JP3897361B2 - シール装置 - Google Patents

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Description

発明の背景
発明の技術分野
この発明はシール装置に関し、特に長尺の発熱ケーブルのシール装置に関するものである。
発明への導入部
電気的絶縁、環境保護及び/又は機械的シールドを与えるために、電源コードや加熱ケーブル等の長尺ケーブルの端部をシールすることがしばしば必要とされる。熱リカバー可能なチューブ、端部キャップ又はブーツ;型成形された粘着剤充填ブーツ;ガスケット又はグロメットシートを備えた包囲器;及びラップテープを含む、数多くの方法がそのようなシールを与えるために用いられていた。これらの方法の多くは技術的に敏感であり、据え付けが難しく、特殊な工具を必要とし、あるいは特定の寸法又は形状のケーブルに限定される。さらに、これらの技術の幾つかは製造又は組み立ての難しい多数の部品を必要とする。
長尺発熱ケーブルはしばしば端部シールを必要とする1つの形式のケーブルである。かかる発熱ケーブルはパイプの氷結保護及び温度保持における使用例として知られている。特に有用な長尺加熱ケーブルは(a)第1及び第2の長尺電極、(b)上記電極の間に並列に接続された複数の抵抗発熱エレメント、例えば電極が埋め込まれ、又は電極の回りにラップされる連続ストリップ状の導電性ポリマー、及び(c)電極及び発熱エレメントを包囲する絶縁ジャケット、から構成されている。さらに、発熱ケーブルは絶縁ジャケットを包囲して発熱ケーブルを電気的に接地するのに役立つとともに耐磨耗性を付与する編み紐又はテープの形状をなす金属製接地層をまたしばしば含む。発熱ケーブルは各用途に用いられる適切な長さに切断されることができ、その端部は保護される必要がある。
切断端部を保護するための端部キャップ及びシール装置は公知である。これらのシール装置は端部をシールだけではなく、湿気に曝されるのを防止するとともに、使用中にヒータがシール装置から引き抜かれるのを防止するためにヒータをグリップする。米国特許第4,751,350号(Eaton)に開示された装置はキャップを有し、該キャップには複数の弾性突起が特定の角度で配置され、電気ケーブルをグリップするために用いられるキャップが設けられている。このキャップは挿入されたケーブルと効果的に接触するゲル又は他の類似の材料で充填された時に特有の効果的なシール性を付与する。米国特許第4,877,943号(Oiwa)に開示された装置はキャップを有し、該キャップでは特定の角度で配置された所定長さの突起が発熱ケーブルの絶縁ジャケットと金属製編み紐の両方をグリップするために用いられ、絶縁ジャケットに対して編み紐がスリップするのを防止し、引抜き力、例えばシール装置から発熱ケーブルを取り除くのに必要な力の総計を減少させるようになっている。
米国特許第4,751,350号及び第4,877,934号に記載の従来のシール装置に関する1つの問題はケーブルを装置内に挿入するために比較的高い挿入力、例えば3.6ないし4.5Kg(8ないし10ポンド)を必要とすることである。これはケーブルを連結するために装置内の突起部を十分に変形させる必要があるからである。さらに、かかる変形を許容することのできる材料、通常はプラスチックは必要な耐衝撃性を付与するために十分に高い強度ではないであろう。従って、装置が例えばモールド法によって低コストに製造されるべき場合、ハウジング及び突起部のために用いられる材料の中間物が製作される必要がある。衝撃試験の間、得られたシール装置は突起部の撓み及び変形、引き抜き力の減少を経験することができる。さらに、測定された長さの突起部を備えたシール装置が公知であるにもかかわらず、異なる厚さ及び/又は幅のケーブルのための十分な引き抜き力に適応させるとともに維持するために、異なる寸法の装置がしばしば必要とされている。
発明の概要
