JP3893490B2 - 空調換気扇 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、室内の空気と、室外の空気との間において熱交換しながら換気する熱交換形の空調換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例として、例えば特開平10−281525号公報に示された従来の空調換気扇を図14に示す。
図において空調換気扇1の本体1a内に外気を室内に導入する給気通風路13と、室内の空気を室外に排気する排気通風路9を設け、給気通風路13には室外吸込口10と室内吐出口11を、排気通風路9には室内吸込口2と室外吐出口21を本体1aに形成している。給気通風路13にはモーター7で回転する給気ファン12aをケーシング18内に設け、排気通風路9には同じくモーター7で回転する排気ファン8aをケーシング19内に設け、空気の給気、排気を行うよう構成されている。
【0003】
給気通風路13と排気通風路9の交差部には熱交換器6を設けて両風路間で熱交換を行うようにし、また、両風路の室外吸込口10および室外吐出口21を一つの円筒の中央を隔壁14により2分し半円状に形成してダクト接続口15に形成している。熱交換器6は角の部分を枠6aにて補強して有り、熱交換器6の下方には熱交換器6からでる結露水を受けるドレンパン20aが設けられ、外へ排水されるようになっている。
【0004】
図15は本体1aの背面内側に設けた室外吸込口10および室外吐出口21の開口を開閉するシャッターの構成図である。図において、シャッターの構成は、室外吸込口10を閉鎖できる半円状の給気シャッター4と、室外吐出口21を開閉する平板状の排気シャッター3とを備えている。排気シャッター3には歯形34が形成され、この歯形34に駆動モーターの歯車がかみ合い排気側シャッター3が左右にスライドし半円状の室外吐出口21の開口を開閉する。
【0005】
排気シャッター3が左へ移動して室外吐出口21が開きながら、排気シャッター3の先端部32が、給気シャッター4の連動部45と接触し、さらに排気側シャッター3が左へ移動すると先端部32が、給気シャッター4の連動部45を押して、軸46を支点として給気側シャッター4が回動して室外吸込口10の開口を開く。
また、給気シャッター4が閉じる場合は、排気シャッター3が右へ移動して排気シャッター3の先端部32が、給気シャッター4の連動部45と接触し続けている間は、給気シャッター4の自重により給気シャッター4が閉じる方向に動き、さらに、排気シャッター3が右へ移動すると、先端部32と給気シャッター4の連動部45が離れ、給気シャッター4は自重のみで動作して、排気シャッター3右端まで移動したところで閉じる。この時排気シャッター3の先端部32と給気シャッター4の間には空間ができている。
【0006】
図15におけるシャッターは、排気シャッター3が左へ移動して室外吐出口21が開きながら、排気シャッター3の先端部32が、給気シャッターの連動部45と接触し、さらに排気シャッター3が左へ移動すると排気シャッター3の先端部32が、給気シャッター4の連動部45を押して、軸46を支点として給気シャッター4が回動して開く。
【0007】
また、給気シャッター4が閉じる場合は、排気シャッター3が右へ移動して排気シャッター3の先端部32が、給気シャッター4の連動部45と接触し続けている間は、給気シャッター4の自重により給気シャッター4が閉じる方向に動く。
さらに、排気シャッター3が右へ移動すると先端部32と給気シャッター4の連動部45が離れ、給気シャッター4は自重のみで動作し、排気シャッター3右端まで移動したところで閉じる。
【0008】
図16は、もう一つの従来例として、例えば特開平10−281526号公報に示された従来の空調換気扇を示す。図において、室外吸込口10および室外吐出口21を開閉する回転式のシャッター70を設け、シャッター70には室外吸込口10および室外吐出口21を常時閉鎖する方向に作用するスプリング74を設け、シャッター70の一端を引き紐スイッチ75を介して操作部76に接続し、レバー73を介してフラップ72とシャッター70が連動して開閉される構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように構成されている従来の空調換気扇では、
空調換気扇は窓上の壁に横方向に取付けられるケースが多いが、窓上のスペースが少なく、袖壁にしか取付けられない場合があり、その時は本体1aを縦方向に設置したいという要望があり、空調換気扇本体を縦方向でも横方向でも取付可能とする必要が出てきた。
【0010】
空調換気扇を横方向に設置した場合、上記のように動作するが、本体1aを縦方向に設置した場合は、排気シャッター3を閉じても給気側シャッター4が自重により下がって室外吸込口10を開いてしまうという課題があった。
また、本体1aを横方向に設置した場合でも、給気シャッター4の軸46部分の摩擦が大きくなっていると、本来自重により閉まるはずの給気シャッター4が閉まらなくなってしまう課題があった。
【0011】
また、給気シャッター4等の部品の成形精度のばらつきによって、排気シャッター3の先端部32と給気シャッター4の接触が不十分となり、給気シャッター4が完全に閉じないという課題があった。
【0012】
また、排気シャッター3の摺動する部分には動作させるための隙間38が必要であるが、その隙間から排気側の湿った暖かい空気が給気側の冷たい空間へ漏れて、冬期には給気シャッター4に霜や結露が発生してしまうという課題があった。
