JP3892233B2 - ドラムヘッド構造 - Google Patents
ドラムヘッド構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3892233B2 JP3892233B2 JP2001026441A JP2001026441A JP3892233B2 JP 3892233 B2 JP3892233 B2 JP 3892233B2 JP 2001026441 A JP2001026441 A JP 2001026441A JP 2001026441 A JP2001026441 A JP 2001026441A JP 3892233 B2 JP3892233 B2 JP 3892233B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- synthetic plastic
- head
- fabric
- plastic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体として、太鼓皮構造即ちドラムヘッド構造の領域に関し、更に詳細には、少なくとも二つの合成プラスチックシート材料層、及び液体の薬剤で全体に含浸させてあり且つ物体で叩いたときに積層体が協働振動(vibrate synergistically)できるようにプラスチックシート材料間に結合した、ポリエステル繊維又は天然繊維でできた一つの布材料層を含むドラム用積層ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
様々な材料から製造されたドラムヘッドが従来技術で周知である。ドラムヘッドの製造に使用された最初の材料は動物の皮革であった。後に、大部分のヘッドで、特にロック、ジャズ、及びほぼ全ての種類の現代音楽の演奏に使用されるドラムについて合成材料が選択されるようになった。
【0003】
これとは対照的に、動物の皮革は、昔から現在まで民族音楽の演奏に使用されてきた。民族音楽の演奏に使用されるドラムの例には、コンガ、ボンゴ、及びデジンベ(djimbe)が含まれる。天然の皮革は、多くについて、合成材料よりも好ましいとされてきた。これは、天然の皮革が発生する音の音色が暖かいためである。物体がヘッドを叩くと、基音が、通常は最小の倍音を伴って発生する。これらの倍音は、基音とともに聞こえる、基音の周波数の倍数の振動周波数を持つ付随的な高い音と説明される。倍音が発生する効果は、音を大きく妨害し、その品質を低下することである。天然の動物の皮革から製造されたヘッドについては、音の減衰は比較的短い(例えば500ms乃至600ms)。従って、作曲物の各音をはっきりと出すことができる。
【0004】
これとは対照的に、合成材料、特に、多くの場合で動物の皮革に代えて使用されてきたプラスチックは、多くの場合、ドラムヘッドを叩いたときに「ピンピンと響く(pingy)」と説明される音を発生する。出た音は、動物の皮革で製造されたヘッドが発生する音と異なり、多くの不協和倍音を含む。ヘッドを叩いた後に聞こえる残留高ピッチ音響(一般に「残響(after ring)」と呼ばれる)もまた、合成材料から製造したヘッドについての問題点である。残響は、一次及び二次の音が長期間で減衰する場合及び混合する場合に起こる。その結果、代表的には、はっきりしない喜ばしくない音楽音となる。これらの問題点にも関わらず、合成ヘッドには、天然の皮革を越える明確な利点がある。これらの利点には、材料それ自体の強度、気候の変化によりもたらされる湿度や温度の負の効果に耐えることができるということが含まれる。皮革は、極めて乾燥してしまうか或いは脆くなってしまう。空気中の湿度がひどく高い場合には、皮革は濡れ、最終的には、ぴんと張った状態を失う。いずれの場合でも、所望の音を一貫して維持するのが益々困難になり、音楽の品質が損なわれる。
【0005】
本発明は、従来技術のこれらの問題点を、プラスチックと含浸させた合成又は天然の物体とを積層することによって解決する。これは、シナジー(synergy)により、音が暖かく且つ倍音が少ないという天然皮革製ヘッドの最良の特徴及び湿度や温度の変化に対する抵抗を含む合成材料の利点を合わせ持つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上下のプラスチック層及びこれらの二つのプラスチック層間にサンドウィッチし且つ結合した含浸させた布層を含む、ドラム又は同様の楽器の積層体ドラムヘッドを提供することである。
【0007】
本発明の別の目的は、含浸物質がその硬化時に布を剛性にすることにより布及びプラスチック材料が協働振動できるようにするため、個々のプラスチック材料層間に結合された布材料の含浸に液体又は樹脂を使用する、ドラム又は同様の楽器の積層体ドラムヘッドを提供することである。
【0008】
本発明の更に別の目的は、プラスチックドラムヘッドに固有の高周波数不協和音を緩和すると同時に所望の音の切れを保持するための手段を持つ、ドラム又は同様の楽器の積層体ドラムヘッドを提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は、プラスチック積層ドラムヘッドの強さを保持し、固有の望ましくからぬプラスチック音をなくす手段を持つ、ドラム又は同様の楽器の積層体ドラムヘッドを提供することである。
