JP3896408B2 - パルスフォトメトリープローブ - Google Patents

パルスフォトメトリープローブ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パルスフォトメトリー方式により脈波ないし血中吸光物質を測定するためのプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパルスフォトメトリー方式に用いるプローブにおいて、光源および光センサは指に巻回する支持構造の内部に埋設固定され、支持構造の下部表面に接着層を有する。そして、その接着層を生体組織の表面に装着することにより、光源および光センサの生体組織に対する固定、プローブ自体の固定がなされる(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、従来のパルスフォトメトリー方式に用いるプローブは、柔軟部材の生体組織に接触する面に発光部、受光部が配置され、取付けストラップを用いて生体組織に巻回して装着する(例えば、特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】
特公平2−20252号公報
【特許文献2】
米国特許第4830014号明細書
【特許文献3】
米国特許第5919133号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、皮膚がまだ弱い未熟児や新生児の指等に、特許文献1(特許文献2)に記載されるような支持構造の接着層を有するプローブを使用したのでは、装着部位の皮脂や角質層と接触することにより、接着層が劣化して、接着力が弱くなるほか、装着による局所的な圧迫を与えるおそれがある。さらには、接着層が角質層を剥離させてしまうおそれがある。
また、特許文献3に記載されるようなプローブは、固い発光部、受光部が直接生体組織に触れて圧迫してしまう。また、発光部と受光部の間にはつなぎ(ヨーク)があるので、発光部・受光部間の距離が調整できず、指等の生体組織を発光部と受光部で挟んだ状態での光軸の調整ができない。さらに、柔軟性の異なる圧縮性部材と受光部・発光部のハウジングが生体組織に接触する構造となっているので、生体組織に巻回して装着した状態で、外部から圧力が加わると全面に均一化された圧力分散となりにくい。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、皮膚が弱い患者に装着しても、装着による極所的な圧迫による壊死、発赤、炎症を生じさせず圧力が分散されるプローブを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るパルスフォトメトリープローブは、請求項1に記載したように、
生体組織に発光するための発光部と、
前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
前記装着テープ部は、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられ、
前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられているパルスフォトメトリープローブにおいて、
前記装着テープ部は、前記発光部および前記受光部が取り付けられる位置に、前記発光部および前記受光部を着脱可能に取り付けるためのテープがそれぞれ貼付されており、
前記テープは、前記装着テープ部が平らな状態にあって前記テープに前記発光部および前記受光部が所定の状態に取り付けられたときに、前記発光部および前記受光部それぞれのリード線の基端部の向きが互いに60°から120°の角度をなすように形成され配置されていることを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明に係るパルスフォトメトリープローブは、請求項2に記載したように、 前記装着テープに貼付される前記面状ファスナのフック部またはループ部は、前記装着テープ部が平らな状態にあって前記面状ファスナの前記フック部またはループ部に前記発光部および前記受光部が所定の状態に取り付けられたときに、前記発光部および前記受光部それぞれのリード線の基端部の向きが互いに60°から120°の角度をなすように形成され配置されていることを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明に係るパルスフォトメトリープローブは、請求項3に記載したように、 前記圧縮性部材は、スポンジであることを特徴とする。
【0018】
さらに、本発明に係るパルスフォトメトリープローブは、請求項4に記載したように、 前記装着テープ部の生体組織に接触される側の面から、前記第1の孔および前記第2の孔が、光透過性シートによりシールされていることを特徴とする。
【0019】
あるいは、本発明に係るパルスフォトメトリープローブは、請求項5に記載したように、
生体組織に発光するための発光部と、
