JP3872770B2 - 反復的に挿入されたウォーターマーク抽出方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はウォーターマークに係り、特にウォーターマークが反復的に挿入された原本情報から最終ウォーターマークを抽出する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークに基づいた通信技術の発達でマルチメディア情報がデジタル形態に貯蔵されるか、伝送されることが頻繁になっている。デジタル情報は複製された場合に原本との区別がほとんど不可能である。したがって、原本に対する権利を主張するための1つの方法として原本に識別情報(以下“ウォーターマーク”と称する)を挿入する。ウォーターマークとしては原本の著作権情報、著作権者の署名、マークなどが主に使われる。
【0003】
原本情報にウォーターマークを反復的に挿入して伝送することによって伝送上の誤差、映像処理、または意図的な攻撃によりその一部がき損されても残りのき損されていない値からウォーターマークを抽出する方法が使われている。複数の相異なる値を有するウォーターマークのうち1つのウォーターマークを選択する方法としては多数決投票方式が使われる。
【0004】
図1は、ウォーターマークを原本情報に反復的に挿入して伝送する方法を具体的に説明するための参考図である。送信端では原本情報に“101010”のウォーターマークを3回反復して挿入する。すなわち、ウォーターマーク1、2、3を各々相異なる位置に挿入して伝送する。しかし、受信端では伝送チャンネル上における攻撃によりき損されたウォーターマークが抽出される。斜線領域はき損されたことを示す。すなわち、ウォーターマーク1、2の“1010”が“0101”にき損された状態で抽出される。したがって、多数決投票方式によれば最終ウォーターマークは“101010”でない“010110”として選択されるエラーが生じる。
【0005】
このように最終ウォーターマークを選択するに当って多数決投票方式によればウォーターマークが激しくき損された場合、真の値を捨てて偽の値を選択するエラーが生じる可能性が高まる。
【0006】
【特許文献1】
特許公開平11−341452号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、ウォーターマークが反復的に挿入された原本情報から最終ウォーターマークを抽出する方法においてウォーターマークが激しくき損されても最終ウォーターマークを正しく抽出できる方法、及びその装置を提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、本発明によって、ウォーターマークが反復的に挿入された原本情報からウォーターマークを抽出する方法において、(a)原本情報から複数のウォーターマークを抽出する段階と、(b)抽出された複数のウォーターマークに対して各々ビット単位で信頼度を算出する段階と、(c)算出された信頼度に基づいて最終のウォーターマークを決定する段階とを含むことを特徴とする方法により達成される。
【0009】
前記(c)段階は、(c1)複数の同じ桁数を有するビット値のうち最も高い信頼度を有するビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として選択する段階、を含むことが望ましい。
【0010】
前記(c)段階は、(c2)段階は最高の信頼度を有するビット値の数が最も多いウォーターマークを最終ウォーターマークとして選択する段階を含むことがさらに望ましい。
【0011】
前記(b1)段階は、各ビット単位で算出された統計的特性に基づいて信頼度を決定する段階を含むか、各ビット単位で該当マッピング値の分散を求める段階と、分散が大きいほど信頼度の低いものと決定する段階と、を含むことが望ましい。
【0012】
また、前記目的は、原本映像にマッピング技法を用いてウォーターマークが反復的に挿入されたウォーターマーク映像からウォーターマークを抽出する方法において、(a) 前記ウォーターマーク映像から前記ウォーターマークが挿入されたマッピング値を抽出する段階と、(b) 抽出されたマッピング値の誤差を算出する段階と、(c) 誤差の最も小さなマッピング値に挿入されたウォーターマークを最終ウォーターマークとして選択する段階と、を含むことが望ましい。
【0013】
前記(a)段階は、(a1)前記原本映像と前記ウォーターマーク映像とを比較して前記マッピング値を抽出するか、(a2) 前記ウォーターマーク、及び前記ウォーターマークが挿入された位置情報に基づいて前記マッピング値を抽出する段階を含むことが望ましい。
【0014】
前記(b)段階は、(b1)挿入されたマッピング値に対する抽出されたマッピング値の分散を求める段階を含み、前記(c)段階は、(c1)抽出されたマッピング値のうち最小分散のマッピング値に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する段階であるか、前記(b)段階は、(b2)抽出されたマッピング値の最大値と最小値との差を求める段階を含み、前記(c)段階は、(c2)最小差のマッピング値に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する段階であるか、前記(b)段階は、(b3)抽出されたマッピング対(a',b')、a'<b'に対してa'の最大値とb'の最小値との差を求める段階を含み、(c3)最小差のマッピング対に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する段階であることが望ましい。
