JP3891622B2 - 飛翔体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体推進薬の燃焼ガスを推進力として飛翔する飛翔体に関し、とくに、姿勢制御機能を備えた飛翔体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の飛翔体において、その姿勢制御を行う手段としては、ロケットノズルからの燃焼ガスの噴流を偏向させる推力方向制御装置や、大気中において使用される操舵翼があり、このほか、旋回機能等の向上を図るために推力方向制御装置と操舵翼を組合わせた複合方式のものがある。
【0003】
複合方式の姿勢制御手段を備えた飛翔体には、例えば推力方向制御装置としてロケットノズル内に配置されるジェットベーンを用い、ジェットベーンと操舵翼が連動するようにしたものがあった。このような飛翔体としては、例えば実開平3−121392号公報に記載されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したような従来の飛翔体にあっては、ロケットノズル内においてジェットベーンが常に高温の燃焼ガスにさらされることから、ジェットベーンに対する熱負荷が大きく、とくに燃焼ガスの流れに対するジェットベーンの先端部にきわめて厳しい耐熱性が要求されると共に、ジェットベーンが常に燃焼ガスの流れを部分的に妨げることから、その分推力損失が生じて推進効率を低下させるという問題があり、このような問題を解決することが課題であった。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、上記従来の課題に着目して成されたもので、推力偏向板を備えた飛翔体であって、推力偏向板に対する熱負荷の低減、および推進効率の向上を実現することができる飛翔体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わる飛翔体は、請求項1として、モータケースの尾部に、複数のロケットノズルと、各ロケットノズルの半径方向外側に回動可能に取付けられ且つ各ロケットノズルから噴射した燃焼ガスの噴流を偏向させる推力偏向板を備えた構成とし、請求項2として、モータケースの尾部に、4個のロケットノズルを機軸回りに所定間隔で配置すると共に、各ロケットノズルを間にして4枚の推力偏向板を機軸を中心に放射状に配置した構成とし、請求項3として、モータケースに、4枚の推力偏向板に各々対応する位置に操舵翼を備えると共に、各々の推力偏向板と操舵翼とを連動可能に連結した構成とし、請求項4として、モータケースの尾部に機軸上に突出する中心体を設け、中心体にモータケースの半径方向を軸方向とする支持体の一端部を回転自在に設けると共に、支持体に推力偏向板と操舵翼を設け、支持体の操舵翼側となる他端部に回転を伝達する駆動機構を備えた構成とし、請求項5として、支持体が、推力偏向板の取付け部分と操舵翼の取付け部分との間に、回転伝達を断続させるクラッチを備えている構成としており、上記の構成を課題を解決するための手段としている。
【0007】
【発明の作用】
本発明の請求項1に係わる飛翔体では、モータケースの尾部に、複数のロケットノズルを備え、各ロケットノズルの半径方向外側に、ロケットノズルから噴射した燃焼ガスの噴流を偏向させる推力偏向板を回動可能に取付けているので、飛翔体の姿勢制御を行うときにのみ、燃焼ガスの噴流内に推力偏向板を回動させることとなり、姿勢制御を行わないときには、推力偏向板が燃焼ガスに直接さらされることがなく、とくに推力偏向板の先端部(回動中心側の端部)は姿勢制御の動作の有無にかかわらず燃焼ガスにさらされることがないので、その分推力偏向板に対する熱負荷が低減され、また、姿勢制御を行わないときには推力偏向板が燃焼ガスの流れを妨げることもないので、推力偏向板により推力損失が生じるような事態も防止される。
【0008】
本発明の請求項2に係わる飛翔体では、4個のロケットノズルを機軸回りに所定間隔で配置すると共に、各ロケットノズルを間にして4枚の推力偏向板を機軸を中心に放射状に配置しているので、機軸を間にした2枚一組の推力偏向板を同方向に回動させることにより、ピッチ軸回りおよびヨー軸回りの姿勢制御が行われ、各推力偏向板を機軸回りの同方向に回動させることにより、ロール軸回りの姿勢制御が行われる。
【0009】
本発明の請求項3に係わる飛翔体では、4枚の推力偏向板とこれらに連動する4枚の操舵翼により姿勢制御が行われ、推力偏向板と操舵翼の併用により旋回性能等が向上する。
【0010】
本発明の請求項4に係わる飛翔体では、中心体に回転自在に設けた支持体を駆動機構で回転させることにより、支持体に設けた操舵翼と推力偏向板が同時に回動することとなり、簡単な構造で操舵翼と推力偏向板を確実に連動させる。
【0011】
本発明の請求項5に係わる飛翔体では、支持体における推力偏向板の取付け部分と操舵翼の取付け部分との間に、回転伝達を断続させるクラッチを備えているので、例えばロケットモータの作動終了後にクラッチを切ることにより、駆動機構によって操舵翼だけを駆動するようにし、これにより駆動機構に対する負荷を低減する。
【0012】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係わる飛翔体によれば、推力偏向板がロケットモータの半径方向外側に配置されることから、燃焼ガスの噴流を偏向する推力偏向板により姿勢制御機能を得ることができるうえに、姿勢制御を行わないときには、推力偏向板を燃焼ガスの流れの外側に逃がしておくことができ、とくに推力偏向板の先端部(回動中心側の端部)は姿勢制御の動作の有無にかかわらず燃焼ガスの流れの外側に位置することとなるので、その分推力偏向板に対する熱負荷を低減することができ、しかも、姿勢制御を行わないときには推力偏向板が燃焼ガスの流れを妨げることもないので、推力偏向板による推力損失を少なくして推進効率を向上させることができる。
【0013】
本発明の請求項2に係わる飛翔体によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるうえに、放射状に配置した4枚の推力偏向板において、機軸を間にした2枚一組の推力偏向板を同方向に回動させてピッチ軸回りおよびヨー軸回りの姿勢制御を行うことができると共に、各推力偏向板を機軸回りの同方向に回動させてロール軸回りの姿勢制御を行うことができ、簡単な構造で3軸回りの姿勢制御を行うことができる。
【0014】
本発明の請求項3に係わる飛翔体によれば、請求項2と同様の効果を得ることができるうえに、推力偏向板と操舵翼の併用により、姿勢制御機能や急速な旋回等の運動機能を著しく向上させることができる。
【0015】
本発明の請求項4に係わる飛翔体によれば、請求項3と同様の効果を得ることができるうえに、中心体、支持体および駆動機構の採用により、簡単な構造で操舵翼と推力偏向板を確実に連動させることができ、構造の簡略化に伴って、駆動源の省力化、低コスト化、軽量化および組立て性の向上などを実現することができる。
【0016】
本発明の請求項5に係わる飛翔体によれば、請求項4と同様の効果を得ることができるうえに、支持体に、推力偏向板の取付け部分と操舵翼の取付け部分との間の回転伝達を断続させるクラッチを採用したことにより、クラッチを繋いだ状態では操舵翼および推力偏向板を同時に駆動し、クラッチを切った状態では操舵翼だけを駆動することができ、例えばロケットモータの作動終了後にクラッチを切ることによって駆動機構に対する負荷を低減することができる。
【0017】
【実施例】
図1(a)(b)は、本発明の請求項1〜5に係わる飛翔体の一実施例を説明する図である。
【0018】
飛翔体1は、モータケース2の尾部に、複数(この実施例では4個)のロケットノズル3と、各ロケットノズル3の近傍に回動可能に取付けられ且つロケットノズル3から噴射した燃焼ガスの噴流を偏向させる4枚の推力偏向板4と、各々の推力偏向板4に対応する4枚の操舵翼5を備えている。
【0019】
モータケース2は、固体推進薬6を装填した燃焼室7を形成すると共に、尾部には機軸上に突出した円筒状の中心体8を備えており、この中心体8の回りに4個のロケットノズル3を90度間隔で備えている。各ロケットノズル3と燃焼室7は、中心体8と平行に設けた各々の流路9により連通している。
【0020】
各推力偏向板4は、固体推進薬6の燃焼ガス温度および噴流による荷重に耐え得る耐熱材料で形成してあると共に、機軸を中心に90度間隔で放射状に設けてあって、このとき、各ロケットノズル3が間となるように、各ロケットノズル3に対して機軸回りに45度の位相差をもたせた配置にしてある。また、各操舵翼5は、飛翔時における空力加熱および空力荷重に耐え得る軽量な材料で形成してあって、外観的に各推力偏向板4と一体化を成す状態に設けてある。
