JP3889296B2 - フィルタモジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高密度波長多重(DWDM)伝送方式等の光通信システムに用いる分波・合波モジュールとして構成されるフィルタモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記光通信システムでは、波長の異なる複数の光信号を一本の光ファイバに合波(結合)する合波モジュールや、光ファイバを伝送されてきた波長多重信号を各波長毎に分波(分離)する分波モジュールが用いられる。このような合波・分波モジュールとして構成されるフィルタモジュールには、図2に示すような多層膜フィルタ付き屈折率分布型ロッドレンズ11が用いられている。このロッドレンズ11の一端面11aには、多層膜フィルタ12が形成されており、該多層膜フィルタ12の側面はロッドレンズ11の一端面11aと面一になっている。このロッドレンズ11では、多層膜フィルタ12がその側面から剥離したりするおそれがある(機械的強度が低い)。また、その側面からの透水による発泡や膜厚変化で多層膜フィルタ12の特性が悪化するおそれがある(耐候性が悪い)。
【0003】
図3は、機械的強度と耐候性を向上させた多層膜フィルタ付き屈折率分布型ロッドレンズを示している。このロッドレンズ13の一端面13aには、多層膜フィルタ14がその一端面13aから外周面13bに回り込むように形成されている。ロッドレンズ13の外周面13bに多層膜フィルタ14が回り込んでできる突出部14aは、例えば片側で約5μm(直径で約10μm)膨らむ。
【0004】
また、図4は、図2に示す多層膜フィルタ付きロッドレンズ11を用いたフィルタモジュールを示している。このフィルタモジュール15は、同軸に配置される2つの屈折率分布型ロッドレンズ11,18と、光ファイバチップ16,17とを備える。光ファイバチップ16は、ロッドレンズ11に調芯して配置される1本の光ファイバを保持し、ロッドレンズ11の斜め面に固定されている。また、光ファイバチップ17は、ロッドレンズ18に調芯して配置される2本の光ファイバを保持し、ロッドレンズ18の斜め面に固定されている。また、ロッドレンズ11,18はチューブ19に固定されており、このチューブ19はアウターチューブ20に固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図4に示す上記フィルタモジュール15において、図2の多層膜フィルタ付きロッドレンズ11に代えて図3に示す機械的強度と耐候性を向上させた多層膜フィルタ付きロッドレンズ13を用いた場合、次のような不具合が生じる。この不具合について図5を参照して説明する。
【0006】
ロッドレンズ13の外周面13bには、多層膜フィルタ14が回り込んでできる突出部14aがある。このために、図4に示すチューブ19に代えて、突出部14aが挿入できるように、突出部14aの分だけ両ロッドレンズ13,18の外径より大きい内径を有するチューブ19Aを使用する必要がある。このようなチューブ19Aを用いた場合、このチューブ19Aと両ロッドレンズ13,18との間に大きな隙間ができるので、この隙間に樹脂21を充填してチューブ19Aと両ロッドレンズ13,18とが固定されることになる。このように構成した場合、その大きな隙間に樹脂21を充填した体積の大きな樹脂部分が温度変化により大きく膨張・収縮し、これにより両ロッドレンズ13,18が調芯位置からずれて、挿入損失が増大してしまう。
【0007】
例えば、ロッドレンズ13,18がチューブ19Aの中心軸に対して0.01度傾いた場合、ほぼ0.1dBだけ挿入損失が増大する。すなわち、両ロッドレンズ13,18のレンズ長Zを4mm(一般的なロッドレンズのレンズ長)とすると、ロッドレンズ13,18の多層膜フィルタとは反対側の端部が前記中心軸に対して
4mm×sin0.01=0.7μm
ずれると、挿入損失が0.1dB悪くなる。
【0008】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、その目的は、機械的強度と耐候性を向上させた多層膜フィルタ付き屈折率分布型ロッドレンズを使う場合でも、温度変化による挿入損失の増大を抑制できるフィルタモジュールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、同軸に配置される2つの屈折率分布型ロッドレンズと、該両ロッドレンズの各々に調芯して配置される光ファイバをそれぞれ保持する2つの光ファイバチップとを備え、合波・分波モジュールとして構成されるフィルタモジュールであって、前記2つの屈折率分布型ロッドレンズは、2つのチューブに個別に固定されており、前記2つのチューブは、該両チューブ間に所定の空間ができるように一つのチューブに固定されていることを要旨とする。
