JP3890260B2 - 画像ディスプレー機器の焦点調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像ディスプレー機器の光学エンジンから放射される画像の焦点調整装置に係り、さらに詳細に説明すると投射レンズの位置を調整して焦点を容易に調整することができるようにした画像ディスプレー機器の焦点調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1Aは、従来の画像ディスプレー機器を示した構造図である。
図面を参照して説明すると、従来の画像ディスプレー機器は、光学エンジンアセンブリ100と、光学エンジンアセンブリ100から発生された画像が反射されるミラー200と、ミラー200から反射された光が投影されて像が結ばれるスクリーン300とを備えている。
【0003】
このような構成を有する従来の画像ディスプレー機器は、外部から伝送された画像信号を分析して前記光学エンジンアセンブリ100を通して画像を発生させている。
【0004】
光学エンジンアセンブリ100で発生された画像は、画像ディスプレー機器の後端部に位置するミラー200によって反射された後前面のスクリーン300に投影されてユーザーが見ることができるようになっている。
【0005】
ユーザーに良質の画像を提供するためには、画像がスクリーン300に鮮明に投影されなければならない。そのため前記画像ディスプレー機器は、光学エンジンアセンブリ100における焦点調整でそれが可能となっている。
【0006】
このような光学エンジンアセンブリ100における焦点調整方式を図面を参照しながら説明する。
【0007】
図1Bは、従来の画像ディスプレー機器の光学エンジンアセンブリを示した構造図である。
【0008】
図1Bを参照すると、従来の光学エンジンアセンブリは、画像を発生させる光学エンジン110と、発生された画像を投射するレンズ120と、光学エンジン110とレンズ120間を連結させる鏡胴130と、焦点を調整する調整リング140とを備えている。
【0009】
焦点を合わせるために調整リング140を回転させることで、鏡胴130の上部に設けられているレンズ120を鏡胴130に引き込み又は突出させていた。従来は、そのレンズの鏡胴に対する移動を利用して焦点を合わせていた。
【0010】
しかし、このようにレンズ120を鏡胴に対して移動させて焦点を調整する方式の場合には、焦点調節に当たって、画像ディスプレー機器の後端部を開放させて、画像ディスプレー機器内部に作業者が手を入れて調整リングを操作する焦点調整作業を行わなければならない。作業場所が狭いなどから、その調整作業が難しいのみならず、焦点調整によるスクリーンの画像投影状態の確認が難しいという問題点があった。
【0011】
また、内部に複雑な機具的装置がさらに必要である。
さらに、このような複雑な構造によって故障が頻繁に発生する。
そして、複雑な構造を実現させなければならないために製造原価が上昇するという問題点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記のような問題点を解決するためになされたものであり、レンズを鏡胴に対して移動させずに焦点を調整する方法を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明による画像ディスプレー機器の焦点調整装置は、レンズ、鏡胴及び光学エンジンが含まれる光学エンジンアセンブリと;鏡胴に取り付けられた鏡胴結合部と;鏡胴と共に鏡胴結合部が移動するのを案内する鏡胴調整ブラケットと;鏡胴の一方の端部に取り付けられて鏡胴の位置を調整させるための焦点調整ハンドルを含んでいる。
【0014】
【作用】
焦点調整ハンドルを操作して鏡胴を移動させるようになっているので、レンズを鏡胴に対して移動させなくても焦点を調整することが可能となる。したがって、焦点調整を容易にできるのみならず、構造を単純化させて生産性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による焦点調整装置の具体的な実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の望ましい実施形態による焦点調整装置の構造を示した図である。
【0016】
図2を参照すると、本実施形態による焦点調整装置は、光学エンジン110、レンズ120及び鏡胴130が含まれる光学エンジンアセンブリ100を備えている。鏡胴130には固定ホール131b、131d及びブラケット結合用ホール131a、131cが形成された鏡胴結合部131が取り付けられている。図示には一つだけ表しているが、図示のものと対称の位置に同じものがもう一つ取り付けられている。鏡胴の胴部中央に設けられているが、結合部131の取り付け位置は任意である。鏡胴の長手方向に並んでいればよい。この鏡胴130には、鏡胴の前後への移動を調整することができる焦点調整ハンドル150が取り付けられるようになっている。また、鏡胴130は、別に用意された鏡胴調整ブラケット160に載せられるようにもなっている。鏡胴調整ブラケット160は鏡胴結合部131と協働するブラケットカプラ161が形成されており、さらにハンドル150を支持するハンドル支持部162が形成されている。
