JP3897413B2 - 通信チャネルで接続された2つのステーション間の距離測定装置及び方法 - Google Patents

通信チャネルで接続された2つのステーション間の距離測定装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信チャネルを介して接続された2つのステーション間、特に2つの衛星間の距離を測定する方法およびそれを実行する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の衛星からなる衛星システムにおいて、衛星間の距離を知ることは、それらの位置の調整や衝突防止のために頻繁に望まれ、すなわち、必要とされる。従来より行われている地上からの測定では、2つの衛星が接近している場合は非常に正確な距離測定が可能であるが、非常な精巧さが伴う場合のみ可能となる。
【0003】
この点から、せまい列に集まって配置された衛星間の距離が必要となり、このために従来の方法を利用することは可能である。
【0004】
ようするに、以下の点である、
−2つの衛星間の測定されるべき経路上の短いパルスの伝達時間の測定、
−知れれているが、不規則に出現するデータビット列(擬ランダム列)の相互関係。
【0005】
両方法は要求される測定解像度に反比例した伝送バンド幅を必要とする。両方法に対する解決法の具体例はレーダ技術に関する最近の文献の中に見つけることができる。それぞれの場合において、この目的のために別々に意図された装置は、所定の大きさ、空間を移動する用途のための相当の重量、相当のエネルギーを必要とし、これは深刻な問題である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、信号伝達時間または距離を正確に求めるための光学的装置および方法がある。そのとき、送信される擬ランダム列と受信される擬ランダム列との相互関係により、送信バンド幅により決定される距離の解像度以下になる(H.ギーガ他(H.Geiger et al.)著の「反射マーカの領域を監視するための新しいOTDR技術(New OTDR Technique for Monitoring the Range of Reflective Markers)、第10回光ファイバセンサ会議(10th Optical Fiber Sensors Conference pp.150-153)」)。衛星間の光学的な接続に応用したときは、光学的システムの高い角度解像度の特性がさらに存在する。
【0007】
それゆえ、本発明は、従来技術の課題を除外し、既存の通信システムを利用して、正確な伝達時間および距離の測定を実現する信頼できる可能性を開示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的は、請求項1において列挙された特徴を持った本発明によって達成される。
【0009】
本発明にかかる方法の利点は、距離測定が、例えば、衛星間のような、ネットワークの移動可能ステーション間のすでに存在する高レートのデータリンクに対して実行されることであり、それにより別々の測定装置が不要となることである。
【0010】
同期ビット方法が、重畳光(superimposed light)の位相と信号光の位相とを同期させるための有効な手段として独国特許公報DE−PS 41 10 138 C1号に開示されている。これに対し、光学的送信器の光は、受信器における重畳光の位相に対するデータビット長に対する通常時間間隔に設定される。重畳光の位相の小さな偏差に対して、検出器で生成される光のフローは近似的に位相差に比例する。これにより得られるエラー信号は調整のために使用できる。個々の同期ビット間の距離は両レーザシステムの位相安定により求められる。概して、9番目から33番目の各データビットは同期ビットにより置換され、それにより、2つの同期ビット間の理論的な最大可能距離がほとんどの場合、実現できない。
【0011】
スイス特許出願2414/1996号に示す別の特許出願は、低レート伝送のデータに対して、規則正しく挿入された同期ビットを用いている。これは、有効なデータフローに挿入された連続した同期ビット列内の規則正しい間隔内で、送信に用いられる光の位相が重畳光の位相の設定値ではなく、データ伝送に適性な値をとることで達成される。受信器はすでに同期ビットを抽出するために必要な特徴を有し、挿入されたデータビットの検出のための変更を僅かな支出で実現できる。デマルチプレクサの代わりに、同期ビット列に挿入されたデータビット間の間隔を検出するためにカウンタのみが必要とされる。このように少数の同期ビットのみが汚染されるため、感知できるこれらの信号の実際の機能の損傷はない。同時に、これによりさらに得られるチャネルのデータレートは、有効データレートと比較してより低い値の所望の範囲になる。しかしながら、同期ビットの汚染は、光のフローにおける差が半分になるため、有効データを送信するときに用いられる2つの信号レベル間でなされる微分と同様の確率では検出され得ない。光学的出力が電流に変換され、光の流れの2乗が検出信号の出力に比例するため、信号光の光学的出力の4倍が損失を補償するために必要とされる。送信の信頼性を向上させるため、サブチャネルにおいて送信されるシングルビットをいくつかの連続した信号すなわち同期ビット違反により符号化することが有利であることが示されてきた。特に、偶数の連続した交互に切り替わる信号レベルは、重畳光の位相の誤った追跡を防止する平均の価値のない信号を保証する。
【0012】
前述の方法による利点は、サブチャネルが、現存する光学的送信チャネルを介し、より多くの出力すなわちより大きいバンド幅を必要としないで送信され得ることである。さらに、特別で高価なマルチプレクサやデマルチプレクサを必要としないため、非常に単純に実施できる利点がある。最後に、非常に単純なステップにより、サブチャネルにおいて非常に低いビットエラー可能性を実現できることである。