必要な挿入力が比較的小さく、広範な寸法及び形状のケーブルに適用でき、十分な引抜き力と耐衝撃性を有し、簡単に製造できるとともに組立てることのできるシール装置を造ることが可能であることを知見するに至った。これはハウジング内でフレキシブルとなるように設計された別個のインサートを用いることによって達成される。このインサートはインサートのフレキシブル性及び形状にもよるが、ケーブルの条件に基づいて各種の寸法に製造されることができ、1つのインサートが各種のケーブルへの使用に適する。この設計の結果、例えば絶縁し及び機械的保護を付与し、張力緩和を与える等、シール装置の明瞭な機能が個別化され、最適化される。従って、第1の特徴において、本件発明は長尺ケーブルの端部をシールする装置を提供するものであって、上記装置は
(1)概ねチューブ状をなすハウジングであって、
(a)第1の開口端部及び第2の閉鎖端部、
(b)内部表面と外部表面とを有する長手方向の頂部、
(c)内部表面と外部表面とを有する長手方向の底部、
を有するハウジング、
(2)ハウジング内に配置され、ハウジング内で軸方向及び垂直な方向に移動自在なインサートであって、
(a)第1の開放端部及び第2の閉鎖端部を有するクリップの形状をなし、
(b)内部表面及び外部表面を有する第1のトップアーム、及び内部表面及び外部表面を有する第2のボトムアームを含み、上記第1及び第2のアームがインサートの閉鎖端部から延び、
(c)第1のアームの内部表面上に設けられた複数の第1のグリップ部材、
(d)第2のアームの内部表面上に設けられた複数の第2のグリップ部材、
を含むインサート、
を備えている。
第2の特徴において、本件発明は
(A)本件発明の第1の特徴の装置において、さらに
(e)第1のアームの内部表面上に設けられた少なくとも1つの第1のプリグリップ部材、
(f)第2のアームの内部表面上に設けられた少なくとも1つの第2のプリグリップ部材、
を含み、該装置がさらに
(3)ゲル成分を有し、
(B)長尺ケーブルの端部がインサートの開口端部を介して挿入され、少なくとも1つの第1のグリップ部材、1つの第2のグリップ部材、1つの第1のプリグリップ部材、及び1つの第2のプリグリップ部材のグリップ端部と直接に接触するようになっている、
組立体を提供する。
【図面の簡単な説明】
図1は本件発明の装置の断面図である;
図2は本件装置の一部を構成するインサートの断面図である;
図3は本件装置の一部を構成するプリグリップ部材の断面図である;
図4a及び図4bは本件発明の組立体の概略断面図である。
発明の詳細な説明
本件発明のシール装置は自己制限型帯状ヒータや無機質絶縁発熱ケーブル、電源ケーブルやコード、接地された電源リード等の電気的発熱ケーブルを有し、長尺ケーブルの端部をシールするために用いられることができる。このシール装置と共に特に用いられるのに適した長尺の電気的発熱ケーブルは第1、第2の長尺の電極、電極間に並列に接続された複数の抵抗発熱要素、及び電極と発熱要素を包囲する少なくとも1つの絶縁ジャケットを有する。この絶縁ジャケットは一般的には連続ポリマー層の形態をなすポリマーであるが、ポリマー製の編み紐やポリマーテープが用いられることができる。幾つかの用途の場合、ポリマー製絶縁ジャケットは例えばポリエステルテープ等の第2のポリマー製絶縁ジャケット、あるいはアルミナイズされたポリエステル等のメタライズテープ、等の第2の層によって取り囲まれる。発熱ケーブルはしばしば絶縁ジャケット及び選択的な第2の層を取り囲む選択的な金属接地編み紐を有する。この金属接地編み紐は発熱ケーブルを電気的に接地する作用を奏し、又機械的な強度と耐磨耗性を付与する。金属製の接地用編み紐が存在する場合、それは一般的には編成された金属製ワイヤーの形態をなすが、フレキシブル性が重要でないような用途の場合には例えばシースや金属テープ等の他のタイプの金属層を用いることが可能である。この明細書において、“金属製の接地用層”の用語は非編み紐状の金属層を含むことを意図している。幾つかの用途において、接地用編み紐自体は絶縁ジャケットによって包囲され、ケーブルに対して環境的及び電気的な絶縁を与えるようになっている。特に、最適な発熱ケーブルは電極が長尺ワイヤーであるとともに発熱要素が導電性ポリマー組成物から構成される自己調整型の帯状ヒータである。