前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
前記装着テープ部は、圧縮性部材と片面が接着面を有するカバーテープからなり、
前記カバーテープの前記接着面は、前記圧縮部材と接着する面と、前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面に装着することで前記留め部となる面を有し、
前記カバーテープは、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記カバーテープの前記圧縮性部材に接着されない表面上に着脱可能に取り付けられ、
前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記カバーテープの前記圧縮性部材に接着されない表面上に着脱可能に取り付けられ、
前記発光部から発せられた光が前記生体組織を透過し前記受光部に至るまでに透過する前記圧縮性部材の部分は少なくとも、光透過性を有することを特徴とする。
【0020】
さらに、本発明に係るパルスフォトメトリープローブは、請求項6に記載したように、 請求項5に係る構成において、前記装着テープ部は、前記発光部および前記受光部を取り付けるための粘着面を有し、
前記発光部および前記受光部の少なくとも前記粘着面に取り付けられる面はパイル地であることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパルスフォトメトリープローブの第1の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
図1は、本実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの外観を示す図である。図1に示すように、パルスフォトメトリープローブは大きくわけて測定素子部20と装着テープ部30に分けられる。
【0023】
[測定素子部20]
測定素子部20は、光を発するための発光部1(LED等)と、その発光部1から発せられ生体組織を透過した光を受光するための受光部2(フォトダイオード等)と、発光部1へ発光駆動信号を送り受光部2から受光信号を装置本体(図示しない)に送信するためのY字ケーブル3と、装置本体に取り付けるためのコネクタ4からなる。Y字ケーブル3は発光部1と受光部2へそれぞれ接続される2本のリード線からなる。
発光部1と受光部2を一体にせず、それぞれ分けられた測定部とすることで、ケーブル径を細く柔軟にできる。また、発光部1、受光部2との間の距離は固定されていない。
【0024】
[装着テープ部30]
次に図2、図3を用いて、装着テープ部30について説明する。
装着テープ部30は、生体組織(指、足等)に直接巻回される圧縮性を有するスポンジ5と、片面が接着面10でスポンジ5と接着されるカバーテープ9とを有する。カバーテープ9の接着面10は、スポンジ5と接着する面と、スポンジ5に接着しない面とがある。スポンジ5に接着しない面は、装着テープ部30を生体組織に巻回して装着する際に、カバーテープ9の表面に接着されて、装着状態を維持するための留め部としての役割を果たす。なお、生体組織への装着前は、スポンジ5に接着しない接着面は剥離紙12によりカバーされている。
なお、スポンジ5に接着しないカバーテープ9の接着面は、その代わりに、面状ファスナ等を用いても良い。
また、カバーテープ9の材料は、伸縮性のあるバンテージや、収縮性のない紙テープであってもよい。好適には、カバーテープ9の材料は、粘着剤が塗布された不織布伸縮テープがよい。
さらに、生体組織に直接接触する部材がスポンジ5のみであるため、生体組織表面の凹凸にも柔軟に接触できて密着性がよく、生体組織にかかる圧力を分散される。
【0025】
さらに、装着テープ部30は発光部1から発光される光を通すための第1の孔13と、発光部1により発光され生体組織を透過した光を通し受光部2により受光させるための第2の孔14が設けられている。
また、発光部1は、第1の孔13を通して光が発光できるように、カバーテープ9の上面に着脱可能に取り付けられるようになっている。受光部2は、第2の孔14を通して光が受光できるように、カバーテープ9の上面に着脱可能に取り付けられるようになっている。その構造は、遮光性を有し第1の孔13、第2の孔14とほぼ同じ大きさの孔が設けられた黒色の円環状の両面テープ8がそれぞれ、第1の孔と第2の孔に同心軸上に貼付されていることにより着脱可能となっている。
ここで、カバーテープ9に設けられた第1の孔13と第2の孔14を構成する孔13Aと14Aは、スポンジ5に設けられた第1の孔13と第2の孔14を構成する孔13Bと14Bよりも大きく形成されており、スポンジ5とカバーテープ9の間に設けられる両面テープ8の粘着面がその孔13A,14Aから現れるようになっている。発光部1および受光部2はそれぞれ孔13A,14Aから現れる両面テープ8の粘着面に接着されて取り付けられるようになっている。
