JP3891750B2 - Holding valve - Google Patents
Holding valve Download PDFInfo
- Publication number
- JP3891750B2 JP3891750B2 JP2000011128A JP2000011128A JP3891750B2 JP 3891750 B2 JP3891750 B2 JP 3891750B2 JP 2000011128 A JP2000011128 A JP 2000011128A JP 2000011128 A JP2000011128 A JP 2000011128A JP 3891750 B2 JP3891750 B2 JP 3891750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- sleeve
- solenoid
- poppet
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、油圧駆動装置の作動および停止の切換操作に伴うソレノイドのオン・オフ制御に連動して開閉動作すると共に、油圧駆動装置の停止による閉動作によって負荷をそのままの状態に維持する保持機能を備えたホールディングバルブの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧駆動装置の停止に伴って負荷をそのままの状態で維持する保持機構としては、例えば、特開平2−255005号公報に開示されているように、油圧駆動装置の停止時には閉鎖状態を保って負荷保持を行っているホールディングバルブを、当該油圧駆動装置の作動開始と同時に絞り機構で発生したパイロット圧力を利用して開放するようにしたものが知られている。
【0003】
また、他にも、特開昭62−288702号公報のように、油圧駆動装置の作動開始と同時にソレノイドでサブバルブを切り換え、当該サブバルブによりパイロット圧力をホールディングバルブに加えて開放するものや、或いは、特開平6−294149号公報のように、油圧駆動装置の作動開始と同時にソレノイドで直にホールディングバルブを押し開くようにしたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した特開平2−255005号公報のように、パイロット圧力を利用してホールディングバルブを開放するようにした方式のものでは、絞り機構の装着によってパイロット圧力が必要圧力になるまで昇圧するように工夫を凝らしたとしても、動作条件によってはパイロット圧力が充分に昇圧し得ないことが生じることから、戻り圧力とのバランス関係によりホールディングバルブがハンチングを起して油圧駆動装置の動作が不安定なるという恐れをもつ。
【0005】
それに対して、特開昭62−288702号公報のものでは、ソレノイドを励磁してサブバルブの切り換えによりパイロット圧力をホールディングバルブに加えて開放するようにしているために、上記油圧駆動装置の動作が不安定なるという恐れを除去し得る反面、ソレノイドを励磁しても回路圧力がクラッキング圧力以上にならないとホールディングバルブが開放しないので通路圧損がホールディングバルブのクラッキング圧力以上になる。
【0006】
その点、特開平6−294149号公報のものにあっては、ソレノイドで直にホールディングバルブを押し開くように構成したので、前二者のような問題点を容易に解決することができる点で優れているが、しかし、ホールディングバルブを開放するのにリターンスプリング力だけでなく、ホールディングバルブのバルブポペットに作用する油圧力にも打ち勝つ吸引力が必要となるために、ソレノイドが大きくなるという問題点を有することになる。
【0007】
したがって、この発明の目的は、ソレノイドに対してバルブポペットに作用する油圧力には関係なく、リターンスプリング力に打ち勝つ吸引力を付与するだけで、小型のソレノイドを用いてバルブポペットを切り換えることのできるソレノイドによる直接切換式のホールディングバルブを提供することである。
【0008】
上記したこの発明の目的は、一対の入出力ポートを有するバルブスリーブの内部に、当該バルブスリーブの内面に設けたバルブシートへと接離して一対の入出力ポートの連通を断続制御するバルブポペットを摺動自在に挿通し、このバルブポペットをリターンスプリングの復元力とソレノイドによる駆動力とで開閉制御するようにした直接切換式のホールディングバルブにおいて、バルブポペットの両端部分を油密に保ちつつこれらバルブポペットの両端部分により、一方の入出力ポートからバルブシートを通して他方の入出力ポートへと通じる流路とバルブポペットの先端側に位置しリターンスプリングが介装されるドレーン室とを区画し、かつ、バルブシートとバルブポペットの両端部分における外径寸法を等しくとり、バルブスリーブの基端側にソレノイドのボディを結合し、バルブポペットに穿った通孔でソレノイドのボディ内を先端側のドレーン室へと連通し、バルブスリーブを端部にバルブシートが形成される基端側スリーブと先端側スリーブの二つの部材に分け、これら基端側スリーブと先端側スリーブをインローにより同芯状態に保って結合することにより一体構造のバルブスリーブとして構成したことにより達成される。
