JP3885726B2 - 画像記録装置および方法、プログラム記録媒体、プログラム、並びに撮像装置 - Google Patents

画像記録装置および方法、プログラム記録媒体、プログラム、並びに撮像装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録装置および方法、プログラム記録媒体、プログラム、並びに撮像装置に関し、特に、ユーザにわかりやすい画面を提示することができるようにした画像記録装置および方法、プログラム記録媒体、プログラム、並びに撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、物理層、論理層、およびアプリケーション層などのデータ階層構造を有する、DVD(Digital Versatile Disk)、HDD(Hard Disk Drive)、またはフラッシュメモリなどの記録メディアを用いて、映像を記録する映像記録装置が増えてきている。この場合、記録メディアは、複数の階層において、1つ以上の要素を規定している。したがって、映像記録装置は、記録メディアの複数の階層において規定されている1つ以上の要素に対応している。
【0003】
例えば、記録メディアがDVDである場合、映像記録装置は、物理層において規定されている、1回のみ書き込み可能なDVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)と、追記可能なDVD−RW(Digital Versatile Disk Re-recordable)の2つの要素に対応しており、さらに、アプリケーション層において規定されている、編集作業が困難であるVF(Video Format Recording)と、編集作業が行い易いVR(Video Recording Format)の2つの要素に対応している。
【0004】
ユーザは、この映像記録装置を用いて、ビデオデータをDVDに記録する場合、映像記録装置のドライブにDVDを装着する。映像記録装置は、特許文献1に示される光ディスク装置のように、ドライブに装着されたDVDが、例えば、再生専用のDVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only)、であるか、または、1回のみ書き込み可能なDVD−Rであるかなどの、物理層の要素の識別を行う。さらに、映像記録装置は、同様に、アプリケーション層の要素の識別を行う。これらの識別の結果、映像記録装置は、図1に示されるような表示画面1をモニタに表示させる。
【0005】
図1においては、表示画面1の上部の左から順に、装着されたDVDが物理層において、追記可能なDVD−RW(Digital Versatile Disk Re-recordable)に対応していることを示す「−RW」が表示されており、装着されたDVDがアプリケーション層において、編集作業が困難であるVFに対応していることを示す「VF」が表示されている。また、現在録画中であることを示す「録画」の文字が表示されており、録画経過時間が22分33秒であることを示す「0:22:33」が表示されている。
【0006】
このように、表示画面1においては、各階層において規定されている要素が、階層ごとに表示される。したがって、ユーザは、表示画面1の「−RW」を見ることにより、装着したDVDが、物理層において追記可能であることを認識し、表示画面1の「VF」を見ることにより、装着したDVDが、アプリケーション層において編集作業が困難であることを認識することができる。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−199017号公報(第11−12ページ)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般的に、ユーザは、装着されたDVDが対応する機能を知るために、表示画面1を見る。したがって、DVDが対応する機能が、物理層またはアプリケーション層のいずれにおいて規定されているかという情報は、ユーザにとって、必要な情報ではない。例えば、表示画面1の「−RW」だけを見て、装着したDVDが追記可能であると思ったユーザが、DVDの編集作業をしようと思った場合、実際には、表示画面1に「VF」が表示されており、装着したDVDの編集作業が困難であることも考えられる。このように、階層別に表示された表示画面1は、ユーザにとって、装着されたDVDが対応する機能が、わかり難い課題があった。
【0009】
さらに、上述したように、各階層において規定されている要素を階層ごとに表示した場合、映像記録装置は、階層が増えれば増えるほど、表示するエリアを必要とする。したがって、例えば、映像記録装置が、表示エリアが限定されている携帯電話機などであった場合、映像記録装置においては、多数の階層それぞれごとの要素を表示するのが困難である課題があった。
【0010】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザに、視認性のある、わかりやすい画面を提示することができるようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の画像記録装置は、画像データが入力される画像データ入力手段と、入力された画像データを、装着された記録媒体に記録させる記録制御手段と、記録媒体に記録されている画像データを読み出す読み出し手段と、記録媒体に関する物理層の種別を識別する第1の識別手段と、記録媒体に関するアプリケーション層の種別を識別する第2の識別手段と、第1の識別手段により識別された記録媒体の物理層の種別を示す情報、および第2の識別手段により識別された記録媒体のアプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、読み出し手段により読み出されている画像データの画像に重畳して表示するように制御する表示制御手段と、表示制御手段により表示が制御された1つの識別情報が示す物理層の種別およびアプリケーション層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報を取得する取得手段とを備え、詳細情報は、1つの識別情報が示す記録媒体の物理層の種別およびアプリケーション層の種別に応じた、記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、記録媒体の記録可能回数に関する情報、記録媒体の編集作業の可否に関する情報、記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含み、表示制御手段は、取得手段により取得された詳細情報の表示も制御することを特徴とする。
【0012】
記録媒体が装着されたとき、表示制御手段は、第1および第2の識別手段による識別結果に応じた1つの識別情報の表示を制御するようにすることができる。
1つの識別情報を選択する選択手段をさらに備え、表示制御手段は、選択手段により1つの識別情報が選択されることに応じて、表示が制御されている1つの識別情報に対応する詳細情報の表示を制御するようにすることができる。
表示制御手段は、1つの識別情報に対して詳細情報を関連付けて、1つの識別情報およびこれに対応する詳細情報の表示を制御するようにすることができる。
【0013】
1つの識別情報は、アイコンであるようにすることができる。
1つの識別情報は、記録媒体の物理層の種別を示す名称からなる領域および記録媒体のアプリケーション層の種別を示す名称からなる領域により構成されるようにすることができる。
表示制御手段は、画像データの画像に対して、1つの識別情報とともに、録画中であることを示す情報を重畳して表示するように制御するようにすることができる。
【0014】