また、−10℃〜−20℃となるような極寒時において運転を行なうと熱交換器が結氷し、室内への給気温度が低くなって冷風感を感じるという課題があり、極寒時には冷風感を抑制するために給気量を制御して排気専用の運転をする必要があった。
【0013】
また、前面のパネルを自動で開閉しようとすると、シャッター用のモーターとパネル用のモーターの2つのモーターを持たなければならないという課題があった。
【0014】
また、空調換気扇1が横方向の取付けのとき、熱交換器6からの結露水は下のドレンパンに受けられるが、本体1aを縦方向に取付けたとき、結露水は熱交換器6に設けられた枠6aの部分を伝ってドレンパンの外に流れ落ちるという課題があった。
【0015】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、給気シャッターが部品の成形バラツキや取付け方向に左右されることなく確実に閉じ、また、冬期に給気シャッターに結露が発生せず正しく動作する空調換気扇を得ることを目的とするものである。
【0016】
また、製品本体を縦方向、横方向のどちら向きに取付けた場合でも、重力やばね力に左右されることなく、確実にシャッターの開閉動作ができる空調換気扇を得ることを目的とするものである。
また、前面のパネルの駆動に専用のモーターを使用しない空調換気扇を得ることを目的とするものである。
【0017】
また、縦方向、横方向のどちら向きに取付けた場合でも、熱交換器に発生した結露水が確実にドレンパンへ流れ落ち、水が漏れない空調換気扇を得ることを目的としたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、 本体と前パネルとで外筐を構成し、その外筐内に給気通風路と排気通風路を形成し、前記給気通風路には前記本体に室外空気を吸込む室外吸込口と、前記前パネルに室外空気を吹出す室内吐出口を設け、前記排気通風路には前記前パネルに室内空気を吸込む室内吸込口と、前記本体に室内空気を排出する室外吐出口を設け、前記給気通風路と 前記排気通風路に送風用ファンと、前記給気通風路と前記排気通風路とを交差させ熱交換する熱交換器とを設け、前記本体の前記室外吸込口と前記室外吐出口との間に隔壁を設け、前記室外吸込口側風路と前記室外吐出口側風路とを仕切り、前記室外吸込口を開閉する給気シャッターと前記室外吐出口を開閉する排気シャッターと、前記排気シャッターを駆動する駆動手段を設け、前記排気シャッターには前記給気シャッターを開閉駆動する連動部を前記隔壁を貫通して設け、前記給気シャッターには前記排気シャッターの連動部の力を受ける連動部を設けて連動可能な構成とし、前記排気シャッターが前記室外側吐出口を開とするとき、前記室外側吐出口がほぼ全開するまで前記給気シャッターは前記室外吸込口を閉鎖し、更に排気シャッターが開の方向に動くと、排気シャッターに連動して給気シャッターを開の方向に連動させるものである。
【0019】
また、前記排気シャッターが前記室外吐出口を閉鎖しているとき、前記排気シャッターの連動部が前記給気シャッターの動きを押えるように、前記給気シャッターに前記排気シャッターの連動部に押さえられる押え部を設けたものである。
【0020】
また、前記給気シャッターの押さえ部に弾性部材を設けたものである。
【0021】
また、前記本体内の前記室外吸込口側と前記室外吐出口側の部分を仕切る隔壁に前記排気シャッターの給気シャッターを開閉駆動する連動部が摺動する開口部を設け、前記排気シャッターの連動部が摺動するようにし、前記排気シャッターの連動部に前記隔壁の開口部との隙間を塞ぐ隙間防止手段を設けたものである。
【0022】
また、前記本体の前面に前記室内吸込口と前記室内吐出口の開口部を開閉する可動パネルを設け、前記可動パネルには前記可動パネルを支持し駆動する為のリンクを設け、前記リンクに可動パネル駆動手段を連結するとともに、前記排気シャッターに前記可動パネル駆動手段を駆動する為のシャッター連結部を設け、前記可動パネル駆動手段と、前記シャッター連結部とを組合わせて排気シャッターと可動パネルを連動可能にし排気シャッターの駆動で可動パネルを開閉動作させるものである。
【0023】
また、前記本体内に前記熱交換器から発生する結露水を受けるドレンパンを設け、前記ドレンパンは前記本体の取付状態が横方向の時発生する結露水を受ける受け面と、前記本体の取付状態が縦方向の時発生する結露水を受ける受け面と、結露水を排水するドレン穴を設け、本体の取付が縦方向のとき結露水を受ける面に前記熱交換器の支持部を設け、前記支持部は前記熱交換器の結露水が発生しない面を支持するとともに結露水をドレンパン内に流すようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について説明する。なお、従来例と同じ部分は詳細の説明は従来例を参照する。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について、図1から図6を用いて説明する。
【0025】
図において、1は外気と室内の空気との間で熱交換をしながら換気を行なう空調換気扇で、その外筐は本体1aと前パネル50とから構成され、前パネル50は本体1aの前面側に取付けられている。本体1aの後面1bに室内空気を室外へ排出するための室外吐出口21と室外空気を吸込む室外吸込口10が設けられ、また、前パネル50には室内空気を吸込む室内吸込口2と室外空気を室内に吹出す室内吐出口11が設けられ、この室内吸込口2と室外吐出口21との間に、熱交換器6とモーター7により駆動される排気ファン8aを有する排気送風機8を備えて排気通風路9を形成している。