このタイプのヒータは米国特許第3,858,144号(Bedard等)、第3,861,029号(Smith-Johannsen等)、第4,017,715号(Whitney等)、第4,242,573号(Batliwalla)、第4,334,148号(Kampe)、第4,334,351号(Sopory)、第4,426,339号(Kamath等)、第4,459,473号(Kamath)、第4,574,188(Midgley等)、及び第5,111,32号(Batliwalla等)に開示されている。この発熱ケーブルは一般的には2つのほぼ平行な面を有する概ね長方形の断面をなすが、他の形状、例えば円形、卵形、長円形もまた本件発明のシール装置によって効果的にシールされることができる。
この装置のハウジングはケーブルの挿入に適した形状の第1の開口端部、及び第2の閉鎖端部を有している限り、一般的にはチューブ状又は長方形状等の最適な形状をなすことができる。さらに、ハウジングの内部形状はインサートを収容するのに十分なものでなければならない。このハウジングはインサート回りに適切な形状にモールドされた1部品とすることができるが、複数の部品によって恒久の構造に組立てることもでき、あるいは非連結又は連結構造が存在しうる第1及び第2のハウジング部材から構成することもできる。非連結構造の場合、ハウジング部材は各部に分離されることができ、あるいは例えばヒンジ、帯金あるいはスナップ連結によって結合されることができる。連結された場合、2つのハウジング部材は直接に又はガスケット等のシール部材を介して相互に接触し、かかる連結構造において2つのハウジング部材は開放端部を有するハウジングを構成する。ハウジングは例えば超音波溶接や接着によって恒久的に相互固定される2つの同一の部品から形成されるのが特に好ましい。同一のハウジング部材の使用は装置に必要な各種タイプの部品の数を減少させることを許容する。このハウジングは物理的に又は概念的に長手方向の頂部と長手方向の底部に分離され、頂部と底部はハウジングの軸に対し、例えば開口の軸に平行に形成される。頂部及び底部の両方は開口に隣接するとともに平行な内部表面と、一般的にはハウジングの外部表面である外部表面を含む。ハウジングの壁面の厚さは一定であるのが好ましいが、幾つかの用途の場合には強度を付与するために内部リブ、ボス又は外部の溝を設けるのがよい。頂部及び底部の内表面の一方又は両方にはまたインサートに設けられたロック機構と連結するとともにロックする作用を奏するロック歯又は溝が設けられている。
ケーブルのグリップはハウジング内に配置されるインサートによって行われる。各種寸法及び形状のケーブルを受入れるとともに必要な挿入力を比較的小さくするために、ケーブルの挿入前にインサートがハウジング内の垂直な方向、即ちハウジングの軸に直角な方向と同様に、ハウジング内の軸方向に自由に移動されることが重要である。このインサートは第1の開口端部と第2の閉鎖端部を有するクリップの形態をなす。この閉鎖端部はその内表面、具体的にはハウジングの開口に対面する表面上で半円形状をなす等、丸みを有する。インサートの閉鎖端部からは第1の頂部アーム及び第2の底部アームが延び、各々は挿入されたケーブルに対面する内表面とハウジングの頂部及び底部の内表面に対面する外表面を有する。ケーブルの挿入を容易にする場合、開口端部近傍の第1、第2のアームの内表面の少なくともある部分は例えば開口に向けてテーパをつける等、面取りされるのがよく、ハウジングの頂部及び底部の内表面は補完的なテーパを有するのが特に好ましい。ハウジング内に用いられた時に“チャイニーズ爪”として従来から知られているものと同様に機能するタイプのインサートが特に有用である。