本発明の画像記録方法は、入力された画像データを、装着された記録媒体に記録させる記録制御ステップと、装着された記録媒体に記録されている画像データを読み出す読み出しステップと、記録媒体に関する物理層の種別を識別する第1の識別ステップと、記録媒体に関するアプリケーション層の種別を識別する第2の識別ステップと、第1の識別ステップにおいて識別された記録媒体の物理層の種別を示す情報、および第2の識別ステップにおいて識別された記録媒体のアプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、読み出しステップにより読み出されている画像データの画像に重畳して表示するように制御する表示制御ステップと、表示が制御された1つの識別情報が示す物理層の種別およびアプリケーション層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報を取得する取得ステップとを含み、詳細情報は、1つの識別情報が示す記録媒体の物理層の種別およびアプリケーション層の種別に応じた、記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、記録媒体の記録可能回数に関する情報、記録媒体の編集作業の可否に関する情報、記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含み、表示制御ステップでは、取得ステップにおいて取得された詳細情報の表示も制御することを特徴とする。
【0015】
本発明のプログラム記録媒体に記録されているプログラムは、入力された画像データを、装着された記録媒体に記録させる記録制御ステップと、記録媒体に記録されている画像データを読み出す読み出しステップと、記録媒体に関する物理層の種別を識別する第1の識別ステップと、記録媒体に関するアプリケーション層の種別を識別する第2の識別ステップと、第1の識別ステップにおいて識別された記録媒体の物理層の種別を示す情報、および第2の識別ステップにおいて識別された記録媒体のアプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、読み出しステップにより読み出されている画像データに対応する画像に重畳して表示するように制御する表示制御ステップと、表示が制御された1つの識別情報が示す物理層の種別およびアプリケーション層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報を取得する取得ステップとを含み、詳細情報は、1つの識別情報が示す記録媒体の物理層の種別およびアプリケーション層の種別に応じた、記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、記録媒体の記録可能回数に関する情報、記録媒体の編集作業の可否に関する情報、記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含み、表示制御ステップでは、取得ステップにおいて取得された詳細情報の表示も制御する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、入力される画像データを、装着された記録媒体に記録させる記録制御ステップと、記録媒体に記録されている画像データを読み出す読み出しステップと、記録媒体に関する物理層の種別を識別する第1の識別ステップと、記録媒体に関するアプリケーション層の種別を識別する第2の識別ステップと、第1の識別ステップにおいて識別された記録媒体の物理層の種別を示す情報、および第2の識別ステップにおいて識別された記録媒体のアプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、読み出しステップにより読み出されている画像データの画像に重畳して表示するように制御する表示制御ステップと、表示が制御された1つの識別情報が示す物理層の種別およびアプリケーション層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報を取得する取得ステップとを含み、詳細情報は、1つの識別情報が示す記録媒体の物理層の種別およびアプリケーション層の種別に応じた、記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、記録媒体の記録可能回数に関する情報、記録媒体の編集作業の可否に関する情報、記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含み、表示制御ステップでは、取得ステップにおいて取得された詳細情報の表示も制御する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0016】
本発明の第2の画像記録装置は、画像データの画像を表示する表示手段と、画像データが入力される画像データ入力手段と、入力された画像データを、装着された光ディスクに記録させる記録制御手段と、装着された光ディスクに記録されている画像データを読み出す読み出し手段と、光ディスクの物理層の種別を識別するディスク識別手段と、光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別するフォーマット識別手段と、ディスク識別手段により識別された光ディスクの物理層の種別を示す情報、およびフォーマット識別手段により識別された光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を示す情報から構成される1つの識別情報と、1つの識別情報が示す光ディスクの物理層の種別および光ディスクのアプリケーション層のフォーマットの種別に応じた、光ディスクが対応する記録処理または再生処理に関する情報を、読み出し手段により読み出されている画像データの画像に重畳して表示手段に表示するように制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
フォーマット識別手段は、少なくとも光ディスクに記録された画像データを一時的に管理する管理情報が光ディスクに記録されているか否かを識別することで、光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別するようにすることができる。
フォーマット識別手段は、光ディスクのファイルシステムのルートディレクトリが光ディスクに記録されているか否かを識別することで、光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別するようにすることができる。
フォーマット識別手段は、少なくとも光ディスクのファイルシステムのルートディレクトリ内に所定ディレクトリおよび所定ファイルが記録されているか否かを識別することで、光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別するようにすることができる。
【0018】
本発明の撮像装置は、画像データの画像を表示する表示手段と、被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段と、撮像手段により撮像された画像データを装着された光ディスクに記録させる記録制御手段と、光ディスクに記録されている画像データを読み出す読み出し手段と、光ディスクの物理層の種別を識別するディスク識別手段と、光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別するフォーマット識別手段と、ディスク識別手段により識別された光ディスクの物理層の種別を示す情報、およびフォーマット識別手段により識別された光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を示す情報から構成される1つの識別情報と、1つの識別情報が示す光ディスクの物理層の種別および光ディスクのアプリケーション層のフォーマットの種別に応じた、光ディスクが対応する記録処理または再生処理に関する情報を、読み出し手段により読み出されている画像データの画像に重畳して表示手段に表示するように制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
第1の本発明においては、入力された画像データが、装着された記録媒体に記録され、記録媒体に記録されている画像データが読み出され、記録媒体に関する物理層の種別が識別され、記録媒体に関するアプリケーション層の種別が識別される。そして、識別された記録媒体の物理層の種別を示す情報、および識別された記録媒体のアプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、読み出されている画像データの画像に重畳して表示するように制御される。さらに、表示が制御された1つの識別情報が示す物理層の種別およびアプリケーション層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報が取得され、1つの識別情報が示す記録媒体の物理層の種別およびアプリケーション層の種別に応じた、記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、記録媒体の記録可能回数に関する情報、記録媒体の編集作業の可否に関する情報、記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含む、取得された詳細情報の表示も制御される。
