JP3891206B2 - 車両の走行支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の走行支援装置に係り、特に、所定のマーカが所定間隔毎に設置された軌道を走行する車両の走行支援装置に関する。
従来から、軌道上に所定間隔ごとに配置された磁気ネイル等のマーカを検出する車載装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置は、検出されたマーカの数に基づいて自車両の軌道上の位置を検出する。車両の軌道上の位置が検出された場合は、その位置に基づいて車両を適正に走行制御することが可能となる。従って、上記従来の装置によれば、軌道上のマーカを検出することにより、車両を乗員の運転操作によることなく軌道に沿って適正に自動走行させることができる。
特開平10−105892号公報
ところで、軌道上に配置されたマーカの数をCPUを用いて電子的に計数する構成においては、そのCPUに異常が生じると、マーカの数を正確に計数することができなくなる。マーカの数が正確に計数されないと、車両の軌道上の位置が正確に検出されず、車両を軌道に沿って適正に自動走行させることができなくなる。従って、上記の構成において車両を適正に自動走行させるためには、軌道上のマーカの数が正確に計数されるようにCPUの信頼性の向上を図ることが必要である。また、マーカの数が正確に計数されない場合は、他の手法を用いて車両の軌道上の位置を検出することが有効である。しかしながら、上記従来の装置では、マーカの数を計数するCPUに異常が生じた場合やマーカの数に基づいて車両の軌道上の位置が検出されなかった場合の処置が何ら講じられていない。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、軌道上のマーカの数を電子的に計数するCPUに異常が生じた場合にも、その数を機械的に計数することで、車両の軌道上の位置を正確に検出することが可能な車両の走行支援装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、請求項1に記載する如く、軌道上に所定間隔毎に設置されたマーカを検出するマーカ検出手段と、前記軌道上の所定の位置から前記マーカ検出手段により検出されたマーカの数をCPUを用いて電子的に計数する電子式カウンタと、前記電子式カウンタにより計数されたマーカの数に基づいて前記軌道上の位置を検出し得る位置検出手段と、を備える車両の走行支援装置であって、前記CPUの異常発生後に前記マーカ検出手段により検出されたマーカの数を機械的に計数する機械式カウンタを備え、前記位置検出手段は、前記CPUに異常が発生した後に該異常が解除された場合に、該CPUの異常発生時点で前記電子式カウンタにより計数されていたマーカの数と、前記機械式カウンタにより計数されたマーカの数との加算値に基づいて前記軌道上の位置を検出する車両の走行支援装置により達成される。
本発明において、軌道上に所定間隔毎に設置されたマーカが検出され、そのマーカの軌道上の所定の位置からの数がCPUを用いて電子的に計数され、そのマーカの数に基づいて車両の軌道上の位置が検出され得る。上記のCPUに異常が発生すると、軌道上のマーカの数を正確に計数することができなくなり、車両の軌道上の位置を正確に検出することができなくなる。本発明においては、電子式カウンタとしてのCPUの異常発生後に軌道上に設置されたマーカの数を機械的に計数する機械式カウンタが設けられている。CPUに異常が生じた後にその異常が解除された場合は、CPUの異常発生時点で電子式カウンタにより計数されていたマーカの数と機械式カウンタにより計数されたマーカの数との加算値に基づいて車両の軌道上の位置が検出される。従って、本発明によれば、CPUに異常が生じた場合でも、マーカの数を正確に計数することができ、車両の軌道上の位置を正確に検出することができる。
本発明によれば、軌道上のマーカの数を電子的に計数するCPUに異常が生じた場合にも、その数を機械的に計数することで、車両の軌道上の位置を正確に検出することができる。
図1は、本発明の一実施例である車両交通システムのインフラ施設を模式的に表した図を示す。図1に示す如く、インフラ施設は、磁気ネイルにより構成されたレーンマーカ10を備えている。レーンマーカ10は、後述する自動運転車両が乗客を輸送するために走行する走行レーン12に沿って所定間隔Lごとに敷設されている。
本実施例において、自動運転車両(以下、単に車両と称す)は、複数の車両が機械的に連結されず電子的に連結された車両群内の車両として他の車両と隊列を組んで走行レーン12を走行する。以下、この隊列を車両隊列と称す。車両は、走行レーン12を走行することにより乗客の輸送を行う。尚、以下では、車両隊列が3台の車両で構成される場合について説明すると共に、その車両隊列の車両を前方から順に車両100,110,120とする。
図2は、本実施例の車両交通システムの電気的な構造を表すブロック構成図を示す。図2に示す如く、車両隊列内の車両には、車両システム18が搭載されている。車両システム18は、車両制御用電子制御ユニット(以下、車両制御ECUと称す)20を備えている。車両制御ECU20には、ブレーキECU22、スロットルECU24、および、操舵ECU26が接続されている。ブレーキECU22は、車両に任意の制動力を発生させるブレーキアクチュエータ30に接続されており、車両制御ECU20から供給されるブレーキ指示値に応じた制動力が生じるようにブレーキアクチュエータ30を駆動する。
スロットルECU24は、車両の駆動源として用いられるスロットルアクチュエータ32に接続されており、車両制御ECU20から供給されるアクセル指示値に応じた駆動トルクが生じるようにスロットルアクチュエータ32を駆動する。また、操舵ECU26は、車両を操舵させる操舵アクチェエータ34に接続されており、車両制御ECU20から供給される操舵指示値に応じた操舵角が実現されるように操舵アクチュエータ34を駆動する。
車両制御ECU20には、また、緊急ブレーキアクチュエータ36が接続されている。緊急ブレーキアクチュエータ36は、上記したブレーキアクチュエータ30とは別に車両に制動力を発生させる機能を有している。車両制御ECU20は、車両を緊急停止させるための信号(以下、緊急停止信号と称す)を出力することにより緊急ブレーキアクチュエータ36を駆動し、車両を緊急停止させる。
車両制御ECU20には、また、磁気ネイルECU40が接続されている。磁気ネイルECU40には、磁気ネイルセンサ42が接続されている。磁気ネイルセンサ42は、例えば車体前部のバンパの下部中央に配設されており、該磁気ネイルセンサ42を流通する磁束の強度に応じた電気信号を出力する。磁気ネイルセンサ42には、車両が走行レーン12に敷設されたレーンマーカ10上を走行する際に大きな磁束が流通する。磁気ネイルECU40は、磁気ネイルセンサ42の出力信号に基づいて磁束を検出し、車両がレーンマーカ10上を走行しているか否かを判別する。
図3は、本実施例における、車両が通過したレーンマーカ10の数を計数するカウンタの電気的構造を表すブロック構成図を示す。図3に示す如く、磁気ネイルECU40は、波形整形回路44、および、該波形整形回路44に接続する中央演算処理装置(以下、CPUと称す)46を備えている。波形整形回路44は、磁気ネイルセンサ42に接続されており、磁気ネイルセンサ42の出力信号に基づいて該磁気ネイルセンサ42を流通する磁束についての波形を整形する。CPU46は、波形整形回路44で整形された磁束の波形に基づいて一定値以上の磁束が生じているか否かを判別し、車両がレーンマーカ10上を走行しているか否かを判別する。
CPU46には、車両制御ECU20が接続されている。CPU46は、車両がレーンマーカ10上を走行していると判別する場合に、車両制御ECU20に向けて車両のレーンマーカ10上の通過を表す信号(以下、通過信号と称す)を出力する。車両制御ECU20は、CPU46から通過信号が供給された場合に、所定の内部カウンタをインクリメントする。すなわち、車両制御ECU20の内部カウンタは、CPU46から通過信号が供給される毎に、すなわち、車両がレーンマーカ10上を通過する毎にインクリメントされる。
車両制御ECU20は、出力端子20a,20b,20cと、入力端子20dとを有している。車両制御ECU20の出力端子20aには、外部カウンタ48が接続されている。車両制御ECU20は、所定の条件が成立する場合に、出力端子20aから外部カウンタ48のカウントを許可する信号(以下、カウント許可信号と称す)を出力する。
外部カウンタ48は、磁気ネイルECU40の波形整形回路44に接続されている。外部カウンタ48は、車両制御ECU20からカウント許可信号が供給されている状況下、波形整形回路44から出力された磁束の波形に応じた電気信号が所定の条件を満たす場合に、インクリメントされる。外部カウンタ48は、車両制御ECU20の入力端子に接続されており、自己の計数値に応じた信号を車両制御ECU20の入力端子に向けて出力する。
車両制御ECU20の出力端子20bには、NOT回路50の入力端子が接続されている。車両制御ECU20は、所定の条件が成立する場合に、出力端子20bから車両を緊急停止させるための緊急停止信号を出力する。NOT回路50の出力端子は、AND回路52の入力端子に接続されている。また、車両制御ECU20の出力端子20cには、AND回路52の入力端子が接続されている。車両制御ECU20は、所定の条件が成立する場合に、出力端子20cから外部カウンタ48をリセットする信号(以下、クリア信号と称す)を出力する。AND回路52の出力端子は、外部カウンタ48に接続されている。外部カウンタ48は、車両制御ECU20から緊急停止信号が出力されておらず、かつ、クリア信号が出力されている場合に、リセットされる。
本実施例において、車両制御ECU20は、車両の走行する走行レーン12上における所定の位置からのレーンマーカ10の数(以下、ネイルカウント数と称す)を、内蔵された内部カウンタ又は外部カウンタ48を用いて計数する。そして、その計数値に基づいて、予め定められている計数値と走行レーン12上の位置との関係を示すマップを参照することにより車両の走行レーン12上の位置を検出する。
図2に示す如く、車両制御ECU20には、車々間通信ECU54および路車間通信ECU56が接続されている。車々間通信ECU54には、同一の車両隊列内に属する他の車両と車々間通信を行うための車々間通信機55が接続されている。車々間通信では、車両のID情報、ネイルカウント数、速度・加速度等の車両の状態、前方車両との車間距離、車々間通信機55の通信状態の可否、および、車両の異常状態等の情報が通信される。尚、車々間通信機55の通信状態の可否は、常時通信可能を表示する信号(以下、通信可能信号と称す)を送信し、異常時に通信可能信号を送信しないことにより実現される。また、路車間通信ECU56には、該車両が管制センタ62と路車間通信を行うための路車間通信機57が接続されている。
車両制御ECU20には、また、車間距離センサECU58が接続されている。車間距離センサECU58には、レーザレーダセンサ60が接続されている。レーザレーダセンサ60は、例えば車体前部のバンパに配設されており、車両前方の所定領域内にレーザ光を照射する発光部と、前方に照射されたレーザ光の反射光を受光する受光部とを備えている。レーザレーダセンサ60は、車両前方を所定周期で2次元的にスキャニングするように構成されており、発光部からレーザ光が照射された後にそのレーザ光の反射光が受光部で受光されるまでの時間に応じた信号、および、反射光の入射角度に応じた信号を車間距離センサECU58に出力する。車間距離センサECU58は、レーザレーダセンサ60の出力信号に基づいて自車両の前方所定領域内に存在する車両の有無を判別し、前方に車両が存在する場合にその車両との車間距離、および、その車両の自車両に対する相対速度を検出する。尚、レーザレーダセンサ60に代えてミリ波レーダセンサを用いて、上記のパラメータを検出することとしてもよい。
管制センタ62には、管制制御ECU64および路車間通信ECU66が配設されている。路車間通信ECU66には、車両と路車間通信を行うための路車間通信機68が接続されている。管制制御ECU64は、路車間通信機68に供給された情報に基づいて走行レーン12上を走行する車両に異常が生じているか否かを判別すると共に、走行レーン12上を走行する車両に異常が生じている場合に各車両にその異常を知らせる信号を路車間通信機68から送信する。
図4は、車両制御ECU20の内部構成図を示す。図4に示す如く、車両制御ECU20は、n個のCPU70〜70を備えている。尚、CPU70〜70を総称する場合は、単にCPU70と称す。CPU70〜70には、それぞれ、入力端子72〜72および出力端子74〜74が設けられている。車両制御ECU20に入力される信号は、CPU70の入力端子72〜72に供給される。CPU70に供給されたネイルカウント数に応じた信号は、各CPU70内の複数のメモリアドレスに格納される。
CPU70の出力端子74〜74には、出力選択回路76が接続されている。出力選択回路76は、CPU70〜70のうちいずれの演算結果を車両制御ECU20の演算結果として利用するかを選択するための回路である。車両制御ECU20は、出力選択回路76により選択されているCPU70の出力端子74〜74からの信号を出力する。
車両制御ECU20は、異常時制御回路80を備えている。異常時制御回路80は、異常検知回路82を備えている。異常検知回路82は、各CPU70に対応してそれぞれ設けられており、CPU70に異常が発生した際にそのCPU70から出力される信号(以下、異常信号と称す)を検知する。異常検知回路82には、CPU切替信号発生回路84およびリセット信号発生回路86が接続されている。異常検知回路82は、異常信号が検知された場合に、CPU切替信号発生回路84およびリセット信号発生回路86に向けてCPU70の異常を表示する信号を出力する。
CPU切替信号発生回路84には、上記の出力選択回路76が接続されている。CPU切替信号発生回路84は、異常検知回路82からCPU70の異常を表示する信号が供給された場合に、出力選択回路76に向けてトリガパルスを出力する。出力選択回路76は、CPU切替信号発生回路84からトリガパルスが供給された場合に、車両制御ECU20の出力として利用するCPU70を、選択されているCPU70から別のCPU70へ切り替える。尚、本実施例において、CPU70の切替は、所定の順序で、具体的には、図4におけるCPU70の番号の小さい順に、異常が生じたCPU70を除いて行われる。
CPU切替信号発生回路84は、また、異常検知回路82からCPU70の異常を表示する信号が供給された場合に、CPU70の切替に要する時間だけ所定の信号(以下、CPU切替中信号と称す)を出力する。CPU切替信号発生回路84から出力されるCPU切替中信号は、車両制御ECU20のカウント許可信号として外部カウンタ48へ供給される。すなわち、外部カウンタ48は、CPU70が切り替えられている間だけインクリメントされる。
リセット信号発生回路86には、各CPU70が接続されている。リセット信号発生回路86は、異常検知回路82と同様に各CPU70に対応してそれぞれ設けられており、異常検知回路82からCPU70の異常を表示する信号が供給された場合に、そのCPU70に一定時間異常をリセットする信号(以下、リセット信号と称す)を出力する。CPU70は、リセット信号発生回路86からリセット信号が供給された場合に、異常を解除させる所定の復帰処理を実行する。
CPU70が復帰処理により復帰した場合は、CPU70からの異常信号の出力が停止される。一方、CPU70が復帰処理によっても復帰しない場合は、異常検知回路82がそのCPU70の異常を記憶すると共に、リセット信号発生回路86がCPU70へのリセット信号の供給を停止する。車両制御ECU20内のすべての異常検知回路82においてCPU70の異常が検知された場合は、車両制御ECU20を正常に機能させることができなくなるので、車両を緊急停止させることが適切である。従って、この場合は、緊急ブレーキアクチュエータ36を駆動すべく、緊急ブレーキアクチュエータ36へ向けて異常検知回路82から緊急停止信号が出力される。この際、スロットルECU24は、車両のスロットルが全閉状態となるようにスロットルアクチュエータ32を駆動すると共に、操舵ECU26は、車両の操舵角が現状のまま維持されるように、あるいは、操舵アクチュエータ34がフリーになるように操舵アクチュエータ34を駆動する。
車両制御ECU20は、また、手動スイッチ90を備えている。手動スイッチ90は、各CPU70および異常時制御回路80に接続されており、人の操作によりCPU70の異常を解除させる信号を出力する。CPU70は、手動スイッチ90から信号が供給された場合に所定の復帰処理を実行する。また、異常時制御回路80は、手動スイッチ90から信号が供給された場合に、内蔵されている各種回路を初期化する。
このように本実施例の車両制御ECU20においては、入力される信号に基づいて演算を行うCPU70が複数搭載されており、車両制御ECU20の演算結果として利用されるCPU70がそのうちから一つ選択される。そして、選択されていたCPU70に異常が生じると、車両制御ECU20の演算結果として利用されるCPU70が別のCPU70へ切り替わる。このため、使用中のCPU70に異常が生じた場合でも、別のCPU70を使用することにより、車両制御ECU20が正常に機能する。従って、本実施例の車両制御ECU20によれば、電子制御ユニットとしての信頼性の向上を図ることができる。
ところで、車両制御ECU20以外に車両に搭載される各種ECUおよび各種アクチュエータに異常が生じると、車両の走行に支障をきたす。従って、各種ECUやアクチュエータに異常が生じた場合は、車両を停止させることが適切である。しかしながら、各種ECUやアクチュエータの重要度は異なるので、異常が生じた場合に一律に車両を緊急停止させることは適切でない。すなわち、車両の走行に重大な支障をきたすブレーキ系の異常および操舵系の異常が生じた場合は車両を速やかに緊急停止させることが適切である一方、その他の系に異常が生じた場合は車両を緩やかに停止させることとしても問題はない。そこで、本実施例においては、車両制御ECU20に各種ECUやアクチュエータの故障診断結果を取り込み、以下に示すルーチンを実行させることとしている。
図5は、本実施例の車両制御ECU20において実行される制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図5に示すルーチンは、その処理が終了するごとに起動されるルーチンである。図5に示すルーチンが起動されると、まずステップ200の処理が実行される。
ステップ200では、各ECUの故障診断の結果を取り込む処理が実行される。
ステップ202では、上記ステップ200で取り込まれた故障診断の結果に基づいて、ブレーキ系または操舵系に異常が生じているか否かが判別される。ブレーキ系または操舵系に異常が生じている場合は、車両の走行に重大な支障をきたすので、車両を速やかに緊急停止させることが適切である。従って、本ステップ202において肯定判定がなされた場合は、次にステップ204の処理が実行される。一方、否定判定がなされた場合は、次にステップ206の処理が実行される。
ステップ204では、車両を緊急停止させるための緊急停止信号を緊急ブレーキアクチュエータ36に向けて出力する処理が実行される。本ステップ204の処理が実行されると、車両が緊急停止される。
ステップ206では、ブレーキ系または操舵系以外の系に異常が生じているか否かが判別される。ブレーキ系または操舵系以外の系に異常が生じている場合は、車両を緊急停止させる必要はなく、緩やかに停止させることが適切である。従って、本ステップ206において肯定判定がなされた場合は、次にステップ208の処理が実行される。一方、否定判定がなされた場合は、いずれの系においても異常が生じていないので、今回のルーチンは終了される。
ステップ208では、車両を一定の減速度で停止させるための信号をブレーキECU22に向けて出力する処理が実行される。本ステップ208の処理が実行されると、ブレーキアクチュエータ30が所定量だけ駆動することにより車両に所定の制動力が発生し、車両が緩やかに停止される。
ステップ210では、車両がECUやアクチュエータの異常により停止したことを表す信号(以下、異常停止信号と称す)が車々間通信機55および路車間通信機57から送信されるように、車々間通信ECU54および路車間通信ECU56を駆動する処理が実行される。
ステップ212では、手動スイッチ90が操作されたか否かが判別される。本ステップ212の処理は、手動スイッチ90が操作されるまで繰り返し実行される。その結果、手動スイッチ90が操作された場合は、次にステップ214の処理が実行される。
ステップ214では、異常が生じた系を再起動により復帰させるための所定の復帰処理が実行される。
ステップ216では、異常が生じていた系が起動したか否かが判別される。その結果、肯定判定がなされた場合は、次にステップ218の処理が実行される。一方、否定判定がなされた場合は、次にステップ222の処理が実行される。
ステップ218では、異常が生じていた系が正常に機能しているか否かが判別される。その結果、肯定判定がなされた場合は、次にステップ220の処理が実行される。
ステップ220では、異常が生じていた系の作動を許可すべく、その系を運転準備状態にする処理が実行される。本ステップ220の処理が終了すると、今回のルーチンが終了される。
ステップ222では、上記ステップ214において所定の復帰処理が行われた回数Nが所定のしきい値Nを超えたか否かが判別される。その結果、N>Nが成立しないと判別された場合は、上記ステップ214の処理が再度実行される。
上記ステップ222においてN>Nが成立する場合は、異常が生じていた系を起動させるべく複数回所定の処理が実行されてもその系が起動せず、異常を解除することができないと判断できる。また、上記ステップ218において異常の生じていた系が起動したにもかかわらず正常に機能しない場合も、異常を解除することができないと判断できる。従って、これらの場合は、次にステップ224の処理が実行される。
ステップ224では、異常の生じている系を正常に復帰させることができないとして、その系の作動を禁止する処理が実行される。本ステップ224の処理が実行されると、以後、その系の部品交換が指示される。本ステップ224の処理が終了すると、今回のルーチンが終了される。
上記の処理によれば、車両制御ECU20以外のECUやアクチュエータに異常が生じた場合に、そのECUやアクチュエータの種類に応じて車両の停止処理を変更することができる。このため、車両の走行にあまり支障をきたさない部位に異常が生じた場合に、直ちに車両が緊急停止されることは回避される。従って、本実施例によれば、乗員の乗り心地の悪化を最小限に抑制することが可能となっている。
ところで、車両制御ECU20に異常が生じると、内蔵された内部カウンタが正常に機能しなくなるおそれがある。また、車両制御ECU20においてCPU70の切替が行われている間は、いずれのCPU70も動作状態にないため、磁気ネイルECU40から出力される信号が車両制御ECU20において検出されなくなる。これらの場合は、車両制御ECU20が車両の通過したレーンマーカ10の数(ネイルカウント数)を正確に検出することができず、自車両の走行レーン12上の位置を正確に検出することができないおそれがある。従って、上記の事態が生じると、車両を走行レーン12に沿って適正に自動走行させることができなくなってしまう。
これに対して、本実施例のシステムにおいては、車両制御ECU20に複数のCPU70が搭載されている。使用するCPU70は、出力選択回路76による選択により切り替えられる。使用中のCPU70に異常が生じた場合でも、他のCPU70が正常に機能している可能性は高く、ネイルカウント数を正確に検出している可能性は高い。このため、使用中のCPU70に異常が生じた場合に他のCPU70へ選択を切り替えることとすれば、車両の走行レーン12上の位置を正確に検出することが可能となる。従って、本実施例によれば、使用中のCPU70に異常が生じた場合にも、他のCPU70へ選択を切り替えることにより車両の走行レーン12上の位置を正確に検出することができ、その結果、車両を走行レーン12に沿って適正に自動走行させることが可能となっている。
また、本実施例においては、CPU70に供給されたネイルカウント数に応じた信号がCPU70内の複数のメモリアドレスに格納される。このため、CPU70に異常が生じた状況下でも、複数のメモリアドレスに格納されている計数値を互いに比較した結果、多くのメモリアドレスに同一のネイルカウント数が格納されている場合は、CPU70の異常によりメモリアドレスが破壊されておらず、そのネイルカウント数が信頼のおける計数値であると判断することができる。従って、本実施例によれば、CPU70が異常発生後に復帰した直後にも、複数のメモリアドレス内の計数値を比較判別することにより車両の走行レーン12上の位置を正確に検出することができ、その結果、車両を走行レーン12に沿って適正に自動走行させることが可能となっている。
更に、本実施例においては、走行レーン12上に配置されたレーンマーカ10のネイルカウント数を計数するカウンタとして、CPU70に内蔵された内部カウンタとは別に、CPU70の切替中に作動する外部カウンタ48が搭載されている。外部カウンタ48は、CPU70の切替に起因して内部カウンタを作動させることができない状況下で、ネイルカウント数を計数することができる。このため、CPU70が異常発生後に復帰した際に、メモリアドレスに格納されているCPU70に異常が発生する直前までの計数値と、外部カウンタ48の計数値とを加算することとすれば、CPU70の異常発生中に車両が走行する場合にも、車両が通過したレーンマーカ10の数を正確に検出することが可能となる。従って、本実施例によれば、CPU70が異常発生後に復帰した場合にも、メモリアドレス内の計数値と外部カウンタ48の計数値とを加算することにより車両の走行レーン12上の位置を正確に検出することができ、その結果、車両を走行レーン12に沿って適正に自動走行させることが可能となっている。
図6は、本実施例において車両隊列内の車両の位置を検出するための検出原理を説明するための図を示す。尚、以下では、車両隊列内の車両110を自車両110と、車両100を自車両110に先行する前方車両100と、また、車両120を自車両110に後続する後方車両120として説明する。
自車両110が前方車両100および後方車両120と隊列を組んで走行する場合は、図6に示すような状況が形成される。車両隊列内の車両が正常に機能している場合は、すべての車両が車体長VLを有するものとすると、前方車両100で算出されたネイルカウント数FrontNCと、自車両110で算出されたネイルカウント数SelfNCとの差は、自車両110と前方車両100との車間距離FrontDと車体長VLとの加算値に応じた値となっている。また、後方車両120で算出されたネイルカウント数RearNCと、自車両110で算出されたネイルカウント数SelfNCとの差は、自車両110と後方車両120との車間距離RearDと車体長VLとの加算値に応じた値となっている。
すなわち、自車両110においてネイルカウント数SelfNCが算出されなくても、他のパラメータを次式(1)および(2)に従って算出することにより、自車両110のネイルカウント数を推定することができる。尚、前方車両100との関係から推定される自車両110のネイルカウント数をFselfNCと、後方車両120との関係から推定される自車両110のネイルカウント数をRselfNCと、それぞれ称す。また、車両の距離補正値を、それぞれ前方車両100から順にFrontHD、SelfHD、RearHDとする。
FselfNC
=FrontNC−(FrontD+VL+SelfHD)/L・・・(1)
RselfNC
=RearNC+(RearD+VL+RearHD)/L ・・・(2)
本実施例においては、自車両110のCPU70内の内部カウンタまたは外部カウンタ48を用いて算出された自車両のネイルカウント数SelfNCを、上記(1)式および(2)式に従って推定された自車両110のネイルカウント数FselfNCおよびRselfNCと比較することにより、自車両110の走行レーン12上の位置を正確に検出することとしている。
図7は、車両の走行レーン12上の位置を正確に検出すべく、本実施例において車両制御ECU20が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図7に示すルーチンは、所定時間ごとに繰り返し起動されるルーチンである。図7に示すルーチンが起動されると、まずステップ240の処理が実行される。
ステップ240では、前方車両100から送信される該前方車両100のネイルカウント数FrontNCに応じた信号、および、後方車両120から送信される該後方車両120のネイルカウント数RearNCに応じた信号を、車々通信機55を介して受信する処理が実行される。
ステップ242では、後方車両120から送信される該後方車両120と自車両110との車間距離RearDに応じた信号を、車々通信機55を介して受信する処理が実行される。
ステップ244では、自車両110のレーザレーダセンサ60の出力信号に基づいて、自車両110と前方車両100との車間距離FrontDを算出する処理が実行される。
ステップ246では、自車両110のCPU70内の内部カウンタまたは外部カウンタ48を用いて自車両のネイルカウント数SelfNCを算出する処理が実行されると共に、そのネイルカウント数SelfNCに応じた信号を車々間通信機55から外部へ送信する処理が実行される。
ステップ248では、前方車両100のネイルカウント数FrontNCと車間距離FrontDとに基づいて自車両110のネイルカウント数FselfNCを推定する処理が実行されると共に、後方車両120のネイルカウント数RearNCと車間距離RearDとに基づいて自車両110のネイルカウント数RselfNCを推定する処理が実行される。
ステップ250では、上記ステップ246において自己で算出したネイルカウント数SelfNCが、上記ステップ248において推定されたネイルカウント数FselfNCまたはRearNCに一致するか否かが判別される。SelfNC=FselfNCが成立する場合、あるいは、SelfNC=RselfNCが成立する場合は、自車両110内の内部カウンタまたは外部カウンタ48が正常に機能していると判断でき、その計数値が信頼性の高い値であると判断することができる。従って、かかる判別がなされた場合は、次にステップ252の処理が実行される。
ステップ252では、自車両110内で計数したネイルカウント数SelfNCに基づいて、予め定められている計数値と走行レーン12上の位置との関係を示すマップを参照することにより車両の走行レーン12上の位置が検出される。本ステップ252の処理が実行されると、以後、その検出された位置に基づいて、車両が走行レーン12に沿って走行するようにアクセル、ブレーキや操舵等の、車両を自動走行させる処理が実行される。本ステップ252の処理が終了すると、今回のルーチンが終了される。
一方、上記ステップ250において、SelfNC=FselfNC、および、SelfNC=RselfNCがいずれも成立しない場合は、自車両110内の内部カウンタまたは外部カウンタ48が正常に機能していないと判断できる。従って、かかる判別がなされた場合は、次にステップ254の処理が実行される。
ステップ254では、前方車両100と自車両110との関係から推定される自車両のネイルカウント数FselfNCと、後方車両120と自車両110との関係から推定される自車両のネイルカウント数RearNCとが一致するか否かが判別される。その結果、FselfNC=RselfNCが成立すると判別された場合は、次にステップ256の処理が実行される。一方、FselfNC=RselfNCが成立しないと判別された場合は、次にステップ258の処理が実行される。
ステップ256では、前方車両100との関係から推定されたネイルカウント数FselfNCに基づいて、車両の走行レーン12上の位置が検出される。本ステップ256の処理が実行されると、以後、その検出された位置に基づいて車両を自動走行させる処理が実行される。本ステップ256の処理が終了すると、今回のルーチンが終了される。
自車両110内で計数したネイルカウント数SelfNC、前方車両100との関係から推定されたネイルカウント数FselfNC、および、後方車両120との関係から推定されたネイルカウント数RselfNCが、互いに一致しない場合は、いずれのネイルカウント数が信頼のおける計数値であるのか判別することができない。従って、かかる場合は、車両の走行レーン12上の位置が特定されないとして車両を低速走行させることが適切である。