【0010】
この構成によれば、2つの屈折率分布型ロッドレンズを個別に固定した2つのチューブが、該両チューブ間に所定の空間ができるように一つのチューブに固定され、これにより2つの屈折率分布型ロッドレンズが同軸に一体化されている。
このため、一方の屈折率分布型ロッドレンズの一端面に、多層膜フィルタをその一端面から同レンズの外周面に回り込むように形成した場合でも、同多層膜フィルタがその外周面に回り込んでできる突出部が前記所定の空間内に収まる。これにより、2つの屈折率分布型ロッドレンズと2つのチューブを薄い樹脂層(樹脂部分の体積が小さい樹脂層)で接着固定が可能になる。このため、温度変化による2つの屈折率分布型ロッドレンズの傾きが抑えられ、温度変化による挿入損失の増大が抑制される。
また、請求項1に係る発明は、前記2つの屈折率分布型ロッドレンズの一方の一端面には、該一端面から同レンズの外周面に回り込むように多層膜フィルタが形成されており、該多層膜フィルタが前記外周面に回り込んでできる突出部が前記所定の空間内に位置していることを要旨とする。この構成によれば、2つの屈折率分布型ロッドレンズの一方の一端面に、該一端面から同レンズの外周面に回り込むように多層膜フィルタが形成されているので、該多層膜フィルタの機械的強度と耐候性が高い。これにより、信頼性の高いフィルタモジュールを実現できる。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のフィルタモジュールにおいて、前記2つのチューブは、ガラス製、金属製或いはプラスチック製のものであることを要旨とする。
【0012】
この構成によれば、2つのチューブはガラス製、金属製或いはプラスチック製のものであるので、温度変化による挿入損失の増大がさらに抑制される
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したフィルタモジュールの一実施形態を図1(A),(B)に基づいて説明する。このフィルタモジュールは、波長分割多重(WDM)や高密度波長多重(DWDM)伝送方式等の光通信システムに用いる合波・分波モジュールとして使用される。
【0015】
図1(A)は一実施形態に係るフィルタモジュール30を示しており、図(B)は図1(A)の一部を拡大して示している。このフィルタモジュール30は、同軸に配置される2つの屈折率分布型ロッドレンズ33,34と、該両ロッドレンズ33の各々にそれぞれ調芯して配置される光ファイバ36および光ファイバ40,41とを備える。
【0016】
光ファイバ36は単芯キャピラリ37に保持されており、この単芯キャピラリ37はキャピラリホルダ38に保持されている。光ファイバ36と、単芯キャピラリ37と、キャピラリホルダ38とにより単芯光ファイバチップ39が構成されている。また、光ファイバ40,41は2芯キャピラリ42に保持されており、この2芯キャピラリ42はキャピラリホルダ43に保持されている。光ファイバ40,41と、2芯キャピラリ42と、キャピラリホルダ43とにより2芯光ファイバチップ44が構成されている。ここにいう「光ファイバチップ」は、単芯光ファイバチップ39および2芯光ファイバチップ44のように、光ファイバ先端をキャピラリに付けて固定したものをいう。
【0017】
両屈折率分布型ロッドレンズ(以下、単に「ロッドレンズ」という。)33,34の一端面はその光軸に垂直な平坦面に、その他端面は光軸に対して所定角度(例えば8度)傾斜した斜め面にそれぞれ研磨されている。また、ロッドレンズ33の一端面33aには、多層膜フィルタ35が形成されている。この多層膜フィルタ35は、ある波長域の光を透過させるとともに、その波長域とは異なる波長域の光を反射する特性を有する波長選択膜である。この多層膜フィルタ35は、ロッドレンズ33の一端面33aからその外周面33bに回り込むように形成され、その突出部35aが外周面33bにできている。
【0018】
2つのロッドレンズ33,34は、2つのチューブ45,46内に個別に接着固定されている。両チューブ45,46は、それぞれガラス製、金属製或いはプラスチック製のものであり、ロッドレンズ33,34よりも短い。ただし、両チューブ45,46をプラスチックで作る場合には、熱膨張係数が小さい(100×10-7-1以下程度)プラスチックである必要がある。また、チューブ45は、ロッドレンズ33の外周の、多層膜フィルタ35が一端面33aから外周面33bに回り込んでできる突出部35aからずれた位置に固定されている。そして、ロッドレンズ33,34がそれぞれ固定されたチューブ45,46を、両ロッドレンズが所定間隔で対向するように調芯した上で1つのチューブ48に挿入して接着固定される。これにより、両ロッドレンズ33,34が同軸に一体化される。このとき、両チューブ45,46間に空間47ができ、この空間47内に多層膜フィルタ35の突出部35aが位置している。
