JP3884989B2 - ネットワーク構成情報管理システム及び該システムによるシステム構成情報取得方法、ネットワーク構成情報表示装置及び該装置を利用したネットワーク構成情報提供サービス方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は機器や回線などで構成されるネットワークの構成情報を管理するネットワーク構成情報管理システムに係り、特に利用者の用途に応じた構成情報を効率的に提供するシステム構成情報取得方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク構成情報の管理において利用者は、構成情報を様々な視点から参照する。そのため、利用者の用途に応じた構成情報を効率的に提供する機能を備えることが必要となる。
【0003】
従来技術では特開2000−13372号公報(以下、文献1)に紹介されているように、構成情報をリレーショナル型データベース(以下RDBとする)に格納する方法、特開2000−286921号公報(以下、文献2)に紹介されているように、構成情報をディレクトリ型データベース(以下DDBとする)に格納する方法があげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
構成情報の管理において利用者は、構成情報を様々な視点から参照する。例えば障害復旧作業において利用者は、稼動データを収集している機器の一覧を表形式で参照する。障害が発生すると利用者は、当該一覧表から指定した機器に関わる構成情報をアイコン表示して、接続関係を参照する。そしてアイコン表示された機器を選択し、当該機器の管理情報(例えば管理者名など)を取得し、障害復旧作業を行う。
【0005】
ここで稼動データを収集している機器一覧を取得する場合、データを表形式で管理するRDBを利用して情報を検索する方式が望ましい。構成情報をアイコン表示する場合は、データをオブジェクト指向的に管理可能なXML(eXtensible Markup Language)などのデータ型を利用する方式が望ましい。また機器の管理情報を取得する場合、データを検索に特化したディレクトリ形式で管理するDDBを利用する方式が望ましい。
【0006】
しかしながら従来技術の上記文献1及び2ではRDBのみやDDBのみの提供など、単一のデータベースしか提供しないため、利用者は用途に応じて異なるデータベースを別々に利用しなければならない。つまり、利用者の負担が増大し、迅速な障害復旧を実現することが困難であるという問題が生じる。
【0007】
本発明の目的は、利用者の用途に応じた構成情報を効率的に提供可能とするネットワーク構成情報管理システム及び当該システムを利用したシステム構成情報取得方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する為、本発明は機器や回線などで構成されるネットワークの構成情報を管理するネットワーク構成情報管理システムにおいて、リレーショナル型データベースを示すRDB管理部と、ディレクトリ型データベースを示すDDB管理部と、機器などのアイコンの表示座標などを含む構成図を示すユーザ情報を管理するユーザ情報管理部を備える。
【0009】
そして当該RDB管理部に格納されたデータを変換して当該DDB管理部にデータを格納するデータ変換部を備え、当該DDB管理部に格納されたデータを変換して当該ユーザ情報管理部に格納するユーザ情報を作成するために設けたユーザ情報作成部を備える。
【0010】
当該RDB管理部にはネットワークを構成するオブジェクトである拠点、機器、ポートの管理情報、及びオブジェクト同士の接続情報を含み、当該データ変換部は当該RDB管理部に格納されたデータからオブジェクト同士の接続関係を作成し、従属関係を拠点、機器、ポートの順に作成する。
【0011】
そして当該データ変換部は上記拠点、機器、ポートの従属関係に基づいてオブジェクトのデータを当該DDB管理部に格納する。
【0012】
上記ユーザ情報作成部は上記DDB管理部に格納されたデータを取得してオブジェクトの表示座標を算出し、オブジェクトの従属関係、接続関係、表示座標を含むユーザ情報を作成する。
【0013】
また上記RDB管理部からオブジェクトの一覧を検索表示し、上記ユーザ情報を取得して構成図をアイコン表示し、アイコン表示されたオブジェクトを選択すると、上記DDB管理部から当該オブジェクトの管理情報を検索表示する構成情報取得機能を持つユーザ端末部を備える。
【0014】
そしてユーザが変更した構成情報を別途参照することを可能とするため、上記端末部にてオブジェクトに関する情報を変更し、当該変更箇所を該当するユーザ情報に対し反映する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
【0016】
図1は本発明の第1の実施例における、ネットワーク構成情報管理システムの機能構成図を示した図である。当該システムは管理対象となるネットワーク1000、構成情報を管理するサーバ部1001、構成情報を表示して利用者に提供する端末部1015で構成される。サーバ部1001はリレーショナル型データベースを示すRDB管理部1002、ディレクトリ型データベースを示すDDB管理部1003、ユーザ情報を管理するユーザ情報管理部1004、RDB管理部1002に格納されたデータを変換してDDB管理部1003にデータを格納するデータ変換部1005、DDB管理部に格納されたデータを変換してユーザ情報管理部1004に格納するユーザ情報1013を作成するユーザ情報作成部1006を備える。RDB管理部1002には、管理対象ネットワーク1000を構成する拠点に関する管理情報を表形式で記述した拠点表1007、機器に関する管理情報を表形式で記述した機器表1008、ポートに関する管理情報を表形式で記述したポート表1009、ポート同士の接続関係を表形式で記述した接続表1010、機器の稼動情報を表形式で記述した稼動情報表1011を含む。なお稼動情報表1011はここでは機器のCPU利用率に関する情報を格納する。DDB管理部1003はネットワークを構成する拠点、機器、ポートの情報をディレクトリ形式で格納したディレクトリ型構成情報1012を含む。また端末部1014はサーバ部1001から利用者が所望する構成情報を取得し、GUI表示を行う構成情報取得部1014を備える。
【0017】
以下、図2、3、4、5、6を用いてRDB管理部1002に格納されている情報について説明する。
【0018】
図2はRDB管理部1002に格納されている拠点表1007を示している。拠点表1007は列「拠点名」「拠点区分」「住所」を含み、ネットワークを構成する拠点に関する管理情報を記述したものである。
【0019】
図3はRDB管理部1002に格納されている機器表1008を示している。機器表1008は列「拠点名」「機器名」「機器種別」「管理者」を含み、ネットワークを構成する機器に関する管理情報を記述したものである。