【0010】
本発明の更に他の目的は、上下のプラスチック層及びこれらの層間にサンドウィッチされた一枚の含浸させた布層を含み、天然の動物の皮革から製造されたドラムヘッドが通常発生する音と同じではないにせよほぼ同様の音を発生する、ドラム又は同様の楽器の積層体ドラムヘッドを提供することである。
【0011】
本発明の更に他の目的は、天然の動物の皮革から製造されたドラムヘッドの外観及び触感を持つ、ドラム又は同様の楽器の積層体ドラムヘッドを提供することである。
【0012】
本発明の更に他の目的は、容易に且つ効率的に製造できるドラム又は同様の楽器の積層体ドラムヘッドを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上下の合成プラスチックシート材料層及びこれらの二つのプラスチック層間にサンドウィッチした含浸させたポリエステル繊維又は天然繊維でできた一枚の布シート材料層を含む積層体を提供する。物体の含浸に使用される物質、代表的には液体又は樹脂により、布を硬化し且つ剛性にし、布が、その両側にある振動している合成プラスチック層と協調して協働振動できるようにする。
【0014】
本発明の好ましい積層体は、上下の合成プラスチックシート材料層及びこれらの合成プラスチック層間にサンドウィッチした含浸させたポリエステル又は天然の一枚の布シート材料層を含む積層体を提供する。層を互いに結合するために積層接着剤を使用する。通常は、エポキシ又は同様の物質をドラムヘッドの上下の露呈面に保護コーティングとして塗布する。
【0015】
本発明の変形例は、本発明の好ましい実施例をコアの部分に含み、又は積層体内部に配置された共通の構成要素として含む。これらの他の実施例は、幾つかのプラスチックシート材料層及び含浸させた布シート材料層を様々な組み合わせで含む。例えば、一つのこのような実施例は、以下の順序(上から下まで)の材料の組み合わせを含む。即ち、プラスチック、布、プラスチック、プラスチック、布の組み合わせを含む。別の実施例は、以下の順序(上から下まで)の積層材料を含む。即ち、プラスチック、布、プラスチック、プラスチック、布、プラスチックの組み合わせを含む。布の含浸に使用される物質は、好ましい実施例及び変形例に従って変えることができる。変形例のシート材料は、好ましい実施例の積層体で材料が結合されているのと同じ方法で互いに結合されている。保護コーティングを、同様に、変形例の積層体の露呈面に塗布する。
【0016】
本発明の好ましい実施例及び様々な変形例は、特定のドラムヘッドを使用するためのドラムの種類とほぼ相関している。例えば、コンガ、ボンゴ、及びデジンベは、通常は、異なる音を得るために厚さが異なるドラムヘッド積層体を使用する。一般的にはドラムヘッドの厚さは、組み合わせて積層体を構成するプラスチック層及び布層の数で決まるが、数を少なくして個々の層の厚さを増すことによっても同じ結果が得られる。
【0017】
本発明のこの他の目的及び利点は、本発明の好ましい実施例が示してある添付図面を参照して以下の説明を読むことにより、明らかになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示す本発明の好ましい実施例は、合成又は天然の1枚の布材料16に結合した合成プラスチックシート材料12及び14を含む積層体でできたドラムヘッド構造10を提供する。布材料16は、その組成に応じて、織製材料であっても不織材料であってもよく、代表的には、合成プラスチックシート材料12及び14の層間に「サンドウィッチ」になっている。合成プラスチックシート材料12及び14は、樹脂配合物19を使用して布の各側に接着されている。樹脂配合物は、エチルビニルアセテート(「EVA」)又はこの目的で使用される何等かの他の適当な接着剤等である。布材料16には、幾つかの異なる物質20を含浸させることができる。これらの物質には、ケイ酸ナトリウム、スターチ、及びエポキシ樹脂が含まれるが、これらに限定されない。積層体を構成する合成又は天然のシート材料の個々の厚さは変えることができる。プラスチックシート材料の推定厚さ範囲は、0.0762mm乃至0.508mm(3ミル乃至20ミル)である。布シート材料の推定厚さ範囲は、0.0508mm乃至0.762mm(2ミル乃至30ミル)である。100%固体エポキシである二つの構成要素13及び15を、保護コーティングとして、合成シート材料製の上下の層の露呈面に付ける。
【0019】
