JP3892825B2 - データベース検索支援システムおよびデータベース検索支援方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、データベース検索技術に係り、特に、データベース構造やデータベース検索言語に関する知識の乏しいユーザであっても、データベースに対する検索要求の手続きを容易にプログラミング可能とするデータベース検索支援システムおよびデータベース検索支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報化社会と称される今日では、データを効率的に蓄積し、かつ、その蓄積したデータを効率的に検索することが強く求められる。このようなことから、従来より、様々なデータベースモデルが開発されるに至っている。そして、その中の一つとして、リレーショナルデータベースが存在する。
【0003】
リレーショナルデータベースは、SQL(Structured Query Language)と称されるデータベース検索言語で検索条件文を作成し、この検索条件文を使ってデータベースに対する問い合わせを行うことにより、所望のデータが検索できるようになっている。また、このSQLは、プログラム中に埋め込むことも可能であるため、リレーショナルデータベースを利用したアプリケーションシステムも広く普及している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このリレーショナルデータベースを利用したアプリケーションシステムを構築する場合、そのアプリケーションシステムのデータ管理体系とリレーショナルデータベース内部のデータ構造とは必ずしも一致するものではない。そして、不一致の場合には、そのデータベース構造の理解とSQLに関する高度な知識とが必要となる。
【0005】
実際、アプリケーションシステムのデータ管理体系とリレーショナルデータベース内部のデータ構造とが一致する場合の方が希であるため、結局、リレーショナルデータベースの検索を実行するプログラムを作成するには、データベース構造やSQLに関する高度な知識が不可欠であるというのが現状であった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、リレーショナルデータベースに対する検索要求の手続きをオブジェクト指向プログラム言語を用いて記述可能とするデータベース検索支援システムおよびデータベース検索支援方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、この発明は、リレーショナルデータベースに対する検索要求の手続きをオブジェクト指向プログラム言語を用いて記述可能とするためのデータベース検索支援システムであって、予め定められたデータ管理体系で構築されるデータ群を操作対象とする検索メソッドが定義されたオブジェクトを生成するクラスを複数種類提供するプログラムインタフェース手段と、前記リレーショナルデータベースの表構造を取得するスキーマ取得手段と、前記プログラムインタフェース手段により提供されたいずれかのクラスが生成したオブジェクトに対して検索要求のためのメッセージが送信された場合に、前記スキーマ取得手段により取得された前記リレーショナルデータベースの表構造に基づき、その検索要求に対応する検索条件文を作成するSQL言語変換手段と、前記SQL言語変換手段により作成された検索条件文を用いて前記リレーショナルデータベースに対する問い合わせを実行し、その検索結果を前記メッセージの送信元に返却する検索実行手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
この発明のデータベース検索支援システムは、アプリケーションシステムとリレーショナルデータベースマネジメントシステムとの間に介在し、各アプリケーションシステムのデータ管理体系ごとに、そのデータ管理体系で構築されるデータ群を操作対象とする検索メソッドを提供し、また、各アプリケーションシステムによる当該検索メソッドの実行を検索条件文に変換して、リレーショナルデータベースに対する問い合わせを代行する。
【0009】
これにより、各アプリケーションシステムのデータ管理体系を知るのみで、実際のデータベース構造やデータベース検索言語に関する高度な知識を持ち合わせていなくとも、データベースに対する検索要求の手続きを容易にプログラミングすることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の実施形態に係るデータベース検索支援システムの機能ブロックを示す図である。
【0011】
このデータベース検索支援システム100は、例えばクライアントサーバシステムのサーバコンピュータ上などで動作するものであり、図1に示すように、アプリケーションシステム10とリレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)20との間に介在して設けられる。なお、データベース検索支援システム100が動作するコンピュータと、アプリケーションシステム10が動作するコンピュータおよびRDBMS20が動作するコンピュータとは、すべてが同一であっても良いし、一部またはすべてが異なっていても良い。