【0015】
一方、本発明の他の分野によれば、前記目的は、原本映像にマッピング技法を使用してウォーターマークが反復的に挿入されたウォーターマーク映像からウォーターマークを抽出する装置において、前記ウォーターマーク映像から前記ウォーターマークが挿入されたマッピング値を抽出する抽出器と、抽出されたマッピング値の誤差を算出する信頼度算出器と、算出された誤差を比較して最小誤差のマッピング値に挿入されたウォーターマークを最終ウォーターマークとして選択する比較器と、を含むことを特徴とする装置によっても達成される。
【0016】
前記抽出器は、前記原本映像と前記ウォーターマーク映像とを比較して前記マッピング値を抽出するか、前記ウォーターマーク、及び前記ウォーターマークが挿入された位置情報に基づいて前記マッピング値を抽出することが望ましい。
【0017】
前記信頼度算出器は挿入されたマッピング値に対する抽出されたマッピング値の分散を求め、前記比較器は抽出されたマッピング値のうち最小分散のマッピング値に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定することが望ましい。
【0018】
前記信頼度算出器は抽出されたマッピング値の最大値と最小値との差を求め、前記比較器は最小差のマッピング値に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定することが望ましい。
【0019】
前記信頼度算出器は抽出されたマッピング対(a'、b')、a'<b'に対してa'の最大値とb'の最小値との差を求め、前記比較器は最小差のマッピング対に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定することがさらに望ましい。
【0020】
また、前記目的は、ウォーターマークが反復的に挿入された原本情報からウォーターマークを抽出する装置において、原本情報から複数個のウォーターマークを抽出する抽出器と、抽出された複数のウォーターマークに対して各々ビット単位で信頼度を算出する信頼度算出器と、算出されたビット単位の信頼度に基づいて最終ウォーターマークを決定する比較器と、を含むことを特徴とする装置によっても達成される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき、本発明の望ましい実施例を詳細に説明する。
【0022】
図2は、本発明の望ましい実施例に係るウォーターマーク送受信システムの概略図である。ウォーターマーク送受信システムは送信装置1及び受信装置2で構成される。送信装置1は、ウォーターマーク挿入器11を備える。ウォーターマーク挿入器11は原本情報にウォーターマークを反復的に挿入する。本実施例において原本情報は映像情報であり、ウォーターマークはマッピング技法により挿入される。マッピング技法に関する詳細な説明は後述する。但し、本発明の特徴がウォーターマークを挿入する方法そのものにあるものではないので、ウォーターマークを挿入する方法は多様に選択されうる。すなわち、原本情報にウォーターマークを挿入するために従来の方式及び将来に開発される方式が全て採用されうる。
【0023】
受信装置2は、抽出器21、信頼度算出器22、及び比較器23を備える。ウォーターマークが挿入された原本情報が所定のチャンネルを通じて受信装置2に伝達されれば、抽出器21は原本情報から複数のウォーターマークを抽出する。信頼度算出器22は抽出されたウォーターマークの信頼度を算出する。信頼度は多様な方式で算出できる。信頼度算出器22による信頼度算出方式に関する具体的な説明は後述する。比較器23は算出された信頼度を比較して抽出されたウォーターマークのうち最終ウォーターマークを選択する。
【0024】
図3は、本実施例に係るウォーターマーク挿入器11のウォーターマーク挿入方式を示す参考図である。原本情報は映像情報であり、ウォーターマークはマッピング技法により挿入される。マッピング技法は次のような式(1)で表されうる。
【0025】
If(W=1),then A'=a
else if(W=0),then A'=b (1)
ここで、Wはウォーターマーク、A'はウォーターマークが挿入された映像の成分を示す。すなわち、原本映像の成分Aは挿入されるウォーターマークビット値が0であればaでマッピングされ、1であればbでマッピングされる。すなわち、AはA'に置き換えられる。
【0026】
マッピング技法は次の式(2)でも表されうる。
【0027】
If(W=1&条件Cを満足),then A'=a
else if(W=0&条件D満足),then A'=b (2)