【0013】
移動可能なステーションまたはその中にある衛星の間の距離を測定する本発明にかかる方法には、
−別々の距離測定装置を必要とせず、
−高精度の距離測定が可能であり、
−技術的な回路に対する追加の支出が低く、かつ、
−要求される出力が低い
という以下の利点がある。
【0014】
同期ビット法と、サブチャネルにおける領域要求と応答の送信をともなうサブチャネル送信とを組み合わせることの利点は、低レート送信にもかかわらず、伝送経路において有効データビット長の半分に相当する解像度で距離測定を可能とする、有効データフローにおける同期ビットの正確に定義された位置に基づく。
【0015】
本発明のさらなる詳細、特性および利点は、請求項およびそれから導き出される特徴、それらの組み合わせのみならず、以下の実施の形態からも得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明に係る2つのステーション間の距離測定方法の実施の形態を説明する。
【0017】
図1は衛星A、1と衛星B、2間の距離を測定するプロセスを概略的に示したものである。この方法は、距離を決定するために用いられる衛星が領域要求3を衛星内通信チャネルを介して他の衛星に送信する命令構造に基づいている。そのとき、領域要求3は応答4により確認される。
【0018】
距離は以下のように求められる:
距離=C・TR=C・(Tcycle−T1−T2)/2
ここで、Cは空間での光の速度、TRは一方の衛星から他方の衛星までの伝達時間、Tcycleは全サイクルタイム、T1およびT2は衛星におけるハンドリング時間(処理時間)により生ずる遅延である。
【0019】
もし、以下の2つの条件が一致すると、すなわち、距離測定の対象となる衛星において命令を処理する時間と、データフローにおける命令の入力順位置が正確にわかれば、利用している通信チャネルのハーフデータビットの解像度で距離の測定が可能となる。例えば、1ギガビット/秒のデータレート、15cmの解像度が与えられる。
【0020】
データビットの相互関係により、解像度をハーフビット長よりもさらに低くすることができる。
【0021】
一般的に、所望の解像度を達成するためのデータレートが十分である限り、本発明に係る距離測定方法の実施に対して各データ伝送経路は適当である。それゆえ、命令のみがデータフローにおいて多重化可能でなければならず、データフローにおけるそれらの入力順は1ビット毎に正確に知られる必要がある。
【0022】
本実施は、ビット同期法によって低レートのサブチャネルが利用できる伝送チャネルを用いた特に単純なものである。一般に、そのようなサブチャネルはシステム管理や動作パラメータの送信のために確立される。そのような方法では、距離測定のための命令や情報はこのサブチャネルを介して伝送することができ、そうすることにより、有効データの送信は何もされないままである。
【0023】
図2は、サブチャネル処理ユニット10と距離測定ユニット11とを有する衛星の送信側部の距離測定の実施のブロック図を表す。サブチャネル処理ユニット10はインタフェース13の入力となるデータバス12を有する。インタフェース13の出力は第1のデータ線16を介してマルチプレクサ17の入力に接続される。分割器(splitter)18はマルチプレクサ17の別の入力となる。分割器18の一入力にはチャネルデータタイミングパルス19が供給される。マルチプレクサ17はさらに、送りタイミング線14と戻りタイミング線15のそれぞれを介して、インタフェース13に接続される。
【0024】
距離測定ユニット11は、第1の入力が第3の信号線24を介して衛星の受信器(図3参照)に接続された第1のカウンタ25を有する。この第1のカウンタ25のさらなる入力のうち、一方はタイミング線31を介してチャネルデータタイミングパルス19に接続され、他方はフレームタイミング線30を介して分割器18の出力に接続される。また、距離測定ユニット11の第2のカウンタ22のスタート入力は、サブチャネル処理ユニット10のマルチプレクサ17の出力に接続される。第2のカウンタ22のストップ入力は第2の信号線23を介して衛星の受信器(図3参照)に接続される。
【0025】
第1のカウンタ25の出力は符号器26に接続される。
【0026】
図2のサブチャネル処理ユニット10は、サブチャネルにおいて動作的に関連するデータを低レートで伝送するために使用されるものであり、また、インタフェース13、マルチプレクサ17および分割器(=カウンタ)18から構成される。
【0027】
サブチャネルを介して伝送されるデータは、パラレルまたはシリアルデータバス12を介してシステムコントローラ(制御コンピュータ)からインタフェース13へ伝送される。そのとき、第1のデータ線16を介して送信されるデータは、(副チャネルエンコーダ/フレーム)マルチプレクサ17に、タイミング線14および15により与えられる要求時間で伝送される。
【0028】
マルチプレクサは、スイス特許出願2414/1996号によるサブチャネル伝送のための方法により要求されるように、データを適当な同期ビット違反に変換するジョブを有する。当然、これは、ビット毎に交互に順番に、同期機能を麻痺させないようにエンコードされる個々のビット間の対応するポーズを伴う、非常にまばらに挿入された同期ビット違反−これはさらに複数発生する−となる。フレームタイミング線30によりN個に分割されるチャネルデータタイミングパルス19が、分割器18によりサブチャネルエンコーダ/マルチプレクサ17に供給される。これは、有効データフローにおけるN番目の各ビットのみが同期ビットであり、そのわずかな部分がサブチャネルとして利用されるためである。設定された位相の受信器の重畳光、または、±90度以内の偏差のいずれが、データ伝送のため実際に挿入された同期ビットにより送信されるかにかかわらず、情報は、第2のデータ線20を介して、チャネルマルチプレクサに送信される。そのとき、チャネルマルチプレクサは、第2のデータ線20上の信号に関連した同期ビットに対して与えられる時間間隔の間、送信器の光の位相を設定する。