【0021】
推力偏向板4および操舵翼5は、支持体10とこの支持体10を回転駆動する駆動機構11により同時に駆動される。支持体10は、モータケース2の半径方向を軸方向とした状態で配置してあると共に、中心体8に軸受部12を介して一端部が回転自在に設けてある。推力偏向板4および操舵翼5は、この支持体10に取付けてある。
【0022】
駆動機構11は、モータケース2の収納部13において、出力軸を正逆回転させるサーボアクチュエータ14と、その出力軸に設けた第1ギア15と、第1ギア15に係合する第2ギア16を備えると共に、支持体10側において、同支持体10の他端部に設けたアーム17と、その先端に設け且つ第2ギア16に係合するセクターギア18を備えている。これにより、駆動機構11は、サーボアクチュエータ14の正逆回転を第1ギア15、第2ギア16、セクターギア18およびアーム17に伝達し、支持体10とともに推力偏向板4および操舵翼5を回動させることとなる。
【0023】
上記の駆動機構11は、各推力偏向板4および操舵翼5毎に設けてあって、図示しない制御装置に接続してあり、制御装置からの姿勢制御信号によりサーボアクチュエータ14を適宜の回転方向に作動させるようにしてある。
【0024】
また、当該飛翔体1は、モータケース2の尾部に、ケース端部を小径にする状態で尾部方向に向いた段部19が形成してあり、この段部19に駆動機構11を構成する回転伝達部材の一部を配置している。すなわち、この実施例では、回転伝達部材が、モータケース2側の第2ギア16と支持体10側のセクターギア18であって、第2ギア16をその一部が段部19から突出する状態に配置し、この第2ギア16にセクターギア18を係合させている。
【0025】
上記構成を備えた飛翔体1は、固体推進薬6に点火をすると、その燃焼ガスを各ロケットノズル3から噴出させて飛翔する。このとき、飛翔体1では、各ロケットノズル3の外側(図1(b)に示す如く半径方向外側)近傍に、推力偏向板4を取付けているので、姿勢制御を行わないときには、推力偏向板4が燃焼ガスに直接さらされることがなく、とくに推力偏向板4の先端部(回動中心側の端部)は姿勢制御の動作の有無にかかわらず燃焼ガスにさらされることがない。したがって、その分推力偏向板4に対する熱負荷が低減されている。
【0026】
また、飛翔体1は、姿勢制御を行わないときには推力偏向板4が燃焼ガスの流れを妨げることもないので、推力偏向板4により推力損失が生じることがなく、その分推進効率が向上したものとなっており、さらには、モータケース2の段部19に駆動機構11を構成する回転伝達部材の一部である第2ギア16およびセクターギア18を配置しているので、これらの部材(16,18)が空力加熱により損傷を受けるようなことも全くない。
【0027】
次に、当該飛翔体1では、図1(b)中に仮想線で示すように、駆動機構11で推力偏向板4および操舵翼5を同時に回動させることにより、推力偏向板4による燃焼ガスの偏向作用と操舵翼5による空力作用とで姿勢制御を行う。この場合、飛翔体1は、機軸を間にした2枚一組の推力偏向板(4aと4bまたは4cと4d)および2枚一組の操舵翼(5aと5bまたは5cと5d)を同方向に回動させることにより、ピッチ軸回りおよびヨー軸回りの姿勢制御を行い、各推力偏向板4および操舵翼5を機軸回りの同方向に回動させることにより、ロール軸回りの姿勢制御を行うこととなる。
【0028】
このように、飛翔体1では、支持体10および駆動機構11の簡単な構造で推力偏向板4と操舵翼5とを確実に連動させて、3軸回りの姿勢制御を自在に行うことができ、しかも、推力偏向板4と操舵翼5の併用により運動性能が向上し、例えば急激な旋回なども行うことが可能である。
【0029】
なお、飛翔体1では、支持体10に取付けた推力偏向板4と操舵翼5とを直接連結することも可能であるが、双方を支持体10のみに連結し、図1(a)中に仮想線で示すように、支持体10において、推力偏向板4の取付け部分と操舵翼5の取付け部分との間に、回転伝達を断続させるクラッチ20を設けることができる。この場合、例えばロケットモータの作動終了後にクラッチ20を切ることにより、操舵翼5だけを駆動するようにし、これにより駆動機構11に対する負荷が低減されることとなる。