なお、発光部1、受光部2が装着テープ部30に取り付けられる前では、その両面テープ8の表面に現れた部分には剥離紙11が貼付されている。そして、発光部1と受光部2を装着テープ部30に取り付ける際、剥離紙を剥がし、発光部1、受光部2を両面テープ8に取り付ける。
このような構造のため、発光部1、受光部2などの測定素子は、患者の生体組織(皮膚)に直接接触しないように装着テープ部30の背面(生体組織と接する面と反対の面)の測定素子を装着する部分に固定されることになる。
さらに、発光部1、受光部2の間の距離は固定的ではないので、第1の孔13あるいは第2の孔14を楕円状等にすることで、装着テープ部30に取り付ける際、発光部1、受光部2の間の距離を調節するようにすることもできる。それによりプローブ装着時の発光部1と受光部2のそれぞれの光軸を対向させるように微調整することもできる。あるいは、第1の孔13と第2の孔14の距離が異なる装着テープ部30を複数個用意しておき、患者の生体組織(指等)の大きさに応じて、適切な装着テープ部30を選択するようにしてもよい。
【0026】
また、装着テープ部30が生体組織に巻回されて装着されている状態のときに、発光部1と受光部2からの生体組織への圧力を分散させるために、プレート6が、第1の孔と第2の孔に同心軸上であって、両面テープ8よりも、生体組織接触面寄りに設けられている。本実施の形態では第1の孔13、第2の孔14と同じ大きさの孔を有する円環状であるが、透明なプレートであれば円盤状であってもよい。なお、プレート6の生体組織接触面寄りの面は両面テープ7が貼付され、スポンジ5に貼付されるようになっている。
プレート6は、発光部1、受光部2の取付表面よりも大きい表面を持たせることにより、スポンジ5の持つ緩衝作用とあいまって生体組織表面(皮膚)に対する圧力を分散することができる。特に、発光部1、受光部2のエッジ部分に生じうる局所的圧迫もこのプレート6とスポンジ5によって防止することができる。なお、本実施の形態では各部品の接着に両面テープを用いたが、熱溶着等によってもよい。
また、プレートの材料は、ABS、PETでもよく、塩化ビニールであってもよい。
【0027】
また、上記実施の形態では、円環状の粘着両面テープ8に光透過性の無い黒色粘着テープを用いているが、カバーテープ9、円環状の粘着両面テープ8、円環状プレート6、スポンジ5のいずれかについて、遮光性のものを用いることにより、測定誤差の原因となる外来光を遮断することができる。
【0028】
図1に示すように本実施の形態では、装着テープ部30の第1の孔13と第2の孔14との間に、3つの孔を装着テープ部30の幅方向に設けている。これは装着テープ部30を患者に装着する際に曲げやすくするためである。
【0029】
[装着方法・使用方法]
次に装着方法について説明する。
装着テープ部30の測定素子装着部に発光部1および受光部2を取り付け固定する。発光部1と受光部2とを、それぞれが患者の測定部位(指、足等)を間にして対向するように配置させ、装着テープ部30を生体組織に巻回する。ここで、指に、剥離紙12を剥離させながら装着する様子を図4に示す。また、足の甲に発光部1を、その対向する足裏に受光部2を配置して装着しようとする様子を図5(a)に示す。
さらに装着テープ部30の端部にある留め部である粘着面10を巻回したカバーテープ9の背面に接着させることでプローブ全体を装着し固定することができる。図5(b)は足に装着しようとする様子を示す図である。
巻回の強さは、装着部位より遠位の生体組織(皮膚の色など)、あるいはプローブにより検出される測定脈波波形等によって加減する。
発光部1と受光部2は測定素子装着部に固定されているが、巻回される装着テープ部30が発光部1と受光部2の背面を覆うのに十分な長さをすることにより、発光部1と受光部2の離脱を防止することができる。
なお、使用方法としては、装着テープ部30をディスポーザブルとして使用し、測定素子部20を再利用することで、コスト的に効率のよい利用が可能である。
【0030】
図6は、第2の実施の形態を示す図である。本実施の形態は、上記第1の実施の形態のプローブにおいて、発光部1、受光部2を装着テープ部30に取り付けるために、面状ファスナ40を用いたものである。すなわち、粘着両面テープ8のカバーテープ9側の面に、面状ファスナ40のフック部40Aを貼付け、発光部1および受光部2の表面に面状ファスナ40のループ部40Bを貼付けたものである。
【0031】
ここで、発光部1または受光部2の構成を図7の断面図に示し、外観を図8に示す。これらの図に示すように、発光素子または受光素子41は、2つのシートで覆われている。すなわち、光透過面を有する側は透明なシート42で覆われ、その反対側は遮光性を有するシート44で覆われている。これらのシート42、44としては例えば塩化ビニールシートを用い、それらの周辺を高周波溶着により接着する。また、これら2つのシート42、44の外側表面全体は、面状ファスナ40のループ部40Bが貼付けられている。発光素子または受光素子41の発光面または受光面41aは、光を遮らないようにループ部40Bに窓部43が設けられている。本プローブの他の構成は、上述した実施の形態のプローブと同じである。
【0032】