【0020】
図4はRDB管理部1002に格納されているポート表1009を示している。ポート表1009は列「機器名」「ポート名」「ポート帯域」を含み、ネットワークを構成するポートに関する管理情報を記述したものである。
【0021】
図5はRDB管理部1002に格納されている接続表1010を示している。接続表1010は列「機器名」「ポート名」「接続先機器名」「接続先ポート名」を含み、ポート表1009に記述されたポート同士の接続関係を記述したものである。
【0022】
図6はRDB管理部1002に格納されている稼動情報表1011を示している。稼動情報表1011は列「測定日時」「機器名」「CPU利用率」を含み、ネットワークを構成する機器に関するCPU利用率の情報を記述したものである。なお上記表1011は例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)などにて管理対象ネットワーク1000から収集、作成可能である。
【0023】
以下、図7、8、9、10、11を用いてデータ変換部1005がRDB管理部1002に格納されたデータを変換してDDB管理部1003にデータを格納する処理の詳細について述べる。
【0024】
図7はデータ変換部1005の処理フローを示している。データ変換部1005はステップ10051でRDB管理部1002に格納された拠点表1007、機器表1008、ポート表1009を読み、図8に示すオブジェクト表10001を作成する。オブジェクト表10001は拠点表1007と機器表1008を列「拠点名」で結合し、その結果作成される表とポート表1009を列「機器名」で結合した結果、作成される表である。
【0025】
データ変換部1005はステップ10052で、オブジェクト表10001の各行を1行ずつ参照する処理を開始する。以下オブジェクト表のa行目の情報をLINE[a]とし、a=1として説明を続ける。
【0026】
データ変換部1005はステップ10053で、LINE[a]から指定した列に該当する情報を取得する。オブジェクト表10001の1行目(LINE[1])から変数COL[1]、COL[2]、COL[3]に該当する情報を取得する。例えばCOL[1]に該当する情報を取得した結果は「東京本部、本部、東京都・・・」となる。上記データ変換部1005を利用してCOL[1]、COL[2]、COL[3]について取得した結果をVALUE[1]、VALUE[2]、VALUE[3]とする。VALUE[1]は「東京本部、本部、東京都・・・」、VALUE[2]は「東京本部、本部、東京都・・・、サーバ9001、HP−UX、山田」、VALUE[3]は「東京本部、本部、東京都・・・、サーバ9001、HP−UX、山田、Ether0/0、100M」となる。
【0027】
データ変換部1005はステップ10054で、VALUE[1]、VALUE[2]、VALUE[3]を1つずつ参照し、拠点や機器、ポートなどの実体を示すオブジェクト構造体10100(図10)を作成する処理であるステップ10055を開始する。上記COL[1]、COL[2]、COL[3]はそれぞれ拠点、機器、ポートを示すオブジェクト構造体を作成するために必要な列で、当該列に基づいて取得可能なVALUE[1]、VALUE[2]、VALUE[3]から拠点、機器、ポートを示すオブジェクト構造体を作成する。
【0028】
ステップ10055の詳細を図9に示す。なおオブジェクト構造体10100を図10に示し、詳細は後述する。今、b=1として説明を続ける。
【0029】
データ変換部1005は図9に示すオブジェクト構造体作成処理フローチャートのステップ100551で、bの値が1ならばVALUE[1]のうち、列「拠点名」に該当する情報を取得して変数NVALUEを「拠点名=東京本部」とする。なおNVALUEはオブジェクト構造体10100のオブジェクト名101001を設定するため作成される。オブジェクト名とは複数のオブジェクト構造体を一意に識別するための識別子であり、1つのオブジェクト構造体に1つ設定される。
【0030】
データ変換部1005はステップ100552で、NVALUEをオブジェクト名としたオブジェクト構造体が既に作成済みであるかどうかを判別する。この時点ではオブジェクト構造体は1つも作成されていないため、ステップ100553に制御を移す。
【0031】
データ変換部1005はステップ100553で、NVALUEをオブジェクト名としたオブジェクト構造体(以下OBJとする)を作成する。ここではNVALUEの値である「拠点名=東京本部」がオブジェクト名101001(図10)に格納される。なおOBJの属性値101002にはVALUE[1]のうち、NVALUE以外の属性値「拠点区分=本部」「住所=東京都・・・」の値を格納しておく。
【0032】
データ変換部1005はステップ100554で、bの値が1ならばステップ100555の処理に制御を移し、変数PARENTにOBJのオブジェクト名を代入する。ここでは「拠点名=東京本部」が代入される。変数PARENTについては後述する。
【0033】
ここまででデータ変換部1005は、処理の制御をステップ10054に制御を戻し、bの値に1を加えて(b=2となる)ステップ10055に処理の制御を移す。
【0034】
データ変換部1005は図9のオブジェクト構造体作成処理フローチャートのステップ100551で、bの値が2なのでVALUE[2]のうち、列「拠点名」「機器名」に該当する情報を取得して変数NVALUEを「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」とする。
【0035】
データ変換部1005はステップ100552で、NVALUE「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」をオブジェクト名としたオブジェクト構造体10100は存在しないため、ステップ100553にて新規オブジェクト構造体OBJを作成する。
【0036】
データ変換部1005はステップ100554で、bの値が1ではないので、ステップ100557の処理に制御を移す。先述したステップ10055にて変数PARENTの値を「拠点名=東京本部」とした。変数PARENTの値には、次に作成するOBJの親の従属関係にあたるオブジェクト名を格納する。ここでは「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」を「拠点名=東京本部」が保有しているという従属関係を示している。そこでOBJ「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」の従属オブジェクト名101003に変数PARENTの値「拠点名=東京本部」を格納する。そして100555の処理に制御を移す。ここでは変数PARENTの値が「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」に置き換わる。