本発明を実施する上で、様々な合成プラスチックシート材料を使用できる。これらの材料には、マイラー(マイラー(MYLAR)はE.I.デュポン社の登録商標である)が含まれるが、これに限定されない。好ましいマイラーは、熱収縮性フィルムである。他の合成プラスチックシート材料を使用してもよく、これらの材料には、ICIアメリカ社が製造しているメリネックス(メリネックス(MELINEX)は登録商標である)、セレネーゼプラスチック社が製造しているセレネール(セレネール(CELENAR)は登録商標である)、及び3M社が製造しているスコッチパー(スコッチパー(SCOTCHPAR)は登録商標である)が含まれる。本発明を実施する上で、繊維の配向がランダムな適当な合成布材料を使用するのがよい。こうした布材料には、タイペル((TYPELLE)は登録商標である)(5300型)、ケブラー((KEVLAR)は登録商標である)、タイベック((TYVEK)は登録商標である)、及びモネックス((MONEX)は登録商標である)が含まれるが、これに限定されない。これらの材料は全て、E.I.デュポン社の製品である。適当な天然布材料は、ウォームアンドナチュラル((WARM&NATURAL)は登録商標である)、及びホワイト((WHITE)は商標である)の商標で販売されている綿製バッティングである。
【0020】
図3に示す実施例を含む変形例は、一枚のプラスチック材料24の上面24aに接着されている一枚の含浸合成布材料22と、このプラスチック材料24が接着された一枚の含浸合成布材料26と、この布材料26をプラスチック材料24との間にサンドウィッチする一枚の第2プラスチック材料28とを含み、このプラスチック材料28は、布材料26の下面26aに接着されている。EVA等の接着配合物29を使用し、これらの層を互いに接着し且つ結合する。
【0021】
他の変形例は、以下に示すように、本発明の好ましい実施例を構成する積層体の上及び/又は下に配置された、合成プラスチックシート材料層及び布シート材料の一つ又はそれ以上の接着された層を含むドラムヘッド積層体を含み、少なくとも一つの含浸布材料16が2つの合成プラスチックシート材料層12と14との間にサンドウィッチされている。かくして、本発明の追加の変形例は、以下を含む。
積層体の層を互いに結合するため、EVA又はその他の適当な接着剤をプラスチックシート材料及び布シート材料の片側又は両側に適当に塗布する。全ての実施例において、布の厚さは、代表的には、0.0508mm乃至1.016mm(2ミル乃至40ミル)であるが、これは変化させることができる。
【0022】
本発明の好ましい実施例と同様に、変形例を形成するのに使用される合成プラスチックシート材料及び布シート材料の厚さの範囲は、プラスチックについては0.0762mm乃至0.508mm(3ミル乃至20ミル)と推定され、布については0.0508mm乃至1.016mm(2ミル乃至40ミル)と推定される。音色、触感、外観、及び特定のドラムヘッド構造の他の独特な必要条件を含むがこれらに限定されない様々なファクタに応じて接着剤配合物及び含浸剤もまた変えることができる。更に、通常は、エポキシ保護コーティングが適用される。
【0023】
実際には、本発明の好ましい実施例のドラムヘッド構造は、合成又は天然の一枚の布材料16及び2枚の合成プラスチック材料12及び14の三つの層を含む積層体でできている。先ず最初に、布層は0.0508mm乃至1.016mm(2ミル乃至40ミル)の厚さを持ち且つケイ酸ナトリウム、スターチ、又はエポキシ樹脂等の特定の化学薬品が含浸してある。こうした化学薬品は、ローラーによる塗り付けや布内に作用するといった任意の従来の塗布方法を使用して布に塗布される。プロセスでは、非含浸状態で毛羽立った外観を呈する布が含浸薬剤を吸収し、最終的には艶消し状態になり、圧縮される。
【0024】
プラスチック材料の各シートの厚さは、代表的には、0.1905mm(7.5ミル)である。これらの層を互いに接着するための予めコーティングした結合剤としてEVAを使用できる。プラスチックの外面即ち露呈された表面にやすりを掛け即ち「荒し」、ヘッドに天然の即ち本物の動物の皮革の外観及び触感を与える。次いでエポキシを積層体の露呈面に保護コーティングとして塗布し、硬化させる。構造をたが30に取り付けると、外観が本物の動物の皮革とほぼ同様であり、現物に忠実に複製された異国趣味の外観をヘッドに与える。
【0025】
本発明のドラムヘッド積層体は、一般的にプラスチック製ドラムヘッド特有の高周波数の音色を和らげるように作用する。本発明は、独特の音質に寄与し、音響をプロセスで減衰させ過ぎずに音の切れを保持するのを補助する。硬化して剛性状態になる含浸布により、及び布をプラスチックシート材料に積層することにより、本発明は、協働により、更に自然な外観及び音のドラムヘッドを提供する。
【0026】
積層体の全体構造及びその構成要素の特定の組成に応じて、例えば合成又は天然の個々の材料層の数、プラスチックシート材料の布に対する比、合成又は天然の様々なシートの相対的な厚さ、及び含浸剤、接着剤、及び保護コーティング剤の成分に応じて、本発明のドラムヘッドは、様々な外観をとることができ、独特で心地よい広幅のスペクトル及び様々な音を発生できる。
【0027】
本発明を特定の好ましい実施例と関連して説明したが、本発明を特定の実施例に限定しようとするものではないということは理解されよう。というよりはむしろ、特許請求の範囲に定義された本発明の精神及び範囲内に含まれる全ての変形、変更、及び等価物をカバーしようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成プラスチックシート材料製の上面及び下面、及び合成プラスチックシート材料に接着した合成又は天然の布シート材料製含浸中間層を含み、たがに取り付けられた、本発明の好ましい実施例の積層ヘッドを示す斜視図である。