【0009】
すなわち、上記のように構成することによってこの発明のホールディングバルブは、ソレノイドを励磁してやることでバルブポペットがソレノイドから力を受け、リターンスプリングの復元力に打ち勝ってバルブスリーブ側のバルブシートを開き、バルブスリーブにおける一方の入出力ポートから他方の入出力ポートへと向う圧油の流れを許容する。
【0010】
反対に、ソレノイドの励磁を断って非励磁の状態に切り換えてやると、リターンスプリングの復元力によりバルブポペットが押し戻されてバルブスリーブ側のバルブシートを閉じ、他方の入出力ポートから一方の入出力ポートへと戻ろうとする圧油の流れを断って負荷の保持を行う。
【0011】
一方、上記の作動時において、ソレノイドの部分は、バルブポペットに穿った通孔で反対側のドレーン室へと通じており、また、一対の入出力ポートを相互に連通する流路は、バルブシートの開閉に関係なく何れか一方或いは両方に高圧油が作用したとしても、バルブポペットの受圧面積は相互に等しく保たれる。
【0012】
その結果、ソレノイドのオン・オフ制御によるバルブポペットの切換動作に際して油圧力が何等の影響をも与えることがなくなり、したがって、上記した従来の他の形式のホールディングバルブのように、当該ホールディングバルブがハンチングを起したり、或いは、通路圧損が不必要に大きくなるのを防止し得るのは勿論のこと、ホールディングバルブのバルブポペットに作用する油圧力に打ち勝つ吸引力をもった大型のソレノイドが必要になる等の問題点をも解決することができるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】
ここで以下に、この発明のソレノイドによる直接切換式のホールディングバルブ1a,1bの実施の形態の説明に入る前に、発明の内容の理解を容易にするために、先づ、これらホールディングバルブ1a,1bの使用例を図2に基いて説明することにする。
【0014】
図2に例示したように、この発明によるソレノイド直接切換式のホールディングバルブ1a,1bは、電動機21によって正逆回転される固定容量ポンプ22とリザーバ23、および、チェックバルブ24a,24b、並びに、油圧シリンダ25と組み合わせて使用される。
【0015】
すなわち、ホールディングバルブ1a,1bは、電動機21の回転駆動に伴いソレノイド11a,11bの励磁によって開放状態に切り換えられ、また、電動機21は、固定容量ポンプ22を正逆何れかの方向に向けて選択的に回転駆動する。
【0016】
これにより、固定容量ポンプ22は、そのときの回転方向に応じて油圧シリンダ25の一方の作動油室25a,25b内の作動油を、回路26a,26bから開放状態に切り換えられたホールディングバルブ1a,1bの一方を通して吸い込む。
【0017】
続いて、固定容量ポンプ22へと吸い込まれた作動油は、今度は、反対側の回路27b,27aから切換以前にあるホールディングバルブ1b,1aを押し開いて油圧シリンダ25の反対側の作動油室25b,25aに押し込み、当該油圧シリンダ25を選択的に正逆両方向へと作動させる。
【0018】
なお、破線で示した回路28は、ホールディングバルブ1a,1bの内部洩れ作動油をリザーバ23へと回収するためのドレーン用の回路であり、また、回路29a,29bは、チェックバルブ24a,24bと共働して上記した内部洩れによって不足した作動油を、リザーバ23からチェックバルブ24a,24bを開いて吸い込み側へと補給するためのものである。
【0019】
次に、図1を用いてこの発明のソレノイドによる直接切換式のホールディングバルブ1a,1bの具体的な構成例である実施の形態について説明することにする。
【0020】
ホールディングバルブ1a,1bは、一対の入出力ポート2,3を有するバルブスリーブ4の内部に対して、当該バルブスリーブ4の内面に設けたバルブシート5へと接離して入出力ポート2,3の連通を断続制御する摺動自在のバルブポペット6を備えている。
【0021】
バルブスリーブ4は、入出力ポート2をポンプポート7a,7bに、また、入出力ポート3をシリンダポート8a,8bにそれぞれ合致させてポートブロック9へと螺着して取り付けられる。
【0022】
そして、これらポンプポート7a,7bが図2のように、固定容量ポンプ22へと回路27a,27bを通して連通すると共に、シリンダポート8a,8bが同様に回路26a,26bを通して油圧シリンダ25の一方または他方の作動油室25a,25bへとそれぞれ通じている。
【0023】
ホールディングバルブ1a,1bにおけるバルブスリーブ4の基端側には、ソレノイド11a,11bのボディ部分10をねじ込んで結合することにより、軸線を一致させてソレノイド11a,11bが取り付けてある。
【0024】