【0029】
図3は、さらなるサブチャネル処理ユニット40を有する衛星の受信器側部における、距離測定の実施のためのブロック図を表す。このサブチャネル処理ユニット40は、検出ユニット42に入力されるサブチャネルのチャネルデータ41を含む。検出ユニット42の出力は、さらなる信号線49を介してタイミング再生器(timing regenerator)43の入力に接続される。タイミング再生器43の2つの出力は2つのタイミング線47および48を介してフレーム同期器44の入力に接続される。フレーム同期器44の出力はデマルチプレクサ46の入力に接続される。フレーム同期器44のさらなる出力は、その出力がデマルチプレクサ46のさらなる入力信号となる位相同期ループタイミング発振器45の入力に接続される。フレーム同期器44のさらなる出力は、サブチャネル処理ユニット40の出力でのタイミング線51において、サブチャネルに対するフレームタイミングパルスを利用可能にする。衛星の受信側部は衛星の受信側部に2つのデータ線23および24を介して接続される。サブチャネルデータはバス線52および53を介して利用できる。
【0030】
図3に示すサブチャネル処理ユニット40は受信器の内部に配置される。サブチャネルデータはチャネルデータから検出ユニット42により選択される。スイス特許出願2414/1996号に開示されているように、これは、同期ビットおよび、汚染されてない(uncontaminated)同期ビットにより定められる周期的な繰り返し時間間隔で生ずるそれらの違反を検出することにより実行される。同期ビットは、送信器の光波(light wave)と2つの同期ビットの送信の間で生成される重畳光波との間の僅かな位相差に対応するロー信号レベルにより認識することができる。いくつかの送信済み同期ビットの時間により、その後の同期ビットの出現を予測でき、そのとき測定される信号レベルは、汚染されていない同期ビットに割り当てられるか、または同期ビットの汚染として検出される。汚染された同期ビット及び汚染されていない同期ビットで占められる時間間隔で走査された信号レベルは、さらなる信号線49を介してサブチャネルタイミング生成器43に投入され、サブチャネル内で送信される各ビットは、おそらくソフト決定によって現存する信号レベルに基づいて同期ビット違反から回復される。タイミング信号はさらに回復されたビット列から生成される。両信号はタイミング線47および48を介してサブチャネルフレーム同期器44に伝送される。サブチャネルフレーム同期器44では、位相同期ループタイミング発振器45に対する制御信号が生成され、そのタイミング信号は、デマルチプレクサデコーダ46がサブチャネルデータバスのバス線52および53上で並列に時間多重フレームにおいて順次送信されたサブチャネルデータを、デマルチプレクス(demultiplex:マルチプレクサと逆の機能)することを可能とする。距離測定要求および距離測定要求に対する応答について認められた2つのビット列がさらに検出される。前者の検出は第3の信号線24を介して知らされ、後者は第2の信号線23上で検出される。タイミング線50はサブチャネルタイミングパルスが生成されたか否かを知らせ、タイミング線51はサブチャネルのフレームが検出されたか否かを知らせる。
【0031】
図2および図3に示された装置による距離測定は以下のように行う:
【0032】
距離測定要求に対して認められた追加データのビット列は、システムコントローラ(制御コンピュータ)によりデータバス12を介してインタフェース13に送信される。このビット列はマルチプレクサ17により対応する同期ビット列に変換され、チャネルマルチプレクサに送信される。マルチプレクサ17におけるこのビット列は同時に距離測定要求として検出され、それ故、第2のカウンタ22は第4の信号線28を介して起動される。今、チャネルデータタイミングパルス19により、前者が有効データチャネルにおいて送信された全ビット数のカウントを開始する。チャネルデータに挿入された汚染された同期ビットは対向するステーションの受信器に達し、そこでは、距離測定要求として認められたビット列がサブチャネル処理ユニット40において検出され、それは第3の信号線24上で知らされる。第3の信号線24は信号を対向するステーションのカウンタ25に導き、それにより、距離測定要求に対する応答の返信の開始が対向するステーションのマルチプレクサ17によって信号線29を介して知らされるまで、フレームタイミング線30のフレームタイミングパルスによって同期ビット数のカウントを開始する。一般に、2つの同期信号の間の距離測定要求信号がカウンタ25に達するため、それらの間にある有効チャネルビット数もまた信号線31を介してカウントされる。静的な遅延−それにより主事の機能ブロックを介しての信号の遷移時間が考慮に入れられる−がさらに追加される。
【0033】
両数字は、距離測定要求に対する応答の符号器26のコーディングへ流れ、対向するステーションのマルチプレクサ17へ導かれる。認められたビット列の他に、応答はまた、そのマーキング(marking)のための同期ビット、および、静的な遅延とともにカウンタ25でカウントされる有効データ時間間隔−それにより、対向するステーションにおける処理時間が、要求側ステーションにおいて求められ、全遅延時間から減算される−を含む。