【0030】
図2(a)(b)は、本発明の請求項1〜3に係わる飛翔体の一実施例を説明する図である。なお、先の実施例と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0031】
この実施例では、中心体8の軸受部12で支持体10の一端部を回転自在に保持すると共に、中心体8内に駆動機構21を設けている。駆動機構21は、出力軸22aを進退動作させるサーボアクチュエータ22と、支持体10の一端部に設けたアーム23を備えると共に、サーボアクチュエータ22の出力軸22aとアーム23の先端部を回動自在に連結した構造になっており、サーボアクチュエータ22の出力軸22aを進退駆動することにより、アーム23とともに推力偏向板4および操舵翼5を同時に回動させる。
【0032】
この実施例の飛翔体1においても先の実施例と同様の効果を得ることができ、このほか、駆動機構21の構造がより簡略化されると共に、すべての駆動機構21が中心体8に収納されるのでモータケース2側の収納部が不要となり、その分モータケース2の構造の簡略化や軽量化などを実現できる。また、この実施例の場合には、支持体10に取付ける推力偏向板4と操舵翼5とを直接連結することができ、双方の一体化により構造上の強度を高めることが可能である。
【0033】
図3(a)(b)は、本発明の請求項1および2に係わる飛翔体の一実施例を説明する図である。なお、先の実施例と同一の構成部位は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0034】
この実施例の飛翔体1は、先の各実施例で記載した操舵翼が無く、モータケース2の尾部に、4個のロケットノズル3と4枚の推力偏向板4を備えている。各推力偏向板4は、中心体8内に設けた駆動機構21によって支持体10とともに回転駆動される。
【0035】
この飛翔体1にあっても、先の各実施例と同様に、姿勢制御を行わないときには、推力偏向板4が燃焼ガスに直接さらされることがないので、推力偏向板4に対する熱負荷が低減されると共に、推力偏向板4により推力損失が生じるようなこともなく、また、姿勢制御としては、各推力偏向板4によりピッチ軸、ヨー軸およびロール軸の3軸回りの運動を自在に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1〜5に係わる飛翔体の一実施例を説明する尾部片側の断面図(a)および尾部の正面図(b)である。
【図2】本発明の請求項1〜3に係わる飛翔体の一実施例を説明する尾部片側の断面図(a)および尾部の正面図(b)である。
【図3】本発明の請求項1および2に係わる飛翔体の一実施例を説明する尾部片側の断面図(a)および尾部の正面図(b)である。
【符号の説明】
1 飛翔体
2 モータケース
3 ロケットノズル
4 推力偏向板
5 操舵翼
8 中心体
10 支持体
11 駆動機構
16 第2ギア(回転伝達部材)
18 セクターギア(回転伝達部材)
19 段部
20 クラッチ
Claims (5)
- モータケースの尾部に、複数のロケットノズルと、各ロケットノズルの半径方向外側に回動可能に取付けられ且つ各ロケットノズルから噴射した燃焼ガスの噴流を偏向させる推力偏向板を備えたことを特徴とする飛翔体。
- モータケースの尾部に、4個のロケットノズルを機軸回りに所定間隔で配置すると共に、各ロケットノズルを間にして4枚の推力偏向板を機軸を中心に放射状に配置したことを特徴とする請求項1に記載の飛翔体。
- モータケースに、4枚の推力偏向板に各々対応する位置に操舵翼を備えると共に、各々の推力偏向板と操舵翼とを連動可能に連結したことを特徴とする請求項2に記載の飛翔体。
- モータケースの尾部に機軸上に突出する中心体を設け、中心体にモータケースの半径方向を軸方向とする支持体の一端部を回転自在に設けると共に、支持体に推力偏向板と操舵翼を設け、支持体の操舵翼側となる他端部に回転を伝達する駆動機構を備えたことを特徴とする請求項3に記載の飛翔体。
- 支持体が、推力偏向板の取付け部分と操舵翼の取付け部分との間に、回転伝達を断続させるクラッチを備えていることを特徴とする請求項4に記載の飛翔体。
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