上記バルブスリーブ4に螺着したソレノイド11a,11bにおけるボディ部分10の内部には、作動油洩れ制限用のラビリンス溝12を施してバルブポペット6の基端側が摺動自在に挿入して案内されており、また、バルブポペット6の先端側は、バルブスリーブ4との間にシール13を介して摺接している。
【0025】
これらラビリンス溝12とシール13を介装したバルブポペット6の両端部分は、バルブスリーブ4とバルブポペット6の間にバルブシート5を通して入出力ポート2,3を相互に連通する流路14,15を区画すると共に、バルブポペット6の先端部分とポートブロック9とでドレーン室16を区画している。
【0026】
ドレーン室16の内部には、バルブポペット6とポートブロック9との間にリターンスプリング17が介装してあり、また、バルブポペット6を通して穿った通孔18でソレノイド11a,11bのボディ部分10をバルブポペット6の先端側におけるドレーン室16に連通し、かつ、ソレノイド11a,11bの鉄心19から延びるプッシュロッド20でバルブポペット6をリターンスプリング17に逆らって押し進め得るようにしてある。
【0027】
しかも、この場合において、バルブシート5とバルブポペット6の両端部分の外径寸法を等しくとり、これら両者の部分の受圧面積を同一にすることでバルブポペット6に作用する油圧力をバランスさせるようにしている。
【0028】
かくして、この発明の実施の形態である図1のソレノイド11a,11bによる直接切換式のホールディングバルブ1a,1bは、以下のようにして動作することになる。
【0029】
上記のように構成したこの発明によるホールディングバルブ1a,1bは、ソレノイド11aまたは11bを励磁してやることにより、鉄心19が磁力を受けてプッシュロッド20を通しバルブポペット6を先端にあるリターンスプリング17の復元力に抗して押し進める。
【0030】
これにより、バルブポペット6で閉じていたバルブスリーブ4のバルブシート5を開き、バルブスリーブ4の流路14,15により入出力ポート2,3を通して、ポートブロック9のシリンダポート8aからポンプポート7aへと向う吸込油と、ポンプポート7bからシリンダポート8bへと向う圧油の流れとを許容する。
【0031】
このことから、図2の油圧駆動装置における固定容量ポンプ22の回転方向に応じて、そのとき作動油の吸込側となったホールディングバルブ1a,1bのソレノイド11a,11bを選択的に励磁してやったとする。
【0032】
すると、吸込側にあるホールディングバルブ1aまたは1bのバルブポペット6がリターンスプリング17に抗しプッシュロッド20により押されて開き、図2で言えば、ホールディングバルブ1aまたは1bが右側ポジションに切り換わり、そのときの固定容量ポンプ22の回転方向に応じて回路26a,27aまたは26b,27bにより、油圧シリンダ25の作動油室25a,25bの一方の作動油を汲み上げる。
【0033】
そして、この汲み上げた作動油を回路26b,27bまたは26a,27aへと圧送し、ホールディングバルブ1bまたは1aのバルブポペット6をリターンスプリング17に抗して押し開き、油圧シリンダ25の一方の作動油室25bまたは25aへと送り込んで、当該油圧シリンダ25を正逆両方向へと選択的に作動させる。
【0034】
反対に、ソレノイド11aまたは11bの励磁を断って非励磁の状態に切り換えてやると、鉄心19に設けたプッシュロッド20による押圧力が解かれてバルブポペット6がリターンスプリング17の復元力により押し戻される。
【0035】
その結果、バルブポペット6は、リターンスプリング17の復元力でバルブスリーブ4側のバルブシート5に押し付けられ、当該バルブシート5を閉じてポートブロック9のシリンダポート8a,8bからポンプポート7a,7bへと戻ろうとする圧油の流れを断ち、負荷である油圧シリンダ25をそのときの状態に保持する。
【0036】
しかも、上記において、ホールディングバルブ1a,1bにおけるソレノイド11a,11bのボディ部分10内は、バルブポペット6を貫通して穿った通孔18で反対側のドレーン室16へと通じており、また、一対の入出力ポート2,3を相互に連通する流路は、バルブシート5の開閉に関係なく何れか一方或いは両方に高圧油が作用したとしても、バルブポペット6の両端面作用する圧油の受圧面積は互に等しく保たれる。
【0037】
したがって、ソレノイド11a,11bのオン・オフ制御によるバルブポペット6の切換動作に際して、油圧力が何等の影響をも与えることがなくなることから、他の形式のホールディングバルのように、ホールディングバルブ1a,1b自体がハンチングを起したり、通路圧損が不必要に大きくなるのを防止し得ると共に、ホールディングバルブ1a,1bのバルブポペット6に作用する油圧力に打ち勝つ吸引力をもった大型のソレノイドが必要となる等の問題点をも解決することができるのである。
【0038】
なお、図1の実施の形態にあっては、ホールディングバルブ1a,1bを構成するに当り、バルブスリーブ4をバルブシート5が形成される基端側スリーブ4aと先端側スリーブ4aとの二つの部材に分け、これら基端側スリーブ4aと先端側スリーブ4bをインロー30により同芯状態を保って結合している。