【0019】
また、ロッドレンズ33の斜め面には、該ロッドレンズ33と光ファイバ36とを調芯した上で、単芯キャピラリ37が保持されたキャピラリホルダ38の斜め面が接着剤で固定されている。なお、キャピラリホルダ38の環状の斜め面には、その接着剤が光路内に入り込むのを阻止する樹脂ダム38aが設けられている。
【0020】
同様に、ロッドレンズ34の斜め面には、該ロッドレンズ34と光ファイバ40,41とを調芯した上で、2芯キャピラリ42が保持されたキャピラリホルダ43の斜め面が接着剤で固定されている。なお、キャピラリホルダ43の環状の斜め面には、その接着剤が光路内に入り込むのを阻止する樹脂ダム43aが設けられている。
【0021】
また、チューブ48は、アウターチューブ49内に挿入されてその中央部に接着固定されている。アウターチューブ49の両側の開口端には、金属製或いはプラスチック製のエンドキャップ50,51が取り付けられる。エンドキャップ50の貫通孔には光ファイバ36を通した保持部材52を嵌合させてあり、エンドキャップ51の貫通孔には光ファイバ40,41を通した保持部材53を嵌合させてある。
【0022】
次に、フィルタモジュール30の組立て手順を簡単に説明する。
まず、チューブ45,46にそれぞれ接着固定したロッドレンズ33,34を1つのチューブ48内に挿入し、ロッドレンズ33,34が所定間隔で対向するように調芯した上でチューブ45,46をチューブ48に接着固定する。
【0023】
次に、ロッドレンズ34と2芯光ファイバチップ44を調芯して固定する。すなわち、両光ファイバ40,41の一方から入射させた光が多層膜フィルタ35で反射し、この反射光が他方の光ファイバに最も良く(最大の強度で)入射するように、ロッドレンズ34と2芯光ファイバチップ44の位置を調整して両者を固定する。
【0024】
次に、ロッドレンズ33と単芯光ファイバチップ39を調芯して固定する。すなわち、光ファイバ40,41の一方から入射した光が多層膜フィルタ35を透過し、その透過光がロッドレンズ33により光ファイバ36に最も良く(最大の強度で)入射するように、ロッドレンズ33と単芯光ファイバチップ39の位置を調整して両者を固定する。
【0025】
次に、チューブ48をアウターチューブ49内に挿入してこのアウターチューブ49に接着固定する。
最後に、アウターチューブ49の両側の開口端に、エンドキャップ50,51をそれぞれ取り付けて接着固定する。これにより、フィルタモジュール30が出来上がる。
【0026】
以上のように構成された一実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
(イ)2つのロッドレンズ33,34を個別に固定した2つのチューブ45,46が、該両チューブ間に所定の空間47ができるように一つのチューブ48に固定され、これにより両ロッドレンズ33,34が同軸に一体化される。このため、ロッドレンズ33の一端面33aに、多層膜フィルタ35を一端面33aから外周面33bに回り込むように形成した場合でも、同フィルタの突出部35aが空間47内に収まる。これにより、2つのロッドレンズ33,34と2つのチューブ45,46を薄い樹脂層(樹脂部分の体積が小さい樹脂層)で接着固定が可能になるので、温度変化による両ロッドレンズの傾きが抑えられる。したがって、機械的強度と耐候性を向上させた多層膜フィルタ付き屈折率分布型ロッドレンズ33を使う場合でも、温度変化による挿入損失の増大を抑制することができる。
【0027】
(ロ)2つのチューブ45,46はガラス製、金属製或いはプラスチック製のものであるので、温度変化による挿入損失の増大がさらに抑制される。
なお、上記一実施形態のロッドレンズ33の一端面33aに多層膜フィルタ35として4層の反射防止膜を形成した場合に、ロッドレンズ33単体での特性を把握するために実施した耐候性試験(高温高湿試験)の結果は次の通りである。
【0028】
この耐候性試験は、ロッドレンズ33の一端面33aに4層の反射防止膜を付けたロッドレンズ33のみに対して、温度90℃、湿度80%の条件下で1000時間行なったものである。反射防止膜の回り込ませ有り(突出部35a有り)の場合には、異常無しであった。一方、回り込ませ無し(突出部35a無し)の場合には、ロッドレンズ33の周辺部に微小ヤケが発生した。
【0029】