ここで、Wはウォーターマーク、A'はウォーターマークが挿入された映像の成分を示す。条件C及びDは、ウォーターマーク挿入アルゴリズムによって変えて決定しうる。すなわち、原本映像の成分Aは挿入されるウォーターマークビット値が0であり、条件Cを満たせばaでマッピングされ、1であり、条件Dを満たせばbでマッピングされる。すなわち、AはA'に置き換えられる。
【0028】
例えば、図3Aに示されたように、原本映像が256色のうち何れか1つで表示される、すなわち0〜255の値のうち何れか1つを有する画素より構成される場合、画素A=102にウォーターマークが挿入されれば、ウォーターマークとして挿入されるビット値が0である場合、A'は100となり、1である場合にA'は105となる。
【0029】
マッピング技法とは、図3Bのように原本映像の成分が有しうる値(0〜255)を所定区間に分割した後、ウォーターマークが挿入される位置の成分Aをウォーターマークビット値によって該当区間の最小値または最大値のうち何れか1つにマッピングすることを言う。図3Bによれば、区間は5単位に分割され、ウォーターマークを構成するビット値が0である場合には100であり、ビット値が1である場合には105でマッピングされる。マッピングされた値、100、105をマッピング値という。このような方式で原本映像には複数のウォーターマークが挿入される。すなわち、原本映像の所定位置の画素値はマッピング値に置き換えられる。複数のウォーターマークが挿入される場合、ウォーターマークが挿入される位置は原本映像に均一に分布されているものが攻撃にさらに強靭なので望ましい。但し、ウォーターマークが挿入される位置は必要に応じて多様に選択できる。
【0030】
受信装置2の抽出器21は原本映像とウォーターマークされた映像とを比較してウォーターマークが挿入された位置を探すか、送信装置1からウォーターマーク挿入位置情報を提供されてウォーターマークを抽出する。抽出されたウォーターマークにはチャンネルを通過しつつ生じた攻撃、伝送上のエラーにより損傷された誤差値が含まれる。
【0031】
図4は、本発明の一実施例に係る信頼度算出器22の信頼度算出方式を説明するための参考図である。送信装置1はウォーターマーク1、2、3をマッピング技法を使用して各々同じ区間に属する原本映像の成分に挿入する。ウォーターマーク1、2、3が挿入される成分は各々該当区間の量端値のうち何れか1つにマッピングされる。すなわち、ウォーターマークが挿入された原本映像の成分はマッピング値に置き換えられてチャンネルを通じて伝送される。
【0032】
マッピング値はチャンネルを通過しつつ生じた攻撃、伝送上のエラー等により損傷されてガウス分布をなす。き損が激しいほどガウス分布の分散値は大きくなるので、分散値は該当マッピング値の信頼度を知らせる基準値になりうる。信頼度算出器22は、信頼度を判別できる基準値として分散値を計算して出力する。
【0033】
図4の例を説明すれば、挿入されたウォーターマーク1、2、3は全て“101010”であるが、ウォーターマーク1のみがビット値の反転なしに正しく抽出され、ウォーターマーク2は“010011”で4つのビット値がエラー検出され、ウォーターマーク3は“001001”で2つのビット値がエラー検出された。従来の多数決投票方式によれば最終ウォーターマークは“001011”として決定されて挿入されたウォーターマーク“101010”に比較した時、2つのビット値にエラーが生じる。
【0034】
しかし、本発明によれば、信頼度算出器22により信頼度として分散値が提供されるので、比較器23は分散値が最小のウォーターマーク1のビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定することによって、“101010”が正しく検出される。より詳細に、ウォーターマーク1、2、3は各々同じ区間に属する原本映像の成分に挿入されることによってウォーターマーク1、2、3を構成するビット値“1”、“0”は各々同じマッピング値を有するので、ウォーターマーク1、2、3の挿入によるマッピング値は全て6個となる。これにより、ガウス分布は全て6個が得られて分散値も6つが算出される。すなわち、抽出されたウォーターマーク1を構成するビット値“1”の信頼度は全て同一であり、ビット値“0”の信頼度も全て同一である。ウォーターマーク2、3の場合も同一である。図4に示されたように、ウォーターマーク1の“1”及び“0”に対するマッピング値がなすガウス分布の分散値が最も小さいのでウォーターマーク1を構成するビット値“1”及び“0”の信頼度が最も高い。すなわち、最終ウォーターマークは“101010”として決定される。
【0035】
本実施例では1つのウォーターマークを構成するビット値が全て同じ区間に挿入されたが、相異なる区間にも挿入可能なのはもちろんである。但し、ウォーターマークの同じ桁数のビット値が全て同じマッピング値にマッピングされれば分散値が同一になって信頼度の比較ができないために、ウォーターマークを構成するビット値のうち同じ桁数の値は少なくとも2つのマッピング値に、最も望ましくは相異なるマッピング値にマッピングさせる。
【0036】
図5は、本発明の他の実施例に係る信頼度算出器22の信頼度算出方式を説明するための参考図である。
【0037】