【0039】
これにより、簡単な構成をもって基端側と先端側スリーブ4a,4bの同芯性を保ちつつバルブスリーブ4としての一体性を確保し得るばかりでなく、バルブスリーブ4内へのバルブポペット6の組み込みも容易となる。
【0040】
さらに、当該実施の形態にあっては、バルブスリーブ4の内面に対しソレノイド11a,11bのボディ部分10をねじ込んで結合し、これらボディ部分10の内部に対してバルブポペット6の基端側に設けたラビリンス溝12を介して摺動自在に挿入することで、簡単な構成によりソレノイド11a,11bによる直接切換式のホールディングバルブ1a,1bとすることができるようにしたのである。
【0041】
以上述べてきたように、請求項1の発明によれば、ソレノイドによる直接切換式のホールディングバルブにおいて、バルブポペットの両端部分を油密に保ちつつこれらバルブポペットの両端部分により、一方の入出力ポートからバルブシートを通して他方の入出力ポートへと通じる流路とバルブポペットの先端側に位置しリターンスプリングが介装されるドレーン室とを区画し、かつ、バルブシートとバルブポペットの両端部分における外径寸法を等しくとり、バルブスリーブの基端側にソレノイドのボディを結合し、バルブポペットに穿った通孔でソレノイドのボディ内を先端側のドレーン室へと連通したことにより、ソレノイドのオン・オフ制御によるバルブポペットの切換動作に際し油圧力が何等の影響をも与えることがなくなり、これによって、他の形式を採用した同種のホールディングバルのようにハンチングを起すのを除去することができると共に、通路圧損が不必要に大きくなるのを防止し得るのは勿論のこと、ホールディングバルブのバルブポペットに作用する油圧力に打ち勝つ吸引力をもった大型のソレノイドが必要になる等のこともなくなるのである。
【0042】
また、請求項1の発明では、ホールディングバルブを構成するに当り、バルブスリーブを端部にバルブシートが形成される基端側スリーブと先端側スリーブの二つの部材に分け、これら基端側スリーブと先端側スリーブをインローにより同芯状態に保って結合したことにより、簡単な構成をもって基端側と先端側スリーブの同芯性を保ちつつバルブスリーブとしての一体性を確保し得るばかりでなく、製作に当ってのバルブスリーブ内へのバルブポペットの組み込みも容易となる。
【0043】
さらに、請求項2の発明によれば、バルブスリーブの内面にソレノイドを挿し込んで固定し、このソレノイドの内部へとバルブポペットの基端側部分を摺動自在に挿入したことにより、上記した請求項1の発明の効果に加えて、簡単な構成でソレノイドによる直接切換式のホールディングバルブとすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるソレノイド直接切換式のホールディングバルブの実施の形態を示す縦断正面図である。
【図2】同上のホールディングバルブの一使用例を示す回路図である。
【符号の説明】
1a,1b ホールディングバルブ
2,3 入出力ポート
4 バルブスリーブ
4a 基端側スリーブ
4b 先端側スリーブ
5 バルブシート
6 バルブポペット
10 ソレノイドのボディ部分
11a,11b ソレノイド
12 ラビリンス溝
13 シール
14,15 流路
16 ドレーン室
17 リターンスプリング
18 バルブポペットの通孔
30 インロー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This invention opens and closes in conjunction with solenoid on / off control associated with the operation of switching between operation and stop of the hydraulic drive device, and maintains the load as it is by closing operation due to stop of the hydraulic drive device It is related with the improvement of the holding valve equipped with.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a holding mechanism for maintaining the load as it is with the stop of the hydraulic drive device, for example, as disclosed in JP-A-2-255005, the closed state is maintained when the hydraulic drive device is stopped. It is known that the holding valve that holds the load is opened using the pilot pressure generated by the throttle mechanism at the same time as the operation of the hydraulic drive device is started.