【図2】層を互いに接着するための接着性樹脂配合物を使用して上下の合成プラスチックシート材料層間に積層した合成又は天然の含浸布材料層を示す、本発明の好ましい実施例の積層ヘッドを示す断面図である。
【図3】層を互いに接着するための接着性樹脂配合物を使用して、上下の合成プラスチックシート材料層間に積層した合成又は天然の含浸布材料層、及び合成プラスチックシート材料製の上層に積層した合成又は天然の第2含浸布材料層を示す、本発明の変形例の断面図である。
【符号の説明】
10 ドラムヘッド構造
12、14 合成プラスチックシート材料
16 布材料
30 たが
Claims (13)
- ドラム又は同様の楽器用のヘッドにおいて、
露呈面を持つ第1合成プラスチックシート材料、
露呈面を持つ第2合成プラスチックシート材料、
前記第1及び第2の合成プラスチックシート材料間でこれらの材料に結合された一枚の布材料シート、及び
前記布材料シートを含浸することにより、前記布材料を硬化し且つ剛性にし、これによって、前記ヘッドをドラムスティック又は同様の硬質の物体で叩いたときに前記第1及び第2の合成プラスチックシート材料と協働振動できるように前記布材料シートを含浸するために使用される手段を含む、ヘッド。 - 前記含浸のための手段は、ケイ酸ナトリウムを含む、請求項1に記載のヘッド。
- 前記含浸のための手段は、エポキシ樹脂を含む、請求項1に記載のヘッド。
- 前記含浸のための手段は、スターチを含む、請求項1に記載のヘッド。
- 前記布シート材料は合成である、請求項1に記載のヘッド。
- 前記布シート材料は天然である、請求項1に記載のヘッド。
- 前記布シート材料は織布である、請求項1に記載のヘッド。
- 前記布シート材料は不織布である、請求項1に記載のヘッド。
- 前記第1及び第2の合成プラスチックシート材料及び前記布シート材料は互いに接着剤で結合されている、請求項1に記載のヘッド。
- 前記ドラムヘッドの前記露呈面にエポキシを保護コーティングとして塗布する、請求項1に記載のヘッド。
- ドラム又は同様の楽器用のヘッドにおいて、
合成プラスチック材料製第1シート、
合成プラスチック材料製第2シート、
前記第1及び第2の合成プラスチック材料製シート間に配置され且つこれらのシートに結合された布材料製第1シート、
前記合成プラスチック材料製第2シートに結合された合成プラスチック材料製第3シート、
前記合成プラスチック材料製第3シートに結合された布材料製第2シート、
前記第2布材料シートに結合された合成プラスチック材料製第4シート、及び
前記布材料製シートを硬化し且つ剛性にし、これによって、前記ヘッドをドラムスティック又は同様の硬質の物体で叩いたときに前記第1、第2、第3、及び第4の合成プラスチック材料製シートと協働振動できるように前記第1及び第2の布材料製シートの含浸するために使用される手段を含む、ヘッド。 - ドラム又は同様の楽器用のヘッドにおいて、
合成プラスチック材料製第1シート、
合成プラスチック材料製第2シート、
前記第1及び第2の合成プラスチック材料製シート間に配置され且つこれらのシートに結合された布材料製第1シート、
前記合成プラスチック材料製第2シートに結合された合成プラスチック材料製第3シート、
前記合成プラスチック材料製第3シートに結合された布材料製第2シート、
前記第2布材料シートに結合された合成プラスチック材料製第4シート、
前記合成プラスチック材料製第4シートに結合された布材料製第3シート、及び
前記布材料製シートを硬化し且つ剛性にし、これによって、前記ヘッドをドラムスティック又は同様の硬質の物体で叩いたときに前記第1、第2、第3、及び第4の合成プラスチック材料製シートと協働振動できるように前記第1、第2、及び第3の布材料製シートの含浸するために使用される手段を含む、ヘッド。 - ドラム又は同様の楽器用のヘッドにおいて、
上面を持つ合成プラスチック材料製第1シート、
合成プラスチック材料製第2シート、
前記第1及び第2の合成プラスチック材料製シート間に配置され且つこれらのシートに結合された布材料製第1シート、
前記合成プラスチック材料製第1シートの前記上面に結合された布材料製第2シート、及び
前記第1及び第2の布材料製シートを硬化し且つ剛性にし、これによって、前記ヘッドをドラムスティック又は同様の硬質の物体で叩いたときに前記第1及び第2の合成プラスチック材料製シートと協働振動するように、前記第1及び第2の布材料製シートの含浸するために使用される手段を含む、ヘッド。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US17983600P | 2000-02-02 | 2000-02-02 | |
US09/624,499 US6297177B1 (en) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | Drumhead construction |
US60/179836 | 2000-07-24 | ||
US09/624499 | 2000-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001236059A JP2001236059A (ja) | 2001-08-31 |
