JP3884180B2 - Optical disk device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ディスクに対してデータを記録したり、上記光ディスクに記録されているデータを再生する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、大容量記録媒体の光ディスクとして、ディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)が開発され、この光ディスクにデータを記録したり、この光ディスクに記録されているデータを再生する記録再生を行う光ディスク装置が開発されている。
【0003】
このような光ディスク装置では、マーク長記録(マークエッジ記録)方式によるピットが形成されて、チャネルデータの記録が行われるようになっている。
【0004】
上記した光ディスク装置内の再生回路においては、光学ヘッドの検出器からの再生信号(増幅後)をコンパレータで2値化し、この2値化信号を積分した信号をコンパレータの基準値としてフィードバックすることにより、常に2値化信号のハイレべルの時間とローレベルの時間が常に一定となるように、スライスレべル制御を行っている。
【0005】
この再生回路では、DSV(Digital Sum Value:summed by letting bit 1 be +1 and bit 0 be −1)が0であることを前提として行い、DSV0となるデータパターンが連続する場合は精度よく再生が行える。
【0006】
ところが、DVDフォーマットでは、ある特殊なデータパターンの場合に、
DSVが「0」とならず、DSVがデータ時間とともに単調増加、もしくは単調減少となることがあり、データが正しく再生できないことがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、特殊なデータパターンの再生時に、データが正しく再生できないことがあるという欠点を除去するもので、特殊なデータパターンの再生時に、データが正しく再生できる光ディスク装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の光ディスク装置は、光ディスクに記録されているデータを再生する光ディスク装置において、上記光ディスクからの再生信号を出力する光学ヘッドと、前記再生信号を第1のスライスレベルと比較して第1の矩形波信号に変換して出力し、非リセット時は前記第1のスライスレベルは前記第1の矩形波信号を用いて生成している第1の2値化回路と、前記再生信号を第2のスライスレベルと比較して第2の矩形波信号に変換して出力し、非リセット時は前記第2のスライスレベルは前記第2の矩形波信号を用いて生成している第2の2値化回路と、前記第1の2値化回路から出力される矩形波信号または前記第2の2値化回路から出力される矩形波信号のいずれか一方が、選択的に入力され、前記矩形波信号のエッジ検知信号を得るエッジ検知手段と、このエッジ検知手段からのエッジ検知信号と再生用のクロックとの位相差に応じてパルスの幅が変わる位相差検知信号を得るとともに、前記再生用のクロックを生成する生成手段と、前記生成手段により生成される前記再生用のクロックに基づいて、上記エッジ検知手段からのエッジ検知信号を再生データに復調する復調手段と、前記生成手段からの前記位相差検知信号のパルス幅が所定値以上となった際に、位相差異常検知信号を得る位相差変動量検知回路と、前記位相差変動量検知回路から前記位相差異常検知信号が得られているときに、前記第2の2値化回路の第2のスライスレベルに対して、前記位相差検知信号を加えるリセット手段と、前記位相差変動量検知回路から前記位相差異常検知信号が得られたときに、前記第1の2値化回路の第1のスライスレベルを所定の同期信号タイミングで固定時間リセットするリセット手段と、リトライ時に、前記エッジ検出手段に対して、前記第2の2値化回路からの第2の矩形波信号を選択して供給する手段とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態の光ディスク装置を説明する。
【0011】
図1は、光ディスク装置を示すものである。この光ディスク装置は、光ディスク(DVD−RAM)1へのデータの記録及びこの光ディスク1からデータを再生するものである。
【0012】
この光ディスク装置は、DVD−RAMのみならず他のDVDディスクやCDディスクからもデータの読み出しが可能で、書換可能なDVDディスクに対してデータの書き込みが可能な装置として構成されている。
【0013】
したがって、光ピックアップ2は、DVD用の対物レンズ3及びCD用の対物レンズ4を有している。光ピックアップ2内には、DVD用の対物レンズ3及びCD用の対物レンズ4に対応してDVD用及びCD用の半導体レーザユニット(図示せず)が設けられ、装填された光ディスク1がDVDディスク或いはCDディスクかに応じてこの半導体レーザユニットの一方が選択され、レーザ制御ユニット5によって付勢され、それぞれ対応する波長のレーザビームを発生する。DVD用及びCD用の半導体レーザユニットのいずれかが選択されて付勢されると、光ディスク1に対応するレーザビームが対応する対物レンズ3、4に向けられ、この対物レンズ3、4によって光ディスク1に収束される。この収束されたレーザビームで光ディスク1にデータが書き込まれ、或いは、再生される。
【0014】
レーザ制御ユニット5は、DVDデータ処理ユニット6によってその設定がセットされるが、その設定は、再生信号を得る再生モード、データを記録する記録モード及びデータを消去する消去モード並びにDVDディスクに対するデータ処理を実行するDVDモード及びCDディスクに対するデータ処理を実行するCDモードで異なっている。即ち、DVDモードでは、DVD用の半導体レーザユニットが選択されて付勢され、また、CDモードでは、CD用の半導体レーザユニットが選択されて付勢される。DVD用或いはCD用のレーザビームは、再生モード、記録モード及び消去モードの3つのモードでそれぞれ異なるレベルのパワーを有し、そのモードに対応したパワーのレーザビームが発生されるように半導体レーザユニットがレーザ制御ユニット5によって付勢される。
【0015】
DVD用の対物レンズ3及びCD用の対物レンズ4に対向してDVDディスク1或いはCDディスクが配置されるように、このDVDディスク或いはCDディスクは、直接或いはディスクカートリッジ1aに収納されてトレー7によって装置内に搬送される。このトレー7を駆動する為のトレーモータ8が装置内に設けられている。また、装填されたDVDディスク1或いはCDディスクは、スタンパ9によって回転可能にスピンドルモータ10上に保持され、このスピンドルモータ10によって回転される。
【0016】
光ピックアップ2は、送りモータ11によって駆動される送り機構(図示せず)上に載置され、この送り機構によって光ディスク1の半径方向に移動される。
【0017】
光ピックアップ2は、その内にレーザビームを検出する光検出器(図示せず)を有している。この光検出器は、光ディスク1で反射されて対物レンズ3、4を介して戻されたレーザビームを検出している。光検出器からの検出信号(電流信号)は、電流/電圧変換器(I/V)12で電圧信号に変換され、この信号は、リファレンスアンプ(RFアンプ)13及びサーボアンプ14に供給される。リファレンスアンプ13からは、後述するヘッダ部51のデータの再生用としてのトラッキングエラー信号と記録領域58のデータの再生用としての加算信号がDVDデータ処理ユニット6に出力される。サーボアンプ14からのサーボ信号(トラックエラー信号、フォーカス信号)は、DVDモードでは、DVDサーボシーク制御ユニット15に出力され、CDモードでは、CDサーボシーク制御並びにCDデータ処理ユニット16に出力される。
【0018】
フォーカスずれ量を光学的に検出する方法としては、たとえば次のようなものがある。
【0019】