挿入されたケーブルとの接触とグリップは第1のアームの内表面と協同する複数の第1のグリップ部材、及び第2のアームの内表面と協同する複数の第2のグリップ部材によって達成される。このグリップ部材はハウジングの開口端部から閉鎖端部に向けて長手方向に一定の又は傾斜した間隔で距離があけられている。第1及び第2のグリップ部材はケーブルの挿入を容易にするとともにケーブルが曲がりくねった構造となるような力の必要性を避けるために、オフセットされるよりもむしろ直接的に相互に対向して配置されるのが好ましい。グリップ部材は一般的には開口の全周縁をカバーする。これらはアームの内表面でグリップ部材のベースからグリップ部材の端部に向けて測定された一定の長さであるのが好ましい。十分に高い引抜き強度を達成するために、第1及び第2のグリップ部材に加え、インサートはまた第1のアームの内表面と協同する少なくとも1つの第1のプリグリップ部材、及び第2のアームの内表面と協同する少なくとも1つの第2のプリグリップ部材を有するのが好ましい。このプリグリップ部材は閉鎖端部とグリップ部材との間でインサートの閉鎖端部に近接して配置されている。好ましくは、第1、第2のプリグリップ部材は直接的に相互に対向して配置されている。
グリップ部材及びプリグリップ部材の両方は概ね長方形の断面を有するが、他の形状も採用できる。好ましくはグリップ部材及びプリグリップ部材はインサートのアームの適切な内表面上に四角形状に、例えば内表面に対して表面に90°の角度でもって垂直に配置されている。インサートのフレキシブル性により、グリップ部材又はプリグリップ部材はケーブルの十分なグリップを得るために角度を持たせて配置される必要がない。グリップ部材及びプリグリップ部材のグリップ表面はベースに対して平坦にできるが、グリップ部材及びプリグリップ部材の表面は角度A、内表面及びハウジングの軸に対して平行に測定された時に15°ないし60°であるグリップ端部を有するのが好ましい。グリップ部材の場合、グリップ端部は35°ないし60°、特に40°ないし55°、より特に約45°の角度Aを有するのが好ましい。プリグリップ部材の場合、グリップ端部は15°ないし40°、特に20°ないし35°、より特に約30°の角度Aを有するのが好ましい。この角度Aは開口端部から離れる方向に角度をなし、引抜き力がケーブルに適用された時にグリップ部材がケーブルをより強固にグリップするようになっている。幾つかの用途の場合、グリップ端部は鋸刃状とすることができる。
グリップ部材及びプリグリップ部材の寸法は挿入されるべきケーブルの寸法及び形状によって設定される。ケーブルが0.25ないし6.4mm(0.010ないし0.250インチ)の厚みを有する場合、グリップ部材及びプリグリップ部材はしばしば0.25ないし0.76mm(0.010ないし0.030インチ)、例えば0.38mm(0.015インチ)の厚みのベースと、0.025ないし0.25mm(0.001ないし0.010インチ)、例えば0.076mm(0.003インチ)の厚みのグリップ端部を有する。据え付けの容易性かは、開口端部に近接するグリップ部材は閉鎖端部に近接するプリグリップ部材よりも短くなければならない。一般的に、プリグリップ部材はグリップ部材の長さに比し、少なくとも2倍、好ましくは少なくとも3倍、特に少なくとも4倍、例えば5ないし7倍の長さを有する。グリップ部材は概ね0.25ないし1.8mm(0.010ないし0.070インチ)、好ましくは0.38ないし1.65mm(0.015ないし0.065インチ)、特に0.51ないし1.5mm(0.020ないし0.060インチ)、より特に0.64ないし1.0mm(0.025ないし0.040インチ)の長さを有する一方、プリグリップ部材は概ね1.3ないし7.6mm(0.050ないし0.300インチ)、好ましくは1.9ないし6.4mm(0.075ないし0.250インチ)、特に2.5ないし5.1mm(0.100ないし0.200インチ)の長さを有する。
耐引抜き性を増すため、インサートの少なくとも1つの第1のアーム及び第2のアームの外表面にロック機構を設けるのが望ましい。このロック機構がいかなる形状とすることもできるが、アームの外表面から突出するとともに、ハウジングの内表面上に配置されたロック歯と連結されうるテーパ状の“ウイング”が好ましい。最良の耐引抜き性を与えるために、ロック機構は両アームに設けられ、ロック歯はハウジングの長手方向の頂部及び長手方向の底部の両方の内表面上に設けられるのが好ましい。