【0037】
以上の処理をVALUE[3]に対しても同様に行うと、新たに「ポート名=Ether0/0、機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」のオブジェクト構造体が作成され、当該オブジェクト構造体の親の従属関係にあたるオブジェクト構造体が「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」となる。
【0038】
ここまででデータ変換部1005は、処理の制御をステップ10052に戻し、aの値を1加えて(a=2となる)ステップ10053に処理の制御を移す。以下LINE[2]はオブジェクト表10001の2行目であるため、VALUE[1]は「東京本部、本部、東京都・・・」、VALUE[2]は「東京本部、本部、東京都・・・、ルータ9002、GR2000、山田」、VALUE[3]は「東京本部、本部、東京都・・・、ルータ9002、GR2000、山田、Ether0/0、100M」となる。
【0039】
データ変換部1005はステップ100551で、bの値が1であるためNVALUEを「拠点名=東京本部」とする。
【0040】
データ変換部1005はステップ100552で、NVALUE「拠点名=東京本部」をオブジェクト名としたオブジェクト構造体が既に作成済みであるかどうかを判別する。この場合、オブジェクト名「拠点名=東京本部」としたオブジェクト構造体は既に作成済みであるため、ステップ100556に制御を移す。そしてステップ100556で変数PARENTを「拠点名=東京本部」とする。
【0041】
データ変換部1005は処理の制御を図7に示すデータ変換部処理フローチャートのステップ10054に戻し、bの値を1加えて(b=2となる)ステップ10055に処理の制御を移す。
【0042】
データ変換部1005はステップ100551で、bの値が2であるためNVALUEを「機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」とする。
【0043】
データ変換部1005はステップ100552で、NVALUE「機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」をオブジェクト名としたオブジェクト構造体が作成されていないため、新たなOBJを作成する。そしてステップ100553、100554、100557と進んでOBJの従属オブジェクト名101003に変数PARENTの値「拠点名=東京本部」を格納する。
【0044】
上記処理をオブジェクト表10001の全ての行に対して行い、オブジェクト構造体を作成する。そしてデータ変換部1005はステップ10056に制御を移す。
【0045】
データ変換部1005はステップ10056で、上記処理で作成した複数のオブジェクト構造体同士の接続関係を設定する。まず図5に示す接続表1010を読み込み、1行について列「機器名」「ポート名」で特定可能なオブジェクト構造体Aを取得する。そして列「接続先機器名」「接続先ポート名」で特定可能なオブジェクト構造体Bを取得する。例えば接続表1010の1行目において、オブジェクト構造体Aは「ポート名=Ether0/0、機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」、オブジェクト構造体Bは「ポート名=Ether0/0、機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」となる。次にオブジェクト構造体Aの接続オブジェクト名101004にオブジェクト構造体Bのオブジェクト名を、オブジェクト構造体Bの接続オブジェクト名101004にオブジェクト構造体Aのオブジェクト名を設定する。上記処理を接続表1010全ての行に対して行い、オブジェクト構造体同士の接続関係を設定する。
【0046】
データ変換部1005はステップ10057で、上記処理で作成した複数のオブジェクト構造体をDDB管理部1003へ格納する。ここでオブジェクト構造体のオブジェクト名(ステップ10051で作成するNVALUE)はLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)のDIT(Directory Information Tree)構造を構築可能とするよう作成する。各オブジェクト名はDN(Distinguished Name)値になり、例えば「拠点名=東京本部」の下位層は「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」、その下位層は「ポート名=Ether0/0、機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」となる。そしてデータ変換部1005は、オブジェクト名(DN値)に基づいてオブジェクト構造体をDDB管理部1003へ格納していく。これにより第一階層は「拠点名=東京本部」、その下位層には「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」、その下位層には「ポート名=Ether0/0、機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」をDN値としたデータが格納される。このようにしてDDB管理部1003には図11に示すようなディレクトリ型構成情報1012が格納される。
【0047】
以上の処理によりデータ変換部1005は、RDB管理部1002に格納されたデータを変換してDDB管理部1003にデータを格納することを可能とする。
【0048】
以下、図12、13、14を用いてユーザ情報作成部1006がDDB管理部1003に格納されたデータを変換してユーザ情報管理部1004に格納するユーザ情報1013を作成する処理の詳細について述べる。なお本発明の第1の実施例ではユーザ情報1013をXML(eXtensible Markup Language)にて表現する。
【0049】
図12はユーザ情報作成部1006の処理フローを示している。ユーザ情報作成部1006はステップ10061でユーザ情報1013を作成するための条件を変数DEFに格納する。ここでは機器「機器名=ルータ9004」を条件として、当該機器を経由するネットワーク経路を、図13に示す経路情報を記述した経路情報表10121から取得する。さらに、当該経路情報から取得可能な構成情報をDDB管理部1003から取得して、図14に示すユーザ情報1013を作成する処理について説明する。
【0050】
