JP3878110B2 - Golf club shaft - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフクラブシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のゴルフクラブシャフトにおける曲げ剛性は、通常シャフト先端部からシャフト手元部に向って徐々に大きくなるように分布しており、手元側のシャフト端部(握り部後端部)が最大となるようになっている。このようなゴルフクラベシャフトでは、使用者が満足するような所望の柔軟性が得られない。
【0003】
この点を改良するために、特開平7−213658号公報には、曲げ剛性が非常に小さい部分を有する分布を持つゴルフクラブシャフトが開示されている。
【0004】
しかしながら、このゴルフクラブシャフトは、シャフトにおける一部分の曲げ剛性を単純に小さくしているだけで、シャフト全体の曲げ剛性の考慮に欠けるものである。したがって、使用者の種々の要求、例えば操作性、操作安定性、方向安定性、柔らかい打球感等を満足することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、使用者が満足する種々の要求特性を備えたゴルフクラブシャフトを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、シャフト先側からシャフト元側に向って曲げ剛性変化率が100mmで1.5倍より小さい程度で増加するような曲げ剛性分布を有し、前記先端部から前記握り部までの潰し剛性がほぼ一定で、前記握り部において握り部端部に向って潰し剛性が増加する潰し剛性分布を有し、前記潰し剛性は、下記の式により表わされることを特徴とするゴルフクラブシャフトを提供する。
潰し剛性=F/(Δx/D)
(式中、Fは管状体に加えられた荷重、Δxは荷重Fを加えられたときの管状体の変形量、Dは管状体の外径である。)
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
【0009】
本発明者らは、ゴルフクラブシャフトにおけるシャフト全体にわたる曲げ剛性分布、潰し剛性分布、捩り剛性分布を考慮して、使用者が満足する種々の要求特性を以下のように実現することができた。
【0010】
(第1の実施形態)
本実施形態は、本発明の範囲外の実施形態であり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有し、前記握り部よりも先端部側に曲げ剛性が最大となる部分を有することを特徴としている。
【0011】
本実施形態において、図1に示すように、曲げ剛性が最大となる部分Aは、使用者の両手のグリップの長さや、意図的に握り部端を余して短めに握る場合等を考慮すると、管状体の握り部端部から200〜400mmの範囲に設定することが望ましい。また、曲げ剛性が最大となる部分Aから握り部端部に向って曲げ剛性が減少し、握り部において握り部端部の曲げ剛性が最小になるように設定する。
【0012】
最大の曲げ剛性値は、握り部端部の曲げ剛性値の5%以上、好ましくは10%以上高いことが好ましい。また、握り部端部の曲げ剛性値は、最大の曲げ剛性値の50〜90%であることが好ましい。例えば、一般向けウッドクラブの場合、最大の曲げ剛性値は7.5×106〜10.0×106kgf・mm2程度であり、握り部端部の曲げ剛性値は5.5×106〜7.0×106kgf・mm2程度である。
【0013】
最大の曲げ剛性値を高くするために、曲げ剛性が最大となる部分Aより先端側(Aより100〜200mmの間)に急激な変化率で曲げ剛性が増加する領域Bを設けても良い。なお、曲げ剛性変化の割合は、100mmで1.3倍以上、好ましくは1.5倍程度である。
【0014】
このような構成にすることにより、使用者は、スイング時に、握り部のシャフト先側を握る手(右利きの場合右手)の先側近傍(以下、先側近傍という)において、非常にしっかりした感覚を持つことが可能となり、不安なく強振することができる。
【0015】
詳細には、スイングの際、ゴルフシャフトには、握り部のシャフト先側を握る手(右利きの場合右手)の先側近傍において大きな曲げモーメントが発生する。当然、この部位における曲げ剛性が不足すると、しっかりした感覚が得られないものとなってしまう。本発明者らは、この部位における「しっかり感」について鋭意研究の末、この部位における「しっかり感」が、その部位における曲げ剛性の大きさだけでなく、握り部における両手がそれぞれ当接する部分の中間点(以下、中間点という)の曲げ剛性の影響を大きく受けることを発見した。すなわち、使用者は、上記先側近傍と中間点の曲げ剛性値の相対的な差により、先側近傍の曲げ剛性値が中間点の曲げ剛性値より大きい場合、実際以上に先側近傍の曲げ剛性を大きく感じるのである。
【0016】
また、従来のシャフトの場合、手元部のしっかり感を持たせる場合に、握り部端部の曲げ剛性が必要以上に大きくなり、そのため、必要以上にシャフトが硬くなるという問題がある。本実施形態においては、その点についても改善される。
【0017】
なお、握持した手にしなりは感じても形状変形は感じないようにするために、握り部における潰し剛性は高く、すなわち握持しても形状変形しない硬さに設定することが好ましい。
【0018】
(第2の実施形態)
本実施形態は、本発明の範囲外の実施形態であり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、前記先端部側からの曲げ剛性変化率が小さくなる第1の変曲点および前記先端部側からの曲げ剛性変化率が大きくなる第2の変曲点を備え、かつ、前記第1の変曲点における曲げ剛性が前記第2の変曲点における曲げ剛性よりも高い曲げ剛性分布を有することを特徴としている。
【0019】
本実施形態においては、図2に示すように、このように曲げ剛性分布において2つの変曲点を設けることにより、シャフト先側からシャフト全長に対して略1/3の範囲までの曲げ剛性を相対的に高く、例えば3〜6×106kgf・mm2にすることができる。具体的には、シャフト先部から400〜700mmの範囲までの位置まで曲げ剛性が漸次増加し、第1の変曲点Cから約100mmの範囲で曲げ剛性が緩やかに減少し、第2の変曲点Dからシャフト元部まで曲げ剛性が漸次増加する曲げ剛性分布を示すように設定する。この場合、第1の変曲点Cにおける曲げ剛性値と第2の変曲点における曲げ剛性値との間の差は、しなり (キックポイント)の感知のし易さを考慮して、1×106kgf・mm2以上、好ましくは2×106kgf・mm2以上に設定する。
【0020】