図5において、ウォーターマークを構成するビット値“0”はaにマッピングされ、“1”はbにマッピングされる時、受信端でのマッピング値a、bの分布を示す。本実施例において信頼度算出器22はマッピング値aの最大値maxとマッピング値bの最小値minの差であるmax−minを信頼度を判別するための基準値として提供する。すなわち、き損が激しいほどマッピング値aの最大値maxは大きくなり、マッピング値bの最小値minは小さくなるので、max−minの差が大きいほど信頼度が低い。図5Aのmax−minは正の値を、図5Bのmax−minは負の値を有する。したがって、図5Aが図5Bに比べて信頼度が低いことが分かる。本実施例によれば、原本映像のうち同じ区間に該当する成分値に挿入されたビット値“1”、“0”は全て同じ信頼度を有する。
【0038】
図6は、本発明のさらに他の実施例に係る信頼度算出器22の信頼度算出方式を説明するための参考図である。図6は、ウォーターマークを構成するビット値“0”はaにマッピングされ、"1"はbにマッピングされる時、受信端でのマッピング値a、bの分布を示す。本実施例において信頼度算出器22はマッピング値aに対して最大値max_aと最小値min_aとの差であるmax_a-min_aを、マッピング値bに対して最大値max_bと最小値min_bとの差であるmax_b-min_bを信頼度を判別するための基準値として提供する。すなわち、き損が激しいほどマッピング値a及びbの最大値と最小値との差は大きくなるので、max-minの差が大きいほど信頼度が低い。
【0039】
前記構成と信頼度算出方法に基づいて最終ウォーターマークを決定する方法を説明すれば次の通りである。
【0040】
図7は、本発明に係る最終ウォーターマーク決定方法を説明するための参考図である。抽出器21によりIビットのウォーターマークがJ個抽出される。抽出されたウォーターマークを構成するビット値はW_j(i)で表される。
【0041】
信頼度算出器22は前述したようにビット単位で信頼度を算出する。すなわち、W_j(i)に対応すべく信頼度C_j(i)を算出する。但し、算出された信頼度C_j(i)はウォーターマークが挿入された原本映像の成分値が同じ区間に属し、挿入されたビット値が同一であれば、同一になる。ウォーターマークが挿入された原本映像の成分値が同じ区間に属すれば、挿入されたビット値が違っても信頼度を算出する方式によって信頼度が同一になりうる。比較器23は信頼度を桁数別に比較して最高の信頼度に該当するビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する。これを式で表現すれば次の通りである。
【0042】
W_final(i)=func{MAX(C_1(i),C_2(i),C_3(i),‥,C_j(i),‥,C_J(I))} (3)
ここで、W_final(i)は最終ウォーターマークを構成するビット値を、func{}はウォーターマークを抽出する関数を言う。
【0043】
式(3)は次の式(4)のようにも表されうる。
【0044】
W_final(i)=func{MIN(e_1(i),e_2(i),e_3(i),‥,e_j(i),‥,e_J(i))}
e_1(i)=A_1(i)-A_1'(i),e_2(i)=A_2(i)-A_2'(i),‥、e_j(i)=A_j(i)-A_j'(i),
‥,e_J(i)=A_J(i)-A_J'(i) (4)
ここで、A_j(i)はウォーターマークが挿入された原本映像の情報であり、A_j'(i)はき損されたウォーターマーク映像の情報であり、e_j(i)はき損による誤差値であり、func{}はA_j'(i)からウォーターマークを抽出する関数を言う。
【0045】
マッピング技法によれば、A_j(i)はウォーターマークW_j(i)のマッピング値を意味する。ここで、A_j(i)はウォーターマークW_j(i)、及びウォーターマークW_j(i)が挿入された位置がわかれば求められる。A_j(i)を知るために使われたウォーターマークが実際に挿入されたウォーターマークと違う場合、マッピング値が掻き混ぜられてしまう結果を招くので、ウォーターマークされた映像がき損されなくても誤差値e_j(i)にエラーが生じてウォーターマークの抽出が不可能になる。
【0046】
マッピング値がaまたはbである場合、ウォーターマークのビット数が多くなるか、ウォーターマークを反復して挿入するほどaまたはbを有するA_j(i)が多くなる。aを有するA_j(i)の集合をA_a(i)とし、bを有するA_j(i)の集合をA_b(i)とする時、ウォーターマークされた映像に如何なるき損もない場合、A_a(i)は平均値a及び分散値0を有し、A_b(i)は平均値b及び分散値0を有する。き損が生じればA_a(i)及びA_b(i)は各々平均値及び所定分散値を有するガウス分布を有する。き損の程度が激しくなるほどA_a(i)及びA_b(i)の分散値が大きくなるので、これを信頼度を判別できる誤差値として使用できる。誤差値は次のように表される。
【0047】
e_j(i)=variance(A_a(i))またはvariance(A_b(i)) (5)
また、き損の程度が激しくなるほどA_a(i)の最大値と最小値との差は大きくなるので、これを信頼度を判別できる誤差値として使用できる。誤差値は次のように表される。