また、同様にロッドレンズ33の一端面33aに多層膜フィルタ35として37層のエッジフィルタを形成した場合に、上記と同じ条件でロッドレンズ33のみに対して実施した耐候性試験の結果は次の通りである。エッジフィルタの回り込ませ有りの場合には、異常無しであった。一方、同エッジフィルタの回り込ませ無しの場合には、ロッドレンズ33の周辺部に微小ヤケが発生した。なお、ここにいう「微小ヤケ」は、顕微鏡で観察できるガラスの変質した微笑部分である。
【0030】
[ 変形例]
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
・本発明は、上記構成を有する一実施形態のフィルタモジュール30に限定されない。すなわち、本発明は、同軸に配置される屈折率分布型ロッドレンズと、該両ロッドレンズの各々に調芯して配置される光ファイバをそれぞれ保持する2つの光ファイバチップとを備え、合波・分波モジュールとして構成されるフィルタモジュールに広く適用可能である。例えば、単芯光ファイバチップ39および2芯光ファイバチップ44を、ロッドレンズ33および34にそれぞれ固定する代わりにチューブ48の両端部に接着固定するようにしてもよい。
【0031】
・上記一実施形態では、ロッドレンズ33の一端面33aに多層膜フィルタ35を形成してあるが、その一端面33aに対向するロッドレンズ34の一端面に多層膜フィルタ35を形成した場合にも本発明は適用される。
【0032】
以下、上記一実施形態から把握できる技術思想について説明する。
(1)上記請求項1に記載のフィルタモジュールにおいて、
前記一つのチューブ48をアウターチューブ49内に挿入して固定し、該アウターチューブ49の両側開口端を密封することで、前記2つの屈折率分布型ロッドレンズ33,34および前記2つの光ファイバチップ39,44が密閉空間内に配置されていることを特徴とするフィルタモジュール。
【0033】
この構成により、2つの屈折率分布型ロッドレンズ33,34および2つの光ファイバチップ39,44がアウターチューブ49により外力や水分等から保護されるので、長期にわたり信頼性の高いフィルターモジュールを実現できる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、一方の屈折率分布型ロッドレンズの一端面に、多層膜フィルタをその一端面から同レンズの外周面に回り込むように形成した場合でも、同多層膜フィルタがその外周面に回り込んでできる突出部が空間内に収まる。これにより、2つのロッドレンズと2つのチューブを薄い樹脂層(樹脂部分の体積が小さい樹脂層)で接着固定が可能になるので、温度変化による両ロッドレンズの傾きが抑えられる。したがって、機械的強度と耐候性を向上させた多層膜フィルタ付き屈折率分布型ロッドレンズを使う場合でも、温度変化による挿入損失の増大を抑制することができる。その結果、信頼性の高いフィルタモジュールを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は一実施形態に係るフィルタモジュールの概略構成を示す縦断面図、(B)は(A)の一部拡大図。
【図2】 多層膜フィルタ付き屈折率分布型ロッドレンズの側面図。
【図3】 別の多層膜フィルタ付き屈折率分布型ロッドレンズの側面図。
【図4】 図2のロッドレンズを用いたフィルタモジュールを示す縦断面図。
【図5】 図4のフィルタモジュールに図3のロッドレンズを用いた場合におけるフィルタモジュールの部分拡大図。
【符号の説明】
30…フィルタモジュール、33,34…屈折率分布型ロッドレンズ、35…多層膜フィルタ、35a…突出部、36,40,41…光ファイバ、39…単芯光ファイバチップ、44…2芯光ファイバチップ、45,46…チューブ、47…空間、48…チューブ、49…アウターチューブ。

Claims (2)

  1. 同軸に配置される2つの屈折率分布型ロッドレンズと、
    該両ロッドレンズの各々に調芯して配置される光ファイバをそれぞれ保持する2つの光ファイバチップとを備え、合波・分波モジュールとして構成されるフィルタモジュールであって、
    前記2つの屈折率分布型ロッドレンズは、2つのチューブに個別に固定されており、前記2つのチューブは、該両チューブ間に所定の空間ができるように一つのチューブに固定され、前記2つの屈折率分布型ロッドレンズの一方の一端面には、該一端面から同レンズの外周面に回り込むように多層膜フィルタが形成されており、該多層膜フィルタが前記外周面に回り込んでできる突出部が前記所定の空間内に位置していることを特徴とするフィルタモジュール。
  2. 前記2つのチューブは、ガラス製、金属製或いはプラスチック製のものであることを特徴とする請求項1に記載のフィルタモジュール
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