[0003]
In addition, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. Sho 62-288702 , a sub valve is switched by a solenoid at the same time as the operation of the hydraulic drive device is started, and a pilot pressure is applied to the holding valve by the sub valve to open, or As disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-294149, there is also known one in which a holding valve is directly pushed open by a solenoid simultaneously with the start of operation of a hydraulic drive device.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 2-255005, in the system in which the holding valve is opened using the pilot pressure, the pilot pressure is increased until the required pressure is reached by mounting the throttle mechanism. Even if devised, the pilot pressure may not be increased sufficiently depending on the operating conditions. Therefore, the holding valve causes hunting due to the balance with the return pressure and the operation of the hydraulic drive unit is unstable. There is a fear of becoming.
[0005]
On the other hand, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-288702, the solenoid is excited and the pilot pressure is applied to the holding valve by switching the sub-valve so as to release it. While the possibility of stabilization can be eliminated, the holding valve does not open unless the circuit pressure becomes equal to or higher than the cracking pressure even when the solenoid is excited, and the passage pressure loss becomes higher than the cracking pressure of the holding valve.
[0006]
In that respect, the one disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. Hei 6-294149 is configured such that the holding valve is directly pushed open by a solenoid, so that the problems such as the former two can be easily solved. Although it is excellent, however, not only the return spring force but also the suction force that overcomes the hydraulic pressure acting on the valve poppet of the holding valve is required to open the holding valve, so that the solenoid becomes large Will have.