【0048】
e_j(i)=MAX(A_a(i))-MIN(A_a(i))またはMAX(A_b(i))-MIN(A_b(i)) (6)
マッピング値として複数対が存在する場合、すなわち(a_1,b_1),(a_2,b_2),‥,(a_N,b_N)である場合、同じマッピング対(a_n、b_n)を有するA_j(i)の集合A_a(i)及びA_b(i)を1つの集合A_nと見なして同じ信頼度を与えるための誤差値は次のように表される。
【0049】
e_j(i)=variance(A_a_n(i))+variance(A_b_n(i)) (7)
e_j(i)=[MAX(A_a_n(i)) or MIN(A_a_n(i))]-[MAX(A_b_n(i)) or MIN(A_b_n (i))] (8)
A_a_nはマッピング対(a_n,b_n)のうちa_nをマッピング値として有する集合を意味し、A_b_nはb_nをマッピング値として有する集合を意味する。
【0050】
前記方式は全てビット単位でウォーターマークの信頼度(誤差値)を算出する方式によってこれに基づいて最終ウォーターマークを決定する方式である。最終ウォーターマークはビット単位として決定するか、信頼度の高いビット数が最も多いウォーターマークを最終ウォーターマークとして決定するようにウォーターマーク単位として決定しうる。
【0051】
一方、信頼度をウォーターマーク単位で求め、これに基づいて最終ウォーターマークを求めることも可能である。これを式で表すと次の通りである。
【0052】
W_final=func{MAX(C_1,C_2,C_3,‥,C_j,‥,C_J)} (9)
ここで、W_finalは最終ウォーターマークを、func{}はウォーターマークを抽出する関数を、C_jはウォーターマークW_jの信頼度を意味する。
【0053】
多数決投票方式は少なくとも3回の反復挿入を必要とするが、本発明によれば少なくとも2回の反復挿入によっても判別できる。
【0054】
【発明の効果】
前述したように本発明によれば、ウォーターマークが反復的に挿入された原本情報から最終ウォーターマークを抽出する方法においてウォーターマークが激しくき損されても最終ウォーターマークを正しく抽出できる方法、及びその装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウォーターマークを原本情報に反復的に挿入して伝送する方法を具体的に説明するための参考図である。
【図2】本発明の望ましい実施例に係るウォーターマーク送受信システムの概略図である。
【図3A】本実施例に係るウォーターマーク挿入器のウォーターマーク挿入方式を示す参考図である。
【図3B】本実施例に係るウォーターマーク挿入器のウォーターマーク挿入方式を示す参考図である。
【図4】本発明の一実施例に係る信頼度算出器の信頼度算出方式を説明するための参考図である。
【図5A】本発明の他の実施例に係る信頼度算出器の信頼度算出方式を説明するための参考図である。
【図5B】本発明の他の実施例に係る信頼度算出器の信頼度算出方式を説明するための参考図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る信頼度算出器の信頼度算出方式を説明するための参考図である。
【図7】本発明に係る最終ウォーターマーク決定方法を説明するための参考図である。
【符号の説明】
1 送信装置
2 受信装置
11 ウォーターマーク挿入器
21 抽出器
22 信頼度算出器
23 比較器
Claims (19)
- ウォーターマークが反復的に挿入された原本情報からウォーターマークを抽出する方法において、
(a)原本情報から複数のウォーターマークを抽出する段階と、
(b)抽出された複数のウォーターマークに対して各々ビット単位で信頼度を算出する段階と、
(c)算出された信頼度に基づいて最終のウォーターマークを決定する段階と、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記(c)段階は、
(c1)複数の同じ桁数を有するビット値のうち最も高い信頼度を有するビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として選択する段階を、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記(c)段階は、
(c2)最も高い信頼度を有するビット値の数が最も多いウォーターマークを最終ウォーターマークとして選択する段階を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記(b1)段階は、
各ビット単位で算出された統計的特性に基づいて信頼度を決定する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記(b1)段階は、
各ビット単位で該当マッピング値の分散を求める段階と、
分散が大きいほど信頼度の低いものと決定する段階と、
含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記(b1)段階は、
各ビット単位で該当マッピング値の最大値と最小値との差を求める段階と、