本プローブはこのように面状ファスナ40を用いているので、装着テープ部30に対し発光部1および受光部2を繰り返し着脱しても、その着脱は確実に行うことができる。
このように、本実施の形態では、発光部1および受光部2の表面にループ部40Bを設け、装着テープ30側にフック部40Aを設けたが、これらフック部40Aとループ部40Bを逆にしても良い。ただし、ループ部40Bの方が感触が良いので、作業者が良く触れる発光部1および受光部2の方にループ部40Bを設けた方が作業者には好ましい。
【0033】
図9は、第3の実施の形態を示す図である。本実施の形態は、上記第1の実施の形態のプローブにおいて、カバーテープ9に設けられた孔13Aと14Aをその長径方向が互いに60°から120°となるように配置したものである。すなわち、両面テープ8のカバーテープ9から露出した粘着面は、装着テープ部30が平らな状態にあって両面テープ8に前記発光部および前記受光部が所定の状態に取り付けられたときに、発光部1および受光部2それぞれのリード線の基端部の向きが互いに60°から120°の角度をなすように形成され配置されている。他の構成は第1の実施の形態と同じである。
このような構成により、本プローブが患者に装着され、孔13Aと14Aから現れた両面テープ8の粘着面に発光部1と受光部2が最もよく接着する状態に取り付けられると、すなわち、接着する面が最も大きくなる状態に取り付けられると、図10に示すように、発光部1と受光部2それぞれのリード線の基端部L1,L2は引き出しやすい状態になり、このプローブの装着作業が容易となる。図10は患者の足に本プローブを装着する様子を示したものである。
【0034】
上記第3の実施の形態は、第1の実施の形態において、カバーテープ9に設けられた孔13Aと14Aをその長径方向が互いに60°から120°となるように配置したものであったが、これは、第2の実施の形態において、同様にカバーテープ9に設けられた孔13Aと14Aをその長径方向が互いに60°から120°となるように配置したものであっても良い。この場合は、リード線の引き出しやすさを備えると共に、発光部1および受光部2の着脱の確実性も向上する。
【0035】
図11は第4の実施の形態を示す図である。本実施の形態は、上記第3の実施の形態において、スポンジ5の生体に接触する側面から孔13B、14Bを、2枚の光透過性シート15、15(サージカルテープ、フィルム等がよい)によりそれぞれシールする。
この透過性シート15をシールするのは、プローブを生体組織に装着した場合に、スポンジ5に設けた孔13B、14Bのエッジ部分が接触した生体組織部分が過度の圧迫により壊死するおそれを防止するためである。
光透過性シート15の適正な材質の例としては、厚みが0.3〜0.4mm程度のポリウレタンエストラマを挙げることができる。光透過性シート15の片面に粘着剤を薄く塗布し、スポンジ5にシールするとよい。
図12は、その断面図である。図12のように、孔13、14は光透過性シート15によりシートされる。
【0036】
なお、光透過性シート15は、2つに分けられたものでなくともよく、図13に示すように、スポンジ5に設けた孔13B、14Bを同時にシールするのに十分な大きさの1つのものであってもよい。
【0037】
図14は第5の実施の形態を示す図である。本実施の形態は、上記第3の実施の形態において、孔13B、14Bを設けず、その代わりに、スポンジ5を薄くし、スポンジ5の多孔性により光透過性を持たせることを特徴とするものである。
これも第4の実施の形態と同じく、スポンジ5に孔のエッジを形成させないようにするためのものである。
スポンジ5の適正な材質の例としては、軟性ウレタンフォームを挙げることができる。スポンジの多孔性は、光透過性を持たせるために、25mmに孔(セル)が50〜60個程度あれば十分である。
また、少なくとも光が透過する部分のスポンジ5の厚みは1〜2mm程度がよい。その他の部分のスポンジ5の厚みは、同じ厚みの1〜2mm程度でもよく、それより厚くしてもよい。
図15は、その断面図である。図15のように、光が透過する部分のスポンジ5の厚みは薄いものとされる。
このような構成にすることで、プローブを装着して測定する際に、発光部1から発せられた光が生体組織を透過し受光部2に至るまでに透過するスポンジ5の部分は少なくとも、光透過性を有することになる。
【0038】
なお、上記の第1〜第5の実施の態様において、発光部1および受光部2には少なくとも装着テープ9に接触する面は、光が通る部分を除き、面状ファスナのようなパイル地とし、粘着両面テープ8のカバーテープ9側の面は面状ファスナを設けないようにしてもよい。この場合、双方が面状ファスナであるよりも、装着テープ9から露出しているテープ8からの発光部1および受光部2の剥離強度は弱いものとなる。そのため、軽い適度な力で発光部1および受光部2を装着テープ9から剥離することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳記したように、請求項1に係るパルスフォトメトリープローブの発明は、