ケーブルの切断端部がインサートの閉鎖端部と接触するようにハウジング内にケーブルが挿入されると、グリップ部材よりも実質的に長いプリグリップ部材はケーブルと最初に接触し、インサートの閉鎖端部が撓んで開放される。ケーブルが引き戻された場合、インサートは閉鎖し、グリップ部材をしてケーブルの最外層、例えば存在する場合には発熱ケーブルの絶縁ジャケット又は金属製編み紐を貫通せしめる。また、インサートのこの閉鎖はロック機構を連結せしめ、インサート又はケーブルの前進を阻止する。ハウジング内にゲル組成物がない場合、挿入及びロックが完了した時に例えばクリック音等の聴覚的なインジケータが設けられるであろう。
シール装置から容易に引抜かれることのないようにケーブルが十分な強度でもってその場所に保持されることが重要である。一般的に、日常の用途には少なくとも11.4kg(25ポンド)、好ましくは少なくとも13.6kg(30ポンド)、特に少なくとも15.9kg(35ポンド)の“引抜き力”が必要である。(この引抜き力はInstron(登録商標)引っ張り試験装置で測定されることができる。据え付けられたケーブルはInstron試験装置の10のジョーによってグリップされ、シール装置の他のジョーによってグリップされる。シール装置を保持したジョーが静止し、ケーブルを保持したジョーが移動されたときにコネクタからケーブルを3.2mm(0.125インチ)引っ張るのに必要な力が測定される。)かかる引っ張り力を達成するために、グリップ部材の各々がケーブル表面を少なくとも0.25mm(0.010インチ)、好ましくは少なくとも0.38mm(0.015インチ)、特に少なくとも0.51mm(0.020インチ)、より特に少なくとも0.64mm(0.025インチ)だけ貫通して例えば絶縁ジャケット、編み紐又は外側ジャケットに接触される。
ハウジングとインサートは絶縁された金属又はセラミックで構成されることができるが、製品としてのシール装置の構造に形成された時にUL746C等の衝撃強度試験によって測定された少なくとも5フィート・ポンドの衝撃強度を有するポリマーで構成されるのが好ましい。好ましいポリマーは軽量であり、インジェクション成型、トランスファー成型、又は類似の製造技術によって製作でき、断続使用及び連続使用に必要な耐高温性を有する。適切なポリマーはポリカーボネート、ナイロン、ポリエステル、ポリフェニレン・サルファイド、ポリフェニレン・オキサイド、及び他のエンジニアリングプラスチックである。適切なフィラー及び安定剤が設けられることができる。ある用途の場合、ハウジングは挿入されたケーブルの適切な配置を決定するのを補助すべく透明プラスチックで製作されるのが好ましい。ハウジング及びインサートに用いられるポリマーも同様であるが、インサートはハウジングよりも軟質の材料で製造されてインサートがフレキシブル性を有するとともにハウジングが衝撃強度を有するようにするのが好ましい。ハウジングは少なくとも10フィート・ポンドの衝撃強度を有するのが好ましい。グリップ部材及びプリグリップ部材はハウジング及び/又はインサートと異なるポリマーで形成することができるが、製造の容易さからはインサートと同じポリマーが好ましい。
幾つかの用途の場合、シール装置の幾つか又は全ては粘性材料で充填されてケーブル端部で良好な環境シールを付与するようにするのが望ましい。適切な材料は圧縮下においてケーブル表面に順応してシールを行う傾向のあるグリース、粘着剤、マスティック、ゲル及び他の材料である。米国特許第4,600,261号(Debbaut)、第4,690,831号(Uken等)、第5,079,300号(Dubrow等)、第5,104,930号(Rinde等)、及び第5,149,736号(Gamarra);国際公開第WO86/01634号(Toy等)、第WO88/00603号(Francis等)、第WO90/05166号(Sutherland等)、第WO91/05014号(Sutherland等)、第WO93/23472号(Hammond等)に開示されているものと同様のシリコンゲル等のゲルがシール材料として特に好ましい。ゲル成分は使用前にハウジング内に設けられるのが好ましい。2つのハウジング部材が用いられる場合、ゲル成分はハウジング部材の一方又は双方の内部に配置されることができる。ハウジング部材が連結構造に形成された時、ゲル成分はハウジング内の接地用編み紐と同様に、ケーブル及び絶縁ジャケット回りに配置される。ゲル成分の存在はハウジング外部、ケーブル、及び設けられている場合には接地用編み紐からの湿気の侵入を最少にする。