【0026】
また、本体1aの後面1b室外空気を吸込む室外吸込口10と、前パネル50側室外空気を室内に吹出す室内吐出口11との間に、熱交換器6とモーター7により駆動される給気ファン12aを有する給気送風機12を備えて給気通風路13が形成されている。
【0027】
排気通風路9と給気通風路13は熱交換器6にて交差し、両風路間熱交換を行なう。本体1aが横方向取付けの場合に熱交換器6の下方になる位置には熱交換器6から出る結露水のドレンを受けるドレンパン20が設けられている。
【0028】
本体1aの後面1bには室外吐出口21と室外吸込口10一つの筒の内径を2分して仕切り各々半円状に構成された給排気フランジ40が外側に突出するように設けられている。また、本体1a内には給排気フランジ40の室外吐出口21と室外吸込口10の仕切りに合せて給気風路側と排気風路側を仕切る隔壁14が設けられ、室外吐出口21の開口と、室外吸込口10の開口を開閉する排気シャッター3及び給気側シャッター4を備えている。
【0029】
排気シャッター3は室外吐出口21を開閉する平面部3aと、シャッターを駆動するモータ59の歯車とかみ合う歯形34と、給気シャッター4を駆動するための平面部3aから延長された連動部31と、連動部31の先に設けられ給気シャッター4に作用して力を伝える先端部32と、シャッターの摺動をガイドするための摺動穴3bと、外周部に補強のために設けたリブ3cとを有している。
【0030】
摺動穴3bは本体1aの後面1bに設けられた支柱1cに嵌まり、支柱1cの先端に締め付けられた押え板1fにより本体1aの後面1bからの浮き上がりを防いでいる。排気シャッター3は本体1aの後面1bに設けられたリブ状の壁面1dの内側に配置され、壁面1dをガイドにして摺動する。
【0031】
給気シャッター4は、室外吸込口10を開閉する平面部4aと、平面部4aの一端に設けられた取付け及び回転の中心となる軸46と、軸46を中心として平面部4aの反対側に設けた排気シャッター3の先端部32が作用して力が伝わる連動部45とで構成されている。平面部4aは室外吸込口10を閉じたとき隔壁14に当接する直線状の端部4bと排気シャッター3の連動部31の先端部32が作用する押え部47を有している。
【0032】
押え部47は室外吐出口21が全開となるまで室外吸込口10を閉じておくために給気シャッター4を排気シャッター3の先端部32で押えられる部分で給気シャッター4の端部で下記の部分を有している。
押え部47は室外吐出口21が全開となる位置で排気シャッター3の連動部31の先端部32が接触し終わる(又は全閉時には接触し始める)コーナー部47aと、コーナー部47aに隣接して設けられたばね部41とばね部41に隣接して設けられた凹部41aと、ばね部41の下支点となる凸部41bとで構成されている。ばね部41は弾性力を有し、一体成形にてばね部の先端が凸部41bから離れるように、また、排気シャッター3の先端部32が押えたとき約10度の角度のたわみを有するように形成されている。
【0033】
ばね部41の弾性力は本体1aが縦方向に取付けられたとき給気シャッター4が室外吸込口10を閉じている場合に、給気シャッター4が自重で回動して室外吸込口10を開ないように、隔壁14に押し付けておくに十分な力を有しているものである。
凸部41bは、ばね部41の下支点としてのストッパーの働きがあり、ばね部41の撓みすぎを防止して耐久性を高めている。なお、ばね部41は一体成形にて設けたが別部品で作って取付けてもよい。
【0034】
給気シャッター4のコーナー部47aと連動部45との間には排気シャッター3の連動部31の先端部32が連動部45に作用して室外吸込口10を開くときに、給気シャッター4が回動するための先端部32の逃げとして凹部47bを形成している。
連動部45には給気シャッター4が回動して室外吸込口10が全開になったとき隔壁14に当接する直線状の端部45aと排気シャッター3の連動部31の先端部32の逃げとなる凹部45bを凹部47b側に有している。
【0035】
給気シャッター4の軸46は室外吸込口10と排気シャッター3の連動部31の間の隔壁14の近傍に位置し、室外吸込口10が全閉及び全開した時、直線状の端部4b及び端部45aが隔壁14に平行に当接する位置に設けられている。
【0036】
このように構成されたシャッター機構は、駆動用のモーター59が回転して排気シャッター3に形成された歯形34に動力が伝わると、排気シャッター3が左又は右にスライドし半円状の室外吐出口21を開閉する。排気シャッター3と給気シャッター4がともに閉じている時は、排気シャッター3の先端部32が、給気シャッター4ばね部41を押した状態となっている。
【0037】
排気シャッター3の連動部31は、本体1aの後面1bに設けられた給気側空間1gと排気側空間1hとを仕切る隔壁14を貫通してスライドする。
排気シャッター3の連動部31が滑らかにスライド動作をするために、摩擦を小さくするよう連動部31と連動部31が摺動する隔壁14aとの間に隙間38が設けられている。また、隙間38より排気流が給気側へ流れ込みをしないようにして結露の発生や給気と排気の混合やショートサーキットを防ぐために、隙間38を塞ぐように排気シャッター3の連動部31にばね作用を持つ隙間防止板33を設けている。