生体組織に発光するための発光部と、
前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
前記装着テープ部は、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられ、
前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられているパルスフォトメトリープローブにおいて、
前記装着テープ部は、前記発光部および前記受光部が取り付けられる位置に、前記発光部および前記受光部を着脱可能に取り付けるためのテープがそれぞれ貼付されており、
前記テープは、前記装着テープ部が平らな状態にあって前記テープに前記発光部および前記受光部が所定の状態に取り付けられたときに、前記発光部および前記受光部それぞれのリード線の基端部の向きが互いに60°から120°の角度をなすように形成され配置されていることを特徴とする。
このことにより、装着テープ部の生体組織に接触する面は接着層がないため、何度プローブを生体組織に着脱しても、生体組織との接触による装着力の減少はない。また、発光部および受光部は生体組織に直接接触することがなく、装着テープ部が圧縮性を有するため、装着状態下で生体組織への局所的圧迫を防ぎ圧力を分散させることができる。
さらに、本プローブを被験者に装着したときに、前記発光部および前記受光部それぞれのリード線を容易に引き出すことができる。
【0050】
さらに、請求項2に係るパルスフォトメトリープローブの発明は、
前記装着テープに貼付される前記面状ファスナのフック部またはループ部は、前記装着テープ部が平らな状態にあって前記面状ファスナの前記フック部またはループ部に前記発光部および前記受光部が所定の状態に取り付けられたときに、前記発光部および前記受光部それぞれのリード線の基端部の向きが互いに60°から120°の角度をなすように形成され配置されていることを特徴とする。
これにより、本プローブを被験者に装着したときに、前記発光部および前記受光部それぞれのリード線を容易に引き出すことができる。
【0051】
さらに、請求項3に係るパルスフォトメトリープローブの発明は、
前記圧縮性部材は、スポンジであることを特徴とする。
このことにより、生体組織に接触するものがスポンジであるため、何度プローブを生体組織に着脱しても、生体組織との接触による装着力の減少は生じない。
またスポンジの圧縮性により、装着状態下での生体組織への局所的圧迫を防ぐごとができる。
【0052】
さらに、請求項4に係るパルスフォトメトリープローブの発明は、
前記装着テープ部の生体組織に接触される側の面から、前記第1の孔および前記第2の孔が、光透過性シートによりシールされていることを特徴とする。
このことにより、プローブを生体組織に装着した場合に、装着テープ部に設けた孔のエッジ部分に接触する生体組織部分が過度の圧迫により壊死するのを防止することができる。
【0053】
さらに、請求項5に係るパルスフォトメトリープローブの発明は、
生体組織に発光するための発光部と、
前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
前記装着テープ部は、圧縮性部材と片面が接着面を有するカバーテープからなり、
前記カバーテープの前記接着面は、前記圧縮部材と接着する面と、前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面に装着することで前記留め部となる面を有し、
前記カバーテープは、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記カバーテープの前記圧縮性部材に接着されない表面上に着脱可能に取り付けられ、
前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記カバーテープの前記圧縮性部材に接着されない表面上に着脱可能に取り付けられ、
前記発光部から発せられた光が前記生体組織を透過し前記受光部に至るまでに透過する前記圧縮性部材の部分は少なくとも、光透過性を有することを特徴とする。
これにより、プローブを生体組織に装着した場合に、装着テープ部に設けた孔のエッジ部分に接触する生体組織部分が過度の圧迫により壊死するのを防止することができると共に、プローブの部品点数を少なくすることができる。
【0054】
さらに、請求項6に係るパルスフォトメトリープローブの発明は、
請求項5の構成において、
前記装着テープ部は、前記発光部および前記受光部を取り付けるための粘着面を有し、 前記発光部および前記受光部の少なくとも前記粘着面に取り付けられる面はパイル地であることを特徴とする。
これにより、軽い適度な力で発光部および受光部を装着テープ部から剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの外観を示す図である。