第2の本発明においては、入力された画像データが、装着された光ディスクに記録され、光ディスクに記録されている画像データが読み出され、光ディスクの物理層の種別が識別され、光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別が識別される。そして、識別された光ディスクの物理層の種別を示す情報、および識別された光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を示す情報から構成される1つの識別情報と、1つの識別情報が示す光ディスクの物理層の種別および光ディスクのアプリケーション層のフォーマットの種別に応じた、光ディスクが対応する記録処理または再生処理に関する情報を、読み出されている画像データの画像に重畳して表示手段に表示するように制御される。
第3の本発明においては、撮像された画像データが、装着された光ディスクに記録され、光ディスクに記録されている画像データが読み出され、光ディスクの物理層の種別が識別され、光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別が識別される。そして、識別された光ディスクの物理層の種別を示す情報、および識別された光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を示す情報から構成される1つの識別情報と、1つの識別情報が示す光ディスクの物理層の種別および光ディスクのアプリケーション層のフォーマットの種別に応じた、光ディスクが対応する記録処理または再生処理に関する情報を、読み出されている画像データの画像に重畳して表示手段に表示するように制御される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0021】
図2は、本発明を適用した撮影装置11の構成例を表している。撮影装置11は、例えば、カムコーダ(カメラ一体型ビデオレコーダ)などにより構成される。図2において、制御部21は、図示せぬメモリを内蔵し、図示せぬネットワークを介して通信部31より供給され、内蔵するメモリにロードされたプログラム、またはドライブ24より供給され、内蔵するメモリにロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。さらに、制御部21は、操作入力部30を介して入力されたユーザの指示に従って、撮影装置11全体を制御する。制御部21が内蔵するメモリにはまた、制御部21が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0022】
カメラ部22は、CCD(Charge-Coupled Devices)撮像素子などにより構成される。なお、CCD撮像素子以外に、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)撮像素子を用いるようにしてもよい。カメラ部22は、図示せぬ被写体からの光を取り込み、被写体の画像に対応するビデオデータをエンコーダ23に出力する。エンコーダ23は、カメラ部22より供給されたビデオデータを、例えば、MPEG(Moving Picture Expert Group)2方式でエンコードする。なお、図示は省略するが、撮影装置11においては、マイクから取り込まれたオーディオデータもオーディオエンコーダによりエンコードされ、ビデオデータと同様に処理される。
【0023】
制御部21は、エンコーダ23によりエンコードされたビデオデータを取得し、ドライブ24に出力する。ドライブ24は、ATAを介して制御部21に接続される。ドライブ24は、制御部21からの制御に基づいて、制御部21から供給されたビデオデータを装着された光ディスク25に記録する。光ディスク25は、例えば、大容量の光ディスクであるDVD(Digital Versatile Disk)により構成される。
【0024】
光ディスク25は、データを保存するための物理的なフォーマットを構成する物理層、データを保存するための論理的なフォーマットを構成する論理層、および、保存時のデータの並びなどを規定するためのフォーマットを構成するアプリケーション層などのデータ階層構造を有し、各階層毎にいくつかの要素を規定している。
【0025】
ここで、図3は、光ディスク25が有するデータ階層構造を示している。光ディスク25は、その最下位階層から順に、物理層、論理層、およびアプリケーション層の3階層を有している。物理層は、1回のみ書き込み可能なDVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)、および追記可能なDVD−RW(Digital Versatile Disk Re-recordable)の2種類の要素(ディスクの種類)を規定している(有する)。論理層は、パーソナルコンピュータなどで光ディスク25のデータを読むことができるUDF(Universal Disk Formatユニバーサルディスクフォーマット)を有する。アプリケーション層は、記録、再生ができるフォーマットとして、VF(Video Format Recording)とVR(Video Recording Format)の2種類の要素(フォーマットの種類)を規定し、再生ができるフォーマットとしてDVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only)で使用されるDVD−Videoフォーマットを規定している。
【0026】
撮影装置11は、図3に示されるように、光ディスク25の物理層において規定されている、1回のみ書き込み可能なDVD−R、および追記可能なDVD−RWの2種類の要素に対応している。さらに、撮影装置11は、光ディスク25の論理層において規定されている、パーソナルコンピュータなどで光ディスク25のデータを読むことができるUDFに対応している。
【0027】
また、撮影装置11は、光ディスク25のアプリケーション層において規定されている、再生ができるフォーマットとしてDVD−ROMで一般的に適用されるDVD−Videoフォーマットに対応している。さらに、撮影装置11は、記録、再生ができるフォーマットとして、VFとVRの2種類の要素(フォーマットの種類)に対応している。
【0028】
VFでは、ビデオデータは一筆書きに記録されるので、編集作業が困難である。これに対して、VRは、DVD−Videoフォーマットと互換性がないので、DVD−ROMを再生するDVD再生装置などで再生することは困難である。しかしながら、VRは、ランダムに記録されたビデオデータを再生管理できるフォーマットであるため、編集作業に有利である。なお、VFは、DVD−Videoフォーマットに互換性があるフォーマットであり、図8および図9を参照して後述するように、ファイナライズ処理によりDVD−Videoフォーマットに合致させることができる。したがって、アプリケーション層は、実質的には、VFとVRの2つの要素を規定していると考えることもできる。
【0029】
光ディスク25における物理層とアプリケーション層の組み合わせとしては、物理層のDVD−Rおよびアプリケーション層のVFの組み合わせ、物理層のDVD−Rおよびアプリケーション層のVRの組み合わせ、物理層のDVD−RWおよびアプリケーション層のVFの組み合わせ、並びに、物理層のDVD−RWおよびアプリケーション層のVRの組み合わせの4種類の組み合わせが、理論的に存在する。ただし、1回のみ書き込み可能なDVD−Rと、編集作業に有利なVRの組み合わせは、存在してもあまり効果のない組み合わせであるため、実際には、使用されない場合が多い。
【0030】
そこで、撮影装置11は、光ディスク25にビデオデータを記録する場合、物理層のDVD−Rおよびアプリケーション層のVFの機能(すなわち、1回のみ書き込み可能であり、DVD−Videoフォーマットと互換性があるが、編集作業が困難であるという機能)、物理層のDVD−RWおよびアプリケーション層のVFの機能(すなわち、追記可能であり、DVD−Videoフォーマットと互換性があるが、編集作業が困難であるという機能)、並びに、物理層のDVD−RWおよびアプリケーション層のVRの機能(すなわち、追記可能であり、DVD−Videoフォーマットと互換性がないが、編集作業に有利であるという機能)を有する3種類の光ディスク25の識別を実行する。
