに工具を差し込み、少しこねれば、開閉蓋12は正面側へ簡単に引き出される。これは、隙間12cが大きく、工具を深く差し込むことができるため、てこの原理を最大限に活用できるためである。この結果、攪拌槽10の下端部外周面に無理な力がかからず、その損傷が防止される。しかも、ここでは攪拌槽10の下端部外周面が補強板17により補強されているため、損傷防止の効果がより大きい。
ちなみに、前壁部12bが攪拌槽10の下端部外周面に密着し、隙間12cがないと、工具を差し込むのにさえ無理な力がかかり、仮に差し込まれても、差し込み量が僅かであるため、てこの原理を十分に活用できない。
なお、前記実施形態は底回し式であるが、回転羽根を攪拌槽内に上方から挿入する形式の攪拌装置にも適用可能である。
本発明の一実施形態を示す飼料攪拌装置の外観図である。 攪拌槽の内部構造を示す透視図である。 開閉蓋の構造を示す断面図である。
符号の説明
10 攪拌槽
11 排出口
12 開閉扉
12a 本体部
12b 前壁部
12c 隙間
12d ラップ板
16 シュート
17 補強板
20 回転羽根
21 回転軸
22 羽根部
30 固定羽根
31 支持部
32 羽根部
50 架台

Claims (3)

  1. 攪拌槽内で回転する攪拌羽根により攪拌槽内で飼料を混合し、混合後の飼料を攪拌槽の底部に設けた排出口から排出する飼料攪拌装置において、前記排出口を開閉するために、前記攪拌槽の底部に沿ってスライドする開閉蓋を設け、該開閉蓋を閉止位置へ移動させたときに、開閉蓋の前壁部が攪拌槽の外周面に接触しないように構成したことを特徴とする飼料攪拌装置。
  2. 前記開閉蓋を閉止位置へ移動させたときの、開閉蓋の前壁部から攪拌槽の外周面までの距離を10mm以上とした請求項1に記載の飼料攪拌装置。
  3. 前記開閉蓋の前壁部が対向する部分をカバーするように、前記攪拌槽の外周面に補強板を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の飼料攪拌装置。
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