【0038】
隙間防止板33は弾力性を有し、かつ摩擦係数の低い部材で構成され、排気シャッター3が室外吐出口21を閉じている時には、連動部31が摺動する給気と排気の隔壁14a間の摺動部の幅よりも大きく開き、排気シャッター3が室外吐出口21を開くにつれて隙間防止板33が摺動部の隔壁14aに接触して、隙間38を防ぐようになっている。
隙間防止板33が隙間38を防ぐことにより、排気が給気側に漏れて混合しないので、風路内に結露が発生することが防止でき、結露水で装置内や室内を濡らすことがない。
【0039】
図4の状態の時(給気シャッター4が開いた時)には排気シャッター3の連動部31の通る隔壁14aの上側の壁面と下側の壁面に隙間防止板33が接して弾力で押さえつけられる形状になっている。図5の状態の時(排気シャッター3が開いた時)には、隙間防止板33は排気シャッター3の連動部31の通る上側の隔壁14aの壁面に隙間防止板33が接触して弾力で押さえられた形状になっている。図6の状態の時(給気シャッター4が閉じた時)には、排気シャッターの連動部31の通る隔壁14aの間隔よりも大きく両側へ広がる形状をしている。
【0040】
給気シャッター4は、排気シャッター3が閉じる時に、排気シャッター3の連動部31の先端部32が給気シャッター4の押え部47のコーナー部47aから、ばね部41を押されることによって給気シャッター4が回動して閉じる。
排気シャッター3が開くときの先端部32は排気シャッター3がほぼ全開になる位置までは、給気シャッター4のばね部41、コーナー部47aを押しつづけて給気シャッター4が開かないようになっている。排気シャッター3がさらに、開く方向に動作したときに先端部32が給気シャッター4の連動部45に作用して給気シャッター4が回動し開く。
【0041】
すなわち、室外吐出口21がほぼ全開になった位置で、排気シャッター3の先端部32が、給気シャッター4の連動部45と接触し、さらに排気シャッター3が左へ移動すると先端部32が連動部45を押して、軸46を支点として給気シャッター4が回動し開く。
【0042】
また、給気シャッター4が閉じる場合は、排気シャッター3が右へ移動して室外吐出口21を閉じかけた位置になるまで、排気シャッター3の先端部32が、給気シャッター4の連動部45と接触し押し続け給気シャッター4は閉じる方向に回動する。
さらに排気シャッター3が右へ移動すると、排気シャッター3の先端部32と給気シャッター4の連動部45が離れるが、つぎに先端部32は給気シャッター4のコーナー部47aからばね部41に接触して給気シャッター4を閉じる方向に押し続け、給気シャッター4が隔壁14に当接して閉じる。さらに排気シャッター3が右へ移動すると排気シャッターの先端部32とばね41が接触し続けた状態で排気シャッター3のみが移動して給気シャッターは閉じている
【0043】
図4は排気シャッター3と給気シャッター4がともに開いている状態で、給気と排気の間で熱交換をしながら換気が行われる。
排気シャッター3は歯形34にかみ合っている図2に示されるシャッター駆動用モーター59の歯車によって駆動され、開いた状態でモーターを停止して保持されている。本体1aを縦方向に取付けた場合は、シャッター駆動用モーター59のロータをロックして排気シャッター3が下に下がらないように保持する。
【0044】
図5は極寒時に室外給気口10を閉じて排気専用運転をするときのシャッターの状態を示した図である。
図において、排気シャッター3は室外吐出口21がほぼ全開になる位置で停止し、排気シャッター3の先端部32は給気シャッター4にあるコーナー部47aを押さえて給気シャッター4が閉じている状態となっている。このように、給気シャッター4を閉じたまま排気運転のみをすることにより外からの冷風を感じることがない。
排気シャッター3が室外吐出口21がほぼ全開になる位置で停止する方法としては、シャッター駆動モーター59をマイコン制御で止める方法や、リミットスイッチを設けて止める方法などを用いる。
【0045】
図6は換気運転を停止し、冬期の冷たい外気などが室外吐出口21および室外給気口10から入ってこないように両シャッターを閉じた状態を示す図である。図のように、排気シャッター3が右へスライドし、室外吐出口21を閉じる状態になり排気シャッター3の先端部32が給気シャッター4のコーナー部47aから、さらに、給気シャッター4のばね部41を押し付けて、給気シャッター4が隔壁14に当接して室外給気口10を閉じている。
【0046】
ばね部41は、両シャッターが図5の状態にあるときは、給気シャッター4の凸部41bに対して所定の角度をもって先端が離れるように跳ね上がっている。
排気シャッター3の先端部32と給気シャッター4のコーナー部47aは10mm程度の高さ(幅)を有しており、両者の接触状態がずれて外れないようになっている。
【0047】
給気シャッター4の押え部47にばね部41を設けたことにより、本体1aが縦方向に取付けられたときでも、ばね部41が排気シャッター3の先端部32に押され続け、また、弾性力で給気シャッター4を隔壁14に押え続け、室外吸込口10を閉じて給気シャッター4が自重で回動して室外吸込口10を開くことがない。
また、構成部品の精度にばらつきがあってもばね部41の弾性の範囲で吸収できるので、シャッターの動きがよく、給気シャッター4の開閉が確実にできる。
【0048】
実施の形態2.