【0034】
距離測定要求に対する応答がサブチャネルを介して要求側ステーションに返信される。符号化された対向ステーションの応答は要求側ステーションのサブチャネル処理ユニット40において検出され、また、信号線23を介して信号が出力される。信号線23はこの信号を要求側ステーションのカウンタ22に送り、それにより有効チャネルビットのカウントが停止する。その数はシステムコントローラ(制御コンピュータ)に対するバス21上で、距離を決定するために利用できる。システムコントローラ(制御コンピュータ)において、この数に有効データチャネルにおける個別ビット長が乗算され、両ステーションにおける処理時間はこのようにして得られる遅延時間から減算される。対向ステーションでの処理時間は、応答に付加された対向ステーション内部での要求の(固定の)処理時間とともに、対向ステーションによる応答の送信がカウンタ25により検出されるまで送信された、同期ビットと有効データビットの数から得られる。この情報は、信号線52および53を介してシステムコントローラに送信された後、システムコントローラに対して利用できる。要求と応答との間の残存する時間差は2つのステーション間の行路が2倍になるために半減され、また、媒体により与えられる郡速度(光の速度)が乗算される。
【0035】
本発明のさらなる実施形態では、多重化されたサブチャネルによる距離測定方法−例えば、図4に示す端末Aと図5に示す対向端末Bに対して−が実現される。端末AおよびBは第1および第2の端末とも呼ぶ。サブチャネルマルチプレクサ61が端末Aにおいて提供され、その出力信号は送信ユニット62に与えられる。入力側において、サブチャネルマルチプレクサ61には、例えば、すでに多重化され、高ビットレートで送信されるいくつかの有効データ信号Dsaが、端末コントローラ63で生成され、バス631およびサブチャネルコントローラ64を介して流れるサブチャネルデータ信号Dmsaとともに与えられる。サブチャネルコントローラ64はまた端末コントローラ63に別のバス632を介して制御信号−領域制御信号(領域命令)とも呼ぶ−を測定するために接続される。制御信号Siaもまた端末コントローラ63で生成され、バス631もしくはおそらくバス632およびサブチャネルコントローラ64を介してサブチャネルカウンタ65に供給される。高ビットレートのタイミング信号Tsaは、分割器66を介してコントローラ64のタイミング入力に供給されるとともに、カウンタ65のタイミング入力に供給される。サブチャネルデマルチプレクサ67もまた端末A内に提供され、その入力側は受信ユニット68に接続され、出力側において、例えば、サブチャネル弁別器(インタプリタ)69およびデータバス633を介して端末コントローラ63に供給されるサブチャネルデータ信号Dmeaとともに、いくつかの多重化された高ビットレートの有効データ信号Deaを出力するように設計されている。サブチャネル弁別器69は領域制御信号Caをバス634を介して端末コントローラ63に配信し、ストップすなわち制御信号Kaを、領域データ信号を配信するためバス631に接続された別の領域データバス651にさらに接続されたカウンタ65に配信するように設計される。
【0036】
対向する端末Bにおいてサブチャネルマルチプレクサ71があり、その出力信号は送信ユニット72に供給される。入力側において、サブチャネルマルチプレクサ71には、例えば、端末コントローラ73で生成され、バス731およびサブチャネルコントローラ74を介して流れるサブチャネルデータ信号Dmsbとともに、すでに多重化され高ビットレートで送信されたいくつかの有効データ信号Dsbが与えられ得る。サブチャネルコントローラ74はまた、領域制御信号用の別のバス732を介して端末コントローラ73に接続される。制御信号Sibもまた端末コントローラ73で生成され、バス731またはおそらくバス732およびサブチャネルコントローラ74を介してサブチャネルカウンタ75に供給される。高ビットレートのタイミング信号Tsbは、分割器76を介してコントローラ74のタイミング入力に対し供給されるとともに、カウンタ75のタイミング入力に供給される。サブチャネルデマルチプレクサ77もまたこの対向する端末Bにおいて与えられ、その入力側は受信ユニット78に接続され、また、出力側で、例えば、サブチャネル弁別器79およびデータバス733を介して端末コントローラ73に供給されるサブチャネルデータ信号Dmebとともに、高ビットレートのいくつかの多重化された有効データ信号Debを出力するように設計されている。サブチャネル弁別器79は領域制御信号Cbをバス734を介して端末コントローラ73に配信し、また、制御信号Kbをカウンタ75に配信するように設計されている。カウンタ75は、領域データ信号を配信するためにバス731に接続された別の領域データバス751にさらに接続される。
【0037】
サブチャネル方法による図4および図5に示す装置による距離測定は、以下のように行われる:
【0038】
測定起動装置は、信号Siaを与える端末A(図4)の端末コントローラ63であり、対向する端末Bは適切なサブチャネル制御信号に応答するだけである。
【0039】
サブチャネルコントローラ64は距離測定要求を受信した後、端末コントローラ63で生成される領域要求サイン(「領域要求」ともいう。)を生成する。これは、サブチャネルコントローラ64、サブチャネルマルチプレクサ61および送信ユニット62を介した信号Dmsaを介して対向する端末Bに送信される。
【0040】
信号Dmsaが送信されると、数値n1を決定するために信号Siaによりサブチャネルカウンタ65においてカウント処理が開始される。カウンタ65のタイミングレートは、できるだけ最高の解像度の距離測定を実現するために、サブチャネルビットレートよりもかなり高い値に選択される。有効データDsaのタイミングは、例えば、タイミング源として考えられ、概して、サブチャネルビットレートよりもかなり高い値にある。