[非点収差法] 光ディスク1の光反射膜または光反射性記録膜で反射されたレーザ光の検出光路に非点収差を発生させる光学素子(図示せず)を配置し、光検出器上に照射されるレーザ光の形状変化を検出する方法である。光検出領域は対角線状に4分割されている。各検出領域から得られる検出信号に対し、DVDサーボシーク制御ユニット15内で対角和間の差を取ってフォーカスエラー検出信号(フォーカス信号)を得る。
【0020】
[ナイフエッジ法] 光ディスク1で反射されたレーザ光に対して非対称に一部を遮光するナイフエッジを配置する方法である。光検出領域は2分割され、各検出領域から得られる検出信号間の差を取ってフォーカスエラー検出信号を得る。
【0021】
通常、上記非点収差法あるいはナイフエッジ法のいずれかが採用される。
【0022】
光ディスク1はスパイラル状または同心円状のトラックを有し、トラック上に情報が記録される。このトラックに沿って集光スポットをトレースさせて情報の再生または記録/消去を行う。安定して集光スポットをトラックに沿ってトレースさせるため、トラックと集光スポットの相対的位置ずれを光学的に検出する必要がある。
【0023】
トラックずれ検出方法としては一般に、次の方法が用いられている。
【0024】
[位相差検出(Differential Phase Detection)法] 光ディスク1の光反射膜または光反射性記録膜で反射されたレーザ光の光検出器上での強度分布変化を検出する。光検出領域は対角線上に4分割されている。各検出領域から得られる検出信号に対し、DVDサーボシーク制御ユニット15内で対角和間の差を取ってトラックエラー検出信号(トラッキング信号)を得る。
【0025】
[プッシュプル(Push-Pull)法] 光ディスク1で反射されたレーザ光の光 検出器上での強度分布変化を検出する。光検出領域は2分割され、各検出領域から得られる検出信号間の差を取ってトラックエラー検出信号を得る。
【0026】
[ツインスポット(Twin-Spot)法] 半導体レーザ素子と光ディスク1間の 送光系に回折素子などを配置して光を複数に波面分割し、光ディスク1上に照射する±1次回折光の反射光量変化を検出する。再生信号検出用の光検出領域とは別に+1次回折光の反射光量と−1次回折光の反射光量を個々に検出する光検出領域を配置し、それぞれの検出信号の差を取ってトラックエラー検出信号を得る。
【0027】
DVDモードでは、DVDサーボシーク制御ユニット15からフォーカス信号、トラッキング信号及び送り信号がフォーカス及びトラッキングアクチュエータドライバ並びに送りモータドライバ17に送られ、このドライバ17によって対物レンズ3、4がフォーカスサーボ制御され、また、トラッキングサーボ制御される。
【0028】
更に、アクセス信号に応じてドライバ17から付勢信号が送りモータ11に供給され光ピックアップ2が搬送制御される。
【0029】
このDVDサーボシーク制御ユニット15は、DVDデータ処理ユニット6によって制御される。例えば、DVDデータ処理ユニット6からアクセス信号がDVDサーボシーク制御ユニット15に供給されて送り信号が生成される。
【0030】
また、DVDデータ処理ユニット6からの制御信号でスピンドルモータドライバ18及びトレーモータドライバ19が制御され、スピンドルモータ10及びトレーモータ8が付勢され、スピンドルモータ10が所定回転数で回転され、トレーモータ8がトレーを適切に制御することとなる。
【0031】
DVDデータ処理ユニット6に供給されたヘッダ部(後述する)のデータに対応する再生信号は、後述するCPU25に供給される。これにより、上記CPU25は、その再生信号によりヘッダ部のアドレスとしてのセクタ番号を判断し、アクセスする(データを記録するあるいは記録されているデータを再生する)アドレスとしてのセクタ番号との比較を行うようになっている。
【0032】
DVDデータ処理ユニット6に供給された記録領域(後述する)のデータに対応する再生信号は、RAM20に必要なデータが格納され、再生信号がこのDVDデータ処理ユニット6で処理されてバッファとしてのRAM21を有するSCSIインタフェース制御部並びにCD−ROMデコーダ22に供給され、SCSIを介して他の装置、例えば、パーソナルコンピュータに再生処理信号が供給される。
【0033】
CDモードでは、CDサーボシーク制御並びにCDデータ処理ユニット16からフォーカス信号、トラッキング信号及び送り信号がフォーカス及びトラッキングアクチュエータドライバ並びに送りモータドライバ17に送られ、このドライバ17によって対物レンズ3、4がフォーカスサーボ制御され、また、
トラッキングサーボ制御される。
【0034】
更に、アクセス信号に応じてドライバ17から付勢信号が送りモータ11に供給され光ピックアップ2が搬送制御される。このCDサーボシーク制御並びにCDデータ処理ユニット16からの制御信号でスピンドルモータドライバ18及びトレーモータドライバ19が制御され、スピンドルモータ10が付勢され、スピンドルモータ10が所定回転数で回転されることとなる。CDデータ処理ユニット16に供給された再生信号は、この処理ユニット16で処理されてCDデータ出力アンプ23を介して出力される。
【0035】
図1に示す各部は、ROM24に格納された手順に従って、CPU25によって制御される。RAM26はCPU25のメモリとして用いられる。
【0036】
次に、上記作成されたDVD−RAMの光ディスク1の構造について説明する。
【0037】
上記光ディスク1は、例えば厚さ0.6mmのポリカーボネイトあるいはアクリル等の透明樹脂からなる円盤状基板、相変化形の記録膜、反射膜、保護膜および張り合わせのためのシートや接着剤から構成される。透明基板に凹凸形状で溝やヘッダ情報を記録し、凹凸面に記録膜などを成膜したのち凹凸面どうしを張り合わせ、両面において記録再生が可能な構成とする。
【0038】
上記光ディスク1は、図2に示すように、あらかじめトラッキング用のウォブルされているグルーブとトラックアドレス等を示すプリピット(エンボスピット)列からなるヘッダ部から構成されている。
【0039】
すなわち、データ記録時の基準となる信号を得るため、トラッキング用のグルーブを一定周期でウォブルさせている。この時、ヘッダ部とトラッキング用のグルーブを一定周期でウォブルさせる信号の位相は概略合うようにする。
【0040】
上記光ディスク1では、セクタ単位にデータの記録、再生が行われるようになっている。
【0041】
上記1セクタごとのフォーマットが、図3に示されている。
【0042】
図3において、1セクタは、ヘッダ領域(ヘッダ部に対応)27、ミラー領域28、記録領域29から構成されている。
【0043】
上記セクタに記録されるチャネルビットは、8ビットのデータを16ビットのチャネルビットに8−16コード変調された形式になっている。
【0044】
ヘッダ領域27は、光ディスク1を製造する際に所定のデータが記録されているエリアである。このヘッダ領域27は、4つのヘッダ1領域、ヘッダ2領域、ヘッダ3領域、ヘッダ4領域により構成されている。
【0045】
ヘッダ1領域〜ヘッダ4領域は、同期コード部VFO(Variable Frequency Oscillator )、アドレスマークAM(Address Mark)、アドレス部PID(Position Identifier )、誤り検知コードIED(ID Error Detection Code)、ポストアンブルPA(Postambles)により構成されている。
【0046】
ミラー領域28は、トラッキングエラー信号のオフセット補正、ランド/グルーブ切り替え信号のタイミング発生等に利用される。
【0047】
記録領域29は、ギャップ領域、ガード1領域、VFO3領域、プレ−シンクロナスコード(PS)領域、データ領域、ポストアンブル3(PA3)領域、ガード2領域、およびバッファ領域により構成されている。
【0048】
データ領域は、データID、データIDエラー訂正コードIED(Data ID Error Detection Code)、同期コード、ECC(Error Correction Code )、EDC(Error Detection Code)、ユーザデータ等から構成される領域である。
【0049】