[0007]
Therefore, the object of the present invention is to switch the valve poppet using a small solenoid, only by applying a suction force that overcomes the return spring force regardless of the hydraulic pressure acting on the valve poppet with respect to the solenoid. It is to provide a direct switching holding valve by a solenoid.
[0008]
An object of the present invention described above is to provide a valve poppet for controlling the connection of a pair of input / output ports intermittently by making contact with and separating from a valve seat provided on the inner surface of the valve sleeve inside a valve sleeve having a pair of input / output ports. In a direct-switching type holding valve that is slidably inserted and controlled to be opened and closed by the restoring force of the return spring and the driving force of the solenoid, these valves are kept oiltight at both ends of the valve poppet. The both ends of the poppet define a flow path that leads from one input / output port to the other input / output port through the valve seat and a drain chamber that is located on the tip side of the valve poppet and in which a return spring is interposed , and It is taken equal to the outer diameter at both ends of the valve seat and the valve poppet, the valve sleeve Combine the body of the solenoid proximally communicates to the drain chamber of the distal end side of the body of the solenoid in through holes bored in the valve poppet, the proximal sleeve valve seat is formed a valve sleeve on the end portion This is achieved by dividing the base sleeve and the distal end sleeve into two members, and connecting the proximal end sleeve and the distal end sleeve in a concentric state by an inlay to form a single-piece valve sleeve .
[0009]
That is, with the above configuration, the holding valve of the present invention opens the valve seat on the valve sleeve side by overcoming the restoring force of the return spring by receiving the force from the solenoid by exciting the solenoid. The flow of pressure oil from one input / output port in the sleeve to the other input / output port is allowed.
[0010]
Conversely, if the solenoid is turned off and switched to a non-excited state, the valve poppet is pushed back by the restoring force of the return spring to close the valve seat on the valve sleeve side, and one input / output port is connected to the other input / output port. Hold the load by blocking the flow of pressure oil to return to the port.
[0011]
On the other hand, at the time of the above operation, the solenoid portion is connected to the drain chamber on the opposite side through a hole formed in the valve poppet, and the flow path connecting the pair of input / output ports to each other is a valve seat. Even if high-pressure oil acts on either one or both regardless of opening and closing of the valve, the pressure receiving areas of the valve poppet are kept equal to each other.
[0012]
As a result, the hydraulic pressure does not have any influence on the switching operation of the valve poppet by the solenoid on / off control, and therefore the holding valve is hunting like the other types of conventional holding valves described above. It is necessary to have a large solenoid with a suction force that can overcome the hydraulic pressure acting on the valve poppet of the holding valve. Such problems can be solved.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Here, in order to facilitate understanding of the contents of the invention, before describing the embodiment of the direct switching
[0014]
As illustrated in FIG. 2, the solenoid direct switching
[0015]
That is, the
[0016]
As a result, the fixed
[0017]
Subsequently, the hydraulic oil sucked into the
[0018]
A
[0019]
Next, an embodiment which is a specific configuration example of the direct switching
[0020]
The
[0021]
The valve sleeve 4 is attached by screwing the input / output port 2 to the
[0022]
The
[0023]
[0024]
A
[0025]
Both end portions of the
[0026]
Inside the
[0027]
In addition, in this case, the outer diameter dimensions of both end portions of the
[0028]
Thus, the direct switching
[0029]
The holding
[0030]
As a result, the
[0031]
From this, it is assumed that the
[0032]
Then, the
[0033]
Then, the pumped hydraulic oil is pumped to the
[0034]
On the other hand, when the
[0035]
As a result, the
[0036]
In addition, in the above, the inside of the
[0037]
Accordingly, since the oil pressure does not have any influence upon the switching operation of the
[0038]
In the embodiment of FIG. 1, in constructing the holding
[0039]
Thereby, not only can the integrity as the valve sleeve 4 be secured while maintaining the concentricity of the proximal end side and the distal end side sleeves 4a, 4b with a simple configuration, but also the
[0040]
Further, in this embodiment, the
[0041]
As described above, according to the first aspect of the present invention, in the direct switching type holding valve by the solenoid , one end of the input / output port is formed by the both end portions of the valve poppet while keeping both end portions of the valve poppet oil-tight. The flow path leading from the valve seat to the other input / output port and the drain chamber located at the tip of the valve poppet and interposing the return spring , and the outer diameters at both ends of the valve seat and the valve poppet By connecting the solenoid body to the base end side of the valve sleeve and connecting the inside of the solenoid body to the drain chamber on the tip side through a hole drilled in the valve poppet, the solenoid is turned on and off. The oil pressure will no longer have any effect on the valve poppet switching operation. As a result, it is possible to eliminate the occurrence of hunting as in the case of the same type of holding valve using other types and to prevent the passage pressure loss from becoming unnecessarily large. This eliminates the need for a large solenoid with a suction force that overcomes the oil pressure acting on the poppet.