【0031】
図2に戻って、ドライブ24に光ディスク25が装着されると、ドライブ24は、光ディスク25の反射率を測定し、サーボをかける。このとき、ドライブ24は、図5を参照して後述するディスクプロファイルを読み出し、制御部21に出力する。制御部21は、ドライブ24により供給されたディスクプロファイルに基づいて、光ディスク25の物理層において規定されている要素であるディスクの種類が、DVD−RであるかDVD−RWであるかを識別する。
【0032】
また、ドライブ24は、光ディスク25の情報およびビデオデータを読み出し、制御部21に出力する。制御部21は、ドライブ24により供給された情報に基づいて、光ディスク25のアプリケーション層において規定されている要素であるフォーマットの種類(VFまたはVR)を識別する。その後、制御部21は、識別したディスクの種類およびフォーマットの種類を、GUI(Graphical User Interface)生成部27に出力する。なお、この光ディスク25のアプリケーション層におけるフォーマットの種類の識別処理は、図6を参照して後述する。
【0033】
ドライブ24は、光ディスク25から読み出したビデオデータを、制御部21を介して、デコーダ26に供給する。デコーダ26は、制御部21より供給されたビデオデータをデコードし、GUI生成部27に出力する。
【0034】
GUI(Graphical User Interface)生成部27は、制御部21の制御に応じて、光ディスク25のディスクの種類およびフォーマットの種類に対応する1つの情報(文字やアイコンなど)のビデオデータを生成し、デコーダ26より供給されたビデオデータに重畳し、出力制御部28に出力する。また、GUI生成部27は、制御部21より供給された光ディスク25のディスクの種類およびフォーマットの種類に対応する詳細情報などのビデオデータを生成し、デコーダ26より供給されたビデオデータに重畳し、出力制御部28に出力する。
【0035】
出力制御部28は、GUI生成部27より供給されたビデオデータをLCD(Liquid Crystal Display)29や、図示せぬ端子を介して接続されるディスプレイ装置などに表示させる。操作入力部30は、ユーザからの操作コマンドを入力する十字キー、タッチパネルなどの入力デバイスより構成され、ユーザから入力される操作コマンドを制御部21に出力する。通信部31は、図示せぬネットワークを介しての通信を行う。
【0036】
次に、図4のフローチャートを参照して、撮影装置11の表示制御処理について説明する。
【0037】
ステップS1において、ドライブ24は、光ディスク25が装着されるまで待機している。ユーザは、撮影装置11を用いて、被写体を撮影し、被写体の画像に対応するビデオデータを記録するために、撮影装置11のドライブ24に光ディスク25を装着する。これに対応して、ドライブ24は、ステップS1において、光ディスク25が装着されたと判断し、ステップS2に進む。
【0038】
ステップS2において、ドライブ24は、光ディスク25の反射率を測定し、サーボをかける。このとき、ドライブ24は、ディスクプロファイルを、光ディスク25から読み出し、読み出したディスクプロファイルを、制御部21に出力し、ステップS3に進む。
【0039】
図5は、光ディスク25から読み出されるディスクプロファイルを定義するPhysical Format Informationを示している。
【0040】
Physical Format Informationは、光ディスク25の半径R=23.91mm、PSN(Physical Serial Number)=2F200hを先頭として光ディスク25に記録されており、図5に示されるように、「Book type 」、「Part Version」、「 Disc size」および「MAX xfer rate」などにより構成される。なお、光ディスク25がDVD−Rの場合は、Physical Format Information は、プリレコーディッドで形成され、光ディスク25がDVD−RWの場合は、エンボスで形成される。
【0041】
ディスクプロファイルは、Physical Format Informationのうちの、DVD−RまたはDVD−RWなどのメディアタイプ(ディスクの種類)を示す「Book type 」、および、v1.0またはv2.0などの規格のバージョンを示す「Part Version」により識別され、定義される。したがって、制御部21は、ディスクプロファイルにより光ディスク25の物理層の要素であるディスクの種類を識別することができる。なお、図5において、縦横の数字は、各データのバイト数を示しており、Physical Format Informationの「MAX xfer rate」の後には、「Disc structure」などの情報が続いて記録されている。
【0042】
このようなディスクプロファイルがドライブ24より供給されるので、ステップS3において、制御部21は、ディスクプロファイルに基づいて、光ディスク25の物理層の要素であるディスクの種類(DVD−RWまたはDVD−Rなど)を識別し、ステップS4に進む。
【0043】
次に、ドライブ24は、光ディスク25に記録されている光ディスク25の情報およびビデオデータを読み出し、制御部21に出力する。これに対応して、ステップS4において、制御部21は、ビデオデータをデコーダ26に出力するとともに、ドライブ24より供給された光ディスク25の情報に基づいて、アプリケーション層の要素であるフォーマットの種類を識別するフォーマットの識別処理を行う。そして、制御部21は、ステップS3において識別したディスクの種類、およびステップS4において識別したフォーマットの種類をGUI生成部27に出力する。このアプリケーション層のフォーマット識別処理を、図6のフローチャートを参照して説明する。
【0044】
まず、制御部21は、アプリケーション層におけるフォーマットの種類がVFであるか否かを判定する。図7は、VFによる光ディスク25の論理フォーマットの構成例を示している。
【0045】
VFによる光ディスク25の論理フォーマットは、光ディスク25の内周からファイルシステムであるUDF(Universal Disc Format)領域、ビデオデータ全体を管理しているVMG(Video Manager)領域、および最大99のVTS(Video Title Set)により構成される。また、それぞれのVTSは、タイトルの情報が記録されているVTSI(Video Title Set Information)、MPEG2Program StreamからなるVTSTT_VOB(Video Object Set for Titles in a VTS)、およびVTSIのバックアップであるVTSI_BUP(Backup of VTSI)により構成される。
【0046】
DVD−RWへの書き込みフォーマットは、Incremental Recording方式(以下、INC方式と称する)およびRestricted Overwrite方式(以下、ROW方式と称する)の2種類の方式がある。INC方式は、シーケンシャルな書き方で、一度書いたものは原則として上書きできないという特徴を有する。ROW方式は、上書きが可能であるが、未記録領域への記録はINC方式と同様にシーケンシャルな書き方のみという特徴を有する。INC方式、ROW方式の記録領域情報は、光ディスク25の図示せぬ内周のRecording Management Area(以後、RMAと称する)で管理されている。DVD−Rは、物理的に上書きできないため、書き込みフォーマットとしてINC方式が使用されている。
【0047】
図8は、光ディスク25へのINC方式の記録手順を示している。INC方式の場合、一度に書き込むエリアは最大3つまでと定義されており、そのエリアをRzoneと呼ぶ。このRzoneの管理もRMAで行われている。なお、図8の処理は、制御部21の制御のもと、ドライブ24により実行される。
【0048】