【0041】
信号DmebおよびDebは対向する端末B(図5)のデマルチプレクサ77において分離されたものである。多重化された信号Debは、時間遅延以外は、信号Dsaと同じ情報を含み、信号DmebおよびDMsaに同様に付加される。受信信号Dmeb、すなわち、領域要求サインはサブチャネル弁別器79において確認され、サインが認められたときに第2の数値n2を決定するために信号Kbにより起動される。
【0042】
さらに、応答の送信は、例えば、対向する端末Bの制御コンピュータすなわち端末コントローラ73により起動される。
【0043】
今、サブチャネルコントローラ74が領域応答サイン(「領域応答」ともいう。)すなわち信号Dmsbを、サブチャネルマルチプレクサ71および送信ユニット72を介して端末Aに送信する。このとき、この信号Dmsbが送信されたとき、カウンタ75は信号Sibにより停止させられる。同時に、最新のカウンタ計数値n2に関する情報がバス751およびこのサブチャネルマルチプレクサ71を介して端末Aに送信される。そのとき、カウンタ75の計数値n2は、領域要求の受信と領域応答の送信との間の経過時間、すなわち、対向する端末Bにおける処理時間に正確に一致することを考慮に入れる必要がある。この処理時間の測定(例えば、この場合、数値n2)は特に重要である。なぜならば、種々のサインの送信が定められた時間で、すなわちサブチャネルビット毎に起こるため、それを決定論的にまたは前もって見い出すことができないからである。
【0044】
領域応答サインすなわち端末Aにおける信号Dmeaを受信したとき、カウンタ65は信号Kaによって停止させられる。その後、このカウンタ65の計数値はバス651を介して端末コントローラ63に送信される。
【0045】
最後に、端末コントローラ63は以下の式にしたがって距離の計算を行う:
L=C・(n1・Tsa−n2・Tsb)/2−Ko …(1)
ここで、Cは光の速度、Koは補正定数で、好ましくはTsa=Tsbとする。
【0046】
本発明のさらなる実施形態において、多重化されたサブチャネルによる距離測定方法が、例えば、図6に示す端末Cと図7に示す対向する端末Dとにより実現される。改変されたサブチャネルマルチプレクサ81が端末Cにおいて提供されており、その出力信号は送信ユニット82に供給される。入力側では、サブチャネルマルチプレクサ81に、例えば、高ビットレートで送信される、いくつかの既に多重化された有効信号Dscが、端末コントローラ83において生成され、バス831およびサブチャネルコントローラ84を介して流れるサブチャネルデータ信号Dmscとともに供給される。サブチャネルコントローラ84は端末コントローラ83に、領域制御信号用の別のバス832を介して接続される。端末コントローラ83における符号器は、バス831もしくは832を介して測定処理を起動する。その起動において、サブチャネルコントローラ84は、ORゲート85の第1の入力に供給される制御信号Sicを生成する。高ビットレートのタイミング信号Tscは分割器86を介してコントローラ84のタイミング入力に供給される。サブチャネルデマルチプレクサ87もまた端末Cにおいて提供され、その入力は受信ユニット88に接続され、また、出力側で、例えば、いくつかの多重化された有効データ信号Decを、サブチャネル弁別器89およびバス833を介して端末コントローラ83に供給されるサブチャネルデータ信号Dmecとともに、高ビットレートで送信するように設計されている。サブチャネル弁別器89は、領域制御信号Ccを端末コントローラ83にバス834を介して送信するように設計されている。さらに、弁別器89の出力はORゲート85第2の入力に接続され、その出力信号Kc1は改変されたマルチプレクサ81の別の入力に供給される。本実施例において、別のバス851が提供され、その終端には端末コントローラ83またはマルチプレクサ81が接続される。
【0047】
同様に、サブチャネルマルチプレクサ91、送信ユニット92、端末コントローラ93、サブチャネルコントローラ94、ORゲート95、分割器96、デマルチプレクサ97はおよび送信ユニット98は、5つのバス931〜934および951とともに、対向する端末Dにおいて提供される。図7における信号Dmed、Ded、Cd、Kd、Sid、TsdおよびDsdは、図5における対応する信号Dmeb、Deb、Cb、Kb、Sib、TsbおよびDsbと同様の機能を有する。しかしながら、特に、サブチャネルコントローラ94の出力は、マルチプレクサ91を制御するため信号Kd1を出力するORゲート95の入力の一方に接続され、弁別器99の出力はORゲートの入力の他方に接続される。端末コントローラ93およびマルチプレクサ91は互いにバス951により接続される。
【0048】
図4におけるマルチプレクサ61と比較して、図6の端末Cにおける改変されたマルチプレクサ81は、図8に示すように、従来のマルチプレクサ61’、2つのカウンタ101、102およびロック回路(ラッチ)とも呼ぶ2つの一時的なメモリ回路103、104から構成できる。この場合、両カウンタ101、102のタイミング入力には、例えば、好ましくはn+1の増倍係数を有するPLL掛算器106からの出力信号およびマルチプレクサの高速タイミング(クロック)信号が与えられる。もちろん、他のマルチプレクサおよびデマルチプレクサ(他の図面にも示していない)で、別のタイミング(クロック)でも動作する。本実施の形態(図8)において、マルチプレクサ61’は、カウンタ101のld(m+1)ビットの出力信号に対してm+1入力を有し、その信号は回路103にも作用する。ここで、ldは底が2の対数を表す。回路103の出力は、対応するビット数の領域データ信号を出力し、それらは、バス851を介して送信され、端末コントローラ83に供給される(図6参照)。