本発明の実施の形態2.について説明する。本実施の形態は前パネルに設けた可動パネルとその駆動方式に関するもので図1、図2、図3、図7、図8を用いて説明する。なお、説明以外の部分は実施の形態1.によること。
【0049】
本体1aの前側には室内空気を吸込む室内吸込口2と室外空気を吹出す室内吐出口11開口部を有する着脱可能な前パネル50が取付けられ、この前パネル50には、室内に向かって前後に可動する可動パネル51が設けられて、室内吸込口2と室内吐出口11を開閉する。可動パネル51は排気シャッター3と連動手段により連動し排気シャッター3の開閉により可動パネル51も開閉する。
【0050】
図7および図8は、本体1aを横方向取付状態を上から見たもので、排気シャッター3に連動して可動パネル51が動く構造を示したものである。
可動パネル51を開閉する連動手段は、排気シャッター3にシャッター連結部55が連結され(一体成形でも良い)可動パネル51側に延設されている。シャッター連結部55の両端には平行にパネル開連動部56とパネル閉連動部57が所定間隔をおいて併設されている。パネル開連動部56とパネル閉連動部57との間には可動パネル51側の連動部54が設けられている。
連動部54の一端には可動パネル51を動かすためのリンク機構を連結する連結ベース53が可動方向に延設されている。
【0051】
連結ベース53の両端は可動パネル51にリンク52と固定部52からなるリンク機構によって各々連結されている。リンク機構のうち固定部52aの一端は前パネル50に支持され、もう一端がリンク52のほぼ中間部を支持している。また、リンク52の一端は連結ベース53に連結され、もう一端は可動パネル51に連結されている。なお、各連結部は可動自在になっている。
パネル開連動部56の可動パネル51側の端部に排気シャッター3を室外吐出口21が全開になる位置で停止させるためのストロークを規制する排気専用ピース58を回動可能に設けている。
【0052】
可動パネル51は、排気シャッター3の開閉スライドにより、シャッター連結部55がスライドし、それにともなって可動パネル51側の連動部54も動いて、可動パネル51がリンク52の動きにより前後に動き、室内吸込口2と室内吐出口21を開閉するようになっている。
【0053】
図7は排気シャッター3が開いたときに連動して可動パネル51が開いた状態を示したものである。図において、排気シャッター3が左へスライドすることにより、排気シャッター3に連結されたシャッター連結部55も左へ移動し、それにともなってパネル開連動部56が左へ連動部54を押すことにより、連動部54も左へ移動し、リンク52を左へ押すことによってリンクの固定部52aを支点としてリンク52が立ち上がり可動パネル51が前方へ押し出され開口が開く構造になっている。
【0054】
図8は排気シャッター3が閉じたときに連動して可動パネル51が閉じた状態を示したものである。図において、排気シャッター3が右へスライドすることにより、排気シャッター3に連結されたシャッター連結部55も右へ移動し、それにともなってパネル閉連動部57が右へ移動して連動部54を押すことにより、連動部54も右へ移動し、リンク52を押すことによってリンク52が倒れ可動パネル51が閉じる構造になっている。
【0055】
排気シャッター3が室外吐出口21がほぼ全開になる位置で停止する方法として、パネル開連動部56に排気専用ピース58を取付けて行なう方法を説明する。
【0056】
排気専用ピース58はパネル開連動部56に回動可能に取付けられており、排気シャッター3が室外吐出口21の全開になる位置で停止させたい場合(室外吸込み口10が全閉になっている)は、排気専用ピース58を回してパネル開連動部56と連動部54との間に位置決めをする。それによりパネル開連動部56のストロークが排気専用ピース58の厚み分小さくなって、可動パネル51が開いた時点(室外吐出口21が全開になる位置)で排気シャッター3はそれ以上左側へスライドすることができなくなり停止する。
【0057】
排気シャッター3を更に左側へ動かして室外吸込み口10を全開にするには、図7のように排気専用ピース58を戻してパネル開連動部56と連動部54との間から外すことにより室内吸込み口2を全開にするストロークが得られる。
【0058】
このように構成された空調換気扇は可動パネル51が前パネル50の開口面と平行に動いて、開いたときに空気の吸込み方向及び吹出し方向等が可動パネル51の全周に形成されるので、本体1aを横方向に取付けても、縦方向に取付けても周囲の状況に影響されず使用できる。
【0059】
また、排気シャッター3にシャッタ連結部55を設けて可動パネル51を動かすようにしたので、可動パネル51駆動用の専用のモータを設ける必要がない。
また、排気専用ピース58をパネル開連動部56に設けたので、冬季の寒いときなどに外気の給気を行なわず、室内空気の排気だけ行ないたい場合に、排気専用ピース58を回して位置決めするだけで、排気シャッター3のストロークが室外吐出口21のみ全開になる位置で排気シャッター3が止まるので、容易に給排気モードの切替えができる。
【0060】
実施の形態3.