まず、ドライブ24は、図8Aに示されるように、UDFとVMG用の領域(Rzone1)とVTSI用の領域(Rzone2)を予約する。このRzone2の後ろの領域はInvisible Rzoneで、データを有効に追記できる領域である。図8Bにおいて、ドライブ24は、実データVTSTT_VOBSの記録を終了する。すなわち、ドライブ24は、記録開始してから記録をストップしたときに、直ちにVTSIの情報を生成し、その後ろにVTSI_BUPとして記録する。このVTSI_BUPはバックアップ管理に使用される。
【0049】
ドライブ24は、図8Cに示されるように、Rzone2にVTSIと記録済み実データ情報を一時的に管理する仮VMGI(Temporary Video Manager Information;TMP_VMGI)を記録する。この時点で、図8Dに示されるように、第1タイトル(VTS#1)が完成する。その後、ドライブ24は、VTS#1の後ろに続くタイトルのVTSI用の領域(Rzone3)を予約する。
【0050】
図8Eに示されるように、ドライブ24は、実データVTSTT_VOBSの記録を終了する。すなわち、ドライブ24は、2回目の記録開始してから記録をストップしたときに、直ちにVTSIの情報を生成し、その後ろにVTSI_BUPとして記録する。図8Fにおいて、ドライブ24は、Rzone3にVTSIとTMP_VMGIを記録する。図8Gに示されるように、この時点で第2のタイトル(VTS#2)が完成し、TMP_VMGIにはVTS#1とVTS#2の情報が記録されている。
【0051】
以降、同様の手順を繰り返すことにより、図8Hに示されるように、N個のタイトル(VTS#1乃至VTS#N)が記録される。その後、ドライブ24は、最後に、DVD−Videoフォーマットに合致させるため、ファイナライズ処理を実行する。具体的には、ドライブ24は、TMP_VMGIにある各タイトルの管理情報からUDF及びVMGを作成し、Rzone1に記録する。更に、リードイン(Lead in)、リードアウト(Lead out)を記録する。
【0052】
図9は、光ディスク25へのROW方式の記録手順を示している。ROW方式の場合は、光ディスク25の記録エリア全体が一つのRzoneとして扱われる。なお、図9の処理も、図8の処理と同様に、制御部21の制御のもと、ドライブ24により実行される。
【0053】
まず、ドライブ24は、図9Aに示されるように、UDFとVMG用の領域及びVTSI用の領域を予約するため、固定データ等のPaddingすることによって次に記録する場合のアドレスNWA(Next Writable Address)を進める。図9Bにおいて、ドライブ24は、実データVTSTT_VOBSの記録を終了すると直ちにVTSIの情報を生成し、その後ろにVTSI_BUPとして記録する。そして、ドライブ24は、次タイトルのVTSI領域をPaddingすることによりNWAを進める。
【0054】
ドライブ24は、図9Cに示されるように、VTSTT_VOBSの前にVTSIを記録する。さらに、ドライブ24は、TMP_VMGIをUDF用領域とVMG用領域(いまの場合、Padding)の間に記録する。図9Dに示されるように、この時点で第1のタイトル(VTS#1)が完成する。その後、ドライブ24は、実データVTSTT_VOBSの記録を終了すると直ちにVTSIの情報を生成し、その後ろにVTSI_BUPとして記録する。そして、ドライブ24は、次タイトルのVTSI領域をPaddingすることにより、NWAを進める。
【0055】
ドライブ24は、図9Eに示されるように、VTSTT_VOBSの前にVTSIを記録する。そして、ドライブ24は、UDF用領域とVMG用領域の間のTMP_VMGIを上書きする。図9Fに示されるように、この時点で第2のタイトル(VTS#2)が完成する。
【0056】
以降、同様の手順を繰り返すことにより、図9Gに示されるように、N個のタイトル(VTS#1乃至VTS#N)を記録する。その後、ドライブ24は、最後にDVD−Videoフォーマットに合致させるために、ファイナライズ処理を実行する。具体的には、ドライブ24は、TMP_VMGIにある各タイトルの管理情報からUDF及びVMGを作成し、Paddingして予約した領域に記録する。更に、リードイン(Lead in)、リードアウト(Lead out)を記録する。
【0057】
以上のように、INC方式では、光ディスク25の各VTS#Nに、TMP_VMGIが存在する。また、ROW方式では、光ディスク25のUDF用領域とVMG用領域の間のTMP_VMGIが存在する。すなわち、INC方式およびROW方式のどちらの方式によりビデオデータが光ディスク25に記録されても、VFの光ディスク25には、TMP_VMGIが記録される。
【0058】
図6に戻り、制御部21は、ステップS21において、光ディスク25に、TMP_VMGIが記録されているか否かを判断し、光ディスク25に、TMP_VMGIが記録されていると判断した場合、ステップS22に進み、制御部21は、光ディスク25のアプリケーション層の要素であるフォーマットの種類がVFであると識別する。そして、光ディスク25がVFであることを、ステップS3で識別されたディスクの種類とともに、GUI生成部27に出力し、図4のステップS5に進む。
【0059】
ステップS21において、光ディスク25に、TMP_VMGIが記録されていないと判断された場合、すなわち、光ディスク25のアプリケーション層の要素であるフォーマットの種類が、VFでないと判断された場合、ステップS23において、制御部21は、UDF領域からルートディレクトリを検索し、光ディスク25にルートディレクトリがあるか否かを判断する。すなわち、制御部21は、光ディスク25において、UDFファイルシステムのルートディレクトリを認識することができるか否かを判断する。
【0060】
ステップS23において、制御部21は、光ディスク25のUDF領域(図7を参照して上述した)に基づいて、ルートディレクトリを検索し、ルートディレクトリがないと判断した場合、処理は、ステップS28に進む。ステップS23において、制御部21は、光ディスク25のUDF領域から、ルートディレクトリを検索し、ルートディレクトリがあると判断した場合、ステップS24に進み、制御部21は、そのUDFのルートディレクトリに、DVD_RTAVディレクトリがあり、さらに、その中に、VR_MANGR.INFOファイルがあるか否かを判断する。
【0061】
ステップS24において、光ディスク25のUDFのルートディレクトリに、DVD_RTAVディレクトリがあり、その中に、VR_MANGR.INFOファイルがあると判断された場合、ステップS25に進み、制御部21は、光ディスク25がVRであると識別し、光ディスク25がVRであることを、ステップS3で識別されたディスクの種類とともに、GUI生成部27に出力し、図4のステップS5に進む。
【0062】
ステップS24において、光ディスク25のUDFのルートディレクトリに、DVD_RTAVディレクトリがないと判断された場合、または、光ディスク25のUDFのルートディレクトリに、DVD_RTAVディレクトリがあっても、その中に、VR_MANGR.INFOファイルがないと判断された場合、処理は、ステップS26に進む。
【0063】
ステップS26において、制御部21は、光ディスク25のUDFのルートディレクトリに、VIDEO_TSディレクトリがあり、その中に、VIDEO_TS.INFOファイルがあるか否かを判断し、光ディスク25のUDFのルートディレクトリに、VIDEO_TSディレクトリがあり、その中に、VIDEO_TS.INFOファイルがあると判断した場合、ステップS27に進み、制御部21は、光ディスク25がDVD−Videoフォーマットであると識別し、光ディスク25がDVD−Videoフォーマットであることを、ステップS3で識別されたディスクの種類とともに、GUI生成部27に出力し、図4のステップS5に進む。
【0064】
ステップS26において、光ディスク25のUDFのルートディレクトリに、VIDEO_TSディレクトリがないと判断された場合、または、光ディスク25のUDFのルートディレクトリに、VIDEO_TSディレクトリがあっても、その中に、VIDEO_TS.INFOファイルがないと判断された場合、処理は、ステップS28に進む。
【0065】
ステップS28において、制御部21は、光ディスク25がブランクディスクであるか否かを判断し、光ディスク25がブランクディスクであると判断した場合、ステップS29に進み、制御部21は、光ディスク25がブランクディスクであると識別し、光ディスク25がブランクディスクであることを、ステップS3で識別されたディスクの種類とともに、GUI生成部27に出力し、図4のステップS5に進む。