【0049】
図5のデマルチプレクサ77と比較して、図7の端末Dにおける改変されたデマルチプレクサ97は、図9に示すように、従来のマルチプレクサ97’、2つのカウンタ111、112および2つのメモリ回路(ラッチ)113、114から構成できる。この場合、両カウンタ111および112のタイミング入力には、例えば、好ましくはn+1の増倍係数を有するPLL掛算器116からの出力信号およびマルチプレクサの高速タイミング(クロック)信号が与えられる。本実施形態において、マルチプレクサ97’は、カウンタ111のld(m+1)ビットの出力信号に対してm+1入力を有し、その信号は回路113上にも作用する。m+1個の出力を有する回路113は、対応するビット数の領域データ信号を出力し、それらはバス951を介して送信され、端末コントローラ93(図7参照)に供給される。
【0050】
構成要素102、104および112、114は、領域データ信号がld(m+1)ビットより多くを必要とする場合に用いられる。カウンタ101(図8)およびカウンタ111(図9)は、順次サブチャネルフレームのレベル上にタイムスタンプを与える。しかしながら、これらのカウンタはサブチャネルの低タイミングレートでのみ動作し、原則として端末コントローラのソフトウェアによって実現され得る。
【0051】
この改変された方法は、例えば、分離カウンタ(図4の65または図5の75)の代わりにサブチャネルマルチプレクサまたはデマルチプレクサ内にすでに存在している直並列(S−P)コンバータまたは並直列(P−S)コンバータ部を用いる。特に、この拡張した実施の形態によるサブチャネルマルチプレクサとデマルチプレクサの少なくとも1つを分離カウンタの代わりに用いるように、S−PおよびP−Sコンバータの少なくとも1つを用いることは可能である。これらの拡張した実施の形態は基本的に、任意の時間でマルチプレクサあるいはデマルチプレクサの内部状態を記録する単純な一時的メモリからなる。一方、S−PまたはP−Sコンバータとして動作するカウンタ101または111の内部状態は一種のクロック時間を表す。特に、2、4、8、16…ビットのフレーム長で、マルチプレクサまたはデマルチプレクサでのアドレス信号は、2進で表された時間値として直接翻訳され得る。しかし、2のべき乗でないフレーム長であっても、図10に図式的に表されているように、制御信号によって時間を完全に決定することができる。この回路は、例えば、シフトレジスタ113、メモリ手段(ラッチ)132およびいくつかの論理ゲート133、134、135、等からなる。しかしながら、そのとき、測定結果は2のべき乗として与えられない。しかし、習慣的な数値表現にするために端末コントローラにおいて単純に記録することができる。
【0052】
改変されたサブチャネル方法による図6および図7の装置での距離測定は以下のように行われる:
【0053】
測定の起動装置は信号Sicを与える端末C(図6)の端末コントローラ83であり、対向する端末Dは適正なサブチャネル制御信号に対して応答するのみである。
【0054】
サブチャネルコントローラ84が距離測定要求を受信した後で、端末コントローラ83で生成されたサイン「領域要求」すなわち信号Dmscはマルチプレクサ81(図6)および送信ユニット82を介して対向する端末Dに送信される。
【0055】
このプロセスにおいて、サインが送信されたとき、高解像度の高速データタイミングパルスを伴うターミナル時間は、ロック回路103に、もし必要ならばロック回路104にも一時的に格納され、その後、バス851を介して端末コントローラ83に伝送される。この時間は時間t1に相当する。
【0056】
信号DmedおよびDedは、対向する端末D(図7)のデマルチプレクサ97において分離されたものである。多重化された信号Dedは、到着が遅延時間だけ遅れる以外は、信号Dscと同じ情報を含む;同様に信号DmedおよびDmscに付加される。信号Dmedすなわちサイン「領域要求」は、サブチャネル弁別器99において確認される。サインが認められたとき、端末Dのターミナル時間もまた決定される。これは時間t2に相当する。
【0057】
さらに、応答の送信は、対向する端末Dの制御コンピュータすなわち端末コントローラ93により開始される。このとき、適性な命令信号Sidがサブチャネルコントローラ94に対して与えられる。
【0058】
今、サブチャネルコントローラ94がサイン「領域応答」すなわち信号Dmsdを端末Cにサブチャネルマルチプレクサ91(図7)を介して返信され、この場合において、この信号Dmsdが送信されたとき、時間t3に相当する応答送信時間もまた、高速で一時的なメモリ−例えば、図8における具体例103、104−によって決定される。
【0059】
サイン「領域応答」すなわち信号Dmecの受信のターミナル時間t4は端末Cにおいて検出される。さらに、時間t2およびt3の測定値は端末Dからサブチャネルを介して端末コントローラ83(図6)に送信される。このプロセスにおいて、信号KcがORゲート85を介してロック回路103および104に供給され、それにより、端末コントローラ83は時間t4を検出することができる。
【0060】
最後に、端末コントローラ83は以下の式にしたがって距離の計算を行う:
L=C・((t4−t1)−(t3−t2))/2−Ko …(2)
ここで、t4−t1は全伝達時間に相当し、t3−t2は対向する端末D側の処理時間に相当する。
【0061】