本実施の形態は、排気シャッター3の駆動を電動によらず別な方法として、手で操作しする構造について図9、図10、図11を用いて説明する。説明なき部分は実施の形態1と同じである。
図において、排気シャッター3の下方(横方向取付けの場合)には、シャッター連結部55が突き出すように連結(一体でもよい)されている。シャッター連結部55にはパネル開連動部56、パネル閉連動部57が所定間隔で併設されている。
【0061】
パネル開連動部56の先端は前パネル50のほぼ中央まで伸びており、その下方(本体が横取付けの場合)部分につまみ48が本体1aの外まで飛び出る形に設けられている。本体1aのつまみ48が飛び出る部分には、つまみ48が動くだけのストロークを有する長さの長穴50aが形成されている。
【0062】
つまみ48は排気シャッター3を手で動かすためのものである。本体1aを縦方向に取付けた場合、排気シャッター3が自重により下方に落ちることを防止して位置を保持するものとして、つまみ48を止めて固定するつまみ固定爪49をつまみ48に設けている。
つまみ固定爪49はつまみ48のほぼ中央部分に所定の幅と長さを有し、つまみ48の面に対して所定の角度を持たせて弾性力を有するように切り起こし状に一体成形されている。
【0063】
つまみ48が動く本体1aの長穴50aには、つまみ48を所定の位置に固定するために、つまみ固定爪49が弾性力で入り込み保持される位置決め用の凹部50bが複数設けられている。凹部50bは排気シャッター3の停止位置が排気シャター3と給気シャッター4がともに全開の位置と、排気シャッター3のみ全開で給気シャッター4が全閉の位置と、排気シャッター3と給気シャッター4がともに全開の位置に設けられている。
つまみ48を持ってシャッタ機構を動かす場合、つまみ固定爪49をつまんで凹部50bから外し所定の位置に動かして、再び凹部50bにつまみ固定爪49を入り込ませて位置を固定する。
【0064】
このように、つまみ48を前パネル50の外に出してシャッター機構を操作するようにすれば、低い位置に設置する場合は手で操作ができるので、駆動モータを使用する必要がなく製品の構成が簡単で、コストを安くすることができる。
【0065】
また、つまみ48につまみ固定爪49を設け、前パネル50につまみ固定爪が入る凹部50bを設けたことでシャッター機構の位置決めかつ固定が容易にできるので換気装置1を縦方向に設置しても、使用中にシャッター機構の位置がずれたり、下がったりすることがない。
【0066】
実施の形態4.