【0066】
ステップS28において、光ディスク25がブランクディスクではないと判断された場合、ステップS30において、制御部21は、光ディスク25のデータが壊れていたり、光ディスク25が不正なファイルシステムであり、このため、光ディスク25が記録または再生できないディスクであると識別し、光ディスク25が記録または再生できないディスクであることを、ステップS3で識別されたディスクの種類とともに、GUI生成部27に出力し、図4のステップS5に進む。
【0067】
以上のようにして、光ディスク25のアプリケーション層において規定されている要素であるフォーマットの種類が識別され、その結果が、ステップS3で識別された物理層において規定されている要素であるディスクの種類とともに、GUI生成部27に出力される。
【0068】
そこで、図4のステップS5において、GUI生成部27は、制御部21の制御に応じて、光ディスク25のディスクの種類およびフォーマットの種類に対応する1つの情報(文字やアイコンなど)のビデオデータを生成し、デコーダ26より供給されたビデオデータに重畳し、出力制御部28に出力する。すなわち、GUI生成部27は、光ディスク25のディスクの種類およびフォーマットの種類に対応して、物理層のDVD−Rおよびアプリケーション層のVFに対応する1つのアイコン、物理層のDVD−RWおよびアプリケーション層のVFに対応する1つのアイコン、または、物理層DVD−RWおよびアプリケーション層のVRに対応する1つのアイコンのビデオデータのいずれかを生成する。
【0069】
なお、ステップS5において、光ディスク25がブランクディスクである場合には、初期化を促すような情報のビデオデータが生成され、光ディスク25が記録または再生できないディスクである場合には、記録または再生できないディスクであることを示す情報のビデオデータが生成される。また、光ディスク25がDVD−Videoフォーマットである場合には、ステップS5では、再生専用であることをユーザに報知するようなアイコンを生成するようにしてもよい。
【0070】
ステップS5の処理の後は、ステップS6に進み、出力制御部28は、GUI生成部27より供給されたビデオデータを、図10に示されるように、LCD(Liquid Crystal Display)29に表示させ、処理を終了する。
【0071】
図10は、LCD29に表示される表示画面51の構成例である。図10の例の場合、表示画面51の上部の右側には、現在録画中であることを示す「録画」の文字が表示されており、録画経過時間が22分33秒であることを示す「0:22:33」が表示されている。「録画」の左側には、光ディスク25のディスクの種類が「DVD−RW」であり、かつ、アプリケーション層のフォーマットの種類が「VR」であることを示すアイコン61が示されている。
【0072】
これにより、ユーザは、装着された光ディスク25が、追記可能であり、汎用のDVD−ROMと互換性がないが、編集作業に有利であるディスクであることを、このアイコン61を見ただけで、即座に認識することができる。すなわち、ユーザは、光ディスク25が対応する機能を、1つのアイコンを見るだけで認識することができる。
【0073】
さらに、ユーザは、操作入力部30を用いて、アイコン61を指示(選択)することにより、アイコン61(ディスクの種類「DVD−RW」およびフォーマットの種類「VR」)に対応する詳細情報を、LCD(Liquid Crystal Display)29に表示させることもできる。
【0074】
この詳細情報の表示制御処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。
【0075】
撮影装置11のLCD29に、表示画面51が表示されている間、制御部21は、ステップS61において、ユーザにより操作入力部30を介して、アイコン61に対する指示が入力されるまで待機している。ユーザは、指で、LCD29においてアイコン61が表示されている部分を押下する。これにより、操作入力部30を構成するタッチパネルを介して、アイコン61が指示されたという情報が制御部21に入力される。そこで、ステップS61において、制御部21は、アイコン61に対する指示が入力されたと判断し、ステップS62に進む。
【0076】
ステップS62において、制御部21は、装着されている光ディスク25のディスクの種類「DVD−RW」およびフォーマットの種類「VR」に対応する詳細情報を、内蔵するメモリに記憶されている、図12に示されるようなデータベースから読み出し、GUI生成部27に出力する。
【0077】
図12は、メモリに記憶されるデータベースの構成例を示している。図12の例においては、物理層の要素であるディスクの種類が「DVD−R」で、アプリケーション層の要素であるフォーマットの種類が「VF」の光ディスク25の場合、詳細情報は、「1回のみ記録可 他の装置でも再生可」とされている。物理層の要素であるディスクの種類が「DVD−RW」で、アプリケーション層の要素であるフォーマットの種類が「VF」の光ディスク25の場合、詳細情報は、「何度でも記録可 他の装置でも再生可」とされている。物理層の要素であるディスクの種類が「DVD−RW」で、アプリケーション層の要素であるフォーマットの種類が「VR」の光ディスク25の場合、詳細情報は、「何度でも記録可 編集作業可」とされている。
【0078】
ステップS63において、GUI生成部27は、制御部21より供給された光ディスク25のディスクの種類およびフォーマットの種類に対応する詳細情報のビデオデータを生成し、デコーダ26より供給されたビデオデータに重畳し、出力制御部28に出力する。
【0079】
ステップS64において、出力制御部28は、GUI生成部27より供給されたビデオデータを、図13に示されるように、LCD29に表示させる。
【0080】
図13は、LCD29に表示される表示画面51において、アイコン61が指示された(選択された)状態を示している。図13の例の場合、光ディスク25のディスクの種類が「DVD−RW」であり、かつ、フォーマットの種類が「VR」であることを示すアイコン61が選択され、アイコン61の詳細情報71が、「何度でも記録可 編集作業可」と示されている。
【0081】
以上のように、「DVD−RW」や「VR」などの言葉を知らないユーザでも、このアイコン61を押下することにより、光ディスク25の詳細情報71が、1つ表示されるので、装着された光ディスク25が、追記可能であり、編集作業が可能であるディスクであることを、この詳細情報71を見ただけで、即座に認識することができる。
【0082】
以上により、撮影装置11においては、複数の階層における要素を、1つの情報(アイコン)として表示することにより、ユーザの即時視認性を向上させることができる。また、1回のみ書き込み可能なDVD−Rと、編集作業に有利なVRの組み合わせなどのように、存在してもあまり効果がないため、実際には使用されないような組み合わせを表示しないようにすることにより、ユーザの混乱を抑制することができる。
【0083】
さらに、1つの表示(アイコン)で、複数の多くの情報を表すことができるので、表示エリアに制限のある携帯電話機などに、特に効果的である。
【0084】
なお、上記説明においては、物理層とアプリケーション層に複数の種類(要素)がある場合について説明したが、論理層の、例えば、UDFとFAT(File Allocation Table)などに対応するようにしてもよいし、また、2倍速対応や4倍速対応などに対応するようにしてもよい。また、物理層とアプリケーション層の2層に限らず、2層より多くの複数の層それぞれの要素を1つに表示するようにしてもよい。
【0085】
さらに、例えば、この撮影装置11の制御部21に内蔵されるメモリに記憶されているファームウエアのバージョンが異なる場合にも適用することができる。この場合には、通信部31によりネットワークを介してダウンロードしたり、光ディスク25よりドライブ24を介して、ファームウエアを更新するときに、同時に、メモリの詳細情報なども更新するようにしてもよい。
【0086】
なお、上記説明においては、光ディスク25としてのDVDを対象として説明したが、本発明は、DVDに限らず、HDD、フラッシュメモリ、または、メモリスティック(登録商標)などに適用することができる。
【0087】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、例えば、図2の撮影装置11は、図14に示されるような撮影装置101により構成される。
【0088】
図14において、CPU(Central Processing Unit)111は、ROM(Read Only Memory) 112に記憶されているプログラム、または、記憶部119からRAM(Random Access Memory)113にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM113にはまた、CPU111が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0089】
CPU111、ROM112、およびRAM113は、バス114を介して相互に接続されている。このバス114にはまた、入出力インタフェース115も接続されている。
【0090】
入出力インタフェース115には、被写体の撮影を行うカメラ部116、十字キー、タッチパネルなどよりなる入力部117、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部118、記録部119、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部120が接続されている。通信部120は、バスや図示しないネットワークを介しての通信処理を行う。
【0091】
入出力インタフェース115にはまた、必要に応じてドライブ130が接続され、磁気ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク133、もしくは半導体メモリ134などが適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部119にインストールされる。
【0092】
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0093】
この記録媒体は、図14に示すように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク131(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク132(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク133(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ134などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM112や、記憶部119などで構成される。
【0094】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0095】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、ユーザに、視認性のある、わかりやすい画面を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の表示画面の例を示す図である。
【図2】本発明を適用した撮影装置の構成例を示す図である。
【図3】図2の撮影装置のデータ階層構造を説明する図である。
【図4】図2の撮影装置の表示制御処理を説明するフローチャートである。
【図5】光ディスクのディスクプロファイルを説明する図である。
【図6】図4のステップS4のフォーマット識別処理を説明するフローチャートである。
【図7】光ディスクの論理フォーマットの構成例を説明する図である。
【図8】VFにおけるINC方式の記録手順を説明する図である。
【図9】VFにおけるROW方式の記録手順を説明する図である。
【図10】図2の撮影装置の表示画面の例を示す図である。
【図11】図2の撮影装置の表示制御処理の他の例を説明するフローチャートである。
【図12】図2の撮影装置のデータベースの構成例を示す図である。
【図13】図2の撮影装置の表示画面の他の例を示す図である。
【図14】本発明を適用した撮影装置の他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
11 撮影装置,21 制御部,24 ドライブ,25 光ディスク,27 GUI生成部,28 出力制御部,29 LCD,30 操作入力部,31 通信部

Claims (15)

  1. 画像データが入力される画像データ入力手段と、
    入力された画像データを、装着された記録媒体に記録させる記録制御手段と、
    前記記録媒体に記録されている画像データを読み出す読み出し手段と、
    前記記録媒体に関する物理層の種別を識別する第1の識別手段と、
    前記記録媒体に関するアプリケーション層の種別を識別する第2の識別手段と、
    前記第1の識別手段により識別された前記記録媒体の前記物理層の種別を示す情報、および前記第2の識別手段により識別された前記記録媒体の前記アプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、前記読み出し手段により読み出されている画像データの画像に重畳して表示するように制御する表示制御手段と
    前記表示制御手段により表示が制御された前記1つの識別情報が示す前記物理層の種別および前記アプリケーション層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報を取得する取得手段とを備え、
    前記詳細情報は、前記1つの識別情報が示す前記記録媒体の前記物理層の種別および前記アプリケーション層の種別に応じた、前記記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、前記記録媒体の記録可能回数に関する情報、前記記録媒体の編集作業の可否に関する情報、前記記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含み、
    前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記詳細情報の表示も制御する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記記録媒体が装着されたとき、前記表示制御手段は、前記第1および第2の識別手段による識別結果に応じた前記1つの識別情報の表示を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記1つの識別情報を選択する選択手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記選択手段により前記1つの識別情報が選択されることに応じて、表示が制御されている前記1つの識別情報に対応する前記詳細情報の表示を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像記録装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記1つの識別情報に対して前記詳細情報を関連付けて、前記1つの識別情報およびこれに対応する前記詳細情報の表示を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像記録装置。
  5. 前記1つの識別情報は、アイコンである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  6. 前記1つの識別情報は、前記記録媒体の前記物理層の種別を示す名称からなる領域および前記記録媒体の前記アプリケーション層の種別を示す名称からなる領域により構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記画像データの画像に対して、前記1つの識別情報とともに、録画中であることを示す情報を重畳して表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  8. 入力された画像データを、装着された記録媒体に記録させる記録制御ステップと、
    前記記録媒体に記録されている画像データを読み出す読み出しステップと、
    前記記録媒体に関する物理層の種別を識別する第1の識別ステップと、
    前記記録媒体に関するアプリケーション層の種別を識別する第2の識別ステップと、