図6における端末Cとは対照的に、図11における種々のステーションは、入力側に多重化され、高ビットレートで送信される有効なデータ信号Dscが与えられ、出力側が単純なサブチャネルマルチプレクサ81”にバス142を介して接続された改変されたデマルチプレクサ141をさらに備える。一方、対応するバスおよび信号線とともに構成要素83、84、85、87および89は図6および図11のものと同様である。しかし、ORゲート85の出力は改変されたデマルチプレクサ141の制御入力に接続され、サブチャネルコントローラ84にはデマルチプレクサ141と同じタイミングパルスTscが与えられる。マルチプレクサとデマルチプレクサの少なくとも1つは好ましくは、タイミングおよびフレーム回復の機能を有することができる。送信ユニット62、…、および受信ユニット68、…、は図4から図7において概略的にのみ表されたものである。図3から図7による装置は、基本的に対称であり、必要ならば互換性がある。それ故、それらを受信器側と送信器側の少なくともいずれかに対して構成要素として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2つの衛星間の距離を測定する方法を概略的に示した図。
【図2】 距離測定の実施の一例を示す衛星の送信側部におけるブロック図。
【図3】 距離測定の実施の一例を示す衛星の受信側部におけるブロック図。
【図4】 距離測定の実施の一例を示す衛星の送信側部におけるブロック図。
【図5】 距離測定の実施の一例を示す衛星の受信側部におけるブロック図。
【図6】 距離測定の実施の一例を示す衛星の送信側部におけるブロック図。
【図7】 距離測定の実施の一例を示す衛星の受信側部におけるブロック図。
【図8】 衛星の送信側部と受信側部の少なくとも1つにおける記憶手段の実施の一例を示すブロック図。
【図9】 衛星の送信側部と受信側部の少なくとも1つにおける記憶手段の実施の一例を示すブロック図。
【図10】 衛星の送信側部と受信側部の少なくとも1つにおける記憶手段の実施の一例を示すブロック図。
【図11】 距離測定の実施の一例を示す衛星の送信側部におけるブロック図。
【符号の説明】
1,2,A,B,C,D…ステーション(衛星)、 3…領域要求、 4…応答、 10,40,61,66,67,69…サブチャネル処理ユニット、 17…マルチプレクサ、 23,24…データ線、 46,77,141…デマルチプレクサ、 63,83,93…端末コントローラ、 64,74,84…サブチャネルコントローラ、 65,75…カウンタ、 69,89,79,99…弁別器、 72…送信ユニット、 81’,81”,91…サブチャネルマルチプレクサ、 99…サブチャネル弁別器、 103,104,113,114…メモリ、 651,751,851,951…領域データバス。

Claims (10)

  1. 光学的な通信チャネルで接続された、有用なデータを送受信する第1及び第2のステーション(1、2)間の距離測定方法であって
    前記距離は両ステーション(1、2)間の信号経過時間(TR)を求めることにより決定され、該経過時間(TR)に光の速度(C)乗算され
    前記信号経過時間(TR)は、2つのステーション(1、2)における処理時間(T1、T2)と全体の往復時間(Tcycle)とを求め、体の往復時間(Tcycle)から処理時間(T1)と処理時間(T2)とを減算することにより決定し
    2つのステーション(1、2)間の距離は、距離の問い合わせ(3)および対応する応答(4)の形式により、前記全体の往復時間(Tcycle)を測定することにより決定される、距離の測定方法において、
    受信レーザの位相を送信レーザの位相に合致させるために同期ビットを送信し、
    前記同期ビットの数ビットが、前記距離の問い合わせ(3)及び対応する応答(4)を送信するための補助的なチャンネルを形成するために使用される、
    距離測定方法。
  2. 前記第2のステーションの応答は第2のステーションにおける処理時間(T2)に関する情報レポートを含むことを特徴とする、請求項1に記載の距離測定方法
  3. 前記距離の問い合わせ(3、24)および対応する応答(4、23)は、サブチャンネルにおいて、連続するいくつかの信号により伝送されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の距離測定方法
  4. 第1のステーション(A)では:
    起動信号(Sia)を供給する端末コントローラ(63)が測定の起動装置として用いられ、
    サブチャネルコントローラ(64)が距離測定要求を受信した後、端末コントローラ(63)で生成された領域要求信号(Dmsc)は、第2のステーション(B)に、サブチャネルコントローラ(64)、サブチャネルマルチプレクサ(61)および送信ユニット(62)を介して送信され、
    上記領域要求信号(Dmsa)が伝送されたとき、サブチャネルカウンタ(65)におけるカウント処理が、第1の数値(n1)を決定するために起動信号(Sia)により起動されるようになっており、
    第2のステーション(B)では:
    受信された領域要求信号(Dm e )はデマルチプレクサ(77)で選択され、また、この信号が認められたときに、第2の数値(n2)を決定するためにカウンタを起動させる起動信号(Kb)を生成するサブチャネル弁別器において確認され、
    しかる後、サブチャネル制御装置(74)は、領域応答信号(Dmsb)を第1のステーション(A)にサブチャネルマルチプレクサおよび送信ユニット(72)を介して伝送し、
    この領域応答信号(Dmsb)が伝送されたとき、このカウンタは停止信号(Sib)により停止させられ、
    同時に、最新のカウンタの読み込み値(n2)に関する情報はバス(751)およびサブチャネルマルチプレクサを介して第1のステーション(A)に伝送され、
    さらに、また、第1のステーション(A)において:
    領域要求信号(Dm e )を受信したとき、カウンタ(65)はストップ信号(Ka)により停止させられ、その後、このカウンタ(65)の値(n1)はバス(651)を介して端末コントローラ(63)に伝送されて、以下の計算式、
    L=c・(n1・Tsa−n2・Tsb)/2−Ko
    (ここで、cは光の速度、Koは補正定数、TsaとTsbは、第1のカウンタ(65)または第2のカウンタ(75)のタイミングパルスの周期である)
    に基づく計算を行う
    ことを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の距離測定方法
  5. 第1のステーション(C)では:
    起動信号(Sia)を供給する端末コントローラ(83)が測定の起動装置として用いられ、
    サブチャネルコントローラ(84)が距離測定要求を受信した後、端末コントローラ(83)で生成された領域要求信号(Dmsc)は第2のステーション(D)にサブチャネルマルチプレクサ(81’、81”)および送信ユニット(62)を介して送信され、
    前記領域要求信号(Dmsc)が伝送されたときに、時間t1に相当するターミナル時間が一時的にメモリ手段(103、104)に格納され、その後、バス(851)を介して端末コントローラ(83)に送信されるようになっており、
    第2のステーション(D)では:
    受信された領域要求信号(Dm e )は、デマルチプレクサ(97)において選択され、また、時間t2に相当する第2のステーションのターミナル時間を要求信号が認識されたときに決定するサブチャネル弁別器(99)において確認され、
    命令信号(Sid)が、領域応答信号(Dmsd)をサブチャネルマルチプレクサ(91)を介して第1のステーション(C)に伝送するサブチャネルコントローラ(94)を介して伝送されることで、応答の伝送が起動され、
    その領域応答信号(Dmsd)が伝送されたときに、時間t3に相当する応答の伝送時間がメモリ手段(103、104)によって決定され、
    さらに、また、第1のステーション(C)において:
    領域応答信号(Dmec)の受信のターミナル時間t4が決定され、
    ストップ信号(Kc)はメモリ手段(103、104)に対してORゲート(85)を介して供給され、時間t2および時間t3に対する測定値が第2のステーション(D)のサブチャネルを介して端末コントローラ(83)に供給され、
    端末コントローラ(83)は時間t4を決定し、また、以下の計算式、
    L=c・((t4−t1)−(t3−t2))/2−Ko
    (ここで、t4−t1は全通信時間に、t3−t2は第2のステーション(D)側の処理時間に相当し、Koは補正定数である)に基づいて距離の計算を行う
    ことを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の距離測定方法
  6. 第1のステーションと第2のステーションの少なくとも1つが、サブチャネル処理ユニット(10、40または61、66、67、69)により構成される送受信手段を有し、それらに対して距離測定装置が割り当てられ、前記第1のステーション(A)によって生成されるスタート信号(28またはSiaまたはSic)により動作するカウンタ(65)およびメモリ手段(103、104、113、114)の少なくとも1つを有し、前記スタート信号(28またはSiaまたはSic)は、領域要求、及び第2のステーションにより送信される応答信号の受信時に形成される制御信号(23またはKaまたはKc)によって生成される、ことを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の距離測定方法を実行するシステム
  7. 第1のステーションと第2のステーションの少なくとも1つは、少なくとも1つのバスを介してサブチャネルコントローラ(64、84または74、94)に接続され、少なくとも1つのさらなるバスを介してサブチャネル弁別器(69、89または79、99)に接続された端末コントローラ(63、83または73、93)を有し、また、カウンタ(65または75)またはメモリ手段は、領域データバス(651、851または751、951)を介して端末コントローラ(63、83または73、93)に接続されることを特徴とする、請求項6に記載のシステム
  8. 領域データバス(651または751)は、端末コントローラ(63または73)をサブチャネルコントローラ(64または74)に接続するとともに、それを介してカウンタ(65または75)と端末コントローラ(63または73)が接続されるバス(631または731)に接続されたことを特徴とする、請求項7に記載のシステム
  9. 端末コントローラ(83または93)は領域データバス(851または951)を介して、マルチプレクサ(81または91)またはデマルチプレクサ(141)に位置するメモリ手段(103、104または113、114)に直接接続されたことを特徴とする、請求項7に記載のシステム
  10. 第1のステーションと第2のステーションの少なくとも1つが、1つのマルチプレクサ(17)と1つのデマルチプレクサ(46)の少なくとも1つを有するサブチャネル処理ユニット(10、40)により構成される送受信手段を有し、該送受信手段を介して領域要求および応答が、サブチャネルビットに変換されるか、及び/または、いくつかの連続した信号によりサブチャンネルにおいて伝送されることを特徴とする、請求項6ないし請求項9のいずれかに記載のシステム
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