差が大きいほど信頼度の低いものと決定する段階と、
を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 原本映像にマッピング技法を用いてウォーターマークが反復的に挿入されたウォーターマーク映像からウォーターマークを抽出する方法において、
(a)前記ウォーターマーク映像から前記ウォーターマークが挿入されたマッピング値を抽出する段階と、
(b)抽出されたマッピング値の誤差を算出する段階と、
(c)誤差の最も小さなマッピング値に挿入されたウォーターマークを最終ウォーターマークとして選択する段階と、
を含むことを特徴とする方法。 - 前記(a)段階は、
(a1)前記原本映像と前記ウォーターマーク映像とを比較して前記マッピング値を抽出する段階である、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記(a)段階は、
(a2)前記ウォーターマーク、及び前記ウォーターマークが挿入された位置情報に基づいて前記マッピング値を抽出する段階である、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記(b)段階は、
(b1)挿入されたマッピング値に対する抽出されたマッピング値の分散を求める段階を含み、
前記(c)段階は、
(c1)抽出されたマッピング値のうち最小分散を有するマッピング値に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する段階である、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記(b)段階は、
(b2)抽出されたマッピング値の最大値と最小値との差を求める段階を含み、
前記(c)段階は、
(c2)最小差のマッピング値に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する段階である、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 前記(b)段階は、
(b3)抽出されたマッピング対(a’、b’)、a’<b’に対してa’の最大値とb’の最小値との差を求める段階を含み、
前記(c)段階は、
(c3)最小差のマッピング対に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する段階である、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 原本映像にマッピング技法を使用してウォーターマークが反復的に挿入されたウォーターマーク映像からウォーターマークを抽出する装置において、
前記ウォーターマーク映像から前記ウォーターマークが挿入されたマッピング値を抽出する抽出器と、
抽出されたマッピング値の誤差を算出する信頼度算出器と、
算出された誤差を比較して最小誤差のマッピング値に挿入されたウォーターマークを最終ウォーターマークとして選択する比較器と、
を含むことを特徴とする装置。 - 前記抽出器は、
前記原本映像と前記ウォーターマーク映像とを比較して前記マッピング値を抽出する、
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。 - 前記抽出器は、
前記ウォーターマーク、及び前記ウォーターマークが挿入された位置情報に基づいて前記マッピング値を抽出する、
ことを特徴とする請求項13に記載の装置。 - 前記信頼度算出器は挿入されたマッピング値に対する抽出されたマッピング値の分散を求め、
前記比較器は抽出されたマッピング値のうち最小分散のマッピング値に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する、
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。 - 前記信頼度算出器は抽出されたマッピング値の最大値と最小値の差を求めて、
前記比較器は最小差のマッピング値に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する、
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。 - 前記信頼度算出器は抽出されたマッピング対(a’、b’)、a’<b’に対してa’の最大値とb’の最小値との差を求め、
前記比較器は最小差のマッピング対に挿入されたビット値を最終ウォーターマークを構成するビット値として決定する、
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。 - ウォーターマークが反復的に挿入された原本情報からウォーターマークを抽出する装置において、
原本情報から複数のウォーターマークを抽出する抽出器と、
抽出された複数のウォーターマークに対して各々ビット単位で信頼度を算出する信頼度算出器と、
算出されたビット単位の前記信頼度に基づいて最終のウォーターマークを決定する比較器と、
を含むことを特徴とする装置。
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