【図2】第1の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの装着テープ部の分解図を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの装着テープ部の断面図を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブを指に装着する様子を示す図である。
【図5】第1の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブを足に装着する様子を示す図である。
【図6】第2の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの分解図を示す図である。
【図7】第2の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの発光部または受光部の断面図を示す図である。
【図8】第2の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの発光部または受光部の外観を示す図である。
【図9】第3の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの分解図を示す図である。
【図10】第3の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブを足に装着する様子を示す図である。
【図11】第4の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの分解図を示す図である。
【図12】第4の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの装着テープ部の断面図を示す図である。
【図13】第4の実施の形態に係る他のパルスフォトメトリープローブの分解図を示す図である。
【図14】第5の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの分解図を示す図である。
【図15】第5の実施の形態に係るパルスフォトメトリープローブの装着テープ部の断面図を示す図である。
【符号の説明】
1 発光部
2 受光部
3 Y字ケーブル
4 コネクタ
5、5B スポンジ
6 プレート
7 両面テープ
8 両面テープ
9 カバーテープ
10 接着面
11 剥離紙
12 剥離紙
13 第1の孔
14 第2の孔
15 光透過性シート
20 測定素子部
30 装着テープ部
40 面状ファスナ

Claims (6)

  1. 生体組織に発光するための発光部と、
    前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
    前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
    前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
    前記装着テープ部は、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
    前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられ、
    前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられているパルスフォトメトリープローブにおいて、
    前記装着テープ部は、前記発光部および前記受光部が取り付けられる位置に、前記発光部および前記受光部を着脱可能に取り付けるためのテープがそれぞれ貼付されており、
    前記テープは、前記装着テープ部が平らな状態にあって前記テープに前記発光部および前記受光部が所定の状態に取り付けられたときに、前記発光部および前記受光部それぞれのリード線の基端部の向きが互いに60°から120°の角度をなすように形成され配置されていることを特徴とするパルスフォトメトリープローブ。
  2. 生体組織に発光するための発光部と、
    前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
    前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
    前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
    前記装着テープ部は、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
    前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられ、
    前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられているパルスフォトメトリープローブにおいて、
    前記装着テープ部は、前記発光部および前記受光部が取り付けられる位置に、面状ファスナのフック部またはループ部が設けられ、前記発光部および前記受光部の少なくとも前記装着テープ部に取り付けられる面には前記面状ファスナのループ部またはフック部がそれぞれ設けられており、
    前記装着テープに貼付される前記面状ファスナのフック部またはループ部は、前記装着テープ部が平らな状態にあって前記面状ファスナの前記フック部またはループ部に前記発光部および前記受光部が所定の状態に取り付けられたときに、前記発光部および前記受光部それぞれのリード線の基端部の向きが互いに60°から120°の角度をなすように形成され配置されていることを特徴とするパルスフォトメトリープローブ。
  3. 生体組織に発光するための発光部と、
    前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
    前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
    前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
    前記装着テープ部は、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
    前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられ、
    前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられているパルスフォトメトリープローブにおいて、
    前記装着テープ部は、圧縮性部材と片面が接着面を有するカバーテープとからなり、
    前記カバーテープの前記接着面は、前記圧縮部材と接着する面と、前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面に接着することで前記留め部となる面とを有し、
    前記圧縮性部材は、スポンジであることを特徴とするパルスフォトメトリープローブ。
  4. 生体組織に発光するための発光部と、
    前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
    前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
    前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
    前記装着テープ部は、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
    前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられ、
    前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面上に着脱可能に取り付けられているパルスフォトメトリープローブにおいて、
    前記装着テープ部の生体組織に接触される側の面から、前記第1の孔および前記第2の孔が、光透過性シートによりシールされていることを特徴とするパルスフォトメトリープローブ。
  5. 生体組織に発光するための発光部と、
    前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を受光するための受光部と、
    前記発光部および前記受光部が取り付けられ、前記生体組織に巻回して装着するための圧縮性を有する装着テープ部と、
    前記装着テープ部が前記生体組織に巻回されて装着された状態を維持するための留め部とを具備し、
    前記装着テープ部は、圧縮性部材と片面が接着面を有するカバーテープからなり、
    前記カバーテープの前記接着面は、前記圧縮部材と接着する面と、前記装着テープ部の生体組織に接触しない表面に装着することで前記留め部となる面を有し、
    前記カバーテープは、前記発光部から発光される光を通すための第1の孔と、前記発光部により発光され前記生体組織を透過した光を通し前記受光部により受光させるための第2の孔を有し、
    前記発光部は前記第1の孔に発光する光を通すように、かつ前記カバーテープの前記圧縮性部材に接着されない表面上に着脱可能に取り付けられ、
    前記受光部は前記第2の孔から受光するように、かつ前記カバーテープの前記圧縮性部材に接着されない表面上に着脱可能に取り付けられ、
    前記発光部から発せられた光が前記生体組織を透過し前記受光部に至るまでに透過する前記圧縮性部材の部分は少なくとも、光透過性を有することを特徴とするパルスフォトメトリープローブ。
  6. 請求項に記載のパルスフォトメトリープローブにおいて、
    前記装着テープ部は、前記発光部および前記受光部を取り付けるための粘着面を有し、 前記発光部および前記受光部の少なくとも前記粘着面に取り付けられる面はパイル地であることを特徴とするパルスフォトメトリープローブ。
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