本件発明のシール装置はケーブル及びゲル成分を含む組立体の一部として用いることができる。組立体において、ゲル成分は変形されてケーブルの切断端部及びケーブルの外表面回りをシールする。このシール装置は電気的発熱ケーブルと共同する組立体において特に有用である。編み紐及び外部の絶縁ジャケットはハウジングへの挿入前に取り除かれて絶縁ジャケットがグリップ部材によってグリップされるようにするのが一般的に好ましい。しかし、グリップ部材が十分に長い場合にはそれらは編み紐をグリップするように作用するとともに十分な引抜き力を与える。絶縁ジャケットと同様に、編み紐をグリップするのに必要な場合、インサートが絶縁ジャケットのみをグリップするように、インサートはその閉鎖端部から開口端部まで十分に長く及び/又はグリップ部材も長いのが好ましい。
本件発明は図によって示され、その図1はシール装置である装置1の断面を示す。装置はハウジング3を有し、これには内表面7及び外表面9を有する長手方向の頂部5、及び内表面13及び外表面15を有する長手方向の底部11が形成されている。頂部5及び底部11は共に開口端部17及び閉鎖端部19を形成している。内表面7、13上にはロック歯21が設けられている。インサート23はハウジング3内に配置され、長いアームとグリップ部材が設けられて発熱ケーブルの金属製編み紐及び絶縁シャケットの両方をグリップするようになっている。I−I線は開口端部17を通るハウジング3の軸を示す。図示しないが、ハウジング3の内部にはインサート23を囲んでゲル成分が充填されている。
図2はケーブルの絶縁ジャケットをグリップするインサート23の断面を示す。インサート23は開放端部25と閉鎖端部27を備えたクリップの形状をなす。閉鎖端部27の内表面28は丸みを有する。第1のトップアーム29は内表面31と外表面33を有する。内表面31からは第1のグリップ部材41と第1のプリグリップ部材45が突設されている。第2のボトムアーム35は内表面37と外表面39を有する。内表面37からは第2のグリップ部材43と第2のプリグリップ部材47が突設されている。トップアーム29のエッジ30及びボトムアーム35のエッジ34は開口に向けてテーパー状となった表面を有する。外表面33及び外表面39上にはロック機構49が設けられている。
図3はボトムアーム35の内表面から突出した第2のプリグリップ部材47の断面図である。グリップ端部53のグリップ表面51は内表面に平行な、例えばインサート及びハウジングの軸に対して測定された角度Aでもって傾斜されている。
図4aはインサート23内に挿入後における発熱ケーブル55の概略断面図を示す。編み紐57はインサート23と接触して絶縁ジャケット59がグリップ部材41、43によって確実にグリップされるように発熱ケーブルから取り除かれている。図4bに示されるように、装置1と発熱ケーブルとの間の長手方向の力の働きによって発熱ケーブル55がその位置にロックされた後、ロック機構49はロック歯21と連結され、インサート23は閉鎖される。その結果、インサート23は閉鎖端部19の内表面との接触から外れるようになる。

Claims (10)

  1. 長尺ケーブル(55)の端部をシールする装置(1)であって、
    (1)概ねチューブ状をなすハウジング(3)であって、
    (a)第1の開口端部(17)及び第2の閉鎖端部(19)、
    (b)内部表面(7)と外部表面(9)とを有する長手方向の頂部(5)、
    (c)内部表面(13)と外部表面(15)とを有する長手方向の底部(11)、
    を有するハウジング(3)、
    (2)ハウジング内に配置され、ハウジング内で軸方向及び垂直な方向に移動自在なインサート(23)であって、