各セクタは、図4に示すように、第0フレームから第25フレームの26個のフレームから構成され、各フレームごとに付与されている同期コード(フレーム同期信号)が、フレーム番号を特定するための特定コードと、各フレーム共通の共通コードとから構成されている。
【0050】
上記DVDデータ処理ユニット6内には、図1に示すように、RFアンプ13からの再生信号により光ディスク1に記録されているデータを再生するデータ再生回路30が設けられている。
【0051】
このデータ再生回路30は、図5に示すように、2値化回路31、32、切換回路33、PLL回路34、シフトレジスタ35、復調回路36、同期コード検知回路37、位相差変動量検知回路38、切換信号生成回路39により構成されている。
【0052】
2値化回路31は、RFアンプ13からの加算信号の波形を図示しない波形等化回路により波形等化された再生RF信号を2値化し8−16信号を得るものであり、DSV(Digital Sum Value)が0、すなわち積分した期間で2値化信号のハイレベルとローレベルの時間が等しくなるように2値化のスライスレベルを変化させ、入力信号の変動に追従させて2値化するものである。
【0053】
この2値化回路31は、切換信号生成回路39からのリセット信号(切換信号)によりリセットされることにより(リセット機能)、スライスレベル(2値化レベル)が初期値に設定され、このスライスレベルが発散しないようにするものである。切換信号生成回路39からのリセット信号は、PLL回路34の位相差変動量が所定値を超えた異常の検知時でかつ次の同期用コードが検知されるタイミングで供給されるものであり、このタイミングでリセット機能が働くようになっている。
【0054】
2値化回路32は、2値化回路31に並列に設けられ、RFアンプ13からの加算信号の波形を図示しない波形等化回路により波形等化された再生RF信号をPLLの位相差に基づいて2値化するものであり、PLLループがほぼ正しく動作している状態で、PLLループより十分遅いデータ信号の変動に対してチャージ信号とディスチャージ信号のアンバランスを2値化のレベルにフィードバックすることにより、正しい2値化データを生成するものである。実際には、2値化回路31による2値化信号を切る直前と同じスライスレベルで2値化を初め、この値(スライスレベル)に対して位相差変動量をフィードバックして(加算して)いくようになっている。
【0055】
これにより、PLLで追いかけきれない広範囲でかつ周波数の低いゆらぎに追従させるものである。
【0056】
上記2値化回路32は、PLL回路34の位相差変動量が2値化のスライスレベルにフィードバックされるものである。この方式では、安定点を幾つか持つため、常には使えないが、あらかじめほぼ安定点となっている、DSVによる2値化でPLL回路34によるPLLがほぼ正常に動いている時に有効となるものである。
【0057】
上記2値化回路32は、2値化回路31をリセット機能によりリセットしても再生ができなかった時のリトライを行う際に、用いられるものであり、位相差の量にかかわらず、次のセクタの初めの同期用コードが検知されるタイミング、つまりデータの初めのタイミングで2値化が行われるようになっている。
【0058】
上記2値化回路31からの2値化出力と上記2値化回路32からの2値化出力は、切換回路33を介してPLL回路34へ供給される。
【0059】
上記切換回路33は、切換信号生成回路39からの切換信号により、上記2値化回路31からの2値化出力をPLL回路34へ出力するか、あるいは2値化回路32からの2値化出力をPLL回路34へ出力するかを切り換えるものである。
【0060】
上記PLL回路34は、上記2値化回路31あるいは2値化回路32からの2値化出力に同期したPLLクロックとしてのチャネルクロックとチャネルデータとを生成するものである。PLL回路34から出力されるチャネルクロックはシフトレジスタ35、復調回路36、および同期コード検知回路37に供給され、チャネルデータはシフトレジスタ35に供給され、後述するローパスフィルタからの位相差検知信号は位相差変動量検知回路38に供給される。
【0061】
上記シフトレジスタ35は、供給されるチャネルデータを16ビットのパラレルデータに変換して出力する。このシフトレジスタ35からの16ビットのチャネルデータは、復調回路36、および同期コード検知回路37に供給される。
【0062】
上記復調回路36は、図示しない語境界カウンタからの語境界信号が供給された際のシフトレジスタ35からの16ビットのアドレスデータに対応したアドレスに記憶されているデータをROM出力データとして出力する復調ROM(図示しない)と、この復調ROMからのROM出力データとしての復調データをPLL回路34からのチャネルクロックを分周して作成したデータクロックに応じて、シリアルに変換して出力するパラレル−シリアル変換部(図示しない)などから構成されている。
【0063】
このROM出力データは、上記アドレスデータに対応したあらかじめ定められているたとえば(8、16)符号変換規則に基づいて、つまり16ビットのチャネルビットを8ビットのデータに復調されるデータである。
【0064】
同期コード検知回路37は、バイトカウンタと比較器により構成され、CPU25からのヘッダ検知信号を基準にバイト数をカウントし、このカウント値に応じてデータ領域に対応している間、PLL回路34からのチャネルクロックが供給されるごとに、シフトレジスタ35からの16ビットのチャネルデータと16ビットの同期コードパターン(共通コードのパターン)とが一致するか否かを比較し、一致した際に、同期コード検知信号をCPU25へ出力するものである。
【0065】
位相差変動量検知回路38は、PLL回路34内のローパスフィルタ(後述する)からの位相差検知信号に基づいて、位相差検知信号の幅が所定値以上となった際に、位相差異常検知信号を切換信号生成回路39へ出力するものである。
【0066】
切換信号生成回路39は、CPU24からの制御信号に基づいて、2値化回路31にリセット信号としての切換信号を出力したり、切換スイッチ33に切換信号を出力するものである。
【0067】
たとえば、2値化回路31へのリセット信号は、PLL回路34の位相差変動量が所定値を超えた異常の検知時で、かつ次の同期用コードが検知されるタイミングで出力されるものであり、つまり位相差変動量検知回路38から位相差異常検知信号が供給され、CPU24からの同期コード検知タイミング信号に対応する制御信号が供給されるタイミングで出力されるものである。このリセット信号が出力される時間は、固定時間となっている。
【0068】
また、切換スイッチ33への切換信号は、2値化回路31をリセット機能によりリセットしても再生ができなかった時のリトライを行う際に、CPU24からの次のセクタの初めの同期用コードが検知されるタイミング信号に対応する制御信号、つまりデータの初めのタイミング信号に対応する制御信号が供給されるタイミングで出力されるものである。
【0069】
上記2値化回路31は、RFアンプ13からの再生信号に対して、2値化の初期レベルに比較器からローパスフィルタを介してフィードバックされる信号を加算した値をスライスレベルとして2値化を行い、ローパスフィルタと加算部との間にリセット用のスイッチが設けられた構成となっている。
【0070】
実際には、図1に示すように、コンパレータ41、チャージポンプ42、切換スイッチ43、44、インバータ45、コンデンサ46、バッファ47により構成されている。
【0071】
これにより、リセット信号がローレベルの際には、切換スイッチ43がクローズで切換スイッチ44がオープンとなっており、コンパレータ41からの2値化信号がチャージポンプ42および切換スイッチ43を介してコンデンサ46へ供給されることにより、2値化の初期レベルVrefにコンパレータ41からの2値化信号を加算した値をスライスレベルとしてバッファ47を介してコンパレータ41の反転入力端に供給される。
【0072】
また、リセット信号がハイレベルの際(リセット時)には、切換スイッチ43がオープンで切換スイッチ44がクローズとなっており、2値化の初期レベルVrefの値をスライスレベルとしてバッファ47を介してコンパレータ41の反転入力端に供給される。
【0073】
上記2値化回路32は、位相差異常検知信号が供給されていない際には、RFアンプ13からの再生信号に対して、2値化の初期レベルに比較器からローパスフィルタを介してフィードバックされる信号を加算した値をスライスレベルとして2値化を行い、位相差異常検知信号が供給されていない際には、RFアンプ13からの再生信号に対して、2値化の初期レベルに上記PLL回路34からの位相差検知信号をローパスフィルタを介して得られる信号を加算した値をスライスレベルとして2値化を行なうものである。
【0074】
実際には、図1に示すように、コンパレータ51、切換スイッチ52、チャージポンプ53、コンデンサ54、バッファ46により構成されている。
【0075】
これにより、位相差異常検知信号が供給されていない際には、切換スイッチ52がL側に切換っており、コンパレータ51からの2値化信号が切換スイッチ52およびチャージポンプ53を介してコンデンサ54へ供給されることにより、2値化の初期レベルVrefにコンパレータ51からの2値化信号を加算した値をスライスレベルとしてバッファ55を介してコンパレータ51の反転入力端に供給される。
【0076】
また、位相差異常検知信号が供給されている際には、切換スイッチ52がH側に切換っており、上記PLL回路34のローパスフィルタ63からの位相差検知信号が切換スイッチ52およびチャージポンプ53を介してコンデンサ54へ供給されることにより、2値化の初期レベルVrefにローパスフィルタ63からの位相差検知信号を加算した値をスライスレベルとしてバッファ55を介してコンパレータ51の反転入力端に供給される。
【0077】
上記チャージポンプ42、53は、図6に示すように、入力信号がハイレベルの際にオンするスイッチと、入力信号がローレベルの際にオンするスイッチと、2つの電流源と、コンデンサにより構成されている。
【0078】
上記PLL回路34は、エッジ検知回路61、位相比較器62、ローパスフィルタ63、および電圧制御発振器(VOC)64により構成されている。
【0079】
上記エッジ検知回路61は、上記2値化回路31あるいは32からの信号波形のエッジを検知する回路であり、そのエッジ検知信号は位相比較器62へ出力され、またチャネルデータとしてシフトレジスタ35に出力される。
【0080】
上記位相比較器62は、ロックイン型の位相比較器であり、上記エッジ検知回路61からのエッジ検知信号と電圧制御発振器64からのクロック信号との位相を比較し、その比較した位相差に比例したチャージ信号とデスチャージ信号とをパルス幅を持つ信号を出力する。この位相比較器62からのクロック信号に同期ローパスフィルタ63に出力される。
【0081】
上記ローパスフィルタ63は、上記位相比較器62からのデスチャージ信号からチャージ信号が減算され、この減算結果を積分した信号が電圧制御発振器(VOC)64に出力され、また積分した信号が位相差検知信号として位相差変動検知回路38、2値化回路32に出力される。
【0082】
電圧制御発振器(VCO;voltage control oscillator)64は、上記ローパスフィルタ63から供給される信号の電圧値(アナログ値)に比例した周波数の2値のクロック信号(チャネルクロック)を出力するものである。
【0083】
この電圧制御発振器64のチャネルクロックは、位相比較器62に出力されるとともに、シフトレジスタ35、復調回路36、同期コード検知回路37に出力される。
【0084】
次に、上記のような構成において、PLL動作について、図7(a)から(f)に示す信号波形を用いて説明する。
【0085】
すなわち、図7(a)に示す再生信号を2値化回路31により2値化してからエッジ検知回路61によりエッジ検知を行うことにより、図7(b)に示すチャネルデータに対する図7(c)に示すチャネルデータ信号を生成する。この信号は再生信号の2値化信号が変化したらそこから1クロックだけハイレベルにすることでチャネルデータの変化を示す。
【0086】
そして、位相比較器62は、図7(d)(e)(f)に示すように、上記チャネルデータ信号の立下がりから次のクロックタイミングまでの間をハイレベルにした信号をチャージ信号として生成し、上記チャネルデータ信号の立下がり後の次のチャネルクロックの立下がりタイミングから0.5T(固定)(Tはチャネルクロックの周期)のパルスをディスチャージ信号として生成するものである。
【0087】
チャージ信号は、再生信号が持つジッタにより0.5T±0.5T(Tはチャネルクロックの周期)だけパルス幅が変化する。
【0088】
ここで、位相比較器62で生成されたチャージ信号とディスチャージ信号のパルス幅をローパスフィルタ63で積分した値を比較し、チャージ信号が常に0.5Tとなるように、VCO64の出力を変化させている。
【0089】
このような状態において、DSV≠0のデータパターンに対する再生信号が供給された場合の処理について、図8(a)から(d)に示す信号波形を用いて説明する。
【0090】
すなわち、コンパレータ41の反転入力端(−)に供給されるスライスレベルが、図8(a)に実線で示すように、徐々に上昇し、つまり破線で示す本来のスライスレベルから離れていく。すると、コンパレータ41から出力される2値化信号が、図8(b)に実線で示すように、破線で示す本来のタイミングから大きくずれてくる。これにより、ローパスフィルタ63から出力される位相差検知信号は、図8(c)に示すように、その幅が徐々に広くなる。この位相差検知信号の幅が規定値以上となった際に、位相差変動量検知回路38から位相差異常検知信号が切換信号生成回路39に出力される。
【0091】
この後、切換信号生成回路39は、図8(d)に示すように、CPU24からの同期コード検知タイミング信号に対応する制御信号が供給されるタイミングでリセット信号(ハイレベル)を2値化回路31へ出力する。このリセット信号により、切換スイッチ43がオープンで、切換スイッチ44がクローズとなり、2値化の初期レベルVrefの値がスライスレベルとしてバッファ47を介してコンパレータ41の反転入力端に供給される。
【0092】
これにより、コンパレータ41の反転入力端(−)に供給されるスライスレベルが、上記リセットにより、図8(a)に実線で示すように、速やかに初期値に戻され、このスライスレベルが発散しないようにする。
【0093】
その後、固定時間が経過した後、リセット信号がローレベルとなり、切換スイッチ43がクローズで、切換スイッチ44がオープンの通常の2値化信号がフィードバックされる状態に戻る。
【0094】
また、上記したように、2値化回路31をリセット機能によりリセットしても記録してあるデータを再生ができなかった時のリトライを行う際に、CPU24は、次のセクタの初めの同期用コードが検知されるタイミングで制御信号を切換信号生成回路39へ出力する。すると、切換信号生成回路39は切換信号により切換スイッチ33を2値化回路32側に切り換える。この際、切換スイッチ52はL側となっている。
【0095】
このような状態において、DSV≠0のデータパターンに対する再生信号が供給された場合の処理について、図9(a)から(d)に示す信号波形を用いて説明する。
【0096】
すなわち、コンパレータ51の反転入力端(−)に供給されるスライスレベルが、図9(a)に実線で示すように、徐々に上昇し、つまり破線で示す本来のスライスレベルから離れていく。すると、コンパレータ51から出力される2値化信号が、図9(b)に実線で示すように、破線で示す本来のタイミングから大きくずれてくる。これにより、ローパスフィルタ63から出力される位相差検知信号は、図9(c)に示すように、その幅が徐々に広くなる。この位相差検知信号の幅が規定値以上となった際に、図9(d)に示すように、位相差変動量検知回路38から位相差異常検知信号(ハイレベル)が出力され、切換スイッチ52をH側に切換える。
【0097】
この切換スイッチ52がH側に切換ることにより、コンデンサ54により保持されている切換スイッチ52が切換る前までのスライスレベルに、チャージポンプ53を介してローパスフィルタ63から出力される位相差検知信号を加算した値がスライスレベルとしてバッファ55を介してコンパレータ51の反転入力端に供給される。
【0098】
これにより、コンパレータ51の反転入力端(−)に供給されるスライスレベルが、図9(a)に実線で示すように、スライスレベルを適正なものにする。
【0099】
その後、位相差検知信号の幅が復帰の基準となる規定値以下となった際に、
あるいは固定時間が経過した後、切換信号生成回路39から切換スイッチ33への切換信号により、切換スイッチ33が2値化回路31側に切換ることにより、通常の2値化回路31からの2値化信号を用いた処理状態に戻る。上記復帰の基準となる規定値は、位相差の異常を検知する際の規定値と必ずしも一致しなくて良い。たとえば、位相差の異常を検知する際の規定値t1が復帰の基準となる規定値t2の2倍となっている。(t1=2・t2)
上記したように、PLL回路34におけるチャージ信号とディスチャージ信号との位相差の幅が規定値以上となった際に、2値化回路31のフィードバック系をリセットして、2値化回路31のスライスレベルを初期値にするか、あるいは上記位相差により2値化回路32のスライスレベルを最適値に補正するようにしたものである。
【0100】
これにより、再生されるデータのパターンがDSVがゼロとならない特殊なパターンであっても、データを再生することが可能となる。
【0101】
なお、上記実施形態では、位相差検知信号の幅が復帰の基準となる規定値以下となった際に、あるいは固定時間が経過した後、位相差異常検知信号がローレベルとなる場合について説明したが、これに限らず、図10(d)に示すように、セクタの終了位置で切換信号生成回路39から切換スイッチ33への切換信号により、切換スイッチ33が2値化回路31側に切換ることにより、セクタの終わりまで2値化回路32による2値化を続け、次のセクタからは通常の2値化回路31からの2値化信号を用いた処理状態に戻るようにしても良い。この場合、図10(a)から(c)の処理は、図9(a)から(c)と同じものとなっている。
【0102】
なお、上記実施形態では、2つの2値化回路31、32を用いている場合について説明したが、2値化回路32を除いた2値化回路31だけが設けられている場合であっても良い。この場合、上記2値化回路32が除かれる他に、切換スイッチ33が除かれ、2値化回路31からの2値化信号がそのままPLL回路34に出力される。また、2値化回路32のコンパレータ51へ再生信号が供給される信号線、コンパレータ51から切換スイッチ33への信号線、ローパスフィルタ63から切換スイッチ52への信号線、位相差変動量検知回路38から切換スイッチ52への信号線が除去される。この実施形態では、図8(a)から(d)により説明した、2値化回路31に対するリセット処理が行われる。
【0103】
この場合、PLL回路34におけるチャージ信号とディスチャージ信号との位相差の幅が規定値以上となった際に、2値化回路31のフィードバック系をリセットして、2値化回路31のスライスレベルを初期値にするようにしたものである。
【0104】
これにより、再生されるデータのパターンがDSVがゼロとならない特殊なパターンであっても、データを再生することが可能となる。
【0105】
また、上記実施形態では、2つの2値化回路31、32を用いて、それぞれに対してスライスレベルを補正する場合について説明したが、これに限らず、
通常は2値化回路31からの2値化信号を用い、位相差検知信号が検知された際に、2値化回路32を用いるようにしても良い。この場合、図5において、
上記2値化回路31から切換スイッチ43、44、インバータ45が除去され、チャージポンプ42とバッファ47が直接接続され、切換信号生成回路39から切換スイッチ43、インバータ45への信号線が除去される。
【0106】
この実施形態では、図9(a)から(d)により説明したように、PLL回路34におけるチャージ信号とディスチャージ信号との位相差の幅が規定値以上となった際に、切換スイッチ33を切り換えて2値化回路32からの2値化信号がPLL回路36へ供給されるようにして、さらに切換スイッチ52を切り換えて、2値化回路32のスライスレベルをPLL回路34のローパスフィルタ63からの位相差検知信号により補正するようにしたものである。
【0107】
これにより、再生されるデータのパターンがDSVがゼロとならない特殊なパターンであっても、データを再生することが可能となる。
【0108】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、特殊なデータパターンの再生時に、データが正しく再生できる光ディスク装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の光ディスク装置の概略構成を示す図。
【図2】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図3】セクタフォーマットを示す図。
【図4】各セクタの構成を説明するための図。
【図5】データ再生回路の概略構成を示すブロック図。
【図6】チャージポンプの構成を示すブロック図。
【図7】PLL動作を説明するための信号波形図。
【図8】DSV≠0のデータパターンに対する再生信号が供給された場合の処理を説明するための信号波形図。
【図9】DSV≠0のデータパターンに対する再生信号が供給された場合の処理を説明するための信号波形図。
【図10】DSV≠0のデータパターンに対する再生信号が供給された場合の処理を説明するための信号波形図。
【符号の説明】
30…データ再生回路
31、32…2値化回路
33…切換スイッチ
34…PLL回路
36…復調回路
38…位相差変動量検知回路
39…切換信号生成回路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical disc apparatus that records data on an optical disc and reproduces data recorded on the optical disc.
[0002]
[Prior art]
Recently, a digital video disc (DVD) has been developed as an optical disc of a large capacity recording medium, and an optical disc apparatus for recording / reproducing data recorded on the optical disc or reproducing data recorded on the optical disc has been developed. Has been.
[0003]
In such an optical disc apparatus, pits are formed by a mark length recording (mark edge recording) system, and channel data is recorded.
[0004]
In the reproduction circuit in the optical disk apparatus described above, the reproduction signal (after amplification) from the detector of the optical head is binarized by a comparator, and a signal obtained by integrating the binarized signal is fed back as a reference value of the comparator. The slice level control is performed so that the high level time and the low level time of the binarized signal are always constant.
[0005]
In this reproduction circuit, it is assumed that the DSV (Digital Sum Value: summed by letting
[0006]
However, in the DVD format, in the case of a special data pattern,
The DSV does not become “0”, and the DSV may monotonously increase or monotonously decrease with the data time, and data may not be reproduced correctly.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide an optical disc apparatus capable of correctly reproducing data when a special data pattern is reproduced. Yes.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The optical disk device of the present invention is an optical disk device for reproducing data recorded on an optical disk, wherein the optical diskOutput playback signal fromAn optical head;The reproduction signal is compared with a first slice level and converted into a first rectangular wave signal and output. When not reset, the first slice level is generated using the first rectangular wave signal. A first binarization circuit that compares the reproduction signal with a second slice level and converts it into a second rectangular wave signal and outputs the second rectangular wave signal; A second binarization circuit generated using the rectangular wave signal and a rectangular wave signal output from the first binarization circuit or a rectangular wave output from the second binarization circuit Either one of the signals is selectively input, and an edge detection unit that obtains an edge detection signal of the rectangular wave signal, and a pulse corresponding to the phase difference between the edge detection signal from the edge detection unit and the reproduction clock Obtaining a phase difference detection signal in which the width of A generating means for generating a raw clock; a demodulating means for demodulating an edge detection signal from the edge detecting means into reproduction data based on the reproduction clock generated by the generating means; and When the pulse width of the phase difference detection signal exceeds a predetermined value, a phase difference variation detection circuit that obtains a phase difference abnormality detection signal, and the phase difference variation detection signal is obtained from the phase difference variation detection circuit. The phase difference detection signal is applied to the second slice level of the second binarization circuit, and the phase difference variation detection circuit outputs the phase difference detection signal to the second slice level of the second binarization circuit. When obtained, a reset means for resetting the first slice level of the first binarization circuit at a predetermined synchronization signal timing for a fixed time; Te, and means for supplying select the second rectangular wave signal from the second binarizing circuit.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an optical disk apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0011]
FIG. 1 shows an optical disc apparatus. This optical disk device records data on an optical disk (DVD-RAM) 1 and reproduces data from the
[0012]
This optical disk device is configured as a device that can read data not only from a DVD-RAM but also from other DVD disks and CD disks and write data to a rewritable DVD disk.
[0013]
Therefore, the
[0014]
The settings of the laser control unit 5 are set by the DVD
[0015]
The DVD disk or CD disk is stored directly or in the
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
As a method for optically detecting the amount of focus deviation, for example, the following is available.
[0019]
[Astigmatism Method] An optical element (not shown) that generates astigmatism is arranged in the detection optical path of the laser beam reflected by the light reflecting film or the light reflecting recording film of the
[0020]
[Knife Edge Method] This is a method of arranging a knife edge that shields a part of the laser light reflected by the
[0021]
Usually, either the astigmatism method or the knife edge method is employed.
[0022]
The
[0023]
In general, the following method is used as a method of detecting a track deviation.
[0024]
[Differential Phase Detection] The intensity distribution change on the photodetector of the laser beam reflected by the light reflecting film or the light reflecting recording film of the
[0025]
[Push-Pull Method] Changes in the intensity distribution of the laser beam reflected by the
[0026]
[Twin Spot (Twin-Spot) Method] A diffraction element is arranged in the light transmission system between the semiconductor laser element and the
[0027]
In the DVD mode, a focus signal, a tracking signal, and a feed signal are sent from the DVD servo seek
[0028]
Further, an energizing signal is supplied from the
[0029]
The DVD servo seek
[0030]
Further, the
[0031]
A reproduction signal corresponding to data in a header portion (described later) supplied to the DVD
[0032]
A reproduction signal corresponding to data in a recording area (described later) supplied to the DVD
[0033]
In the CD mode, the focus signal, tracking signal and feed signal are sent from the CD servo seek control and CD
Tracking servo controlled.
[0034]
Further, an energizing signal is supplied from the
[0035]
Each unit shown in FIG. 1 is controlled by the
[0036]
Next, the structure of the created DVD-RAM
[0037]
The
[0038]
As shown in FIG. 2, the
[0039]
In other words, the tracking groove is wobbled at a constant period in order to obtain a reference signal for data recording. At this time, the phases of the signals for wobbling the header portion and the tracking groove at a constant cycle are set to roughly match.
[0040]
In the
[0041]
The format for each sector is shown in FIG.
[0042]
In FIG. 3, one sector includes a header area (corresponding to the header portion) 27, a
[0043]
The channel bits recorded in the sector are in the form of 8-16 code modulation of 8 bits of data into 16 bits of channel bits.
[0044]
The
[0045]
The
[0046]
The
[0047]
The
[0048]
The data area is an area composed of a data ID, a data ID error correction code IED (Data ID Error Detection Code), a synchronization code, an ECC (Error Correction Code), an EDC (Error Detection Code), user data, and the like.
[0049]
As shown in FIG. 4, each sector is composed of 26 frames from the 0th frame to the 25th frame, and the synchronization code (frame synchronization signal) assigned to each frame specifies the frame number. Specific code and a common code common to each frame.
[0050]
In the DVD
[0051]
As shown in FIG. 5, the
[0052]
The
[0053]
The
[0054]
The
[0055]
As a result, fluctuations in a wide range and low in frequency that cannot be followed by the PLL are followed.
[0056]
The
[0057]
The
[0058]
The binarized output from the
[0059]
The switching
[0060]
The
[0061]
The
[0062]
The
[0063]
This ROM output data is data that is demodulated based on a predetermined (8, 16) code conversion rule corresponding to the address data, that is, 16 channel bits are demodulated to 8 bit data.
[0064]
The synchronization
[0065]
The phase difference variation detection circuit 38 detects a phase difference abnormality when the width of the phase difference detection signal exceeds a predetermined value based on a phase difference detection signal from a low pass filter (described later) in the
[0066]
The switching
[0067]
For example, the reset signal to the
[0068]
The changeover signal to the
[0069]
The
[0070]
Actually, as shown in FIG. 1, it is composed of a
[0071]
Thus, when the reset signal is at a low level, the
[0072]
When the reset signal is at a high level (at the time of reset), the
[0073]
When the phase difference abnormality detection signal is not supplied, the
[0074]
Actually, as shown in FIG. 1, it is composed of a
[0075]
Thereby, when the phase difference abnormality detection signal is not supplied, the
[0076]
When the phase difference abnormality detection signal is supplied, the
[0077]
As shown in FIG. 6, the charge pumps 42 and 53 include a switch that is turned on when the input signal is at a high level, a switch that is turned on when the input signal is at a low level, two current sources, and a capacitor. Has been.
[0078]
The
[0079]
The edge detection circuit 61 is a circuit for detecting the edge of the signal waveform from the
[0080]
The phase comparator 62 is a lock-in type phase comparator, which compares the phase of the edge detection signal from the edge detection circuit 61 and the clock signal from the voltage controlled oscillator 64 and is proportional to the compared phase difference. A signal having a pulse width is output from the charge signal and discharge charge signal. The clock signal from the phase comparator 62 is output to the synchronous low-pass filter 63.
[0081]
The low-pass filter 63 subtracts the charge signal from the discharge signal from the phase comparator 62, outputs a signal obtained by integrating the subtraction result to the voltage controlled oscillator (VOC) 64, and the integrated signal detects the phase difference. The signal is output to the phase difference variation detection circuit 38 and the
[0082]
A voltage-controlled oscillator (VCO) 64 outputs a binary clock signal (channel clock) having a frequency proportional to the voltage value (analog value) of the signal supplied from the low-pass filter 63.
[0083]
The channel clock of the voltage controlled oscillator 64 is output to the phase comparator 62 and also output to the
[0084]
Next, in the configuration as described above, the PLL operation will be described using the signal waveforms shown in FIGS.
[0085]
That is, the reproduction signal shown in FIG. 7A is binarized by the
[0086]
Then, as shown in FIGS. 7D, 7E and 7F, the phase comparator 62 generates, as a charge signal, a signal having a high level from the fall of the channel data signal to the next clock timing. A pulse of 0.5T (fixed) (T is the period of the channel clock) is generated as a discharge signal from the fall timing of the next channel clock after the fall of the channel data signal.
[0087]
The pulse width of the charge signal changes by 0.5T ± 0.5T (T is the period of the channel clock) due to the jitter of the reproduction signal.
[0088]
Here, the value obtained by integrating the pulse width of the charge signal generated by the phase comparator 62 and the discharge signal by the low-pass filter 63 is compared, and the output of the VCO 64 is changed so that the charge signal is always 0.5T. Yes.
[0089]
In such a state, processing when a reproduction signal for a data pattern of DSV ≠ 0 is supplied will be described with reference to signal waveforms shown in FIGS.
[0090]
That is, the slice level supplied to the inverting input terminal (−) of the
[0091]
Thereafter, as shown in FIG. 8D, the switching
[0092]
As a result, the slice level supplied to the inverting input terminal (−) of the
[0093]
Thereafter, after a fixed time elapses, the reset signal becomes a low level, and the state returns to the state where the normal binarization signal in which the
[0094]
Further, as described above, when performing the retry when the recorded data cannot be reproduced even if the
[0095]
In such a state, processing when a reproduction signal for a data pattern of DSV ≠ 0 is supplied will be described with reference to signal waveforms shown in FIGS.
[0096]
That is, the slice level supplied to the inverting input terminal (−) of the
[0097]
When the
[0098]
As a result, the slice level supplied to the inverting input terminal (−) of the
[0099]
After that, when the width of the phase difference detection signal is less than the specified value that is the reference for restoration,
Alternatively, after the fixed time has elapsed, the
As described above, when the width of the phase difference between the charge signal and the discharge signal in the
[0100]
As a result, even if the data pattern to be reproduced is a special pattern in which the DSV does not become zero, the data can be reproduced.
[0101]
In the above-described embodiment, the case where the phase difference detection signal becomes a low level when the width of the phase difference detection signal is equal to or less than a specified value as a reference for restoration or after a fixed time has elapsed has been described. However, the present invention is not limited to this, and as shown in FIG. 10D, the
[0102]
In the above embodiment, the case where the two
[0103]
In this case, when the width of the phase difference between the charge signal and the discharge signal in the
[0104]
As a result, even if the data pattern to be reproduced is a special pattern in which the DSV does not become zero, the data can be reproduced.
[0105]
In the above embodiment, the case where the slice levels are corrected for each of the two
Normally, the binarization signal from the
The changeover switches 43 and 44 and the
[0106]
In this embodiment, as described with reference to FIGS. 9A to 9D, when the width of the phase difference between the charge signal and the discharge signal in the
[0107]
As a result, even if the data pattern to be reproduced is a special pattern in which the DSV does not become zero, the data can be reproduced.
[0108]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to provide an optical disc apparatus capable of correctly reproducing data when a special data pattern is reproduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of an optical disc apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a schematic configuration of an optical disc.
FIG. 3 is a diagram showing a sector format.
FIG. 4 is a diagram for explaining the configuration of each sector;
FIG. 5 is a block diagram showing a schematic configuration of a data reproduction circuit.
FIG. 6 is a block diagram illustrating a configuration of a charge pump.
FIG. 7 is a signal waveform diagram for explaining a PLL operation.
FIG. 8 is a signal waveform diagram for explaining processing when a reproduction signal for a data pattern of DSV ≠ 0 is supplied.
FIG. 9 is a signal waveform diagram for explaining processing when a reproduction signal for a data pattern of DSV ≠ 0 is supplied.
FIG. 10 is a signal waveform diagram for explaining processing when a reproduction signal for a data pattern of DSV ≠ 0 is supplied.
[Explanation of symbols]
30. Data reproduction circuit
31, 32... Binarization circuit
33 ... changeover switch
34 ... PLL circuit
36. Demodulator circuit
38 ... Phase difference variation detection circuit
39. Switching signal generation circuit
Claims (1)
上記光ディスクからの再生信号を出力する光学ヘッドと、
前記再生信号を第1のスライスレベルと比較して第1の矩形波信号に変換して出力し、非リセット時は前記第1のスライスレベルは前記第1の矩形波信号を用いて生成している第1の2値化回路と、
前記再生信号を第2のスライスレベルと比較して第2の矩形波信号に変換して出力し、非リセット時は前記第2のスライスレベルは前記第2の矩形波信号を用いて生成している第2の2値化回路と、
前記第1の2値化回路から出力される矩形波信号または前記第2の2値化回路から出力される矩形波信号のいずれか一方が、選択的に入力され、前記矩形波信号のエッジ検知信号を得るエッジ検知手段と、
このエッジ検知手段からのエッジ検知信号と再生用のクロックとの位相差に応じてパルスの幅が変わる位相差検知信号を得るとともに、前記再生用のクロックを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成される前記再生用のクロックに基づいて、上記エッジ検知手段からのエッジ検知信号を再生データに復調する復調手段と、
前記生成手段からの前記位相差検知信号のパルス幅が所定値以上となった際に、位相差異常検知信号を得る位相差変動量検知回路と、
前記位相差変動量検知回路から前記位相差異常検知信号が得られているときに、前記第2の2値化回路の第2のスライスレベルに対して、前記位相差検知信号を加えるリセット手段と、
前記位相差変動量検知回路から前記位相差異常検知信号が得られたときに、前記第1の2値化回路の第1のスライスレベルを所定の同期信号タイミングで固定時間リセットするリセット手段と、
リトライ時に、前記エッジ検出手段に対して、前記第2の2値化回路からの第2の矩形波信号を選択して供給する手段と、
を具備したことを特徴とする光ディスク装置。In an optical disc apparatus for reproducing data recorded on an optical disc,
An optical head for outputting a reproduction signal from the optical disc;
The reproduction signal is compared with a first slice level and converted into a first rectangular wave signal and output. When not reset, the first slice level is generated using the first rectangular wave signal. A first binarization circuit,
The reproduction signal is compared with a second slice level and converted into a second rectangular wave signal and output. When not reset, the second slice level is generated using the second rectangular wave signal. A second binarization circuit,
Either the rectangular wave signal output from the first binarization circuit or the rectangular wave signal output from the second binarization circuit is selectively input, and edge detection of the rectangular wave signal is performed. Edge detection means for obtaining a signal;
A phase difference detection signal whose pulse width changes according to the phase difference between the edge detection signal from the edge detection means and the reproduction clock, and a generation means for generating the reproduction clock;
Demodulating means for demodulating an edge detection signal from the edge detection means into reproduction data based on the reproduction clock generated by the generation means;
A phase difference variation detection circuit for obtaining a phase difference abnormality detection signal when a pulse width of the phase difference detection signal from the generation unit is equal to or greater than a predetermined value;
Reset means for adding the phase difference detection signal to the second slice level of the second binarization circuit when the phase difference abnormality detection signal is obtained from the phase difference variation detection circuit; ,
Reset means for resetting the first slice level of the first binarization circuit for a fixed time at a predetermined synchronization signal timing when the phase difference abnormality detection signal is obtained from the phase difference variation detection circuit;
Means for selecting and supplying a second rectangular wave signal from the second binarization circuit to the edge detection means at the time of retry ;
An optical disc apparatus comprising:
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1998
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