ステップ258では、車両の走行レーン12上の位置を特定することができないとして、車両を低速で走行させる処理が実行される。本ステップ258の処理が終了すると、今回のルーチンが終了される。
上記の処理によれば、車両のCPU70内の内部カウンタまたは外部カウンタ48を用いて算出された車両のネイルカウント数SelfNCを、前方車両との関係から推定されるネイルカウント数FselfNC、および、後方車両との関係から推定されるネイルカウント数RselfNCと比較することができる。その結果、ネイルカウント数SelfNCがFselfNCまたはRselfNCに一致する場合は、その計数値に基づいて車両の走行レーン12上の位置が検出される。また、ネイルカウント数SelfNCがFselfNCおよびRselfNCのいずれにも一致しない状況下ではFselfNCとRselfNCとが一致する場合は、その一致する計数値に基づいて車両の走行レーン12上の位置が検出される。
このため、本実施例によれば、車両に異常が生じ、自己では走行レーン12上に配置されたレーンマーカ10を検出することができなくなった場合、あるいは、レーンマーカ10の数を正確に計数することができなくなった場合でも、前後の車両との関係に基づいて自車両の走行レーン12上の位置を検出することができる。従って、本実施例によれば、車両の走行レーン12上の位置の正確性を向上させることが可能となっている。
尚、上記の実施例においては、CPU70が特許請求の範囲に記載された「CPU」に、走行レーン12が特許請求の範囲に記載された「軌道」に、レーンマーカ10が特許請求の範囲に記載された「マーカ」に、外部カウンタ48が特許請求の範囲に記載された「機械式カウンタ」に、それぞれ相当している。
また、上記の実施例においては、磁気ネイルECU40が磁気ネイルセンサ42の出力信号に基づいて走行レーン12上のレーンマーカ10を検出することにより特許請求の範囲に記載された「マーカ検出手段」が、車両制御ECU20が、磁気ネイルECU40から出力される通過信号を検出し、内部カウンタをインクリメントすることにより特許請求の範囲に記載された「電子式カウンタ」が、内部カウンタまたは外部カウンタ48を用いてネイルカウント数を計数することにより特許請求の範囲に記載された「位置検出手段」が、それぞれ実現されている。
本発明の一実施例である車両交通システムのインフラ施設を模式的に表した図である。 本実施例の車両交通システムの電気的な構造を表すブロック構成図である。 本実施例における、車両が通過した磁気ネイルの数を計数するカウンタの電気的構造を表すブロック構成図である。 本実施例の車両制御ECUの内部構成図である。 本実施例の車両制御ECUにおいて実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。 本実施例において車両隊列内の車両の位置を検出するための検出原理を説明するための図である。 本実施例において、車両の位置を検出すべく実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
符号の説明
10 レーンマーカ
20 車両制御用電子制御ユニット(車両制御ECU)
40 磁気ネイルECU
42 磁気ネイルセンサ
48 外部カウンタ
54 車々間通信ECU
55 車々間通信機
56 路車間通信ECU
57 路車間通信機
58 車間距離センサECU
60 レーザレーダセンサ
62 管制センタ
70〜70 CPU
76 出力選択回路
82 異常検知回路
84 CPU切替信号発生回路

Claims (1)

  1. 軌道上に所定間隔毎に設置されたマーカを検出するマーカ検出手段と、前記軌道上の所定の位置から前記マーカ検出手段により検出されたマーカの数をCPUを用いて電子的に計数する電子式カウンタと、前記電子式カウンタにより計数されたマーカの数に基づいて前記軌道上の位置を検出し得る位置検出手段と、を備える車両の走行支援装置であって、
    前記CPUの異常発生後に前記マーカ検出手段により検出されたマーカの数を機械的に計数する機械式カウンタを備え、
    前記位置検出手段は、前記CPUに異常が発生した後に該異常が解除された場合に、該CPUの異常発生時点で前記電子式カウンタにより計数されていたマーカの数と、前記機械式カウンタにより計数されたマーカの数との加算値に基づいて前記軌道上の位置を検出することを特徴とする車両の走行支援装置。
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