【0012】
このデータベース検索支援システム100は、RDBMS20が管理するデータベース21の実際のデータ構造を意識することなく、アプリケーションシステム10が各々のデータ管理体系に沿ってデータ検索を行うことを可能とするために設けられるものである。より具体的には、RDBMS20に対する検索要求の手続きをオブジェクト指向プログラム言語を用いてアプリケーションシステム10をプログラミングできるようにするものであり、図2に示すように、このデータベース検索支援システム100は、アプリケーションシステム10のシステム管理体系ごとにクラスを擬似的に提供し、アプリケーションシステム10には、このクラスにより生成されるオブジェクトに検索要求(メソッド実行)を行わせるようにする。つまり、このデータベース検索支援システム100は、アプリケーションシステム10からは1つの機能オブジェクトとして見えるように動作するものであり、あたかもアプリケーションシステム10のシステム管理体系で構築されるデータ群を操作対象とする検索メソッドが定義された機能オブジェクトのように見せ掛けるための仕組みをもつ。
【0013】
そして、これらを実現するために、このデータベース検索支援システム100は、アプリケーション構造管理部101、スキーマ管理部102、アクセス権限管理部103、検索条件解析部104、SQL言語変換部105および検索実行部106の各処理部を有している。なお、これらの各処理部は、当該データベース検索支援システム100が動作するコンピュータのメモリに格納されてCPUにより実行されるプログラムで構成される。
【0014】
アプリケーションシステム10は、それぞれ独自のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)11を備えるのが一般的であり、このGUI11を介して利用者からの入力を受け付ける。ここでは、アプリケーションシステム10は、例えば書籍や車、不動産物件など、特定の分野の商品を検索するためのシステムであるものと想定する。また、検索対象の商品に関するデータは、RDBMS20が管理するデータベース21に格納されているものとする。そして、GUI11を介して利用者からキーワードや検索開始指示などの入力を受け付けたアプリケーションシステム10は、機能オブジェクトであるデータベース検索支援システム100に対して検索要求のためのメッセージを送信する。
【0015】
一方、データベース検索支援システム100では、このアプリケーションシステム10から送信されたメッセージをアプリケーション構造管理部101によって受信する。各アプリケーションプログラム10に対するクラスの提供は、このアプリケーション構造管理部101によるプログラム間インタフェース制御により実現されるものであり、アプリケーション構造管理部101は、各アプリケーションシステム10がどの属性(表中の列項目)を使用するのかを事前の設定により得て管理し、このメッセージに対応する問い合わせを代行するためにはデータベース21のどのデータにアクセスすべきかを判別する。スキーマ管理部102は、RDBMS20が管理するデータベース21のデータ構造を定義したデータ(スキーマ)をデータベース21から得て管理しており、アプリケーション構造管理部101は、このスキーマ管理部102が管理するスキーマを参照し、アクセス対象のデータを特定する。この結果は、アプリケーション構造管理部101からSQL言語変換部15に通知される。
【0016】
アプリケーション構造管理部101によって受信されるメッセージには、アプリケーションシステム10の利用者のアクセス権限が内包され、また、検索条件を指定することが可能である。そして、このアクセス権限はアクセス権限管理部103に、検索条件は検索条件解析部104にそれぞれ転送される。
【0017】
アクセス権限管理部103は、各アプリケーションシステム10がどのような機密チェックの判断基準を採用するのかを管理しており、その判断基準に基づくアクセス権限レベルチェックを含むSQL文を作成するようにSQL言語変換部105に指示する。例えば、アプリケーションシステム10の利用者に与えられたレベルよりも高い機密レベルのデータの参照を禁止するといった判断基準などを管理することができる。つまり、各アプリケーションシステム10が採用する機密チェックの判断基準をデータベース検索支援システム100内に隠蔽することを実現している。
【0018】
一方、検索条件解析部104は、アプリケーション構造管理部101から転送された検索条件を解析し、その解析結果に基づくSQL文を作成するようにSQL言語変換部105に指示するものであるが、この検索条件解析部104による検索条件の解析については後述する。