    (a)第1の開放端部(25)及び第2の閉鎖端部(27)を有するクリップの形状をなし、
    (b)内部表面(31)及び外部表面(33)を有する第1のトップアーム(29)、内部表面(37)及び外部表面(39)を有する第2のボトムアーム(35)を含み、上記第1及び第2のアームがインサートの閉鎖端部から延び、
    (c)第1のアームの内部表面上に設けられた複数の第1のグリップ部材(41)、
    (d)第2のアームの内部表面上に設けられた複数の第2のグリップ部材(43)、を含むインサート(23)、
    を備えているシール装置。
  2. インサートがさらに、
    (e)第1のアーム(29)の内部表面上に設けられた少なくとも1つの第1のプリグリップ部材(45)、
    (f)第2のアーム(35)の内部表面上に設けられた少なくとも1つの第2のプリグリップ部材(47)、
    を含む請求項1記載のシール装置。
  3. ハウジング(3)が(a)非連結構造又は(b)連結構造をなす2つのハウジング部材(5、11)から構成され、ハウジング部材が相互に接触されるとともに、ハウジングを形成し、好ましくは2つのハウジング部材が同一である、
    請求項1又は2記載のシール装置。
  4. 長手方向の頂部(5)の内表面(7)及び長手方向の底部(11)の内表面(13)がロック歯(21)を含み、第1のアームの少なくとも1つの外表面(33)及び第2のアームの外表面(39)がロック歯と結合するのに適したロック機構を含む、
    請求項1,2又は3に記載のシール装置。
  5. ハウジング(3)が透明ポリマーで製作されている、
    前記請求項のいずれか1つに記載のシール装置。
  6. (1)第1のグリップ部材(41)及び第1のプリグリップ部材(45)の各々が第1のアーム(29)の内表面(31)に結合されるベースを有し
    (2)第2のグリップ部材(43)及び第2のプリグリップ部材(47)の各々が第2のアーム(35)の内表面(37)に結合されるベースを有し
    (3)第1のグリップ部材、第2のグリップ部材、第1のプリグリップ部材及び第2のプリグリップ部材の各々は、(a)グリップ表面がハウジングの軸に対して角度Aをなし、(b)長尺ケーブルの絶縁ジャケット又は編み紐を貫通するのに適したグリップ端部(53)を含む、
    請求項2記載のシール装置。
  7. 前記第1のグリップ部材、第2のグリップ部材、第1のプリグリップ部材及び第2のプリグリップ部材の各々のグリップ端部のグリップ表面が15°ないし60°の角度Aをなし、好ましくは第1のグリップ部材(41)及び第2のグリップ部材(43)のグリップ端部の各グリップ表面は35°ないし60°の角度Aを有し、第1のプリグリップ部材(45)及び第2のプリグリップ部材(47)のグリップ端部の各グリップ表面は15°ないし40°の角度Aを有する、
    請求項6記載のシール装置。
  8. ゲル成分を含む前記請求項のいずれか1つに記載のシール装置。
  9. (A)請求項2に記載の装置、
    (B)インサート(23)の開口端部を介して挿入され、少なくとも1つの第1のグリップ部材、第2のグリップ部材、第1のプリグリップ部材及び第2のプリグリップ部材のグリップ端部と直接に接触する長尺ケーブル(55)の端部、
    を備えた組立体。
  10. 長尺ケーブルが、
    (a)第1、第2の長尺電極、
    (b)上記電極間に並列に接続された複数の抵抗発熱要素、
    (c)上記電極及び発熱要素の周囲を包囲する絶縁ジャケット、
    (d)上記絶縁ジャケットを包囲する選択的な金属製接地用編み紐、
    を含む電気的発熱ケーブルを含み、
    少なくとも1つの第1のグリップ部材、第2のグリップ部材、第1のプリグリップ部材及び第2のプリグリップ部材のグリップ端部が絶縁ジャケット又は選択的な編み紐と直接的に接触するようになっている
    請求項9記載の組立体。
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