このようなゴルフクラブシャフトを用いたゴルフクラブにおいては、相対的にシャフト先部の曲げ剛性が高く、シャフト先部とシャフト元部との間において曲げ剛性が低い領域が比較的長く設定されているので、全体のしなり量を従来のものに近似させることができ、スイングしたときの違和感(従来との差異)を少なくすることができる。また、例えば、曲げ剛性が低い部分にキックポイントがあると、曲げ剛性の低い領域を比較的長くすることができるので(図2における下側の曲線)、キックポイントを強調でき、使用者がシャフトのしなり状態を感知し易くなる。
【0021】
さらに、曲げ剛性はシャフト先側からシャフト元側に向って緩やかに変化しているので、局所的な強度低下を防止でき、強度の安定向上を図ることができる。また、シャフト先部の曲げ剛性が相対的に高いので、スイング時の先端部における局部的な曲りを抑えることができ、打球方向のバラツキを防止できる。さらに、打球時のロフト角の変化を少なくして弾道を安定させることができる。
【0022】
(第3の実施形態)
本実施形態は、本発明の範囲外の実施形態であり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、前記握り部よりも前記先端部側に曲げ剛性急変化部を備え、前記曲げ剛性急変化部における最大の曲げ剛性が前記握り部の曲げ剛性と近似することを特徴としている。
【0023】
本実施形態において、図3に示すように、曲げ剛性急変化部Eは、打球時の衝撃吸収を考慮して、握り部よりシャフト先側約200mmの位置に存在することが好ましい。なお、曲げ剛性急変化部Eは、曲げ剛性変化率が100mmで1.5〜2.0倍である部分を意味する。
【0024】
曲げ剛性急変化部における最大の曲げ剛性が握り部の曲げ剛性と近似するとは、曲げ剛性急変化部における最大の曲げ剛性値と握り部の曲げ剛性値との間の差が1×106kgf・mm2以内であることを意味する。
【0025】
曲げ剛性急変化部の最もシャフト元側から握り部端部における曲げ剛性は、握り部の剛性感(剛性を感じる感覚)の確保を考慮すると、ほぼ一定かまたは握り部端部に向って緩やかに増加するように設定することが好ましい。なお、必要に応じて、曲げ剛性急変化部の最もシャフト元側から握り部端部までの間に、曲げ剛性急変化部における最大の曲げ剛性値から2×106kgf・mm2程度低い低曲げ剛性部Fを設けても良い。また、曲げ剛性急変化部における最大の曲げ剛性値は、シャフト先側からシャフト元側に向って徐々に曲げ剛性が増加する従来のシャフトの同じ位置における曲げ剛性値(例えば、6.7×106kgf・mm2)よりも2×106kgf・mm2程度高く設定することが好ましい。
【0026】
このようなゴルフクラブシャフトを用いたゴルフクラブは、手元のしっかりした高強度のものである。しかも、シャフトの中間部分とその先部側で大きくしなり易いようにすることができる。これにより、スイング時に硬調子感覚でスイングできると共に、使用者の感覚以上にシャフトをしならせることができ、打球が高くなる。
【0027】
(第4の実施形態)
本実施形態は、本発明の範囲外の実施形態であり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、前記先端部側からの曲げ剛性変化が正から負に変わる変曲点および前記先端部側からの曲げ剛性変化が負から正に変わる変曲点を少なくとも3つ備えた曲げ剛性分布を有することを特徴としている。
【0028】
本実施形態においては、図4に示すように、シャフト先側からの曲げ剛性変化率が小さくなる変曲点G、シャフト先側からの曲げ剛性変化が大きくなる変曲点H、およびシャフト先側からの曲げ剛性変化が小さくなる変曲点Gの順でシャフト先側から設定することが望ましい。なお、この変曲点は、しなりの制御を考慮すると、3〜7程度存在することが好ましい。
【0029】
また、図4に示すように、変曲点が3つの場合には、シャフト先側からの最初の変曲点までの長さはシャフト先部から全長の20〜50%(例えば、シャフト先部から250〜570mm)であり、第2の変曲点までの長さはシャフト先部から全長の40〜70%(例えばシャフト先部から450〜800mm)であることが好ましい。例えば、シャフト先側からの最初の変曲点Gと第2の変曲点Hとの間の長さは、200mm以上、好ましくは300〜600mmであり、シャフト先側からの第2の変曲点Hと第3の変曲点Gとの間の長さは、50〜300mm、好ましくは100mm以上である。なお、変曲点間の長さは、変曲点の数や曲げ剛性の変化率等を考慮して適宜選択することができる。例えば、変曲点間の長さを20〜150mmにして変曲点の数を多くしたり、変曲点の位置をシャフト中央部に集中させても良い。また、シャフト先側からの曲げ剛性変化率が小さくなる変曲点Gを3つ、シャフト先側からの曲げ剛性変化が大きくなる変曲点Hを2つ等に変曲点を増加させても良い。
【0030】
また、シャフト先側からの曲げ剛性変化率が小さくなる変曲点Gまでの領域においては、先端部の変形による打球の不安定さを抑えるために、曲げ剛性が急激に増加するように、例えば曲げ剛性の変化率が100mmで1.2〜1.5倍になるように設定しても良い。また、シャフト先側からの最初の変曲点Gから第2の変曲点Hまでの間は、スイング時のしなりを発生させるために、曲げ剛性の変化率がほぼ一定か、シャフト元側に向って緩やかに増加するかまたは緩やかに減少するように設定しても良い。例えば、シャフト先側からの最初の変曲点Gから第2の変曲点Hの間の剛性差は、最初の変曲点Gを基準として±2×106kgf・mm2、好ましくは±1×106kgf・mm2である。
【0031】
このようなゴルフクラブシャフトを用いたゴルフクラブは、曲げ剛性が低い部分(変曲点H)がより撓み易いので、全体の曲げ剛性をあまり低下させることなく、使用者は撓み(キックポイント)を感知し易くなる。これにより、使用者のスイングコントロールが容易となる。
【0032】
(第5の実施形態)
本実施形態は、本発明の第1の発明に対応するものであり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、前記先端部から前記握り部までの潰し剛性がほぼ一定で、前記握り部において握り部端部に向って潰し剛性が増加する潰し剛性分布を有することを特徴としている。
【0033】
本実施形態においては、シャフト中央の位置、例えば図5における600mmの位置Iの潰し剛性を基準(100%)として、約900mmの位置からシャフト元側に向って急激に、例えば100%以上、好ましくは110〜150%に潰し剛性を増加させる。ここでは、約900mmから1000mmの位置で116%程度で潰し剛性が増加し、1000mmから1200mmにわたって緩やかに潰し剛性が増加するように設定されている。なお、曲げ剛性については、シャフト先側からシャフト元側に向って増加するような曲げ剛性分布を有するように設定する。
【0034】
通常シャフト元側は大径であり、薄肉であるので、潰し剛性はシャフト元側ほど低下するのでシャフト元側の曲げ剛性を極端に大きくする必要があるが、上記のような潰し剛性分布にすることにより、シャフト元側の曲げ剛性を極端に大きくする必要がなくなり、握り部を含めてシャフト全体のしなりを生かせると共に、使用者が強く握持しても変形等の違和感を感じることがない。また、シャフト元側の潰れ破損を防止でき、高強度のゴルフクラブシャフトを実現できる。さらに、握りの支点となる部分(右利きの場合左手握り部)が高い潰し剛性を有するので、しっかり握る感じが実現でき、しかもスイングが安定する。
【0035】
なお、本実施形態における潰し剛性とは、外径Dの管状体に荷重Fを加えたときの剛性を意味する。図10(A)に示すように、ゴルフクラブシャフト1の微小長さ△・の管状体(外径D)2を考えた場合、図10(B)に示すように、管状体2に荷重Fを加えたときの変形量△xとすると、外径Dに対する潰し変形量△xの割合と荷重Fとの間の関係は、図10(C)に示すようになる。すなわち、tanθ=F/(△x/D)となる。したがって、本実施形態では、この値を潰し剛性値と近似している。
【0036】
(第6の実施形態)
本実施形態は、本発明の範囲外の実施形態であり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、前記先端部において前記先端部から前記握り部に向って曲げ剛性が減少する領域を有し、前記先端部と前記握り部との間に曲げ剛性が急激に増加する領域を有し、前記握り部における曲げ剛性がほぼ一定である曲げ剛性分布を持つことを特徴としている。
【0037】
本実施形態において、図6に示すように、先端部において先端部から握り部に向って曲げ剛性が減少する領域Jを作るためには、シャフト先部から曲げ剛性が増加する領域Kを設ける。また、領域Jのシャフト元側(シャフト先端から250〜400mmの位置)で最小の曲げ剛性値を示すようにする。なお、領域Kの曲げ剛性の最大値と領域Jのシャフト元側の最小の曲げ剛性値との間の差は、先端部の変形量の低減を考慮すると、1×106kgf・mm2以上にすることが好ましい。
【0038】
このようなゴルフクラブシャフトを用いたゴルフクラブにおいては、打球時のしなりを長い範囲で調整してスイング時のロフト角やフェース角の急激な変化を防止することができ、球すじを安定させることができ、フックやスライスを減少させることができる。
【0039】
また、本実施形態においては、先端部と握り部との間に曲げ剛性が急激に増加する領域を有するように設定する。この領域は、打球時の衝撃緩和のために、シャフト先端から750〜900mmの位置に設ける。図6においては、この領域で約5×106kgf・mm2程度まで曲げ剛性を増加させているが、従来のシャフトの同じ位置における曲げ剛性値よりも3×106kgf・mm2程度高く設定することが好ましい。また、握り部における曲げ剛性は、相対的に中間部のしなりを感じ易くするために、ほぼ一定かまたはシャフト元側に向って緩やかに増加するように設定する。
【0040】
このようなゴルフクラブシャフトを用いたゴルフクラブにおいては、手元に剛性感を感じながら、かつ、中間部のしなりを感じ、さらに打球時の球すじを安定させることができる。
【0041】
なお、本実施形態における2つの態様については、図6に示すように、組み合わせて設定しても良く、個々に設定しても良い。
【0042】
(第7の実施形態)
本実施形態は、本発明の範囲外の実施形態であり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、前記先端部と前記握り部との間に、前記先端部から前記握り部に向って緩やかに曲げ剛性が増加する領域と、前記先端部から前記握り部に向って急激に曲げ剛性が増加する領域とを有する曲げ剛性分布を持つことを特徴としている。
【0043】
本実施形態においては、図7に示すように、先端部と握り部との間、例えばシャフト先端から400〜800mmの範囲にわたって、先端部から握り部に向って緩やかに曲げ剛性が増加する領域Lを設ける。領域Lにおける曲げ剛性の変化率は、全体的なしなりを考慮すると、1×106kgf・mm2/100mm以下(図7においては、0.5×106kgf・mm2/100mm以下)であることが好ましい。
【0044】
また、先端部から握り部に向って急激に曲げ剛性が増加する領域M(例えばシャフト先端から約800mmの位置)を設ける。領域Mにおいては、打球時の衝撃の緩和および手元部の剛性感の確保を考慮すると、50mm以上、通常100〜200mmの範囲で2×106kgf・mm2以上の曲げ剛性変化率に設定することが好ましい。
【0045】
このようなゴルフクラブシャフトを用いたゴルフクラブにおいては、握り部が高い剛性を有するので、これによりしっかりした安定感が得られる。また、シャフト中間部を含めて握り部よりもシャフト先側において充分なしなりが得られ易く、非力な使用者でもこのしなりを感じながらスイングすることができ、タイミングも合わせ易い。
【0046】
(第8の実施形態)
本実施形態は、本発明の範囲外の実施形態であり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、前記管状体における曲げ剛性の最小値EIMIN に対する曲げ剛性の最大値EIMAX の比EIMAX /EIMIN が5以上であり、前記曲げ剛性の最小値EIMIN に対応する部分が前記先端部側に位置し、前記曲げ剛性の最大値EIMAX に対応する部分が前記握り部側に位置することを特徴としている。
【0047】
本実施形態においては、曲げ剛性の最小値EIMIN に対する曲げ剛性の最大値EIMAX の比EIMAX /EIMIN を4以上好ましくは5以上、さらに好ましくは6以上に設定している。本実施形態の曲げ剛性分布は、図8に示すように、先端部側が凹状の曲線であり、握り部側が凸状の曲線である。
【0048】
このようなゴルフクラブシャフトを用いたゴルフクラブにおいては、従来の同じフレックス(硬さ)のものと比較した場合、先端部の剛性は低く、手元側の剛性は高くなるために、手元では剛性感を感じながら、打球時の衝撃を緩和させ、軟らかい打球感が得られる。また、ヘッドが返り易くなっているので、スライスを防止できる。
【0049】
本実施形態のゴルフクラブシャフトにおいては、EIMAX /EIMIN が4以上の場合、ヘッドスピード35〜40m/secのプレーヤーに適しており、EIMAX /EIMIN が5以上の場合、ヘッドスピード38〜43m/secのプレーヤーに適しており、EIMAX /EIMIN が6以上の場合、ヘッドスピード43m/sec以上のプレーヤーに適している。
【0050】
(第9の実施形態)
本実施形態は、本発明の第2の発明に対応するものであり、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなる繊維強化プリプレグを巻回してなる管状体を用いたゴルフクラブシャフトであって、前記管状体はクラブヘッドが装着される先端部と、前記先端部の反対側に設けられた握り部とを有しており、前記先端部からシャフト中央部までの捩り剛性が前記先端部から前記中央部に向って減少する捩り剛性分布を有することを特徴としている。
【0051】
本実施形態においては、先端部からシャフト中央部までの捩り剛性が先端部から中央部に向って減少するように設定する。すなわち、図9に示すように、シャフト先端部の捩じり剛性を中央(シャフト先端から600mmの位置)を100%としたときに110%程度にし、先端部から中央まで捩り剛性をシャフト元側に向って減少させるように設定する。これは、打球時の衝撃緩和のためである。なお、曲げ剛性については、シャフト先側からシャフト元側に向って増加するような曲げ剛性分布を有するように設定する。
【0052】
なお、図1〜図9において、破線は従来のゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布を示す。
【0053】
このようなゴルフクラブシャフトを用いたゴルフクラブにおいては、シャフト先側の捩り剛性が高いので、シャフト先部の捩れが少なく、スイートスポットは外したときでもヘッドの捩れが少なくなり、打球が高角度で上がり、また方向も安定する。また、スライスも防止することができる。
【0054】
上記のようにして作製した管状体に常法によりクラブヘッドを取り付けることにより、ゴルフクラブシャフトが得られる。
【0055】
第1〜第9の実施形態において、繊維強化プリプレグは、強化繊維に合成樹脂を含浸させてなるものであり、強化繊維としては炭素繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維、アラミド繊維等を用いることができ、合成樹脂としてはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル等を用いることができる。
【0056】
また、第1〜第9の実施形態において、先端部とは、管状体端部から300〜400mmの領域を意味し、握り部とは、管状体端部から200〜300mmの領域を意味する。
【0057】
また、第1〜第9の実施形態において、管状体における曲げ剛性分布、捩り剛性分布、潰し剛性分布は、巻回するプリプレグの形状、繊維方向、厚さ、合成樹脂含浸量、繊維の弾性率等を調整することにより実現することができる。
【0058】
また、第1〜第9の実施形態において、曲げ剛性を徐々に変化させる領域、図1〜図9における傾斜部分の長さは30〜60mm、好ましくは100mm以上にすることが好ましい。曲げ剛性の変化領域を長さ方向に比較的長い範囲に設定することにより、キックポイント等の設定が容易となり、応力集中を防止でき、強度の安定向上を図ることができる。
【0059】
第1〜第9の実施形態においては、ドライバーやスプーン等のシャフト長さの長いクラブ用のシャフトについて説明しているが、本発明は、長さの短いシャフト、例えばサンドウェッジやピッチングウェッジ等のすべてのゴルフクラブシャフトに適用することができる。なお、全長が短い場合には、その全長に応じて前記各実施形態の比率でシャフト先端からの長さを設定すれば良い。また、曲げ剛性の変化する位置は、比例計算で求めることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のゴルフクラブシャフトは、シャフト全体にわたる潰し剛性分布、捩り剛性分布を考慮したものであるので、使用者が満足する種々の要求特性を備えたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布を示す図。
【図2】第2の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布を示す図。
【図3】第3の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布を示す図。
【図4】第4の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布を示す図。
【図5】第5の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布および潰し剛性分布を示す図。
【図6】第6の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布を示す図。
【図7】第7の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布を示す図。
【図8】第8の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布を示す図。
【図9】第9の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトの曲げ剛性分布および捩り剛性分布を示す図。
【図10】(A)〜(C)は第5の実施形態にかかるゴルフクラブシャフトにおける潰し剛性を説明するための図。
【符号の説明】
1…ゴルフクラブシャフト、2…管状体。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf club shaft.
[0002]
[Prior art]
The bending rigidity of a conventional golf club shaft is normally distributed so as to gradually increase from the front end portion of the shaft toward the proximal portion of the shaft, and the shaft end portion (the rear end portion of the grip portion) on the proximal side is maximized. It has become. In such a golf club shaft, a desired flexibility that satisfies the user cannot be obtained.
[0003]
In order to improve this point, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-213658 discloses a golf club shaft having a distribution having a portion having a very small bending rigidity.
[0004]
However, in this golf club shaft, the bending rigidity of a part of the shaft is simply reduced, and the bending rigidity of the entire shaft is not considered. Therefore, it is not possible to satisfy various user requirements such as operability, operation stability, direction stability, and soft hit feeling.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
This invention is made | formed in view of this point, and it aims at providing the golf club shaft provided with the various required characteristics which a user satisfies.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present inventionA golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber-reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, the tubular body having a tip portion on which a club head is mounted and an opposite of the tip portion And a grip portion provided on the side, from the shaft tip side toward the shaft base sideBending rigidity change rate is less than 1.5 times at 100mmIt has a bending rigidity distribution that increases, the crushing rigidity from the tip part to the grip part is almost constant, and the crushing rigidity distribution that the crushing rigidity increases toward the end part of the grip part at the grip part.The crushing rigidity is represented by the following equation:A golf club shaft is provided.
Crushing rigidity = F / (Δx / D)
(In the formula, F is a load applied to the tubular body, Δx is a deformation amount of the tubular body when the load F is applied, and D is an outer diameter of the tubular body.)
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
[0009]
The present inventors were able to realize various required characteristics satisfied by the user as follows in consideration of the bending rigidity distribution, the crushing rigidity distribution, and the torsional rigidity distribution over the entire shaft of the golf club shaft.
[0010]
(First embodiment)
This embodiment is an embodiment outside the scope of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, and the tubular body is It has a tip portion to which the club head is mounted and a grip portion provided on the opposite side of the tip portion, and has a portion where the bending rigidity is maximized on the tip portion side of the grip portion. .
[0011]
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, the portion A where the bending rigidity is maximum takes into account the grip length of the user's both hands, the case where the grip portion is intentionally gripped with a short end, etc. It is desirable to set in the range of 200 to 400 mm from the end of the grip portion of the tubular body. Further, the bending rigidity is reduced from the portion A where the bending rigidity is maximized toward the end of the grip part, and the bending rigidity of the end of the grip part is set to be minimum at the grip part.
[0012]
The maximum bending stiffness value is preferably 5% or more, preferably 10% or more higher than the bending stiffness value of the grip end portion. Moreover, it is preferable that the bending rigidity value of the grip part edge part is 50 to 90% of the maximum bending rigidity value. For example, in the case of a general wood club, the maximum bending stiffness value is 7.5 × 106~ 10.0 × 106kgf · mm2The bending rigidity value at the grip end is 5.5 × 10.6~ 7.0 × 106kgf · mm2Degree.
[0013]
In order to increase the maximum bending rigidity value, a region B where the bending rigidity increases at a rapid change rate may be provided on the tip side (between 100 and 200 mm from A) from the portion A where the bending rigidity is maximum. In addition, the ratio of a bending rigidity change is 1.3 times or more at 100 mm, Preferably it is about 1.5 times.
[0014]
By adopting such a configuration, the user is very solid in the vicinity of the front side (hereinafter referred to as the front side vicinity) of the hand gripping the shaft front side of the grip part (right hand when right-handed) during swinging. It is possible to have a sensation and can shake without anxiety.
[0015]
Specifically, during a swing, a large bending moment is generated on the golf shaft in the vicinity of the front side of the hand gripping the shaft front side of the grip portion (right hand when right-handed). Naturally, if the bending rigidity at this portion is insufficient, a firm sense cannot be obtained. The inventors of the present invention have conducted extensive research on the “solid feeling” at this part, and the “solid feeling” at this part is not only the magnitude of the bending rigidity at that part, but also the part where both hands abut on the grip part. It was discovered that it is greatly affected by the bending rigidity of the intermediate point (hereinafter referred to as the intermediate point). That is, if the bending stiffness value near the front side is greater than the bending stiffness value at the middle point due to the relative difference between the bending stiffness values near the front side and the middle point, the user can It feels great rigidity.
[0016]
Further, in the case of a conventional shaft, there is a problem that the bending rigidity of the end portion of the grip portion becomes larger than necessary when giving a firm feeling at the hand portion, and therefore the shaft becomes harder than necessary. In this embodiment, this point is also improved.
[0017]
Note that it is preferable to set the crushing rigidity of the grip portion to be high, that is, a hardness that does not cause shape deformation even if the hand is grasped, so that the shape deformation does not feel even if the hand is grasped.
[0018]
(Second Embodiment)
This embodiment is an embodiment outside the scope of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, and the tubular body is A first inflection point having a tip portion to which the club head is mounted and a grip portion provided on the opposite side of the tip portion, and a bending rigidity change rate from the tip portion side is reduced; A bending stiffness distribution including a second inflection point at which the bending stiffness change rate from the tip end side is increased, and the bending stiffness at the first inflection point is higher than the bending stiffness at the second inflection point. It is characterized by having.
[0019]
In the present embodiment, as shown in FIG. 2, by providing two inflection points in the bending rigidity distribution in this way, the bending rigidity from the shaft tip side to the range of about 1/3 with respect to the entire shaft length can be obtained. Relatively high, for example 3-6 × 106kgf · mm2Can be. Specifically, the bending stiffness gradually increases from the shaft tip to a position in the range of 400 to 700 mm, the bending stiffness gradually decreases in the range of about 100 mm from the first inflection point C, and the second variation. The bending rigidity distribution is set so as to gradually increase from the bending point D to the shaft base. In this case, the difference between the bending stiffness value at the first inflection point C and the bending stiffness value at the second inflection point is 1 × in consideration of the ease of detection of the bending (kick point). 106kgf · mm2Or more, preferably 2 × 106kgf · mm2Set to above.
[0020]
In a golf club using such a golf club shaft, the bending rigidity of the shaft tip portion is relatively high, and the region where the bending rigidity is low between the shaft tip portion and the shaft base portion is set relatively long. Therefore, the total bending amount can be approximated to the conventional one, and the uncomfortable feeling (difference from the conventional one) when swinging can be reduced. Also, for example, if there is a kick point in a portion with low bending rigidity, the region with low bending rigidity can be made relatively long (the lower curve in FIG. 2), so that the kick point can be emphasized and the user can It becomes easier to detect the status.
[0021]
Furthermore, since the bending rigidity changes gently from the shaft front side toward the shaft base side, local strength reduction can be prevented and the strength can be improved stably. Moreover, since the bending rigidity of the shaft tip is relatively high, local bending at the tip during swing can be suppressed, and variations in the hitting direction can be prevented. Furthermore, the trajectory can be stabilized by reducing the change in the loft angle at the time of hitting.
[0022]
(Third embodiment)
This embodiment is an embodiment outside the scope of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, and the tubular body is It has a tip part to which a club head is mounted and a grip part provided on the opposite side of the tip part, and has a bending rigidity sudden change part on the tip part side of the grip part, and the bending rigidity The maximum bending stiffness in the sudden change portion is approximate to the bending stiffness of the grip portion.
[0023]
In this embodiment, as shown in FIG. 3, it is preferable that the bending stiffness sudden change portion E exists at a position about 200 mm ahead of the grip portion in consideration of impact absorption at the time of hitting. In addition, the bending rigidity sudden change part E means the part whose bending rigidity change rate is 1.5 to 2.0 times at 100 mm.
[0024]
The fact that the maximum bending stiffness in the bending stiffness sudden change portion approximates the bending stiffness of the grip portion means that the difference between the maximum bending stiffness value in the bending stiffness sudden change portion and the bending stiffness value of the grip portion is 1 × 10.6kgf · mm2Means within.
[0025]
The bending stiffness at the end of the grip from the most shaft origin side of the sudden change in bending stiffness is almost constant or gently toward the end of the grip, taking into account the rigidity of the grip (feeling of feeling the rigidity). It is preferable to set so as to increase. If necessary, the maximum bending stiffness value in the bending stiffness sudden change portion is 2 × 10 2 between the most bending origin sudden change portion and the grip end portion.6kgf · mm2You may provide the low bending rigidity part F about low. The maximum bending stiffness value in the bending stiffness sudden change portion is the bending stiffness value at the same position of the conventional shaft where the bending stiffness gradually increases from the shaft front side toward the shaft base side (for example, 6.7 × 106kgf · mm22x10 than6kgf · mm2It is preferable to set a high level.
[0026]
A golf club using such a golf club shaft has a strong and strong strength at hand. In addition, it is possible to easily increase the size of the intermediate portion of the shaft and the tip side thereof. Thereby, while swinging with a hard tone sensation at the time of swing, the shaft can be bent more than the user's sense, and the hitting ball becomes high.
[0027]
(Fourth embodiment)
This embodiment is an embodiment outside the scope of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, and the tubular body is An inflection point having a tip end portion to which a club head is mounted and a grip portion provided on the opposite side of the tip end portion, and an inflection point at which a bending rigidity change from the tip end side changes from positive to negative It has a bending stiffness distribution having at least three inflection points at which the bending stiffness change from the part side changes from negative to positive.
[0028]
In this embodiment, as shown in FIG. 4, an inflection point G at which the bending stiffness change rate from the shaft tip side becomes small, an inflection point H at which the bending stiffness change from the shaft tip side becomes large, and the shaft tip side It is desirable to set from the shaft front side in the order of the inflection point G where the change in bending stiffness from the point becomes smaller. In addition, it is preferable that this inflection point exists about 3-7, when bending control is considered.
[0029]
As shown in FIG. 4, when there are three inflection points, the length from the shaft tip side to the first inflection point is 20 to 50% of the total length from the shaft tip portion (for example, the shaft tip portion). 250 to 570 mm), and the length to the second inflection point is preferably 40 to 70% of the entire length from the shaft tip (for example, 450 to 800 mm from the shaft tip). For example, the length between the first inflection point G from the shaft front side and the second inflection point H is 200 mm or more, preferably 300 to 600 mm, and the second inflection from the shaft front side. The length between the point H and the third inflection point G is 50 to 300 mm, preferably 100 mm or more. The length between the inflection points can be appropriately selected in consideration of the number of inflection points, the change rate of bending rigidity, and the like. For example, the length between the inflection points may be 20 to 150 mm to increase the number of inflection points, or the inflection point positions may be concentrated at the center of the shaft. Further, even if the inflection point is increased to three inflection points G where the bending stiffness change rate from the shaft tip side becomes small, two inflection points H where the bending stiffness change from the shaft tip side becomes large, etc. good.
[0030]
Further, in the region up to the inflection point G where the bending rigidity change rate from the shaft front side becomes small, in order to suppress the instability of the hit ball due to the deformation of the tip portion, the bending rigidity increases rapidly, for example, You may set so that the change rate of bending rigidity may be 1.2 to 1.5 times at 100 mm. Also, between the first inflection point G and the second inflection point H from the shaft front side, the bending rigidity change rate is almost constant in order to generate bending during the swing. It may be set so as to increase gently or decrease gradually. For example, the rigidity difference between the first inflection point G from the shaft front side and the second inflection point H is ± 2 × 10 6 with respect to the first inflection point G.6kgf · mm2, Preferably ± 1 × 106kgf · mm2It is.
[0031]
In a golf club using such a golf club shaft, a portion where the bending rigidity is low (the inflection point H) is more easily bent, so that the user senses the bending (kick point) without significantly reducing the entire bending rigidity. It becomes easy to do. Thereby, a user's swing control becomes easy.
[0032]
(Fifth embodiment)
This embodiment corresponds to the first invention of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, The tubular body has a tip portion to which a club head is attached and a grip portion provided on the opposite side of the tip portion, and the crushing rigidity from the tip portion to the grip portion is substantially constant, and the grip It is characterized by having a crushing rigidity distribution in which the crushing rigidity increases toward the end of the grip part.
[0033]
In the present embodiment, with reference to the crushing rigidity at the center position of the shaft, for example, the position I of 600 mm in FIG. 5 (100%), from the position of about 900 mm toward the shaft base side, for example, 100% or more, preferably Crushes to 110-150% and increases rigidity. Here, the crushing rigidity is increased by about 116% at a position of about 900 mm to 1000 mm, and the crushing rigidity is gradually increased from 1000 mm to 1200 mm. The bending stiffness is set so as to have a bending stiffness distribution that increases from the shaft front side toward the shaft base side.
[0034]
Normally, the shaft base side has a large diameter and is thin, so the crushing rigidity decreases as the shaft base side decreases. Therefore, it is necessary to extremely increase the bending rigidity of the shaft base side. This eliminates the need to extremely increase the bending rigidity of the shaft base side, makes it possible to take advantage of the entire shaft including the grip portion, and prevents the user from feeling uncomfortable such as deformation even if the user grips strongly. . Further, the shaft base side can be prevented from being crushed and broken, and a high-strength golf club shaft can be realized. In addition, since the gripping fulcrum (left hand grip when right-handed) has high crushing rigidity, a firm grip can be realized and the swing can be stabilized.
[0035]
The crushing rigidity in the present embodiment means the rigidity when a load F is applied to a tubular body having an outer diameter D. As shown in FIG. 10 (A), when a tubular body (outer diameter D) 2 having a minute length Δ · of the golf club shaft 1 is considered, a load F is applied to the
[0036]
(Sixth embodiment)
This embodiment is an embodiment outside the scope of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, and the tubular body is A front end portion to which the club head is mounted and a grip portion provided on the opposite side of the front end portion; and a region where bending rigidity decreases from the front end portion toward the grip portion in the front end portion. And having a region where the bending stiffness increases rapidly between the tip portion and the grip portion, and having a bending stiffness distribution in which the bending stiffness in the grip portion is substantially constant.
[0037]
In the present embodiment, as shown in FIG. 6, in order to create a region J where the bending stiffness decreases from the tip portion toward the grip portion at the tip portion, a region K where the bending stiffness increases from the shaft tip portion is provided. Further, the minimum bending rigidity value is shown on the shaft base side of the region J (position of 250 to 400 mm from the shaft tip). The difference between the maximum value of the bending stiffness in the region K and the minimum bending stiffness value on the shaft base side in the region J is 1 × 10 in consideration of a reduction in the deformation amount of the tip portion.6kgf · mm2It is preferable to make it above.
[0038]
In a golf club using such a golf club shaft, the bending at the time of hitting can be adjusted in a long range to prevent a sudden change in the loft angle and the face angle at the time of swing, and the ball streak is stabilized. Can reduce hooks and slices.
[0039]
Moreover, in this embodiment, it sets so that it may have the area | region where bending rigidity increases rapidly between a front-end | tip part and a grip part. This region is provided at a position of 750 to 900 mm from the tip of the shaft in order to mitigate the impact at the time of hitting the ball. In FIG. 6, about 5 × 10 5 in this region.6kgf · mm2The bending stiffness is increased to the extent of 3 × 10 than the bending stiffness value at the same position of the conventional shaft.6kgf · mm2It is preferable to set a high level. Further, the bending rigidity in the grip portion is set to be substantially constant or gradually increased toward the shaft base side in order to make it relatively easy to feel the bending of the intermediate portion.
[0040]
In a golf club using such a golf club shaft, it is possible to feel the rigidity at the hand, feel the bending of the intermediate portion, and stabilize the ball streak at the time of hitting.
[0041]
Note that the two aspects in the present embodiment may be set in combination as shown in FIG. 6 or may be set individually.
[0042]
(Seventh embodiment)
This embodiment is an embodiment outside the scope of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, and the tubular body is It has a tip part to which the club head is mounted and a grip part provided on the opposite side of the tip part, and it faces the grip part from the tip part between the tip part and the grip part. And having a bending stiffness distribution having a region where the bending stiffness gradually increases and a region where the bending stiffness suddenly increases from the tip portion toward the grip portion.
[0043]
In the present embodiment, as shown in FIG. 7, a region L where the bending rigidity gradually increases from the tip portion toward the grip portion between the tip portion and the grip portion, for example, in the range of 400 to 800 mm from the shaft tip. Is provided. The bending stiffness change rate in the region L is 1 × 10 in consideration of the overall bending.6kgf · mm2/ 100 mm or less (in FIG. 7, 0.5 × 106kgf · mm2/ 100 mm or less).
[0044]
In addition, a region M (for example, a position of about 800 mm from the shaft tip) where the bending rigidity suddenly increases from the tip portion toward the grip portion is provided. In the region M, in consideration of relaxation of impact at the time of hitting and securing of a rigidity feeling at the hand portion, 2 × 10 in a range of 50 mm or more, usually 100 to 200 mm.6kgf · mm2It is preferable to set the bending stiffness change rate as described above.
[0045]
In a golf club using such a golf club shaft, since the grip portion has high rigidity, a firm sense of stability can be obtained. In addition, it is easy to obtain a completeness on the front side of the shaft including the intermediate part of the shaft, and even a powerless user can swing while feeling this behavior, and the timing is easy to adjust.
[0046]
(Eighth embodiment)
This embodiment is an embodiment outside the scope of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforcing fiber with a synthetic resin, and the tubular body is It has a tip portion to which the club head is mounted and a grip portion provided on the opposite side of the tip portion, and a minimum value EI of bending rigidity in the tubular bodyMINMaximum value of bending stiffness EIMAXRatio EIMAX/ EIMINIs a minimum value EI of the bending stiffnessMINIs located on the tip side, and the bending rigidity maximum value EIMAXThe part corresponding to is located in the said grip part side, It is characterized by the above-mentioned.
[0047]
In the present embodiment, the minimum bending rigidity EIMINMaximum value of bending stiffness EIMAXRatio EIMAX/ EIMINIs set to 4 or more, preferably 5 or more, and more preferably 6 or more. As shown in FIG. 8, the bending stiffness distribution of the present embodiment is a concave curve on the tip side and a convex curve on the grip side.
[0048]
In golf clubs using such a golf club shaft, the rigidity at the tip is lower and the rigidity at the hand side is higher when compared to the conventional flex (hardness), so that the hand feels rigid. While feeling this, the impact at the time of hitting is relieved, and a soft hitting feeling is obtained. Further, since the head is easy to return, slicing can be prevented.
[0049]
In the golf club shaft of this embodiment, EIMAX/ EIMINIs 4 or more, it is suitable for players with a head speed of 35-40 m / sec.MAX/ EIMINIs 5 or more, it is suitable for players with a head speed of 38 to 43 m / sec.MAX/ EIMINIs 6 or more, it is suitable for a player with a head speed of 43 m / sec or more.
[0050]
(Ninth embodiment)
This embodiment corresponds to the second invention of the present invention, and is a golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforced fiber with a synthetic resin, The tubular body has a distal end portion to which a club head is mounted and a grip portion provided on the opposite side of the distal end portion, and the torsional rigidity from the distal end portion to the shaft central portion is from the distal end portion to the central portion. It is characterized by having a torsional stiffness distribution that decreases toward the part.
[0051]
In the present embodiment, the torsional rigidity from the tip portion to the shaft center portion is set so as to decrease from the tip portion toward the center portion. That is, as shown in FIG. 9, the torsional rigidity of the shaft tip is about 110% when the center (600 mm from the shaft tip) is 100%, and the torsional rigidity from the tip to the center is on the shaft original side. Set to decrease toward. This is to reduce the impact when hitting the ball. The bending stiffness is set so as to have a bending stiffness distribution that increases from the shaft front side toward the shaft base side.
[0052]
1 to 9, broken lines indicate the bending rigidity distribution of the conventional golf club shaft.
[0053]
In a golf club using such a golf club shaft, the torsional rigidity of the shaft tip side is high, so that the torsion of the shaft tip is small, the twist of the head is small even when the sweet spot is removed, and the hitting ball has a high angle The direction is stable. Also, slicing can be prevented.
[0054]
A golf club shaft can be obtained by attaching a club head to the tubular body produced as described above by a conventional method.
[0055]
In the first to ninth embodiments, the fiber reinforced prepreg is obtained by impregnating a reinforced fiber with a synthetic resin, and carbon fiber, glass fiber, alumina fiber, aramid fiber, or the like can be used as the reinforced fiber. As the synthetic resin, epoxy resin, phenol resin, polyester or the like can be used.
[0056]
Moreover, in 1st-9th embodiment, a front-end | tip part means the area | region 300-400 mm from a tubular body end part, and a grip part means a 200-300 mm area | region from a tubular body end part.
[0057]
In the first to ninth embodiments, the bending stiffness distribution, the torsional stiffness distribution, and the crushing stiffness distribution in the tubular body are the shape of the prepreg to be wound, the fiber direction, the thickness, the synthetic resin impregnation amount, and the elastic modulus of the fiber. This can be realized by adjusting the above.
[0058]
In the first to ninth embodiments, the region where the bending rigidity is gradually changed, the length of the inclined portion in FIGS. 1 to 9 is preferably 30 to 60 mm, and more preferably 100 mm or more. By setting the change region of the bending stiffness in a relatively long range in the length direction, setting of a kick point and the like can be facilitated, stress concentration can be prevented, and stability can be improved.
[0059]
In the first to ninth embodiments, a club shaft having a long shaft length such as a driver or a spoon is described, but the present invention is a shaft having a short length, such as a sand wedge or a pitching wedge. It can be applied to all golf club shafts. When the total length is short, the length from the shaft tip may be set at the ratio of each embodiment according to the total length. Further, the position where the bending stiffness changes can be obtained by proportional calculation.
[0060]
【The invention's effect】
As described above, the golf club shaft of the present invention takes into account the crushing rigidity distribution and torsional rigidity distribution over the entire shaft, and therefore has various required characteristics that satisfy the user.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a bending rigidity distribution of a golf club shaft according to a first embodiment.
FIG. 2 is a view showing a bending rigidity distribution of a golf club shaft according to a second embodiment.
FIG. 3 is a view showing a bending rigidity distribution of a golf club shaft according to a third embodiment.
FIG. 4 is a view showing a bending rigidity distribution of a golf club shaft according to a fourth embodiment.
FIG. 5 is a view showing a bending rigidity distribution and a crushing rigidity distribution of a golf club shaft according to a fifth embodiment.
FIG. 6 is a view showing a bending rigidity distribution of a golf club shaft according to a sixth embodiment.
FIG. 7 is a view showing a bending rigidity distribution of a golf club shaft according to a seventh embodiment.
FIG. 8 is a view showing a bending rigidity distribution of a golf club shaft according to an eighth embodiment.
FIG. 9 is a view showing a bending stiffness distribution and a torsional stiffness distribution of a golf club shaft according to a ninth embodiment.
FIGS. 10A to 10C are views for explaining crushing rigidity in a golf club shaft according to a fifth embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Golf club shaft, 2 ... Tubular body.
Claims (1)
潰し剛性=F/(Δx/D)
(式中、Fは管状体に加えられた荷重、Δxは荷重Fを加えられたときの管状体の変形量、Dは管状体の外径である。) A golf club shaft using a tubular body formed by winding a fiber reinforced prepreg obtained by impregnating a reinforced fiber with a synthetic resin, wherein the tubular body includes a tip portion on which a club head is mounted, and a side opposite to the tip portion. And has a bending stiffness distribution such that the bending stiffness change rate increases from the shaft tip side to the shaft base side to a degree less than 1.5 times at 100 mm, in crushing rigidity from the tip portion to the grip portion is substantially constant, have a crushing rigidity distribution rigid crush toward the grip end in the grip increases, the crushing rigidity shall be represented by the following formula Golf club shaft characterized by
Crushing rigidity = F / (Δx / D)
(In the formula, F is a load applied to the tubular body, Δx is a deformation amount of the tubular body when the load F is applied, and D is an outer diameter of the tubular body.)
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