【0019】
SQL言語変換部105は、アプリケーション構造管理部101からの通知、アクセス権限管理部103および検索条件解析部104からの指示に基づき、アプリケーションシステム10の検索要求をSQL文に変換する。そして、検索実行部106は、SQL言語変換部105により作成されたSQL文を用いてRDBMS20に対する問い合わせを行い、その検索結果をアプリケーション構造管理部101を介してアプリケーションシステム10に返却する。
【0020】
ここで、図3を参照して、“ID”、“NAME”、“ADDR”の3つの属性を使用するアプリケーションシステム10に対してクラス(N)を提供する場合を考える。また、このアプリケーションシステム10では、アプリケーションシステム10の利用者に与えられたレベルよりも高い機密レベルのデータの参照を禁止するといった機密チェックの判断基準が採用されるものとする。
【0021】
一方、RDBMS20が管理するデータベース21は、これらの属性値を表Aおよび表Bの2つの表で保持し、かつ、この表Aと表Bとは、属性“ID”で繋がりをもつものとする。
【0022】
このような状況において、レベル3の権原レベルが与えられた利用者の“HANA”が、“クラス(N).検索()”を実行すると、データベース検索支援システム100では、次のSQL文によるRDBMS20に対する問い合わせを実行する。なお、“検索()”は、検索条件を指定しない、つまり全件検索の実行を示している。
【0023】
SELECT 表A.ID,表A.NAME,表B.ADDR FROM 表A,表B
WHERE 表B.LEVEL=<3 AND 表A.ID=表B.ID
これにより、実際のデータベースの表構造や表同士の繋がりをデータベース検索支援システム100内に隠蔽することが実現される。また、前述のように、アプリケーションシステム10が採用する機密チェックの判断基準もこのデータベース検索支援システム100内に隠蔽されている。したがって、アプリケーションシステム10のプログラミング時には、これらを意識する必要が全くない。
【0024】
次に、データベース検索支援システム100の検索条件解析部104が実行する検索条件の解析について説明する。
【0025】
前述したように、アプリケーションシステム10が検索要求のためにデータベース検索支援システム100に送信するメッセージには、検索条件を指定することが可能である。この検索条件は、図4に示すように、列名(属性)、比較演算子、比較値からなる1つの列を検索対象とする列検索条件を最小単位のオブジェクト(列条件オブジェクト)に見立て、図5に示すように、このオブジェクトを必要な数だけ論理演算子(「かつ(AND)」/「または(OR)」)で任意に組み合わせたものを検索条件オブジェクトとしてメッセージにセットする。なお、この検索条件オブジェクトは、必ずしも複数の列条件オブジェクトの組み合わせで構成しなければならないものではなく、1つの列条件オブジェクトのみでも良いのは言うまでもない。
【0026】
図6には、2つの列条件オブジェクトを組み合わせて1つの検索条件オブジェクトを完成させる一例が示されている。
【0027】
図6に示す検索条件オブジェクトは、2つの列条件オブジェクトの組み合わせによって構成されており、1つ目の列条件オブジェクトは、属性“ID”、比較演算子“<”、比較値“200”からなり、2つ目の列条件オブジェクトは、属性“ADDR”、比較演算子“=”、比較値“TOKYO”からなる。また、この2つの列条件オブジェクトは、演算子“OR”で組み合わせられている。そして、図3に示したクラス(N)がメッセージの送信先である場合、この検索条件オブジェクトを指定する検索は、例えば“クラス(N).検索(検索条件オブジェクト)”として実行されることになる。
【0028】
検索条件オブジェクトが2つ以上の列条件オブジェクトの組み合わせで構成されている場合、検索条件解析部104は、まず、この検索条件オブジェクトを列条件オブジェクトに細分化する。次に、検索条件解析部104は、この細分化した列条件オブジェクトのうち、同じ属性の列条件オブジェクト同士を統合し、論理の再構築を実行する。そして、このように組み立てた論理を解析結果としてSQL言語変換部105に引き渡す。一方、この論理を受け取ったSQL言語変換部105は、次のようなSQL文を作成することになる。
【0029】
SELECT 表A.ID,表A.NAME,表B.ADDR FROM 表A,表B
WHERE (表B.LEVEL=<3 AND 表A.ID=表B.ID) AND
(表A.ID<200 OR 表B.ADDR=”TOKYO”)
なお、図6の例では、同じ属性の列条件オブジェクトが複数存在しないが、例えば3つ目の列条件オブジェクトとして、属性“ID”、比較演算子“>”、比較値“500”からなるものが存在した場合には、
SELECT 表A.ID,表A.NAME,表B.ADDR FROM 表A,表B