JP3892233B2 true JP3892233B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=26875732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001026441A Expired - Fee Related JP3892233B2 (ja) | 2000-02-02 | 2001-02-02 | ドラムヘッド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3892233B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4380611B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2009-12-09 | ヤマハ株式会社 | ドラムヘッド |
US9257107B1 (en) * | 2014-10-24 | 2016-02-09 | Remo, Inc. | Musical drumhead with tonal modification |
-
2001
- 2001-02-02 JP JP2001026441A patent/JP3892233B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001236059A (ja) | 2001-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6297177B1 (en) | Drumhead construction | |
US4364990A (en) | Construction material for stringed musical instruments | |
US4969381A (en) | Composite-materials acoustic stringed musical instrument | |
US4873907A (en) | Composite-materials acoustic stringed musical instrument | |
ATE17533T1 (de) | Bespannung fuer eine trommel oder dergleichen. | |
US6087568A (en) | Acoustically tailored, composite material stringed instrument | |
CN103597539B (zh) | 吸音材料层叠结构 | |
US3477330A (en) | Laminated soundboard for a string instrument | |
US6838605B2 (en) | Drumshell laminate | |
US20200342839A1 (en) | Low volume drumhead | |
JP3892233B2 (ja) | ドラムヘッド構造 | |
CN203055418U (zh) | 一种有琴弦的乐器的音板 | |
US2674912A (en) | Violin sounding board construction | |
US20060042448A1 (en) | Soundboard of composite fibre material construction for acoustic musical instruments | |
JP2005352308A (ja) | 弦楽器における共鳴胴構造体 | |
JPH06178386A (ja) | コーンスピーカ用振動板及びその製造方法 | |
JP4055962B2 (ja) | ピアノの響板 | |
JPH0746269B2 (ja) | 楽器用響板の製造方法 | |
JP3622751B2 (ja) | スピーカ | |
JP3622750B2 (ja) | スピーカ用振動板の製造方法 | |
JPH0359697A (ja) | 楽器用響板 | |
JPS5967599A (ja) | 発音用振動板 | |
JPH0210552Y2 (ja) | ||
JPH059161Y2 (ja) | ||
TW538179B (en) | Method for producing laminated drum paper and product thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040726 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060817 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S631 | Written request for registration of reclamation of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |