JP3878865B2 - パレット管理システム、パレット管理方法、パレット管理プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パレット管理システム、パレット管理方法、パレット管理プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
輸送の効率化のために、輸送対象物品をまとめて搬送するためのパレットが用いられている。このような輸送用のパレットの使用形態として、一の会社の出荷拠点からパレットに輸送対象物品を載せて出発し、その会社の入荷拠点で輸送対象物品を降ろした後にそのパレットを他の会社が使用するといった、いわゆるパレットのレンタルシステムがある。このように異なる会社間でパレットの共同使用をすると、各会社はパレットを保管しておくためのスペースが不要となり効率的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パレットを使用する会社にとっては、パレットはあくまでも輸送のための手段であり、自社の商品ではないために、パレットが出荷拠点を出発した枚数や入荷拠点に運び込まれた枚数といったパレットの動きまでは管理しない場合がある。従って、出荷拠点を出発したパレットの枚数として把握しているものと、入荷拠点に入荷されたパレットの枚数として把握しているものとの間に乖離が生じる場合がある。
【0004】
そこで本発明では、各拠点におけるパレットの枚数を的確に把握することが可能な、パレット管理システム、パレット管理方法、パレット管理プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のパレット管理システムは、出荷拠点に対応する出荷端末から送信される、当該出荷拠点から入荷拠点に向けたパレットの出荷枚数を受信し、当該受信した出荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する出荷枚数受信手段と、入荷拠点に対応する入荷端末から送信される、当該入荷拠点に入荷されたパレットの入荷枚数を受信し、当該受信した入荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する入荷枚数受信手段と、入出荷情報格納手段に格納されている出荷枚数及び入荷枚数を照合する枚数照合手段と、当該枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数がそれぞれ異なる場合には不一致情報を作成すると共に、当該作成した不一致情報を出荷端末及び入荷端末に送信する不一致情報作成手段と、枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数が一致する場合には、照合済情報を作成して照合済情報格納手段に格納する照合済情報作成手段と、を備える。
【0006】
本発明のパレット管理方法は、出荷枚数受信手段が、出荷拠点に対応する出荷端末から送信される、当該出荷拠点から入荷拠点に向けたパレットの出荷枚数を受信し、当該受信した出荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する出荷枚数受信ステップと、入荷枚数受信手段が、入荷拠点に対応する入荷端末から送信される、当該入荷拠点に入荷されたパレットの入荷枚数を受信し、当該受信した入荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する入荷枚数受信ステップと、枚数照合手段が、入出荷情報格納手段に格納されている出荷枚数及び入荷枚数を照合する枚数照合ステップと、不一致情報作成手段が、当該枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数がそれぞれ異なる場合には不一致情報を作成すると共に、当該作成した不一致情報を出荷端末及び入荷端末に送信する不一致情報作成ステップと、照合済情報作成手段が、枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数が一致する場合には、照合済情報を作成して照合済情報格納手段に格納する照合済情報作成ステップと、を含む。
【0007】
本発明のパレット管理プログラムは、コンピュータを、出荷拠点に対応する出荷端末から送信される、当該出荷拠点から入荷拠点に向けたパレットの出荷枚数を受信し、当該受信した出荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する出荷枚数受信手段と、入荷拠点に対応する入荷端末から送信される、当該入荷拠点に入荷されたパレットの入荷枚数を受信し、当該受信した入荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する入荷枚数受信手段と、入出荷情報格納手段に格納されている出荷枚数及び入荷枚数を照合する枚数照合手段と、当該枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数がそれぞれ異なる場合には不一致情報を作成すると共に、当該作成した不一致情報を出荷端末及び入荷端末に送信する不一致情報作成手段と、枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数が一致する場合には、照合済情報を作成して照合済情報格納手段に格納する照合済情報作成手段と、して機能させる。
【0008】
本発明のパレット管理システム及びパレット管理方法によれば、出荷端末からはパレットの出荷枚数を、入荷端末からはパレットの入荷枚数を受信するので、パレットの出荷枚数と入荷枚数とを把握できる。枚数照合手段が、その受信した出荷枚数及び入荷枚数を照合するので、パレットの出荷枚数と入荷枚数との乖離を把握できる。パレットの出荷枚数と入荷枚数とが乖離する場合に、不一致情報作成手段が出荷端末及び入荷端末に不一致情報を送信するので、出荷端末及び入荷端末側で出荷枚数と入荷枚数とが乖離していることを把握できる。一方、パレットの出荷枚数と入荷枚数とが一致する場合には照合済み情報を作成するので、出荷枚数と入荷枚数との乖離が発生していないデータを把握できる。また、コンピュータを用いて本発明のパレット管理プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0009】
また本発明のパレット管理システムでは、不一致情報作成手段による不一致情報の送信の結果、出荷端末又は入荷端末から送信される修正情報を受信する修正情報受信手段と、当該修正情報受信手段が受信した修正情報に基づいて、出荷枚数又は入荷枚数を修正し、照合済情報を作成する修正情報作成手段と、を更に備えるようにしてもよい。不一致情報を受信した出荷端末又は入荷端末から送信される修正情報に基づいて、パレットの出荷枚数又は入荷枚数を修正して照合済情報を作成するので、出荷枚数と入荷枚数との乖離を解消できる。
【0010】
また本発明のパレット管理方法では、修正情報受信手段が、不一致情報作成ステップにおける不一致情報の送信の結果、出荷端末又は入荷端末から送信される修正情報を受信する修正情報受信ステップと、修正情報作成手段が、当該修正情報受信手段が受信した修正情報に基づいて、出荷枚数又は入荷枚数を修正し、照合済情報を作成する修正情報作成ステップと、を更に含むようにしてもよい。不一致情報を受信した出荷端末又は入荷端末から送信される修正情報に基づいて、パレットの出荷枚数又は入荷枚数を修正して照合済情報を作成するので、出荷枚数と入荷枚数との乖離を解消できる。
【0011】
また本発明のパレット管理プログラムは、コンピュータを、不一致情報作成手段による不一致情報の送信の結果、出荷端末又は入荷端末から送信される修正情報を受信する修正情報受信手段と、当該修正情報受信手段が受信した修正情報に基づいて、出荷枚数又は入荷枚数を修正し、照合済情報を作成する修正情報作成手段と、して更に機能させるようにしてもよい。不一致情報を受信した出荷端末又は入荷端末から送信される修正情報に基づいて、パレットの出荷枚数又は入荷枚数を修正して照合済情報を作成するので、出荷枚数と入荷枚数との乖離を解消できる。
【0012】
また、本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体には、このパレット管理プログラムが記録されている。コンピュータを用いて、本発明の記録媒体に記録されたパレット管理プログラムを実行すると、出荷端末からはパレットの出荷枚数を、入荷端末からはパレットの入荷枚数を受信するので、パレットの出荷枚数と入荷枚数とを把握できる。枚数照合手段が、その受信した出荷枚数及び入荷枚数を照合するので、パレットの出荷枚数と入荷枚数との乖離を把握できる。パレットの出荷枚数と入荷枚数とが乖離する場合に、不一致情報作成手段が出荷端末及び入荷端末に不一致情報を送信するので、出荷端末及び入荷端末側で出荷枚数と入荷枚数とが乖離していることを把握できる。一方、パレットの出荷枚数と入荷枚数とが一致する場合には照合済み情報を作成するので、出荷枚数と入荷枚数との乖離が発生していないデータを把握できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0014】
本発明の実施形態であるパレット管理システム10について図1を用いて説明する。図1はパレット管理システム10の構成を説明するための図である。パレット管理システム10は、出荷拠点に設置されている出荷端末20及び入荷拠点に設置されている入荷端末30とインターネット40を介して情報の送受信が可能なように構成されている。
【0015】
出荷端末20及び入荷端末30は、物理的には、CPU(中央処理装置)、タッチパネルやキーボードやカードリーダといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置などを備えたコンピュータシステムとして構成されている。出荷端末20は、出荷拠点において出荷されたパレットの枚数といった情報を入力してパレット管理システム10に送信する端末であり、入荷端末30は、入荷拠点において入荷されたパレットの枚数といった情報を入力してパレット管理システム10に送信する端末である。また、出荷端末20及び入荷端末30は、パレット管理システム10から送信される情報を受信して表示できる端末でもある。
【0016】
パレット管理システム10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、タッチパネルやキーボードやカードリーダといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置などを備え、インターネット40を介して情報の送受信を行うコンピュータシステムとして構成されている。
【0017】
パレット管理システム10は機能的な構成要素として、出荷枚数受信部(出荷枚数受信手段)101と、入荷枚数受信部(入荷枚数受信手段)102と、枚数照合部(枚数照合手段)103と、不一致情報作成部(不一致情報作成手段)104と、照合済情報作成部(照合済情報作成手段)105と、修正情報受信部(修正情報受信手段)106と、修正情報作成部(修正情報作成手段)107と、照合済情報提供部108と、入出荷情報格納部(入出荷情報格納手段)109と、照合済情報格納部(照合済情報格納手段)110と、を含む。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0018】
出荷枚数受信部101は、出荷端末20から送信されるパレットの出荷枚数を受信する部分である。出荷端末20から送信される出荷枚数には伝票番号やパレットの種類といった情報が付加されていてもよい。出荷枚数受信部101は、受信した出荷枚数といった情報を入出荷情報格納部109に格納する。
【0019】
入荷枚数受信部102は、入荷端末30から送信されるパレットの入荷枚数を受信する部分である。入荷端末30から送信される入荷枚数には伝票番号やパレットの種類といった情報が付加されていてもよい。入荷枚数受信部102は、受信した入荷枚数といった情報を入出荷情報格納部109に格納する。
【0020】
入出荷情報格納部109に格納される情報の例について図2を用いて説明する。図2(a)は、出荷枚数受信部101が受信し格納した情報の例を示し、図2(b)は、入荷枚数受信部102が受信し格納した情報の例を示す。この例によれば、伝票番号「A001」に対応する出荷枚数は「20枚」であり、同じく伝票番号「A001」に対応する入荷枚数は「18枚」である。このように乖離が生じるのは、例えば、出荷端末20側での入力間違いや、実際に運搬されたパレットが他の拠点に運ばれてしまったといった場合である。また、伝票番号「B002」に対応する出荷枚数は30枚であるが、同じく伝票番号「B002」の入荷枚数はまだ登録されていない。これは、伝票番号「B002」に対応するパレットが輸送途中であることを示している。
【0021】
図1に戻って、枚数照合部103は、入出荷情報格納部109に格納されている出荷枚数及び入荷枚数を照合する部分である。より具体的には、伝票番号をキーとして入出荷情報格納部109に格納されている出荷枚数と入荷枚数とを抽出し、それらが合致するかどうかを判断する。枚数照合部103は、対応する出荷枚数と入荷枚数とが合致する場合には、関連する情報を含めて照合済情報作成部105に出力する。また、枚数照合部103は、対応する出荷枚数と入荷枚数とが合致しない場合には、関連する情報を含めて不一致情報作成部104に出力する。
【0022】
不一致情報作成部104は、対応する出荷枚数と入荷枚数とが異なる場合に不一致情報を作成し、この作成した不一致情報を出荷端末20及び入荷端末30に送信する部分である。不一致情報としては、伝票番号と出荷枚数及び入荷枚数と何らかのアクションを促すメッセージといった情報が含まれる。不一致情報作成部104が不一致情報を作成し、出荷端末20及び入荷端末30に送信するタイミングとしては、枚数照合部103からの出力に応じて適宜行ってもよく、出荷端末20又は入荷端末30からの指示に基づいてもよい。
【0023】
照合済情報作成部105は、対応する出荷枚数と入荷枚数とが一致する場合に照合済情報を作成し、この作成した照合済情報を照合済情報格納部110に格納する部分である。より具体的には、入出荷情報格納部109に格納されている、同じ伝票番号の出荷枚数と入荷枚数とが一致する場合に、その伝票番号と出荷枚数(入荷枚数)とを関連付けて照合済情報として照合済情報格納部110に格納する。
【0024】
修正情報受信部106は、不一致情報作成部104による不一致情報の送信の結果、出荷端末20又は入荷端末30から送信される修正情報を受信し、修正情報作成部107に出力する部分である。修正情報とは、伝票番号と修正された出荷枚数(又は入荷枚数)とを含む情報である。図2の例を用いれば、出荷端末20に「伝票番号A001の出荷枚数は20枚だが、入荷枚数は18枚になっているので修正が必要。」という旨の不一致情報が送信され、入荷端末30には「伝票番号A001の入荷枚数は18枚だが、出荷枚数は20枚になっているので修正が必要。」という旨の不一致情報がそれぞれ送信された場合に、出荷側と入荷側とで確認作業を行って、例えば出荷側の枚数計測が間違っていた場合には、出荷端末20から「伝票番号A001の出荷枚数を18枚に修正する。」という旨の修正情報が送信される。
【0025】
修正情報作成部107は、修正情報受信部106が受信した修正情報に基づいて、出荷枚数又は入荷枚数を修正し、照合済情報を作成して照合済情報格納部110に格納する部分である。受信した修正情報が「伝票番号A001の出荷枚数を18枚に修正する。」という旨の修正情報であれば、入出荷情報格納部109に格納されている伝票番号A001に対応する入荷枚数と一致しているかどうかを確認し、一致していれば照合済情報として照合済情報格納部110に格納する。
【0026】
照合済情報格納部110には、例えば図3に示すような情報が格納されている。前段の例のように照合済情報が生成されると、伝票番号「A001」と関連付けて照合済枚数「18枚」が格納されることとなる。
【0027】
照合済情報提供部108は、出荷端末20又は出荷端末30からの要求に応じて、照合済情報格納部110に格納されている照合済情報を送信して提供する部分である。照合済情報提供部108は、図示しない他の端末からの要求に応じて照合済情報を提供するようにしてもよい。
【0028】
引き続いて、パレット管理システム10を用いてパレットの管理を行う方法について図4に示すシーケンス図を用いて説明する。
【0029】
出荷端末20にパレットの出荷枚数が入力されると(S001)、パレット管理システム10にそのパレットの出荷枚数が伝票番号と共に送信される(S002)。送信されたパレットの出荷枚数と伝票番号とは、パレット管理システム10の出荷枚数受信部101が受信し、入出荷情報格納部109に格納する(S003)。
【0030】
出荷拠点から実際にパレットに荷物が積載されて入荷拠点に運び込まれた後、入荷端末30にはパレットの入荷枚数が入力され(S004)、パレット管理システム10のそのパレットの入荷枚数が伝票番号と共に送信される(S005)。送信されたパレットの入荷枚数と伝票番号とは、パレット管理システム10の入荷枚数受信部102が受信し、入出荷情報格納部109に格納する(S006)。
【0031】
パレット管理システム10の枚数照合部103は、入出荷情報格納部109に格納されている出荷枚数と入荷枚数とを照合する(S007)。この照合の結果、対応する出荷枚数と入荷枚数とが異なる場合には、不一致情報作成部104は不一致情報を作成し(S008)、出荷端末20及び出荷端末30にそれぞれ送信する(S009、S010)。
【0032】
不一致情報を受信した出荷拠点と入荷拠点とは、例えば互いに協議するなどして出荷枚数又は入荷枚数を修正する。出荷枚数のほうを修正した場合には、出荷端末20にパレットの出荷枚数を修正して入力する(S011)。出荷端末20に修正した出荷枚数が入力されると、パレット管理システム10に送信される(S012)。一方、入荷枚数のほうを修正した場合には、入荷端末20にパレットの入荷枚数を修正して入力する(S013)。入荷枚数30に修正した入荷枚数が入力されると、パレット管理システム10に送信される(S014)。
【0033】
送信された修正情報は、パレット管理システム10の修正情報受信部106が受信して修正情報作成部107に出力する。修正情報作成部107は、その出力に応じて照合済情報を作成して照合済情報格納部110に格納する(S015)。尚、S007において、対応する出荷枚数と入荷枚数とが一致する場合には、照合済情報作成部105が照合済情報を作成して照合済情報格納部110に格納する。
【0034】
次にコンピュータを、本実施形態のパレット管理システム10として機能させるためのパレット管理プログラム92及びそれが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体9について説明する。図5は、パレット管理プログラム92が記録されている記録媒体9の構成を示した図である。記録媒体9としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。
【0035】
記録媒体9は、図5に示すように、プログラムを記録するプログラム領域91と、データを記録するデータ領域93とを備えている。データ領域93には、図1を用いて説明した入出荷情報格納部109と同様の入出荷情報データベース931、及び、照合済情報格納部110と同様の照合済情報データベース932がが格納されている。
【0036】
プログラム領域91には、パレット管理プログラム92が記録されている。パレット管理プログラム92は、処理を統括するメインモジュール921と、出荷枚数受信モジュール922と、入荷枚数受信モジュール923と、枚数照合モジュール924と、不一致情報作成モジュール925と、照合済情報作成モジュール926と、修正情報受信モジュール927と、修正情報作成モジュール928と、照合済情報提供モジュール929とを備える。ここで、出荷枚数受信モジュール922、入荷枚数受信モジュール923、枚数照合モジュール924、不一致情報作成モジュール925、照合済情報作成モジュール926、修正情報受信モジュール927、修正情報作成モジュール928、照合済情報提供モジュール929のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記パレット管理システム10の出荷枚数受信部101、入荷枚数受信部102、枚数照合部103、不一致情報作成部104、照合済情報作成部105、修正情報受信部106、修正情報作成部107、照合済情報提供部108のそれぞれの機能と同様である。
【0037】
本実施形態の作用及び効果について説明する。出荷端末20からはパレットの出荷枚数を、入荷端末30からはパレットの入荷枚数を受信するので、パレットの出荷枚数と入荷枚数とを把握できる。枚数照合部103が、その受信した出荷枚数及び入荷枚数を照合するので、パレットの出荷枚数と入荷枚数との乖離を把握できる。パレットの出荷枚数と入荷枚数とが乖離する場合に、不一致情報作成部104が出荷端末20及び入荷端末30に不一致情報を送信するので、出荷端末20及び入荷端末30側で出荷枚数と入荷枚数とが乖離していることを把握できる。一方、パレットの出荷枚数と入荷枚数とが一致する場合には照合済み情報を作成するので、出荷枚数と入荷枚数との乖離が発生していないデータを把握できる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、出荷端末からはパレットの出荷枚数を、入荷端末からはパレットの入荷枚数を受信するので、パレットの出荷枚数と入荷枚数とを把握できる。枚数照合手段が、その受信した出荷枚数及び入荷枚数を照合するので、パレットの出荷枚数と入荷枚数との乖離を把握できる。パレットの出荷枚数と入荷枚数とが乖離する場合に、不一致情報作成手段が出荷端末及び入荷端末に不一致情報を送信するので、出荷端末及び入荷端末側で出荷枚数と入荷枚数とが乖離していることを把握できる。一方、パレットの出荷枚数と入荷枚数とが一致する場合には照合済み情報を作成するので、出荷枚数と入荷枚数との乖離が発生していないデータを把握できる。従って本発明の目的とする、各拠点におけるパレットの枚数を的確に把握することが可能な、パレット管理システム、パレット管理方法、パレット管理プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるパレット管理システムを説明するための図である。
【図2】図1の入出荷情報格納部に格納される情報の例を示した図である。
【図3】図1の照合済情報格納部に格納される情報の例を示した図である。
【図4】本発明の実施形態であるパレット管理システムを用いて管理するシーケンスを示した図である。
【図5】本発明の実施形態であるパレット管理プログラムを説明するための図である。
【符号の説明】
10…パレット管理システム、20…出荷端末、30…入荷端末、40…インターネット、101…出荷枚数受信部、102…入荷枚数受信部、103…枚数照合部、104…不一致情報作成部、105…照合済情報作成部、106…修正情報受信部、107…修正情報作成部、108…照合済情報提供部、109…入出荷情報格納部、110…照合済情報格納部。
Claims (7)
- 出荷拠点に対応する出荷端末から送信される、当該出荷拠点から入荷拠点に向けたパレットの出荷枚数を受信し、当該受信した出荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する出荷枚数受信手段と、
前記入荷拠点に対応する入荷端末から送信される、当該入荷拠点に入荷されたパレットの入荷枚数を受信し、当該受信した入荷枚数を前記入出荷情報格納手段に格納する入荷枚数受信手段と、
前記入出荷情報格納手段に格納されている出荷枚数及び入荷枚数を照合する枚数照合手段と、
当該枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数がそれぞれ異なる場合には不一致情報を作成すると共に、当該作成した不一致情報を前記出荷端末及び前記入荷端末に送信する不一致情報作成手段と、
前記枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数が一致する場合には、照合済情報を作成して照合済情報格納手段に格納する照合済情報作成手段と、
を備えるパレット管理システム。 - 前記不一致情報作成手段による前記不一致情報の送信の結果、前記出荷端末又は前記入荷端末から送信される修正情報を受信する修正情報受信手段と、
当該修正情報受信手段が受信した修正情報に基づいて、前記出荷枚数又は前記入荷枚数を修正し、照合済情報を作成する修正情報作成手段と、
を更に備える請求項1に記載のパレット管理システム。 - 出荷枚数受信手段が、出荷拠点に対応する出荷端末から送信される、当該出荷拠点から入荷拠点に向けたパレットの出荷枚数を受信し、当該受信した出荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する出荷枚数受信ステップと、
入荷枚数受信手段が、前記入荷拠点に対応する入荷端末から送信される、当該入荷拠点に入荷されたパレットの入荷枚数を受信し、当該受信した入荷枚数を前記入出荷情報格納手段に格納する入荷枚数受信ステップと、
枚数照合手段が、前記入出荷情報格納手段に格納されている出荷枚数及び入荷枚数を照合する枚数照合ステップと、
不一致情報作成手段が、当該枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数がそれぞれ異なる場合には不一致情報を作成すると共に、当該作成した不一致情報を前記出荷端末及び前記入荷端末に送信する不一致情報作成ステップと、
照合済情報作成手段が、前記枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数が一致する場合には、照合済情報を作成して照合済情報格納手段に格納する照合済情報作成ステップと、
を含むパレット管理方法。 - 修正情報受信手段が、前記不一致情報作成ステップにおける前記不一致情報の送信の結果、前記出荷端末又は前記入荷端末から送信される修正情報を受信する修正情報受信ステップと、
修正情報作成手段が、当該修正情報受信手段が受信した修正情報に基づいて、前記出荷枚数又は前記入荷枚数を修正し、照合済情報を作成する修正情報作成ステップと、
を更に含む請求項3に記載のパレット管理方法。 - コンピュータを、
出荷拠点に対応する出荷端末から送信される、当該出荷拠点から入荷拠点に向けたパレットの出荷枚数を受信し、当該受信した出荷枚数を入出荷情報格納手段に格納する出荷枚数受信手段と、
前記入荷拠点に対応する入荷端末から送信される、当該入荷拠点に入荷されたパレットの入荷枚数を受信し、当該受信した入荷枚数を前記入出荷情報格納手段に格納する入荷枚数受信手段と、
前記入出荷情報格納手段に格納されている出荷枚数及び入荷枚数を照合する枚数照合手段と、
当該枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数がそれぞれ異なる場合には不一致情報を作成すると共に、当該作成した不一致情報を前記出荷端末及び前記入荷端末に送信する不一致情報作成手段と、
前記枚数照合手段の照合の結果、対応する出荷枚数及び入荷枚数が一致する場合には、照合済情報を作成して照合済情報格納手段に格納する照合済情報作成手段と、
して機能させるためのパレット管理プログラム。 - コンピュータを、
前記不一致情報作成手段による前記不一致情報の送信の結果、前記出荷端末又は前記入荷端末から送信される修正情報を受信する修正情報受信手段と、
当該修正情報受信手段が受信した修正情報に基づいて、前記出荷枚数又は前記入荷枚数を修正し、照合済情報を作成する修正情報作成手段と、
して更に機能させるための請求項5に記載のパレット管理プログラム。 - 請求項5又は6に記載のパレット管理プログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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