WHERE (表B.LEVEL=<3 AND 表A.ID=表B.ID) AND
((表A.ID<200 AND 表A.ID>500) OR 表B.ADDR=”TOKYO”)
のように統合されることになる。
【0030】
このように、オブジェクト指向的な部品と部品との組み合わせによって、検索条件を構成することを可能とすることにより、RDBMS20固有の検索式を知らなくとも、RDBMS20に対する検索要求の手続きをアプリケーションシステム10中に記述することが可能となる。
【0031】
また、この検索条件解析部104の解析機能を備えることによって、図7に示すように、複数の検索条件を論理演算子で結合し、より複雑な新たな検索条件を作成することも可能となる。この場合も、検索条件解析部104は、列条件オブジェクトへの細分化、同一属性の列条件オブジェクト同士の統合および論理の再構築を実行すれば良い。
【0032】
さらに、このデータベース検索支援システム100では、アプリケーションシステム10が、最初に得られた検索結果の内容を破棄することなく、つまりその検索結果をベースにしつつ新たな検索条件を指定することを可能とする。
【0033】
このために、検索条件解析部104は、図8に示すように、列条件オブジェクトの比較値として検索メソッドが直接セットされている場合(その旨を知らせるスイッチが付加されている場合)、または検索結果オブジェクトがセットされている場合、その検索結果を基にした検索の実行が指示されたものと解析する。
【0034】
図9は、図3に示した検索で得た結果を基にして新たな検索条件を指定して検索要求を行う場合の一例を示す図であり、この列条件オブジェクトの比較値として検索メソッドがセットされていると、検索条件解析部104は、副問い合わせの検索条件文を作成する旨をSQL言語変換部105に指示し、その結果、次のようなSQL文が作成されることになる。
【0035】
ADDR IN (SELECT ADDR 表B WHERE 〜 )
また、この列条件オブジェクトの比較値として検索結果オブジェクトがセットされていると、検索条件解析部104は、その検索結果オブジェクトの内容に基づく列挙型問い合わせの検索条件文を作成する旨をSQL言語変換部105に指示し、その結果、次のようなSQL文が作成されることになる。
【0036】
ADDR IN (結果ID1,結果ID2,結果ID3,結果ID4,結果ID5 〜 )
これにより、複雑な副問い合わせ構文などを意識する必要なしに、SQL言語での副問い合わせなどが実現されることになる。
【0037】
図10は、このデータベース検索支援システム100の主要な動作手順を示すフローチャートである。
【0038】
アプリケーションシステム10から検索要求のためのメッセージが送信されると、アプリケーション構造管理部101は、その検索要求の対象となるデータを判別する(ステップA1)。また、検索条件解析部104は、そのメッセージで指定された検索条件オブジェクトを列条件オブジェクトに細分化する(ステップA2)。次に、検索条件解析部104は、その細分化した列条件オブジェクトのうち、同じ属性の列条件オブジェクト同士を統合し(ステップA3)、論理の再構築を実行する(ステップA4)。
【0039】
SQL言語変換部105は、アプリケーション構造管理部101からの通知に基づき、列名を実テーブルの列名に変換する等の処理を行うことにより、検索条件解析部104が再構築した論理からSQL文を作成する(ステップA5)。そして、検索実行部106は、このSQL言語変換部105で作成されたSQL文を用いて、RDBMS20に対する問い合わせを実行する(ステップA6)。
【0040】
これにより、各々のデータ管理体系を知るのみで、実際のデータベース構造やデータベース検索言語に関する高度な知識を持ち合わせていなくとも、データベースに対する検索要求の手続きを容易にアプリケーションシステム10内に記述することが可能となる。
【0041】
また、このデータベース検索支援システム100は、SQL言語変換部105の置き換えのみで、A社製のRDBMS20対応版、B社製のRDBMS20の対応版、C社製のRDBMS20の対応版など、複数のRDMBMS20に対応することが可能である。
【0042】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、リレーショナルデータベースに対する検索要求の手続きをオブジェクト指向プログラム言語を用いて記述可能とするデータベース検索支援システムおよびデータベース検索支援方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態に係るデータベース検索支援システムの機能ブロックを示す図
【図2】 同実施形態のデータベース検索支援システムがアプリケーションシステム向けに提供するプログラムインタフェースを説明するための概念図
【図3】 同実施形態のデータベース検索支援システムを介在させた場合のRDBMSの検索原理を説明するための概念図
【図4】 同実施形態のデータベース検索支援システムで指定される列条件オブジェクトを示す図
【図5】 図4に示した列条件オブジェクトを論理演算子で任意に組み合わせて構成される検索条件オブジェクトを示す図
【図6】 2つの列条件オブジェクトを組み合わせて1つの検索条件オブジェクトを完成させる一例を示す図
【図7】 図5に示した検索条件オブジェクトを論理演算子で任意に組み合わせて新たに構成される検索条件オブジェクトを示す図
【図8】 最初に得られた検索結果の内容を破棄することなく、つまりその検索結果をベースにしつつ新たな検索条件を指定する例を説明するための図
【図9】 図3に示した検索で得た結果を基にして新たな検索条件を指定して検索要求を行う場合の一例を示す図
【図10】 同実施形態のデータベース検索支援システムの主要な動作手順を示すフローチャート
【符号の説明】
10…アプリケーションシステム、11…グラフィカルユーザインタフェース(GUI)、20…リレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)、21…データベース、100…データベース検索支援システム、101…アプリケーション構造管理部、102…スキーマ管理部、103…アクセス権限管理部、104…検索条件解析部、105…SQL言語変換部、106…検索実行部。

Claims (7)

  1. リレーショナルデータベースに対する検索要求の手続きをオブジェクト指向プログラム言語を用いて記述可能とするためのデータベース検索支援システムであって、
    予め定められたデータ管理体系で構築されるデータ群を操作対象とする検索メソッドが定義されたオブジェクトを生成するクラスを各データ管理体系ごとに提供するプログラムインタフェース手段と、
    前記リレーショナルデータベースの表構造を取得するスキーマ取得手段と、
    前記プログラムインタフェース手段により提供されたいずれかのクラスが生成したオブジェクトに対して検索要求のためのメッセージが送信された場合に、そのクラスのデータ管理体系と前記スキーマ取得手段により取得された前記リレーショナルデータベースの表構造に基づき、その検索要求に対応する検索条件文を作成するSQL言語変換手段と、
    前記SQL言語変換手段により作成された検索条件文を用いて前記リレーショナルデータベースに対する問い合わせを実行し、その検索結果を前記メッセージの送信元に返却する検索実行手段と
    を具備することを特徴とするデータベース検索支援システム。
  2. 機密チェックの判断基準を前記データ管理体系ごとに管理するアクセス権限管理手段をさらに具備し、
    前記SQL言語変換手段は、前記アクセス権限管理手段により管理された判断基準に基づくアクセス権限レベルチェックを含む検索条件文を作成することを特徴とする請求項1記載のデータベース検索支援システム。
  3. 前記メッセージは、属性、比較演算子および比較値からなる列検索条件を検索条件として指定可能であり、
    前記メッセージで指定された検索条件の内容を解析する検索条件解析手段をさらに具備し、
    前記SQL言語変換手段は、前記検索条件解析手段の解析結果に基づき、前記検索条件文を作成することを特徴とする請求項1または2記載のデータベース検索支援システム。
  4. 前記メッセージは、さらに複数の前記列検索条件を論理演算子で任意に組み合わせた検索条件を指定可能であることを特徴とする請求項3記載のデータベース検索支援システム。
  5. 前記メッセージは、さらに複数の前記検索条件を論理演算子で任意に組み合わせた新たな検索条件を指定可能であることを特徴とする請求項4記載のデータベース検索支援システム。
  6. 前記検索条件解析手段は、前記列検索条件の比較値として検索結果が格納されていた場合、その検索結果を基にした検索の実行が指示されたものと解析することを特徴とする請求項3、4または5記載のデータベース検索支援システム。
  7. リレーショナルデータベースに対する検索要求の手続きをオブジェクト指向プログラム言語を用いて記述可能とするためのデータベース検索支援方法であって、
    予め定められたデータ管理体系で構築されるデータ群を操作対象とする検索メソッドが定義されたオブジェクトを生成するクラスを複数種類提供し、
    前記リレーショナルデータベースの表構造を取得し、
    前記提供したいずれかのクラスが生成したオブジェクトに対して検索要求のためのメッセージが送信された場合に、前記取得した前記リレーショナルデータベースの表構造に基づき、その検索要求に対応する検索条件文を作成し、
    前記作成した検索条件文を用いて前記リレーショナルデータベースに対する問い合わせを実行し、その検索結果を前記メッセージの送信元に返却する
    ことを特徴とするデータベース検索支援方法。
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