[0042]
According to the first aspect of the present invention, in constructing the holding valve, the valve sleeve is divided into two members, that is, a proximal end sleeve and a distal end sleeve in which a valve seat is formed at an end portion. By combining the tip sleeve with a concentric state with a spigot, not only can the integrity of the valve sleeve be secured while maintaining the concentricity of the proximal and distal sleeves with a simple configuration, but also manufacturing It is also easy to incorporate the valve poppet into the valve sleeve.
[0043]
Furthermore, according to the second aspect of the present invention, and fixed by inserting the solenoid on the inner surface of the valve sleeve, by inserting the proximal portion of the valve poppet into the interior of this solenoid slidably and the claims In addition to the effect of the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal front view showing an embodiment of a solenoid direct switching type holding valve according to the present invention.
FIG. 2 is a circuit diagram showing an example of use of the above holding valve.
[Explanation of symbols]
1a, 1b Holding valve 2, 3 I / O port 4 Valve sleeve 4a Base end sleeve 4b
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011128A JP3891750B2 (en) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | Holding valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011128A JP3891750B2 (en) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | Holding valve |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001200807A JP2001200807A (en) | 2001-07-27 |
JP3891750B2 true JP3891750B2 (en) | 2007-03-14 |
Family
ID=18539036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000011128A Expired - Fee Related JP3891750B2 (en) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | Holding valve |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3891750B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5648036B2 (en) | 2012-11-15 | 2015-01-07 | 株式会社鷺宮製作所 | Pilot operated solenoid valve |
-
2000
- 2000-01-20 JP JP2000011128A patent/JP3891750B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001200807A (en) | 2001-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017506724A (en) | Hydraulic system for vehicle | |
WO2018003753A1 (en) | Cylinder drive device | |
JPH0742963B2 (en) | Slip valve | |
JP3891750B2 (en) | Holding valve | |
US6186172B1 (en) | Directional control valve apparatus | |
CA2102173A1 (en) | Transmission engagement override valve | |
JP2784836B2 (en) | Solenoid switching valve | |
US5778929A (en) | Directional control valve assembly having a pressure compensation valve | |
JPH06193606A (en) | Operation valve having pressure compensation valve | |
JP3187155B2 (en) | Control valve device | |
JP3726924B2 (en) | Operation valve spool moving device | |
JP4009561B2 (en) | Cylinder control device | |
JP4087928B2 (en) | Switching valve | |
JP4198843B2 (en) | Pilot operated check valve | |
JPH0341133Y2 (en) | ||
JPH09242903A (en) | Check valve | |
JPS6143835Y2 (en) | ||
JP3666080B2 (en) | Forklift tilt valve | |
JPH0333575A (en) | Poppet valve device | |
JPS603419Y2 (en) | select valve | |
JPH0241363Y2 (en) | ||
JP3839633B2 (en) | Hydraulic control device | |
JP3764582B2 (en) | Automatic switching valve device | |
JPH063232Y2 (en) | Switching valve | |
JPH0141915Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060704 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061205 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215 Year of fee payment: 7 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |