JP3877635B2 - 入力パターン供給器と半導体集積回路の検査方法 - Google Patents

入力パターン供給器と半導体集積回路の検査方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路の内部回路波形を観測する場合に用いる入力パターン供給器と半導体集積回路の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の大規模化・高速化するシステムLSIのテスト方式の1つにBISTがある。BIST方式ではデバイス内部に自己テスト用回路を組み込み、デバイス内部でテストパターンを発生する。
【0003】
ロジック回路を対象としたロジックBISTでは、テスト対象回路(以下CUTと称す)へ与えられるテストパターンとして、LFSRによって発生される擬似ランダムパターンが用いられることが多い。ここで述べる擬似ランダムパターンとは周期長Mで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列のことである。周期長Mの大きさはLFSRの構成に拠る。nビットのLFSRが発生しうる擬似ランダムパターンの最大周期長は2n-1クロックであり、通常、発生する擬似ランダムパターンの周期長が最大となるように構成されたLFSRが使われる。
【0004】
以下、従来の擬似ランダムパターン発生器について説明する。
図1は従来の入力パターン供給器の構成図である。尚、ここでは簡単のため、3ビットのLFSRを用いて説明する。実際のロジックBISTでは16ビット、24ビット、32ビットのLFSRが用いられることが多い。
【0005】
図1において、1はDFFであり、4はDFF1のQ出力端子である。同様に、2はDFF、5はDFF2のQ出力端子、3はDFF、6はDFF3のQ出力端子である。7はクロック信号が入力されるCK入力端子、8はリセット信号が入力されるRST入力端子である。3ビット信号(A0,B0,C0)はLFSRの発生する出力信号値であり、CUTに印加される。ここでA0はQ出力端子4の出力信号値、B0はQ出力端子5の出力信号値、C0はQ出力端子6の出力信号値である。
【0006】
擬似ランダムパターンの発生を行う前に、まず、LFSRの状態の初期化を行う。初期状態とはQ出力端子4、Q出力端子5、Q出力端子6の出力値が全て”1”の状態である。LFSRの状態はRST入力端子8=”1”の時にCK入力端子7に印加されるクロック信号の立ち上がりエッジで(A0,B0,C0)=(1,1,1)に初期化される。その後、RST入力端子8=”0”として、CK入力端子7に印加されるクロックの立ち上がりエッジ毎に3ビット信号(A0,B0,C0)は(1,1,1)⇒(1,1,0)⇒(1,0,0)⇒(0,0,1)⇒(0,1,0)⇒(1,0,1)⇒(0,1,1)⇒(1,1,1)⇒・・・と変化し、7クロック周期で一巡する。このような周期長7で一巡する同じパターンを繰り返さない3ビット信号列が擬似ランダムパターンである。
【0007】
ところで、近年の高集積化されたシステムLSIの故障解析においてはEBテスタによる内部波形観測が行われる事が多い。あらかじめ、故障診断システムなどを利用して絞り込まれた被疑故障箇所に対してEBテスタで内部波形観測を行うことで最終的な故障箇所を特定することができる。
【0008】
EBテスタは、まず、電子ビームを信号配線に照射し、発生した二次電子を二次電子検出系で検出する。ここで高電位の信号配線付近で発生した二次電子は信号配線付近に形成される電界の向きに逆らって、ポテンシャルの壁をこえなければ、二次電子検出系に到達できない。一方、0Vの配線付近では電界が発生せず、ポテンシャルの壁が存在していない為、発生した二次電子は容易に二次電子検出系に到達できる。従って、信号配線が高電位であれば検出される二次電子量は少なく、低電位であれば多いことになる。
【0009】
EBテスタはデバイス表面の保護膜(絶縁膜)の容量を介しての測定をおこなうため、観測波形の相対的な電位が確認できるように、測定したい内部信号線の電位がトグル変化を起こすようなテストパターンをCUTに与える必要がある。そのようなテストパターンを繰り返し与え続け、観測波形での各サンプリング時刻において、複数回の二次電子検出を行い、検出された二次電子量の平均値を時間軸にそって並べることで電圧波形を得る。
【0010】
図2はスキャン回路を用いた入力パターン供給器の構成図であり、図3はスキャン回路を用いた入力パターン供給器のタイムチャートである。
ロジックBISTを適用している半導体集積回路の内部信号線の電位状態観測を行う場合、上記のようなテストパターンをLFSRから印加する。図1のLFSRから発生されるテストパターンによって、図2に示す回路の内部信号線Lの電位状態をトグル変化させる場合を考える。
【0011】
図2において、9、10、11はそれぞれスキャンイン端子である。図2の回路をスキャンイネーブル状態にして、スキャンイン端子9、スキャンイン端子10、スキャンイン端子11にそれぞれ、図1の回路から発生される、出力信号値A0、出力信号値B0、出力信号値C0を印加する。この時、内部信号線Lは図3のタイムチャートに示すように、(A0,B0,C0)の値は(1,1,1)⇒(1,1,0)⇒(1,0,0)⇒(0,0,1)⇒(0,1,0)⇒(1,0,1)⇒(0,1,1)⇒(1,1,1)と7クロック周期で一巡するトグル変化を含む信号変化を起こす。
【0012】
しかしながら、ロジックBISTで用いられるLFSRのビット幅は通常16ビット、24ビット、32ビットのものが使用され、16ビットのLFSRでは発生する擬似ランダムパターンが一周するのに65,535クロックを要する。また、24ビットで16,777,215クロック、32ビットでは4,294,967,295クロックを要することになる。
【0013】
したがって、上記従来の擬似ランダムパターン発生器では、EBテスタでは観測対象の内部信号線の電位状態がトグル変化を起こすようなテストパターンを繰り返し印加しつづける必要があるため、膨大なクロック数を要するという問題点があった。
【0014】
つまり、通常の故障を検出するための検査では、あらかじめ決めておいた故障検出率に達するのに必要なクロック数分の入力信号をCUTに与えるだけで良い。ところが、LFSRで発生した擬似ランダムパターンをCUTに与えたときに生じる内部信号線の電位変化をEBテスタで観測する場合には、周期長の長い擬似ランダムパターンを繰り返しCUTに印加し続けること必要となるため、波形観測に要する時間が非常に長くなってしまい、解析時間が増大するという問題点があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題点を解決するために、本発明の入力パターン供給器と半導体集積回路の検査方法は、波形観測に要する時間を短縮し、故障解析時間を抑制することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の入力パターン供給器は、半導体集積回路の内部波形観測時に入力されるnビット信号列を供給する入力パターン供給器であって、2n-1クロックで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器と、前記擬似ランダムパターン発生器のnビット信号列を出力するnビットの出力端子と、前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を初期値に設定するリセット端子と、前記半導体回路の動作モードに応じて入力パターン供給器の動作を設定するモード設定端子と、前記nビットの信号列が任意に設定された値を出力することにより前記擬似ランダムパターン発生器を初期値に設定するリセット回路とを有し、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を前記任意に設定した値が出力した時点で初期値にもどし、入力パターンの周期を短縮することを特徴とする。
【0017】
請求項2記載の入力パターン供給器は、半導体集積回路の内部波形観測時に入力されるnビット信号列を供給する入力パターン供給器であって、2n-1クロックで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器と、前記擬似ランダムパターン発生器のnビット信号列を出力するnビットの出力端子と、前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を初期値に設定するリセット端子と、前記半導体回路の動作モードに応じて入力パターン供給器の動作を設定するモード設定端子と、外部から入力され前記nビット信号列に対応するnビットの入力端子と、前記nビットの入力端子から任意に設定された値を入力することにより前記擬似ランダムパターン発生器を初期値に設定するリセット回路とを有し、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を前記任意に設定した値が入力した時点で初期値にもどし、入力パターンの周期を短縮することを特徴とする。
【0018】
請求項3記載の入力パターン供給器は、半導体集積回路の内部波形観測時に入力されるnビット信号列を供給する入力パターン供給器であって、2n-1クロックで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器と、前記擬似ランダムパターン発生器のnビット信号列を出力するnビットの出力端子と、前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を初期値に設定するリセット端子と、前記半導体回路の動作モードに応じて入力パターン供給器の動作を設定するモード設定端子と、前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を制御するnビットの入力端子と、前記nビットの信号列が任意に設定された値を出力することにより前記擬似ランダムパターン発生器に前記入力端子から入力された値を設定するリセット回路とを有し、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を前記任意に設定した値が出力した時点で前記入力端子から入力される値に設定し、入力パターンの周期を短縮することを特徴とする。
【0019】
請求項4記載の入力パターン供給器は、半導体集積回路の内部波形観測時に入力されるnビット信号列を供給する入力パターン供給器であって、2n-1クロックで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器と、前記擬似ランダムパターン発生器のnビット信号列を出力するnビットの出力端子と、前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を初期値に設定するリセット端子と、前記半導体回路の動作モードに応じて入力パターン供給器の動作を設定するモード設定端子と、前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を制御するnビットの第1の入力端子と、外部から入力され前記nビット信号列に対応するnビットの第2の入力端子と、前記nビットの第2の入力端子から任意に設定された値を入力することにより前記擬似ランダムパターン発生器に前記第1の入力端子から入力された値を設定するリセット回路とを有し、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を前記任意に設定した値が入力した時点で前記第1の入力端子から入力される値に設定し、入力パターンの周期を短縮することを特徴とする。
【0020】
請求項5記載の半導体集積回路検査方法は、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を生成する工程と、前記nビット信号列の任意の値によって前記nビット信号列の出力値をリセットして一巡する周期を短縮する工程と、前記一巡する周期を短縮したnビット信号列の出力値を用いてスキャンパス試験を行う工程とを有することを特徴とする。
【0021】
以上により、波形観測に要する時間を短縮し、故障解析時間を抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について図を用いて説明する。
【0023】
図4は本発明の実施の形態1における入力パターン供給器の構成図を示し、既出の構成部については同じ記号を付し、説明を省略する。また、図5は本発明の実施の形態1における動作モードIの時の入力パターン供給器のタイムチャート、図6は本発明の実施の形態1における動作モードIIの時の入力パターン供給器のタイムチャートである。
【0024】
図4で、12はDFF1,DFF2,DFF3,EXOR13で構成され、7クロックで一巡する同じパターンを繰り返さない3ビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器であり、初期状態へのリセット機能を備える。3ビット信号(A1,B1,C1)は擬似ランダムパターン発生器12が発生する出力信号値であり、A1はQ出力端子4の出力信号値、B1はQ出力端子5の出力信号値、C1はQ出力端子6の出力信号値である。この3ビット信号がCUTに印加される。
【0025】
19は(A1,B1,C1)があらかじめ決められた特定の条件を満たす場合に、擬似ランダムパターン発生器12の状態をリセットする機能を備えるリセット回路である。ここで、リセット回路19は、出力信号値A1の反転値と出力信号値B1の反転値と出力信号値C1を入力値とするAND回路22と、AND回路22の出力とMODE入力信号20を入力とするAND回路23と、AND回路23の出力とRST入力端子8の入力とを入力するOR回路24により構成され、RST入力端子8の入力値が”1”の時と、MODE入力信号20の入力値が”1”で、かつ、(A1,B1,C1)=(0,0,1)の時に、リセット信号21の出力値を”1”にして、DFF1,DFF2,DFF3をリセットする。
【0026】
本発明の実施の形態1における半導体集積回路の動作モードには通常スキャンテスト時の動作モードIとEBテスタでの波形測定時の動作モードIIの2つがある。動作モードI、IIはMODE入力信号20に与えられる値によって切り替えられる。MODE入力信号20=”0”の時は動作モードIに、MODE入力信号20=”1”の時は動作モードIIになる。
【0027】
擬似ランダムパターン発生器12が初期状態へリセットされる動作について説明する。ここで初期状態とはQ出力端子4、Q出力端子5、Q出力端子6の出力値が全て”1”の状態である。21は擬似ランダムパターン発生器12のリセット信号であり、リセット回路19から出力される。動作モードI(MODE入力信号20=”0”)では、RST入力端子8の入力値が”1”の時、リセット信号21=”1”となり、RST入力端子8の入力値が”0”の時、リセット信号21=”0”となる。動作モードII(MODE入力信号20=”1”)では、RST入力端子8の入力値が”1”、または、(A1,B1,C1)=(0,0,1)のときにリセット信号21=”1”となり、それ以外の時にはリセット信号21=”0”となる。擬似ランダムパターン発生器12の状態は、リセット信号21=”1”の時に、CK入力端子7に印加されるクロック信号の立ち上がりエッジに同期して初期状態にリセットされ、リセット信号21=”0”の時には動作が継続される。
【0028】
本発明の実施の形態1における動作モードI、IIのそれぞれの動作を説明する。まず、動作モードIについて説明する。動作モードIにするためにMODE入力信号20=”0”に固定する。RST入力端子8の入力値を”1”としてCK入力端子7にクロック信号を印加する。クロック印加開始後、最初の立ち上がりエッジで擬似ランダムパターン発生器12が初期状態にリセットされる。次のクロックの立ち下がりエッジでRST入力端子8の入力値を”0”とする。その後、クロックの立ち上がりエッジで、A1、B1、C1の値が図5のタイムチャートに示すように(A1,B1,C1)の値は(1,1,1)⇒(1,1,0)⇒(1,0,0)⇒(0,0,1)⇒(0,1,0)⇒(1,0,1)⇒(0,1,1)⇒(1,1,1)と7クロック周期で巡回する。このモードは主にスキャンテストを行う場合に用いる。
【0029】
次に動作モードIIについて説明する。動作モードIIにするためにMODE入力信号20=”1”に固定する。RST入力端子8の入力値を”1”としてCK入力端子7にクロック信号を印加する。クロック印加後、最初の立ち上がりエッジで擬似ランダムパターン発生器12が初期状態にリセットされる。次のクロックの立ち下がりエッジでRST入力端子8の入力値を”0”とする。その後、クロックの立ち上がりエッジで、A1、B1、C1の値が図6のタイムチャートに示すように、(A1,B1,C1)=(0,0,1)でリセットがかかり、(A1,B1,C1)の値は(1,1,1)⇒(1,1,0)⇒(1,0,0)⇒(0,0,1)⇒(1,1,1)と4クロック周期で巡回する。このモードは、EBテスタでCUTの内部信号線の状態を観測する場合に用いる。
【0030】
図2に示す回路について、内部信号線Lの状態観測する場合を例にとって説明する。まず、図4に示す本発明の実施の形態1における擬似ランダムパターン発生器を動作モードIIで動作させる。図2の回路をスキャンイネーブル状態にして、スキャンイン端子9、スキャンイン端子10、スキャンイン端子11にそれぞれ、図4の回路から発生される出力信号値A1,出力信号値B1,出力信号値C1を印加する。この時、内部信号線Lは図6のタイムチャートに示すように、リセットから4クロック経過後から4クロック周期で一巡するトグル変化を含む信号変化を起こすことができる。
【0031】
以上のように、(A1,B1,C1)=(0,0,1)でリセットがかかり、同じ周期が繰り返されるので、本発明の実施の形態1のは従来の技術で示した構成に比べて、EBテスタ波形測定時間を4/7に短縮できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について図を用いて説明する。
【0032】
図7は本発明の実施の形態2における入力パターン供給器の構成図を示し、既出の構成部については同じ記号を付し、説明を省略する。
図7において、3ビット信号(A2,B2,C2)は擬似ランダムパターン発生器12が発生する出力信号値であり、A2はQ出力端子4の出力信号値、B2はQ出力端子5の出力信号値、C2はQ出力端子6の出力信号値である。この3ビットの信号がCUTに印加される。
【0033】
31は外部から与えられる信号値(A´2,B´2,C´2)を入力として、(A2,B2,C2)=(A´2,B´2,C´2)となる場合に、擬似ランダムパターン発生器12の状態を初期状態にリセットする機能を備えるリセット回路である。ここで、リセット回路31は、出力信号値A2と信号値A´2を入力値とするEXOR回路25と、出力信号値B2と出力信号値B´2を入力値とするEXOR回路26と、出力信号値C2と信号値C´2を入力値とするEXOR回路27と、EXOR回路25の出力とEXOR回路26の出力とEXOR回路27の出力を入力とするNOR回路28と、NOR回路28の出力とMODE入力信号20を入力とするAND回路29と、AND回路29の出力とRST入力端子8の入力とを入力とするOR回路30により構成され、RST入力端子8の入力値が”1”の時と、MODE入力信号20の入力値が”1”で、かつ、出力信号値A2と信号値A´2が同値、かつ、出力信号値B2と信号値B´2が同値、かつ、出力信号値C2と信号値C´2が同値の時に、リセット信号21の出力値を”1”にして、DFF1,DFF2,DFF3をリセットする。
【0034】
本発明の実施の形態2における半導体集積回路の動作モードには、本発明の実施の形態1と同様に、通常スキャンテスト時の動作モードIと、EBテスタでの波形測定時の動作モードIIの2つがある。動作モードI、IIはMODE入力信号20に与えられる値によって切り替えられる。MODE入力信号20=”0”の時は動作モードIに、MODE入力信号20=”1”の時は動作モードIIになる。
【0035】
擬似ランダムパターン発生器12が初期状態へリセットされる動作について説明する。ここで初期状態とはQ出力端子4、Q出力端子5、Q出力端子6の出力値が全て”1”の状態である。21は擬似ランダムパターン発生器12のリセット信号であり、リセット回路19から出力される。動作モードI(MODE入力信号20=”0”)では、RST入力端子8の入力値が”1”の時、リセット信号21=”1”となり、RST入力端子8の入力値が”0”の時、リセット信号21=”0”となる。動作モードIIでは、RST入力端子8の入力値が”1”、または、(A2,B2,C2)=(A´2,B´2,C´2)の時にリセット信号21=”1”となり、それ以外の時にはリセット信号21=”0”となる。擬似ランダムパターン発生器12の状態は、リセット信号21=”1”の時に、CK入力端子7に印加されるクロック信号の立ち上がりエッジに同期して初期状態にリセットされ、リセット信号21=”0”の時には動作が継続される。
【0036】
本発明の実施の形態2における動作モードI、IIのそれぞれの動作を説明する。まず、動作モードIについて説明する。動作モードIにするためにMODE入力信号20=”0”に固定する。RST入力端子8の入力値を”1”としてCK入力端子7にクロック信号を印加する。クロック印加開始後、最初の立ち上がりエッジで擬似ランダムパターン発生器12が初期状態にリセットされる。次のクロックの立ち下がりエッジでRST入力端子8の入力値を”0”とする。その後、クロックの立ち上がりエッジで、出力値A2、出力値B2、出力値C2の値が図5のタイムチャートに示すように(A2,B2,C2)の値は(1,1,1)⇒(1,1,0)⇒(1,0,0)⇒(0,0,1)⇒(0,1,0)⇒(1,0,1)⇒(0,1,1)⇒(1,1,1)と7クロック周期で巡回する。このモードは主にスキャンテストを行う場合に用いる。
【0037】
次に動作モードIIについて説明する。動作モードIIにするためにMODE入力信号20=”1”に固定する。また、(A2,B2,C2)=(0,0,1)の時に、擬似ランダムパターン発生器12の状態を初期化するために、(A´2,B´2,C´2)=(0,0,1)となるように外部から信号を与える。RST入力端子8の入力値を”1”としてCK入力端子7にクロック信号を印加する。クロック印加後、最初の立ち上がりエッジで擬似ランダムパターン発生器12が初期状態にリセットされる。次のクロックの立ち下がりエッジでRST入力端子8の入力値を”0”とする。その後、クロックの立ち上がりエッジで、出力信号値A2、出力信号値B2、出力信号値C2の値が図6のタイムチャートに示すように、(A2,B2,C2)=(0,0,1)でリセットがかかり、(A2,B2,C2)の値は(1,1,1)⇒(1,1,0)⇒(1,0,0)⇒(0,0,1)⇒(1,1,1)と4クロック周期で巡回する。このモードは、EBテスタでCUTの内部信号線の状態を観測する場合に用いる。
【0038】
図2に示す回路の内部信号線Lの状態を観測する場合を例にとって説明する。図7に示す本発明の実施の形態2における半導体集積回路を動作モードIIで動作せせる。図2の回路をスキャンイネーブル状態にして、スキャン端子9,スキャン端子10,スキャン端子11にそれぞれ、図7の出力信号値A2,出力信号値B2,出力信号値C2を印加する。この時、内部信号線Lは図6のタイムチャートに示すように、リセットから4クロック経過後から4クロック周期で一巡するトグル変化を含む信号変化を起こす。
【0039】
以上のように、(A2,B2,C2)=(0,0,1)でリセットがかかり、同じ周期が繰り返されるので、本発明の実施の形態2の構成によると従来の技術で示した構成に比べて、EBテスタ波形測定時間を4/7に短縮できる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について図を用いて説明する。
【0040】
図8は本発明の実施の形態3における入力パターン供給器の構成図を示し、既出の構成部については同じ記号を付し、説明を省略する。
図8において、50は擬似ランダムパターン発生器であり、DFF1,DFF2,DFF3,MUX46,MUX47,MUX48,EXOR13により構成される。43、44、45はそれぞれDFF1、DFF2、DFF3のD入力である。MUX46はQ出力端子5の出力値と外部入力端子X0の入力値の内からいずれかをリセット信号21によって選択してDFF1のD入力43としてDFF1に入力し、MUX47はQ出力端子6の出力値と外部入力端子Y0の入力値の内からいずれかをリセット信号21によって選択してDFF2のD入力44としてDFF2に入力し、MUX48はEXOR13の出力値と外部入力端子Z0の入力値の内からいずれかをリセット信号21によって選択してDFF3のD入力45としてDFF2に入力する。
【0041】
3ビット信号(A3,B3,C3)は擬似ランダムパターン発生器50が発生する出力信号値であり、A3はQ出力端子4の出力信号値、B3はQ出力端子5の出力信号値、C3はQ出力端子6の出力信号値である。この3ビットの信号がCUTに印加される。
【0042】
49は(A3,B3,C3)=(0,0,1)の時に、擬似ランダムパターン発生器50の状態をリセットする機能を備えるリセット回路である。ここで、リセット回路49は、出力信号値A3の反転値と出力信号値B3の反転値と出力信号値C3を入力値とするAND回路40と、AND回路40の出力とMODE入力信号20を入力とするAND回路41により構成され、MODE入力信号20の入力値が”1”の時、(A3,B3,C3)=(0,0,1)となると、リセット信号21として”1”を出力する。
【0043】
本発明の実施の形態3における半導体集積回路の動作モードには、本発明の実施の形態1と同様に、通常スキャンテスト時の動作モードIとEBテスタでの波形測定時の動作モードIIの2つがある。動作モードI、IIはMODE入力信号20に与えられる値によって切り替えられる。MODE入力信号20=”0”の時は動作モードIに、MODE入力信号20=”1”の時は動作モードIIになる。
【0044】
擬似ランダムパターン発生器50が初期状態へリセットされる動作について説明する。ここで初期状態とはQ出力端子4、Q出力端子5、Q出力端子6の出力値が全て”1”の状態である。21は擬似ランダムパターン発生器50のリセット信号であり、リセット回路49から出力される。また、RST入力端子8の入力値が”1”の時に、CK入力端子7に印加されるクロック信号の立ち上がりエッジに同期して初期状態にリセットされる。
【0045】
以上の構成により、擬似ランダムパターン発生器50の出力値は、外部からの制御により任意の出力値を出力することができる。リセット信号21は擬似ランダムパターン発生器50を任意の状態にセットする信号であり、本発明のリセット回路49から出力される。リセット信号21=”1”の時、CK入力端子7に印加されるクロック信号の立ち上がりエッジに同期して、Q出力端子4の値が外部入力信号X0の入力値に、Q出力端子5の値が外部入力信号Y0の入力値に、Q出力端子6の値が外部入力信号Z0の入力値にセットされる。
【0046】
動作モードI(MODE入力信号20=”0”)では、常にリセット信号21=”0”となる。動作モードII(MODE入力信号20=”1”)では、(A3,B3,C3)=(0,0,1)のときにリセット信号21=”1”となり、外部入力信号X0の入力値,外部入力信号Y0の入力値,外部入力信号Z0の入力値が擬似ランダムパターン発生器50にセットされる。
【0047】
動作モードI、IIのそれぞれの動作を説明する。まず、動作モードIについて説明する。動作モードIにするためにMODE入力信号20=”0”に固定する。RST入力端子8の入力値を”1”としてCK入力端子7にクロック信号を印加する。クロック印加開始後、最初の立ち上がりエッジで擬似ランダムパターン発生器50が初期状態にリセットされる。次のクロックの立ち下がりエッジでRST入力端子8の入力値を”0”とする。その後、クロックの立ち上がりエッジで、A3、B3、C3の値が図5のタイムチャートに示すように(A3,B3,C3)の値は(1,1,1)⇒(1,1,0)⇒(1,0,0)⇒(0,0,1)⇒(0,1,0)⇒(1,0,1)⇒(0,1,1)⇒(1,1,1)と7クロック周期で巡回する。このモードは主にスキャンテストを行う場合に用いる。
【0048】
次に、動作モードIIについて説明する。動作モードIIにするためにMODE入力信号20=”1”に固定する。また、ここでは、(X0,Y0,Z0)=(1,0,0)であるとする。RST入力端子8の入力値を”1”としてCK入力端子7にクロック信号を印加する。クロック印加後、最初の立ち上がりエッジで擬似ランダムパターン発生器50が初期状態にリセットされる。次のクロックの立ち下がりエッジでRST入力端子8の入力値を”0”とする。その後、クロックの立ち上がりエッジで、A3、B3、C3の値が図9のタイムチャートに示すように、(A3,B3,C3)=(0,0,1)でリセットがかかり、(A3,B3,C3)の値は(1,0,0)⇒(0,0,1)と、リセットから4クロック経過後から2クロック周期で巡回する。このモードはEBテスタでCUTの内部信号の状態を観測する場合に用いる。
【0049】
図2に示す回路の内部信号線Lの状態を観測する場合を例にとって説明する。図8に示す本発明の実施の形態3における半導体集積回路を動作モードIIで動作せせる。図2の回路をスキャンイネーブル状態にして、スキャン端子9,スキャン端子10,スキャン端子11にそれぞれ、図8の出力信号値A3,出力信号値B3,出力信号値C3を印加する。この時、内部信号線Lは図9のタイムチャートに示すように、2クロック周期で一巡するトグル変化を含む信号変化を起こす。
【0050】
以上のように、(A3,B3,C3)=(0,0,1)でリセットがかかり、外部入力から(X0,Y0,Z0)=(1,0,0)を入力することにより、次のクロックで(A3,B3,C3)=(0,0,1)となり、2クロック周期で動作を繰り返すので、本発明の実施の形態3の構成によると従来手法に比べて、EBテスタ波形測定時間を2/7に短縮できる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について図を用いて説明する。
【0051】
図10は本発明の実施の形態4における入力パターン供給器の構成図を示し、既出の構成部については同じ記号を付し、説明を省略する。
図10において、3ビット信号(A4,B4,C4)は擬似ランダムパターン発生器50の発生する出力信号値であり、A4はQ出力端子4の出力信号値、B4はQ出力端子5の出力信号値、C4はQ出力端子6の出力信号値である。この3ビットの信号がCUTに印加される。31は外部から与えられる信号(A´4,B´4,C´4)を入力として、(A4,B4,C4)=(A´4,B´4,C´4)となる場合に、擬似ランダムパターン発生器50の状態を外部から与える値にセットする機能を備えるリセット回路であり、RST入力端子8の入力値が”1”の時と、MODE入力信号20を入力値が”1”で、かつ、出力信号値A4と出力信号値A´4が同値、かつ、出力信号値B4と出力信号値B´4が同値、かつ、出力信号値C4と出力信号値C´4が同値の時に、リセット信号21の出力値を”1”にして、DFF1,DFF2,DFF3をリセットする。
【0052】
本発明の実施の形態4における半導体集積回路の動作モードは、本発明の実施の形態1と同様に、通常スキャンテスト時の動作モードIとEBテスタでの波形測定時の動作モードIIの2つがある。動作モードI、IIは外部入力端子MODE入力信号20に与えられる値によって切り替えられる。MODE入力信号20=”0”の時は動作モードIに、MODE入力信号20=”1”の時は動作モードIIになる。
【0053】
擬似ランダムパターン発生器50が初期状態へリセットされる動作について説明する。ここで初期状態とはQ出力端子4、Q出力端子5、Q出力端子6の出力値が全て”1”の状態である。21は擬似ランダムパターン発生器50のリセット信号であり、リセット回路31から出力される。また、RST入力端子8の入力値が”1”の時に、CK入力端子7に印加されるクロック信号の立ち上がりエッジに同期して初期状態にリセットされる。
【0054】
以上の構成により、擬似ランダムパターン発生器50の出力値は、外部からの制御により任意の出力値を出力することができる。リセット信号21は擬似ランダムパターン発生器50を任意の状態にセットする信号であり、本発明のリセット回路31から出力される。リセット信号21=”1”の時、CK入力端子7に印加されるクロック信号の立ち上がりエッジに同期して、Q出力端子4の値が外部入力信号X0の入力値に、Q出力端子5の値が外部入力信号Y0の入力値に、Q出力端子6の値が外部入力信号Z0の入力値にセットされる。
【0055】
動作モードI(MODE入力信号20=”0”)では、常にリセット信号21=”0”となる。動作モードII(MODE入力信号20=”1”)では、(A4,B4,C4)=(A´4,B´4,C´4)のときにリセット信号=”1”となり、外部入力信号X0の入力値,外部入力信号Y0の入力値,外部入力信号Z0の入力値が擬似ランダムパターン発生器50にセットされる。
【0056】
動作モードI、IIのそれぞれの動作を説明する。まず動作モードIについて説明する。動作モードIにするためにMODE入力信号20=”0”に固定する。RST入力端子8の入力値を”1”としてCK入力端子7にクロック信号を印加する。クロック印加開始後、最初の立ち上がりエッジで擬似ランダムパターン発生器50が初期状態にリセットされる。次のクロックの立ち下がりエッジでRST入力端子8の入力値を”0”とする。その後、クロックの立ち上がりエッジで、A4、B4、C4の値が図5のタイムチャートに示すように(A4,B4,C4)の値は(1,1,1)⇒(1,1,0)⇒(1,0,0)⇒(0,0,1)⇒(0,1,0)⇒(1,0,1)⇒(0,1,1)⇒(1,1,1)と7クロック周期で巡回する。このモードは主にスキャンテストを行う場合に用いる。
【0057】
次に動作モードIIについて説明する。動作モードIIにするためにMODE入力信号20=”1”に固定する。また、ここでは、(X0,Y0,Z0)=(1,0,0),(A´4,B´4,C´4)=(0,0,1)であるとする。RST入力端子8の入力値を”1”としてCK入力端子7にクロック信号を印加する。クロック印加後、最初の立ち上がりエッジで擬似ランダムパターン発生器50が初期状態にリセットされる。次のクロックの立ち下がりエッジでRST入力端子8の入力値を”0”とする。その後、クロックの立ち上がりエッジで、A4、B4、C4の値が図9のタイムチャートに示すように、(A4,B4,C4)=(0,0,1)でリセットがかかり、(A4,B4,C4)の値は(1,0,0)⇒(0,0,1)と、リセットから4クロック経過後から2クロック周期で巡回する。このモードはEBテスタでCUTの内部信号の状態を観測する場合に用いる。
【0058】
図2に示す回路の内部信号線Lの状態を観測する場合を例にとって説明する。図10に示す本発明の実施の形態4における半導体集積回路を動作モードIIで動作せせる。図2の回路をスキャンイネーブル状態にして、スキャン端子9,スキャン端子10,スキャン端子11にそれぞれ、図10の出力信号値A4,出力信号値B4,出力信号値C4を印加する。この時、内部信号線Lは図9のタイムチャートに示すように、2クロック周期で一巡するトグル変化を含む信号変化を起こす。
【0059】
以上のように、(A4,B4,C4)=(0,0,1)でリセットがかかり、外部入力から(X0,Y0,Z0)=(1,0,0)を入力することにより、次のクロックで(A4,B4,C4)=(0,0,1)となり、2クロック周期で動作を繰り返すので、本発明の実施の形態4の構成によると従来手法に比べて、EBテスタ波形測定時間を2/7に短縮できる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について図を用いて説明する。
【0060】
図4に示す半導体集積回路によって発生される3ビット信号列によって、図2に示すスキャンチェーンの挿入された回路を動作させる場合について説明する。図4に示す半導体集積回路を動作モードIIで動作させる。図2の回路をスキャンイネーブル状態にして、スキャンイン端子9,スキャンイン端子10,スキャンイン端子11にそれぞれ、図4の出力信号値A1,出力信号値B1,出力信号値C1を印加してスキャンパス試験を行う。この時、内部信号線Lは図6のタイムチャートに示すように、4クロック周期で一巡するトグル変化を含む信号変化を起こす。これにより、半導体集積回路内で組み込まれた擬似ランダムパターンを用いてEBテスタ波形を観測する場合において、観測したい信号配線の信号値のトグル変化を、従来手法より短い周期で生じさせることができ、EBテスタ波形測定時間を短縮できる。同様に図7,図8,図10の回路から発生される信号を図2の回路のスキャンチェーンに印可した場合、さらに短い周期で観測対象信号配線の信号値をトグルさせることができ、さらにEBテスタ波形測定時間を短縮できる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明の入力パターン供給器と半導体集積回路の検査方法によると、半導体装置の内部回路波形を観測する際に、擬似ランダムパターン発生器に、特定の出力に対応して擬似ランダムパターン発生器を初期値にセットするリセット回路を付加することにより、出力されるランダムパターンの周期が短縮され、波形観測に要する時間を短縮し、故障解析時間を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の入力パターン供給器の構成図
【図2】スキャン回路を用いた入力パターン供給器の構成図
【図3】スキャン回路を用いた入力パターン供給器のタイムチャート
【図4】本発明の実施の形態1における入力パターン供給器の構成図
【図5】本発明の実施の形態1における動作モードIの時の入力パターン供給器のタイムチャート
【図6】本発明の実施の形態1における動作モードIIの時の入力パターン供給器のタイムチャート
【図7】本発明の実施の形態2における入力パターン供給器の構成図
【図8】本発明の実施の形態3における入力パターン供給器の構成図
【図9】本発明の実施の形態3における動作モードIIの時の入力パターン供給器のタイムチャート
【図10】本発明の実施の形態4における入力パターン供給器の構成図
【符号の説明】
1 DFF
2 DFF
3 DFF
4 Q出力端子
5 Q出力端子
6 Q出力端子
7 CK入力端子
8 RST入力端子
9 スキャンイン端子
10 スキャンイン端子
11 スキャンイン端子
12 擬似ランダムパターン発生器
13 EXOR
19 リセット回路
20 MODE入力信号
21 リセット信号
22 AND回路
23 AND回路
24 OR回路
25 EXOR回路
26 EXOR回路
27 EXOR回路
28 NOR回路
29 AND回路
30 OR回路
31 リセット回路
40 AND回路
41 AND回路
43 D入力
44 D入力
45 D入力
46 MUX
47 MUX
48 MUX
49 リセット回路
50 擬似ランダムパターン発生器
0 出力信号値
0 出力信号値
0 出力信号値
1 出力信号値
1 出力信号値
1 出力信号値
2 出力信号値