本発明の実施の形態3.について説明する。本実施の形態は熱交換器からでるドレンをうけるドレンパンに関するもので図1、図2、図3、図12を用いて説明する。なお、説明以外の部分は実施の形態1.によること。
熱交換器6は排気シャッター3が可動する前方に設置されている。
【0067】
熱交換器6の積層方向はモーター7の軸方向に平行に本体1aの前後方向に菱形の仕切り板が積層されている。熱交換器6を補強する枠は給気風路13の入口面と排気風路9の出口面でできる角には枠(図13の6a)は構成されていない。本体1aを横方向に取付けた場合に熱交換器6の排気風路9での入口面が上部で出口面が下部になるように設置されている。空調換気扇1を運転すると排気通風路9と給気通風路13との間で熱交換がされる。
【0068】
熱交換器6は寒冷地仕様として材質がプラスチックでできており、温度交換はするが湿度交換はしない顕熱タイプの熱交換器として構成されている。使用状態では冬期には熱交換器の排気通風路側で結露水が発生する。
【0069】
この発生した結露水は、熱交換器6の下部の排気通風路の出口側に溜り下に落下する。熱交換器6の下方には結露を受けるドレンパン20が設けられて、結露水を室内へこぼれないようにするために受けて、室外排気口20dより屋外へ排水する。
【0070】
図2のように本体1aを横方向のみの取付けであれば、図13に示すように熱交換器6からドレンパン20aに結露水が落ちるので皿状でもよいが、図12のように本体1aを縦方向に取付けた場合、熱交換器6の中の排気通風路9で発生する結露の結露水は排気通風路9の出口側の面を流れるよう熱交換器6の先端に集まり落下する。この時、結露水の集まる熱交換器6の先端は菱形に形成されて角度が90度より小さくなっており、給気通風路13の入口側の面は先端が最下端となり水平より斜め上に向かう面になるので結露水が伝うことが無くドレンパン20の外には落ちない。
【0071】
図12に本体1aを縦方向に取付けた状態での熱交換器6とドレンパンの左下の先端の部分を示す。
【0072】
ドレンパン20は、本体1aを横方向に取付けしたときは、熱交換器6の下に落下する結露水を受けるよう熱交換器6の下面より広い受け面20bを有しており、また、本体1aを縦方向に取付けしたときは熱交換器6の出口面から流れ落ちてくる水を受けるように受け面20bから直角方向に立ち上げた側面20cを設け、この側面20cにドレンを受けるとともに、熱交換器6の先端部を支えるように支持部24を設けている。
【0073】
支持部24は熱交換器6の結露水が発生しない面(本実施の形態の場合は給気風路の入り口側)を支えるようにし、結露水が流れる面(本実施の形態の場合は排気風路の出口側)は支えず、水がドレンパン20の中に流れ易くしている。
支持部24は、熱交換器6の結露水が発生しない面で支え、この面で給気風路と排気風路の仕切りをしいるので、熱交換器6の枠(図13の6a)を無くすことができ、また、本体1aを縦方向に取付けた状態でもドレンパン20の中に水が流れ易くなっているので、水が外側に流れないようになっている。
【0074】
側面20cはある程度の深さドレンが溜まってもよいように器状になっている。ドレン穴20dから排水し易くしている。
このように本体1aを縦方向に取付けた状態で、熱交換器6を支持部24で下から受けて、結露水がこぼれないようにするとともに、熱交換器6とドレンパン20の位置関係をずれないように確実にしている。
【0075】
また、熱交換器6を菱形にしたことは、本体を縦横のどちらに取付けても結露水のドレンに対応できるとともに、正方形の熱交換器に比べて熱交換面積が大きくでき、また、上下方向の厚みも薄くでき本体1aの短辺方向の幅が小さくできる。例えば、縦方向取付状態のときに、熱交換器6が正方形であったならば結露水が流れるように熱交換器を斜めに配置しなければならず、本体1aの短辺方向の幅が大きくなり本体寸法に制約がある場合には熱交換器を小さくしなければならない、そうすると熱交換効率が悪くなり、圧力損失も大きくなるが、菱形にすることによりこのような問題が解決される。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、排気シャッターが室外吐出口をほぼ全開するまで給気シャッターにより室外吸込口を閉鎖するようにしたので、室外吐出口のみを開いて冬季など給気がない排気専用運転ができるので冷風を感じさせない効果がある。
【0077】
また、給気シャッタに押え部を設けたので、空調換気装置を縦方向に設置しても給気シャッターが自重で開くことがないので、空調換気装置を横方向、縦方向のどちらでも設置可能となる効果がある。
【0078】
また、給気シャッタに弾性部材を有する押え部を設けたので、空調換気装置を縦方向に設置しても給気シャッターが自重で開くことがなく、また、弾性力で給気シャッターを常に押しているのでいので、室外吸込口を確実に閉鎖維持できる効果がある。
また、成形品のバラツキがあっても弾性の範囲で吸収できるので給気シャッターを確実に閉めることができる効果がある。
【0079】
また、排気シャッターの摺動部に隙間防止板を設けたことにより、給気と排気が混合するのを防ぐので、給気シャッターに結露や霜付が発生せず、結露水によって室内を濡らすこともない効果がある。
【0080】
また、前パネルに設けた可動パネルをシャッターと連動するようにしたので、構造が簡単になり駆動モーターを別個にもうける必要が無い。
また、可動パネルを閉める時も自重に頼ることなく、シャッターの連動部によって閉めているので、可動パネルの動作が確実にできる効果がある。
【0081】