    前記第1の識別ステップにおいて識別された前記記録媒体の前記物理層の種別を示す情報、および前記第2の識別ステップにおいて識別された前記記録媒体の前記アプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、前記読み出しステップにより読み出されている画像データの画像に重畳して表示するように制御する表示制御ステップと
    表示が制御された前記1つの識別情報が示す前記物理層の種別および前記アプリケーシ ョン層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報を取得する取得ステップとを含み、
    前記詳細情報は、前記1つの識別情報が示す前記記録媒体の前記物理層の種別および前記アプリケーション層の種別に応じた、前記記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、前記記録媒体の記録可能回数に関する情報、前記記録媒体の編集作業の可否に関する情報、前記記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含み、
    前記表示制御ステップでは、前記取得ステップにおいて取得された前記詳細情報の表示も制御する
    ことを特徴とする画像記録方法。
  9. 入力された画像データを、装着された記録媒体に記録させる記録制御ステップと、
    前記記録媒体に記録されている画像データを読み出す読み出しステップと、
    前記記録媒体に関する物理層の種別を識別する第1の識別ステップと、
    前記記録媒体に関するアプリケーション層の種別を識別する第2の識別ステップと、
    前記第1の識別ステップにおいて識別された前記記録媒体の前記物理層の種別を示す情報、および前記第2の識別ステップにおいて識別された前記記録媒体の前記アプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、前記読み出しステップにより読み出されている画像データに対応する画像に重畳して表示するように制御する表示制御ステップと
    表示が制御された前記1つの識別情報が示す前記物理層の種別および前記アプリケーション層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報を取得する取得ステップとを含み、
    前記詳細情報は、前記1つの識別情報が示す前記記録媒体の前記物理層の種別および前記アプリケーション層の種別に応じた、前記記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、前記記録媒体の記録可能回数に関する情報、前記記録媒体の編集作業の可否に関する情報、前記記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含み、
    前記表示制御ステップでは、前記取得ステップにおいて取得された前記詳細情報の表示も制御する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムが記録されているプログラム記録媒体。
  10. 入力される画像データを、装着された記録媒体に記録させる記録制御ステップと、
    前記記録媒体に記録されている画像データを読み出す読み出しステップと、
    前記記録媒体に関する物理層の種別を識別する第1の識別ステップと、
    前記記録媒体に関するアプリケーション層の種別を識別する第2の識別ステップと、
    前記第1の識別ステップにおいて識別された前記記録媒体の前記物理層の種別を示す情報、および前記第2の識別ステップにおいて識別された前記記録媒体の前記アプリケーション層の種別を示す情報から構成される1つの識別情報を、前記読み出しステップにより読み出されている画像データの画像に重畳して表示するように制御する表示制御ステップと
    表示が制御された前記1つの識別情報が示す前記物理層の種別および前記アプリケーション層の種別を有する記録媒体に関する詳細情報を取得する取得ステップとを含み、
    前記詳細情報は、前記1つの識別情報が示す前記記録媒体の前記物理層の種別および前記アプリケーション層の種別に応じた、前記記録媒体が対応する記録処理または再生処理に関する情報であって、少なくとも、前記記録媒体の記録可能回数に関する情報、前記記録媒体の編集作業の可否に関する情報、前記記録媒体の他の装置における再生の可否に関する情報のいずれかを含み、
    前記表示制御ステップでは、前記取得ステップにおいて取得された前記詳細情報の表示も制御する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 画像データの画像を表示する表示手段と、
    画像データが入力される画像データ入力手段と、
    入力された画像データを、装着された光ディスクに記録させる記録制御手段と、
    装着された光ディスクに記録されている画像データを読み出す読み出し手段と、
    前記光ディスクの物理層の種別を識別するディスク識別手段と、
    前記光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別するフォーマット識別手段と、
    前記ディスク識別手段により識別された前記光ディスクの物理層の種別を示す情報、および前記フォーマット識別手段により識別された前記光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を示す情報から構成される1つの識別情報と、前記1つの識別情報が示す前記光ディスクの物理層の種別および前記光ディスクのアプリケーション層のフォーマットの種別に応じた、前記光ディスクが対応する記録処理または再生処理に関する情報を、前記読み出し手段により読み出されている画像データの画像に重畳して前記表示手段に表示するように制御する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  12. 前記フォーマット識別手段は、少なくとも前記光ディスクに記録された前記画像データを一時的に管理する管理情報が前記光ディスクに記録されているか否かを識別することで、前記光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
  13. 前記フォーマット識別手段は、前記光ディスクのファイルシステムのルートディレクトリが前記光ディスクに記録されているか否かを識別することで、前記光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
  14. 前記フォーマット識別手段は、少なくとも前記光ディスクのファイルシステムのルートディレクトリ内に所定ディレクトリおよび所定ファイルが記録されているか否かを識別することで、前記光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像記録装置。
  15. 画像データの画像を表示する表示手段と、
    被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データを装着された光ディスクに記録させる記録制御手段と、
    前記光ディスクに記録されている画像データを読み出す読み出し手段と、
    前記光ディスクの物理層の種別を識別するディスク識別手段と、
    前記光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を識別するフォーマット識別手段と、
    前記ディスク識別手段により識別された前記光ディスクの物理層の種別を示す情報、および前記フォーマット識別手段により識別された前記光ディスクのアプリケーション層におけるフォーマットの種別を示す情報から構成される1つの識別情報と、前記1つの識別情報が示す前記光ディスクの物理層の種別および前記光ディスクのアプリケーション層のフォーマットの種別に応じた、前記光ディスクが対応する記録処理または再生処理に関する情報を、前記読み出し手段により読み出されている画像データの画像に重畳して前記表示手段に表示するように制御する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
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