2 出力信号値
2 出力信号値
A´2 信号値
B´2 信号値
C´2 信号値
3 出力信号値
3 出力信号値
3 出力信号値
4 出力信号値
4 出力信号値
4 出力信号値
A´4 信号値
B´4 信号値
C´4 信号値
L 内部信号線
0 外部入力端子
0 外部入力端子
0 外部入力端子

Claims (5)

  1. 半導体集積回路の内部波形観測時に入力されるnビット信号列を供給する入力パターン供給器であって、
    n-1クロックで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器と、
    前記擬似ランダムパターン発生器のnビット信号列を出力するnビットの出力端子と、
    前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を初期値に設定するリセット端子と、
    前記半導体回路の動作モードに応じて入力パターン供給器の動作を設定するモード設定端子と、
    前記nビットの信号列が任意に設定された値を出力することにより前記擬似ランダムパターン発生器を初期値に設定するリセット回路と
    を有し、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を前記任意に設定した値が出力した時点で初期値にもどし、入力パターンの周期を短縮することを特徴とする入力パターン供給器。
  2. 半導体集積回路の内部波形観測時に入力されるnビット信号列を供給する入力パターン供給器であって、
    n-1クロックで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器と、
    前記擬似ランダムパターン発生器のnビット信号列を出力するnビットの出力端子と、
    前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を初期値に設定するリセット端子と、
    前記半導体回路の動作モードに応じて入力パターン供給器の動作を設定するモード設定端子と、
    外部から入力され前記nビット信号列に対応するnビットの入力端子と、
    前記nビットの入力端子から任意に設定された値を入力することにより前記擬似ランダムパターン発生器を初期値に設定するリセット回路と
    を有し、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を前記任意に設定した値が入力した時点で初期値にもどし、入力パターンの周期を短縮することを特徴とする入力パターン供給器。
  3. 半導体集積回路の内部波形観測時に入力されるnビット信号列を供給する入力パターン供給器であって、
    n-1クロックで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器と、
    前記擬似ランダムパターン発生器のnビット信号列を出力するnビットの出力端子と、
    前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を初期値に設定するリセット端子と、
    前記半導体回路の動作モードに応じて入力パターン供給器の動作を設定するモード設定端子と、
    前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を制御するnビットの入力端子と、前記nビットの信号列が任意に設定された値を出力することにより前記擬似ランダムパターン発生器に前記入力端子から入力された値を設定するリセット回路と
    を有し、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を前記任意に設定した値が出力した時点で前記入力端子から入力される値に設定し、入力パターンの周期を短縮することを特徴とする入力パターン供給器。
  4. 半導体集積回路の内部波形観測時に入力されるnビット信号列を供給する入力パターン供給器であって、
    n-1クロックで一巡する同じパターンを繰り返さないnビット信号列を発生する擬似ランダムパターン発生器と、
    前記擬似ランダムパターン発生器のnビット信号列を出力するnビットの出力端子と、
    前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を初期値に設定するリセット端子と、
    前記半導体回路の動作モードに応じて入力パターン供給器の動作を設定するモード設定端子と、
    前記擬似ランダムパターン発生器の出力値を制御するnビットの第1の入力端子と、
    外部から入力され前記nビット信号列に対応するnビットの第2の入力端子と、
    前記nビットの第2の入力端子から任意に設定された値を入力することにより前記擬似ランダムパターン発生器に前記第1の入力端子から入力された値を設定するリセット回路と
    を有し、2n-1クロックで一巡するnビット信号列を前記任意に設定した値が入力した時点で前記第1の入力端子から入力される値に設定し、入力パターンの周期を短縮することを特徴とする入力パターン供給器。
  5. n-1クロックで一巡するnビット信号列を生成する工程と、
    前記nビット信号列の任意の値によって前記nビット信号列の出力値をリセットして一巡する周期を短縮する工程と、
    前記一巡する周期を短縮したnビット信号列の出力値を用いてスキャンパス試験を行う工程と
    を有することを特徴とする半導体集積回路の検査方法。
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