ユーザ情報作成部1006はステップ10062で、変数DEFを含む経路PATHを経路情報表10121から検索する。経路情報表10121は空行で区切られた情報までを1つの経路として保持しており、ここでは1行目から4行目が1つの経路、6行目から9行目までが1つの経路を示す。まず変数DEFを文字「=」で区切り、前部分の文字列を経路情報表10121の列と比較し、当該列から取得可能な値と変数DEFの後部分の文字列を比較し、該当する行を含む経路PATHを取得する。ここでは文字列「機器名」の列を検索し、該当する値「ルータ9004」を含む経路である6行目から9行目の経路を変数PATHに設定する。
【0051】
ユーザ情報作成部1006はステップ10063で、変数PATHに該当するオブジェクト構造体の情報をDDB管理部1003より取得する。ここでは変数PATHにおいて、図13の列「拠点名」「機器名」「ポート名」から取得可能な値に該当するオブジェクト構造体「ポート名=Ether0/0、機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」、「ポート名=Ether0/0、機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」、「ポート名=Serial2/2、機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」、「ポート名=Serial0/0、機器名=ルータ9004、拠点名=福岡支店」をDDB管理部1003より取得する。
【0052】
ユーザ情報作成部1006はステップ10064で、上記処理にて取得したオブジェクト構造体の上位層を辿っていき、該当するオブジェクト構造体を取得する。ここでは「ポート名=Ether0/0、機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」の上位層である「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」、「拠点名=東京本部」が、DDB管理部1003より取り込まれる。「ポート名=Ether0/0、機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」と「ポート名=Serial2/2、機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」の上位層である「機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」が、DDB管理部1003より取り込まれる。「ポート名=Serial0/0、機器名=ルータ9004、拠点名=福岡支店」の上位層である「機器名=ルータ9004、拠点名=福岡支店」、「拠点名=福岡支店」がDDB管理部1003より取り込まれる。
【0053】
ユーザ情報作成部1006はステップ10065で、上記処理にて取得したオブジェクト構造体からユーザ情報1013を作成する。まずオブジェクト構造体を端末部1015にてアイコン表示するための表示座標の計算を行う。ここでは機器アイコンの幅、高さを(30、30)、ポートアイコンの幅、高さを(10、10)として、例えば図18に示すように機器を接続順に横に並べ、当該機器が保有するポートをその機器に接する座標位置に配置する。次にこれら機器、ポートを保有する拠点の幅、高さを計算する。この場合、座標計算後に保有する機器、ポートを描画する際に必要となる幅、高さを拠点の幅、高さに設定する。
【0054】
例えば拠点「拠点名=東京本部」は機器「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」「機器名=ルータ9002、拠点名=東京本部」などを保有しており、これらを描画するために必要な幅、高さを拠点「拠点名=東京本部」に設定する。なおこれら表示座標、幅、高さはオブジェクト構造体10100の表示座標101005、幅高さ101006に設定する。
【0055】
次にこれらオブジェクト構造体1つ1つをXMLエレメント<comp>に変換し、ユーザ情報1013を作成する。例えばユーザ情報1013の2行目から4行目のエレメントはオブジェクト構造体「拠点名=東京本部」を示している。そして<comp>エレメントのname属性にはオブジェクト名を設定し、<position>エレメントのx、y属性には表示座標101005、w、h属性には幅高さ101006を設定する。なおvalue属性は当該オブジェクト構造体が拠点なら拠点名の値を、機器なら機器名の値を、ポートならポート名の値をそれぞれ設定する。そしてオブジェクト構造体の接続関係を接続オブジェクト名101004から取得し、<connection>エレメントを作成する。上記処理により、ユーザ情報1013が作成される。なおユーザ情報1013のファイル名が<topology>エレメントの属性filenameにて与えられる。
【0056】
以上の処理によりユーザ情報作成部1006は、DDB管理部1003に格納されたデータを変換してユーザ情報管理部1004に格納するユーザ情報1013を作成することを可能とする。
【0057】
以下、図15、16、17、18、19、20を用いて端末部1015がサーバ部1001から構成情報を取得し、GUI表示する処理の詳細について述べる。
【0058】
図15は端末部1015の構成情報取得部1014において、ユーザが要求する構成情報を検索表示する処理フローを示している。構成情報取得部1014はステップ101401で、例えば図16に示すGUI画面10141を表示し、ユーザが要求する構成情報を検索表示するための条件を指定可能とする。ここでは例えばCPU利用率Top3を検索表示する条件、または指定した機器を中心とした構成情報を検索表示する条件を指定することを可能とする。
【0059】
構成情報取得部1014はステップ101402で、ユーザがGUI画面10141にて入力した条件を解析し、適切な処理を行う。ここではCPU利用率Top3が条件として指定されたとする。なおこのとき入力条件DEFはGUI画面10141に含まれる入力フィールド101411に入力された、CPU利用率を取得する測定期間とする。
【0060】
構成情報取得部1014はステップ101403で、RDB管理部1002から入力条件DEFに該当する稼動情報の一覧を取得する。そこでRDB管理部1002に格納された稼動情報表1011からDEFの期間内のCPU利用率を取得し、CPU利用率の平均値が大きい順の機器に関する一覧情報を取得する。ここではTop3はルータ9004(平均60%)、サーバ9001(平均45%)、ルータ9002(平均34%)となる。
【0061】
構成情報取得部1014はステップ101404で、上記取得した一覧情報を表形式で図17に示すGUI画面10142に表示する。そして構成情報取得部1014はステップ101401に制御を戻し、ユーザからの条件入力待ち状態となる。
【0062】
以上の処理にてユーザは、例えば稼動情報に基づいた構成情報を表形式で参照可能となり、障害が発生する可能性の高い機器の情報を素早く参照することが可能となる。
【0063】
次にGUI画面10142の表101421より選択した機器に関する構成図を表示する処理について述べる。
【0064】
構成情報取得部1014はステップ101401で、入力条件DEFを取得する。ここではユーザが表101421から「ルータ9004」を選択し、構成図表示ボタン101422を押すことで、当該機器を中心とした構成図を表示する条件DEFがユーザによって指定されたとする。すると構成情報取得部1014はステップ101402で入力条件DEFを解析し、ステップ101405に処理の制御を移す。
【0065】
構成情報取得部1014はステップ101405で、ユーザ情報管理部1004から「ルータ9004」を中心としたユーザ情報1013(構成図情報)を取得する。なおユーザ情報1013は先ほど述べたユーザ情報作成部1006にて作成される。
【0066】
構成情報取得部1014はステップ101406及びステップ101407で、取得したユーザ情報1013を解析し、図18に示す構成図をGUI画面10143に表示する。ここではユーザ情報1013の<comp>エレメントから拠点や機器、ポートを示すアイコンの表示座標を記述した<position>エレメントを参照しつつ描画し、<connection>エレメントからポート同士の接続関係を参照して、アイコン間に実線を描画する。そして構成情報取得部1014はステップ101401に制御を戻し、ユーザからの条件入力待ち状態となる。以上の処理にてユーザは、例えば特定の機器名に基づいた構成図を参照することで、当該機器が及ぼす障害の影響範囲などをビジュアルに参照することが可能となる。
【0067】
次にGUI画面10143(図18)から指定した機器に関する管理情報を表示する処理について述べる。
【0068】
構成情報取得部1014はステップ101401で、入力条件DEFを取得する。ここではユーザが構成図(図18)から「ルータ9002」を選択し、管理情報表示ボタン101431を押すことで、当該機器に関する管理情報を表示する条件DEFがユーザによって指定されたとする。すると構成情報取得部1014はステップ101402で入力条件DEFを解析し、ステップ101408に処理の制御を移す。
【0069】
構成情報取得部1014はステップ101408で、DDB管理部1003から機器名「ルータ9002」に該当する管理情報を取得する。ここではDDB管理部1003に格納されたディレクトリ型構成情報1012を検索し、「機器名=ルータ9002」のオブジェクトに関する管理情報を取得する。
【0070】
構成情報取得部1014はステップ101409で、上記処理にて取得した管理情報を図19に示すようなGUI画面10144にて表示する。そして構成情報取得部1014はステップ101401に制御を戻し、ユーザからの条件入力待ち状態となる。以上の処理にてユーザは、例えば特定の機器名に関する管理情報を参照することで、障害復旧に必要な情報を素早くに参照することが可能となる。
【0071】
なお例えばGUI画面10142の管理情報表示ボタン101423を押すことでGUI画面10144を表示可能である。又、GUI画面10143の稼動情報表示ボタン101432を押すことで図20に示すGUI画面10145を表示可能である。GUI画面10145の構成図表示ボタン101451からGUI画面10143を、管理情報表示ボタン101452からGUI画面10144を表示可能である。つまり、構成情報取得部1014では一定の順序にとらわれないGUI画面の表示が可能である。
【0072】
GUI画面10143に示す構成図では、GUI画面10143にて例えばアイコンの配置を変更し、別途変更済みの構成図を参照したい場合がある。そこでGUI画面10143にて変更した情報を、ユーザ情報管理部1004を介してユーザ情報1013に反映することで、ユーザが別途変更されたユーザ情報1013を参照することを可能とする。以下当該機能を実現するユーザ情報管理部1004について図21、22、23を用いて説明する。
【0073】
図21はユーザ情報管理部1004の処理ステップを示している。ユーザ情報管理部1004はステップ10041でGUI画面10143(図18)の操作ログ情報を取得する。操作ログ情報とはGUI画面10143にてユーザが行った操作のログを記述したものである。例えばユーザがアイコンの表示位置をマウスドラッグにて変更する操作などがあげられる。
【0074】
図22はアイコンの表示位置を変更した際の操作ログ情報10043を示したものである。操作ログ情報10043はGUI画面10143にて操作が行われるたびに作成され、例えばXML形式にて記述される。操作ログ情報10043は1つの<update>エレメントに1回の操作に関する情報を含む。2行目から5行目の操作ログ情報では「機器名=サーバ9001、拠点名=東京本部」のアイコンのy座標が20に変更されたことを示す。なお<log>エレメントのfilename属性の値に、GUI画面10143が操作しているXMLファイル名が与えられる。
【0075】
ユーザ情報管理部1004はステップ10042で、操作ログ情報10043を解析して該当するユーザ情報を更新する。ユーザ情報管理部1004は操作ログ情報10043から、<log>エレメントの属性filenameの値を取得し、更新すべきユーザ情報1013を特定する。ここでは更新すべきユーザ情報1013はファイル名「user01.xml」となる。そして<update>エレメントを解析して、更新すべきユーザ情報1013を更新する。
【0076】
更新したユーザ情報10131を図23に示す。操作ログ情報10043の2行目から5行目の情報から、ユーザ情報1013の6行目のy=”10”をy=”20”に変更している。又、操作ログ情報10043の6行目から9行目の情報から、ユーザ情報1013の10行目のy=”15”をy=”25”に変更する。以上の処理にて端末部1015にて変更した情報をサーバ部1001が管理するユーザ情報に反映することが可能となり、ユーザは更新した情報を別途参照することが可能となる。
【0077】
以上に本発明の第1実施例によるネットワーク構成情報管理システムの構成例を示した。上記システムを構成するユーザ端末部1015は、以下の項目(i)〜(iii)の特徴を有するネットワーク構成情報表示装置として提供することも可能である。
【0078】
(i)複数の機器や回線などで構成されるネットワークの構成情報を管理するRDB管理部及びデータをディレクトリ形式にて保存したDDB管理部を備えたサーバから前記構成情報をユーザ情報として取得し、ユーザに対し提供するネットワーク構成情報表示装置において、前記表示装置は入力部、一覧表示部、構成図表示部、管理情報表示部、及び稼動情報表示部を有し、前記入力部は前記ユーザにより入力される入力条件を受け付け、前記一覧表示部は前記入力条件に基づき、前記RDB管理部から前記入力条件に該当する前記機器の稼動情報一覧を取得後表示し、前記構成図表示部は前記サーバが有するユーザ情報管理部から前記入力条件に該当するユーザ情報を取得後、オブジェクト間接続構成図を表示し、前記管理情報表示部は前記DDB管理部から前記入力条件に該当する前記機器の管理情報を取得後、該管理情報を表示することを特徴とするネットワーク構成情報表示装置。
【0079】
(ii)前記オブジェクト間接続構成図は前記ネットワークにおける各拠点、該各拠点に設けられている機器、及び該機器のポート間の接続関係を示した図であることを特徴とする、上記(i)に記載のネットワーク構成情報表示装置。
【0080】
(iii)前記ユーザ情報管理部は前記構成図表示部を介し、前記ユーザによる前記入力条件を操作ログ情報として取得し、前記操作ログ情報を解析後、該当するユーザ情報を更新し、前記稼動情報表示部は前記構成図表示部により表示された前記接続構成図を通して前記ユーザにより入力された前記入力条件に従い、接続機器の利用率を一覧にて表示することを特徴とする、上記(i)に記載のネットワーク構成情報表示装置。
【0081】
さらに、前述した本発明によるネットワーク構成情報管理システムは、以下の項目(a)から(g)の特徴を有するネットワーク構成情報管理システムとして提供することも出来る。
【0082】
(a)機器や回線などで構成されるネットワークの構成情報を管理するRDB管理部及びデータをディレクトリ形式にて保存したDDB管理部を備えたサーバ及びユーザ端末を備えたネットワーク構成情報管理システムにおいて、前記サーバは、さらにデータ変換部、ユーザ情報作成部及びユーザ情報管理部を備え、前記データ変換部は前記RDB管理部に格納された表形式のデータを変換し前記DDB管理部に前記ディレクトリ形式にて格納し、前記ユーザ情報作成部は前記DDB管理部に格納されたデータからユーザ情報を作成し、前記ユーザ情報管理部に格納し、前記ユーザ端末は前記ユーザ情報管理部から前記ユーザ情報を取得し、前記ユーザ端末を介して前記ユーザ情報を前記ユーザに提供する構成情報取得部を備えることを特徴とするネットワーク構成情報管理システム。
【0083】
(b)前記構成情報取得部はさらに前記RDB管理部に格納された前記表形式のデータ、前記DDB管理部に格納された前記ディレクトリ形式のデータ及び前記ユーザ情報の何れかを取得し、前記ユーザ端末を介し前記ユーザに提供することを特徴とする、上記(a)に記載のネットワーク構成情報管理システム。
【0084】
(c)前記RDB管理部は前記ネットワークを構成するオブジェクトである拠点、機器、ポートの管理情報、及びオブジェクト同士の接続情報を含み、前記データ変換部は前記RDB管理部に格納されたデータから前記オブジェクト同士の接続関係を作成し、従属関係を拠点、機器、ポートの順に作成することを特徴とする、上記(a)に記載のネットワーク構成情報管理システム。
【0085】
(d)前記データ変換部は上記拠点、機器、ポートの従属関係に基づいて前記オブジェクトのデータを前記DDB管理部に格納することを特徴とする、上記(c)に記載のネットワーク構成情報管理システム。
【0086】
(e)前記ユーザ情報作成部は前記DDB管理部に格納されたデータを取得して前記オブジェクトの表示座標を算出し、前記オブジェクトの従属関係、接続関係、前記表示座標を含む前記ユーザ情報を作成することを特徴とする、上記(d)に記載のネットワーク構成情報管理システム。
【0087】
(f)前記構成情報取得部は、さらに前記RDB管理部からオブジェクトの一覧を検索表示し、上記ユーザ情報を取得して構成図をアイコン表示し、前記アイコン表示された前記オブジェクトを選択すると、前記DDB管理部から前記オブジェクトの管理情報を検索表示することを特徴とする、上記(b)に記載のネットワーク構成情報管理システム。
【0088】
(g)前記ユーザ端末にて前記オブジェクトに関する情報を変更し、当該変更箇所を該当する前記ユーザ情報に反映することを特徴とする、上記(f)に記載のネットワーク構成情報管理システム。
【0089】
さらに、前述した本発明のネットワーク構成情報管理システムによる管理対象であるネットワークの構成情報を取得する方法として、以下の項目(I)から(VI)の特徴を備えるシステム構成情報取得方法を提供しうる。
【0090】
(I)複数の機器や回線などで構成されるネットワークの構成情報を管理するサーバ及びユーザが利用する端末が設けられ、前記サーバがRDB管理部と、DDB管理部とを備えるネットワーク構成情報管理システムにおいて、前記RDB管理部に格納された第1データを変換して前記DDB管理部に格納するステップと、前記DDB管理部に格納された第2データを変換してユーザ情報管理部に格納し、ユーザ情報を作成するステップとを含み、前記作成するステップにより作成された前記ユーザ情報を取得し、前記端末を介して前記ユーザに前記ユーザ情報を提供するステップとを含むことを特徴とするシステム構成情報取得方法。
【0091】
(II)前記第1データは前記ネットワークの拠点、該拠点に設けられる前記機器、及び前記機器が備えるポート情報を表形式で有し、前記システムはさらにデータ変換部及びユーザ情報作成部を備え、前記ユーザ情報管理部は前記第2データに基づき前記ユーザ情報を作成し管理することを特徴とする、上記(I)に記載のシステム構成情報取得方法。
【0092】
(III)前記格納するステップにおいて、さらに前記データ変換部は前記RDB管理部が有する前記第1データを読み込み、オブジェクト表を作成するステップと、前記オブジェクト表のデータを読み込み、オブジェクト構造体を作成するステップと、前記DDB管理部に前記オブジェクト構造体の情報を格納するステップとを含むことを特徴とする、上記(II)に記載のシステム構成情報取得方法。
【0093】
(IV)前記オブジェクト表は前記ネットワークの拠点、機器、ポートを表形式で示し、前記オブジェクト構造体は、オブジェクト名、属性値、従属オブジェクト名、接続オブジェクト名、表示座標、及び該表示座標に関係した幅、高さの値を含む構造体であり、前記属性値、従属オブジェクト名、接続オブジェクト名は前記拠点、機器、ポートの従属関係及び接続先オブジェクトを示した値であり、前記表示座標及び幅、高さは前記端末に前記ユーザ情報を表示する際の表示位置を示すパラメータであることを特徴とする、上記(III)に記載のシステム構成情報取得方法。
【0094】
(V)前記第2データは前記データ変換部を介し変換された前記第1データをディレクトリ形式にて前記DDB管理部に格納したデータであり、前記作成するステップにおいて、さらに前記ユーザ情報を作成する為の条件を入力し、前記機器を経由する前記ネットワークの経路を前記DDB管理部が有する経路情報表から検索し、前記経路に該当する情報を前記DDB管理部から取得するステップを含むことを特徴とする、上記(II)に記載のシステム構成情報取得方法。
【0095】
(VI)前記作成するステップにおいて、さらに前記端末を介して前記ユーザが操作ログを入力し、前記ユーザ情報管理部が前記操作ログを解析し、該当する前記ユーザ情報を更新するステップを含むことを特徴とする、上記(V)に記載のシステム構成情報取得方法。
【0096】
(VII)前記提供するステップは、前記ユーザにより入力された入力条件に従い、前記機器の稼動情報、前記ネットワークの拠点間の接続機器構成図、或いは該接続機器の管理情報の何れかを一覧にて表示するステップを含むことを特徴とする、上記(I)に記載のシステム構成情報取得方法。
【0097】
しかも、先述した本発明の第1実施例によるネットワーク構成情報管理システムを利用し当該ユーザ情報を取得し、上記ユーザ端末部を介してユーザに提供する方法として、以下の項目(1)から(7)の特徴を有するネットワーク構成情報提供サービス方法を提供することも可能である。
【0098】
(1)複数の機器や回線などで構成されるネットワークの構成情報を管理するサーバから前記構成情報をユーザ情報として取得し、ユーザ端末を介してユーザに対し提供するネットワーク構成情報提供サービス方法において、前記ユーザは前記ユーザ端末が有する入力画面を通して入力条件を入力するステップと、前記入力条件に基づき、前記ユーザ端末は前記ユーザが要求する前記構成情報を検索するステップと、前記検索結果に従い、前記構成情報を前記機器の稼動情報の一覧、オブジェクト間接続構成図、或いは前記機器の管理情報として前記ユーザ端末に表示するステップとを含むことを特徴とするネットワーク構成情報提供サービス方法。
【0099】
(2)前記構成情報は前記ネットワークに接続されている前記機器の稼動情報、前記ユーザ情報に含まれる前記機器の接続構成情報、前記機器の管理情報の内何れか1つを含み、前記オブジェクト間接続構成図は前記ネットワークにおける各拠点、該各拠点に備わる前記機器、及び前記機器のポート間の接続関係を示す図であることを特徴とする、上記(1)に記載のネットワーク構成情報提供サービス方法。
【0100】
(3)前記入力条件は前記ネットワークに接続される前記機器の内、CPU利用率の平均値が大きい機器及び該CPU利用率を取得する測定期間、或いは前記ネットワーク内の指定した機器を中心とした前記構成情報であることを特徴とする、上記(2)に記載のネットワーク構成情報提供サービス方法。
【0101】
(4)前記検索するステップにおいて、前記ユーザ端末は前記ユーザが要求する前記ネットワークを構成する拠点、前記機器及び前記機器のポートの情報を検索することを特徴とする、上記(1)に記載のネットワーク構成情報提供サービス方法。
【0102】
(5)前記機器の稼動情報は前記ネットワークに接続される前記機器毎の前記測定期間における平均CPU利用率を表しており、前記機器の接続構成情報は前記ネットワークを構成する各拠点、該各拠点内の前記機器及び前記機器のポートの接続情報であり、前記機器の管理情報は前記機器毎の管理者を示す情報であることを特徴とする、上記(3)に記載のネットワーク構成情報提供サービス方法。
【0103】
(6)前記ユーザ端末は、構成図表示部を備え、前記表示するステップにおいて、前記機器の接続構成情報が前記構成図表示部により表示される前記端末画面を通した前記ユーザによる入力に基づき、前記測定期間における任意の測定日毎の前記CPU利用率を表示しうることを特徴とする、上記(3)に記載のネットワーク構成情報提供サービス方法。
【0104】
(7)前記機器の接続構成情報が表示される前記端末画面を使用した前記ユーザによる指定の入力に基づき、前記サーバが有するユーザ情報管理部は前記ユーザの操作ログ情報を取得し、該操作ログ情報を解析後、該当するユーザ情報を更新することを特徴とする、上記(6)に記載のネットワーク構成情報提供サービス方法。
【0105】
【発明の効果】
本発明によれば、用途に適した構成情報の管理を1つのシステムで提供することにより、利用者は構成情報を様々な視点で効率よく参照することが可能となる。これにより利用者の負担を増大させることなく、迅速な障害復旧を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の、拠点に関する管理情報を格納した拠点表を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例の、機器に関する管理情報を格納した機器表を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例の、ポートに関する管理情報を格納したポート表を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例の、ポート同士の接続情報を格納した接続表を示す図である。
【図6】本発明の第1実施例の、機器のCPU利用率に関する稼動情報を格納した稼動情報表を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例の、データ変換部の処理フローを示す図である。
【図8】本発明の第1実施例の、拠点表、機器表、ポート表を結合した表を示す図である。
【図9】本発明の第1実施例の、データ変換部におけるオブジェクト構造体作成の処理フローを示す図である。
【図10】本発明の第1実施例の、拠点、機器、ポートなどのオブジェクトに関する情報を格納するオブジェクト構造体を示す図である。
【図11】本発明の第1実施例の、DDB管理部およびDDB管理部に格納したデータを示す図である。
【図12】本発明の第1実施例の、ユーザ情報作成部の処理フローを示す図である。
【図13】本発明の第1実施例の、経路情報を記述した経路情報表を示す図である。
【図14】本発明の第1実施例の、ユーザ情報作成部にて作成されたユーザ情報を示す図である。
【図15】本発明の第1実施例の、構成情報取得部の処理フローを示す図である。
【図16】本発明の第1実施例の、構成情報を取得する形式を選択するためのGUI画面の例を示す図である。
【図17】本発明の第1実施例の、CPU利用率の多い機器一覧表を表示したGUI画面の例を示す図である。
【図18】本発明の第1実施例の、構成図をアイコン表示したGUI画面の例を示す図である。
【図19】本発明の第1実施例の、オブジェクトに関する管理情報を表示したGUI画面の例を示す図である。
【図20】本発明の第1実施例の、オブジェクトに関する稼動情報一覧表を表示したGUI画面の例を示す図である。
【図21】本発明の第1実施例の、ユーザ情報管理部がユーザ情報を更新するための処理フローを示す図である。