また、熱交換器の結露水を受けるドレンパンを、換気扇本体の取付けが横方向及び縦方向になっても結露水が受けれるようにしたので、本体を横方向でも縦方向でも取り付けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の空調換気扇を上面から見た構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の空調換気扇を正面から見た構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の空調換気扇を側面から見た構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の空調換気扇のシャッターが給気側排気側ともに開ている図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の空調換気扇のシャッターが排気側が開き、給気側が閉じている図である。
【図6】 本発明の実施の形態1の空調換気扇のシャッターが給気側排気側ともに閉じている図である。
【図7】 本発明の実施の形態2の空調換気扇のシャッターと可動パネルの構成を示し、可動パネルとシャッターが開いている図である。
【図8】 本発明の実施の形態2の空調換気扇のシャッターと可動パネルの構成を示し、可動パネルとシャッターが閉じている図である。
【図9】 本発明の実施の形態3の空調換気扇の正面から見た構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態3の空調換気扇の側面から見た構成図である。
【図11】 本発明の実施の形態3の空調換気扇のシャッターと可動パネルの構成を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態4の熱交換器とドレンパンを示す部分拡大図である。
【図13】 従来の熱交換器とドレンパンを示す部分拡大図である。
【図14】 従来の空調換気扇の上から見た断面図である。
【図15】 従来の空調換気扇のシャッターの構成を示す図である。
【図16】 従来の空調換気扇のフラップとシャッターの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 本体、 2 室内吸込口、 3 排気シャッター、 4 給気シャッター、 6 熱交換器、 9 排気通風路、 10 室外吸込口、 11 室内吐出口、 13 給気通風路、 14 隔壁、 20 ドレンパン、 21 室外吐出口、 24 支持部、 31 連動部、 32 先端部、 33 隙間防止板、 41 ばね部、 45 連動部、 47 押え部、 48 つまみ、 49 つまみ固定爪、 50 前パネル、 51 可動パネル、 52 リンク、 53 連結ベース、 54 連動部、 55 シャッター連結部、 56 パネル開連動部、 57 パネル閉連動部、 58 排気専用ピース。

Claims (6)

  1. 本体と前パネルとで外筐を構成し、その外筐内に給気通風路と排気通風路を形成し、前記給気通風路には前記本体に室外空気を吸込む室外吸込口と、前記前パネルに室外空気を吹出す室内吐出口を設け、前記排気通風路には前記前パネルに室内空気を吸込む室内吸込口と、前記本体に室内空気を排出する室外吐出口を設け、前記給気通風路と前記排気通風路に送風用ファンと、前記給気通風路と前記排気通風路とを交差させ熱交換する熱交換器とを設け、前記本体の前記室外吸込口と前記室外吐出口との間に隔壁を設け、前記室外吸込口側風路と前記室外吐出口側風路とを仕切り、前記室外吸込口を開閉する給気シャッターと前記室外吐出口を開閉する排気シャッターと、前記排気シャッターを駆動する駆動手段を設け、前記排気シャッターには前記給気シャッターを開閉駆動する連動部を前記隔壁を貫通して設け、前記給気シャッターには前記排気シャッターの連動部の力を受ける連動部を設けて連動可能な構成とし、前記排気シャッターが前記室外側吐出口を開とするとき、前記室外側吐出口がほぼ全開するまで前記給気シャッターは前記室外吸込口を閉鎖し、更に排気シャッターが開の方向に動くと、排気シャッターに連動して給気シャッターを開の方向に連動させることを特徴とする空調換気扇。
  2. 前記排気シャッターが前記室外吐出口を閉鎖しているとき、前記排気シャッターの連動部が前記給気シャッターの動きを押えるように、前記給気シャッターに前記排気シャッターの連動部に押さえられる押え部を設けたことを特徴とする前記請求項1に記載の空調換気扇。
  3. 前記給気シャッターの押さえ部に弾性部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載の空調換気扇。
  4. 前記本体内の前記室外吸込口側と前記室外吐出口側の部分を仕切る隔壁に前記排気シャッターの給気シャッターを開閉駆動する連動部が摺動する開口部を設け、前記排気シャッターの連動部が摺動するようにし、前記排気シャッターの連動部に前記隔壁の開口部との隙間を塞ぐ隙間防止手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空調換気扇。
  5. 前記本体の前面に前記室内吸込口と前記室内吐出口の開口部を開閉する可動パネルを設け、前記可動パネルには前記可動パネルを支持し駆動する為のリンクを設け、前記リンクに可動パネル駆動手段を連結するとともに、前記排気シャッターに前記可動パネル駆動手段を駆動する為のシャッター連結部を設け、前記可動パネル駆動手段と、前記シャッター連結部とを組合わせて排気シャッターと可動パネルを連動可能にし排気シャッターの駆動で可動パネルを開閉動作させることを特徴とする請求項1に記載の空調換気扇。
  6. 前記本体内に前記熱交換器から発生する結露水を受けるドレンパンを設け、前記ドレンパンは前記本体の取付状態が横方向の時発生する結露水を受ける受け面と、前記本体の取付状態が縦方向の時発生する結露水を受ける受け面と、結露水を排水するドレン穴を設け、本体の取付が縦方向のとき結露水を受ける面に前記熱交換器の支持部を設け、前記支持部は前記熱交換器の結露水が発生しない面を支持するとともに結露水をドレンパン内に流すようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空調換気扇。
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