【0017】
さらに詳細に説明すると、光学エンジンアセンブリ100は、画像信号が形成されて投射される部材としての光学エンジン110、レンズ120及び鏡胴130が含まれている。光学エンジン110は入力された信号によって画像を生成する。
【0018】
レンズ120は発生された画像を投射するためのものである。鏡胴130は光学エンジン110とレンズ120とを連結するものであって、本実施形態は図示のように、一端が光学エンジンに直列に連結された直線状のエンジン取付部と、その直線の方向から所定の角度の方向に光を投射するように、直線方向からある角度で折れた方向に向けてレンズ120を取り付けるためのレンズ取付部とで構成されている。そのため、鏡胴の内部にはミラーが備えられている。エンジン取付部は光学エンジン110に対して前後方向に移動可能に光学エンジン110に取り付けられている。
【0019】
鏡胴130の後端部、すなわちレンズ取付部の端部の内側にねじを切った調整ホール132が形成されている。このねじはハンドル150をねじ込むためのものである。
【0020】
鏡胴結合部131は、鏡胴130をブラケット160に載せたときにブラケットカプラ161と係合されるように固定ホール131b、131dとブラケット結合用ホール131a、131cが形成されている。これに対してカプラ161には鏡胴固定用ねじホール161b、161dと、鏡胴結合用突起161a、161cと、ハンドル支持部162が形成されている。すなわち、鏡胴130をブラケット160に載せたときに突起161a、cが鏡胴結合部131の結合用ホール131a、131cにそれぞれ挿入されるようになっている。
【0021】
詳細には、鏡胴調整ブラケット160は、鏡胴130を載せて支え、鏡胴130の前後への移動の際の案内となっているものである。ブラケット160に設けた鏡胴固定用ねじホール161b、161dは鏡胴結合部131の固定ホール131b、131dに対応して形成されて、鏡胴結合用突起161a、161cは鏡胴130のブラケット結合用ホール131a、131cに対応して設けられている。
【0022】
したがって、鏡胴結合部131とブラケットカプラ161は、鏡胴130を鏡胴調整ブラケット160に載せて結合させると、ブラケット結合用ホール131a、131cにブラケットカプラ161の突起161a、cが挿入され、そのとき同時に鏡胴結合部131の固定ホール131b、131dがブラケットカプラ161のねじホール161b、161dの位置に位置合わせされる。その際、固定ホール、結合用ホール共に、鏡胴130がブラケット160の上で一定範囲で前後に移動できるように長孔とされている。
【0023】
上記実施形態では結合部131にそれぞれ用のホールを設け、ブラケットのカプラに突起とねじホールを設けたが、それぞれ逆の配置としてもよい。
【0024】
本実施形態の焦点調整ハンドル150は、図示のように、ねじの形態であり、取っ手153と、ネック152と、調整ねじ151とで構成されている。これを鏡胴130のレンズ取付側の端部に設けた調整ホール132に取り付けるのであるが、その際、取っ手153が鏡胴調整ブラケット160の外側に出るようにし、ハンドル150のネック152が調整ブラケット160のハンドル支持部162に入り込むようにする。したがって、このハンドル支持部162は、調整ブラケット160の後端部の板状の部分にその板の上側に円形のネック152が入るような略半円形の切込を形成させて支持部としている。
【0025】
使用状態においては、鏡胴130を調整ブラケット160に載せて取り付けるが、そのとき、鏡胴結合部131をブラケットカプラ161の上に載せるようにして鏡胴調整ブラケット160上に置くと図4に示したような配置になる。鏡胴130の端部に予め適当な位置までハンドル150をねじ込んで取り付けておき、鏡胴130をブラケット160に載せたときにハンドル支持部162にネック152を差し込むようにして取り付ける。このようにして、鏡胴130を鏡胴調整ブラケット160に設置した状態でハンドル150の取っ手151を回転させると、長孔とされた結合用ホール131a、131cと結合用突起161a、161cとの間の隙間の範囲で鏡胴130が調整ブラケット160に対して移動する。
【0026】
ネック152の位置は、取っ手153が鏡胴調整ブラケット160のハンドル支持部162から一定程度離れ、ユーザーが容易に焦点調整ハンドル150を操作できるような位置にする。
【0027】
図3は、本発明の望ましい実施形態による焦点調整装置を構成している鏡胴と鏡胴調整ブラケットが取り付けられた状態の鏡胴結合部の状態を示した図である。
【0028】
図3を参照して、鏡胴130の動きをさらに詳細に説明する。鏡胴130の側面に設けた鏡胴結合部131の固定ホール131b、131dは、鏡胴調整ブラケット160の側面のブラケットカプラ161の鏡胴固定用ねじホール161b、161dの上にある。また、鏡胴結合部131のブラケット結合用ホール131a、131cには、ブラケットカプラ161の鏡胴結合用突起161a、161cが差し込まれている。
【0029】
本実施形態は従来の技術とは違って、レンズの鏡胴に対する移動による焦点調整ではなく鏡胴の前後移動によって焦点を調整する方式を選んでいる。
【0030】
したがって、前述したように、鏡胴調整ブラケット160の上で鏡胴130が前後に移動されるように鏡胴結合部131のブラケット結合用ホール131a、131cは鏡胴結合用突起161a、161cに比べて大きく形成されている。すなわち、鏡胴結合部131のブラケット結合用ホール131a、131cと鏡胴結合用突起161a、161cの大きさの差だけ鏡胴130が鏡胴調整ブラケット160の上で前後に動くことができる。
【0031】
焦点調節後の鏡胴130と鏡胴調整ブラケット160の位置固定は、固定ホール131b、131dと、鏡胴固定用ねじホール161b、161dを連結させるねじ170によってなされる。焦点調整時にはねじ170は、鏡胴130が円滑に前後に移動できるように、ゆるめて取り付けておく。その際、衝撃によって分離されないように、ねじ170は、鏡胴結合部131と鏡胴調整ブラケット160とを結合できる程度には締めておく。当然焦点調節後は移動することがないように硬く締め付ける。
【0032】
図4は、本発明の望ましい実施形態による焦点調整装置の作動を示した図面である。
図4を参照して本実施形態の作動を詳細に説明すると、外部の力によって取っ手153を回転させると、取っ手153に連結されているネック152が調整ブラケット160に固定された状態で、調整ねじ151が回転する。
【0033】
この調整ねじ151の回転は、ネック152の位置が固定されているので、調整ねじ151が挿入されている鏡胴130の調整ホール132を前後に移動させる。その結果、鏡胴130が前後に移動する。
【0034】
このとき、鏡胴130のハンドルを設けた側と反対側には光学エンジン110が相対的に移動できるように取り付けられている。通常、学エンジン110を固定しておくしたがって、ハンドルの回転によって鏡胴130が移動し、その移動によって光学エンジン110レンズまでの位置が変わり、焦点を調整することができる。上記実施形態においては、ハンドル150は、単純なねじの形状であるが、その形状はディスプレイ機器全体の形状に合わせて適宜の操作しやすい形状とすることができる。
【0035】
したがって、このような特徴を有する本実施形態による焦点調整装置は、ハンドルの調整取っ手を用いて画像ディスプレー機器の前面からも、簡単に焦点を調整することができるようにすることができる。
【0036】
鏡胴130の移動の案内となる鏡胴調整ブラケット160を用いてレンズを鏡胴に対して移動させずに鏡胴自体を移動させて焦点を調節するようにしたため、構造が単純化されて生産性が向上されて原価が節減される長所がある。
【0037】
以下、本発明と同一思想の範囲の他の実施形態を提示する。
本発明のこの実施形態による焦点調整装置は、レンズ、鏡胴、及び光学エンジンが含まれる光学エンジンアセンブリと、鏡胴に取り付けられた鏡胴結合部と、鏡胴の移動を案内するための所定の案内手段が形成される鏡胴調整ブラケットが含まれる。
【0038】
この案内手段は、鏡胴と鏡胴調整ブラケットの接触面に形成されて、接触面に設けた所定のレールで形成するのが望ましい。
【0039】
鏡胴結合部と鏡胴調整ブラケットの接触面には、製品の移動時に外部からくわえられるであろう衝撃によって鏡胴が揺れずに、堅固に固定されるようにするための固定手段が含まれる。望ましくは、その固定手段はボルトとボルトが挿入される溝及びボルトが固定されるナットを用いることができる。
【0040】
鏡胴を移動させる力を加えるための手段は、前述したように焦点調整ハンドルが利用できるが、それ以外にも、直接手で引いたり押したりして移動させることができ、さらには電磁気的力によって移動させることもできる。
【0041】
本発明は前記実施形態に限らず、多くの変形が本発明の思想内で当分野で通常の知識を有する者によって可能なことはもちろんである。例えば前記ブラケット結合用ホール、固定ホール、鏡胴結合用突起及び鏡胴固定用ねじホールは鏡胴または鏡胴調整ブラケットのいずれか一方にのみ形成させればと十分で、またその配置順序も変更可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明は従来の技術とは違って、レンズの鏡胴に対する移動による焦点調整ではなく、鏡胴自体の前後移動によって焦点を調整するようにしたので、鏡胴はレンズに比べて大きな部品であり、その移動させるための上述したような部材をディスプレイ全体の構造から最も望ましい位置に設けることができ、しかも、構造が単純になる長所がある。
また、工程の減少によって生産費が節減される長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A:従来の画像ディスプレー機器を示した構造図、B:従来の画像ディスプレー機器の光学エンジンアセンブリを示した構造図。
【図2】本発明の望ましい実施形態による焦点調整装置の構造を示した図面。
【図3】本発明の望ましい実施形態による焦点調整装置をなす鏡胴と鏡胴調整ブラケットが締結された状態を示した図面。
【図4】本発明の望ましい実施形態による焦点調整装置の作動を示した図面。
【符号の説明】
100:光学エンジンアセンブリ
200:ミラー
300:スクリーン
110:光学エンジン
120:レンズ
130:鏡胴
140:調整リング
131:鏡胴結合部
132:調整ホール
150:焦点調整ハンドル
151:調整ねじ
152:ネック
153:取っ手
160:鏡胴調整ブラケット
161:ブラケットカプラ
162:ハンドル支持部
170:ねじ
131a、131c:ブラケット結合用ホール
131b、131d:固定ホール
161a、161c:鏡胴結合用突起
161b、161d:鏡胴固定用ねじホール

Claims (9)

  1. レンズ、光学エンジン、及び、一端が前記光学エンジンに直列に連結された直線状のエンジン取付部とこのエンジン取付部の他端から所定の角度で折れ曲がった前記レンズを取り付けるためのレンズ取付部とから構成される鏡胴が含まれる光学エンジンアセンブリと;
    前記鏡胴の前記エンジン取付部に取り付けられた鏡胴結合部と;
    前記鏡胴を前記光学エンジンに対して前後に移動させる前記鏡胴結合部の動きを案内する鏡胴ブラケットと;
    前記鏡胴の前記エンジン取付部の他端に取り付けられて前記鏡胴の位置を前記光学エンジンに対して前後に移動させることにより前記レンズの焦点を調整るための焦点調整ハンドルと
    が含まれることを特徴とする画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
  2. 前記鏡胴結合部に長孔を形成させ、
    前記鏡胴調整ブラケットに前記長孔に挿入される突起を形成させて、前記鏡胴が前記鏡胴調整ブラケットに対して孔と突起の間の隙間の範囲で動くことを特徴とする請求項1に記載の画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
  3. 前記鏡胴が前記鏡胴調整ブラケットに対して移動が可能に、前記鏡胴結合部に長孔及び突起が形成され、
    前記鏡胴調整ブラケットは、前記長孔及び突起と各々整列される突起及び長孔が形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
  4. 前記焦点調整ハンドルは、前記鏡胴調整ブラケットの外側に置かれる取っ手と;
    前記鏡胴調整ブラケットに形成されているハンドル支持部に支持されるネックと;
    前記鏡胴に設けたねじを有する調整ホールに挿入されて回転によって前記鏡胴を移動させる調整ねじが含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
  5. レンズ、光学エンジン、及び、一端が前記光学エンジンに直列に連結された直線状のエンジン取付部とこのエンジン取付部の他端から所定の角度で折れ曲がった前記レンズを取り付けるためのレンズ取付部とから構成される鏡胴が含まれる光学エンジンアセンブリと、
    前記鏡胴の前記エンジン取付部に取り付けられた鏡胴結合部と、
    前記鏡胴を前記光学エンジンに対して前後に移動させる前記鏡胴結合部の動きを案内するための所定の案内手段が形成される鏡胴調整ブラケットと
    が含まれることを特徴とする画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
  6. 前記案内手段は、前記鏡胴と前記鏡胴調整ブラケットの接触面に形成されるレールであることを特徴とする請求項5に記載の画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
  7. 前記鏡胴調整ブラケットは、鏡胴結合部の下側に形成されることを特徴とする請求項5に記載の画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
  8. 前記鏡胴結合部と前記鏡胴調整ブラケットの接触面には鏡胴結合部を円滑に移動させ、衝撃によって鏡胴結合部が分離されないようにする固定手段が含まれることを特徴とする請求項5に記載の画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
  9. 前記固定手段は、ボルトとナットであることを特徴とする請求項8に記載の画像ディスプレー機器の焦点調整装置。
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