【図22】本発明の第1実施例の、ユーザ情報を更新するための操作ログ情報の例を示す図である。
【図23】本発明の第1実施例の、ユーザ情報管理部によって更新されたユーザ情報の例を示す図である。
【符号の説明】
1000…管理対象ネットワーク、1001…サーバ、1002…RDB管理部、1003…DDB管理部、1004…ユーザ情報管理部、1005…データ変換部、1006…ユーザ情報作成部、1007…拠点表、1008…機器表、1009…ポート表、1010…接続表、1011…稼動情報表、1012…ディレクトリ型構成情報、1013…ユーザ情報、1014…構成情報取得部、1015…端末部、10001…オブジェクト表、10100…オブジェクト構造体、10121…経路情報表、10141…GUI画面、10142…GUI画面、10143…GUI画面、10144…GUI画面、10145…GUI画面、10043…操作ログ情報、10131…ユーザ情報。
Claims (11)
- 複数の機器と回線で構成されるネットワークの構成情報を管理するサーバ及びユーザが利用する端末が設けられ、前記サーバがRDB管理部と、DDB管理部とを備えるネットワーク構成情報管理システムにおいて、
前記RDB管理部に格納された第1データを変換して前記DDB管理部に格納するステップと、
前記DDB管理部に格納された第2データを変換してユーザ情報管理部に格納し、ユーザ情報を作成するステップと、
前記作成するステップにより作成された前記ユーザ情報を取得し、前記端末を介して前記ユーザに前記ユーザ情報を提供するステップと、を含む
ことを特徴とするシステム構成情報取得方法。 - 複数の機器と回線で構成されるネットワークの構成情報を管理するRDB管理部及びデータをディレクトリ形式にて保存したDDB管理部を備えたサーバ及びユーザ端末を備えたネットワーク構成情報管理システムにおいて、
前記サーバは、さらにデータ変換部、ユーザ情報作成部及びユーザ情報管理部を備え、
前記データ変換部は、前記RDB管理部に格納された表形式のデータを変換して前記DDB管理部に前記ディレクトリ形式にて格納し、
前記ユーザ情報作成部は、前記DDB管理部に格納されたデータからユーザ情報を作成し、前記ユーザ情報管理部に格納し、
前記ユーザ端末は、前記ユーザ情報管理部から前記ユーザ情報を取得し、前記ユーザ端末を介して前記ユーザ情報を前記ユーザに提供する構成情報取得部を備える
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理システム。 - 請求項2記載のネットワーク構成情報管理システムにおいて、
前記構成情報取得部は、さらに前記RDB管理部に格納された前記表形式のデータ、前記DDB管理部に格納された前記ディレクトリ形式のデータ及び前記ユーザ情報の何れかを取得し、前記ユーザ端末を介し前記ユーザに提供する
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理システム。 - 請求項2記載のネットワーク構成情報管理システムにおいて、
前記RDB管理部は、前記ネットワークを構成するオブジェクトである拠点、機器、ポートの管理情報、及びオブジェクト同士の接続情報を含み、
前記データ変換部は、前記RDB管理部に格納されたデータから前記オブジェクト同士の接続関係を作成し、従属関係を拠点、機器、ポートの順に作成する
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理システム。 - 請求項4記載のネットワーク構成情報管理システムにおいて、
前記データ変換部は、上記拠点、機器、ポートの従属関係に基づいて前記オブジェクトのデータを前記DDB管理部に格納する
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理システム。 - 請求項5記載のネットワーク構成情報管理システムにおいて、
前記ユーザ情報作成部は、前記DDB管理部に格納されたデータを取得して前記オブジェクトの表示座標を算出し、前記オブジェクトの従属関係、接続関係、前記表示座標を含む前記ユーザ情報を作成する
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理システム。 - 請求項3記載のネットワーク構成情報管理システムにおいて、
前記構成情報取得部は、さらに前記RDB管理部からオブジェクトの一覧を検索表示し、上記ユーザ情報を取得して構成図をアイコン表示し、前記アイコン表示された前記オブジェクトを選択すると、前記DDB管理部から前記オブジェクトの管理情報を検索表示する
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理システム。 - 請求項7記載のネットワーク構成情報管理システムにおいて、
前記ユーザ端末にて前記オブジェクトに関する情報を変更し、当該変更箇所を該当する前記ユーザ情報に反映する
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理システム。 - 複数の機器と回線で構成されるネットワークの構成情報を管理するRDB管理部及びデータをディレクトリ形式にて保存したDDB管理部を備えたサーバから前記構成情報をユーザ情報として取得し、ユーザに対し提供するネットワーク構成情報表示装置において、
前記表示装置は、入力部、一覧表示部、構成図表示部、管理情報表示部、及び稼動情報表示部を有し、
前記入力部は、前記ユーザにより入力される入力条件を受け付け、
前記一覧表示部は、前記入力条件に基づき、前記RDB管理部から前記入力条件に該当する前記機器の稼動情報一覧を取得後表示し、
前記構成図表示部は、前記サーバが有するユーザ情報管理部から前記入力条件に該当するユーザ情報を取得後、オブジェクト間接続構成図を表示し、
前記管理情報表示部は、前記DDB管理部から前記入力条件に該当する前記機器の管理情報を取得後、該管理情報を表示する
ことを特徴とするネットワーク構成情報表示装置。 - 請求項9記載のネットワーク構成情報表示装置において、
前記オブジェクト間接続構成図は、前記ネットワークにおける各拠点、該各拠点に設けられている機器、及び該機器のポート間の接続関係を示した図である
ことを特徴とするネットワーク構成情報表示装置。 - 請求項9記載のネットワーク構成情報表示装置において、
前記ユーザ情報管理部は、前記構成図表示部を介し、前記ユーザによる前記入力条件を操作ログ情報として取得し、前記操作ログ情報を解析後、該当するユーザ情報を更新し、
前記稼動情報表示部は、前記構成図表示部により表示された前記接続構成図を通して前記ユーザにより入力された前記入力条件に従い、接続機器の利用率を一覧にて表示する
ことを特徴とするネットワーク構成情報表示装置。
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